JPS61101454A - 酸窒化アルミニウム含有耐火物 - Google Patents
酸窒化アルミニウム含有耐火物Info
- Publication number
- JPS61101454A JPS61101454A JP59222486A JP22248684A JPS61101454A JP S61101454 A JPS61101454 A JP S61101454A JP 59222486 A JP59222486 A JP 59222486A JP 22248684 A JP22248684 A JP 22248684A JP S61101454 A JPS61101454 A JP S61101454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum oxynitride
- refractories
- refractory
- corrosion resistance
- raw materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は銑鉄、鋼およびスラグに対して耐用性の高い酸
窒化アルミニウム含有耐火物に関する。
窒化アルミニウム含有耐火物に関する。
最近の製銑、製鋼技術の進歩に伴い、耐火物はますます
過酷な条件下で使用されるようになってきている。耐火
物の耐用性を向上するためには、溶銑、溶鋼および溶融
スラグなどに接触しても耐火物がこれら溶融物と反応し
ないことが必要であり、そのため、例えば高圧成形、均
質成形など製造技術面の開発によって成果をあげている
一方、既存の耐火原料であっても耐火原料の品位、加工
および各種原料の適性な組合せによって成果をあげる場
合がある。溶銑、溶鋼および溶融スラグなどの中にFe
O濃度が高くなると耐火物の溶損が著しく進行すること
が知られている。したがってFeOに対する耐食性を向
上させることが耐火物の耐用性の向上につながることと
なる。このためMg0−C系、A l t O! −C
系、A l z O3−S i CC系等の耐火物が製
造されるようになった。
過酷な条件下で使用されるようになってきている。耐火
物の耐用性を向上するためには、溶銑、溶鋼および溶融
スラグなどに接触しても耐火物がこれら溶融物と反応し
ないことが必要であり、そのため、例えば高圧成形、均
質成形など製造技術面の開発によって成果をあげている
一方、既存の耐火原料であっても耐火原料の品位、加工
および各種原料の適性な組合せによって成果をあげる場
合がある。溶銑、溶鋼および溶融スラグなどの中にFe
O濃度が高くなると耐火物の溶損が著しく進行すること
が知られている。したがってFeOに対する耐食性を向
上させることが耐火物の耐用性の向上につながることと
なる。このためMg0−C系、A l t O! −C
系、A l z O3−S i CC系等の耐火物が製
造されるようになった。
しかしながら、Mg0−C系耐火物では操炉中、加熱冷
却の繰り返しの際、亀裂が発生して損傷するため用途が
限定されてくる。また、Ah03−C系およびAhOz
5iC−C系耐火物では耐食性に難がある。A1□
O,−3iC−C系耐火物のごとき酸化物系原料主体の
耐火物のなかに炭化珪素、窒化珪素又は酸窒化珪素など
の非酸化物系原料を含有させた耐火物は耐食性及び耐熱
衝撃性にすぐれるのであるが、しかしこれらの非酸化物
系原料は、酸化したときはS i Ozとなり溶融金属
と反応し易く、とくに溶融金属やスラグ中のFeOと反
応し易く、改善の余地がある。既存の耐火原料を使用す
る場合では、原料の種類、量、品位、加工条件および製
造技術面との組合せ等、検討しなければならない項目が
多いため成果を挙げるためには開発に膨大な日数と費用
を伴うものである。
却の繰り返しの際、亀裂が発生して損傷するため用途が
限定されてくる。また、Ah03−C系およびAhOz
5iC−C系耐火物では耐食性に難がある。A1□
O,−3iC−C系耐火物のごとき酸化物系原料主体の
耐火物のなかに炭化珪素、窒化珪素又は酸窒化珪素など
の非酸化物系原料を含有させた耐火物は耐食性及び耐熱
衝撃性にすぐれるのであるが、しかしこれらの非酸化物
系原料は、酸化したときはS i Ozとなり溶融金属
と反応し易く、とくに溶融金属やスラグ中のFeOと反
応し易く、改善の余地がある。既存の耐火原料を使用す
る場合では、原料の種類、量、品位、加工条件および製
造技術面との組合せ等、検討しなければならない項目が
多いため成果を挙げるためには開発に膨大な日数と費用
を伴うものである。
そして、このような努力をもってしても、なお溶銑、溶
