JPS609487Y2 - 液圧伝動装置 - Google Patents
液圧伝動装置Info
- Publication number
- JPS609487Y2 JPS609487Y2 JP10737680U JP10737680U JPS609487Y2 JP S609487 Y2 JPS609487 Y2 JP S609487Y2 JP 10737680 U JP10737680 U JP 10737680U JP 10737680 U JP10737680 U JP 10737680U JP S609487 Y2 JPS609487 Y2 JP S609487Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe line
- pump
- actuator
- pipe
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ポンプとアクチュエータとより戊る液圧伝動
装置に関するもので、例えば1台の原動機によって車輌
の駆動軸及び液圧伝動装置を駆動する際、車輌駆動軸の
変速操作時におけるギヤーチェンジを容易に行い得る液
圧伝動装置を提供するものである。
装置に関するもので、例えば1台の原動機によって車輌
の駆動軸及び液圧伝動装置を駆動する際、車輌駆動軸の
変速操作時におけるギヤーチェンジを容易に行い得る液
圧伝動装置を提供するものである。
一般に、液圧伝動装置をミキサー車などのミキサー駆動
用に用いる場合、該液圧伝動装置のポンプ軸は、車輌駆
動軸を駆動するトランスミッションのPTO軸に連結さ
れており、1台の原動機によって車輌駆動軸のみならず
、液圧伝動装置をも駆動する如く威している。
用に用いる場合、該液圧伝動装置のポンプ軸は、車輌駆
動軸を駆動するトランスミッションのPTO軸に連結さ
れており、1台の原動機によって車輌駆動軸のみならず
、液圧伝動装置をも駆動する如く威している。
このため車輌の変速操作時におけるギヤのチェンジ操作
が、液圧伝動装置の負荷によって非常に重くなる問題が
あった。
が、液圧伝動装置の負荷によって非常に重くなる問題が
あった。
所で、従来、以上の如き問題に対処すべく第1図に示し
た閉回路をもった液圧伝動装置が提案されていたのであ
る。
た閉回路をもった液圧伝動装置が提案されていたのであ
る。
すなわち、車輌の変速操作時、液圧伝動装置を無負荷状
態となすべく、前記液圧伝動装置の閉回路を構成する管
路4,5間に短絡用電磁弁1を配設し、該短絡用電磁弁
1の切換をクラッチの踏込動作と連動させたものである
。
態となすべく、前記液圧伝動装置の閉回路を構成する管
路4,5間に短絡用電磁弁1を配設し、該短絡用電磁弁
1の切換をクラッチの踏込動作と連動させたものである
。
しかし、この種従来回路のものにおいては、閉回路に生
じた漏洩液量を補給すべくチャージポンプ2が設けられ
ており、このチャージポンプ2を原動機Eによって液圧
ポンプPと共に駆動する如く設けられているのである。
じた漏洩液量を補給すべくチャージポンプ2が設けられ
ており、このチャージポンプ2を原動機Eによって液圧
ポンプPと共に駆動する如く設けられているのである。
従って、負荷3を切離すべく前記短絡用電磁弁1を介装
して変速操作時に、この電磁弁1を切換えて、前記管路
4と管路5とを直接結ぶ短絡回路を形成したとしても、
なお前記チャージポンプ2による無負荷損失は避けられ
ず。
して変速操作時に、この電磁弁1を切換えて、前記管路
4と管路5とを直接結ぶ短絡回路を形成したとしても、
なお前記チャージポンプ2による無負荷損失は避けられ
ず。
よってチェンジ操作が重くなる問題が依然として解決さ
れずにいたのである。
れずにいたのである。
本考案は以上の問題を解決すべく考案されたもので、液
圧ポンプとアクチュエータとを、1対の第1及び第2管
路で接続して閉回路を形成し、前記ポンプに与える動力
源の運動エネルギーを、前記アクチュエータに伝達する
ごとくした液圧伝動装置において、前記動力源の駆動軸
を前記液圧ポンプのポンプ軸にのみ連結して、液圧ポン
プのみを動力源により駆動する如く威す一方、前記第1
及び第2管路間に、これら各管路からの液体の流れを阻
止する1対のチェック弁をもった補給管路を接続し、こ
の補給管路の、前記チェック弁間をタンクに接続する一
方、4つのポートを有する2位置形の電磁弁を前記ポン
