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JPS61106649A - フツ化ビニリデン樹脂組成物 - Google Patents

フツ化ビニリデン樹脂組成物

Info

Publication number
JPS61106649A
JPS61106649A JP22764384A JP22764384A JPS61106649A JP S61106649 A JPS61106649 A JP S61106649A JP 22764384 A JP22764384 A JP 22764384A JP 22764384 A JP22764384 A JP 22764384A JP S61106649 A JPS61106649 A JP S61106649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinylidene fluoride
parts
weight
graft
fluoride resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22764384A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Usami
宇佐美 清二
Sadao Shigeno
滋野 貞夫
Shiro Suzuki
四郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kureha Corp filed Critical Kureha Corp
Priority to JP22764384A priority Critical patent/JPS61106649A/ja
Publication of JPS61106649A publication Critical patent/JPS61106649A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、7フ化ビニリゾ7樹脂にグラフト1合によっ
て得られる変性樹#IIrt−含有させてなシ。
ことに耐衝撃性の点で改善されたフッ化ビニリデン樹脂
組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
フッ化ビニリデン粥崩は、耐候性、#薬品性。
電気特注において優れ、?4械被覆材、化学工場内のパ
イプ材、ノ9ルブ材、薬品瓶材、塗料等として。
多くの分野に広く用いられている。しかしながら。
フッ化ビニリデノ樹脂は衝撃強度が十分でなく。
このため衝撃を強く受けるような用途においてはその使
用が困難であった。
このフッ化ビニリデン樹脂の衝撃強度を改良する手段と
しては、特開昭52−108490号公報において開示
されているように、フッ化ビニリデン樹脂に強化剤とし
てアクリル酸エステル系グラフト共重合体をブレンドす
る方法がある。このグラフト共重合体は、ゴム状のアク
リル酸アルキルエステル系重合体を幹とし、これにグリ
シジル基を有するビニル系単量体とメチルメタクリレー
ト、スチレン、アクリロニトリル等の硬質部分形成用の
単量体をグラフト重合したものである。・しかしながら
上述のアクリル飲アル牛ルエステル系グラフト共重合体
をフッ化ビニリデン樹脂に1′( )【1   混合してなる組成物においては、室温にお
ける衝撃強度は充分に改良されるが、OC以下の低温に
おける衝撃強度が室温の場合に比して著しく低下し、該
グラフト共重合体をブレンドしたことによる効果をほと
んど得ることができないという問題点がある。
この主な原因は、上記グラフト共重合体が、その幹を組
成するゴム状の重合体成分としてアクリル酸アルキルエ
ステルを主成分とする単量体成分よシ得られる重合体を
用いており、そのため該グラフト共重合体のガラス転移
温度が−34〜−87Cと比教的高いことによるだめと
考えられる。
このような問題点を改良する方法として1例えば、グラ
フト共重合体の幹を構成するゴム状成分としてポリブタ
ジェン系ゴムを用いる方法、あるいはグラフト成分をグ
ラフト重合する前に幹を構成するゴム状成分を予め過酸
化物によって処理してグラフト活性点をつくる方法等が
考えられるが。
前者の方法によるグラフト共重合体は、フッ化ビニリデ