鋼および溶融スラグに対する耐用性が十分に得られ゛な
い場合が多い。
鋼および溶融スラグに対する耐用性が十分に得られ゛な
い場合が多い。
本発明は溶銑、溶鋼および溶融スラグ等に対して耐用性
の高い耐火物を提供するものである。すなわち、本発明
は酸窒化アルミニウム3重量部以上と炭素および/また
は炭素化合物0.5〜60重量部に残部が他の耐火性物
質からなることを特徴とする酸窒化アルミニウム含有耐
火物である。
の高い耐火物を提供するものである。すなわち、本発明
は酸窒化アルミニウム3重量部以上と炭素および/また
は炭素化合物0.5〜60重量部に残部が他の耐火性物
質からなることを特徴とする酸窒化アルミニウム含有耐
火物である。
酸窒化アルミニウムは窒化アルミニウムと酸化アルミニ
ウムの固溶体であって耐熱性が高い、(2000℃以下
では溶融や分解はしない)。高温での化学反応性に乏し
い(とくにFeOに対する耐食性にすぐれる)、熱膨張
率がアルミナ、マグネシア、ジルコニアなどの耐火原料
に比べて小さい、各種の溶融金属と反応し難い、などの
特性を有するので、本発明者等は耐食性や耐熱衝撃性を
具備することが必要条件である溶銑、溶鋼および溶融ス
ラグ等に接触する部分に使用する耐火物の原料として適
するとの結論に達した。
ウムの固溶体であって耐熱性が高い、(2000℃以下
では溶融や分解はしない)。高温での化学反応性に乏し
い(とくにFeOに対する耐食性にすぐれる)、熱膨張
率がアルミナ、マグネシア、ジルコニアなどの耐火原料
に比べて小さい、各種の溶融金属と反応し難い、などの
特性を有するので、本発明者等は耐食性や耐熱衝撃性を
具備することが必要条件である溶銑、溶鋼および溶融ス
ラグ等に接触する部分に使用する耐火物の原料として適
するとの結論に達した。
酸窒化アルミニウムは窒化アルミニウムAINとアルミ
ナA l z Oxとの固溶体(xAIN−yAhoe
)であるが、合成条件によって酸窒化アルミニウム中に
金属アルミニウム、アルミナ、窒化アルミニウムなどが
随伴することがある。
ナA l z Oxとの固溶体(xAIN−yAhoe
)であるが、合成条件によって酸窒化アルミニウム中に
金属アルミニウム、アルミナ、窒化アルミニウムなどが
随伴することがある。
本発明の原料として使用するときは、酸窒化アルミニウ
ムの純度が高いものが望ましいが、これらの随伴物が残
存していても構わない。原料としては、金属アルミニウ
ムの残量は少ない方がよく、また、アルミナおよび窒化
アルミニウムを随伴しているときは、原料の緻密性、硬
さ、および化学安定性の面から窒化アルミニウムを随伴
したものよりアルミナを随伴したものの方が好ましい。
ムの純度が高いものが望ましいが、これらの随伴物が残
存していても構わない。原料としては、金属アルミニウ
ムの残量は少ない方がよく、また、アルミナおよび窒化
アルミニウムを随伴しているときは、原料の緻密性、硬
さ、および化学安定性の面から窒化アルミニウムを随伴
したものよりアルミナを随伴したものの方が好ましい。
酸窒化アルミニウムは3重量部以上を含存せしめる。
3重量部以下であると前記した効果が少ない、含有量が
多くなるに従って耐火物の熱膨張係数が少なくなり、熱
的容積安定性がすぐれ、また耐食性が向上する。炭素お
よび炭素化合物は0.5〜60重量部を含有せしめる。
多くなるに従って耐火物の熱膨張係数が少なくなり、熱
的容積安定性がすぐれ、また耐食性が向上する。炭素お
よび炭素化合物は0.5〜60重量部を含有せしめる。
炭素原料としてはコークス、玉状黒鉛および鱗状黒鉛な
どを使用する。また炭素化合物はタール、ピンチ、樹脂
など耐火物の結合材であり、熱分解や重縮合によって炭
素となるものである。炭素原料は、溶銑、溶鋼および溶
融スラグなどに対して耐食性を有し、耐熱衝撃性にすぐ
れるほか、酸窒化アルミニウムの酸化抑制の効果がある
。この炭素質、炭素化合物等の含有量が0.5重量部以
下であると前記の効果が発揮されず、60重量部以上で
あると酸窒化アルミニウムの素材の性能が希釈され、炭
素質の品質に近くなってしまう。
どを使用する。また炭素化合物はタール、ピンチ、樹脂
など耐火物の結合材であり、熱分解や重縮合によって炭
素となるものである。炭素原料は、溶銑、溶鋼および溶
融スラグなどに対して耐食性を有し、耐熱衝撃性にすぐ
れるほか、酸窒化アルミニウムの酸化抑制の効果がある
。この炭素質、炭素化合物等の含有量が0.5重量部以
下であると前記の効果が発揮されず、60重量部以上で
あると酸窒化アルミニウムの素材の性能が希釈され、炭
素質の品質に近くなってしまう。
次に残部の耐火性物質として炭化珪素、窒化珪素などの