プの流入側である前記第2管路に介装して、この電磁弁
の一方の切換位置では、前記第2管路における前記ポン
プ側管路とアクチュエータ側管路とを連通ずると共に、
この電磁弁の前記ポートに接続される前記第1管路から
分岐する管路及びタンクに連通ずる管路を閉鎖する一方
、他方の切換位置では、前記アクチュエータ側管路を閉
鎖すると共に、前記ポンプ側管路及び前記第1管路から
分岐する前記管路をタンクに連通ずる前記管路に接続す
るようにしたことを特徴とするものである。
圧ポンプとアクチュエータとを、1対の第1及び第2管
路で接続して閉回路を形成し、前記ポンプに与える動力
源の運動エネルギーを、前記アクチュエータに伝達する
ごとくした液圧伝動装置において、前記動力源の駆動軸
を前記液圧ポンプのポンプ軸にのみ連結して、液圧ポン
プのみを動力源により駆動する如く威す一方、前記第1
及び第2管路間に、これら各管路からの液体の流れを阻
止する1対のチェック弁をもった補給管路を接続し、こ
の補給管路の、前記チェック弁間をタンクに接続する一
方、4つのポートを有する2位置形の電磁弁を前記ポン
プの流入側である前記第2管路に介装して、この電磁弁
の一方の切換位置では、前記第2管路における前記ポン
プ側管路とアクチュエータ側管路とを連通ずると共に、
この電磁弁の前記ポートに接続される前記第1管路から
分岐する管路及びタンクに連通ずる管路を閉鎖する一方
、他方の切換位置では、前記アクチュエータ側管路を閉
鎖すると共に、前記ポンプ側管路及び前記第1管路から
分岐する前記管路をタンクに連通ずる前記管路に接続す
るようにしたことを特徴とするものである。
以下本考案液圧伝動装置の一実施例を図面に基づ°いて
説明する。
説明する。
第2図において6は、エンジンなどの動力源7によった
駆動される液圧ポンプであって、第1図に示した従来装
置のごとく、チャージポンプ2を設けることなく、前記
動力源7の駆動軸を、前記液圧ポンプ6のみに連結し、
該ポンプ6のみを前記動力源7により駆動している。
駆動される液圧ポンプであって、第1図に示した従来装
置のごとく、チャージポンプ2を設けることなく、前記
動力源7の駆動軸を、前記液圧ポンプ6のみに連結し、
該ポンプ6のみを前記動力源7により駆動している。
又、8はミキサーなどの負荷9を駆動さすべく設けた主
として、モーターなどのアクチュエータであり、第1管
路10及び第2管路11により前記液圧ポンプ6と連通
しており、該液圧ポンプ6とアクチュエータ8及び第1
管路10、第2管路11により閉回路が形成されている
。
として、モーターなどのアクチュエータであり、第1管
路10及び第2管路11により前記液圧ポンプ6と連通
しており、該液圧ポンプ6とアクチュエータ8及び第1
管路10、第2管路11により閉回路が形成されている
。
12は前記第2管路11の途中に介装する、4つのポー
トを有する2位置形の短絡用電磁弁であって、前記4つ
のポートのうち2つのポートに前記第2管路11のポン
プ6側管路11aと、前記第2管路11のアクチュエー
タ8側管路11bとを接続する一方、他の2つのポート
に前記第1管路10から分岐する分岐管路13と、タン
ク15と連通する管路15とを接続し、中立位置におい
ては、前記第2管路11における前記ポンプ6側管路1
1aとアクチュエータ8側管路11bとを連通ずると共
に、前記第1管路10から分岐する管路13及びタンク
15に連通する管路14を閉鎖する一方、切換位置では
、前記アクチュエータ8側管路11bを閉鎖すると共に
、前記ポンプ6側管路11a及び前記第1管路10から
分岐する前記管路13をタンク15に連通する前記管路
14に接続するごとくなすものである。
トを有する2位置形の短絡用電磁弁であって、前記4つ
のポートのうち2つのポートに前記第2管路11のポン
プ6側管路11aと、前記第2管路11のアクチュエー
タ8側管路11bとを接続する一方、他の2つのポート
に前記第1管路10から分岐する分岐管路13と、タン
ク15と連通する管路15とを接続し、中立位置におい
ては、前記第2管路11における前記ポンプ6側管路1
1aとアクチュエータ8側管路11bとを連通ずると共
に、前記第1管路10から分岐する管路13及びタンク
15に連通する管路14を閉鎖する一方、切換位置では
、前記アクチュエータ8側管路11bを閉鎖すると共に
、前記ポンプ6側管路11a及び前記第1管路10から
分岐する前記管路13をタンク15に連通する前記管路
