JPS608385Y2 - 多極コネクタ用插入,引抜工具 - Google Patents
多極コネクタ用插入,引抜工具Info
- Publication number
- JPS608385Y2 JPS608385Y2 JP10301180U JP10301180U JPS608385Y2 JP S608385 Y2 JPS608385 Y2 JP S608385Y2 JP 10301180 U JP10301180 U JP 10301180U JP 10301180 U JP10301180 U JP 10301180U JP S608385 Y2 JPS608385 Y2 JP S608385Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- handle
- guide
- pole connector
- guide bar
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、プラグとソケットで1対になっている多極
コネクタの挿入、抜出作業の能率を向上させると共に、
接続時に接触部の安定した品質が得られるようにするた
めの多極コネクタ用挿入、引抜工具に関するものである
。
コネクタの挿入、抜出作業の能率を向上させると共に、
接続時に接触部の安定した品質が得られるようにするた
めの多極コネクタ用挿入、引抜工具に関するものである
。
キャップ(ソケット)側とプラグ側とに分割され、これ
がそれぞれ樹脂製のハウジング部と金属製の接触子部と
で構成されている多極コネクタは、電気回路の接続用と
して一般に用いられているが、キャップとプラグの挿入
、引抜に、従来は工具を使用せず、作業者が両手の押圧
力あるいは引抜力によって行なっているのが普通である
。
がそれぞれ樹脂製のハウジング部と金属製の接触子部と
で構成されている多極コネクタは、電気回路の接続用と
して一般に用いられているが、キャップとプラグの挿入
、引抜に、従来は工具を使用せず、作業者が両手の押圧
力あるいは引抜力によって行なっているのが普通である
。
まず、第1図乃至第4図を参照して多極コネクタの構造
を説明する。
を説明する。
これらの図において、1は多極コネクタで、ナイロンな
どの樹脂製のキャップハウジング2と、キャップハウジ
ング2と同様の材料で作られたプラグハウジング3とを
備え、キャップハウジング2とプラグハウジング3の両
側面にはロッキングキャッチ2aとロッキングラッチ3
aとがそれぞれ突出成形されており、これらがキャップ
ハウジング2とプラグハウジング3とが完全に嵌合され
た時に係合されるようになっている。
どの樹脂製のキャップハウジング2と、キャップハウジ
ング2と同様の材料で作られたプラグハウジング3とを
備え、キャップハウジング2とプラグハウジング3の両
側面にはロッキングキャッチ2aとロッキングラッチ3
aとがそれぞれ突出成形されており、これらがキャップ
ハウジング2とプラグハウジング3とが完全に嵌合され
た時に係合されるようになっている。
前記キャップハウジング2の両側面には上面および下面
側へ起立したタブ2bが設けられ、プラグハウジング3
の上、下面にはストレーンリリーフ3bがそれぞれ設け
られている。
側へ起立したタブ2bが設けられ、プラグハウジング3
の上、下面にはストレーンリリーフ3bがそれぞれ設け
られている。
キャップハウジング2の接触子孔2cには、円筒形のソ
ケット接触子6がロッキングランス6cおよびコンタク
トストップ6dでロックされて装填されている。
ケット接触子6がロッキングランス6cおよびコンタク
トストップ6dでロックされて装填されている。
電線4の先端部の芯線4aがソケット接触子6の芯線圧
着部6aで圧着され、また電線4の絶縁被覆が絶縁被覆
抑え部6bで抑えられた状態で、電線4がソケット接触
子6に接続されている。
着部6aで圧着され、また電線4の絶縁被覆が絶縁被覆
抑え部6bで抑えられた状態で、電線4がソケット接触
子6に接続されている。
前記プラグハウジング3の接触子孔3cにはピン接触子
7がロッキングランス7cおよびコンタクトストップ7
dでロックされて装填されている。
7がロッキングランス7cおよびコンタクトストップ7
dでロックされて装填されている。
電線5の先端部の芯線5aがピン接触子7の芯線圧着部
7aで圧着され、また電線5の絶縁被覆が絶縁被覆抑え
部7Cで抑えられた状態で、電線5がピン接触子7に接
続されている。