非酸化物系原料、ジルコン、ジルコニア、アルミナ、ム
ライト、マグネシアなどの酸化物系原料、金属珪素、フ
ェロシリコン、アルミニウム粉末等の添加剤、リン酸ア
ルミニウム、珪酸ソーダ、粘土、水などの結合剤および
結合助剤等を必要に応じて使用する。炭化珪素粉末を併
用すると耐火物中の炭素の酸化防止となるうえ、使用中
酸化珪素が酸化したとき、耐火物の組織の中の還元性を
維持するので酸窒化アルミニウムの酸化を抑制する効果
がある。
非酸化物系原料、ジルコン、ジルコニア、アルミナ、ム
ライト、マグネシアなどの酸化物系原料、金属珪素、フ
ェロシリコン、アルミニウム粉末等の添加剤、リン酸ア
ルミニウム、珪酸ソーダ、粘土、水などの結合剤および
結合助剤等を必要に応じて使用する。炭化珪素粉末を併
用すると耐火物中の炭素の酸化防止となるうえ、使用中
酸化珪素が酸化したとき、耐火物の組織の中の還元性を
維持するので酸窒化アルミニウムの酸化を抑制する効果
がある。
次に実施例につき説明する。
実施例1
第1表中、陽1〜阻6は本発明の不定形耐火物について
の実施例である。第1表に示す原料を使用した配合物を
それぞれ良く混合した後、加水混練した。酸窒化アルミ
ニウムは実験室で合成したものを使用した。第1図はそ
のX線回折図である。
の実施例である。第1表に示す原料を使用した配合物を
それぞれ良く混合した後、加水混練した。酸窒化アルミ
ニウムは実験室で合成したものを使用した。第1図はそ
のX線回折図である。
図中Sは酸窒化アルミニウムである。これらの混練物を
、内法で、底辺53m、上辺36m、高さ201mの台
形断面積をもち、長さが120uの金型の中、および内
法で230X 115X65m (J I S並型レン
ガ形状)の金型の中にそれぞれ流し込んだ。而して温度
20±5℃、湿度80〜85%の条件下で24時間養生
した後、型から外した。これを105〜110℃に保持
した乾燥器中で12時間乾燥し、次にコークス粉の中に
埋めて電気炉中で350℃まで昇温し、そこで4時間保
持して焼成した。350℃は結晶水や揮発物が消失する
温度である。溶湯に対する耐食性試験には前記台形柱状
の焼成体を使用した。
、内法で、底辺53m、上辺36m、高さ201mの台
形断面積をもち、長さが120uの金型の中、および内
法で230X 115X65m (J I S並型レン
ガ形状)の金型の中にそれぞれ流し込んだ。而して温度
20±5℃、湿度80〜85%の条件下で24時間養生
した後、型から外した。これを105〜110℃に保持
した乾燥器中で12時間乾燥し、次にコークス粉の中に
埋めて電気炉中で350℃まで昇温し、そこで4時間保
持して焼成した。350℃は結晶水や揮発物が消失する
温度である。溶湯に対する耐食性試験には前記台形柱状
の焼成体を使用した。
焼成体を出力15kWの高周波誘導炉内のルツボの内側
に張り合わせて筒をつくった。筒の内部に鋳鉄(Fe1
2)を投入してから誘導加熱を開始し、筒内温度が12
00℃以上になったとき酸化第一鉄(Fed)を投入し
、1550℃まで昇温しで内容物を溶融させた。155
0℃で5時間保持して供試体を溶湯と反応させた。溶湯
を排出して冷却後、共試体を取り出し、最も侵食された
部位の厚さの減少率を産出して耐食性の比較を行った。
に張り合わせて筒をつくった。筒の内部に鋳鉄(Fe1
2)を投入してから誘導加熱を開始し、筒内温度が12
00℃以上になったとき酸化第一鉄(Fed)を投入し
、1550℃まで昇温しで内容物を溶融させた。155
0℃で5時間保持して供試体を溶湯と反応させた。溶湯
を排出して冷却後、共試体を取り出し、最も侵食された
部位の厚さの減少率を産出して耐食性の比較を行った。
また耐熱衝撃性については、前記JIS並型レンガ形状
の焼成体を用いてアコースチックエミッション法(AE
法)で試験を行った。アコースチックエミッション法は
定量的な比較が容易であることなどから、最近耐火物の
耐熱衝撃性の評価方法として採用されてきている方法で
あり、耐火物に大きな熱応力を急激に加えたとき耐火物
のm織が破壊する際に発生する弾性波をセンサーでA2
発生量として読みとり、その量の大小で耐熱衝撃性を評
価するものである。AE発生it(カウント数)の総量
が小さいほど耐熱衝撃性が良好と評価している。JIS
並形レンガ形状の焼成体の230X 115m面の中心
に約1650℃の酸素プロパンガスの火焔を約20秒間
あてて局部的に加熱する。そこで発生するAE量の総量
(カウント数)を市販装置(DUNGAN/ENDEV
CO社、MODEL 302A)で読みとる。
の焼成体を用いてアコースチックエミッション法(AE
法)で試験を行った。アコースチックエミッション法は