14に接続するごとくなすものである。
また前記短絡用電磁弁12はクラッチ(図示せず)の踏
込動作と連動して切換わるごとく構成されている。
込動作と連動して切換わるごとく構成されている。
さらに、チャージポンプに替えて閉回路に液体を補給す
るように、前記第1及び第2管路10゜11間には、図
中、前記電磁弁12より右方で前記アクチュエータ8寄
りに補給管路16を接続している。
るように、前記第1及び第2管路10゜11間には、図
中、前記電磁弁12より右方で前記アクチュエータ8寄
りに補給管路16を接続している。
この補給管路16には、前記第1管路10及び第2管路
11からの液体の流入を阻止すべく、1対のチェック弁
17.18を設けると共に、この補給管路16の前記チ
ェック弁17,18間を、供給管19を介して液タンク
20に接続するのである。
11からの液体の流入を阻止すべく、1対のチェック弁
17.18を設けると共に、この補給管路16の前記チ
ェック弁17,18間を、供給管19を介して液タンク
20に接続するのである。
なお第2図中点線21は、液圧伝動装置のポンプケーシ
ングとモータケーシング間に形成するドレン通路であっ
て、ドレン管22を介して前記供給管19及び前記タン
ク20に連通している。
ングとモータケーシング間に形成するドレン通路であっ
て、ドレン管22を介して前記供給管19及び前記タン
ク20に連通している。
尚、第2図に示した実施例は、前記短絡用電磁弁12を
液圧ポンプ6及びアクチュエータ8の配管の途中に介装
しているが、この電磁弁12を前記アクチュエータ8を
形成するモータケーシングのエンドキャップに内蔵させ
るか、又は、その外面に取付けるのが好ましい。
液圧ポンプ6及びアクチュエータ8の配管の途中に介装
しているが、この電磁弁12を前記アクチュエータ8を
形成するモータケーシングのエンドキャップに内蔵させ
るか、又は、その外面に取付けるのが好ましい。
また、前記チェック*17,18も前記モータケーシン
グのエンドキャップに内蔵することも可能であって、斯
くすることにより、前記電磁弁12と前記アクチュエー
タ8との間を連結する配管を格別に設けなくとも、前記
エンドキャップに通路を形成して連通させることもでき
るのであって、配管作業の手間の省略及び構造の単純化
が遠戚できる。
グのエンドキャップに内蔵することも可能であって、斯
くすることにより、前記電磁弁12と前記アクチュエー
タ8との間を連結する配管を格別に設けなくとも、前記
エンドキャップに通路を形成して連通させることもでき
るのであって、配管作業の手間の省略及び構造の単純化
が遠戚できる。
以上の構成において動力源7を駆動して液圧ポンプ6を
作動すると、該ポンプ6より吐出された液体は、前記第
1管路10を通り前記アクチュエータ8に送り込まれ、
該アクチュエータ8を駆動腰該アクチュヱータ8と連動
する負荷9を作動させるのである。
作動すると、該ポンプ6より吐出された液体は、前記第
1管路10を通り前記アクチュエータ8に送り込まれ、
該アクチュエータ8を駆動腰該アクチュヱータ8と連動
する負荷9を作動させるのである。
そして、前記アクチュエータ8により流出した液体は、
前記第2管路11を通り、該第2管路11の途中に設け
られた前記短絡用電磁弁12を経て前記液圧ポンプ6に
流入する。
前記第2管路11を通り、該第2管路11の途中に設け
られた前記短絡用電磁弁12を経て前記液圧ポンプ6に
流入する。
また、二の回路を流れる液体は、回路を循環する過程に
おいて必ず漏洩し、閉回路系から逸脱するものであり、
この漏洩した液体を閉回路中に補うべく、従来は第1図
に示したごとくチャージポンプ2等を用いていたのであ
るが、本考案のこの実施例においては、回路より漏洩し
た液体の補給は、前記補給管路16と液タンク20とを
前記供給管19により連通ずることによって為さしめる
ものである。
おいて必ず漏洩し、閉回路系から逸脱するものであり、
この漏洩した液体を閉回路中に補うべく、従来は第1図
に示したごとくチャージポンプ2等を用いていたのであ
るが、本考案のこの実施例においては、回路より漏洩し
た液体の補給は、前記補給管路16と液タンク20とを
前記供給管19により連通ずることによって為さしめる
ものである。
原理的には、前記液圧ポンプ6における液体の吐出量と
流入量との関係に基づき、漏洩した液量に応じて前記液
圧ポンプ6の液体流入側に生ずる吸引力を利用したもの
である。
