JPS609929B2 - 自動車用換気装置 - Google Patents
自動車用換気装置Info
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- JPS609929B2 JPS609929B2 JP11065277A JP11065277A JPS609929B2 JP S609929 B2 JPS609929 B2 JP S609929B2 JP 11065277 A JP11065277 A JP 11065277A JP 11065277 A JP11065277 A JP 11065277A JP S609929 B2 JPS609929 B2 JP S609929B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00421—Driving arrangements for parts of a vehicle air-conditioning
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/88—Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は炎天下に長時間駐車中の自動車の車室およびト
ランクルーム内が高温状態にさらされるのを防止するた
めの自動車用換気装置に関する。
ランクルーム内が高温状態にさらされるのを防止するた
めの自動車用換気装置に関する。
〔従来の技術〕従来、自動車を駐車する場合、通常は盗
難防止のため、窓ガラスを閉め切っておく。
難防止のため、窓ガラスを閉め切っておく。
従って、自動車を長時間夏期の炎天下に屋外駐車した場
合、太陽光線の韓射により車室内およびトランクルーム
内は場合によっては60qoをも超える高温状態となり
、車室にあっては搭乗時に乗員に多大な不快感を与える
とともに、空調装置の冷房効果の立ち上りを悪くすると
いう欠点がある。また、車室内の樹脂製品とか塗装面が
高温になることにより悪臭を発するという欠点も生じる
。さらに、トランクルームにあっては〜その内部に入れ
たものが飲食物のごとき生物であれば高温状態で変質し
たり、腐敗したりする等の不都合がある。
合、太陽光線の韓射により車室内およびトランクルーム
内は場合によっては60qoをも超える高温状態となり
、車室にあっては搭乗時に乗員に多大な不快感を与える
とともに、空調装置の冷房効果の立ち上りを悪くすると
いう欠点がある。また、車室内の樹脂製品とか塗装面が
高温になることにより悪臭を発するという欠点も生じる
。さらに、トランクルームにあっては〜その内部に入れ
たものが飲食物のごとき生物であれば高温状態で変質し
たり、腐敗したりする等の不都合がある。
そこで「駐車時に空調装置の送風機を車教蓄電池を電源
として作動させることも考えられるがtこの場合には送
風機を長時間作動させると車薮蓄電池の過放電が生じ、
再搭乗時にエンジンの始動ができなくなるという問題が
生じる。
として作動させることも考えられるがtこの場合には送
風機を長時間作動させると車薮蓄電池の過放電が生じ、
再搭乗時にエンジンの始動ができなくなるという問題が
生じる。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので「駐車時に車載
蓄電池の過放電を生じることなく〜自動車の車室内とト
ランクルーム内を良好に換気し得る自動車用換気装置を
提供することを目的とする。
蓄電池の過放電を生じることなく〜自動車の車室内とト
ランクルーム内を良好に換気し得る自動車用換気装置を
提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためも車体に装備されt太
陽光線を電気エネルギーに変換する太陽電池と「車室内
とトランクルーム内とを運速させる達通手段と「前記太
陽電池の出力によって駆動されト車室内の空気を前記連
通手段およびトランクルーム内を通して車外へ排出する
送風手段とを具備するという技術的手段を採用する。
陽光線を電気エネルギーに変換する太陽電池と「車室内
とトランクルーム内とを運速させる達通手段と「前記太
陽電池の出力によって駆動されト車室内の空気を前記連
通手段およびトランクルーム内を通して車外へ排出する
送風手段とを具備するという技術的手段を採用する。
上記技術的手段によればt車戦蓄電池とは無関係に太陽
電池の出力により送風手段を駆動しても車室内およびト
ランクルーム内の換気を行うことができる。
電池の出力により送風手段を駆動しても車室内およびト
ランクルーム内の換気を行うことができる。
