JPS61108066A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents
車両の4輪操舵装置Info
- Publication number
- JPS61108066A JPS61108066A JP22912684A JP22912684A JPS61108066A JP S61108066 A JPS61108066 A JP S61108066A JP 22912684 A JP22912684 A JP 22912684A JP 22912684 A JP22912684 A JP 22912684A JP S61108066 A JPS61108066 A JP S61108066A
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- JP
- Japan
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- controller
- steering
- wheel steering
- steering ratio
- ratio
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/30—Safety devices, e.g. alternate emergency power supply or transmission means to ensure steering upon failure of the primary steering means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/148—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、前輪の転舵に応じて後輪をも転舵するように
成した車両の4輪操舵装置に関する。さらに詳しくは、
少なくとも車速に応じて決定される前輪転舵角に対する
後輪転舵角の比に基づいて後輪を転舵するよう接輪転舵
機構に指令信号を発するコントローラを備えて成る4輪
操舵装置に関する。
成した車両の4輪操舵装置に関する。さらに詳しくは、
少なくとも車速に応じて決定される前輪転舵角に対する
後輪転舵角の比に基づいて後輪を転舵するよう接輪転舵
機構に指令信号を発するコントローラを備えて成る4輪
操舵装置に関する。
(従来技術)
従来4輪車両の操舵はステアリングホイールによって前
輪のみを転舵するのが普通であったが、前輪のみを転舵
するのでは走行状況によって後輪に横すべりが生じたり
、旋回半径に限度があって小まわりが効かないなどの操
縦性、操向性の点から問題が指摘され、この点に鑑み最
近前輪と共に後輪をも転舵する4輪操舵装置が提案、研
究されている。
輪のみを転舵するのが普通であったが、前輪のみを転舵
するのでは走行状況によって後輪に横すべりが生じたり
、旋回半径に限度があって小まわりが効かないなどの操
縦性、操向性の点から問題が指摘され、この点に鑑み最
近前輪と共に後輪をも転舵する4輪操舵装置が提案、研
究されている。
即ち4輪操舵装置では比較的高速での走行時に前輪の転
舵方向と同一の方向に後輪を転舵すれば(これを同位相
転舵という)、前、後輪に同時に横方向の力が加わるの
で操舵輪操舵からの位相のおくれがなく、車両の姿勢を
旋回円の接線上にほぼ保つことが出来、例えば高速走行
時のレーンチェンジなどもスムーズに行なえる。又極低
速走行時に前輪の転舵方向と逆方向に後輪を転舵すれば
くこれを逆位相転舵という)、車両の向きを大きく変化
出来るので縦列駐車や車庫入れなどに便利である。
舵方向と同一の方向に後輪を転舵すれば(これを同位相
転舵という)、前、後輪に同時に横方向の力が加わるの
で操舵輪操舵からの位相のおくれがなく、車両の姿勢を
旋回円の接線上にほぼ保つことが出来、例えば高速走行
時のレーンチェンジなどもスムーズに行なえる。又極低
速走行時に前輪の転舵方向と逆方向に後輪を転舵すれば
くこれを逆位相転舵という)、車両の向きを大きく変化
出来るので縦列駐車や車庫入れなどに便利である。
さらに比較的高速では前輪を大きく転舵することはなく
、+Ji7輪を大きく転舵するのは比較的低速での走行
時であることを考えると、前輪が小さく転舵される範囲
では後輪をも同一方向に転舵し、大きく転舵する時には
後輪を逆方向に転舵する4輪操舵MWが求められること
が判る。
、+Ji7輪を大きく転舵するのは比較的低速での走行
時であることを考えると、前輪が小さく転舵される範囲
では後輪をも同一方向に転舵し、大きく転舵する時には
後輪を逆方向に転舵する4輪操舵MWが求められること
が判る。
このようなことから、前輪の転舵角に対して後輪の転舵
角の比、すなわち転舵比を任意に可変制す1でさるn崩
を設け、iTi速、前輪転舵角等に応じて転舵比を可変
制御して操縦性、走行安定性等の向上を図ることが望ま
しく、その様に車速、前輪操舵角等に応じて転舵比を可
変υj御するにあたっては、通常マイコン等の演算処理
装置により構成したコントローラを使用する方法が考え
られる。
角の比、すなわち転舵比を任意に可変制す1でさるn崩
を設け、iTi速、前輪転舵角等に応じて転舵比を可変
制御して操縦性、走行安定性等の向上を図ることが望ま
しく、その様に車速、前輪操舵角等に応じて転舵比を可
変υj御するにあたっては、通常マイコン等の演算処理
装置により構成したコントローラを使用する方法が考え
られる。
例えば、特開昭59−70261号公報には、マイコン
等の演算処理装置から成るコントローラを使用し、車速
センサ及びハンドル角センサの信号に基づいてこのコン
トローラで後輪の向きを変化させるようにした技術が開
示されているが、このことからも上記車速や前輪操舵角
等に応じて転舵比を可変制御するにあたってマイコン等
の演算処理装置により構成したコントローラが使用され
るであろうことがうかがえる。
等の演算処理装置から成るコントローラを使用し、車速
センサ及びハンドル角センサの信号に基づいてこのコン
