JPS6082660A - 酸化物層の形成装置 - Google Patents
酸化物層の形成装置Info
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- JPS6082660A JPS6082660A JP18883683A JP18883683A JPS6082660A JP S6082660 A JPS6082660 A JP S6082660A JP 18883683 A JP18883683 A JP 18883683A JP 18883683 A JP18883683 A JP 18883683A JP S6082660 A JPS6082660 A JP S6082660A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/0021—Reactive sputtering or evaporation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/56—Apparatus specially adapted for continuous coating; Arrangements for maintaining the vacuum, e.g. vacuum locks
- C23C14/562—Apparatus specially adapted for continuous coating; Arrangements for maintaining the vacuum, e.g. vacuum locks for coating elongated substrates
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- Organic Chemistry (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1゜産業上の利用分野
本発明は酸化物層の形成装置に関し、例えば光透過性基
体上に透明導電層が設けられている透明導電性フィルム
(例えば液晶表示装置や透視型指タツチ入力装置に好適
な透明導電性フィルム)を製造するのに好適な装置に関
するものである。
体上に透明導電層が設けられている透明導電性フィルム
(例えば液晶表示装置や透視型指タツチ入力装置に好適
な透明導電性フィルム)を製造するのに好適な装置に関
するものである。
2、従来技術
高分子シート上にIn20a又はI T O(Indi
umTin 0xide )系透明導電膜を設けてなる
透明導電性フィルムが知られている。例えば特公昭53
−28214号公報によれば、第1図の如く、透明樹脂
シート基体1の一方の面上に、A#03又はceF3膜
2.5iOz又はSiO膜3、In2O3膜4.5iO
z又はSiO膜5、MgF2膜6を順次積層し、上記各
層2.3及び5.6による多層反射防止膜を構成したも
のがある。この場合、膜2.3はIn2o3膜3の膜付
きの向上、電気特性の安定化を図る効果もあるとしてい
る。
umTin 0xide )系透明導電膜を設けてなる
透明導電性フィルムが知られている。例えば特公昭53
−28214号公報によれば、第1図の如く、透明樹脂
シート基体1の一方の面上に、A#03又はceF3膜
2.5iOz又はSiO膜3、In2O3膜4.5iO
z又はSiO膜5、MgF2膜6を順次積層し、上記各
層2.3及び5.6による多層反射防止膜を構成したも
のがある。この場合、膜2.3はIn2o3膜3の膜付
きの向上、電気特性の安定化を図る効果もあるとしてい
る。
ところが、この公知の透明導電性フィルムは、透明導電
膜4の上下に、反射防止効果を上げるだめに互いに成分
の異なる上記各層2.3.5.6を積層せしめているの
で、これらの各層を蒸着法で形成する際に蒸発源の個数
が増え、これに伴なって蒸着装置の構造が複雑化したり
、蒸着条件の制御も個別に行なう必要がある。しかも、
共通の蒸着槽内で複数種の蒸着を行なう場合には、槽の
壁面等に異種の物質が付着し、これが再蒸発若しくは剥
離して次の蒸着時の蒸発源に混入する等の事態が生じ、
蒸着槽の汚染、蒸着膜の膜質劣化等を避けることができ
ない。また、反射防止のための各膜間の付着力が異なる
ので、各膜間の膜付きを良くするのが困難なことが多い
。しかも、上記の各層2.3.5.6によってフィルム
の耐擦性能としての膜付きは幾分改良されるとしても、
フィルムの耐折曲性能は不良であシ、折曲げ試験によっ
てクラックが入って導電膜が断線し易く、シート抵抗が
著しく変化してしまうことが確認されている。
膜4の上下に、反射防止効果を上げるだめに互いに成分
の異なる上記各層2.3.5.6を積層せしめているの
で、これらの各層を蒸着法で形成する際に蒸発源の個数
が増え、これに伴なって蒸着装置の構造が複雑化したり
、蒸着条件の制御も個別に行なう必要がある。しかも、
共通の蒸着槽内で複数種の蒸着を行なう場合には、槽の
壁面等に異種の物質が付着し、これが再蒸発若しくは剥
離して次の蒸着時の蒸発源に混入する等の事態が生じ、
蒸着槽の汚染、蒸着膜の膜質劣化等を避けることができ
ない。また、反射防止のための各膜間の付着力が異なる
ので、各膜間の膜付きを良くするのが困難なことが多い
。しかも、上記の各層2.3.5.6によってフィルム
の耐擦性能としての膜付きは幾分改良されるとしても、
フィルムの耐折曲性能は不良であシ、折曲げ試験によっ
てクラックが入って導電膜が断線し易く、シート抵抗が
著しく変化してしまうことが確認されている。
他方、第2図に示す如く、特開昭53−128798号
公報においては、基体1上にアルキルチタネート溶液に
よる塗工で酸化チタン膜7を形成し、この上に金属薄膜
8を形成して透明導電性被膜を形成したものが知られて
いる。この場合でも、上記した従来例の如き欠陥は殆ん
ど解消することができない。
公報においては、基体1上にアルキルチタネート溶液に
