JPS607791B2 - 現像剤混合手段を有する現像装置 - Google Patents
現像剤混合手段を有する現像装置Info
- Publication number
- JPS607791B2 JPS607791B2 JP52160441A JP16044177A JPS607791B2 JP S607791 B2 JPS607791 B2 JP S607791B2 JP 52160441 A JP52160441 A JP 52160441A JP 16044177 A JP16044177 A JP 16044177A JP S607791 B2 JPS607791 B2 JP S607791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- mixing
- developing
- roll
- developing roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/09—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S222/00—Dispensing
- Y10S222/01—Xerography
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子写真装置の現像装置において、現像部への
現像剤搬送量が規制されて生じた余剰現像剤を混合する
交叉器や現像後において現像ロールに残留する現像剤を
掻落して混合する混合羽根をそなえ、上記現像剤を上記
現像ロールの鞠方向に対してむらなく混合するようにし
た現像剤混合手段を有する現像装置に関するものである
。
現像剤搬送量が規制されて生じた余剰現像剤を混合する
交叉器や現像後において現像ロールに残留する現像剤を
掻落して混合する混合羽根をそなえ、上記現像剤を上記
現像ロールの鞠方向に対してむらなく混合するようにし
た現像剤混合手段を有する現像装置に関するものである
。
一般に、電子複写機等の電子写真装置において感光面に
形成された静露潜像を現像するに当って、現像剤の供給
は現像部の全面に亘つて均一になるようにする必要があ
る。しかしながら、上記感光面に形成された静雷潜像が
現像幅方向に対して偏在する場合、例えば第1図に示さ
れるように、ドラム状の感光面1に対向する現像ロール
2によって現像剤3を循環させて上記感光面1に供給す
る現像装置においては、上記静電潜像の偏在によって、
上記現像ロール2上の現像剤3は、上記偏在する静亀潜
像に対応して上記現像ロール2の軸方向に対して偏って
消費される。従って、上記現像ロール2によって搬送さ
れる現像剤3の量は上記偏在する静露潜像に対応する部
分において次第に減少してくることにより、上記現像に
支障が生じる。そのためにとられた従来の現像剤混合手
段は、その実施例を示す第1図において、4および5に
て示される第1および第2の混合羽根または6および7
にて示される第1および第2のスクリュー羽根を用いる
ものであった。上記第1の混合羽根4および第2の混合
羽根5の図示矢印AおよびB方向における夫々の平面図
が、第2図AおよびBに示されている。第1図において
、上記現像剤3は、図示矢印方向へ回転する現像ロール
2によって図示矢印a方向に搬送され感光面1に供給さ
れる。該感光面1の表面に形成された静露潜像を現像し
て上記現像ロール2に残留した現像剤3は、更に図示矢
印b方向へ搬送され、スクレパ8‘こより上記現像ロー
ル2の表面から掻き落される。該掻き落された現像剤3
は落下して上記第1の混合羽根4に到達する。該第1の
混合羽根4に到達した現像剤3は、該第1の混合羽根4
にもうけられた羽根の傾斜に沿って通過したのち、第2
の混合羽根5へ落下し、さらに該第2の混合羽根5にも
うけられた羽根の傾斜に沿って該第2の混合羽根5上を
通過し、現像剤溜り9に到達する。該現像剤溜り9に到
達した現像剤3は、搬送ロール10‘こよって図示矢印
a方向に搬送され、さらに現像ロール2によって搬送さ
れて上記感光面1へ供給される。上記のような循環を繰
返す現像剤3は、上記第1および第2の混合羽根4,5
において第2図図示矢印方向に向って拡散、収数を繰返
しながら次第に混合されて行く。なお上話第1および第
2の混合羽根4,5にもうけられている羽根の煩斜、ピ
ッチ等は上記現像剤3の種類に応じて適宜決定すること
により、混合効果を高めることが出釆る。しかしながら
、第2図図示矢印方向に示される上記現像剤3が混合さ
れる状態によっても明らかであるように、中央線15を
以て区分される左,右部分則ち第2図図示LおよびRの
夫々の区分範囲内における混合は実施されるが、Lおよ