流入量との関係に基づき、漏洩した液量に応じて前記液
圧ポンプ6の液体流入側に生ずる吸引力を利用したもの
である。
しかして、回路内において漏洩した液体はなんら動力を
要せず大気圧の存在によって前記第2管路11中に前記
液タンク20より供給される。
要せず大気圧の存在によって前記第2管路11中に前記
液タンク20より供給される。
次に、車輌の変速操作を為すべくクラッチを踏込んだ場
合には、前記短絡用電磁弁12が第2図に示した位置よ
り左方(図中矢印a方向)に移動し、前記第1管路10
と前記第2管路11におけるポンプ6側管路11aとを
前記分岐管路13を介して連通ずると共に、これら第1
管路10と前記ポンプ6側管路11aとを、前記管路1
4を介して前記タンク20に短絡する短絡回路を形成す
る。
合には、前記短絡用電磁弁12が第2図に示した位置よ
り左方(図中矢印a方向)に移動し、前記第1管路10
と前記第2管路11におけるポンプ6側管路11aとを
前記分岐管路13を介して連通ずると共に、これら第1
管路10と前記ポンプ6側管路11aとを、前記管路1
4を介して前記タンク20に短絡する短絡回路を形成す
る。
しかして、前記アクチュエータ8側の負荷9とは切離さ
れた無負荷運転状態となる。
れた無負荷運転状態となる。
また、前記アクチュエータ8からの第2管路11、即ち
、前記第2管路11におけるアクチュエータ8側管路1
1bは、短絡回路が形威された段階では、前記短絡用電
磁弁12において行き止まりとなり、前記アクチュエー
タ8からの液体の吐出はできなくなっている。
、前記第2管路11におけるアクチュエータ8側管路1
1bは、短絡回路が形威された段階では、前記短絡用電
磁弁12において行き止まりとなり、前記アクチュエー
タ8からの液体の吐出はできなくなっている。
次に車輌の変速操作を終え、前記クラッチの踏込みを解
放すると、前記短絡用電磁弁12は第2図の状態に復帰
し、短絡回路は閉ざされ、回路全体の流れも前記したご
とくの状態に復帰する。
放すると、前記短絡用電磁弁12は第2図の状態に復帰
し、短絡回路は閉ざされ、回路全体の流れも前記したご
とくの状態に復帰する。
以上第2図に示した実施例のものでは、漏洩した液を第
2管路11側に補給するのに従来のごとくチャージポン
プを用いることなく、補給管路16をタンク20と連通
することにより行ない、車輌の変速操作時においてクラ
ッチの踏込み動作により前記短絡用電磁弁12が切換わ
り、負荷9を切離した短絡回路を形威し、無負荷状態に
てチェンジ操作を行なうと共に、この無負荷状態におい
ても生じる無負荷損失の大きな原因であったチャージポ
ンプを取除き、より一層チェンジ操作を軽快に行なえる
ごとく為したものである。
2管路11側に補給するのに従来のごとくチャージポン
プを用いることなく、補給管路16をタンク20と連通
することにより行ない、車輌の変速操作時においてクラ
ッチの踏込み動作により前記短絡用電磁弁12が切換わ
り、負荷9を切離した短絡回路を形威し、無負荷状態に
てチェンジ操作を行なうと共に、この無負荷状態におい
ても生じる無負荷損失の大きな原因であったチャージポ
ンプを取除き、より一層チェンジ操作を軽快に行なえる
ごとく為したものである。
しかも、この短絡回路形成時においては、前記アクチュ
エータ8より前記液圧ポンプ6に至る前記第2管路11
は前記短絡用電磁弁12内において閉ざされており、よ
って前記負荷9が自走するといったことも防止できるの
である。
エータ8より前記液圧ポンプ6に至る前記第2管路11
は前記短絡用電磁弁12内において閉ざされており、よ
って前記負荷9が自走するといったことも防止できるの
である。
以上の如く本考案は、液圧ポンプとアクチュエータとを
l対の第1及び第2管路で接続して閉回路を形威し、前
記ポンプに与える動力源の運動エネルギーを、前記アク
チュエータに伝達するごとくした液圧伝動装置において
、前記動力源の駆動軸を前記液圧ポンプのポンプ軸にの
み連結して、液圧ポンプのみを動力源により駆動する如
く威す一方、前記第1及び第2管路間に、これら各管路
からの液体の流れを阻止する1対のチェック弁をもった
補給管路を接続し、この補給管路の、前記チェック弁間
をタンクに接続する一方、4つのポートを有する2位置
形の電磁弁を前記ポンプの流入側である前記第2管路に
介装して、この電磁弁の一方の切換位置では、前記第2
管路における前記ポンプ側管路とアクチュエータ側管路