ン樹脂と混合されて形成される樹脂組成物の耐熱性、耐
候性等の低下を招き、また後者の方 ′法によるグラフ
ト共重合体は、フッ化ビニリデノ樹脂組成物における衝
撃強度を増大させる効果が不十分でちるなどの問題点を
有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は以上のような背景のもとになされたものであっ
て、その目的は、従来のフッ化ビニリデン樹脂組成物の
有する。低温領域における衝撃強度が不十分であること
の欠点を解消し、耐熱性−0耐候性ならびに加工性を高
く維持しながら広い温度範囲においてぶれた耐衝撃性を
有するフッ化ビニリデノ樹脂組成物を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的は、フッ化ビニリデン樹脂100重量部と変
性樹脂8〜70重量部とを含有するフッ化ビニリデン樹
脂組成物であって。
前記変性樹脂が。
アクリル畝アルキルエステル (アルキル基の炭素数2〜12)  40〜95重量%
ブタジェン          1〜4o!量チメチル
メタクリレート    0〜aoxitsよシなる単量
体成分を乳化重合して得られる共重合体四50〜80重
量部を會むラテックスに。
アクリロニトリル      10〜40重量%メチル
メタクリレートおよび/またはメチレフ60〜90重量
% よ)なる第1のグラフト単量体成分(B)10〜45重
量部を加えて重合し、ついで メタクリル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数1
〜4)よシなる第2のグラフト単量体成分(C) 5〜
25重量部を加えて重合することによ)得られるグラフ
ト共重合体(ただし、四、(均および(qの合計量は1
00ft量部とする。)であることを特徴とするフッ化
ビニリデン樹脂組成物によって達成される。
以下、不発明の詳細な説明する。
本発明のフッ化ビニリデノ樹脂組成物は、フッ化ビニリ
デン樹脂100重量部と、変性樹脂3〜70重量部とを
緊密に混合することによって形成され、そして前記変性
樹脂が次の条件(イ)、(ロ)を満すグラフト重合によ
って形成されるグラフト共重合体よりなる点に特色を有
する。
(イ) グラフト共重合体における幹の部分を構成する
重合体(以下、「#重合体」という0)が。
アクリル緻アルキルエステルのほかにブタジェンを必須
の成分として含む単量体成分の重合によって得られるゴ
ム状共重合体囚であること。
(ロ) 前記共重合体(5)を含むう、テックスに1、
アクリロニトリルな必須の成分として含む第1のグラフ
ト単量体成分(B)およびメタクリル酸アルキルエステ
ルよシなる第2のグラフト単量体成分(C)t−2段階
でグラフト兵嵐合せしめること。
前記共1合体囚は、アルキル基の炭素数が2〜12のア
クリル駿アルキルエステル40〜95重量慢、ブタジェ
ン1〜40重量−1好ましくは5〜85mIkg6. 
 およびメチルメタクリレート0〜80重th1嚇よシ
なる単量体成分を通常の乳化重合によって1合すること
により得られるものである。
ここに2いて、アクリル緻アルキルエステルにおけるア
ルキル基の炭素数が12を越えると、得i′:( ′1:1    られるビム状共重合体四のガラス転移
温度が高くな9すざるうえ緘共重合体四の$lL注が不
十分となって好ましくない。
また、ブタジェンの便用量が1憲量饅に満たないと、得
られる共重合体の低温における衝撃強度が不十分となシ
、一方使用量が40重量%を越えると共重合体の耐候性
が著しく低下するようになるため好ましくない。またメ
チルメタクリレートは必要に応じて用いることができる
が、その使用量が80重量%を越えると、共重合体のガ
ラス転移温度が高くなって衝撃強度が低下するので好ま
しくない。
共重合体四を製造するために用いられるアクリル酸アル
キルエステルはアルキル基の炭素数が2〜12のもので
あシ、直鎖状でも分岐状でもよい。
その代表的なものとしては、エチルアクリレート。
n−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、
n−へ千シルプクリレート、2−エチルへ千シルアクリ
レート等を例示することができ、これらは単独もしくは
混合して使用することができる。
前記共重合体(5)は、高温域のみならず低温域に  