従ってt本発明によれば「夏期の炎天下における駐車時
等においても「自動車の車室内およびトランクルーム内
を比較的低温に維持することができ「そのため車室内や
トランクルーム内に収納された生物の変質「腐敗を未然
に防止できるとともに「駐車後に乗員が搭乗する際の熱
気による不快感、悪臭による不快感およびエアコンディ
ショナーの冷房効果の立上りの悪さを解消できるという
効果が大である。
等においても「自動車の車室内およびトランクルーム内
を比較的低温に維持することができ「そのため車室内や
トランクルーム内に収納された生物の変質「腐敗を未然
に防止できるとともに「駐車後に乗員が搭乗する際の熱
気による不快感、悪臭による不快感およびエアコンディ
ショナーの冷房効果の立上りの悪さを解消できるという
効果が大である。
しかもト太陽電池の出力によって送風手段を駆動してい
るから、駐車がどんなに長時間となっても、車戦蓄電池
の過放電を招来することがなく「従って、駐車時の換気
によって自動車エンジンの始動不能といった不具合が発
生する恐れが全くなく、実用上極めて有利である。
るから、駐車がどんなに長時間となっても、車戦蓄電池
の過放電を招来することがなく「従って、駐車時の換気
によって自動車エンジンの始動不能といった不具合が発
生する恐れが全くなく、実用上極めて有利である。
さらに「送風手段を太陽電池で駆動していることは換気
効果を高めるためにも非常に有利である。
効果を高めるためにも非常に有利である。
すなわちt自動車を屋外に駐車した際、自動車内の温度
は太陽光線が強くなれば強くなるほど上昇するが〜太陽
電池の起電力も太陽光線が強くなればそれに比例して増
加するので、太陽光線が強いときほど送風手段による換
気風量を増加させることができ「そのため駐車時の天候
に応じた換気能力を特別の制御装置を要することなく自
動的に得ることができる。〔実施例〕 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
は太陽光線が強くなれば強くなるほど上昇するが〜太陽
電池の起電力も太陽光線が強くなればそれに比例して増
加するので、太陽光線が強いときほど送風手段による換
気風量を増加させることができ「そのため駐車時の天候
に応じた換気能力を特別の制御装置を要することなく自
動的に得ることができる。〔実施例〕 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第翼図乃至第6図は本発明の第1実施例を示すもので「
亀は自動車の車室でも2はこの車室亀の床である。3
9 4は床傘上に設樽された座席「軌ま車室1の屋根「
軽賎 孔ま車室亀の側部窓「 穣は後部窓である。
亀は自動車の車室でも2はこの車室亀の床である。3
9 4は床傘上に設樽された座席「軌ま車室1の屋根「
軽賎 孔ま車室亀の側部窓「 穣は後部窓である。
99ま後部座席傘の後方に形成されたトランクルームも
軍8はこのトランクルーム9を開閉するトランク蓋も首
川まトランクルーム@内に設置された燃料タンク、軍2
は車室亀内の後部側壁に関口された通風孔で「第2図に
示すごとく自動車車体の内外壁軍89 貫鶴間に形成さ
れた蓮通路富鼠こ通じている。この蓮通路官歌ま図示し
ない閉口部にてトランクルームg内に通じている8 富
6まま車室富内から亀ランクルーム9側への一方向のみ
に空気を流す逆止弁「 17亀ま外壁骨亀の内面に貼着
された断熱材でも蓮通路亀馬内を通る空気が高温の外壁
亀恥こより加熱されるのを防ぐものである。上記の通風
孔電認および蓮通路電軌ま車室蔓の左右両側に設けられ
ている。富蟹まま後部窓蟹の枠に取付けられた金属製の
サンバィザーでもプレス加工により凹部亀登aが一体に
形成してありもこの凹部富薄a内に太陽電池電燈が収納
してある。この太陽電池軍9は太陽光線公を電気ヱネル
ギ町に変換しても本発明換気装置の電源として作用する
ものであり「 この太陽電池官費書ま出力婁〜3Wat
t程度のものを2個用いる。サンバィザー曾8への太陽
電池軍9の取付は車体を何ら改造する必要がないという
利点がありもかつ太陽光線Aに対する自動車の駐車位置
が相対的に変わっても太陽電池富9が日陰になることが
ないという利点も有している。鰹肌ま換気用送風機で〜
小型の送風ファン28aと小容量の駆動用マイクロモー
夕29bとにより構成されている。
軍8はこのトランクルーム9を開閉するトランク蓋も首
川まトランクルーム@内に設置された燃料タンク、軍2
は車室亀内の後部側壁に関口された通風孔で「第2図に
示すごとく自動車車体の内外壁軍89 貫鶴間に形成さ
れた蓮通路富鼠こ通じている。この蓮通路官歌ま図示し