とを連通ずると共に、この電磁弁の前記ポートに接続さ
れる前記第1管路から分岐する管路及びタンクに連通ず
る管路を閉鎖する一方、他方の切換位置では、前記アク
チュエータ側管路を閉鎖すると共に、前記ポンプ側管路
及び前記第1管路から分岐する管路をタンクに連通ずる
前記管路に接続するようにしたことを特徴とするもので
あり、回路中への漏洩液の補給をチャージポンプを使用
することなく、大気圧により自然に行なえるごとくし、
しかも、前記第1管路と前記第2管路におけるポンプ側
管路とを連通して前記タンクに開放する短絡回路を形成
できるから、前記液圧伝動装置をミキサー車などのミキ
サー駆動用に用いた場合には、車輌の変速操作時におけ
るチェンジ操作が極めて軽快に行なえることを可能なら
しめ、この車輌の操作性を大幅に向上するものである。
l対の第1及び第2管路で接続して閉回路を形威し、前
記ポンプに与える動力源の運動エネルギーを、前記アク
チュエータに伝達するごとくした液圧伝動装置において
、前記動力源の駆動軸を前記液圧ポンプのポンプ軸にの
み連結して、液圧ポンプのみを動力源により駆動する如
く威す一方、前記第1及び第2管路間に、これら各管路
からの液体の流れを阻止する1対のチェック弁をもった
補給管路を接続し、この補給管路の、前記チェック弁間
をタンクに接続する一方、4つのポートを有する2位置
形の電磁弁を前記ポンプの流入側である前記第2管路に
介装して、この電磁弁の一方の切換位置では、前記第2
管路における前記ポンプ側管路とアクチュエータ側管路
とを連通ずると共に、この電磁弁の前記ポートに接続さ
れる前記第1管路から分岐する管路及びタンクに連通ず
る管路を閉鎖する一方、他方の切換位置では、前記アク
チュエータ側管路を閉鎖すると共に、前記ポンプ側管路
及び前記第1管路から分岐する管路をタンクに連通ずる
前記管路に接続するようにしたことを特徴とするもので
あり、回路中への漏洩液の補給をチャージポンプを使用
することなく、大気圧により自然に行なえるごとくし、
しかも、前記第1管路と前記第2管路におけるポンプ側
管路とを連通して前記タンクに開放する短絡回路を形成
できるから、前記液圧伝動装置をミキサー車などのミキ
サー駆動用に用いた場合には、車輌の変速操作時におけ
るチェンジ操作が極めて軽快に行なえることを可能なら
しめ、この車輌の操作性を大幅に向上するものである。
更に、この変速操作時には、前記第2管路におけるアク
チュエータ側管路が閉鎖されるので、前記アクチュエー
タに接続される負荷が自走するようなこともないのであ
る。
チュエータ側管路が閉鎖されるので、前記アクチュエー
タに接続される負荷が自走するようなこともないのであ
る。
第1図は従来の液圧伝動装置を示す液圧伝動回路図、第
2図は本考案の液圧伝動装置の一実施例を示す液圧伝動
回路図である。 6・・・・・・液圧ポンプ、8・assesアクチュエ
ータ、10・・・・・・第1管路、11・・・・・・第
2管路、11a・・曲ポンプ側管路、11b・・・・・
・アクチュエータ側管路、16・・・・・・補給管路、
17.18・・間チェック弁、20−−−−−−タンク
。
2図は本考案の液圧伝動装置の一実施例を示す液圧伝動
回路図である。 6・・・・・・液圧ポンプ、8・assesアクチュエ
ータ、10・・・・・・第1管路、11・・・・・・第
2管路、11a・・曲ポンプ側管路、11b・・・・・
・アクチュエータ側管路、16・・・・・・補給管路、
17.18・・間チェック弁、20−−−−−−タンク
。
Claims (1)
- 液圧ポンプ6とアクチュエータ8とを、1対の第1及び
第2管路10.11で接続して閉回路を形威し、前記ポ
ンプ6に与える動力源の運動エネルギーを、前記アクチ
ュエータ8に伝達する如くした液圧伝動装置において、
前記動力源の駆動軸を前記液圧ポンプ6のポンプ軸にの
み連結して、液圧ポンプ6のみを動力源により駆動する
如く威す一方、前記第1及び第2管路10.11間に、
これら各管路10,11からの液体の流れを阻止するl
対のチェック弁17.18をもつ補給管路16を接続し
、この補給管路16の、前記チェック弁17,18間を
タンク20に接続する一方、4つのポートを有する2位
置形の電磁弁12を前記ポンプ6の流入側である前記第
2管路11に介装して、この電磁弁12の一方の切換位
置では、前記第2管路11における前記ポンプ6側管路
11aとアクチュエータ8側管路11bとを連通ずると