トローラで後輪の向きを変化させるようにした技術が開
示されているが、このことからも上記車速や前輪操舵角
等に応じて転舵比を可変制御するにあたってマイコン等
の演算処理装置により構成したコントローラが使用され
るであろうことがうかがえる。
ところが、この様な予め設定されたプログラムに従って
演弊処理を行なうマイコン等から成るコントローラは、
電源電圧の変動や外部ノイズの変動に起因して演算処理
ステップの暴走を起こす恐れがある。従って、その様な
コントローラを用いて転舵比を可変制御するにあたって
は、このコントローラの暴走に対する対策を施しておく
必要がある。なぜならば、コントローラが暴走すると車
速や前輪転舵角に応じて行なわれていた転舵比の可変制
御に狂いが生じ、最適な転舵比を設定することができず
、走安性がIQなわれる恐れがあるからである。
演弊処理を行なうマイコン等から成るコントローラは、
電源電圧の変動や外部ノイズの変動に起因して演算処理
ステップの暴走を起こす恐れがある。従って、その様な
コントローラを用いて転舵比を可変制御するにあたって
は、このコントローラの暴走に対する対策を施しておく
必要がある。なぜならば、コントローラが暴走すると車
速や前輪転舵角に応じて行なわれていた転舵比の可変制
御に狂いが生じ、最適な転舵比を設定することができず
、走安性がIQなわれる恐れがあるからである。
(発明の目的)
本発明の目的は、上記事情に鑑み、マイコン等の演算処
理装置で構成されたコントローラにより、少なくとも中
途に応じて転舵比を決定してその転舵比に基づいて後輪
を転舵させるように構成した4輪1栗舵装置であって、
電源ノイズ等により上記コントローラが暴走してもそれ
により異常後輪操舵状態になる恐れはなく、従って走安
性が損なわれる恐れのない4輪操舵装置を提供すること
にある。
理装置で構成されたコントローラにより、少なくとも中
途に応じて転舵比を決定してその転舵比に基づいて後輪
を転舵させるように構成した4輪1栗舵装置であって、
電源ノイズ等により上記コントローラが暴走してもそれ
により異常後輪操舵状態になる恐れはなく、従って走安
性が損なわれる恐れのない4輪操舵装置を提供すること
にある。
(発明の構成)
本発明に係る4輪操舵装置は、上記目的を達成するため
、上記の如ぎコントローラを備えた4輪操舵装置であっ
て、該コントローラの外部に該コントローラの暴走を検
出する異常検出手段を設け、該検出手段によってコント
ローラの暴走状態を検出すると上記転舵比を零つまり、
後輪転舵角を零にセットするように、即ち4輪操舵状態
から従来通りの2輪操舵状態に変換せしめるように構成
したことを特徴とする。
、上記の如ぎコントローラを備えた4輪操舵装置であっ
て、該コントローラの外部に該コントローラの暴走を検
出する異常検出手段を設け、該検出手段によってコント
ローラの暴走状態を検出すると上記転舵比を零つまり、
後輪転舵角を零にセットするように、即ち4輪操舵状態
から従来通りの2輪操舵状態に変換せしめるように構成
したことを特徴とする。
(実 施 例〉
以下、図面に示す実施例を参照しながら本発明の詳細な
説明する。
説明する。
第1図は木元町に係る4輪操舵装置の1実施例を示す概
略図である。ステアリングホイール1はステアリングシ
ャフト1aを介して第1ビニオン2と連結し、第1ビニ
オン2は車幅方向に摺動自在な第1ラツク軸3のラック
と噛合する。第1ラツク軸3の両端には右および左用タ
イロッド4a、 4bが連結し、タイロッド4a、 4
.bは右および左円前輪6a、 6bを車体に対し転舵
自在に支持するナックル5a、 5bのアームと連結す
る(なお、左右対称なので左側のタイロッド4b、ナッ
クル5b、前輪6bは図示せず)。このため、ステアリ
ングホイール1の操作に応じて第1ラック軸3B車幅方
向に移動し、この移動がタイロッド4a、 4bを介し
てナックル5a。
略図である。ステアリングホイール1はステアリングシ
ャフト1aを介して第1ビニオン2と連結し、第1ビニ
オン2は車幅方向に摺動自在な第1ラツク軸3のラック
と噛合する。第1ラツク軸3の両端には右および左用タ
イロッド4a、 4bが連結し、タイロッド4a、 4
.bは右および左円前輪6a、 6bを車体に対し転舵
自在に支持するナックル5a、 5bのアームと連結す
る(なお、左右対称なので左側のタイロッド4b、ナッ
クル5b、前輪6bは図示せず)。このため、ステアリ
ングホイール1の操作に応じて第1ラック軸3B車幅方
向に移動し、この移動がタイロッド4a、 4bを介し
てナックル5a。
5bに伝わり前輪6a、 6bが転舵される。
一方、第1ラツク軸3には第1ラツク軸3と平行な第2
ラツク軸7が連結部7aを介して一体に連結され、第2
ラツク’1ffl+ 7のラックには後輪へ伝える転舵
力を1するための第2ピニオン8が噛合している。この
ため、第1ラツク軸3が車幅方向に動かされると、同口
)に第2ラツク軸7も同方向に動かされ、第2ピニオン
8が回転される。この第2ビニAン8の回転は、第2ビ
ニAン8と連結する動力伝達シャフト9を介して転舵比
可変後輪転舵機構10に1ムえられ、ここで調整される
転舵比に応じて後輪が転舵される。このようにして、+
)rJ輪転舵に応じて後輪転舵を行なわせることができ
るようになっている。
ラツク軸7が連結部7aを介して一体に連結され、第2
ラツク’1ffl+ 7のラックには後輪へ伝える転舵
力を1するための第2ピニオン8が噛合している。この
ため、第1ラツク軸3が車幅方向に動かされると、同口
)に第2ラツク軸7も同方向に動かされ、第2ピニオン
8が回転される。この第2ビニAン8の回転は、第2ビ
ニAン8と連結する動力伝達シャフト9を介して転舵比
可変後輪転舵機構10に1ムえられ、ここで調整される
転舵比に応じて後輪が転舵される。このようにして、+
)rJ輪転舵に応じて後輪転舵を行なわせることができ
るようになっている。
次に、転舵比可変後輪転舵機構10について説明する。
前端が第2ピニオン8と連結したIJJ力伝達シトフ1