定量的な比較が容易であることなどから、最近耐火物の
耐熱衝撃性の評価方法として採用されてきている方法で
あり、耐火物に大きな熱応力を急激に加えたとき耐火物
のm織が破壊する際に発生する弾性波をセンサーでA2
発生量として読みとり、その量の大小で耐熱衝撃性を評
価するものである。AE発生it(カウント数)の総量
が小さいほど耐熱衝撃性が良好と評価している。JIS
並形レンガ形状の焼成体の230X 115m面の中心
に約1650℃の酸素プロパンガスの火焔を約20秒間
あてて局部的に加熱する。そこで発生するAE量の総量
(カウント数)を市販装置(DUNGAN/ENDEV
CO社、MODEL 302A)で読みとる。
第1表に示す如く、本発明品は、従来品と比較して、耐
火物を甚だしく侵食溶損させる酸化第一鉄に対する抵抗
性をあられす耐食性が大巾に向上しており、かつ熱応力
による耐火物の組織破壊に対する抵抗性をあられす耐熱
衝撃性が大巾に向上していることがわかった。阻1配合
品のように炭素あるいは炭素化合物を組成に含まない場
合は、耐食性の点で余り大きな向上がなく、隘5配合品
のように炭素あるいは炭素化合物の割合が多過ぎると耐
熱衝撃性は良いものの、耐食性の点で余り大きな向上が
ない。
火物を甚だしく侵食溶損させる酸化第一鉄に対する抵抗
性をあられす耐食性が大巾に向上しており、かつ熱応力
による耐火物の組織破壊に対する抵抗性をあられす耐熱
衝撃性が大巾に向上していることがわかった。阻1配合
品のように炭素あるいは炭素化合物を組成に含まない場
合は、耐食性の点で余り大きな向上がなく、隘5配合品
のように炭素あるいは炭素化合物の割合が多過ぎると耐
熱衝撃性は良いものの、耐食性の点で余り大きな向上が
ない。
実施例2
第2表中、隘1〜嵐3は本発明の定形耐火物についての
実施例である。第2表に示す原料を使用した配合物をそ
れぞれ良く混合した後、結合剤を加えて混練した。酸窒
化アルミニウムは実施例1のときと同じ純度のものを使
用した。これらの混練物を実施例1のときと同じ寸法の
台形柱状に600kg/cdの圧力で成形した0次いで
成形体をコークス粉の中に埋めて、電気炉中で1200
℃まで昇温し、そこで4時間保持してい焼成した。耐食
性および耐熱衝撃性は実施例1と同一の試験方法により
試験した。第2表の下欄に示すように本発明品は従来品
と比較して耐食性および耐熱衝撃性にすぐれていること
がわかる。なお、第2表に示す本発明品は製鋼用浸漬ノ
ズルに適するものである。
実施例である。第2表に示す原料を使用した配合物をそ
れぞれ良く混合した後、結合剤を加えて混練した。酸窒
化アルミニウムは実施例1のときと同じ純度のものを使
用した。これらの混練物を実施例1のときと同じ寸法の
台形柱状に600kg/cdの圧力で成形した0次いで
成形体をコークス粉の中に埋めて、電気炉中で1200
℃まで昇温し、そこで4時間保持してい焼成した。耐食
性および耐熱衝撃性は実施例1と同一の試験方法により
試験した。第2表の下欄に示すように本発明品は従来品
と比較して耐食性および耐熱衝撃性にすぐれていること
がわかる。なお、第2表に示す本発明品は製鋼用浸漬ノ
ズルに適するものである。
第2表
以上述べたように本発明の耐火物は溶銑、溶鋼および溶
融スラグに対する耐食性および耐熱衝撃性にすぐれてい
るので、これらの溶湯に接する耐火内張材に使用するこ
とができ、高炉内張材、出銑樋材、溶銑取鍋、混銑車、
タンディツシュ、浸漬ノズル、出鋼樋材など広い用途に
使用できる。
融スラグに対する耐食性および耐熱衝撃性にすぐれてい
るので、これらの溶湯に接する耐火内張材に使用するこ
とができ、高炉内張材、出銑樋材、溶銑取鍋、混銑車、
タンディツシュ、浸漬ノズル、出鋼樋材など広い用途に
使用できる。
第1図は酸窒化アルミニウムのX線回折図である。
第1図
田(jeg)
手続主甫正書(自 発)
1. 事件の表示
昭和59年 特 許 願 第222486号2、 発明
の名称 酸窒化アルミニウム含有耐火物3、補正をす
る者 事件との関係 特 許 出 願 大 佐 所 東京都渋谷区恵比寿1丁目21番3号二
ホン ル ツボ 名称 日本坩堝株式会社 (1) 第6真下から8行目中、口金形断面積」を「
台形断面」と訂正する。 (2) 第7頁9行口中、「共試体」を「供試体」と
訂正する。また同頁111行目中「産出」を「算出」と
訂正する。 (3)第11頁中第2表の後に下文を加入する。 「実施例3 第3表中、Nll〜隘3は本発明耐火物の高炉出銑孔閉
塞用充填材についての実施例である。第3表に示す原料
を使用した配合物をそれぞれ良く混合した後、結合剤を