7aで圧着され、また電線5の絶縁被覆が絶縁被覆抑え
部7Cで抑えられた状態で、電線5がピン接触子7に接
続されている。
そして、キャップハウジング2とプラグハウジング3と
が嵌合されると、ピン接触子7の先端部7eがソケット
接触子6に挿入されるようになっている。
が嵌合されると、ピン接触子7の先端部7eがソケット
接触子6に挿入されるようになっている。
前述のような多極コネクタでは、ピン接触子7の先端部
7eとソケット接触子6の嵌合は、接触子相互の接触不
良を防ぐために、円筒状のソケット接触子6にスリット
6eを設けて弾性力による保持力を大きくしである。
7eとソケット接触子6の嵌合は、接触子相互の接触不
良を防ぐために、円筒状のソケット接触子6にスリット
6eを設けて弾性力による保持力を大きくしである。
このため、多極コネクタの挿入、引抜時には接触子1組
当り約0.8kgの押圧力または引抜力が必要である。
当り約0.8kgの押圧力または引抜力が必要である。
次に、第5図を参照して工具を使用せずに、作業者の手
による押圧力または引抜力で多極コネクタを挿入、引抜
する従来の方法について説明する。
による押圧力または引抜力で多極コネクタを挿入、引抜
する従来の方法について説明する。
第5図において、2はキャップハウジング、3はプラグ
ハウジングであり、これらの両側面にはロッキングキャ
ッチ2a、ロッキングラッチ3aがそれぞれ設けられて
いる。
ハウジングであり、これらの両側面にはロッキングキャ
ッチ2a、ロッキングラッチ3aがそれぞれ設けられて
いる。
多極コネクタ1の挿入、引抜は、手の指でキャップハウ
ジング2の側面およびプラグハウジング3の側面とロッ
キングラッチ3aとを保持し、押圧力または引抜力を与
えて行なう。
ジング2の側面およびプラグハウジング3の側面とロッ
キングラッチ3aとを保持し、押圧力または引抜力を与
えて行なう。
しかし、仮りに1嘲の接触子を有する多極コネクタを挿
入、引抜する場合には、約12に9の押圧力または引抜
力が必要であり、多数の多極コネクタを挿入、引抜する
場合には、作業者の疲労が大きく、作業能率も悪い。
入、引抜する場合には、約12に9の押圧力または引抜
力が必要であり、多数の多極コネクタを挿入、引抜する
場合には、作業者の疲労が大きく、作業能率も悪い。
また、挿入、引抜はキャップハウジングとプラグハウジ
ングの両方の接触子が一直線状になる方向に行なう必要
があるが、大きな押圧力または引抜力を要する多極コネ
クタの挿入、引抜作業では、こじって挿入または引抜を
行なうために、接触子の接続部が接触不良を起す場合が
多い。
ングの両方の接触子が一直線状になる方向に行なう必要
があるが、大きな押圧力または引抜力を要する多極コネ
クタの挿入、引抜作業では、こじって挿入または引抜を
行なうために、接触子の接続部が接触不良を起す場合が
多い。
この考案は、前述した事情に鑑みてなされたもので、多
極コネクタの挿入、引抜作業の両方を能率よく、しかも
接触子の接続不良を生じることなく安定した品質が得ら
れる小さな力で容易に操作できるようにした多極コネク
タ用挿入、引抜工具を提供することを目的とするもので
ある。
極コネクタの挿入、引抜作業の両方を能率よく、しかも
接触子の接続不良を生じることなく安定した品質が得ら
れる小さな力で容易に操作できるようにした多極コネク
タ用挿入、引抜工具を提供することを目的とするもので
ある。
以下、この考案の一実施例を第6図乃至第11図に基い
て説明する。
て説明する。
第6図乃至第11図において、11は握り部11aの断
面がほぼU字形をした把手であり、この把手11は握り
部11aに対して上部11bが鈍角に水平方向に屈曲し
、上端部は直角に水平方向両側へ折曲げられている。
面がほぼU字形をした把手であり、この把手11は握り
部11aに対して上部11bが鈍角に水平方向に屈曲し
、上端部は直角に水平方向両側へ折曲げられている。
12は回動レバーであり、この回動レバー12は、握り
部i2aが断面はぼU字形に形成され、把手11の角部
を貫通して枢軸13で把手11に枢着され、ばね14で
第6図の時計方向に付勢されて、把手11の握り部11
aと下方に向うほど間隔が大きくなるように対向し、回
動レバー12の上端部には連結金15の末端部が枢軸1
6で枢着されている。
部i2aが断面はぼU字形に形成され、把手11の角部
を貫通して枢軸13で把手11に枢着され、ばね14で
第6図の時計方向に付勢されて、把手11の握り部11
aと下方に向うほど間隔が大きくなるように対向し、回