□おける衝撃強度を十分なものとするために、そのガラ
ス転移温度が−45〜−50Cであることが好ましい・ また前記共重合体内の使用量は、共重合体(A)。
第1のグラフト単量体成分(B)および第2のゲラフー
ト単量体成分(qよシなるリアクタントの合計100重
量部に対して50〜80重量部である゛ことが必要とさ
れる。共重合体内の使用量が50重量部に満たないと、
フッ化ビニリデン樹脂組成物における耐衝撃性の改善が
不十分となシ、また十分な耐衝撃性を得るためにはフッ
化ビニリデン樹脂組成物にグラフト共重合体く変性樹脂
)を多量に加えることが必要となってコスト上不利であ
るばかシでなく、フッ化ビニリデン樹脂組成物の物性に
悪影響を与えるおそれがおるので好ましくない。一方。
共重合体(5)の使用量が80!量部、″L:越えると
、グラフト共重合体がその塩析時ちるいは乾燥工程にお
いて塊状化し、そのため該グラフト共重合体とフッ化ビ
ニリデン樹脂との均一な混合が国難となって均質なフッ
化ビニリデン樹脂組成物を得ることができないので好ま
しくない。
前記第1のグラフト単詠体成分中)は、アクリロニトリ
ルlO〜40ffi址%、メチルメタクリレートおよび
/またはスチレン60〜90重量%よシ構成される。ア
クリロニトリルの便用量が10重量%に満たないとその
添加効果を十分得ることができず、tたその使用量が4
0重量−を越えるとフッ化ビニリデン樹脂組成物の熱安
定性が不十分となるので好ましくない。第1のグラフト
単量体成分(B)においてアクリロニトリルを必須の成
分とすることにより、フッ化ビニリデン樹脂組成物の混
練度が低い場合においても、該組成物の耐衝撃性を飛躍
的に向上させることが可能となる。°ただし。
アクリロニトリルを第1のグラフト単量体成分(B)の
一部に用いずに、共重合体内の単量体成分の一部あるい
は第2のグラフト単量体成分(qの一部として用いた場
合には上述の効果をほとんど発弾しえないことが判明し
た。
第1のグラフト単量体成分のその他の成分としては、メ
チルメタクリレートあるいはス゛チレンのいずれか少な
くとも一方を、フッ化ビニリデン樹脂組成物の用途など
に応じて適宜選択したものを用いることができる。
第1のグラフト単量体成分(B)の使用量は、リアクタ
ントの合計泣((5)+(Bl+(C))100重量部
に対して10〜45重量部である。該成分(B)の使用
量が10重量部に満たないと、フッ化ビニリデン樹脂組
成物の耐衝撃性が不十分とな9.一方その使用量が45
重量部を越えると相対的に共重合体内および第2のグラ
フト単量体成分(qの使用量が減少し、得られるグラフ
ト共重合体はフッ化ビニリゾ−樹脂との相溶性が低いも
のとなり、フッ化ビニリデン樹脂組成物の耐衝撃性が不
十分となる。
前記第2のグラフト単量体成分(C)としては、アルキ
ル基の炭素数が1〜4のメタクリル酸アルキルエステル
が用いられ、かかるアルキルエステルとしては、メチル
メタクリレート、エテルメタクリレート、ブチルメタク
リレート等を例示するととができる。該成分(qの便用
量は、リアクタント1’   o合1i−if(GA)
+(Bl+(C))1oo重址部に対して5〜パ・( 25重量部である。なお、上記アルキルエステルにおけ
る炭素数が5以上でちると、得られるグラフト共重合体
のフッ化ビニリデン樹脂に対する相溶性が低下して好ま
しくない。
次に1本発明における変性樹8v1(グラフト共重合体
)を、二段のグラフト重合によって製造する工程につい
て述べる。
まず、共重合体(7!を通常の乳化重合によって温度2
0〜90Cで製造する。このようにして得られるラテッ
クスは1通常そのラテックス粒子の95%以上が0.0
5〜の2μmの粒径範囲内にあるものでおり1次の第1
段のグラフト重合工程においては。
このラテックスをそのまま用いることができる。
また、上記ラテックスに凝集剤を添加してラテックス粒
子を縦果させ、ラテックス粒子の粒径範囲を0.12−
0.5μmとしたラテックスを用いることもできる。こ
のようなラテックスを用いると、ラテックス粒子の凝集
を行なわないラテックスを用いた鳩舎に比して、グラフ
ト共重合体のフッ化ビニリデン樹脂組成物に対する耐衝
撃性付与効果を   ″さらに高めることができる。ラ
テックス粒子の最果に用いることのできる凝集剤は特に