加えて混練した。酸窒化アルミニウムは実施例1および
実施例2のときと同じ粒度のものを使用した。これらの
混練物を実施例1のときと同じ寸法の台形柱状に100
kg/c+aの圧力で成形した。これを105〜110
℃に保持した乾燥器中で12時間乾燥し、次に電気炉中
で150℃/hrの昇温速度にて350°Cまで昇温し
、そこで6時間保持してベーキング処理をした。これら
熱処理済みの供試体を通常の回転侵食試験炉の内側に張
り合わせて筒をつくった。酸素・プロパンガスバーナを
用いて、供試体の筒内面を1500℃まで急速予熱した
のち、製鋼用高炉銑鉄と塩基度(Cab/Sing)1
.22の高炉スラグをlO:3の重量比で筒内に投入し
た。筒内温度を1550±20℃に維持するようにバー
ナ加熱しながら炉に3Orpmの回転を与え、供試体と
溶湯及び溶融スラグを反応させた。 反応時間2時間経過後、筒内溶融物を排出した。 引続いて新たに前記と同一の材料を同一の条件で供試体
と反応させたのち排出した。これを4回繰り返した後、
供試体の被侵食量を測定した。供試体において最も侵食
された部分の厚さの減少率を算出して耐食性の比較を行
った。第3表の下欄に示すように、本発明品は従来品と
比較して”耐食性にすぐれていることがわかる。本発明
品は、従来から高耐食性骨材として優位に扱われていた
電融アルミナに代えて酸窒化アルミニウムを導入したこ
とにより高炉出銑孔閉塞用充填材の耐食性をすぐれたも
のとすることができ、したがって耐用性を著しく向上す
ることができたもので、第3表はその例をあげたもので
ある。本発明品は高炉出銑孔に限らず、その他電気炉な
どの一般冶金用炉の出湯口まで含めた閉塞用充填材全般
に適用できるものである。また、本実施例は結合材に無
水コールタールを用いているが、他に熱硬化性樹脂など
他の結合材を用いることもできる。 第3表 以上
の名称 酸窒化アルミニウム含有耐火物3、補正をす
る者 事件との関係 特 許 出 願 大 佐 所 東京都渋谷区恵比寿1丁目21番3号二
ホン ル ツボ 名称 日本坩堝株式会社 (1) 第6真下から8行目中、口金形断面積」を「
台形断面」と訂正する。 (2) 第7頁9行口中、「共試体」を「供試体」と
訂正する。また同頁111行目中「産出」を「算出」と
訂正する。 (3)第11頁中第2表の後に下文を加入する。 「実施例3 第3表中、Nll〜隘3は本発明耐火物の高炉出銑孔閉
塞用充填材についての実施例である。第3表に示す原料
を使用した配合物をそれぞれ良く混合した後、結合剤を
加えて混練した。酸窒化アルミニウムは実施例1および
実施例2のときと同じ粒度のものを使用した。これらの
混練物を実施例1のときと同じ寸法の台形柱状に100
kg/c+aの圧力で成形した。これを105〜110
℃に保持した乾燥器中で12時間乾燥し、次に電気炉中
で150℃/hrの昇温速度にて350°Cまで昇温し
、そこで6時間保持してベーキング処理をした。これら
熱処理済みの供試体を通常の回転侵食試験炉の内側に張
り合わせて筒をつくった。酸素・プロパンガスバーナを
用いて、供試体の筒内面を1500℃まで急速予熱した
のち、製鋼用高炉銑鉄と塩基度(Cab/Sing)1
.22の高炉スラグをlO:3の重量比で筒内に投入し
た。筒内温度を1550±20℃に維持するようにバー
ナ加熱しながら炉に3Orpmの回転を与え、供試体と
溶湯及び溶融スラグを反応させた。 反応時間2時間経過後、筒内溶融物を排出した。 引続いて新たに前記と同一の材料を同一の条件で供試体
と反応させたのち排出した。これを4回繰り返した後、
供試体の被侵食量を測定した。供試体において最も侵食
された部分の厚さの減少率を算出して耐食性の比較を行
った。第3表の下欄に示すように、本発明品は従来品と
比較して”耐食性にすぐれていることがわかる。本発明
品は、従来から高耐食性骨材として優位に扱われていた
電融アルミナに代えて酸窒化アルミニウムを導入したこ
とにより高炉出銑孔閉塞用充填材の耐食性をすぐれたも
のとすることができ、したがって耐用性を著しく向上す
ることができたもので、第3表はその例をあげたもので
ある。本発明品は高炉出銑孔に限らず、その他電気炉な
どの一般冶金用炉の出湯口まで含めた閉塞用充填材全般
に適用できるものである。また、本実施例は結合材に無
水コールタールを用いているが、他に熱硬化性樹脂など
他の結合材を用いることもできる。 第3表 以上
Claims (1)
- 酸窒化アルミニウム3重量部以上と炭素および/または
炭素化合物0.5〜60重量部に残部が他の耐火性物質
からなることを特徴とする酸窒化アルミニウム含有耐火
