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JPS61100174A - スプレツド食品とその製造方法 - Google Patents

スプレツド食品とその製造方法

Info

Publication number
JPS61100174A
JPS61100174A JP59219392A JP21939284A JPS61100174A JP S61100174 A JPS61100174 A JP S61100174A JP 59219392 A JP59219392 A JP 59219392A JP 21939284 A JP21939284 A JP 21939284A JP S61100174 A JPS61100174 A JP S61100174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spread
peanut butter
container
filling
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59219392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneki Yamada
山田 常喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP59219392A priority Critical patent/JPS61100174A/ja
Publication of JPS61100174A publication Critical patent/JPS61100174A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、新規なスプレッド食品とその製造方法に関す
る。
(2)従来の技術 ピーナツツバターと他の油性スプレッド、例えば粉乳・
油脂・砂とうを混練してなるホワイトクリームなどは、
各々ノfンなどに伸展塗布して食するスプレッド食品と
して一般に広く知られているものであり、両者を一緒に
食してみても風味上の異和感は比較的少ない。また、各
々の味も楽しめる。そこで、予め一つの容器に両者を混
和させないで層状に充填しておけば、使用時に両者を別
々の容器から取り出す不便さが除かれ便利なものとなる
(3)発明が解決しようとする問題点 ところでこの目的のための充填方法としては、通常上部
に開口部のある容器の底部に、ピーナツバター用及び他
の油性スプレッド用の両種の吐出孔が交互に放射状に配
列して下方を向いている充填ノズルを挿入し、充填開始
と共に順次ノズルを容器から抜きながら充填を完了する
方法が採用される。しかしながら、ピーナツバターと他
の油性スプレッドは両者のなじみが悪いためかガラス製
などの透明なを器に上記のノズルで充填してみると両者
の境界線が不規則な凹凸を示し外観上よくないという問
題があり、従って両者の境界線が比較的直線に近い製品
は未だ市販されていない。
本発明の目的は、ピーナツバターと他の油性スグレ、ド
が層状に容器に充填されておりしかも両者の境界線が不
規則な凹凸を示さない新規なスプレッド食品とその製造
方法を提供することである。
本発明者は上記の目的を達するべく種々試験検討してい
たところ、両者の充填時の粘度を各々一定範囲に定める
ことによりその目的が達せられることを知見しようやく
にして本発明を完成させたものである。
(4)問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、ピーナツバターと他の油性スプレ
ッドとを両層の境界線が不規則な凹凸を示さない状態で
容器に多層に充填して成るスプレッド食品、並びに、充
填時の粘度が約5万〜15万epHのピーナツバターと
約10万〜20万cpsの他の油性スプレッドとを容器
に多層に充填することを特徴とするスプレッド食品の製
造方法より成るものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明においてピーナツバターとは、焙炒粉砕ピーナツ
(ピーナツペースト)にショートニング、調味料(食塩
、砂糖など)、乳化剤などを加えて混和した被−スト状
の食品をいい、通常水分が1〜2%、多くても4〜5チ
止りくらいの油性の食品、油性のスプレッドである。ま
た、他の油性のスプレッドとは、主に油脂と甘味料(砂
糖、ぶどう糖など)を含むことによシせ味を有するペー
スト状の食品からピーナツバターを除いたものをいう。
好みにより主に粉乳、乳化剤などを添加するが、油脂の
相の中に甘味料などが分散した形で存在し、いずれにし
ても水分が比較的少ない油性の食品である。本発明の油
性スズレッドからは、カカオ分(カカオマス粉末、ココ
アバターまたはココア)を含むものも除外される。カカ
オ分を含むとその味が強く影響しピーナツバターの特有
な風味が極めて乏しいものになるからである。なお1、
油脂には、クリームその他動物性のものから植物性のも
のまで含まれ、その種類に限定はない。本発明のスプレ
ッド食品では、上記の一一ナツバターと他の油性スプレ
ッドとを両層の境界線が不規則な凹凸を示さない状態で
容器に多層に充填しである。
ここで両層の境界線が不規則な凹凸を示さない状態とは