よる塗工で酸化チタン膜7を形成し、この上に金属薄膜
8を形成して透明導電性被膜を形成したものが知られて
いる。この場合でも、上記した従来例の如き欠陥は殆ん
ど解消することができない。
3、発明の目的
本発明の目的は、簡単かつ低コストに、膜質、膜付き又
は膜強度に優れた透明導電層等の酸化物層を形成できる
装置を提供することにある。
は膜強度に優れた透明導電層等の酸化物層を形成できる
装置を提供することにある。
4、発明の構成及びその作用効果
即ち、本発明は、基体上に酸化物層を形成するのに使用
する装置であって、前記基体上に酸化性ガスを供給する
ガス供給手段と、前記基体上に前記酸化物層の構成材料
を飛翔させる飛翔源と、前記基体を移動させる移動手段
とを有し、この移動手段による前記基体の移動時に、そ
の移動方向における後方側での酸化性ガスの濃度が比較
的高くなるように前記ガス供給手段の酸化性ガス供給量
が制御されていることを特徴とする酸化物層の形成装置
に係るものである。
する装置であって、前記基体上に酸化性ガスを供給する
ガス供給手段と、前記基体上に前記酸化物層の構成材料
を飛翔させる飛翔源と、前記基体を移動させる移動手段
とを有し、この移動手段による前記基体の移動時に、そ
の移動方向における後方側での酸化性ガスの濃度が比較
的高くなるように前記ガス供給手段の酸化性ガス供給量
が制御されていることを特徴とする酸化物層の形成装置
に係るものである。
本発明によれば、基体移動方向における後方側での酸化
性ガス濃度が比較的高く彦るように酸化性ガス供給量が
制御されているので、上記後方側にて基体上(特に基体
との接触域又はその近傍域)に堆積する酸化物の酸化度
を選択的忙高くシ、その上部の堆積酸化物の酸化度を低
くすることができる。 従って、単一構成成分からなる
酸化物層において、その厚み方向に酸化度を効果的に変
化させる(特に基体側では酸化度を高く、他の部分の酸
化度を低くする)ことができる0 これを上述した如き
透明導電性フィルム等の光学装置に適用した場合、透明
導電層を上記酸化物で形成するとき、後記に詳しく述べ
るように、上記酸化物は酸化度が高くなることによって
光透過率が向上するだけでなく、基体との膜付きが大幅
に向上する。
性ガス濃度が比較的高く彦るように酸化性ガス供給量が
制御されているので、上記後方側にて基体上(特に基体
との接触域又はその近傍域)に堆積する酸化物の酸化度
を選択的忙高くシ、その上部の堆積酸化物の酸化度を低
くすることができる。 従って、単一構成成分からなる
酸化物層において、その厚み方向に酸化度を効果的に変
化させる(特に基体側では酸化度を高く、他の部分の酸
化度を低くする)ことができる0 これを上述した如き
透明導電性フィルム等の光学装置に適用した場合、透明
導電層を上記酸化物で形成するとき、後記に詳しく述べ
るように、上記酸化物は酸化度が高くなることによって
光透過率が向上するだけでなく、基体との膜付きが大幅
に向上する。
このため、透明導電性光学装置の機械的強度、信頼性が
著しく向上すると共に、そうした顕著な効果が透明導電
層の単一層中での酸化度の差を利用することによって得
られるために光学装置自体の製造が簡略化され、かつ膜
質も良好にすることができる。
著しく向上すると共に、そうした顕著な効果が透明導電
層の単一層中での酸化度の差を利用することによって得
られるために光学装置自体の製造が簡略化され、かつ膜
質も良好にすることができる。
なお、本発明の装置で製造可能な上記光学装置の一形態
である「フィルム」とは、通常は薄膜状のものを指すが
、その厚みや平面形状としてはシート状、テープ状等種
々のものを含む。
である「フィルム」とは、通常は薄膜状のものを指すが
、その厚みや平面形状としてはシート状、テープ状等種
々のものを含む。
5、実施例
以下、本発明を実施例について詳細に説明する。
まず第3図につき、本実施例による装置で作成可能な透
明導電性フィルムあの基本構造を説明する。このフィル
ムは、基体lとして従来と同様の高分子シートを有し、
この上に酸化物(例えばインジウム酸化物又はスズ酸化
物、インジウム酸化物とスズ酸化物又はスズとの混合物
(ITO等)、或いはスズ酸化物とカドミウム又はカド
ミウム酸化物との混合物)からなる透明導電層14を有
している。
明導電性フィルムあの基本構造を説明する。このフィル
ムは、基体lとして従来と同様の高分子シートを有し、
この上に酸化物(例えばインジウム酸化物又はスズ酸化
物、インジウム酸化物とスズ酸化物又はスズとの混合物
(ITO等)、或いはスズ酸化物とカドミウム又はカド
ミウム酸化物との混合物)からなる透明導電層14を有
している。
ここで注目すべきことは、透明導電層14は単一の酸化
物からなってはいるが、本発明の装置の使用によって、
基体1との接触部分又は近傍部分14aの酸化度が他の
部分14bの酸化度よシも高くしていることである。
次に、そうした酸化度の違いによる特長的な利点を実験
結果に基いて説明する。
物からなってはいるが、本発明の装置の使用によって、
基体1との接触部分又は近傍部分14aの酸化度が他の
部分14bの酸化度よシも高くしていることである。
次に、そうした酸化度の違いによる特長的な利点を実験
結果に基いて説明する。
例えばITO膜(膜厚700 A、 Sn 5重量%)
の場合、その酸化度によるシート抵抗及び光透過率の変
化は第4図に示す通シとなった。 この酸化度は膜をエ
ツチングしなからESCA分析によって測定されたが、
酸化度が増すに従ってシート抵抗が上昇傾向を示す一方
、光透過率(波長550mμの光照射下)が酸化度1.
3付近から急激に上昇する。 ITOの主構成物質をI
nzOyと表わせば、上記酸化度は2となる。
の場合、その酸化度によるシート抵抗及び光透過率の変
化は第4図に示す通シとなった。 この酸化度は膜をエ
ツチングしなからESCA分析によって測定されたが、
酸化度が増すに従ってシート抵抗が上昇傾向を示す一方
、光透過率(波長550mμの光照射下)が酸化度1.
