JPS609073Y2 - 作業車 - Google Patents
作業車Info
- Publication number
- JPS609073Y2 JPS609073Y2 JP10006478U JP10006478U JPS609073Y2 JP S609073 Y2 JPS609073 Y2 JP S609073Y2 JP 10006478 U JP10006478 U JP 10006478U JP 10006478 U JP10006478 U JP 10006478U JP S609073 Y2 JPS609073 Y2 JP S609073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- engine
- continuously variable
- variable transmission
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車体横方向にエンジン及び走行用ギアミッシ
ョンを並設すると共に、前記エンジンとギアミッション
を流体圧式無段変速装置を介して連動連結し、かつ、前
記エンジンと無段変速装置の間にユニバーサルジヨイン
トを介装した作業車に関する。
ョンを並設すると共に、前記エンジンとギアミッション
を流体圧式無段変速装置を介して連動連結し、かつ、前
記エンジンと無段変速装置の間にユニバーサルジヨイン
トを介装した作業車に関する。
従来、冒記した作業車においては、前記エンジンの振動
が流体圧式無段変速装置に伝るのを抑制する必要がある
ことから、エンジンと流体圧式無段変速装置とをユニバ
ーサルジヨイントを備えた入力軸を介して連動連結して
いたものであるが、短かい入力軸で前記両者を連結する
と、エンジン側の振動に伴ってユニバーサルジヨイント
の振し角が大きくなり、無段変速装置の入力軸の不等速
運動を招くという不都合があり、逆に長い入力軸で前記
両者を連結すると、必要以上に機体巾が広くなり過ぎる
という欠点がある。
が流体圧式無段変速装置に伝るのを抑制する必要がある
ことから、エンジンと流体圧式無段変速装置とをユニバ
ーサルジヨイントを備えた入力軸を介して連動連結して
いたものであるが、短かい入力軸で前記両者を連結する
と、エンジン側の振動に伴ってユニバーサルジヨイント
の振し角が大きくなり、無段変速装置の入力軸の不等速
運動を招くという不都合があり、逆に長い入力軸で前記
両者を連結すると、必要以上に機体巾が広くなり過ぎる
という欠点がある。
本考案は、前記エンジン、流体圧式無段変速装置及びギ
アミッションの配置に改良を加えて、前記シャフトの長
さを充分確保しながら、これら装置全体を収納するに要
する空間の全幅を極力小さくすることを目的とする。
アミッションの配置に改良を加えて、前記シャフトの長
さを充分確保しながら、これら装置全体を収納するに要
する空間の全幅を極力小さくすることを目的とする。
本考案は、冒記した作業車において前記無段変速装置を
前記ギアミッションのケースに対して前記エンジンとは
反対側に配置しである事を特徴とする。
前記ギアミッションのケースに対して前記エンジンとは
反対側に配置しである事を特徴とする。
すなわち、エンジンと変速装置の設置間隔は、両者間に
ユニバーサルジヨイントを介装しであるために、比較的
大きくなり、その結果、従来のように変速装置をギアミ
ッションのエンジン側に配置すると、車体横巾を比較的
大きく設計しなければならないが、上述のように、無段
変速装置をギアミッションケースに対してエンジンと反
対側に配置すると、従来に比して車体横幅をかなり小さ
くしたままで、ユニバーサルジヨイントを備える入力軸
の長さを充分長く確保でき、従って、エンジン振動によ
り入力軸が振れてもユニバーサルジヨイント部分での振
れ角は比較的小さく、振動の割に滑らかな回転を流体圧
式無段変速装置側へ伝達することができ、しかも、その
割に機体の横幅は小さくて済むという利点がある。
ユニバーサルジヨイントを介装しであるために、比較的
大きくなり、その結果、従来のように変速装置をギアミ
ッションのエンジン側に配置すると、車体横巾を比較的
大きく設計しなければならないが、上述のように、無段
変速装置をギアミッションケースに対してエンジンと反
対側に配置すると、従来に比して車体横幅をかなり小さ
くしたままで、ユニバーサルジヨイントを備える入力軸
の長さを充分長く確保でき、従って、エンジン振動によ
り入力軸が振れてもユニバーサルジヨイント部分での振
れ角は比較的小さく、振動の割に滑らかな回転を流体圧
式無段変速装置側へ伝達することができ、しかも、その
割に機体の横幅は小さくて済むという利点がある。
以下本考案の実施を図面について詳述する。
左右走行装置1を備える機台2に、その後端部の横軸P
まわりでシリンダ3により揺動自在にダンプ荷台4が搭
載されていて、その前方において運転席5、ギアミッシ
ョン6及びエンジン7がその順に機台2横方向に並置さ
れている。
まわりでシリンダ3により揺動自在にダンプ荷台4が搭
載されていて、その前方において運転席5、ギアミッシ
ョン6及びエンジン7がその順に機台2横方向に並置さ
れている。
前記エンジン7の動力は、このエンジン7のフライホイ
ール8にボルトで固定されたユニバーサルジヨイント9
、これに連結されるシャフト26及びこれに連結される
ユニバーサルジヨイント9′を介して、前記ミッション
6のケースに対して前記エンジン7とは反対側にボルト
により支承された流体圧式無段変速装置10に伝達され
、さらに前記ギアミッション6に伝達されるべく構威し
である。
ール8にボルトで固定されたユニバーサルジヨイント9