−90後端は第3ビニAン11と連結し、第3ビニAン
11は回転軸12bが車体に支持されたベベルギ171
2と噛合する。ベベルギヤ12の周上の1ケ所には、ロ
ッド支持孔12aが形成され、このロッド支持孔12a
内に連結ロッド13がベベルギヤ12に対し回動自在で
且つロッド13の軸方向1習初自在に挿入される。ロッ
ド13の一端13aは、パワーステアリング用のコント
ロールバルブ15を介して後輪転舵用の第3ラツク軸1
7と結合する結合アーム14a 、 14bとボールジ
ヨイントにより連結する。
−90後端は第3ビニAン11と連結し、第3ビニAン
11は回転軸12bが車体に支持されたベベルギ171
2と噛合する。ベベルギヤ12の周上の1ケ所には、ロ
ッド支持孔12aが形成され、このロッド支持孔12a
内に連結ロッド13がベベルギヤ12に対し回動自在で
且つロッド13の軸方向1習初自在に挿入される。ロッ
ド13の一端13aは、パワーステアリング用のコント
ロールバルブ15を介して後輪転舵用の第3ラツク軸1
7と結合する結合アーム14a 、 14bとボールジ
ヨイントにより連結する。
第3ラツク’11117は後輪用ギN7ボツクス16内
に車体幅方向活動自在に保持され、第3ラツク@17の
両端は右および外用タイロッド18a 、 igbを介
して右および外用ノーツクル19a 、 19bと連結
する。右d5よび左円ナックル19a 、 19bは車
体に対して転舵自在に後輪20a 、 20bを支持す
るため、第3ラツク軸17の車幅方向の動きにより後輪
が転舵される。なお、タイロッド、ナックル、後輪は左
右対称であるため右側のみを図示している。第3ラツク
軸17の車幅方向の動きは、ベベルギヤ12の回転に伴
う連結ロッド13の一端13aの車幅方向の移動が結合
アーム14a 、 14bを介して第3ラツク軸17に
伝えられて行なわれる。この時、結合アーム14a 、
14b上に設置されたコントロールバルブ15の作用
により、ポンプ21からの圧油が後輪用ギA7ボツクス
1G内のシリンダ内に適宜送られ第3ラツク11111
17の移動をアシストづるようになっている。
に車体幅方向活動自在に保持され、第3ラツク@17の
両端は右および外用タイロッド18a 、 igbを介
して右および外用ノーツクル19a 、 19bと連結
する。右d5よび左円ナックル19a 、 19bは車
体に対して転舵自在に後輪20a 、 20bを支持す
るため、第3ラツク軸17の車幅方向の動きにより後輪
が転舵される。なお、タイロッド、ナックル、後輪は左
右対称であるため右側のみを図示している。第3ラツク
軸17の車幅方向の動きは、ベベルギヤ12の回転に伴
う連結ロッド13の一端13aの車幅方向の移動が結合
アーム14a 、 14bを介して第3ラツク軸17に
伝えられて行なわれる。この時、結合アーム14a 、
14b上に設置されたコントロールバルブ15の作用
により、ポンプ21からの圧油が後輪用ギA7ボツクス
1G内のシリンダ内に適宜送られ第3ラツク11111
17の移動をアシストづるようになっている。
次に、ベベルギへフ12の回転に応じて連結ロッド13
の一端13aを車幅方向に移動さビる機構について説明
する。連結ロッド13の他端13bはボールジヨイント
を介して振子アーム22の先端と連結し、この振子アー
ム22はこのアーム22と直角な揺#J@23と結合し
、この1♂動軸23を中心に回転自在となっている。こ
の揺動軸23は、垂直に延びた揺動支持軸24により水
下面内に延びて支持され、揺動支持@24の回転に応じ
て水平面内で揺動するようになっている。この揺動軸2
3の揺動に応じて振子アーム22の回転面が傾くため、
ベベルギヤ12の回転に応じて連結ロッド13の一端1
3a lfi 117幅方向へ動かされる割合が変動す
る。
の一端13aを車幅方向に移動さビる機構について説明
する。連結ロッド13の他端13bはボールジヨイント
を介して振子アーム22の先端と連結し、この振子アー
ム22はこのアーム22と直角な揺#J@23と結合し
、この1♂動軸23を中心に回転自在となっている。こ
の揺動軸23は、垂直に延びた揺動支持軸24により水
下面内に延びて支持され、揺動支持@24の回転に応じ
て水平面内で揺動するようになっている。この揺動軸2
3の揺動に応じて振子アーム22の回転面が傾くため、
ベベルギヤ12の回転に応じて連結ロッド13の一端1
3a lfi 117幅方向へ動かされる割合が変動す
る。
この作動を、第2図に示ず上記転舵比可変後輪転舵+X
l h’4の平面概略図を用いて説明する。まず、揺動
irl+ 23が車幅方向に延びてベベルギヤ12の回
転軸12bと同一直線上に位置する時を考える。なお、
連結ロッド13の−Qfj73aもベベルギヤ12の回
転軸線上に位置する。この時に、ベベルギヤ12が回転
されると、連結ロッド13は一端13aを頂点として連
結ロッド13を稜線とする円錐面上を移動し、振子アー
ム22はこの円錐の底面上を移動する。このため、ベベ
ルギA79が回転しても、一端13aは移動しない。す
なわち、この時には前輪の転舵に対して後輪は転舵され
ない状態になる。この状態から揺動支持軸24を回転さ
せて、図示の如く揺動軸23を水平面内で反時計回りに
θ″だけ傾けると、振子アーム22の回転面も上記円錐
の底面に対して“θ′′だレフ類く。このため、例えば
、ベベルギヤ12を回転させ、第2図において連結ロッ
ド13とベベルギヤ12の回転@12bとのなす角がα
1となるようにすると、連結ロッド13の他0i13b
は13b′の位置に距離“d1′°だけ移動し、このた
め一端T3aも138′ の位置にほぼ同距離だけ移動
する。
l h’4の平面概略図を用いて説明する。まず、揺動
irl+ 23が車幅方向に延びてベベルギヤ12の回
転軸12bと同一直線上に位置する時を考える。なお、
連結ロッド13の−Qfj73aもベベルギヤ12の回
転軸線上に位置する。この時に、ベベルギヤ12が回転
されると、連結ロッド13は一端13aを頂点として連
結ロッド13を稜線とする円錐面上を移動し、振子アー