3付近から急激に上昇する。 ITOの主構成物質をI
nzOyと表わせば、上記酸化度は2となる。
また、酸化度と、基体(ポリエチレンテレフタレート)
に対する膜付きとの関係を調べた。 膜付きはガーゼに
よる耐擦テストで評価したが、テストに際しては100
g/Cdの荷重で1oo 往復擦ったときのシート抵
抗変化/Ho(Roは初期のシート抵抗、Rはテスト後
のシート抵抗)を測定した。 結果は第5図に示したが
、酸化度が増えるに伴なってシート抵抗変化R/Roが
減少し、特に酸化度が1.0を越えるのが望ましいとと
が分る。
に対する膜付きとの関係を調べた。 膜付きはガーゼに
よる耐擦テストで評価したが、テストに際しては100
g/Cdの荷重で1oo 往復擦ったときのシート抵
抗変化/Ho(Roは初期のシート抵抗、Rはテスト後
のシート抵抗)を測定した。 結果は第5図に示したが
、酸化度が増えるに伴なってシート抵抗変化R/Roが
減少し、特に酸化度が1.0を越えるのが望ましいとと
が分る。
なお、酸化度は第6図に示した如きESCA分析によ請
求めたが、Inaoと01sとのピーク比に基いて計算
すると酸化度は1.3〜1.5(組成比ではInzOz
、6〜3.o)であることが分る。 具体的な実験デー
タを下記に示すが、これから酸化度は01、濃度/ I
nao濃度中1.3となる。
求めたが、Inaoと01sとのピーク比に基いて計算
すると酸化度は1.3〜1.5(組成比ではInzOz
、6〜3.o)であることが分る。 具体的な実験デー
タを下記に示すが、これから酸化度は01、濃度/ I
nao濃度中1.3となる。
(I)、In、0の濃度(ITO膜)
ESCAデータよシ各ピーク高さを測シ、補正値で割シ
、Ingo % 5naol O】sの比率をIn、S
n、Oの濃度(atチ)とした。
、Ingo % 5naol O】sの比率をIn、S
n、Oの濃度(atチ)とした。
以上に示した結果から、第3図の透明導電性フィルムに
おいて、透明導電膜14のうち基体lとの接触部分14
aの酸化度を大きくすることによって、シート抵抗及び
光透過率共に適切な値を保持せしめながらフィルム自体
のシート抵抗変化を減少(膜付きを向上)させることが
できる。 しかも、膜部分14aと基体1との付着力が
大きいために、両者間にはフィルム折曲げ時でもクラッ
ク等が入ることはないことも確認された。 特に、膜部
分1.4 aの酸化度が大きいことは、後述する成膜時
の02 供給量(又は濃度)が増えて基体1表面が活性
酸素によって活性化され易く、基体1に対する付着力が
充分になること、及び膜部分14aの構造が酸素原子の
増加によって纜密となることを夫々意味する。膜部分1
4aの酸化度は1.4〜1.5とするのが上記したこと
から望ましい。 一方、他方の膜部分14bの酸化度は
0.8〜1.4(好ましくは1.0〜1.3)とするの
がよい。
おいて、透明導電膜14のうち基体lとの接触部分14
aの酸化度を大きくすることによって、シート抵抗及び
光透過率共に適切な値を保持せしめながらフィルム自体
のシート抵抗変化を減少(膜付きを向上)させることが
できる。 しかも、膜部分14aと基体1との付着力が
大きいために、両者間にはフィルム折曲げ時でもクラッ
ク等が入ることはないことも確認された。 特に、膜部
分1.4 aの酸化度が大きいことは、後述する成膜時
の02 供給量(又は濃度)が増えて基体1表面が活性
酸素によって活性化され易く、基体1に対する付着力が
充分になること、及び膜部分14aの構造が酸素原子の
増加によって纜密となることを夫々意味する。膜部分1
4aの酸化度は1.4〜1.5とするのが上記したこと
から望ましい。 一方、他方の膜部分14bの酸化度は
0.8〜1.4(好ましくは1.0〜1.3)とするの
がよい。
具体的には、第3図において、透明導電性フィルム列の
層構成を次の通シにした。
層構成を次の通シにした。
基体1:ポリエチレンテレフタレートフィルム又はポリ
エチレン−2,6−ナフ タリンジカルボキシレートフィルム、 或いはガラス板 透明導電膜14の下層部分14a: 酸化度1.4〜1,5、膜厚50〜150A透明導電膜
14の上層部分14b: 酸化度0.8〜1.4、膜厚600〜200OAなお、
上記透明導電膜14の厚み方向における酵素濃度(第6
図の01.)は第7図の如くであった。
エチレン−2,6−ナフ タリンジカルボキシレートフィルム、 或いはガラス板 透明導電膜14の下層部分14a: 酸化度1.4〜1,5、膜厚50〜150A透明導電膜
14の上層部分14b: 酸化度0.8〜1.4、膜厚600〜200OAなお、
上記透明導電膜14の厚み方向における酵素濃度(第6
図の01.)は第7図の如くであった。
インジウム濃度(Inao)は破線で示した。
上記のように構成されたフィルムは次に示すように非常
に良好な膜特性を示した。
に良好な膜特性を示した。
シート抵抗;IKΩ/ロ〜100Ω/ロ光透過率:85
%〜80%(波長550mμの光照射下) 耐擦性能、 /R6= 1.5 (荷重10097cn
!、100回往復) 耐折曲性能: R/R≦< 1.7 (折曲げテスト前
後のシート抵抗をno、R’とする。)但、下層部分1
4at−膜厚100A、 In40at %、060a
t%(酸化度1.5)、上層部分14bを膜厚900A
。
%〜80%(波長550mμの光照射下) 耐擦性能、 /R6= 1.5 (荷重10097cn
!、100回往復) 耐折曲性能: R/R≦< 1.7 (折曲げテスト前
後のシート抵抗をno、R’とする。)但、下層部分1
4at−膜厚100A、 In40at %、060a
t%(酸化度1.5)、上層部分14bを膜厚900A
。
In42at %、056 at%(酸化度1.3)と
したとき、フィルムのシート抵抗は200Ω/口、光透
過率は83、チであった。
したとき、フィルムのシート抵抗は200Ω/口、光透
過率は83、チであった。
第3図の例においては、下層部分14aの酸化度を一定
としたが、この部分の酸化度を基体1の表面で1.5と
し、上層部分14b側との界面で1.3とし、両者間で
1.5から1.3へ連続的に減少させることができる。
としたが、この部分の酸化度を基体1の表面で1.5と
し、上層部分14b側との界面で1.3とし、両者間で
1.5から1.3へ連続的に減少させることができる。
第8図には膜中の酸素濃度分布を示した。 この場合
、上層部分14bの酸化度は13と均一にし、まだ膜厚
については下層部分を100A。
、上層部分14bの酸化度は13と均一にし、まだ膜厚
については下層部分を100A。
上層部分14bを600〜200OAとする。 例えば
、土層部分14bを9001としたとき、フィルムのシ
ート抵抗は220Ω/口、光透過率は83%であった。
、土層部分14bを9001としたとき、フィルムのシ
ート抵抗は220Ω/口、光透過率は83%であった。
このように、基体l側の下層部分14aの酸化度を厚み
方向に連続変化させても、上記したと同様にシート抵抗
、光透過率、耐擦性能、耐折曲性能が良好であった。
耐擦性能については、第9図の曲線aに示す良好な結果
が得られた。 曲線すは上記の下層部分14aを設けな