動レバー12の上端部には連結金15の末端部が枢軸1
6で枢着されている。
前記連結金15の先端部は枢軸17で取付金18と枢着
されている。
されている。
この取付金18は、帯状の板を平面丁字形に曲げ成形し
たものであり、中央部には口金20が鋲21で固着され
、この口金20は先端側が開口する平面]字形に形成さ
れ、両側上部にはそれぞれ切欠部が設けられている。
たものであり、中央部には口金20が鋲21で固着され
、この口金20は先端側が開口する平面]字形に形成さ
れ、両側上部にはそれぞれ切欠部が設けられている。
前記取付金18の両端部には、案内棒22の末端側ねじ
部が貫通され、ナツト23および止めナツト24によっ
て締結されている。
部が貫通され、ナツト23および止めナツト24によっ
て締結されている。
また、把手11の上部11b上面にはベース25が固定
され、このベース25の先端部両側には上方に折曲げた
直立片25aが相対向して形成されている。
され、このベース25の先端部両側には上方に折曲げた
直立片25aが相対向して形成されている。
ベース25の先端部下面には案内金26が固定され、こ
の案内金26の両側部には側面はぼコ字形に先端側直立
部26aおよび末端側直立部26bが前記直立片25a
の外側に位置して、ベース25上に直立され、前記直立
部26a、26bには挿通孔26c、26dがそれぞれ
形成され、案内金26の底辺の幅方向中央部にはベース
25の先端から突出する突片26eが形成されている。
の案内金26の両側部には側面はぼコ字形に先端側直立
部26aおよび末端側直立部26bが前記直立片25a
の外側に位置して、ベース25上に直立され、前記直立
部26a、26bには挿通孔26c、26dがそれぞれ
形成され、案内金26の底辺の幅方向中央部にはベース
25の先端から突出する突片26eが形成されている。
案内金2″6の先端側直立部26aとベース25の直立
片25aとの間にはスリット部29が形成され、案内金
26の前記挿通孔26 C,26dには前記案内棒22
が摺動自在に挿通されている。
片25aとの間にはスリット部29が形成され、案内金
26の前記挿通孔26 C,26dには前記案内棒22
が摺動自在に挿通されている。
さらに、案内棒22の先端側ねじ部には中央部が開口さ
れてほぼ馬蹄形をなした押し金27が貫通され、フラン
ジ付ナツト28.30で着脱可能に締結されている。
れてほぼ馬蹄形をなした押し金27が貫通され、フラン
ジ付ナツト28.30で着脱可能に締結されている。
以上のように構成された工具を用いて、多極コネクタの
挿入を行なうには、次のようにする。
挿入を行なうには、次のようにする。
まず、第8図、第9図に示すように、多極コネクタ1の
キャップハウジング2とプラグハウジング3を少し挿入
した状態でベース25上に載せ、ベース25の直立片2
5aと口金20との間に前記キャップハウジング2のタ
ブ2bとプラグハウジング3のストレーンリリーフ3b
が位置し、かつプラグハウジング3のロッキングラッチ
3aが上下方向になるようにする。
キャップハウジング2とプラグハウジング3を少し挿入
した状態でベース25上に載せ、ベース25の直立片2
5aと口金20との間に前記キャップハウジング2のタ
ブ2bとプラグハウジング3のストレーンリリーフ3b
が位置し、かつプラグハウジング3のロッキングラッチ
3aが上下方向になるようにする。
なお、この場合に第8図、第9図では、プラグハウジン
グ3が口金20側に位置しているが、この反対にキャッ
プハウジング2が口金20側に位置するようにしてもよ
い。
グ3が口金20側に位置しているが、この反対にキャッ
プハウジング2が口金20側に位置するようにしてもよ
い。
次に、把手11の握り部11aと回動レバー12の握り
部12aに手をかけ、回動レバー12をばね14に抗し
て反時計方向に回動させると、回動レバー12の上端部
から枢軸13を支点とする梃子の原理によって生じる大
きな回動力が枢軸16、連結金15および枢軸17を介
して取付金18に伝達される。
部12aに手をかけ、回動レバー12をばね14に抗し
て反時計方向に回動させると、回動レバー12の上端部
から枢軸13を支点とする梃子の原理によって生じる大
きな回動力が枢軸16、連結金15および枢軸17を介
して取付金18に伝達される。
この取付金18は、これの両端部に取付けられた2本の
案内棒22が案内金26の挿通孔26c、26dを滑動
することにより、ベース25の先端部に固定された案内