共に、この電磁弁12の前記ポートに接続される前記第
1管路10から分岐する管路13及びタンク15に連通
する管路14を閉鎖する一方、他方の切換位置では、前
記アクチュエータ8側管路11bを閉鎖すると共に、前
記ポンプ6側管路11a及び前記第1管路10から分岐
する前記管路13をタンク15に連通する前記管路14
に接続するようにしたことを特徴とする液圧伝動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10737680U JPS609487Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 液圧伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10737680U JPS609487Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 液圧伝動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5730450U JPS5730450U (ja) | 1982-02-17 |
JPS609487Y2 true JPS609487Y2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=29468677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10737680U Expired JPS609487Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 液圧伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609487Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP10737680U patent/JPS609487Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5730450U (ja) | 1982-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4881371A (en) | Auxiliary coupler pressure relief hydraulic system with pump drive ignition switch relief | |
JP3195989B2 (ja) | クローラ車両走行油圧回路 | |
JP2001295803A (ja) | 作業機械の油圧駆動装置 | |
JPH0437886B2 (ja) | ||
JPS609487Y2 (ja) | 液圧伝動装置 | |
JPS61142235A (ja) | 油圧ショベル等の建設機械の油圧回路 | |
CN113606207B (zh) | 一种装载机液压系统及装载机 | |
JPS5919122Y2 (ja) | 油圧駆動回路 | |
JPH10299706A (ja) | 油圧モータの駆動システム | |
JPS5967120A (ja) | 産業車両の走行駆動装置 | |
JPS5988542A (ja) | 電動式建設機械 | |
JP2550771Y2 (ja) | 操作弁装置 | |
JPS6332654B2 (ja) | ||
JPS63203434A (ja) | 走行モ−タの変速装置 | |
JPH0128177B2 (ja) | ||
JPH05322040A (ja) | 油圧駆動車の油圧装置 | |
JPH0751797B2 (ja) | バックホウの油圧回路 | |
JPH0211491Y2 (ja) | ||
JP2919120B2 (ja) | トラクタの変速装置 | |
JP2003161305A (ja) | 動力伝達装置の油圧リターダ装置 | |
SU1736763A1 (ru) | Гидропривод транспортного средства | |
JP2583130B2 (ja) | 油圧駆動車両の走行制御方法および走行制御回路 | |
JPS61124768A (ja) | 走行用油圧回路 | |
JPS5923099Y2 (ja) | 圧力流体回路 | |
JPH0118694Y2 (ja) |