い場合のデータであシ、耐擦性が著しく劣化することが
分る。
方向に連続変化させても、上記したと同様にシート抵抗
、光透過率、耐擦性能、耐折曲性能が良好であった。
耐擦性能については、第9図の曲線aに示す良好な結果
が得られた。 曲線すは上記の下層部分14aを設けな
い場合のデータであシ、耐擦性が著しく劣化することが
分る。
なお、上記のフィルム部の基体lの材質としては、ポリ
エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂
、アクリル樹脂、ABS樹脂、ポリアミドイミド樹脂、
スチレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリオレフィン樹
脂等の熱可塑性樹脂;又は、エポキシ樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂、シリコーン樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等の熱硬
化性樹脂等である。この中で、ポリエステル樹脂、特に
ポリエチレンテレフタレートフィルム又は、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタリンジカルボキシレートフィルムは
、耐熱性、機械的性質及び透光性に優れていて好ましい
。
エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂
、アクリル樹脂、ABS樹脂、ポリアミドイミド樹脂、
スチレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリオレフィン樹
脂等の熱可塑性樹脂;又は、エポキシ樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂、シリコーン樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等の熱硬
化性樹脂等である。この中で、ポリエステル樹脂、特に
ポリエチレンテレフタレートフィルム又は、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタリンジカルボキシレートフィルムは
、耐熱性、機械的性質及び透光性に優れていて好ましい
。
次に、上記の透明導電性フィルムの製造方法の一例を第
10図について説明する。
10図について説明する。
製造に使用する蒸着装置は各室30.31.32に仕切
られておシ、両側の室32、恥にはシート基体lの巻取
シロール16、供給ロール13が配され、両ロール間で
基体1が順次送られながら次の如き処理が行われる。ま
ず、室30中でヒーターランプ24によシ予備加熱(6
0℃)して基体1の吸着水分を除去し、放電処理器5で
放電処理して清浄化し、次に蒸着槽としての室31に入
った基体1に対し、搬送ローラ26で送シながら(搬送
速度は10 cm /−m〜2 m /馴)次の処理を
行なう。
られておシ、両側の室32、恥にはシート基体lの巻取
シロール16、供給ロール13が配され、両ロール間で
基体1が順次送られながら次の如き処理が行われる。ま
ず、室30中でヒーターランプ24によシ予備加熱(6
0℃)して基体1の吸着水分を除去し、放電処理器5で
放電処理して清浄化し、次に蒸着槽としての室31に入
った基体1に対し、搬送ローラ26で送シながら(搬送
速度は10 cm /−m〜2 m /馴)次の処理を
行なう。
ハロゲンヒータランプ(9)で加熱下にIn −Sn合
金又はITOからなる蒸発源22(又はIn及びSnの
2個の蒸発源)を加熱蒸発せしめ、かつ酸素ガスを放電
装置11を介してイオン化又は活性化して導入すること
によって、基体1の一方の面にITO透明導電膜(上述
の14)を蒸着する。蒸着時の条件は以下の通りである
0 蒸発源22 二In−3n合金(抵抗加熱)又はITO
(電子銃加熱)、蒸着速 度200A/―〜1000A/1ntn。
金又はITOからなる蒸発源22(又はIn及びSnの
2個の蒸発源)を加熱蒸発せしめ、かつ酸素ガスを放電
装置11を介してイオン化又は活性化して導入すること
によって、基体1の一方の面にITO透明導電膜(上述
の14)を蒸着する。蒸着時の条件は以下の通りである
0 蒸発源22 二In−3n合金(抵抗加熱)又はITO
(電子銃加熱)、蒸着速 度200A/―〜1000A/1ntn。
放電装置11:酸素ガスを]O〜60 cc / mt
nで導入(真空度5 X 1O−4Torr 〜9 X
IO’Torr 、 200〜700 Wの直流又は高
周波放電)。
nで導入(真空度5 X 1O−4Torr 〜9 X
IO’Torr 、 200〜700 Wの直流又は高
周波放電)。
こうしてITO膜を堆積せしめた基体1を室32へ入れ
、光透過型センサー18で光透過率を、抵抗測定器17
で電気抵抗を測定しながら巻取ロール16上に順次巻取
る。 光透過率及び電気抵抗の測定値は前段の蒸着条件
にフィードバックして、蒸発源加熱温度’l、 02
ガス導入量放電電力等をコントロールしてもよい。
、光透過型センサー18で光透過率を、抵抗測定器17
で電気抵抗を測定しながら巻取ロール16上に順次巻取
る。 光透過率及び電気抵抗の測定値は前段の蒸着条件
にフィードバックして、蒸発源加熱温度’l、 02
ガス導入量放電電力等をコントロールしてもよい。
上記の方法において極めて重要なことは、蒸着室31中
で放電装置11を基体1の搬送方向に対し所定角度傾む
けて操作していることである。 この結果、蒸着室31
において基体1の進入側(即ち進行方向における後方側
)の領域Aと導出側の領域Bとで、放電装置11から放
出される酸素イオン又は活性酸素の基体1上への到達量
(即ち酸素濃度)に差ができる。 即ち、領域Aでは酸
素濃度が比較的高くなシ、領域B側では酸素濃度が比較
的低くなる。 これによって、基体1上に堆積されるI
TOの酸化度は、領域A側で高くなって第3図の下層部
分14aが堆積し、更に領域B側では低くなって第3図
の上層部分14bが堆積することになる。 但、実際に
は、領域AからBにかけて酸素濃度が成る分布をもって
いて、堆積した下層部分14aの酸化度は1.3〜1.
5の範囲、上層部分14bの酸化度は1.0〜1.3と
なる。
で放電装置11を基体1の搬送方向に対し所定角度傾む
けて操作していることである。 この結果、蒸着室31
において基体1の進入側(即ち進行方向における後方側
)の領域Aと導出側の領域Bとで、放電装置11から放
出される酸素イオン又は活性酸素の基体1上への到達量
(即ち酸素濃度)に差ができる。 即ち、領域Aでは酸
素濃度が比較的高くなシ、領域B側では酸素濃度が比較
的低くなる。 これによって、基体1上に堆積されるI
TOの酸化度は、領域A側で高くなって第3図の下層部
分14aが堆積し、更に領域B側では低くなって第3図
の上層部分14bが堆積することになる。 但、実際に
は、領域AからBにかけて酸素濃度が成る分布をもって
いて、堆積した下層部分14aの酸化度は1.3〜1.
5の範囲、上層部分14bの酸化度は1.0〜1.3と
なる。
このように、1回の蒸着工程で、しかも蒸発源の個数を
少なくして、目的とする酸化度のITO膜を成膜するこ
とができるのである。 従って、装置の構造、作業性が
簡略化されると共に、不純物質が膜中に混入する割合が
激減する。
少なくして、目的とする酸化度のITO膜を成膜するこ
とができるのである。 従って、装置の構造、作業性が
簡略化されると共に、不純物質が膜中に混入する割合が
激減する。
なお、領域AとBとで酸素濃度に充分な差をつける場合
には、図中に一点鎖線で示す如くに放電装置11を更に
領域A側へ指向させるように配置するとよい。
には、図中に一点鎖線で示す如くに放電装置11を更に
領域A側へ指向させるように配置するとよい。
蒸着室は第11図の如く、室31aと31bとに分け、
室31aでは放電装置11からの酸素量を多くシ、室3
1bでは放電装置11からの酸素量を少なくすることも
可能である。 これによって、基体1上には、まず室3
1a中で酸化度の大きいITOが堆積し、次にこの上に
室31b中で酸化度の小さいITOが堆積することにな
る。 上記の蒸着室の個数や導入酸素量は目的に応じて
種々変化させてよい。
室31aでは放電装置11からの酸素量を多くシ、室3
1bでは放電装置11からの酸素量を少なくすることも
可能である。 これによって、基体1上には、まず室3
1a中で酸化度の大きいITOが堆積し、次にこの上に
室31b中で酸化度の小さいITOが堆積することにな
る。 上記の蒸着室の個数や導入酸素量は目的に応じて
種々変化させてよい。
また、第10図において、蒸発源22の位置を選択する
ことによって、蒸発材料21の飛翔範囲を限定し、領域
A側の基体進入域での蒸気濃度を比較的少なくすること
によっても、基体1との接触域に堆積する酸化物の酸化
度(即ち酸素原子の割合)を更に高くシ、その上に堆積
する酸化物の酸化度を順次低下せしめることができる。
ことによって、蒸発材料21の飛翔範囲を限定し、領域
A側の基体進入域での蒸気濃度を比較的少なくすること
によっても、基体1との接触域に堆積する酸化物の酸化
度(即ち酸素原子の割合)を更に高くシ、その上に堆積
する酸化物の酸化度を順次低下せしめることができる。
第12図は、上記した蒸着に使用するガス放電装置11
を詳細に示すものである。 この放電装置によれば、放
電用電極が導入管43の周面を内包する如くに配された
複数のリング45a、45bからなシ、このうち、一方
のリング状電極45aはリード線67によって高周波導
入端子48に接続され、他方のリング状電極45bはリ
ード線58によシ金属製の防着部材44に接続されて金
属製の取付は板39を介して接地されている。上記電極
45a、45bは例えば内径2〜10L:fnφ、幅0
.5〜10 crnの銅製又はステンレス製の帯リング
からなシ、Cカップリング型(容量結合型)の放電を導
入管43内で生ぜしめる(前記帯リングは、水冷管を巻
付け、冷却する事が可能である。)。 酸素ガスは導入
口50から導入管43に導入され、ここで活性化又はイ
オン化されて放出口56より蒸着室内に供給される。
を詳細に示すものである。 この放電装置によれば、放
電用電極が導入管43の周面を内包する如くに配された
複数のリング45a、45bからなシ、このうち、一方
のリング状電極45aはリード線67によって高周波導
入端子48に接続され、他方のリング状電極45bはリ
ード線58によシ金属製の防着部材44に接続されて金
属製の取付は板39を介して接地されている。上記電極
45a、45bは例えば内径2〜10L:fnφ、幅0
.5〜10 crnの銅製又はステンレス製の帯リング
からなシ、Cカップリング型(容量結合型)の放電を導
入管43内で生ぜしめる(前記帯リングは、水冷管を巻
付け、冷却する事が可能である。)。 酸素ガスは導入
口50から導入管43に導入され、ここで活性化又はイ
オン化されて放出口56より蒸着室内に供給される。
第13図〜第16図は、上述した透明導電性フィルム四
において反射防止層を設けた場合を例示するものである
。
において反射防止層を設けた場合を例示するものである
。
一般に、反射防止膜においては、空気に接する第1層の
屈折率(nl)は基体の屈折率(n、)よシも小さくな
ければ各反射面での反射光の振幅条件を満足することが
出来ない。例えば単層反射防止膜では、nl = no
凸、 (nOは空気の屈折率)を満足する場合に中心波
長で反射率が零になる○第13図の例では、反射防止層
43を酸化シリコンで構成し、各構成層40.41.4
2を下記表のように形成する。
屈折率(nl)は基体の屈折率(n、)よシも小さくな
ければ各反射面での反射光の振幅条件を満足することが
出来ない。例えば単層反射防止膜では、nl = no
凸、 (nOは空気の屈折率)を満足する場合に中心波
長で反射率が零になる○第13図の例では、反射防止層
43を酸化シリコンで構成し、各構成層40.41.4
2を下記表のように形成する。
この第13図の実施例において、第1層40の屈折率が
1.55を越えると、第2層41との屈折率の差が小と
なシ、可視域全体での反射率が高くなってしまう。また
、第2層41の屈折率が1.75未満では特に可視域中
心部の反射率が高くな、9.1.83を越えると酸化シ
リコン膜の吸収が大きく々る。また、第3層42の屈折
率が1.68を越えると可視域中心部の反射率が高くな
p、1.430未満では可視域周辺部の反射率が高く、
いずれも実用上好ましくない。
1.55を越えると、第2層41との屈折率の差が小と
なシ、可視域全体での反射率が高くなってしまう。また
、第2層41の屈折率が1.75未満では特に可視域中
心部の反射率が高くな、9.1.83を越えると酸化シ
リコン膜の吸収が大きく々る。また、第3層42の屈折
率が1.68を越えると可視域中心部の反射率が高くな
p、1.430未満では可視域周辺部の反射率が高く、
いずれも実用上好ましくない。
第14図は、この実施例において、第1層40、第2層
41、第3層42の屈折率を夫々1.50.1.8.1
.68とし、基体1としてポリエチレンテレフタレート
(100μm厚)を用い、透明導電層14としてITO
(酸化インジウム錫混合)層を前述の装置で作成した時
の分光反射率を示す(ITOの膜厚600A。
41、第3層42の屈折率を夫々1.50.1.8.1
.68とし、基体1としてポリエチレンテレフタレート
(100μm厚)を用い、透明導電層14としてITO
(酸化インジウム錫混合)層を前述の装置で作成した時
の分光反射率を示す(ITOの膜厚600A。
シート抵抗400Ω/口)。可視域全域にわたって高い
反射防止効果を持っていることがわかる。また、透明導
電層14側での反射率も、酸化シリコン層43側での裏
面反射が減少するために波長550mμの光に対し1.