金26の直立部26b側に近接する方向へ水平に前進す
る。
案内棒22が案内金26の挿通孔26c、26dを滑動
することにより、ベース25の先端部に固定された案内
金26の直立部26b側に近接する方向へ水平に前進す
る。
このため、挿入しようとする多極コネクタ1はプラグハ
ウジング3の電線5挿入側が口金20に、キャップハウ
ジング2のタブ2bがベース25の直立片25aにそれ
ぞれ当接し、さらに押圧されると前記両ハウジング2,
3が所定位置まで嵌合されて、挿入作業が完了する。
ウジング3の電線5挿入側が口金20に、キャップハウ
ジング2のタブ2bがベース25の直立片25aにそれ
ぞれ当接し、さらに押圧されると前記両ハウジング2,
3が所定位置まで嵌合されて、挿入作業が完了する。
この場合に、挿入しようとする多極コネクタ1を前述し
たとは反対方向にベース25上に置いた時にはキャップ
ハウジング2の電線4挿入側が口金20に、プラグハウ
ジング3のストレーンリリーフ3bがベース25の直立
片25aにそれぞれ当接した状態で押圧される。
たとは反対方向にベース25上に置いた時にはキャップ
ハウジング2の電線4挿入側が口金20に、プラグハウ
ジング3のストレーンリリーフ3bがベース25の直立
片25aにそれぞれ当接した状態で押圧される。
前述のようにして多極コネクタ1の挿入が完了した後に
、回動レバー12から握力を解除すれば、ばね14の復
元弾発力によって回動レバー12が時計方向に回動し、
口金20は後退して案内棒22の先端部に設けた押し金
27締結用のフランジ付ナツト30が案内金26の先端
側直立部26aに当接した状態で静止する。
、回動レバー12から握力を解除すれば、ばね14の復
元弾発力によって回動レバー12が時計方向に回動し、
口金20は後退して案内棒22の先端部に設けた押し金
27締結用のフランジ付ナツト30が案内金26の先端
側直立部26aに当接した状態で静止する。
また、キャップハウジング2とプラグハウジング3が嵌
合された多極コネクタ1を、改修時などに引抜くには、
次のようにする。
合された多極コネクタ1を、改修時などに引抜くには、
次のようにする。
まず、第10図、第11図に示すように嵌合された多極
コネクタ1を、プラグハウジング3のストレーンリリー
フ3bがベース25の直立片25aと案内金26の先端
側直立部26aとで形成されたスリット部29に挿入さ
れ、かつ押し金27の中央開口部中に位置した状態にし
て、ベース25上に置く。
コネクタ1を、プラグハウジング3のストレーンリリー
フ3bがベース25の直立片25aと案内金26の先端
側直立部26aとで形成されたスリット部29に挿入さ
れ、かつ押し金27の中央開口部中に位置した状態にし
て、ベース25上に置く。
次に、プラグハウジング3の上方のロッキングラッチ3
aを手指により、第10図の矢印Aに示すように垂直に
下方に押圧し、田ンキングラツチ3aトキャップハウジ
ング2のロッキングキャッチ2aとの係合を解除する。
aを手指により、第10図の矢印Aに示すように垂直に
下方に押圧し、田ンキングラツチ3aトキャップハウジ
ング2のロッキングキャッチ2aとの係合を解除する。
この場合に、下方のロッキングラッチ3aは案内金26
の突片26eに当接した状態になるので、上、下のロッ
キングラッチ3aとロッキングキャッチ2aの保合が同
時に解除されることになる。
の突片26eに当接した状態になるので、上、下のロッ
キングラッチ3aとロッキングキャッチ2aの保合が同
時に解除されることになる。
ロッキングラッチ3aを押しながら他方の手で把手11
の握り部11aと回動レバー12の握り部12aとを掴
み、回動レバー12を第10図の反時計方向に回動させ
ると、前述した多極コネクタの挿入動作の場合と同様に
取付金18に伝達した力は、案内棒22が案内金26の
挿通孔26c、26dを滑動することにより、案内棒2
2の先端部に取付けられた押し金27が前方、すなわち
案内金26から離れる方向へ水平移動する。
の握り部11aと回動レバー12の握り部12aとを掴
み、回動レバー12を第10図の反時計方向に回動させ
ると、前述した多極コネクタの挿入動作の場合と同様に
取付金18に伝達した力は、案内棒22が案内金26の
挿通孔26c、26dを滑動することにより、案内棒2
2の先端部に取付けられた押し金27が前方、すなわち
案内金26から離れる方向へ水平移動する。
このため、引抜こうとする多極コネクタ1は、押し金2
7が前進することにより、これがキャップハウジング2
