JPS6058150B2 - 結束線供給方法及び装置 - Google Patents
結束線供給方法及び装置Info
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- JPS6058150B2 JPS6058150B2 JP16122780A JP16122780A JPS6058150B2 JP S6058150 B2 JPS6058150 B2 JP S6058150B2 JP 16122780 A JP16122780 A JP 16122780A JP 16122780 A JP16122780 A JP 16122780A JP S6058150 B2 JPS6058150 B2 JP S6058150B2
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- bobbin
- wire
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- winding
- binding wire
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Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 54
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は結束機の結束線供給方法及び装置に関する
ものである。
ものである。
特に巻取りホビンに線材を巻回する以前に、自動的に結
束線を供給する方法及び装置に関するものである。 先
す本発明の結束線供給方法及ひ装置が組込まれている結
束機にクいて説明する。
束線を供給する方法及び装置に関するものである。 先
す本発明の結束線供給方法及ひ装置が組込まれている結
束機にクいて説明する。
回転自在のターレツト円板1上に等距離に六個の巻取
りボビン210を装着し、このターレツト円板の放射外
方に近接して結束線供給装置4、線掛装置5、ボビン駆
動装置(図示せず)、結束装置7、端末処理装置8、巻
取物取り出し装置9が設けられている。
りボビン210を装着し、このターレツト円板の放射外
方に近接して結束線供給装置4、線掛装置5、ボビン駆
動装置(図示せず)、結束装置7、端末処理装置8、巻
取物取り出し装置9が設けられている。
所定位置に停止したターレツト円板1上に設けた巻取り
ボビン210の一つに、結束線供給装置4により複数の
巻線結束用の結束線400が順次に装着されると、ター
レツト円板1が所定角度の回転をなし、これと共に前記
巻取りボビン210が線掛け位置まで移動し、線掛装置
5とボビン駆動装置により巻取りボビンに線掛けがなさ
れると共に所定長の線材50が前記ボビンに巻回されて
後折曲切断される。前記の如く線材50が巻回された巻
取りボビン210は、ターレツト円板1の回転と共に次
の結束位置に送られ、この位置で結束装置7により、ボ
ビンに巻取られ巻線物が複数ケ所順次に結束線により結
束され、更に端末処理位置に送りこまれて、端末処理装
置8により、順次複数の結束線端末と一本の巻線の端末
処理が行われることにより、巻線物の処理が完了し、更
にターレツト円板1の回転により、前記巻取りボビンは
、巻線物取り出し位置に送り込まれて、巻線物取出し装
置9により、巻線物は巻き取りボビンより取り出されて
、ベルトコンベーヤ910上に載置される。上述の如く
本発明の結束線供給装置は、結束機の一連の工程におけ
る第一工程を構成するものである。
ボビン210の一つに、結束線供給装置4により複数の
巻線結束用の結束線400が順次に装着されると、ター
レツト円板1が所定角度の回転をなし、これと共に前記
巻取りボビン210が線掛け位置まで移動し、線掛装置
5とボビン駆動装置により巻取りボビンに線掛けがなさ
れると共に所定長の線材50が前記ボビンに巻回されて
後折曲切断される。前記の如く線材50が巻回された巻
取りボビン210は、ターレツト円板1の回転と共に次
の結束位置に送られ、この位置で結束装置7により、ボ
ビンに巻取られ巻線物が複数ケ所順次に結束線により結
束され、更に端末処理位置に送りこまれて、端末処理装
置8により、順次複数の結束線端末と一本の巻線の端末
処理が行われることにより、巻線物の処理が完了し、更
にターレツト円板1の回転により、前記巻取りボビンは
、巻線物取り出し位置に送り込まれて、巻線物取出し装
置9により、巻線物は巻き取りボビンより取り出されて
、ベルトコンベーヤ910上に載置される。上述の如く
本発明の結束線供給装置は、結束機の一連の工程におけ
る第一工程を構成するものである。
従来、巻取ボビンへの結束線は、このボビンに線材が巻
回されて後に自動的に供給されるか又はボビンに線材が
巻回前に行われる場合には主として手作業により実施さ
れており極めて非能率的であつた。
回されて後に自動的に供給されるか又はボビンに線材が
巻回前に行われる場合には主として手作業により実施さ
れており極めて非能率的であつた。
本発明は上述の欠陥を除去することを目的とするもので
ある。
ある。
以下添付図面に基き、まず本発明の構成について説明す
る。本発明の結束線供給装置は、1結束線切断部2結束
線引出し部、3結束線保持部、4結束線押込部、5割出
し固定部より成り立つているが、共通部分としてカム装
置がついている。
る。本発明の結束線供給装置は、1結束線切断部2結束