びRに示される夫々の区分範囲相互間の混合は行なわれ
難い。また従来の現像剤混合手段の他の実施例として第
1図に点線により示されるスクリュー羽根6および7は
、夫々上記搬送ロール10の軸万向に平行に延長されて
もうけられている。
形成された静露潜像を現像するに当って、現像剤の供給
は現像部の全面に亘つて均一になるようにする必要があ
る。しかしながら、上記感光面に形成された静雷潜像が
現像幅方向に対して偏在する場合、例えば第1図に示さ
れるように、ドラム状の感光面1に対向する現像ロール
2によって現像剤3を循環させて上記感光面1に供給す
る現像装置においては、上記静電潜像の偏在によって、
上記現像ロール2上の現像剤3は、上記偏在する静亀潜
像に対応して上記現像ロール2の軸方向に対して偏って
消費される。従って、上記現像ロール2によって搬送さ
れる現像剤3の量は上記偏在する静露潜像に対応する部
分において次第に減少してくることにより、上記現像に
支障が生じる。そのためにとられた従来の現像剤混合手
段は、その実施例を示す第1図において、4および5に
て示される第1および第2の混合羽根または6および7
にて示される第1および第2のスクリュー羽根を用いる
ものであった。上記第1の混合羽根4および第2の混合
羽根5の図示矢印AおよびB方向における夫々の平面図
が、第2図AおよびBに示されている。第1図において
、上記現像剤3は、図示矢印方向へ回転する現像ロール
2によって図示矢印a方向に搬送され感光面1に供給さ
れる。該感光面1の表面に形成された静露潜像を現像し
て上記現像ロール2に残留した現像剤3は、更に図示矢
印b方向へ搬送され、スクレパ8‘こより上記現像ロー
ル2の表面から掻き落される。該掻き落された現像剤3
は落下して上記第1の混合羽根4に到達する。該第1の
混合羽根4に到達した現像剤3は、該第1の混合羽根4
にもうけられた羽根の傾斜に沿って通過したのち、第2
の混合羽根5へ落下し、さらに該第2の混合羽根5にも
うけられた羽根の傾斜に沿って該第2の混合羽根5上を
通過し、現像剤溜り9に到達する。該現像剤溜り9に到
達した現像剤3は、搬送ロール10‘こよって図示矢印
a方向に搬送され、さらに現像ロール2によって搬送さ
れて上記感光面1へ供給される。上記のような循環を繰
返す現像剤3は、上記第1および第2の混合羽根4,5
において第2図図示矢印方向に向って拡散、収数を繰返
しながら次第に混合されて行く。なお上話第1および第
2の混合羽根4,5にもうけられている羽根の煩斜、ピ
ッチ等は上記現像剤3の種類に応じて適宜決定すること
により、混合効果を高めることが出釆る。しかしながら
、第2図図示矢印方向に示される上記現像剤3が混合さ
れる状態によっても明らかであるように、中央線15を
以て区分される左,右部分則ち第2図図示LおよびRの
夫々の区分範囲内における混合は実施されるが、Lおよ
びRに示される夫々の区分範囲相互間の混合は行なわれ
難い。また従来の現像剤混合手段の他の実施例として第
1図に点線により示されるスクリュー羽根6および7は
、夫々上記搬送ロール10の軸万向に平行に延長されて
もうけられている。
そして上記第1のスクリュー羽根6と第2のスクリュー
羽根7とを夫々逆方向に回転させることにより、上記現
像剤3は上記第1および第2のスクリュー羽根6,7の
夫々において逆方向に搬送される。該逆方向の現像剤3
の搬送により、該現像剤3は上記搬送ロール10の鞠方
向に対して混合されることになる。上記スクリュー羽根
6および7による現像剤混合手段においては、上記現像
剤3は強制的に搬送されるため、上記現像剤3相互間ま
たは該現像剤3と上記スクリュー羽根との間の摩擦抵抗
が大きくなり上記現像剤3の疲労を招く。特にトナ−と
鉄粉とが混合されたいわゆる2成分現像剤においては上
記鉄粉の疲労が甚だしく上言己2成分現像剤の寿命が短
か〈なる。本発明は、上記の如き問題を解決することを
目的とし、現像剤を搬送する現像ローラから離脱した落
下する現像剤の自然落下を利用して現像剤を上記現像ロ
ールの軸方向に均等に混合せしめることが出釆、構造的
にも簡単かつ現像装置内の空間を有効に活用して設置す
ることの出来る現像剤混合手段を有する現像装置を提供
するものである。
羽根7とを夫々逆方向に回転させることにより、上記現
像剤3は上記第1および第2のスクリュー羽根6,7の
夫々において逆方向に搬送される。該逆方向の現像剤3
の搬送により、該現像剤3は上記搬送ロール10の鞠方
向に対して混合されることになる。上記スクリュー羽根
6および7による現像剤混合手段においては、上記現像
剤3は強制的に搬送されるため、上記現像剤3相互間ま
たは該現像剤3と上記スクリュー羽根との間の摩擦抵抗
が大きくなり上記現像剤3の疲労を招く。特にトナ−と