ム22はこの円錐の底面上を移動する。このため、ベベ
ルギA79が回転しても、一端13aは移動しない。す
なわち、この時には前輪の転舵に対して後輪は転舵され
ない状態になる。この状態から揺動支持軸24を回転さ
せて、図示の如く揺動軸23を水平面内で反時計回りに
θ″だけ傾けると、振子アーム22の回転面も上記円錐
の底面に対して“θ′′だレフ類く。このため、例えば
、ベベルギヤ12を回転させ、第2図において連結ロッ
ド13とベベルギヤ12の回転@12bとのなす角がα
1となるようにすると、連結ロッド13の他0i13b
は13b′の位置に距離“d1′°だけ移動し、このた
め一端T3aも138′ の位置にほぼ同距離だけ移動
する。
この移動により第3ラツク軸17が同様に移動され後輪
の転舵がなされる。この図から判るように、前輪転舵角
に対する後輪転、舵角の比、すなわち転舵比はベベルギ
ヤ12の回転に対1ノる連結[1ツド13の一端13a
の移動量と同じであり、揺動軸23の水平面内での傾さ
“′θパの人ささに応じて転舵比を変えることができる
。ざらに、揺動軸23は上記の如く反時計回りに傾かゼ
るのみならず時計回りにも傾かせることができ、この時
にはベベルギA712の回転に対Jる連結ロッド13の
一端1’3aの移動方向が上記の場合と逆になる。これ
により、前輪に灼し後輪を同位相にも逆位相にも転舵さ
せることができる。
の転舵がなされる。この図から判るように、前輪転舵角
に対する後輪転、舵角の比、すなわち転舵比はベベルギ
ヤ12の回転に対1ノる連結[1ツド13の一端13a
の移動量と同じであり、揺動軸23の水平面内での傾さ
“′θパの人ささに応じて転舵比を変えることができる
。ざらに、揺動軸23は上記の如く反時計回りに傾かゼ
るのみならず時計回りにも傾かせることができ、この時
にはベベルギA712の回転に対Jる連結ロッド13の
一端1’3aの移動方向が上記の場合と逆になる。これ
により、前輪に灼し後輪を同位相にも逆位相にも転舵さ
せることができる。
次いで、上記揺動軸23の水平面内での揺動を行なわせ
る機構を説明する。揺動軸23は、垂直に延びた揺動支
持軸24により水平面内に延びて支持されるのであるが
、この揺動支持軸24には先端にギヤ25aを有する揺
動ギヤ25が固設され、この揺動ギヤ25の揺動支持・
軸24を中心とする揺動により揺動支持軸24が回され
揺動軸23が揺動される。揺動ギヤ25のギヤ25aは
ウオーム26と噛合し、このウオーム26はステップモ
ータ29の出力軸29aに設けられた第1かさ歯車28
およびこれと噛合しウオーム26と同軸26a 、hに
設けられた第2かさ歯車27を介してステップモータ2
9により回転される。このステップモータ29の回転は
ステップモータ駆動回路30を介してコントローラ31
により制御される。
る機構を説明する。揺動軸23は、垂直に延びた揺動支
持軸24により水平面内に延びて支持されるのであるが
、この揺動支持軸24には先端にギヤ25aを有する揺
動ギヤ25が固設され、この揺動ギヤ25の揺動支持・
軸24を中心とする揺動により揺動支持軸24が回され
揺動軸23が揺動される。揺動ギヤ25のギヤ25aは
ウオーム26と噛合し、このウオーム26はステップモ
ータ29の出力軸29aに設けられた第1かさ歯車28
およびこれと噛合しウオーム26と同軸26a 、hに
設けられた第2かさ歯車27を介してステップモータ2
9により回転される。このステップモータ29の回転は
ステップモータ駆動回路30を介してコントローラ31
により制御される。
コントローラ31は、予め設定されたプログラムに従っ
て演算処理を行なうマイコン等の演p処理装置で構成さ
れ、該コントローラ31は、少なくとも車速に応じて転
舵比(前輪転舵角に対する後輪転舵角の比)を決定し、
該転舵比に基づいて後輪を転舵するよう後輪転舵機4M
10、特に該機構中のステップモータ29に指令信号を
発し、該ステップモータ29はこの信号に基づいて所定
回転方向に所定パルス分だけ駆動され、それに応じて転
舵比が変化する。
て演算処理を行なうマイコン等の演p処理装置で構成さ
れ、該コントローラ31は、少なくとも車速に応じて転
舵比(前輪転舵角に対する後輪転舵角の比)を決定し、
該転舵比に基づいて後輪を転舵するよう後輪転舵機4M
10、特に該機構中のステップモータ29に指令信号を
発し、該ステップモータ29はこの信号に基づいて所定
回転方向に所定パルス分だけ駆動され、それに応じて転
舵比が変化する。
本実施例においては、コントローラ31に車速センサの
外、横方向加速度Gセンサ、前輪舵角センザ、特性切換
スイッチ等からの信号を入力せしめる転舵比特性切換手
段32が設けられ、また前述の揺動支持軸24に接続さ
れた転舵比検出センサ33および車速センサ34の出力
に基づいて車速が零であるか否かを検出づる検出部34
M)11うの出力をコント[1−ラ31に入力する様に
構成されている。
外、横方向加速度Gセンサ、前輪舵角センザ、特性切換
スイッチ等からの信号を入力せしめる転舵比特性切換手
段32が設けられ、また前述の揺動支持軸24に接続さ
れた転舵比検出センサ33および車速センサ34の出力
に基づいて車速が零であるか否かを検出づる検出部34
M)11うの出力をコント[1−ラ31に入力する様に
構成されている。
さらに、−V記コント[]−ラ31には、該コントロー
ラ31の外部に配設されたコントローラ31の演算処理
ステップの暴走状態を検出して転舵比を零に設定する、
即ち前輪の転舵角いかんに拘らず後輪の転舵角を零にし
て従来の2輪操舵状態に設定するための暴走検出手段3
6が接続されている。図示実施例においては、このv走
検出手段36の出力信号は直接コントローラ31に入力
され、コントローラ31はこの暴走検出手段36からの
出力信号に基づいてザブルーチンに移行し、このサブル
ーチンにより転舵比を零に設定するよ°うに構成されて
いるが、転舵比を零にする補正回路(図示せず)を別途
設け、上記暴走検出手段3Gからの出力・をこの補正回
路に入力さけ、この補正回路からステッピングモータ駆