の4個のタブ2bに当接すると共に、プラグハウジング
3のストレーンリリーフ3bが案内金26の先端側直立
部26aに当接する。
7が前進することにより、これがキャップハウジング2
の4個のタブ2bに当接すると共に、プラグハウジング
3のストレーンリリーフ3bが案内金26の先端側直立
部26aに当接する。
さらに押し金27が前進することにより、プラグハウジ
ング3が前進を阻止されてキャップハウジング2だけが
前進するので、多極コネクタ1はキャップハウジング2
側とプラグハウジング3側とに分割され、引抜作業が完
了する。
ング3が前進を阻止されてキャップハウジング2だけが
前進するので、多極コネクタ1はキャップハウジング2
側とプラグハウジング3側とに分割され、引抜作業が完
了する。
多極コネクタ1の引抜が完了した後に、回動レバー12
から握力を解除すれば、ばね14の弾発力によって回動
レバー12が時計方向に回動し、案内棒22の先端部に
設けられた押し金27は後退して押し金27締結用のフ
ランジ付ナツト30が案内金26の先端側直立部26a
に当接した状態で静止する。
から握力を解除すれば、ばね14の弾発力によって回動
レバー12が時計方向に回動し、案内棒22の先端部に
設けられた押し金27は後退して押し金27締結用のフ
ランジ付ナツト30が案内金26の先端側直立部26a
に当接した状態で静止する。
以上説明したように、この考案によれば、把手11に枢
着された回動レバー12により、梃子の原理を応用して
、把手11と回動レバー12とを握る小さな握力で大き
な力を発生させ、この力を取付金18に連結した互に平
行な2本の案内棒22が把手1にベース25を介して固
定された案内金26の挿通孔26c、26dを滑動する
ことによって水平方向動作に変換させ、案内棒22の先
端部に設けた押し金27と案内金26との間に引抜力を
生じさせると共に、取付金18に固定された口金20と
把手11に固定されたベース25の直立片25aまたは
口金20と案内金26との間に押圧力を生じさせ、多極
コネクタの挿入、引抜を行うようにしたものであるから
、挿入、引抜の同作用を1種類の工具で行なうことがで
きると共に、挿入、引抜作業を小さな力で行なうことが
できて、作業者の疲労が少なく能率的であり、また、そ
れぞれの接触子が一直線状になる方向に移動して挿入、
引抜が行なわれ、接触子の接続不良などの品質的な問題
を生じることがない、多極コネクタ用挿入、引抜工具を
提供できるという効果が得られる。
着された回動レバー12により、梃子の原理を応用して
、把手11と回動レバー12とを握る小さな握力で大き
な力を発生させ、この力を取付金18に連結した互に平
行な2本の案内棒22が把手1にベース25を介して固
定された案内金26の挿通孔26c、26dを滑動する
ことによって水平方向動作に変換させ、案内棒22の先
端部に設けた押し金27と案内金26との間に引抜力を
生じさせると共に、取付金18に固定された口金20と
把手11に固定されたベース25の直立片25aまたは
口金20と案内金26との間に押圧力を生じさせ、多極
コネクタの挿入、引抜を行うようにしたものであるから
、挿入、引抜の同作用を1種類の工具で行なうことがで
きると共に、挿入、引抜作業を小さな力で行なうことが
できて、作業者の疲労が少なく能率的であり、また、そ
れぞれの接触子が一直線状になる方向に移動して挿入、
引抜が行なわれ、接触子の接続不良などの品質的な問題
を生じることがない、多極コネクタ用挿入、引抜工具を
提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は多極コネクタの一例を示す分離状態の斜視図、
第2図および第3図は同嵌合状態の平面図および正面図
、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面図、第5図
は従来の多極コネクタの挿入、引抜動作を示す斜視図、
第6図はこの考案の一実施例による多極コネクタ用挿入
、引抜工具の一部を切欠いた正面図、第7図は同平面図
、第8図および第9図はこの考案の一実施例による前記
挿入、引抜工具の挿入要領を示す正面図および平面図、
第10図および第11図は同引抜要領を示す正面図およ
び平面図である。 1・・・・・・多極コネクタ、2・・曲キャップハウジ
ング、3・・・・・・プラグハウジング、11・・曲把
手、12・・・・・・回動レバー、13・・曲部軸、1
8・・曲取付金、20・・・・・・口金、22・・商業