鉄粉とが混合されたいわゆる2成分現像剤においては上
記鉄粉の疲労が甚だしく上言己2成分現像剤の寿命が短
か〈なる。本発明は、上記の如き問題を解決することを
目的とし、現像剤を搬送する現像ローラから離脱した落
下する現像剤の自然落下を利用して現像剤を上記現像ロ
ールの軸方向に均等に混合せしめることが出釆、構造的
にも簡単かつ現像装置内の空間を有効に活用して設置す
ることの出来る現像剤混合手段を有する現像装置を提供
するものである。
以下図面を参照しつつ説明する。第1図は本発明の現像
剤混合手段を有する現像装置の1実施例を説明するため
の側面図を示している。
剤混合手段を有する現像装置の1実施例を説明するため
の側面図を示している。
なお第1図には前述した従来の現像剤混合手段をも併記
されている。第2図Aは第1の混合羽根4の第1図図示
、矢印A方向における平面図、第2図Bは第2の混合羽
根5の第1図図示矢印B方向における平面図、第3図は
交叉器の第1図図示矢印C方向における平面図を夫々表
わしている。図中の符号1は静露潜像が形成されている
感光面、2は現像ロール、3は現像剤、4は第1の混合
羽根、5は第2の混合羽根、8は残留現像剤を掻き落す
スクレパ、9は現像剤溜り、1川ま搬送ロール、1 1
は現像剤補給槽、12はつめ車、13は感光面1に供給
する現像剤3の現像ロール2上における量を規制するド
クター板、14は現像ロール2の藤方向の中央部にもう
けられた交叉器、15は混合羽根4,5における中央線
を夫々表わしている。
されている。第2図Aは第1の混合羽根4の第1図図示
、矢印A方向における平面図、第2図Bは第2の混合羽
根5の第1図図示矢印B方向における平面図、第3図は
交叉器の第1図図示矢印C方向における平面図を夫々表
わしている。図中の符号1は静露潜像が形成されている
感光面、2は現像ロール、3は現像剤、4は第1の混合
羽根、5は第2の混合羽根、8は残留現像剤を掻き落す
スクレパ、9は現像剤溜り、1川ま搬送ロール、1 1
は現像剤補給槽、12はつめ車、13は感光面1に供給
する現像剤3の現像ロール2上における量を規制するド
クター板、14は現像ロール2の藤方向の中央部にもう
けられた交叉器、15は混合羽根4,5における中央線
を夫々表わしている。
なおDは現像ロール2によって搬送される現像剤3の厚
さ、D2は感光面1へ供給される現像剤3の規制厚を表
わしている。第1図において、現像剤補給槽11内の現
像剤3は、つめ車12が図示矢印方向に回転することに
よって所望の量が現像装置内に送り込まれ、一旦現像剤
溜り9に堆積される。
さ、D2は感光面1へ供給される現像剤3の規制厚を表
わしている。第1図において、現像剤補給槽11内の現
像剤3は、つめ車12が図示矢印方向に回転することに
よって所望の量が現像装置内に送り込まれ、一旦現像剤
溜り9に堆積される。
該現像剤溜り9に堆積された上記現像剤3は、永久磁石
を内蔵し図示矢印方向に回転する搬送ロール10、現像
ロール2によって図示矢印a方向に搬送され、感光面1
へ供給される。該感光面1へ供給される現像剤3の量を
一定にするため、上記現像ロール2上をD,の厚みで搬
送されて来た現像剤3は、ドクター板13によってD2
の厚みに規制される。上記D,はD2よりも大きいため
、上記ドクター板1 3によって規制されることによっ
て生じた余剰現像剤3は、図示矢印c方向に沿って落下
する。一方上記ドクター板13によってD2の厚さに規
制されて感光面1へ供給された現像剤3は、感光面1の
表面に形成されている静露潜像を現像する。現像後上記
現像ロール2上に残留した現像剤3は、該現像ロール2
の表面に近接してもうけられたスクレパ8によって図示
矢印b方向へ掻き落される。該掻き落された現像剤3は
、図示矢印b方向に沿って、第1の混合羽根4さらに第
2の混合羽根5を通過し現像剤溜り9へ到達する。上記
現像剤3は、上記第1、第2の混合羽根4,5を通過す
る間に既に説明したようにして混合されるが、第2図に
図示する上記第1、第2の混合羽根4,5の中央線15
を以て区分される図示LおよびRの夫々の区分範囲内に
おける混合は十分行なわれるが、該L, Rに示される
夫々の区分範囲相互間における混合は行なわれ難い。そ
こで本発明においては、上記ドクター板13によって規
制されることにより生じた余剰現像剤3が、第1図図示
c方向に沿って落下する位置に交叉器14をもうけ、上
記L,Rに示される夫々の区分範囲相互間における混合
を行なわしめるようにされている。第1図図示矢印C方
向における上記交叉器14の斜視図が第3図に示されて
いる。図中の符号2および14は第1図に対応している
。16は現像ロール2の中央線であり、第2図図示の混
合羽根4および5の中央線14に対応している。