制限されるものではなく1通常ラテックスの凝集剤とし
て用いられている塩酸、硫酸等の鉱酸あるいは有機酸。
その他を用いることができる。
ついで、このようにして得られたラテックスに第1のグ
ラフト単量体成分(B)を添加し、温度40〜90Cで
第1段のグラフト重合反応を行なう。そしてこの重合に
おける重合収率が例えば95%以上程度に達したところ
で第2のグラフト単量体成分(C)を添加し、温度40
〜90Cで纂zのグラフト重合反応を行ない、重合収率
が例えばほぼ100%程反に達したところで反応?中止
する。
δらに、得られたラテックスを通常の方法で縦折、脱水
、乾脈することにより本発明における変性樹脂を得るこ
とができる。
かかる変性樹脂の會成においては、共重合体(5)を含
むラテックスのみならず、グラフト単量体成分(Bl 
、 (C)中にも架橋剤r會めることが好ましい。
このような架橋剤を通常行なわれているように幹重合体
成分中にも一層するのみでなく、さらにグラフト単量体
成分中にも架橋剤を添加することにより、より一層広い
成形加工粂件下において表面平滑性ならびに耐衝撃性に
すぐれ九成形品を得ることが可能なフン化ビニリデン樹
脂組成物を形成することができる。架橋剤は、共重合体
(A)、グラフト単量体成分(B)および(qの各々に
対し、その100重量部に対する割合が0.01〜3重
量部となるよう添加することが好ましい。
使用する架橋剤としては、谷重合R#で各リアクタント
と容易に共重合し得る多官能性単量体を選択することが
好ましく、例えばジビニルベンゼン、ジビニルトルエン
で代表される芳香族多官能性ビニル化合物、エチレング
リコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメ
タクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト等のジメタクリレート類およびエチレングリコールジ
アクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、
トリエチレングリコールジアクリレート、1.3−ブタ
ンジオールジアクリレート等のジアクリレート類を例示
することができる。
以上の変性樹脂3〜70重量部をフッ化ビニリデン樹脂
100重量部に添加混合して本発明のフッ化ビニリデン
樹脂組成物を得る。ここに、フッ化ビニリデン樹脂とし
ては、フン化ビニリf7f)単独重合体、7フ化ビニリ
デン成分の割合が80重量%以上である、フッ化ビニリ
デンとこれと共重合しうるオレフィン系単量体との共重
合体等を例示することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について述べるが、本発明がこれ
に限定されるものではない。なお、「部」は重量部を表
わす。
実施例1〜4.比較例1 (1)  変性樹脂の合成 2−エチルへキシルアクリレート      35部ブ
タジェン              20部メチルメ
タクリレ−)          10部エメチングリ
コールジメタクリレー)    0.65部、′i(シ
イツブaピルベンゼンハイドロパーオキシドO,13g
硫酸第一鉄(Fe804 、71H20)     0
.002部ホルムアルデヒドナトリワムスルホキシレー
ト       0.03   部オレイン酸カリウム
         0.4  部ピロリン酸ナトリウム
        0.1  部族 留 水      
     175部以上の各成分を耐圧反応容器に仕込
み、内容液を攪拌しながら温度45℃で16時間にわ几
って重合を行ない、幹重合体を構成する♂ム状共重合体
の粒子を含むラテックスを得た。このときの重合収率は
ほぼ100%であつ九。得られ几ラテックス全量に対し
てオレイン酸カリクム0.5部およびスルホコハク酸ン
ーダジオクチルエステ#0.065部を添加して充分安
定化させ九後、0.2チの塩酸水溶液50部を徐々に添
加して凝集化を行つ之。
この凝集化により、ラテックス粒子の平均粒径は0.0
7μmから0.15μmに増大していることが確認され
た。なお、このラテックスより得られ九共重合体のガラ
ス転移温度は一45℃であつ九。
ついで、ラテックスに水酸化ナトリウムの水溶  ・液
を加えて該ラテックスを、H9,5とし、これに以下の