動回路に転舵比を零にするよう化るを入力させるように
構成しても良い。
ラ31の外部に配設されたコントローラ31の演算処理
ステップの暴走状態を検出して転舵比を零に設定する、
即ち前輪の転舵角いかんに拘らず後輪の転舵角を零にし
て従来の2輪操舵状態に設定するための暴走検出手段3
6が接続されている。図示実施例においては、このv走
検出手段36の出力信号は直接コントローラ31に入力
され、コントローラ31はこの暴走検出手段36からの
出力信号に基づいてザブルーチンに移行し、このサブル
ーチンにより転舵比を零に設定するよ°うに構成されて
いるが、転舵比を零にする補正回路(図示せず)を別途
設け、上記暴走検出手段3Gからの出力・をこの補正回
路に入力さけ、この補正回路からステッピングモータ駆
動回路に転舵比を零にするよう化るを入力させるように
構成しても良い。
次に、本実施例における異常検出手段36およびコント
ローラ31について説明する。
ローラ31について説明する。
本実施例においては、暴走検出手段36をウオッチドッ
クタイマにより構成すると共にコントローラ31のメイ
ンルーチン中にこのタイマ36に対してタイマリセット
パルスを出力するステップを設け、コントローラ31が
正常状態にあるときは定期的にこのステップを通るから
その結果定期的にタイマ36に対してリセットパルスが
発せられてタイマ36はコントローラ31に対して何ら
作用しないが、コントローラ31が暴走状態に移行づる
とこのステップを通らなくなり、その結果タイマ36に
リセットパルスが送られず、所定時間経過後、即ちタイ
ムアウト時にタイマ36は暴走状態であることを検出し
てコントローラ31に対してNMl、(マスク不可能な
割込み)を出力し、NMI処理ルーチンを実行させ、転
舵比を零にするように構成されている。
クタイマにより構成すると共にコントローラ31のメイ
ンルーチン中にこのタイマ36に対してタイマリセット
パルスを出力するステップを設け、コントローラ31が
正常状態にあるときは定期的にこのステップを通るから
その結果定期的にタイマ36に対してリセットパルスが
発せられてタイマ36はコントローラ31に対して何ら
作用しないが、コントローラ31が暴走状態に移行づる
とこのステップを通らなくなり、その結果タイマ36に
リセットパルスが送られず、所定時間経過後、即ちタイ
ムアウト時にタイマ36は暴走状態であることを検出し
てコントローラ31に対してNMl、(マスク不可能な
割込み)を出力し、NMI処理ルーチンを実行させ、転
舵比を零にするように構成されている。
第3図はこのコントローラ31のメインルーチンを、第
4図は車速に応じて転舵比を制御するための割込み処理
ルーチンを、第5図は上記NMI処理ルーチンを示す図
である。
4図は車速に応じて転舵比を制御するための割込み処理
ルーチンを、第5図は上記NMI処理ルーチンを示す図
である。
なお、本実施例においては、コントローラ31のz走時
に転舵比を雪にするにあたって、コントローラの正常時
にお(プる制御速度よりもゆっくりと転舵比を零にまで
制御して2輪操舵状態にセラi〜する様に構成されてい
る。これは、走1テ中にいきなり転舵比を零にすると操
縦安定性や走行安定性が急に変化し、かえって危険にな
るので徐々に転舵比を零にして両安定性に及ぼす影響を
少なくするためである。
に転舵比を雪にするにあたって、コントローラの正常時
にお(プる制御速度よりもゆっくりと転舵比を零にまで
制御して2輪操舵状態にセラi〜する様に構成されてい
る。これは、走1テ中にいきなり転舵比を零にすると操
縦安定性や走行安定性が急に変化し、かえって危険にな
るので徐々に転舵比を零にして両安定性に及ぼす影響を
少なくするためである。
また、コントローラの暴走は修復可能なシステム異常で
あり、この様な修復可能なシステム異常の場合はコント
ローラ及び後輪アクチュエータ(ステップモータ29)
のイニシャルセットを行なえば再び転舵比の制御を開始
して4輪操舵にすることが可能である。しかしながら、
走行中にこのイニシャルセットを行なって制御を再開す
るのは走安性を変化させることとなるのでなるべ(避け
た方が良い。例えば、イニシャルセットポイントが逆位
相にあるようなシステムの場合、高速走行時(同位相)
に暴走を検出してイニシャルセットを行なうような制御
をすれば後輪は同位相から逆位相に動く、即ちゲインが
増加する方向に動くため非常に危険だからである。従っ
て、本実施例においては、車速v=0を前記検出部35
で検出するまでイニシャルセットを禁止し、■−〇を検
出した後イニシャルセットを行なって制御を再開するよ
うに構成されている。
あり、この様な修復可能なシステム異常の場合はコント
ローラ及び後輪アクチュエータ(ステップモータ29)
のイニシャルセットを行なえば再び転舵比の制御を開始
して4輪操舵にすることが可能である。しかしながら、
走行中にこのイニシャルセットを行なって制御を再開す
るのは走安性を変化させることとなるのでなるべ(避け
た方が良い。例えば、イニシャルセットポイントが逆位
相にあるようなシステムの場合、高速走行時(同位相)
に暴走を検出してイニシャルセットを行なうような制御
をすれば後輪は同位相から逆位相に動く、即ちゲインが
増加する方向に動くため非常に危険だからである。従っ
て、本実施例においては、車速v=0を前記検出部35
で検出するまでイニシャルセットを禁止し、■−〇を検
出した後イニシャルセットを行なって制御を再開するよ
うに構成されている。
また、本実施例においては上記コントローラの暴走とい
う修復可能なシステム異常に対する対策のみでなく、修
復不可能なシステム異常、例えばROMデータ(制御デ
ータテーブル)異常、構成部品破損等に対する対策も施
されており、そのような修復不可能なシステム異常時に
は前述の場合と同様に転舵比をゆっくりと零にまで制御
した後、以後の制御を中止するように構成さ九ている。
う修復可能なシステム異常に対する対策のみでなく、修
復不可能なシステム異常、例えばROMデータ(制御デ
ータテーブル)異常、構成部品破損等に対する対策も施