物。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59222486A JPS61101454A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 酸窒化アルミニウム含有耐火物 |
KR1019860700383A KR930005250B1 (ko) | 1984-10-23 | 1985-10-09 | 산질화 알루미늄 함유 내화물, 슬라이딩 노즐용 내화물 및 강 연속주조용 노즐 |
EP19850905105 EP0198925A4 (en) | 1984-10-23 | 1985-10-09 | COMPOSITION CONVERTIBLE INTO A FIREPROOF MATERIAL CONSISTING OF ALUMINUM OXYNITRIDE. |
AU49584/85A AU581035B2 (en) | 1984-10-23 | 1985-10-09 | Refractory containing aluminum nitride oxide, refractory for sliding nozzle, and nozzle for continuously casting steel |
PCT/JP1985/000561 WO1986002633A1 (en) | 1984-10-23 | 1985-10-09 | Refractory containing aluminum nitride oxide, refractory for sliding nozzle, and nozzle for continuously casting steel |
BR8506995A BR8506995A (pt) | 1984-10-23 | 1985-10-09 | Refratario contendo oxinitreto de aluminio refratario para uma tubeira deslizante,e tubeira para fundicao continua de aco |
MX000351A MX167733B (es) | 1984-10-23 | 1985-10-22 | Refractarios que contienen oxinitruro de aluminio,refractarios para toberas deslizantes y toberas para fundicion de acero continua |
CA000493513A CA1251222A (en) | 1984-10-23 | 1985-10-22 | Aluminum oxynitride-containing refractories, refractories for sliding nozzles, and nozzles for continuous steel casting |
CN85109111A CN1003011B (zh) | 1984-10-23 | 1985-10-23 | 含氧氮化铝的耐火材料,滑动水口耐火材料及连续铸钢水口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59222486A JPS61101454A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 酸窒化アルミニウム含有耐火物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61101454A true JPS61101454A (ja) | 1986-05-20 |
JPH0421625B2 JPH0421625B2 (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=16783182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59222486A Granted JPS61101454A (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 | 酸窒化アルミニウム含有耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61101454A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01208363A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-22 | Shinagawa Refract Co Ltd | 溶銑処理用酸窒化アルミニウム含有耐火れんが |