第1のグラフト単量体成分を添加し、温度60℃で4時
間にわ九って重合を行なつ九。このグラフト重合の重合
収率はおよそ98%であつ九。
gtのグラフト単量体成分 スチレン              11 部メチル
メタクリレート        5  部アクリロニト
リル          4  部エチレングリコール
ジメタクリレート     0.155部ジイソプロピ
ルベンゼンハイドミノーオキシド  0.01Bホルム
アルデヒドナトリウムスルホキシレート 0.01部’
さらに、得られたラテックスに以下の第2のグラフト箪
量体成分を添加し、温度60℃で7時間にわたって重合
を行なった。
第2のグラフト単量体成分 メチルメタクリレート        15部エメチン
グリコールジメタクリレー)    0.114・部ジ
イソプロピルベンゼンハイドロパーオキシト0.015
g ホルムアルデヒドスルホキシレート 0.005部得ら
れたラテックスは、共重合体固形分を約80重量%含有
しておシ1重合がほぼ完結していることがW1認された
ついで、得られ九ラテックスに抗酸化剤として2.6−
ジター7ヤリープチルノぞラフレゾール0.5部および
ジラウリルチオジブ−ビオネート0.5部を添加し、酸
析、脱水、乾燥の各工程を経て変性樹脂粉末を得た。
(2)フッ化ビニ17デン樹脂組成物の製造(1)で得
られ比変性樹脂を、次式によって定義される固有粘度η
inhの値(溶媒ニジメチルホルムアミド、温度:30
℃)が1.0のフッ化ビニリデン84脂に対し、ヘンシ
ェルミキサーによって第1表に示す組成比で混合し、実
施例につき4種、比較例につき1mのフッ化ビニリデン
樹脂組成物を得几。
lnηrel ηinh = に こにおいて=−/!nηrelは相対粘度の自然対数を
表わし、Cは溶液の濃度(o、4y(樹脂)/100C
C(溶媒)〕を表わす。
(3)  !!!j性試験 以上のようにして得られた各フフ化ビニリデン樹脂組成
物を50關Ωの単軸押出機に供給し、溶融温度210℃
で該組成物の溶融混線を行ない、ペレット状組成物を得
た。ついで、このペレット状組成物を射出成形機1’−
TS−100型」 (日精樹脂工業■製)を用い、シリ
ンダ一温度240℃、金型温度70℃の条件下において
射出成形を行ない、試験片を作成し、以下の物性試験を
行なつ九。
■ アイゾツト衝撃強度 JIS K 7110の方法に準じ、温度23℃、0℃
、−10℃および一20℃の各条件下で測定を行なった
。なお、■ノツチは厚さ3io*のものを使用した。
■ 熱変形温度 JISK72070)方法に準じ、荷重4.5kg/a
n2の条件下で測定を行なった。
■ ヤング率 )□’f    JISに7113の方法に準じて測定
を行なつ几。
■ 耐候性 試験片をウエザオメーターによって500時間照射し友
後におけるアイゾツト衝撃強度の保持率によって奸価し
た。保持率は次式によって表わされる。なお、衝撃強度
の測定は温度23℃の条件下で行なつ九。
以上の結果を第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、本発明のフッ化ビニ
リデン樹脂組成物は、室温におけるアイゾツト衝撃強度
のみならず低温におけるアイゾツト衝S強度が変性樹脂
を加えな〜1比較例1に比して著しく高く、広い温度領
域において優れた耐衝撃性を有することが判明し九。さ
らに、本発明の7フ化ビニリデン樹脂組成物は、熱変形
温度、ヤング率および耐候性の各特性において実用上十
分満足すべき結果が得られ、耐熱性、機械的強度、耐候
性などの特性全般にわたりてノ々ランスのよい優れ九も
のであることが確認され友。
実施例5〜8.比較例2〜7 枠型合体の単量体成分、第1のグラフト単量体成分およ
び第2のグラフト単量体成分を第2表に示す組成とし次
ほかは、既述の実施例の場合と同様にして実施例につき
4種、比較例につき6種の変性樹脂を得九。なお、実施
例5〜8における枠型合体のガラス転移温度はそれぞれ
一45℃、−45℃、−50℃、−50℃で6つ九。
ついで、各変性樹脂15部と固有粘度ηinhが1.0
の既述のフッ化ビニリデン樹脂85部とをヘンシェルミ
キサーを用いて混合し、フッ化ビニリデン樹脂組成物を
得九〇 これらの各7フ化ビニリデン樹脂組成物および実施例3
のフッ化ビニリデン樹脂組成物を、(1)”−ル混練法