ない閉口部にてトランクルームg内に通じている8 富
6まま車室富内から亀ランクルーム9側への一方向のみ
に空気を流す逆止弁「 17亀ま外壁骨亀の内面に貼着
された断熱材でも蓮通路亀馬内を通る空気が高温の外壁
亀恥こより加熱されるのを防ぐものである。上記の通風
孔電認および蓮通路電軌ま車室蔓の左右両側に設けられ
ている。富蟹まま後部窓蟹の枠に取付けられた金属製の
サンバィザーでもプレス加工により凹部亀登aが一体に
形成してありもこの凹部富薄a内に太陽電池電燈が収納
してある。この太陽電池軍9は太陽光線公を電気ヱネル
ギ町に変換しても本発明換気装置の電源として作用する
ものであり「 この太陽電池官費書ま出力婁〜3Wat
t程度のものを2個用いる。サンバィザー曾8への太陽
電池軍9の取付は車体を何ら改造する必要がないという
利点がありもかつ太陽光線Aに対する自動車の駐車位置
が相対的に変わっても太陽電池富9が日陰になることが
ないという利点も有している。鰹肌ま換気用送風機で〜
小型の送風ファン28aと小容量の駆動用マイクロモー
夕29bとにより構成されている。
この送風機20はトランクルーム9のトランク蓋10の
裏面に2個取付けられた送風ダクト21の内部に取付ス
テー20cにより固定されている。送風機20の送風フ
ァン20aは本例では直径75肋、羽根数4枚の小型軸
流ファンが使用してある。送風機1台当りの送風量は3
0〜100力/hであり、太陽の照度が弱い時にはこれ
よりも送風量が減少する。上託送風ダクト21は第4図
および第5図に示すごとくトランク蓋10の裏面に設け
られている補強板10aに取付けられるものであって、
送風ダクト21に本例では3箇所取付板22を溶接等に
より固定し、この取付板22の端部をピス23と止め板
24とにより補強板10aに挟み固定したものである。
裏面に2個取付けられた送風ダクト21の内部に取付ス
テー20cにより固定されている。送風機20の送風フ
ァン20aは本例では直径75肋、羽根数4枚の小型軸
流ファンが使用してある。送風機1台当りの送風量は3
0〜100力/hであり、太陽の照度が弱い時にはこれ
よりも送風量が減少する。上託送風ダクト21は第4図
および第5図に示すごとくトランク蓋10の裏面に設け
られている補強板10aに取付けられるものであって、
送風ダクト21に本例では3箇所取付板22を溶接等に
より固定し、この取付板22の端部をピス23と止め板
24とにより補強板10aに挟み固定したものである。
このような取付構造によればトランク蓋10‘こねじ穴
等を一切加工することなく送風ダクト21の取付を行な
うことができる。また、第3図に示すごとくトランク蓋
10が閉じられている状態では送風ダクト21の外部へ
の排出口25の高さ寸法が必然的に小さな値に制限され
るので、ダクト21の形状は末広がりの幅広形状であり
、かつ排出口25はディフェーザー状の形状に変成して
、通気抵抗が小さくなるようにしてある。ディフェーザ
−の広がり角度8(第3図)は10〜200好ましくは
10〜1yがよい。排出口25の周囲は、トランク菱1
0の開閉端とこの開閉端が圧着する車体側受け面26と
の間をシールするように設けられたゴムパツキン27に
よって気密にシールされるようになっている。26は送
風ダクト21の内部に設けられた逆止弁でト送風機20
の送風方向に対しては1点鎖線のごとく弾性変形して空
気を流通させ、逆方向の空気の流れすなわち車外からト
ランクルーム9内への空気の流れに対しては実線位置を
維持して空気の流れを阻止するものである。
等を一切加工することなく送風ダクト21の取付を行な
うことができる。また、第3図に示すごとくトランク蓋
10が閉じられている状態では送風ダクト21の外部へ
の排出口25の高さ寸法が必然的に小さな値に制限され
るので、ダクト21の形状は末広がりの幅広形状であり
、かつ排出口25はディフェーザー状の形状に変成して
、通気抵抗が小さくなるようにしてある。ディフェーザ
−の広がり角度8(第3図)は10〜200好ましくは
10〜1yがよい。排出口25の周囲は、トランク菱1
0の開閉端とこの開閉端が圧着する車体側受け面26と
の間をシールするように設けられたゴムパツキン27に
よって気密にシールされるようになっている。26は送
風ダクト21の内部に設けられた逆止弁でト送風機20
の送風方向に対しては1点鎖線のごとく弾性変形して空
気を流通させ、逆方向の空気の流れすなわち車外からト
ランクルーム9内への空気の流れに対しては実線位置を
維持して空気の流れを阻止するものである。
29は送風ダクト21内の底面部に設けられた水滴補集