されており、そのような修復不可能なシステム異常時に
は前述の場合と同様に転舵比をゆっくりと零にまで制御
した後、以後の制御を中止するように構成さ九ている。
そのためのサブルーチンを第6図に示す。
次に第3図に示すメインルーチンについて説明する。こ
のメインルーチンにおいては、ステップS1でスタート
し、ステップS2でシステムをイニシャライズする。こ
のとき以下に述べる転舵比制御サブルーチンのモータ駆
動部割込み発生周期データ(をt4−T1に設定する。
のメインルーチンにおいては、ステップS1でスタート
し、ステップS2でシステムをイニシャライズする。こ
のとき以下に述べる転舵比制御サブルーチンのモータ駆
動部割込み発生周期データ(をt4−T1に設定する。
次にステップS3で前述のウオッチドックタイマ3Gに
対してリセットパルスを出力する。続いてステップS4
で車速■を読み取り、ステップS5で車速■が零である
か否かを判定し、車速零(停止状態)のときはステップ
S6で後輪アクチュエータ(ステップモータ29)をイ
ニシャルセットし、ステップS7で異常があるか否か、
即ち後輪アクチュエータをイニシャルセットしたのであ
るから前述の転舵比センサ33は零、になっているはず
であるがそうなっているか否かを判定し、零になってい
ない(異常状態)のときはエラーのサブルーチンに移行
する。
対してリセットパルスを出力する。続いてステップS4
で車速■を読み取り、ステップS5で車速■が零である
か否かを判定し、車速零(停止状態)のときはステップ
S6で後輪アクチュエータ(ステップモータ29)をイ
ニシャルセットし、ステップS7で異常があるか否か、
即ち後輪アクチュエータをイニシャルセットしたのであ
るから前述の転舵比センサ33は零、になっているはず
であるがそうなっているか否かを判定し、零になってい
ない(異常状態)のときはエラーのサブルーチンに移行
する。
零になっている(正常状態)のときはステップS3に戻
る。一方車速Vが零でないときく走行状態)のときはス
テップS8でこの車速Vに基づいてデータテーブルアド
レスに4算が行なわれ、該アドレスにおけるROMデー
タM(ADR>の信頼性チェックがステップS9で行な
われる。この信頼性チェックは、同じデータを複数個所
に記憶させておぎ、同時に読み出して両データを比較す
ることにより行なわれる。データ異常が存在すればステ
ップ$10からエラーのサブルーチンに移行し、データ
異常がなければステップS10がら811に移行し、上
記アドレスにおけるROMデータM(ADR)からター
ゲットポイントPtを設定する。ターゲットポイントp
tは、車速V−Oのポジションからのステップ数に換算
した目標位置(制御対象が後輪アクチュエータであるス
テップモータ29であるから、目標位置をステップモー
タのステップ数を用いて表わすようにしているンである
。次に、ステップS12でモータ、センサ、駆動回路等
についてのシステムチェックを行ない、異常があ0ボー
トデータ方向再設定やタイマコントロール等のシステム
レジスタ再設定が行なわれる。タイマコントロールにお
いては、前述のモータ駆動部割込み周期データt(t4
−71)の再設定が行なわれる。
る。一方車速Vが零でないときく走行状態)のときはス
テップS8でこの車速Vに基づいてデータテーブルアド
レスに4算が行なわれ、該アドレスにおけるROMデー
タM(ADR>の信頼性チェックがステップS9で行な
われる。この信頼性チェックは、同じデータを複数個所
に記憶させておぎ、同時に読み出して両データを比較す
ることにより行なわれる。データ異常が存在すればステ
ップ$10からエラーのサブルーチンに移行し、データ
異常がなければステップS10がら811に移行し、上
記アドレスにおけるROMデータM(ADR)からター
ゲットポイントPtを設定する。ターゲットポイントp
tは、車速V−Oのポジションからのステップ数に換算
した目標位置(制御対象が後輪アクチュエータであるス
テップモータ29であるから、目標位置をステップモー
タのステップ数を用いて表わすようにしているンである
。次に、ステップS12でモータ、センサ、駆動回路等
についてのシステムチェックを行ない、異常があ0ボー
トデータ方向再設定やタイマコントロール等のシステム
レジスタ再設定が行なわれる。タイマコントロールにお
いては、前述のモータ駆動部割込み周期データt(t4
−71)の再設定が行なわれる。
第4図は前述のモータ駆動部割込みサブルーチンを示す
図であり、このサブルーチンにより転舵比(ステップモ
ータの四転吊)が車速に応じて制御される。即ち、ステ
ップ315のモータ駆動部においては、ステップS16
で前述のターゲットポジションptと後輪7クチユエー
タポジシヨン(ステップモータポジション)PMとが一
致しているか否かが判定される。ここでPMは車速v=
Oのポジションから駆動したステップ数で表わされる実
際のステップモータ位置を意味する。Pt =P閂であ
ればステップ319に移行して次回割込み発生タイマ(
[)がセットされ、ステップS20で前述のメインルー
チンに戻る。P[≠PMの場合はステップ317でPt
=PMとなる方向に駆動信号が切換えられ、ステップ8
1gでステップモータ29は1ステツプだけ前又は後に
回転せしめられた後前述のステップ819を通ってステ
ップS20からメインルーチンに戻る。なお、この割込
み処理はt = 1 (f =ステップ
モータ駆動部(PPS) 周波数)秒毎に行なわれることになる。
図であり、このサブルーチンにより転舵比(ステップモ
ータの四転吊)が車速に応じて制御される。即ち、ステ
ップ315のモータ駆動部においては、ステップS16
で前述のターゲットポジションptと後輪7クチユエー
タポジシヨン(ステップモータポジション)PMとが一
致しているか否かが判定される。ここでPMは車速v=
Oのポジションから駆動したステップ数で表わされる実
際のステップモータ位置を意味する。Pt =P閂であ
ればステップ319に移行して次回割込み発生タイマ(
[)がセットされ、ステップS20で前述のメインルー