、多孔ノズルを用いて透明な容器にその底部から口部へ
とピーナツバター及び他の油性スズレッドとを多層とな
るように充填していった場合に、線が若干ひずみ勝ちな
充填始端(一般に容器の底部)及び充填終端(一般に容
器の口部)を除いた中央部であって容器の内壁に現われ
る境界線がその長さ約5cW1の範囲において線と直角
の方向から見て凹部または凸部があっても一つ以内の状
態、もしくは2つ以上あるときには、それによる凹凸形
状が同じ境界線上においての反復性、隣接する境界線と
の関係での相似性のいずれかを備えている状態をいう。
これらの状態は充填に際し境界線の流れを実質的にコン
トロールできるときに生ずるものである。従って両層の
境界線の約5cW1の長さにおいて凹部または凸部が一
つ以内の状態のときには、境界線がほぼ直線に近いか一
方向のみのゆるいカーブ(故に凹部または凸部は一つ)
となり、層が沢山あるときは、例えばなめらかな縦じま
、斜めじま、ラセン状じまなどとなる。さらに凹部また
は凸部が2つ以上あって、同じ線上において反復性のあ
るとき、あるいは同じ境界線上では反復性がなくとも隣
接する境界線と相似形となるときは、一定のリズム感の
ある模様となる。
第1図で示すのは、境界線が不規則な凹凸を示す場合の
1例であり、また第2図で示すのは、不規則な凹凸を示
さない場合の1例(はぼ直線状)でちる。
なお図中、lは透明な容器、2はそのキャップ、3及び
4は各々その容器に多層に充填しである油性スプレッド
とピーナツバター、5は両層の境界線である。
本発明で用いる容器は一般には定形性あるものが対象と
なるが定形性のない容器を対象としても差し支えない。
また、容器の透明性は備わりていた方が容器の外から境
界線模様を楽しむことができるので好ましいが、透明性
が備わっていないものでも差し支えなくこの場合には容
器からスプーンその他によりスプレッド食品をすくい取
るときなどに層の断面模様などを楽しむことができる。
多層とは、層が少くとも2以上あることをいい、層数が
多くなってひとつの層中が狭くなるとしま模様となる。
層の方向は一般的にはたて方向または斜め方向であるが
水平方向も差し支えない。
以上述べた本発明のスプレッド9食品を製造するには、
充填時の粘度が約5万〜15万cpsのピーナツバター
と約】0万〜20万cpsの他の油性スプレッドとを容
器に多層に充填すればよい。ピーナツ・ぐターの粘度が
約5万cpsより低くなっても、また他の油性スプレッ
ド°の粘度が約10万epHよシ低くなっても、さらに
はピーナツバターの粘度が約】5万epsを越えても、
また他の油性スプレッドの粘度が約20万epsを越え
ても、ピーナツバターと他の油性スプレ、Pのなじみが
悪くなるためか両層の境界線が不規則な凹凸を示すよう
になるからでおる。両者の粘度の調整は、原料の選択・
配合の調節もしくは充填時の品温の調節によってはかれ
ばよい。一般に充填時の品温を下げると粘度は急激に高
まり、品温を上げると粘度は急激に低くなる。ピーナツ
・々ターと他の油性スプレッドとを容器に多層に充填す
るには、例えば、−一ナツバター用の吐出孔と他の油性
スプレ、P用の吐出孔とが各々最低1個以上下方に開口
している多孔ノズルを容器内底部近く迄挿入し充填しな
がら順次容器から引き抜くようにすればよい。引き抜く
方向を垂直上向きとすれば層は従って境界線はたて方向
のものとなり、斜め上向きとすれば層・境界線は斜め上
向きのものとなる。さらに垂直上向きとすると共にノズ
ルに一定の正逆回動を与えると、境界線は凹凸形状が反
復性をもった蛇行模様を形成する。
(5)発明の効果 以上、本発明のスプレッド食品により、外観上も見映え
のよい、ピーナツバターと他の油性スプレッrから成る
層状の食品を楽しむことがで潰る。
また、本発明のスプレッド食品においては、ピーナツバ
ターと隣接して層をなすスプレッドが油性であシ水分が
少ないため、製品保存中にこの水分がピーナツバター側
に移行してピーナツバターの明るい色を暗褐色に変色さ
せることもない。さらに、本発明のスゲレッド食品の製
造方法によれば、両者の粘度の調整丈により容易に目的
とする食品を製造することができる。
なお、このスゲレッド食品を製造するに際して、ピーナ
ツバターの甘味料を砂糖の甘味に換算して原料中0〜5
%、食塩を0.5〜1.5係の各範囲内どし、さらに他
の油性スプレッドの甘味料を砂糖に換算して原料中25
〜45チの範囲内とすると、ピーナツバターと油性スプ
レッドの味の調和もよいものとなる。
次に、本発明の効果を示す試験例を説明する。
試験例 ガラス製の円筒状容器(内径約6副、高さ約8副)に、
ピーナツバター用6個、他の油性スプレッド用6個から
成る計12個の吐出孔つきノズルを挿入して充填を開始
、充填しつつ順次垂直にノズルを引き抜きながらピーナ
ツバター100.9゜他の油性スゲレッド100g計2
001を容器内に充填した。
0)その際、他の油性スゲレッドの充填時の粘度を15
万cps (20℃)と一定とし、ピーナツバター充填
時の粘度をその品温を変えることにより種々変えて充填
されてできる両層の境界線の状況を観察したところ第1
表に示すとおりとなった。
第1表 (粘度の単位:万cps) (ロ) また、ピーナツバターの充填時の粘度を10万
cps (20℃)と一定とし、他の油性スプレッド充
填時の粘度をその品温を変えることにより種々変えて充
填されてできる両層の境界線の状況を観察したところ第
2表に示すとおりとなった。
第2表 註(1)  表中◎、○、X印は次のことを示す。
◎:容器の上端側及び下端側を除く中央部約5cm長に
おいて、線は凹凸が殆んどなくほぼ直線状。
○:上記と同じ5crn長において、軽度の凹部または
凸部が1個。
×:上記と同じ51M長において、凹部または凸部が2
個以上であって、−同一境界縮重における形状の反復性
及び隣接す る境界線との相似性のいずれも見られ ない。
(2)  ピーナツバター及び他の油性スプレッドは下
記の原料配合のものを用いた。
イ、 ピーナツバター ピーナツペースト      83.0(単位%)ショ
ートニング        9.9ぶどう糖     
      4.0食塩     1.0 脂肪酸モノグリセライド   2.1 合計  100.0(%) 口、他の油性スプレッド 植物油脂      50.0 乳糖    5.0 全脂粉乳      13.0 レシチン       0.5 合計  1oo、o(%) (3)  充填ノズルは、直径約3c1nで、下端性側
寄りに巾3m+長さ5隔(放射状方向の長さ)の吐出孔
1□1侮ピーカッ27.−用と他。油性スプレッド用と
が交互等間隔となるように放射状に配列させたものを用
いた。
上記の表から、ピーナツバターと他の油性スプレッドと
を多層に充填したとき和項界線が不規則な凹凸を示さな
いためには、充填時の粘度がピーナツバターは約5万〜
15万cpsであり、他の油性スゲレッドは約lO万〜
20万cpsであることが必要であることが理解される
(6)  実施例 実施例1 他の油性スプレッドの原料配合は下記のものに変更し、
またその充填時の粘度は15万cpsと一定とし、また
ピーナツバターの充填時の粘度は10万cpsと一定と
した以外は試験例と同じ条件にして多層スプレッド食品
を製造した。このものも層の境界線はほぼ直線状をして
いた。
他の油性スプレッドの原料配合 (単位qb)ショート
ニング  45.0   レシチン   0,3乳脂肪
  12.0  食 塩 0.2砂4 20.0 乳   糖    1O10 全脂粉乳   12.5 合  計               ioo、o(
1実施例2 実施例1において充填ノズルを引き抜きながら充填する
に際しそのノズルにその軸芯を中心とするゆるい右廻り
回転を与えたところ、ピーナツバターと他の油性スプレ
ッドの境界線がラセン状を示す多層のスゲレッド食品が
得られ、その場合に上記境界線には不規則な凹凸は見ら
れなかった。
実施例3 実施例1において充填ノズルを引き抜きながら充填する
に際しそのノズルに正逆の回転を与えたところ、ピーナ
ツバターと他の油性スプレッドの境界線が波模様を示す
多層のスプレッド食品が得られた。この波模様は隣接す
るものが全てほぼ相似形でありリズム感のあるものであ
った。
【図面の簡単な説明】
図は、ガラス製の容器にピーナツバターと他の油性スゲ
レッドとをたての方向に多層に充填したスプレッド食品
の正面図をほぼ実寸サイズで示すものであり、その内第
1図は従来例を示し、また第2図は本発明の実施例を示
す。 1・・・容器、2・・・キャップ、3・・・他の油性ス
ズレッド、4・・・ピーナツ/ぐター、5・・・境界腺
。 5c+54)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピーナッツバターと他の油性スプレッドとを両層
    の境界線が不規則な凹凸を示さない状態で容器に多層に
    充填して成るスプレッド食品。
  2. (2)充填時の粘度が約5万〜15万cpsのピーナッ
    ツバターと約10万〜20万cpsの他の油性スプレッ
    ドとを容器に多層に充填することを特徴とするスプレッ
    ド食品の製造方法。
JP59219392A 1984-10-20 1984-10-20 スプレツド食品とその製造方法 Pending JPS61100174A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59219392A JPS61100174A (ja) 1984-10-20 1984-10-20 スプレツド食品とその製造方法

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JP59219392A JPS61100174A (ja) 1984-10-20 1984-10-20 スプレツド食品とその製造方法

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JPS61100174A true JPS61100174A (ja) 1986-05-19

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Family Applications (1)

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JP59219392A Pending JPS61100174A (ja) 1984-10-20 1984-10-20 スプレツド食品とその製造方法

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