器で、トランク蓋10が第1図の1点鎖線で示すごとく
開けられた際、洗車等によってダクト2亀内に侵入した
水滴がトランクルーム9内にしたたり落ちるのを防ぐも
のである。
器で、トランク蓋10が第1図の1点鎖線で示すごとく
開けられた際、洗車等によってダクト2亀内に侵入した
水滴がトランクルーム9内にしたたり落ちるのを防ぐも
のである。
第6図は本発明の電気回路を示すものでト30は車敷の
電源蓄電池、31は自動車エンジンの点火回路を断続さ
せるィグェッションスイツチ「 32Gま前記点火回路
等の電気負荷、33はィグニツションスィッチ31によ
り制御されるリレーで、吊閉接点33aとIJレーコィ
ル33bとよりなる。
電源蓄電池、31は自動車エンジンの点火回路を断続さ
せるィグェッションスイツチ「 32Gま前記点火回路
等の電気負荷、33はィグニツションスィッチ31によ
り制御されるリレーで、吊閉接点33aとIJレーコィ
ル33bとよりなる。
34は車室i内またはトランクルーム9内に遣されこれ
らの室内温度が所定温度まで上昇すると閉成する感溢ス
イッチで、例えばバイメタルスイッチよりなる。
らの室内温度が所定温度まで上昇すると閉成する感溢ス
イッチで、例えばバイメタルスイッチよりなる。
35は運転席近傍の計器磯部に設けられた手敷スイッチ
である。
である。
なお、太陽電、19のリード線は車体の適宜の位置に通
し穴を設けてこの通し穴から車体内部へ配線してトラン
クルーム9内の送風機20のモータ20bに結線してあ
る。上記藤成において本発明装置の作動を説明すると、
手動操作のスイッチ35は通常開成状態に投入されてお
り、またリレー33の常閉接点33aはエンジンの停止
時にはィグニツションスイツチ31が開放されているの
でリレーコイル33bに通電されず閉成している。
し穴を設けてこの通し穴から車体内部へ配線してトラン
クルーム9内の送風機20のモータ20bに結線してあ
る。上記藤成において本発明装置の作動を説明すると、
手動操作のスイッチ35は通常開成状態に投入されてお
り、またリレー33の常閉接点33aはエンジンの停止
時にはィグニツションスイツチ31が開放されているの
でリレーコイル33bに通電されず閉成している。
そして、夏期の炎天下駐車等により車室内の温度が所定
温度例えば4000まで上昇すると、感温スイッチ34
も開成し、換気用送風機20のモータ20bと太陽電池
19との間が電気的に接続される。これにより、太陽電
池19の起電力により生じた電圧が前記モータ2Qbに
印加され、このモー夕20bが回転する。このモータ2
0bの回転により換気用送風機20のファン20aが作
動して車室1内の空気を通風孔12、蓬通路15を通し
てトランクルーム9内に吸引する。さらに、このトラン
クルーム9内の空気は送風ダクト21を経て排出口25
から車外へ放出される。車室1内は送風機20の送風作
用によって負圧となるため、車外の比較的低温の外気が
車室前部にある換気用外気取入口(図示せず)等から吸
入される。これにより「車室1内とトランクルーム9内
が同時に換気され、その内部が温室のごとき高温状態に
なるのを防止できる。上記作動において、車室1内への
外気取入は、一般に上記換気用外気取入口を通して行な
うのであるが、この場合夏期炎天下では、前記外気取入
口の通路内の温度が高いため、吸入空気が加熱されるこ
とになる。たとえば、夏期炎天下では、30℃の外気が
換気用外気取入口の通路通過後には35〜370の温度
に上昇してしまい、車室1内の冷却効果が小さくなる。
これに対しては、換気用外気取入口の通路内側に断熱材
を貼着することによって対処することが可能である。し
かし「最も効果的な外気取入は第1図に示すように、前
部窓6の上部を適当量a例えば5〜8柳程度開けておく
ことである。この場合は、吸入空気の温度は、外気が無
風状態でなければほぼ外気温に近いので、車室1内の冷
却にとっては理想的である。また、本実施例では、換気
用送風機20の動力源を、太陽光線Aを電気エネルギー
に変換する太陽電池19から得ているので、長時間駐車
した際にも車萩蓄電池30の過放電を招来する恐れが全
くなく、従って車戦蓄電池3Qの過放電による自動車エ
ンジンの始動不能といった不具合は発生せず、自動車用
換気装置として極めて好都合である。
温度例えば4000まで上昇すると、感温スイッチ34
も開成し、換気用送風機20のモータ20bと太陽電池
19との間が電気的に接続される。これにより、太陽電
池19の起電力により生じた電圧が前記モータ2Qbに
印加され、このモー夕20bが回転する。このモータ2
0bの回転により換気用送風機20のファン20aが作
動して車室1内の空気を通風孔12、蓬通路15を通し
てトランクルーム9内に吸引する。さらに、このトラン
クルーム9内の空気は送風ダクト21を経て排出口25
から車外へ放出される。車室1内は送風機20の送風作
用によって負圧となるため、車外の比較的低温の外気が
車室前部にある換気用外気取入口(図示せず)等から吸
入される。これにより「車室1内とトランクルーム9内
が同時に換気され、その内部が温室のごとき高温状態に
なるのを防止できる。上記作動において、車室1内への
外気取入は、一般に上記換気用外気取入口を通して行な
うのであるが、この場合夏期炎天下では、前記外気取入
口の通路内の温度が高いため、吸入空気が加熱されるこ
とになる。たとえば、夏期炎天下では、30℃の外気が
換気用外気取入口の通路通過後には35〜370の温度
に上昇してしまい、車室1内の冷却効果が小さくなる。
これに対しては、換気用外気取入口の通路内側に断熱材
を貼着することによって対処することが可能である。し
かし「最も効果的な外気取入は第1図に示すように、前
部窓6の上部を適当量a例えば5〜8柳程度開けておく
ことである。この場合は、吸入空気の温度は、外気が無
風状態でなければほぼ外気温に近いので、車室1内の冷
却にとっては理想的である。また、本実施例では、換気
用送風機20の動力源を、太陽光線Aを電気エネルギー
に変換する太陽電池19から得ているので、長時間駐車
した際にも車萩蓄電池30の過放電を招来する恐れが全
くなく、従って車戦蓄電池3Qの過放電による自動車エ
ンジンの始動不能といった不具合は発生せず、自動車用
換気装置として極めて好都合である。
さらに、換気用送風機20の動力源を、太陽電池19か
ら得ていることは換気効果を高めるためにも非常に有利
である。
ら得ていることは換気効果を高めるためにも非常に有利
である。
すなわち、自動車を屋外に駐車した際、自動車内の温度
は太陽光線が強くられば強くなるほど上昇するが、太陽
電池19の起電力も太陽光線が強くなればそれに比例し
て増加するので、太陽光線が強いときほど換気用送風機
20の換気風量を増加させることができ、そのため駐車
時の天候に応じた換気能力を特別の制御装置を要するこ
となく自動的に得られる。なお、蓮通路亀5における断
熱材17はこの蓮通路15の通過空気の温度上昇を効果
的に防止するので、トランクルーム9内へ流入する空気
は「外気により冷却された車室1内の空気とほぼ同温度
となり、トランクルーム9内も良好に冷却される。
は太陽光線が強くられば強くなるほど上昇するが、太陽
電池19の起電力も太陽光線が強くなればそれに比例し
て増加するので、太陽光線が強いときほど換気用送風機
20の換気風量を増加させることができ、そのため駐車
時の天候に応じた換気能力を特別の制御装置を要するこ
となく自動的に得られる。なお、蓮通路亀5における断
熱材17はこの蓮通路15の通過空気の温度上昇を効果
的に防止するので、トランクルーム9内へ流入する空気
は「外気により冷却された車室1内の空気とほぼ同温度
となり、トランクルーム9内も良好に冷却される。
また、連通路15の逆止弁官6は送風機28の停止時に
トランクルーム9内の臭気を帯びた空気が車室1内へ侵
入するのを防止する。
トランクルーム9内の臭気を帯びた空気が車室1内へ侵
入するのを防止する。
また、送風ダクト21内の逆止弁28は送風機20の停
止時に外気がトランクルーム9内へ侵入するのを防止す
る。一方、感温スイッチ34は春秋時や冬期のごとく駐
車時の換気を行なう必要のない場合には開放態になって
、モー夕29bが無駄に回転するのを防止して、モータ
2鰭bの寿命を延ばすことに貝献する。
止時に外気がトランクルーム9内へ侵入するのを防止す
る。一方、感温スイッチ34は春秋時や冬期のごとく駐
車時の換気を行なう必要のない場合には開放態になって
、モー夕29bが無駄に回転するのを防止して、モータ
2鰭bの寿命を延ばすことに貝献する。
また、エンジン作動時には車戦蓄電池38を露、として
、ヒータファンによる換気作用、あるいは冷房装置によ
る冷房作用を行なうことができるので、やはり換気用送
風機2Qを作用させる必要はなく、そのためエンジン作
動時にはィグニッションスィッチ31の閉成によりリレ
ー33のコイル83bに通電して常開接点33aを開放
させて、換気用送風機20の不要な作動を停止する。
、ヒータファンによる換気作用、あるいは冷房装置によ
る冷房作用を行なうことができるので、やはり換気用送
風機2Qを作用させる必要はなく、そのためエンジン作
動時にはィグニッションスィッチ31の閉成によりリレ
ー33のコイル83bに通電して常開接点33aを開放
させて、換気用送風機20の不要な作動を停止する。
また「駐車時であっても換気用送風機20を作動させた
くない場合は手動スイッチ35を開放すればよい。第7
図および第8図は本発明の第2実施例を示すもので、送
風機20の送風ファン20aとして遠心式多翼ファンを
用いて、送風機20および送風ダクト21部を小型簡潔
な構造とし、かつこれらをトランク蓋10の裏面の開閉
端近傍に設けたものである。
くない場合は手動スイッチ35を開放すればよい。第7
図および第8図は本発明の第2実施例を示すもので、送
風機20の送風ファン20aとして遠心式多翼ファンを
用いて、送風機20および送風ダクト21部を小型簡潔
な構造とし、かつこれらをトランク蓋10の裏面の開閉
端近傍に設けたものである。
この第2実施例によれば〜送風機2蟹の設置によるトラ
ンク蓋10の重量増加を前述の第1実施例よりも低減で
きる。またら遠心式多翼ファンは軸流ファンに比して風
圧が大きくとれるので「排出口25部の絞り効果による
風量低下が小さいという利点もある。第9図は第3実施
例を示すもので「上記第2実施例に外気の侵入防止用の
逆止弁28を追加したものである。
ンク蓋10の重量増加を前述の第1実施例よりも低減で
きる。またら遠心式多翼ファンは軸流ファンに比して風
圧が大きくとれるので「排出口25部の絞り効果による
風量低下が小さいという利点もある。第9図は第3実施
例を示すもので「上記第2実施例に外気の侵入防止用の
逆止弁28を追加したものである。
なお、自動車が駐車中であるか否かを検出する手段は「
ィグニッションスィッチ3川こ連動するりし−33以外
に、エンジン油圧スイッチ「 エンジン回転計等自動車
ヱンジンの作動に関連する装置であれば、どのような装
置を用いて構成してもよい。
ィグニッションスィッチ3川こ連動するりし−33以外
に、エンジン油圧スイッチ「 エンジン回転計等自動車
ヱンジンの作動に関連する装置であれば、どのような装
置を用いて構成してもよい。
このように「本発明は種々な態度でもつて幅広く変形し
て実施できるものである。
て実施できるものである。
第1図〜第6図は本発明の第1実施例を示すものでト第
亀図は自動車後部の模式的側面断面図、第2図は自動車
の後面図「第3図は本発明の送風機取付部の断面図、第
4図はトランク蓋10の裏面図で、送風機取付部は断面
図示してある。 第5図は第4図の1−宜断面図「第6図は電気回路図で
ある。第?図は本発明の第2実施例を示す送風機取付部
の断面図「第8図は第7図図示の送風機2Qの拡大正面
図、第9図は本発明の第3実施例を示す送風機取付部の
断面図である。1……車室ト9・…・・トランクルーム
、10・・…・トランク蓋、亀2,竃5・…・・達通手
段をなす通風孔、蓮通路、貴9……電力供給手段をなす
太陽電池、20……送風手段をなす送風機「 2Qa…
…送風ファン、20b・…・’モー夕。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第4図 第7図 第8図 第9図
亀図は自動車後部の模式的側面断面図、第2図は自動車
の後面図「第3図は本発明の送風機取付部の断面図、第
4図はトランク蓋10の裏面図で、送風機取付部は断面
図示してある。 第5図は第4図の1−宜断面図「第6図は電気回路図で
ある。第?図は本発明の第2実施例を示す送風機取付部
の断面図「第8図は第7図図示の送風機2Qの拡大正面
図、第9図は本発明の第3実施例を示す送風機取付部の
断面図である。1……車室ト9・…・・トランクルーム
、10・・…・トランク蓋、亀2,竃5・…・・達通手
段をなす通風孔、蓮通路、貴9……電力供給手段をなす
太陽電池、20……送風手段をなす送風機「 2Qa…
…送風ファン、20b・…・’モー夕。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第4図 第7図 第8図 第9図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車体に装備され、太陽光線を電気エネルギーに変換
する太陽電池と、車室内とトランクルーム内とを連通さ
せる連通手段と、前記太陽電池の出力によって駆動され
、車室内の空気を前記連通手段およびトランクルーム内
を通して車外へ排出する送風手段とを具備することを特
徴とする自動車用換気装置。 2 前記送風手段がトランクルーム内に設置されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動車用
換気装置。 3 前記送風手段が前記トランクルームのトランク蓋裏
面にトランク蓋と一体に開閉運動可能なごとく設置され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の自
動車用換気装置。 4 前記送風手段が遠心式多翼フアンにより構成され、
この遠心式多翼フアンがトランク蓋裏面の開閉端近傍に
設置されていることを特徴とする特許請求の範囲第3項
記載の自動車用換気装置。 5 前記送風手段が駐車時のみ前記太陽電池の出力によ
って駆動されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第4項のいずれかに記載の自動車用換気装置。 6 前記送風手段が車室内またはトランクルーム内の高
温時のみ前記太陽電池の出力によって駆動されることを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
に記載の自動車用換気装置。 7 前記送風手段が、駐車時であって、かつ車室内また
はトランクルーム内の高温時のみ前記太陽電池の出力に
よって駆動されることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第4項のいずれかに記載の自動車用換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11065277A JPS609929B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 自動車用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11065277A JPS609929B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 自動車用換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5445047A JPS5445047A (en) | 1979-04-10 |
JPS609929B2 true JPS609929B2 (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=14541085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11065277A Expired JPS609929B2 (ja) | 1977-09-13 | 1977-09-13 | 自動車用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609929B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4494597A (en) * | 1980-11-05 | 1985-01-22 | Nippon Soken, Inc. | Ventilating device for automotive vehicle |
JPS62187612A (ja) * | 1986-10-07 | 1987-08-17 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の換気装置 |
US4804140A (en) * | 1987-12-24 | 1989-02-14 | Cantrell Ricky L | Solar powered ventilating system for vehicles |
US4942806A (en) * | 1989-07-24 | 1990-07-24 | Tech Zeal Industrial C., Ltd. | Vehicular internal air exhausting device |
JPH0540767U (ja) * | 1991-10-31 | 1993-06-01 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用冷蔵装置 |
JP2571438Y2 (ja) * | 1992-05-14 | 1998-05-18 | 日産ディーゼル工業株式会社 | バスの荷物室換気装置 |
-
1977
- 1977-09-13 JP JP11065277A patent/JPS609929B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5445047A (en) | 1979-04-10 |
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