チンに戻る。P[≠PMの場合はステップ317でPt
=PMとなる方向に駆動信号が切換えられ、ステップ8
1gでステップモータ29は1ステツプだけ前又は後に
回転せしめられた後前述のステップ819を通ってステ
ップS20からメインルーチンに戻る。なお、この割込
み処理はt = 1 (f =ステップ
モータ駆動部(PPS) 周波数)秒毎に行なわれることになる。
第5図は前述の異常検出手段36からタイムアウト時に
コントローラ31に対してNMIが出力され、該出力を
受けて実行されるNMI処理ルーチンを示す図であり、
ステップS21によりNMI処理に移行するとステップ
322によりシステムレジスタが再設定され、ステップ
S23で前述のモータ駆動B6割込み発生周期データ[
が【←T2(T2>T1)に変更される。こうすること
によりステップモータ29の駆動速度を小さくすること
ができ、その結果法のステップ324における2輪操舵
状態(転舵比−零)のポジションにステップモータをフ
ィードバック制御して戻すときの制御速度を遅くするこ
とができる。このステップ324によってステップモー
タが2輪操舵状態のポジションに位置すると、ステップ
825で車速Vを読み取り、ステップ326で■が零で
あるか否かを判定し、零でないときはステップ825に
戻り、零であるときはステップ827でメインルーチン
のスタートヘジャンブして制御が再開される。なお、ス
テップ822から326まで、の間は異常状態であるこ
とを知らせるウオーニング(音、光等)が発されるよう
に構成しても良い。
コントローラ31に対してNMIが出力され、該出力を
受けて実行されるNMI処理ルーチンを示す図であり、
ステップS21によりNMI処理に移行するとステップ
322によりシステムレジスタが再設定され、ステップ
S23で前述のモータ駆動B6割込み発生周期データ[
が【←T2(T2>T1)に変更される。こうすること
によりステップモータ29の駆動速度を小さくすること
ができ、その結果法のステップ324における2輪操舵
状態(転舵比−零)のポジションにステップモータをフ
ィードバック制御して戻すときの制御速度を遅くするこ
とができる。このステップ324によってステップモー
タが2輪操舵状態のポジションに位置すると、ステップ
825で車速Vを読み取り、ステップ326で■が零で
あるか否かを判定し、零でないときはステップ825に
戻り、零であるときはステップ827でメインルーチン
のスタートヘジャンブして制御が再開される。なお、ス
テップ822から326まで、の間は異常状態であるこ
とを知らせるウオーニング(音、光等)が発されるよう
に構成しても良い。
第6図は前述のROMデータ異常や構成部品破損等の修
復不可能なシステム異常の場合、即も前記メインルーチ
ンのステップS7.810.813によって異常と判定
された場合に実行されるエラーのサブルーチンを示す図
であり、ステップ828においてエラーサブルーチンに
移行すると、ステップ329でモータ駆動部割込み発生
周期データ(がt←T2 (T2> T1 >に変更さ
れる。このように変更する理由は、1)0記NMI処理
ルーチンにおけるステップS23の場合と同様である。
復不可能なシステム異常の場合、即も前記メインルーチ
ンのステップS7.810.813によって異常と判定
された場合に実行されるエラーのサブルーチンを示す図
であり、ステップ828においてエラーサブルーチンに
移行すると、ステップ329でモータ駆動部割込み発生
周期データ(がt←T2 (T2> T1 >に変更さ
れる。このように変更する理由は、1)0記NMI処理
ルーチンにおけるステップS23の場合と同様である。
この様に[←T2に変更した後ステップ330でステッ
プモータを2輪操舵状態のポジションにフィードバック
制御し、その後ステップ331で制御を中IFする。
プモータを2輪操舵状態のポジションにフィードバック
制御し、その後ステップ331で制御を中IFする。
なお本発明は上記実施例のごとく後輪転舵機構とステア
リング機構とを機械的に連結した型式の4輪操舵装置に
限定されず、後輪転舵機構をコントローラにより電気的
に制御される電磁アクヂ〕。
リング機構とを機械的に連結した型式の4輪操舵装置に
限定されず、後輪転舵機構をコントローラにより電気的
に制御される電磁アクヂ〕。
■−夕で直接駆動する型式の4輪操舵装芦にも適用でき
る。この場合、コントローラには、前輪の操舵角を検出
するセンサの信号が合せて入力される。
る。この場合、コントローラには、前輪の操舵角を検出
するセンサの信号が合せて入力される。
(発明の効果)
本発明に係る4輪操舵装置は、前述の如く、転舵比′を
制御するためのコントローラの外部に、該コントローラ
の暴走を検出する異常検出手段を設け、該検出手段によ
ってコントローラの暴走を検出すると転舵比を零にして
2輪操舵状態にセットせしめる様に構成されている。従
って、電源ノイズ等によりコントローラが翼走して予め
設定されたプログラムに幕づいた最適転舵比制御が行な
われなくなっても、その場合は自動的に2輪操舵状態に
セットされるので異常後輪操舵状態が発生するおそれは
なく、従って走安性が損なわれるおそれもない。
制御するためのコントローラの外部に、該コントローラ
の暴走を検出する異常検出手段を設け、該検出手段によ
ってコントローラの暴走を検出すると転舵比を零にして
2輪操舵状態にセットせしめる様に構成されている。従
って、電源ノイズ等によりコントローラが翼走して予め
設定されたプログラムに幕づいた最適転舵比制御が行な
われなくなっても、その場合は自動的に2輪操舵状態に
セットされるので異常後輪操舵状態が発生するおそれは
なく、従って走安性が損なわれるおそれもない。
第1図は本発明に係る車両の4輪操舵装置の一実施例を
示す概略図、 第2図は第1図の後輪転舵131構の平面概略図、第3
図はコントローラにおけるメインルーチンを示すフロー
チャート、 第4図はモータ駆動部割込み処理サブルーチンを示すフ
ローチャート、 第5図は暴走検出時に実行されるサブルーチンを示すフ