JPH01208362A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-22 | Shinagawa Refract Co Ltd | 溶銑処理用酸窒化アルミニウム及び窒化珪素含有耐火れんが |
WO2018123726A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 黒崎播磨株式会社 | 高炉炉床部用れんが及びこれを使用した高炉炉床部並びに高炉炉床部用れんがの製造方法 |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP59222486A patent/JPS61101454A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01208363A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-22 | Shinagawa Refract Co Ltd | 溶銑処理用酸窒化アルミニウム含有耐火れんが |
JPH01208362A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-22 | Shinagawa Refract Co Ltd | 溶銑処理用酸窒化アルミニウム及び窒化珪素含有耐火れんが |
WO2018123726A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 黒崎播磨株式会社 | 高炉炉床部用れんが及びこれを使用した高炉炉床部並びに高炉炉床部用れんがの製造方法 |
JPWO2018123726A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2019-10-31 | 黒崎播磨株式会社 | 高炉炉床部用れんが及びこれを使用した高炉炉床部並びに高炉炉床部用れんがの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0421625B2 (ja) | 1992-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930005250B1 (ko) | 산질화 알루미늄 함유 내화물, 슬라이딩 노즐용 내화물 및 강 연속주조용 노즐 | |
JPH0729847B2 (ja) | マグネサイト―炭素系耐火物 | |
JPS61101454A (ja) | 酸窒化アルミニウム含有耐火物 | |
JPH07223874A (ja) | キャスタブル耐火物 | |
JPH0118030B2 (ja) | ||
JPH05262559A (ja) | 不焼成炭素含有れんが | |
JP2552987B2 (ja) | 流し込み成形用耐火物 | |
JPH0664962A (ja) | 窯炉用耐火物内張 | |
JP3330811B2 (ja) | 炭素含有耐火物及び該耐火物を内張りした溶融金属用溶解・精錬容器 | |
JPS6143305B2 (ja) | ||
JP3002296B2 (ja) | 粗骨材ブレンドマグネシア・カーボン質耐火物の製造方法 | |
JPS62212259A (ja) | 高炉内張用耐火物 | |
JP2002068850A (ja) | 高合金鋼取鍋用ハイアルミナれんが及びその製造方法 | |
JPS60112677A (ja) | 不定形耐火物 | |
JPH06172020A (ja) | マグネシア成分を含む耐火材料 | |
JPH0127124B2 (ja) | ||
JPH02283656A (ja) | 炭素含有耐火物 | |
JPH03205348A (ja) | マグネシアカーボンれんが | |
US3410930A (en) | Method of improving the operation of a cupola | |
JPH03205347A (ja) | マグネシア・カーボンれんが | |
JPS62143880A (ja) | 溶銑予備処理用混銑車受銑口不定形耐火物 | |
JPH02274370A (ja) | 溶銑予備処理容器用耐火物 | |
JPS6278151A (ja) | 溶融金属容器用不焼成耐火煉瓦 | |
JPS61222960A (ja) | 溶銑脱珪処理樋用流し込み材 | |
JPH0665622A (ja) | 窯炉用耐火物内張 |