を内蔵し図示矢印方向に回転する搬送ロール10、現像
ロール2によって図示矢印a方向に搬送され、感光面1
へ供給される。該感光面1へ供給される現像剤3の量を
一定にするため、上記現像ロール2上をD,の厚みで搬
送されて来た現像剤3は、ドクター板13によってD2
の厚みに規制される。上記D,はD2よりも大きいため
、上記ドクター板1 3によって規制されることによっ
て生じた余剰現像剤3は、図示矢印c方向に沿って落下
する。一方上記ドクター板13によってD2の厚さに規
制されて感光面1へ供給された現像剤3は、感光面1の
表面に形成されている静露潜像を現像する。現像後上記
現像ロール2上に残留した現像剤3は、該現像ロール2
の表面に近接してもうけられたスクレパ8によって図示
矢印b方向へ掻き落される。該掻き落された現像剤3は
、図示矢印b方向に沿って、第1の混合羽根4さらに第
2の混合羽根5を通過し現像剤溜り9へ到達する。上記
現像剤3は、上記第1、第2の混合羽根4,5を通過す
る間に既に説明したようにして混合されるが、第2図に
図示する上記第1、第2の混合羽根4,5の中央線15
を以て区分される図示LおよびRの夫々の区分範囲内に
おける混合は十分行なわれるが、該L, Rに示される
夫々の区分範囲相互間における混合は行なわれ難い。そ
こで本発明においては、上記ドクター板13によって規
制されることにより生じた余剰現像剤3が、第1図図示
c方向に沿って落下する位置に交叉器14をもうけ、上
記L,Rに示される夫々の区分範囲相互間における混合
を行なわしめるようにされている。第1図図示矢印C方
向における上記交叉器14の斜視図が第3図に示されて
いる。図中の符号2および14は第1図に対応している
。16は現像ロール2の中央線であり、第2図図示の混
合羽根4および5の中央線14に対応している。
また17および18は上記交叉器14を構成する互に交
叉した管路、19は仕切板を夫々表わしている。上記交
叉器14は、第3図に図示されているように入口関口部
の中央において、仕切板19により仕切られた2本の交
叉する管路17,18によって一体に形成され、かつ上
記仕切板19を上記現像ロール2の中央線16に対応さ
せてもうけられている。なお、第3図においては上記交
叉器14の管路18の側板は説明の便宜上省略している
。上記ドクター板13により規制されて第1図図示c方
向に落下した現像剤3は、上記現像ロール2の中央線1
6を境界にし、向って左側は図示太線Lに沿って上記管
略17を、また同じく右側は図示太線Rに沿って上記管
路18を通過する。上記管路17,18は互に交叉して
いるため、現像剤3は上記管路17,18の出口におい
ては左右に交叉して出てくることになる。従って上記混
合羽根4,5においてはできなかった中央線16を境界
とする左右の混合が、上記交叉器14によって行なうこ
とが出来る。そこで、上記混合羽根4,5と上記交叉器
14とを併用することにより、上記現像ロール2の轍方
向全域における現像剤3の混合を効果的に実施すること
が出来る。上記交叉器14をもうけるに当り、現像装置
内の空間を有効に利用することができるため、現像装置
を大きくする必要はない。又上記交叉14による現像剤
3の混合は、上記現像ロール2や搬送ロール10に内蔵
されている永久磁石の磁気の影響を受けない自然落下の
状態で行なわれるため混合効果があがり、前述したスク
リューによる混合において発生していた混合による現像
剤の疲労も生じない。次に本発明の発明者等が本発明に
よる現像剤混合実験を行った実験結果について説明する
。なお本実験は2成分現像剤について行なったものであ
る。第4図は2成分現像剤におけるトナ混合比に対する
インダクタンスの関係を示す図である。非磁性体である
トナと磁性体であるキャリアとからなる2成分現像剤の
ィンダクタンスは、当然のことながら、上記トナと上記
キャリアとの混合比によってさまるものである。即ち上
記2成分現像剤のィンダクタンスは、上記トナの混合比
が大きい程低くなる。その関係を第4図に示している。
一般には上記トナ混合比が2なし、し3%の2成分現像
剤が用いられている。本実験は現像装置のある部分から
トナを補給し、該補給されたトナが、現像ロールの軸万
向に対して混合されて行く状態を調べるに当り、上記現
像ロールの両端部と中央部の3個所において、現像剤を
サンプリングし、時間の経過とともに、上記3個所にお
いてサンプリングした現像剤のィンダクタンスを測定し
、該ィンダクタンスを比較することによって上記混合状
態を確認するようにした。第5図は、上記混合羽根4,
5のみを混合手段とし、上記現象ロールの左端部にトナ
を補給し、時間の経過と共に上記現像ロールの左端部、
中央部および右端部の3個所においてサンプリングした
現像剤のィンダクタンスを測定した結果を示した図であ
る。
叉した管路、19は仕切板を夫々表わしている。上記交
叉器14は、第3図に図示されているように入口関口部
の中央において、仕切板19により仕切られた2本の交
叉する管路17,18によって一体に形成され、かつ上
記仕切板19を上記現像ロール2の中央線16に対応さ
せてもうけられている。なお、第3図においては上記交
叉器14の管路18の側板は説明の便宜上省略している
。上記ドクター板13により規制されて第1図図示c方
向に落下した現像剤3は、上記現像ロール2の中央線1
6を境界にし、向って左側は図示太線Lに沿って上記管
略17を、また同じく右側は図示太線Rに沿って上記管
路18を通過する。上記管路17,18は互に交叉して
いるため、現像剤3は上記管路17,18の出口におい
ては左右に交叉して出てくることになる。従って上記混
合羽根4,5においてはできなかった中央線16を境界
とする左右の混合が、上記交叉器14によって行なうこ
とが出来る。そこで、上記混合羽根4,5と上記交叉器
14とを併用することにより、上記現像ロール2の轍方
向全域における現像剤3の混合を効果的に実施すること
が出来る。上記交叉器14をもうけるに当り、現像装置
内の空間を有効に利用することができるため、現像装置
を大きくする必要はない。又上記交叉14による現像剤
3の混合は、上記現像ロール2や搬送ロール10に内蔵
されている永久磁石の磁気の影響を受けない自然落下の
状態で行なわれるため混合効果があがり、前述したスク
リューによる混合において発生していた混合による現像
剤の疲労も生じない。次に本発明の発明者等が本発明に
よる現像剤混合実験を行った実験結果について説明する
。なお本実験は2成分現像剤について行なったものであ
る。第4図は2成分現像剤におけるトナ混合比に対する
インダクタンスの関係を示す図である。非磁性体である
トナと磁性体であるキャリアとからなる2成分現像剤の
ィンダクタンスは、当然のことながら、上記トナと上記
キャリアとの混合比によってさまるものである。即ち上
記2成分現像剤のィンダクタンスは、上記トナの混合比
が大きい程低くなる。その関係を第4図に示している。
一般には上記トナ混合比が2なし、し3%の2成分現像
剤が用いられている。本実験は現像装置のある部分から
トナを補給し、該補給されたトナが、現像ロールの軸万
向に対して混合されて行く状態を調べるに当り、上記現
像ロールの両端部と中央部の3個所において、現像剤を
サンプリングし、時間の経過とともに、上記3個所にお
いてサンプリングした現像剤のィンダクタンスを測定し
、該ィンダクタンスを比較することによって上記混合状
態を確認するようにした。第5図は、上記混合羽根4,
5のみを混合手段とし、上記現象ロールの左端部にトナ
を補給し、時間の経過と共に上記現像ロールの左端部、
中央部および右端部の3個所においてサンプリングした
現像剤のィンダクタンスを測定した結果を示した図であ
る。
図中1‘ま左端部、2は中央部、3は右端部におけるデ
ータである。第5図において、左端部に補給されたトナ
は中央部までは短時間のうちよく混合されるが、右端部
まで平均に混合されるまでには10分の時間が必要であ
ることが示されている。第6図は、上記混合羽根4,5
と交叉器14とを併用して、第5図における説明と同様
の測定をした結果を示す図である。
ータである。第5図において、左端部に補給されたトナ
は中央部までは短時間のうちよく混合されるが、右端部
まで平均に混合されるまでには10分の時間が必要であ
ることが示されている。第6図は、上記混合羽根4,5
と交叉器14とを併用して、第5図における説明と同様
の測定をした結果を示す図である。
第6図によれば、1分後には既に現像ロールの全長に亘
つて平均に混合されていることが判る。以上の実験結果
は、本発明の現像剤混合手段が、現像剤の混合に対して
如何に効果的であるかを実証している。以上説明した如
く、本発明によれば、現像剤の現像ロール軸方向に対す
る混合が短時間のうちに急速に行なうことが出来、また
上記現像剤の自然落下を利用して混合を行なうため従来
のスクリューによる混合において生じる現像剤の磨耗も
なく寿命を長くすることが出来るばかりでなく、簡単な
構造で占有スペースも4・さくて済むためコンパクトな
現像剤混合手段を有する現像装置を提供することが出来
る。
つて平均に混合されていることが判る。以上の実験結果
は、本発明の現像剤混合手段が、現像剤の混合に対して
如何に効果的であるかを実証している。以上説明した如
く、本発明によれば、現像剤の現像ロール軸方向に対す
る混合が短時間のうちに急速に行なうことが出来、また
上記現像剤の自然落下を利用して混合を行なうため従来
のスクリューによる混合において生じる現像剤の磨耗も
なく寿命を長くすることが出来るばかりでなく、簡単な
構造で占有スペースも4・さくて済むためコンパクトな
現像剤混合手段を有する現像装置を提供することが出来
る。
第1図は本発明の1実施例を説明するための側面図、第
2図は第1図図示矢印AおよびBよりみた混合羽根4お
よび5を同一平面上に展開させた平面図、第3図は第1
図図示矢印Cにおける交叉器14の斜視図、第4図は2
成分現像剤におけるィンダクタンスとトナ混合比との関
係を表わす図、第5図は従釆の混合手段を用いた混合実
験における混合時間と混合状態との関係図、第6図は本
発明を用いた混合実験における混合時間と混合状態との
関係図を夫々示している。 図中、1は感光面、2は現像ロール、3は現像剤、4は
第1の混合羽根、5は第2の混合羽根、8はスクレパ、
9は現像剤溜り、1川ま搬送ロール、11は現像剤補給
槽、12はつめ車、13はドクタ板、14は交叉器、1
5は混合羽根4および5の中央線、16は現像。 ール2の中央線、17718は夫々交叉器14の交叉管
路、19は仕切板を夫々表わしている。ナー斑 キZ脚 ナ3凶 才4腿 ナ5松 ナ6凶
2図は第1図図示矢印AおよびBよりみた混合羽根4お
よび5を同一平面上に展開させた平面図、第3図は第1
図図示矢印Cにおける交叉器14の斜視図、第4図は2
成分現像剤におけるィンダクタンスとトナ混合比との関
係を表わす図、第5図は従釆の混合手段を用いた混合実
験における混合時間と混合状態との関係図、第6図は本
発明を用いた混合実験における混合時間と混合状態との
関係図を夫々示している。 図中、1は感光面、2は現像ロール、3は現像剤、4は
第1の混合羽根、5は第2の混合羽根、8はスクレパ、
9は現像剤溜り、1川ま搬送ロール、11は現像剤補給
槽、12はつめ車、13はドクタ板、14は交叉器、1
5は混合羽根4および5の中央線、16は現像。 ール2の中央線、17718は夫々交叉器14の交叉管
路、19は仕切板を夫々表わしている。ナー斑 キZ脚 ナ3凶 才4腿 ナ5松 ナ6凶
Claims (1)
- 1 現像剤を現像部に搬送する現像ロールと、搬送され
る現像剤の量を規制するドクター板と、現像後上記現像
ロールに残留する現像剤を掻き落とすスクレパと、該ス
クレパにより掻き落とされた現像剤を混合せしめる混合
手段とをそなえた現像装置において、上記ドクター板に
規制されることにより生じた余剰現像剤の落下位置に、
上記余剰現像剤を上記現像ロールの中央線を境界として
左右に交叉させて落下せしめる管路を有する交叉器を設
けたことを特徴とする現像剤混合手段を有する現像装置
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52160441A JPS607791B2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | 現像剤混合手段を有する現像装置 |
US05/973,969 US4261290A (en) | 1977-12-29 | 1978-12-28 | Electrostatic developing apparatus having a developer powder mixing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52160441A JPS607791B2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | 現像剤混合手段を有する現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5492744A JPS5492744A (en) | 1979-07-23 |
JPS607791B2 true JPS607791B2 (ja) | 1985-02-27 |
Family
ID=15714991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52160441A Expired JPS607791B2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | 現像剤混合手段を有する現像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4261290A (ja) |
JP (1) | JPS607791B2 (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636671A (en) * | 1979-09-04 | 1981-04-09 | Ricoh Co Ltd | Magnetic brush developing unit |
JPS5640862A (en) * | 1979-09-11 | 1981-04-17 | Canon Inc | Developing device |
JPH019959Y2 (ja) * | 1979-11-26 | 1989-03-20 | ||
DE3107055A1 (de) * | 1980-03-04 | 1982-01-07 | Canon K.K., Tokyo | "entwicklungsvorrichtung" |
US4370049A (en) * | 1980-03-11 | 1983-01-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image developing device |
DE3010647A1 (de) * | 1980-03-20 | 1981-10-01 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Entwicklungseinrichtung fuer ein elektrofotografisches kopiergeraet |
JPS56146166A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-13 | Ricoh Co Ltd | Developer agitator |
JPS57190971A (en) * | 1981-05-20 | 1982-11-24 | Ricoh Co Ltd | Dry developing device |
US4468111A (en) * | 1981-05-20 | 1984-08-28 | Mita Industrial Company Limited | Developing device for use on an electrostatic copying apparatus |
DE3225883C2 (de) * | 1981-07-10 | 1985-09-05 | Ricoh Co., Ltd., Tokio/Tokyo | Entwicklungseinrichtung für ein Kopiergerät |
US4426436A (en) * | 1981-08-26 | 1984-01-17 | Xerox Corporation | Process for positive charge sharing toner compositions |
US4417802A (en) * | 1981-11-19 | 1983-11-29 | Xerox Corporation | Particle dispenser |
US4557584A (en) * | 1983-05-25 | 1985-12-10 | Xerox Corporation | Development apparatus in which the escape of particles is minimized |
US4647180A (en) * | 1984-10-25 | 1987-03-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Developing device and electronic copying apparatus |
JPS61106953U (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-07 | ||
US5223898A (en) * | 1989-06-29 | 1993-06-29 | Mita Industrial Co., Ltd. | Developing apparatus with the following roller closer to the drum than the first roller |
US4982238A (en) * | 1989-10-19 | 1991-01-01 | Xerox Corporation | Developer material mixing apparatus for a development unit |
US5045886A (en) * | 1989-12-01 | 1991-09-03 | Eastman Kodak Company | Device for improving mixing in a magnetic brush development apparatus |
DE69111123T2 (de) * | 1990-04-18 | 1995-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Entwicklungsgerät. |
EP0807866A1 (en) * | 1996-05-17 | 1997-11-19 | Agfa-Gevaert N.V. | Electrostatographic developing device with toner dosage reservoir |
US11144076B2 (en) | 2018-12-21 | 2021-10-12 | Justin C. Sitz | Fluid flow control based on a liquid level in a container |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3697050A (en) * | 1970-12-14 | 1972-10-10 | Xerox Corp | Cross-mixing baffle |
US4025179A (en) * | 1975-05-05 | 1977-05-24 | Xerox Corporation | Passive cross mixing system |
US4112520A (en) * | 1976-03-25 | 1978-09-05 | Oscar Patton Gilmore | Static mixer |
-
1977
- 1977-12-29 JP JP52160441A patent/JPS607791B2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-12-28 US US05/973,969 patent/US4261290A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4261290A (en) | 1981-04-14 |
JPS5492744A (en) | 1979-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS607791B2 (ja) | 現像剤混合手段を有する現像装置 | |
US4324483A (en) | Magnetic brush development apparatus | |
US5659859A (en) | Developer agitating/conveying device | |
US4449810A (en) | Electrophotographic copying machine with means for mixing and removing toner and an integral exposure plate | |
DE10106784A1 (de) | Zweikomponentenentwicklungsvorrichtung, Bilderzeugungsvorrichtung und deren Rührschraube | |
US4572631A (en) | Double sleeve developing device | |
CA1057137A (en) | Magnetic brush crossmixing system with means for homogenizing developer | |
JPS601624B2 (ja) | 磁性トナ−用現像装置 | |
US3901187A (en) | Developer retoning apparatus | |
GB2044637A (en) | Developer powder mixer | |
US4335159A (en) | Method for developing latent electrostatic images | |
JPS63125963A (ja) | 現像装置 | |
JPH0617123Y2 (ja) | 現像装置 | |
JPH0436779A (ja) | 現像装置 | |
JPS59113467A (ja) | 現像装置 | |
JPH0542441Y2 (ja) | ||
JPH033229B2 (ja) | ||
JP2530607Y2 (ja) | 現像装置 | |
JPS6012125Y2 (ja) | 現像装置 | |
JPS6247072A (ja) | 現像装置 | |
JPH02110484A (ja) | 現像装置 | |
JPH0115065B2 (ja) | ||
JPH0562340B2 (ja) | ||
JPS59114557A (ja) | 現像剤撹「はん」装置 | |
JPS6233583B2 (ja) |