5%程度と小さくなシ、第14図と同様のデータが観測
された。
反射防止効果を持っていることがわかる。また、透明導
電層14側での反射率も、酸化シリコン層43側での裏
面反射が減少するために波長550mμの光に対し1.
5%程度と小さくなシ、第14図と同様のデータが観測
された。
第13図の実施例による透明導電性フィルムは、主とし
て反射防止層43側から光が入射するように使用される
タイプのものである。この場合、第1の酸化シリコン蒸
着層40と基体lとの間には、第1層40よシ屈折率が
高くて上述した振幅条件を満たす第2の酸化シリコン蒸
着層41が設けられ、更にその下層に屈折率の比較的高
い第3の酸化シリコン蒸着槽42が設けられているので
、充分な反射防止効果のあるフィルムを得ることができ
る。各蒸着層42.41.40はこの順に蒸着条件(例
えば酸素ガス圧等)を変えるのみで同一成分として堆積
させればよいので、作製が簡単かつ低コストとなり、し
かも各層間の膜付きが充分であシ、異種物質の混入もな
いことがら膜質も非常に良好となる。
て反射防止層43側から光が入射するように使用される
タイプのものである。この場合、第1の酸化シリコン蒸
着層40と基体lとの間には、第1層40よシ屈折率が
高くて上述した振幅条件を満たす第2の酸化シリコン蒸
着層41が設けられ、更にその下層に屈折率の比較的高
い第3の酸化シリコン蒸着槽42が設けられているので
、充分な反射防止効果のあるフィルムを得ることができ
る。各蒸着層42.41.40はこの順に蒸着条件(例
えば酸素ガス圧等)を変えるのみで同一成分として堆積
させればよいので、作製が簡単かつ低コストとなり、し
かも各層間の膜付きが充分であシ、異種物質の混入もな
いことがら膜質も非常に良好となる。
次に、第15図に示す透明導電性フィルム路では、第1
の酸化シリコン蒸着層40と基体1との間に、基体1側
から第1層40側にかけて厚み方向に屈折率が連続的に
高くなる第2の酸化シリコン蒸着層45を厚さλ/2に
設けている。
の酸化シリコン蒸着層40と基体1との間に、基体1側
から第1層40側にかけて厚み方向に屈折率が連続的に
高くなる第2の酸化シリコン蒸着層45を厚さλ/2に
設けている。
これを理等容易のだめに次の如く表わす〇この実施例に
おいては、第2層45は屈折率が基体側から第1層側に
連続的に高くなるように変化する、いわゆる非均質膜に
なっている。
おいては、第2層45は屈折率が基体側から第1層側に
連続的に高くなるように変化する、いわゆる非均質膜に
なっている。
各層の屈折率の範囲は、上記した第13図の実施例と同
じ理由で制限されるが、第2層45の屈折率の上限は、
実質的にその部分の厚みが極めて小となるので、第13
図の実施例の場合よシ幾分吸収の大きい範囲捷でか使用
可能となる。
じ理由で制限されるが、第2層45の屈折率の上限は、
実質的にその部分の厚みが極めて小となるので、第13
図の実施例の場合よシ幾分吸収の大きい範囲捷でか使用
可能となる。
上記の第13図、第15図の例において、例えば第13
図の実施例の第2層41、第3層42を、膜厚をさらに
分割して屈折率を順次変える複数の層とじても本質的に
上記の両実施例と変るところはなく、反射防止効果も同
等のものが得られ、シート抵抗が低((500Ω/口以
下)、反射率1チ台(5500A波長〉の透明導電膜シ
ートが得られた。また、透明導電層14側の反射率も第
13図の測量様に小さかった。
図の実施例の第2層41、第3層42を、膜厚をさらに
分割して屈折率を順次変える複数の層とじても本質的に
上記の両実施例と変るところはなく、反射防止効果も同
等のものが得られ、シート抵抗が低((500Ω/口以
下)、反射率1チ台(5500A波長〉の透明導電膜シ
ートが得られた。また、透明導電層14側の反射率も第
13図の測量様に小さかった。
なお、第16図は、第13図又は第15図のフィルムに
関する波長による光透過率の変化を示すが、反射防止効
果が広波長域で高くなシ、波長550mμで97チの光
透過率が得られた。
関する波長による光透過率の変化を示すが、反射防止効
果が広波長域で高くなシ、波長550mμで97チの光
透過率が得られた。
なお、上記のように、酸化シリコン蒸着層の屈折率を連
続的若しくは段階的に変化させるには、蒸着中に蒸着条
件を連続的若しくは段階的に変化させればよい。
続的若しくは段階的に変化させるには、蒸着中に蒸着条
件を連続的若しくは段階的に変化させればよい。
以上説明したように、第13図〜第16図の各側の透明
導電性フィルムはいずれも、酸化シリコンのみの蒸着膜
を用い、実質的に多層膜を形成して高い反射防止効果を
得、しかも各層の屈折率は、蒸着速度あるいは雰囲気酸
素ガス圧を変化させるだけで変えうるので、その制御が
極めて容易であシ、その上、蒸発源として普通の抵抗加
熱装置を使うことが出来るなど、極めて実用価値の高い
ものである。
導電性フィルムはいずれも、酸化シリコンのみの蒸着膜
を用い、実質的に多層膜を形成して高い反射防止効果を
得、しかも各層の屈折率は、蒸着速度あるいは雰囲気酸
素ガス圧を変化させるだけで変えうるので、その制御が
極めて容易であシ、その上、蒸発源として普通の抵抗加
熱装置を使うことが出来るなど、極めて実用価値の高い
ものである。
本実施例(例えば第13図の例)による透明導電性フィ
ルム列は、例えば透視型指タツチ入力装置のディスプレ
イ画面に取付けて用いると非常に効果的である。
ルム列は、例えば透視型指タツチ入力装置のディスプレ
イ画面に取付けて用いると非常に効果的である。
この種の入力装置は、キーボードを使用することなく、
指先でディスプレイ画面の所定位置に触れるだけで、そ
のままデータを入力することができるものである0この
ため、コンピュータの入出力用端末装置として、これま
で表示部(ディスプレイ面)と入力部(キーボード)と
が別々になっていたものに比べ、操作が著しく簡略化さ
れることになる。こうした入力装置において、第17図
に拡大図示する如く、画面(又はフロントパネル)70
の前面上には上述した透明導電性フィルム路を反射防止
層43が外側となるように取付ける一方、70ントバネ
ル70の前面に対して直接に別の透明導電性フィルム7
8を取付け、両フィルム列及び78を周辺のガスケット
(又はスペーサ)75を介して一体化し、両フィルム間
に一定の間隙76を形成しておく。この場合、フィルム
78としては、公知の如くに高分子シート基体1上に透