ローチャート、 第6図は修復不可能な異常発生時に実行されるサブルー
チンを示すフローチャートである。 6a・・・前 輪 10・・・後輪転舵線描
31・・・コントローラ 36・・・異m検出手段
第2図 第3図
示す概略図、 第2図は第1図の後輪転舵131構の平面概略図、第3
図はコントローラにおけるメインルーチンを示すフロー
チャート、 第4図はモータ駆動部割込み処理サブルーチンを示すフ
ローチャート、 第5図は暴走検出時に実行されるサブルーチンを示すフ
ローチャート、 第6図は修復不可能な異常発生時に実行されるサブルー
チンを示すフローチャートである。 6a・・・前 輪 10・・・後輪転舵線描
31・・・コントローラ 36・・・異m検出手段
第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 前輪の転舵に応じて後輪を転舵するように成した車両の
4輪操舵装置であって、 少なくとも車速に応じて決定される前輪転舵角に対する
後輪転舵角の比に基づいて後輪を転舵するよう後輪転舵
機構に指令信号を発するコントローラが設けられており
、 該コントローラは予め設定されたプログラムにしたがつ
て演算し、上記指令信号を発する演算処理装置で構成さ
れ、 このコントローラの演算処理ステップの暴走を検出し、
上記後輪操舵角を常にセットするための出力を発する異
常検出手段を該コントローラの外部に接続したことを特
徴とする車両の4輪操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22912684A JPS61108066A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 車両の4輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22912684A JPS61108066A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 車両の4輪操舵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108066A true JPS61108066A (ja) | 1986-05-26 |
JPH0243675B2 JPH0243675B2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=16887156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22912684A Granted JPS61108066A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 車両の4輪操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61108066A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0195973A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-14 | Isuzu Motors Ltd | 舵角比制御装置 |
US5048627A (en) * | 1988-07-05 | 1991-09-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fail-safe rear wheel steering system for vehicle |
BE1002964A3 (fr) * | 1987-12-10 | 1991-10-08 | Suzuki Jidosha K K | Dispositif de direction par quatre roues pour une automobile. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60148767A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-06 | Toyota Motor Corp | 車両用操舵装置 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP22912684A patent/JPS61108066A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60148767A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-06 | Toyota Motor Corp | 車両用操舵装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0195973A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-14 | Isuzu Motors Ltd | 舵角比制御装置 |
BE1002964A3 (fr) * | 1987-12-10 | 1991-10-08 | Suzuki Jidosha K K | Dispositif de direction par quatre roues pour une automobile. |
US5048627A (en) * | 1988-07-05 | 1991-09-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fail-safe rear wheel steering system for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0243675B2 (ja) | 1990-10-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |