JPS6059296B2 - 溶融金属吹拭装置のノズルスリット隙間制御方法 - Google Patents
溶融金属吹拭装置のノズルスリット隙間制御方法Info
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- JPS6059296B2 JPS6059296B2 JP15116182A JP15116182A JPS6059296B2 JP S6059296 B2 JPS6059296 B2 JP S6059296B2 JP 15116182 A JP15116182 A JP 15116182A JP 15116182 A JP15116182 A JP 15116182A JP S6059296 B2 JPS6059296 B2 JP S6059296B2
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- nozzle slit
- slit gap
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- molten metal
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C2/00—Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
- C23C2/14—Removing excess of molten coatings; Controlling or regulating the coating thickness
- C23C2/16—Removing excess of molten coatings; Controlling or regulating the coating thickness using fluids under pressure, e.g. air knives
- C23C2/18—Removing excess of molten coatings from elongated material
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- Coating With Molten Metal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は主として帯鋼を溶融亜鉛メッキ浴に浸漬さ
せて帯鋼にメッキする溶融亜鉛メッキにおいて、帯鋼が
メッキ浴から引き上げられる際、帯鋼に付着する溶融亜
鉛を圧縮気体により吹拭して溶融亜鉛の付着量を調整す
るための吹拭装置のノズルスリット隙間制御方式に関す
る・ものてある。
せて帯鋼にメッキする溶融亜鉛メッキにおいて、帯鋼が
メッキ浴から引き上げられる際、帯鋼に付着する溶融亜
鉛を圧縮気体により吹拭して溶融亜鉛の付着量を調整す
るための吹拭装置のノズルスリット隙間制御方式に関す
る・ものてある。
この種吹拭装置のノズル1は、第1図に示すように、
操業時にメッキ浴B上方の比較的近い位置において、メ
ッキ浴Bから引き上げられる帯体Aの両面に相対向して
、それぞれ帯体Aより数−〜100TWII位離間して
設置される。 (460℃前後)のメッキ浴Bや引き上
げられる帯体A等から様々な熱の影響を受けることにな
るが、ノズル1に対する熱の影響はノズル1の各位置に
おいて相違する。
操業時にメッキ浴B上方の比較的近い位置において、メ
ッキ浴Bから引き上げられる帯体Aの両面に相対向して
、それぞれ帯体Aより数−〜100TWII位離間して
設置される。 (460℃前後)のメッキ浴Bや引き上
げられる帯体A等から様々な熱の影響を受けることにな
るが、ノズル1に対する熱の影響はノズル1の各位置に
おいて相違する。
すなわち、熱の影響を受けてノズル1は膨張するが、
各部の膨張量(歪み)に差異があり、特に圧縮気体を噴
射するノズルスリット隙間を形成する上リップ部材と下
リップ部材の歪みがノズルスリット隙間を変化させる。
各部の膨張量(歪み)に差異があり、特に圧縮気体を噴
射するノズルスリット隙間を形成する上リップ部材と下
リップ部材の歪みがノズルスリット隙間を変化させる。
ところで、このノズルスリット隙間は、通常メッキ浴上
方に設置する前に設定されるが、上記した通り熱の影響
を受けて歪みを生じるために、操業時のノズルスリット
隙間寸法は設定時のノズルスリット隙間寸法に対し0.
9〜1.5倍の範囲で変化し、しかもその変化の割合は
ノズルスリットの幅員方向に亘つて異なり、また、上リ
ップ部材とメッキ浴からの熱影響を直接受ける下リップ
部材との間には温度差が生じ、設定時のノズルスリット
隙間(第2図a)が操業時には第2図bに示すように変
化することから、圧縮気体の噴射量がノズルスリットの
幅員方向に亘つて大きく変化し、帯体Aの付着溶融金属
の吹拭量に差が生じてメッキ厚みを不均一にしていた。
更に、従来よりそのような欠点を解消するために、機械
的にノズルスリット隙間を調節する方法や上下の各リッ
プ部材に冷却水を通す方法が提案されているが、前者の
場合、操業中のノズルスリット隙間の変化状況がメッキ
品質を悪化させることなく確実に把握できず、またノズ
ルスリットの幅員方向に均等に変化しないため、操業中
にノズルスリットを調整して噴射圧縮気体による吹拭量
を一定に保持することはほとんど不可能であり、後者の
場合にはノズルのリップ部材を冷却するための構造が複
雑になり、しかもリップ部材を冷却するとノズル内外の
温度差が大きくなつてノズルスリットを一定に保持する
ことが逆に困難であつた。この発明は上述の点に鑑みな
されたもので、ノズルスリットを形成する上下リップ部
材の温度を測定し、上下リップ部材の温度差に基づいて
操業時のノズルスリット隙間寸法が設定時のノズルスリ
ット隙間寸法に対しどのように変化するかを把握し、ま
た噴射圧縮気体の温度がノズルスリットの変化状況に相
関関係があることから、噴射圧縮気体の温度を調節する
ことにより操業時のノズルスリット隙間を一定に制御す
ることを目的としている。
方に設置する前に設定されるが、上記した通り熱の影響
を受けて歪みを生じるために、操業時のノズルスリット
隙間寸法は設定時のノズルスリット隙間寸法に対し0.
9〜1.5倍の範囲で変化し、しかもその変化の割合は
ノズルスリットの幅員方向に亘つて異なり、また、上リ
ップ部材とメッキ浴からの熱影響を直接受ける下リップ
部材との間には温度差が生じ、設定時のノズルスリット
隙間(第2図a)が操業時には第2図bに示すように変
化することから、圧縮気体の噴射量がノズルスリットの
幅員方向に亘つて大きく変化し、帯体Aの付着溶融金属
の吹拭量に差が生じてメッキ厚みを不均一にしていた。
更に、従来よりそのような欠点を解消するために、機械
的にノズルスリット隙間を調節する方法や上下の各リッ
プ部材に冷却水を通す方法が提案されているが、前者の
場合、操業中のノズルスリット隙間の変化状況がメッキ
品質を悪化させることなく確実に把握できず、またノズ
ルスリットの幅員方向に均等に変化しないため、操業中
にノズルスリットを調整して噴射圧縮気体による吹拭量
を一定に保持することはほとんど不可能であり、後者の
場合にはノズルのリップ部材を冷却するための構造が複
雑になり、しかもリップ部材を冷却するとノズル内外の
温度差が大きくなつてノズルスリットを一定に保持する
ことが逆に困難であつた。この発明は上述の点に鑑みな
されたもので、ノズルスリットを形成する上下リップ部
材の温度を測定し、上下リップ部材の温度差に基づいて
操業時のノズルスリット隙間寸法が設定時のノズルスリ
ット隙間寸法に対しどのように変化するかを把握し、ま
た噴射圧縮気体の温度がノズルスリットの変化状況に相
関関係があることから、噴射圧縮気体の温度を調節する
ことにより操業時のノズルスリット隙間を一定に制御す
ることを目的としている。
以下、この発明のノズルスリット隙間制御方法.を説明
する。まず、第3図は上下リップ部材の温度差(t=m
l−Tu)と設定時のノズルスリット隙間寸法に対する
ノズルスリット隙間寸法変化率(S%)との関係を示す
グラフである。
する。まず、第3図は上下リップ部材の温度差(t=m
l−Tu)と設定時のノズルスリット隙間寸法に対する
ノズルスリット隙間寸法変化率(S%)との関係を示す
グラフである。
このグラフは、帯鋼の−溶融亜鉛メッキ操業において、
帯鋼A両側の吹拭装置のノズル1の噴射圧縮気体の温度
を同時又は個々に変化させてノズルスリット2を形成す
る上リップ部材2uと下リップ部材2dの先端部の平行
スリット範囲の任意の位置における温度(Td,tu)
より上下リップ部材の温度差(t=Td−Tu)を求め
、設定時のノズルスリット隙間寸法に対する温度測定時
のノズルスリット隙間の百分率比(S%)を求めて両者
の関係を表わしたものである。この第3図のグラフから
ノズルスリット2隙間寸法と上下のノズルリップ部材2
u,2d先端部の温度差tとに一定の関係があることが
わかつた。
帯鋼A両側の吹拭装置のノズル1の噴射圧縮気体の温度
を同時又は個々に変化させてノズルスリット2を形成す
る上リップ部材2uと下リップ部材2dの先端部の平行
スリット範囲の任意の位置における温度(Td,tu)
より上下リップ部材の温度差(t=Td−Tu)を求め
、設定時のノズルスリット隙間寸法に対する温度測定時
のノズルスリット隙間の百分率比(S%)を求めて両者
の関係を表わしたものである。この第3図のグラフから
ノズルスリット2隙間寸法と上下のノズルリップ部材2
u,2d先端部の温度差tとに一定の関係があることが
わかつた。
ここで注意すべきことは、第2図に示すノズルスリット
2のように、ノズルスリット2の両端部において隙間を
両側に向かつて漸次拡大させた構造のノズル1の場合、
ノズルスリット両側部の隙間拡大部分における寸法は上
下リップ部材2u,2d間の温度差tにはほとんど影響
されず、設定時の隙間を100とした変化率は95〜1
06の範囲にあり、このことから温度差tに影響される
度合が小さく無視できるということである。一方、ノズ
ルスリット2の平行部の隙間寸法は、上下リップ部材2
u,2d間の温度差tに関連して変化していることがわ
かる。次に第3図のグラフに基づいて上下リップ部材2
u,2d間の温度差tから設定時のノズルスリット隙間
寸法に対する温度測定時のノズルスリット隙間寸法の百
分率比(S%)との関係を求めると、s=At+bとな
り、aはノズルスリットの形状、隙間、圧力等から定ま
るノズルの特性による係数で、実用的範囲としては、0
.7〜1.2、bは溶融金属により定まる温度定数で、
亜鉛の場合93〜105℃である。
2のように、ノズルスリット2の両端部において隙間を
両側に向かつて漸次拡大させた構造のノズル1の場合、
ノズルスリット両側部の隙間拡大部分における寸法は上
下リップ部材2u,2d間の温度差tにはほとんど影響
されず、設定時の隙間を100とした変化率は95〜1
06の範囲にあり、このことから温度差tに影響される
度合が小さく無視できるということである。一方、ノズ
ルスリット2の平行部の隙間寸法は、上下リップ部材2
u,2d間の温度差tに関連して変化していることがわ
かる。次に第3図のグラフに基づいて上下リップ部材2
u,2d間の温度差tから設定時のノズルスリット隙間
寸法に対する温度測定時のノズルスリット隙間寸法の百
分率比(S%)との関係を求めると、s=At+bとな
り、aはノズルスリットの形状、隙間、圧力等から定ま
るノズルの特性による係数で、実用的範囲としては、0
.7〜1.2、bは溶融金属により定まる温度定数で、
亜鉛の場合93〜105℃である。
なお、アルミニウム、錫、鉛について実験したところ、
各金属の操業時溶融温度をT℃とすると、b=T℃±5
℃になることがわかつた。すなわち、溶融亜鉛メッキの
場合、s=At+B,a=0.7〜1.2,b=93〜
105℃となり、Sが100(%)となるようにノズル
1の噴射圧縮気体の温度を調整して上下リップ部材2u
,2dの温度差t(Td−Tu)を調整すれば、設定時
のノズルスリット隙間寸法に制御できるということにな
る。ところで、第4図は溶融亜鉛メッキ浴上方に相対向
して設置した吹拭装置のノズルから圧縮気体をその温度
を変化させながら噴射した時、吹拭装置のノズル1間に
帯鋼Aがある場合と無い場合における設定時のノズルス
リット隙間寸法に対する温度測定時のノズルスリット隙
間寸法の百分率比(S%)を求めたグラフであるが、こ
のグラフから帯鋼Aが無い場合には、噴射圧縮気体の温
度を調節してもSを100%、すなわち設定時のノズル
スリット隙間寸法に等しくできないということがわかる
。
各金属の操業時溶融温度をT℃とすると、b=T℃±5
℃になることがわかつた。すなわち、溶融亜鉛メッキの
場合、s=At+B,a=0.7〜1.2,b=93〜
105℃となり、Sが100(%)となるようにノズル
1の噴射圧縮気体の温度を調整して上下リップ部材2u
,2dの温度差t(Td−Tu)を調整すれば、設定時
のノズルスリット隙間寸法に制御できるということにな
る。ところで、第4図は溶融亜鉛メッキ浴上方に相対向
して設置した吹拭装置のノズルから圧縮気体をその温度
を変化させながら噴射した時、吹拭装置のノズル1間に
帯鋼Aがある場合と無い場合における設定時のノズルス
リット隙間寸法に対する温度測定時のノズルスリット隙
間寸法の百分率比(S%)を求めたグラフであるが、こ
のグラフから帯鋼Aが無い場合には、噴射圧縮気体の温
度を調節してもSを100%、すなわち設定時のノズル
スリット隙間寸法に等しくできないということがわかる
。
また実験の結果、温度測定時のノズルスリット隙間寸法
が設定時のノズルスリット隙間寸法と略等しくなる時に
、ノズルの噴射圧縮気体の温度を更に上昇した場合には
、ノズルスリット内部の膨張が大きくなつてノズルスリ
ット隙間寸法は逆に小さくなるので、圧縮気体の温度を
ある温度以上にしない方がよいこともわかつた。以上説
明したように、この発明は溶融金属メッキ操業に用いる
吹拭装置のノズルのノズルスリットを形成する上下リッ
プ部材の平行隙間範囲での先端部の温度をそれぞれ測定
し、ノズルの噴射圧縮気体の温度を調節することにより
ノズルスリット隙間を制御するようにしたから、ノズル
スリット隙間の制御が容易で、しかも溶融金属メッキ操
業の状況に対応して正確に行ない得るほか、従来の一般
的な吹拭装置のノズルに実施できて便利であり、また、
例えば金属帯体の幅員方向においてメッキ厚みを中央部
に近づく程変化させなければならない場合にも、ノズル
の噴射圧縮気体の温度を調節すれば圧縮気体の噴射量が
変化して付着溶融金属の吹拭量が変化し、メッキ厚みを
変えることができ、更に溶融金属メッキ過程におけるノ
ズルスリットの状況を常時把握できることになるから、
不測の事態を予め察知でき、操業上の安全性が向上する
等の効果がある。
が設定時のノズルスリット隙間寸法と略等しくなる時に
、ノズルの噴射圧縮気体の温度を更に上昇した場合には
、ノズルスリット内部の膨張が大きくなつてノズルスリ
ット隙間寸法は逆に小さくなるので、圧縮気体の温度を
ある温度以上にしない方がよいこともわかつた。以上説
明したように、この発明は溶融金属メッキ操業に用いる
吹拭装置のノズルのノズルスリットを形成する上下リッ
プ部材の平行隙間範囲での先端部の温度をそれぞれ測定
し、ノズルの噴射圧縮気体の温度を調節することにより
ノズルスリット隙間を制御するようにしたから、ノズル
スリット隙間の制御が容易で、しかも溶融金属メッキ操
業の状況に対応して正確に行ない得るほか、従来の一般
的な吹拭装置のノズルに実施できて便利であり、また、
例えば金属帯体の幅員方向においてメッキ厚みを中央部
に近づく程変化させなければならない場合にも、ノズル
の噴射圧縮気体の温度を調節すれば圧縮気体の噴射量が
変化して付着溶融金属の吹拭量が変化し、メッキ厚みを
変えることができ、更に溶融金属メッキ過程におけるノ
ズルスリットの状況を常時把握できることになるから、
不測の事態を予め察知でき、操業上の安全性が向上する
等の効果がある。
第1図は溶融金属メッキ過程を示す全体概略図、第2図
aは設定時のノズルスリットの拡大正面図、第2図bは
操業時のノズルスリットの拡大正面図、第3図は溶融亜
鉛メッキにおける上下リップ部材の中央部分の先端部の
温度差と、ノズルスリット隙間寸法の変化率との関係を
示すグラフ、第4図はノズル間に帯鋼がある場合と無い
場合における上下リップ部材の中央部分の先端部の温度
差とノズルの噴射圧縮気体の温度との関係を示すグラフ
である。 1・・・ノズル装置、2・・・ノズルスリット、2u・
・上リップ部材、2d・・・下リップ部材、A・・・金
属帯体、B・・・メッキ浴。
aは設定時のノズルスリットの拡大正面図、第2図bは
操業時のノズルスリットの拡大正面図、第3図は溶融亜
鉛メッキにおける上下リップ部材の中央部分の先端部の
温度差と、ノズルスリット隙間寸法の変化率との関係を
示すグラフ、第4図はノズル間に帯鋼がある場合と無い
場合における上下リップ部材の中央部分の先端部の温度
差とノズルの噴射圧縮気体の温度との関係を示すグラフ
である。 1・・・ノズル装置、2・・・ノズルスリット、2u・
・上リップ部材、2d・・・下リップ部材、A・・・金
属帯体、B・・・メッキ浴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融金属メッキ浴に浸漬され、引き上げられる金属
帯体の両面に相対向して設置され、該帯体幅より広幅の
設定隙間に保持されたノズルスリットから圧縮気体を噴
射して帯体に付着した溶融金属を吹拭する装置において
、前記ノズルスリットを形成する平行スリット範囲の任
意の上下リップ部材先端部の温度をそれぞれ測定し、該
温度差に基づいて前記吹拭装置のノズルの噴射圧縮気体
の温度を調整することによりノズルスリット隙間を制御
することを特徴とするノズルスリット隙間制御方法。 2 溶融亜鉛メッキにおいて、上リップ部材の温度測定
値をtu℃、下リップ部材の温度測定値をtd℃、設定
時のノズルスリット隙間寸法に対する温度測定時におけ
るノズルスリット隙間寸法の百分率比をS%とし、S=
a(td−tu)+bとした場合に、a=0.7〜1.
2、b=93〜105となるように前記噴射圧縮気体の
温度を調整する特許請求の範囲第1項に記載のノズルス
リット隙間制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15116182A JPS6059296B2 (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 溶融金属吹拭装置のノズルスリット隙間制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15116182A JPS6059296B2 (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 溶融金属吹拭装置のノズルスリット隙間制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941460A JPS5941460A (ja) | 1984-03-07 |
JPS6059296B2 true JPS6059296B2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=15512667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15116182A Expired JPS6059296B2 (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 溶融金属吹拭装置のノズルスリット隙間制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059296B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2690170B1 (fr) * | 1992-04-17 | 1995-03-31 | Clecim Sa | Dispositif à lame d'air de régulation d'un dépôt métallique. |
-
1982
- 1982-08-30 JP JP15116182A patent/JPS6059296B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5941460A (ja) | 1984-03-07 |
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