明導電膜(ITO膜)74、反射防止層77を積層せし
めたものを使用してよい。そして、対向した両フィルム
列、78において、各導電膜14−74を互いに直交さ
せて夫々ストライプ状に配列せしめ、マトリックススイ
ッチ群を構成する。このマトリックス自体は公知である
のでその詳細は説明しない。
指先でディスプレイ画面の所定位置に触れるだけで、そ
のままデータを入力することができるものである0この
ため、コンピュータの入出力用端末装置として、これま
で表示部(ディスプレイ面)と入力部(キーボード)と
が別々になっていたものに比べ、操作が著しく簡略化さ
れることになる。こうした入力装置において、第17図
に拡大図示する如く、画面(又はフロントパネル)70
の前面上には上述した透明導電性フィルム路を反射防止
層43が外側となるように取付ける一方、70ントバネ
ル70の前面に対して直接に別の透明導電性フィルム7
8を取付け、両フィルム列及び78を周辺のガスケット
(又はスペーサ)75を介して一体化し、両フィルム間
に一定の間隙76を形成しておく。この場合、フィルム
78としては、公知の如くに高分子シート基体1上に透
明導電膜(ITO膜)74、反射防止層77を積層せし
めたものを使用してよい。そして、対向した両フィルム
列、78において、各導電膜14−74を互いに直交さ
せて夫々ストライプ状に配列せしめ、マトリックススイ
ッチ群を構成する。このマトリックス自体は公知である
のでその詳細は説明しない。
従って、第17図のように、指先49でフィルム邪の面
上の所望の位置を押せば、フィルム四が一点鎖腺で示す
如くに他方のフィルム78に接するまで弾性変形し、こ
の時点でマトリックスの交差位置において両溝電膜14
−74間が導通(静電結合)し、これに対応した出力が
得られ、上記した如き動作を開始することができる。な
お、上記のフィルム78において、反射防止膜77は必
らずしも必要ではなく、両溝電膜14−74の直接接触
方式とすることもできる。まだ、フィルム78は導電性
フィルムとせず、単なる抵抗シートとし、両フィルム間
の容量変化又は接触点の電圧値を出力として取出す方式
としてもよい。
上の所望の位置を押せば、フィルム四が一点鎖腺で示す
如くに他方のフィルム78に接するまで弾性変形し、こ
の時点でマトリックスの交差位置において両溝電膜14
−74間が導通(静電結合)し、これに対応した出力が
得られ、上記した如き動作を開始することができる。な
お、上記のフィルム78において、反射防止膜77は必
らずしも必要ではなく、両溝電膜14−74の直接接触
方式とすることもできる。まだ、フィルム78は導電性
フィルムとせず、単なる抵抗シートとし、両フィルム間
の容量変化又は接触点の電圧値を出力として取出す方式
としてもよい。
いずれにしても、指先49のタッチによる入力方式であ
るために、通常は基体面に付いた汚れによる影響が生じ
易いが、これは第17図の例による場合には反射防止層
43の存在によって効果的に防止される。特に、明室で
使用するときには、フィルム28の表面での光反射が反
射防止層43によって著しく減少するために、画面の表
示画像を鮮明に目視でき、かつ上記の汚れが殆んど気に
ならなくなる0 なお、第17図に示した如き両フィルムの組合せは、液
晶表示装置としても適用可能である。即ち、第18図に
示す如く両フィルムア、78の各導電膜14−74の一
方(例えばフィルム78側)の導電膜を日の字形に配し
、かつ両フィルム間の間隙76に液晶79を封入し、公
知の動作に従って日の字形の電極に時系列に電圧を印加
し、これによって所定の数字表示を行なわせることがで
きる。ただし、ツイストネマチック型表示の場合には、
配向膜、偏光膜が必要となる。この場合にも、表面側(
即ち、目視する側)のフィルム四における反射は反射防
止層43によって充分に防止されるから、鮮明な数字パ
ターンを表示することができる0 以上に述べた実施例は、本発明の技術的思想に基いて更
に変形が可能である。
るために、通常は基体面に付いた汚れによる影響が生じ
易いが、これは第17図の例による場合には反射防止層
43の存在によって効果的に防止される。特に、明室で
使用するときには、フィルム28の表面での光反射が反
射防止層43によって著しく減少するために、画面の表
示画像を鮮明に目視でき、かつ上記の汚れが殆んど気に
ならなくなる0 なお、第17図に示した如き両フィルムの組合せは、液
晶表示装置としても適用可能である。即ち、第18図に
示す如く両フィルムア、78の各導電膜14−74の一
方(例えばフィルム78側)の導電膜を日の字形に配し
、かつ両フィルム間の間隙76に液晶79を封入し、公
知の動作に従って日の字形の電極に時系列に電圧を印加
し、これによって所定の数字表示を行なわせることがで
きる。ただし、ツイストネマチック型表示の場合には、
配向膜、偏光膜が必要となる。この場合にも、表面側(
即ち、目視する側)のフィルム四における反射は反射防
止層43によって充分に防止されるから、鮮明な数字パ
ターンを表示することができる0 以上に述べた実施例は、本発明の技術的思想に基いて更
に変形が可能である。
例えば透明導電層14の材質や酸素濃度分布、更には成
膜方法(スパ〉り法も適用可能)等は種々変更してよい
。上述した反射防止層内での屈折率変化が生じる界面は
少なくとも1つちればよい。
膜方法(スパ〉り法も適用可能)等は種々変更してよい
。上述した反射防止層内での屈折率変化が生じる界面は
少なくとも1つちればよい。
また、屈折率変化が連続的である場合、実質的に一層の
みで反射防止層を構成し、その層内で屈折率を連続的に
変化させてもよい。また、反射防止層は、上述した材料
以外にも、フッ化マグネシウムやフッ化セリウム等から
なっていてもよい。透明導電層の材質もITOに限らず
、酸化インジウム、酸化スズで構成することもできる。
みで反射防止層を構成し、その層内で屈折率を連続的に
変化させてもよい。また、反射防止層は、上述した材料
以外にも、フッ化マグネシウムやフッ化セリウム等から
なっていてもよい。透明導電層の材質もITOに限らず
、酸化インジウム、酸化スズで構成することもできる。
なお、上述の透明導電性フィルムは、他の光学装置にも
適用できる。更に本発明は、上述の透明導電層以外の酸
化物層の形成にも勿論適用できる。
適用できる。更に本発明は、上述の透明導電層以外の酸
化物層の形成にも勿論適用できる。
第1図及び第2図は従来の透明導電性フィルムの二側の