内棒、25・・曲ベース、25a・・・・・・直立片、
26・・商業内金、26a、26b・・・・・・直立部
、26c、26d・曲・挿通孔、27・・・・・・押し
金。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
第2図および第3図は同嵌合状態の平面図および正面図
、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面図、第5図
は従来の多極コネクタの挿入、引抜動作を示す斜視図、
第6図はこの考案の一実施例による多極コネクタ用挿入
、引抜工具の一部を切欠いた正面図、第7図は同平面図
、第8図および第9図はこの考案の一実施例による前記
挿入、引抜工具の挿入要領を示す正面図および平面図、
第10図および第11図は同引抜要領を示す正面図およ
び平面図である。 1・・・・・・多極コネクタ、2・・曲キャップハウジ
ング、3・・・・・・プラグハウジング、11・・曲把
手、12・・・・・・回動レバー、13・・曲部軸、1
8・・曲取付金、20・・・・・・口金、22・・商業
内棒、25・・曲ベース、25a・・・・・・直立片、
26・・商業内金、26a、26b・・・・・・直立部
、26c、26d・曲・挿通孔、27・・・・・・押し
金。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 把手11の上部に設けたベース25に案内金26を上方
に突出させて固定し、案内金26に互に平行な2本の案
内棒22を前記ベース25の上面と平行に滑動可能に挿
通させ、前記把手11に枢着した回動レバー12の上端
部に取付金18を介して案内棒22の末端部を連結し、
案内棒22の先端部に押し金27を固定し、取付金18
に口金20を固定し、前記ベース25上に載せた多極コ
ネクタ1に対して、押し金27と案内金26との間に引
抜力が、口金20とベース25の一部または案内金26
との間に押圧力が前記回動レバー12の回動によってそ
れぞれ生じるようにしたことを特徴とする多極コネクタ
用挿入、引抜工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10301180U JPS608385Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 多極コネクタ用插入,引抜工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10301180U JPS608385Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 多極コネクタ用插入,引抜工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725486U JPS5725486U (ja) | 1982-02-09 |
JPS608385Y2 true JPS608385Y2 (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=29464413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10301180U Expired JPS608385Y2 (ja) | 1980-07-21 | 1980-07-21 | 多極コネクタ用插入,引抜工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608385Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2582411Y2 (ja) * | 1990-09-21 | 1998-10-08 | 株式会社東電通 | Pat接続コネクタの嵌合・分離工具 |
JP2016143626A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 古河電池株式会社 | コネクタ接続工具 |
-
1980
- 1980-07-21 JP JP10301180U patent/JPS608385Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725486U (ja) | 1982-02-09 |
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