、これに連結されるシャフト26及びこれに連結される
ユニバーサルジヨイント9′を介して、前記ミッション
6のケースに対して前記エンジン7とは反対側にボルト
により支承された流体圧式無段変速装置10に伝達され
、さらに前記ギアミッション6に伝達されるべく構威し
である。
前記流体圧式無段変速装置10は、前後進切換え可能で
、かつ、減速比が連続的に変えられるものであり、又、
前記ギアミッション6は、副変速機構11減速機構12
及び操向クラッチ機構13からできていて、高低速二段
に変速されると共に、操向クラッチ機構13を左右各別
にクラッチ切り操作することにより、機体が操向操作さ
れるよう構威しである。
、かつ、減速比が連続的に変えられるものであり、又、
前記ギアミッション6は、副変速機構11減速機構12
及び操向クラッチ機構13からできていて、高低速二段
に変速されると共に、操向クラッチ機構13を左右各別
にクラッチ切り操作することにより、機体が操向操作さ
れるよう構威しである。
前記ギアミッション6の構造は、第2図と第3図に示す
ように、別体につくられた上部14と下部15がボルト
により固定されていて、上部14には変速用大径小径の
シフトギアをシフター16により摺動自在に嵌合した前
記流体圧式無段変速装置10の出力軸17が回転自在に
支持されると共に、下部15には、第1回転軸18、第
2回転軸19及び左右走行装置にそれぞれ連動連結され
た伝動軸20.20が回転自在に支持されていて、第1
回転軸18に固定されたギアと前記出力軸17のギアと
の択一的な咬合により減速がなされ、第2回転軸19の
ギアとの咬合によりさらに減速されて操向クラッチ機構
13の受動ギア21に、前記無段変速装置10からの動
力が伝達される。
ように、別体につくられた上部14と下部15がボルト
により固定されていて、上部14には変速用大径小径の
シフトギアをシフター16により摺動自在に嵌合した前
記流体圧式無段変速装置10の出力軸17が回転自在に
支持されると共に、下部15には、第1回転軸18、第
2回転軸19及び左右走行装置にそれぞれ連動連結され
た伝動軸20.20が回転自在に支持されていて、第1
回転軸18に固定されたギアと前記出力軸17のギアと
の択一的な咬合により減速がなされ、第2回転軸19の
ギアとの咬合によりさらに減速されて操向クラッチ機構
13の受動ギア21に、前記無段変速装置10からの動
力が伝達される。
22は、各別にかっ摺動可能に前記伝動軸20.20に
嵌合しているクラッチ爪付可動片で、シフター(図示せ
ず)により受動ギア21と共にクラッチ操作されるよう
構威しである。
嵌合しているクラッチ爪付可動片で、シフター(図示せ
ず)により受動ギア21と共にクラッチ操作されるよう
構威しである。
左右走行装置1は、車輪23・曲・とその機体内側に設
けられた伝動ケース24から戒っていて、前記伝動ケー
ス24には、車輪23・・曲を駆動する為のスプロケッ
ト25・曲・及びチェーンが内装され、前記伝動軸20
からの動力を左右各別に伝達すべく構威されている。
けられた伝動ケース24から戒っていて、前記伝動ケー
ス24には、車輪23・・曲を駆動する為のスプロケッ
ト25・曲・及びチェーンが内装され、前記伝動軸20
からの動力を左右各別に伝達すべく構威されている。
以上要するに、1方のユニバーサルジヨイント9をエン
ジン7のフライホイール8に直付けしたこと、及び流体
圧式無段変速装置1oを、ギアミッション6のエンジン
7とは反対側に配置したことにより、それら伝動装置の
設置に要する空間の機体横方向寸法を短縮すべく構威し
てあり、さらに、ギアミッション6のケースの上部14
を別体に形威し、この中に無段変速装置1oの出力軸1
7を直接入れることにより、無段変速装置1oのギアミ
ッション16に対する連結部を省略して全体がコンパク
トになるように構威してあり、もって、小型車において
も、十分な操縦部室間を確保できるようにしである。
ジン7のフライホイール8に直付けしたこと、及び流体
圧式無段変速装置1oを、ギアミッション6のエンジン
7とは反対側に配置したことにより、それら伝動装置の
設置に要する空間の機体横方向寸法を短縮すべく構威し
てあり、さらに、ギアミッション6のケースの上部14
を別体に形威し、この中に無段変速装置1oの出力軸1
7を直接入れることにより、無段変速装置1oのギアミ
ッション16に対する連結部を省略して全体がコンパク
トになるように構威してあり、もって、小型車において
も、十分な操縦部室間を確保できるようにしである。
又、無段変速装置10の出力軸17を、ギアミッション
6の下部15とは別体に設けた上部14に直接入れ、こ
れに副変速用のシフトギアを設けた事により、ギアミッ
ション6自身を小型化できるのみならず、副変速装置1
1をギアミッション6のケースから取り外すことができ
、製作及び保守点検が容易になるように構威しである。
6の下部15とは別体に設けた上部14に直接入れ、こ
れに副変速用のシフトギアを設けた事により、ギアミッ
ション6自身を小型化できるのみならず、副変速装置1
1をギアミッション6のケースから取り外すことができ
、製作及び保守点検が容易になるように構威しである。
尚、本考案は、各種の建設車輌や農機等の作業車に適用
できる。
できる。
図面は本考案に係る作業車の実施例を示し、第1図は全
体側面図、第2図は要部の一部切欠正面図、第3図は動
力系統図を示す。 6・・・・・・走行用ギアミッション、7・・・・・・
エンジン、9・・・・・・ユニバーサルジヨイント、9
′・・・・・・ユニパルジヨイント、10・・・・・・
流体圧式無段変速装置、17・・・・・・出力軸。
体側面図、第2図は要部の一部切欠正面図、第3図は動