各一部所面図である。 第3図〜第18図は本発明の実施例を示すものであって
、 第3図は透明導電性フィルムの一部断面図、第4図は透
明導電層の酸化度とそのシート抵抗との関係を示すグラ
フ、 第5図は同酸化度による耐擦性能を示すグラフ、第6図
は透明導電層のESCA分析によるスペクトル図、 第7図は透明導電層の酸素濃度分布図、第8図は他の透
明導電層の酸素濃度分布図、第9図は第8図の透明導電
性フィルムの耐擦性能を示すグラフ、 第10図、Ml1図は透明導電性フィルムの製造装置の
二側の各概略断面図、 第12図は高周波ガス放電装置の斜視図、第13図、第
15図は透明導電性フィルムの他の二例の各一部断面図
、 第14図は反射防止膜付き透明導電性フィルムの分光反
射率を示すグラフ、 第16図は波長による光透過性基体を示すグラフ、第1
7図は指タツチ入力装置の断面図、第18図は液晶表示
装置の断面図 である。 なお、図面に示された符号において、 1−−−−−−光透過性基体 14−−−−−一透明導電層 14 a−−−−−一酸化度の高い下層部分14 b、
−−−−−−一酸化度の低い上層部分28、78−−−
−−一透明導電性フイルム11−−−−−−ガス放電装
置 22、−−−−−一蒸発源 である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏 (他1名)第1図 第2図 第3図 8 第4図 第5図 第7図 表面57ざ山 第8図 表面5隠−[入1 第9図 口ぞV(伎1) 第10図 第11図 第12図 1 第13し1 8 第15図 8 第16図 オー& fmμ) 第18図 フR
各一部所面図である。 第3図〜第18図は本発明の実施例を示すものであって
、 第3図は透明導電性フィルムの一部断面図、第4図は透
明導電層の酸化度とそのシート抵抗との関係を示すグラ
フ、 第5図は同酸化度による耐擦性能を示すグラフ、第6図
は透明導電層のESCA分析によるスペクトル図、 第7図は透明導電層の酸素濃度分布図、第8図は他の透
明導電層の酸素濃度分布図、第9図は第8図の透明導電
性フィルムの耐擦性能を示すグラフ、 第10図、Ml1図は透明導電性フィルムの製造装置の
二側の各概略断面図、 第12図は高周波ガス放電装置の斜視図、第13図、第
15図は透明導電性フィルムの他の二例の各一部断面図
、 第14図は反射防止膜付き透明導電性フィルムの分光反
射率を示すグラフ、 第16図は波長による光透過性基体を示すグラフ、第1
7図は指タツチ入力装置の断面図、第18図は液晶表示
装置の断面図 である。 なお、図面に示された符号において、 1−−−−−−光透過性基体 14−−−−−一透明導電層 14 a−−−−−一酸化度の高い下層部分14 b、
−−−−−−一酸化度の低い上層部分28、78−−−
−−一透明導電性フイルム11−−−−−−ガス放電装
置 22、−−−−−一蒸発源 である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏 (他1名)第1図 第2図 第3図 8 第4図 第5図 第7図 表面57ざ山 第8図 表面5隠−[入1 第9図 口ぞV(伎1) 第10図 第11図 第12図 1 第13し1 8 第15図 8 第16図 オー& fmμ) 第18図 フR
Claims (1)
- 1、基体上に酸化物層を形成するのに使用する装置であ
って、前記基体上に酸化性ガスを供給するガス供給手段
と、前記基体上に前記酸化物層の構成材料を飛翔させる
飛翔源と、前記基体を移動させ、る移動手段とを有し、
この移動手段による前記基体の移動時に、その移動方向
における後方側での酸化性ガスの濃度が比較的高くなる
ように前記ガス供給手段の酸化性ガス供給量が制御され
ていることを特徴とする酸化物層の形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18883683A JPS6082660A (ja) | 1983-10-08 | 1983-10-08 | 酸化物層の形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18883683A JPS6082660A (ja) | 1983-10-08 | 1983-10-08 | 酸化物層の形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082660A true JPS6082660A (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=16230688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18883683A Pending JPS6082660A (ja) | 1983-10-08 | 1983-10-08 | 酸化物層の形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082660A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0663963A1 (en) * | 1992-07-24 | 1995-07-26 | Dielectric Coating Industries | Improvements in the method and apparatus of vacuum deposition |
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US11805574B2 (en) | 2017-02-01 | 2023-10-31 | Nicoventures Trading Limited | Heating element selection method |
US11818812B2 (en) | 2017-02-01 | 2023-11-14 | Nicoventures Trading Limited | Heating element and method of analyzing |
-
1983
- 1983-10-08 JP JP18883683A patent/JPS6082660A/ja active Pending
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