、li)射出成形法の2種の成形法を用いて成形し、試
験片を作成し、各試験片について既述のアイゾツト衝撃
強度および耐候性を調べた。な  。
お、(1)a−ル混練法においては、表面温度が175
℃のロールを用いて3分間にわたってフン化ビニリデン
樹脂組成物を混疎し、得られたシートを温度200℃、
圧力150に9/an2 0条件下においてプレスし、
3fiの厚さを有する板状の試験片を得九。
ま几、(tt)s出成形法においては、既述の実施例に
おけると同様に、単軸押出機によってフッ化ビニリデン
樹脂組成物をペレット状としtのちこれを射出成形機「
T8−iO型」を用いて成形し、試験片を得九。
以上の結果を第2表に併せて示す。
第2弐に示す精米よシ明らかなように1本発明のフッ化
ビニリデン側脂iれ放物は、商い混線状態を得ることの
できる射出成形法はもちろんのこと比較的聞易なロール
混練法によっても均質な状態を得ることができ、混線方
式によらず広い温度範囲において優れた耐#革性ならび
に耐候性を有している。
これに対し、比較例においては、特にt温における耐衝
撃性ならひに#候注の点で劣っておシ。
さらにロール混練法によっては混線が不十分でろって所
期の耐衝撃性を得ることができないことが判明した。す
なわち、比較例2においては、ゴム状幹憲合体を合成す
るための単量体成分としてブタジェノを使用していない
ため、符に低温における耐衝撃性が劣っている。比軟例
8および4においては、プタジエ/の使用量が過大でお
るため1%に1・□・  ra注が劣っている。比4!
X例5および6においては、第1のグラフト早菫捧凧分
としてアクリロニトリルを1史用していないため、特に
低温における耐衝撃性ならびに耐@怪が劣っている。ま
た、比較例7においては、アクリロニトリルを第1のグ
ラフト単fX体成分のみならず第2のグラフト単量体成
分として用いているため、特注の全般において劣ってい
る。
〔発明の効果〕
実施例の説明からも明らかなように1本発明のフッ化ビ
ニリデン樹脂組成物は、特定のゴム状幹重合体に特定の
グラフト単量体成分を2段階でグラフト重合させて得ら
れる変性樹脂を含有しているので、広い温度範囲にpい
て優れた耐衝撃性を有し、しかも耐熱性、耐叛注ならび
に加工性などの点においても良好であり、きわめて実用
性の高いものである。
したがって9本発明のフッ化ビニリデン樹脂組成物は1
通常該樹脂が多用されている[臆被覆材。
パイプ材、バルブ材、血科などの用途のみならず。
特に耐衝sao要氷される瓶等の容器、シート。
板等の媒材あるいは工業部品、さらに自動皐、家を製品
、!子機器等の各撫部品などに好適に用いることができ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フッ化ビニリデン樹脂100重量部と変性樹脂3〜
    70重量部とを含有するフッ化ビニリデン樹脂組成物で
    あつて、 前記変性樹脂が、 アクリル酸アルキルエステル (アルキル基の炭素数2〜12) 40〜95重量%ブ
    タジエン 1〜40重量% メチルメタクリレート 0〜30重量% よりなる単量体成分を乳化重合して得られる共重合体(
    A)50〜80重量部を含むラテックスに、アクリロニ
    トリル 10〜40重量% メチルメタクリレートおよび/またはスチレン60〜9
    0重量% よりなる第1のグラフト単量体成分(B)10〜45重
    量部を加えて重合し、ついで メタクリル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数1
    〜4)よりなる第2のグラフト単量体成分(C)5〜2
    5重量部 を加えて重合することにより得られるグラフト共重合体
    (ただし、(A)、(B)および(C)の合計量は10
    0重量部とする。)であることを特徴とするフッ化ビニ
    リデン樹脂組成物。 2)変成樹脂の製造において、共重合体(A)、第1の
    グラフト単量体成分(B)および第2のグラフト単量体
    成分(C)の各々がその100重量部に対して0.01
    〜3重量部の架橋剤を含有する特許請求の範囲第1項記
    載のフッ化ビニリデン樹脂組成物。
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