力系統図を示す。 6・・・・・・走行用ギアミッション、7・・・・・・
エンジン、9・・・・・・ユニバーサルジヨイント、9
′・・・・・・ユニパルジヨイント、10・・・・・・
流体圧式無段変速装置、17・・・・・・出力軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 車体横方向にエンジン7及び走行用ギアミッション
6を並設すると共に、前記エンジン7とギアミッション
6を流体圧式無段変速装置10を介して連動連結し、か
つ、前記エンジン7と無段変速装置10の間にユニバー
サルジヨイント9.9’を介装した作業車であって、前
記無段変速装置10を前記ギアミッション6のケースに
対して前記エンジン7とは反対側に配置しである事を特
徴とする作業車。 ■ 前記ユニバーサルジヨイント9を前記エンジンに付
設のフライホール8に直接取付けである事を特徴とする
実用新案登録請求の範囲第■項に記載の作業車。 ■ 前記無段変速装置10の出力軸を前記ケース内に差
し込んでケースで支持させると共に、その出力軸17に
副変速用シフトギアーを取付けである事を特徴とする実
用新案登録請求の範囲第■項又は第■項に記載の作業車
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006478U JPS609073Y2 (ja) | 1978-07-18 | 1978-07-18 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006478U JPS609073Y2 (ja) | 1978-07-18 | 1978-07-18 | 作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5515193U JPS5515193U (ja) | 1980-01-30 |
JPS609073Y2 true JPS609073Y2 (ja) | 1985-04-01 |
Family
ID=29037395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10006478U Expired JPS609073Y2 (ja) | 1978-07-18 | 1978-07-18 | 作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609073Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58174333U (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-21 | セイレイ工業株式会社 | 多輪駆動形運搬車 |
-
1978
- 1978-07-18 JP JP10006478U patent/JPS609073Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5515193U (ja) | 1980-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5937697A (en) | Power take-off assembly for tractors | |
CA1118234A (en) | Driving device for automobiles | |
US4205729A (en) | Automotive power unit | |
US5205373A (en) | Structure of vehicle power train | |
KR20040077741A (ko) | 작업차 | |
JPH01303340A (ja) | 縦置式エンジンにおける自動変速機 | |
US7074149B2 (en) | Transmission for wheel type working vehicle | |
JPS609073Y2 (ja) | 作業車 | |
US3855878A (en) | Transmission systems | |
KR870001671Y1 (ko) | 작업차의 전 · 후진 변환장치 | |
US3982599A (en) | Tractor having transmission-driven power take-off | |
US3065811A (en) | Drive transmission suspension for motor vehicles | |
JP2563629B2 (ja) | 四輪駆動車用パワートレーン | |
JPS6181819A (ja) | 乗用作業機の動力伝達装置 | |
US1876249A (en) | Front driven automobile | |
JP2641656B2 (ja) | 作業車の伝動構造 | |
JPS6230613Y2 (ja) | ||
GB888781A (en) | Improvements in transportation vehicles | |
JPH0439124A (ja) | 車両のパワートレイン構造 | |
JP5037426B2 (ja) | 作業車両 | |
JPH062038Y2 (ja) | 農用トラクタの走行変速構造 | |
JP2006103634A (ja) | 作業車両 | |
JPS6131742A (ja) | 農用トラクタのミツシヨン構造 | |
JPH0744500Y2 (ja) | 走行作業車におけるミツシヨン装置 | |
JPH0720431Y2 (ja) | 農用トラクタの副変速装置 |