線引出し部、3結束線保持部、4結束線押込部、5割出
し固定部より成り立つているが、共通部分としてカム装
置がついている。
以下これらの構成につき説明する。
結束線400は、供給ボビン401から引き出され、調
整ローラ群402を通つて巻取ボビン210の直下へと
導かれる。供給ボビン401に近接して調整台403が
設けられ、調整台403上には前記の調整ローラ群40
2の他にガイドフロック404と、切断装置405とが
設置されている。
整ローラ群402を通つて巻取ボビン210の直下へと
導かれる。供給ボビン401に近接して調整台403が
設けられ、調整台403上には前記の調整ローラ群40
2の他にガイドフロック404と、切断装置405とが
設置されている。
切断装置405はカム406で駆動され、ガイドブロッ
ク404の前面で結束線400の通路をクロスする2本
の刃付レバ407と408とで構成されており、刃付レ
バ407と408とはそれぞれ、その脚部が回転シャフ
ト409,410と結合されている。
ク404の前面で結束線400の通路をクロスする2本
の刃付レバ407と408とで構成されており、刃付レ
バ407と408とはそれぞれ、その脚部が回転シャフ
ト409,410と結合されている。
回転シャフト409と410はそれぞれ調整台403上
のフレーム411に回動可能に取に付けられている。又
前記ガイドブロック404もフレーム411上に固定さ
れている。回転シャフト409と410の端部には同じ
ピッチ円のギヤ412と413が固定され、両ギヤは互
に噛合つている。一方の回転シャフト409の他端には
レバ414が固定されている。切断装置405の開閉の
ためには、フレーム0に軸支されたカム406が用いら
れる(カムの回転駆動装置は省略する)。
のフレーム411に回動可能に取に付けられている。又
前記ガイドブロック404もフレーム411上に固定さ
れている。回転シャフト409と410の端部には同じ
ピッチ円のギヤ412と413が固定され、両ギヤは互
に噛合つている。一方の回転シャフト409の他端には
レバ414が固定されている。切断装置405の開閉の
ためには、フレーム0に軸支されたカム406が用いら
れる(カムの回転駆動装置は省略する)。
カム406は以下順次説明するカム441,471,4
39が装着された共通カム軸418に取り付けられてい
る。カム406の外周に当接されているレバ415は、
その一端が、フレーム0にヒンジ結合されており、バネ
416の作用により常にカム406の面より離れないよ
う付勢されている。レバ414とレバ415の先端とは
ロッド417によりヒンジ結合されている。カムレバ4
15にはカム406に当接しているカムホロワ415″
を設ける。次に切断された結束線400の端部をつかん
で引き出すためのグリツパーとその駆動装置つまり引出
し装置を説明する。
39が装着された共通カム軸418に取り付けられてい
る。カム406の外周に当接されているレバ415は、
その一端が、フレーム0にヒンジ結合されており、バネ
416の作用により常にカム406の面より離れないよ
う付勢されている。レバ414とレバ415の先端とは
ロッド417によりヒンジ結合されている。カムレバ4
15にはカム406に当接しているカムホロワ415″
を設ける。次に切断された結束線400の端部をつかん
で引き出すためのグリツパーとその駆動装置つまり引出
し装置を説明する。
引出装置420は次のような構造になつている。
スライドベース421は、その上部にリンク機構のグリ
ツパ422とシリンダ423が設置されている。巻取り
ボビン210の下方にその軸方向に配設されたグリツパ
422は、スライドベース421の端部結束線供給ボビ
ン401の側に取り付けられ、スライドベース421に
設けた一対の固定ピン426と、そのピンi;回動可能
に取り付けられた1対の開閉リンク424と、開閉リン
クにおのおのその一端を1対のピン426″で回動自在
に結合され、他端を互にピン428で回動自在に結合さ
れている一対の連動リンク427と、一端を前記ピン4
28と回動自在に結合され、中間部はスライドベース4
21の上部に取り付けられた一対のガイドブロック43
0でスライド自在に支持されている開閉ロッド429と
で構成されている。又シリンダ423のシリンダロッド
434の先端と開閉ロッド429の後端とは、ピン結合
されている。
ツパ422とシリンダ423が設置されている。巻取り
ボビン210の下方にその軸方向に配設されたグリツパ
422は、スライドベース421の端部結束線供給ボビ
ン401の側に取り付けられ、スライドベース421に
設けた一対の固定ピン426と、そのピンi;回動可能
に取り付けられた1対の開閉リンク424と、開閉リン
クにおのおのその一端を1対のピン426″で回動自在
に結合され、他端を互にピン428で回動自在に結合さ
れている一対の連動リンク427と、一端を前記ピン4
28と回動自在に結合され、中間部はスライドベース4
21の上部に取り付けられた一対のガイドブロック43
0でスライド自在に支持されている開閉ロッド429と
で構成されている。又シリンダ423のシリンダロッド
434の先端と開閉ロッド429の後端とは、ピン結合
されている。
従つてシリンダロッド423の伸縮により、開閉リンク
424の先端部425が開閉され、結束線400の端部
をつかんだり離したりすることができるのである。スラ
イドベース421の下部には、前部にフロントブロック
431、後部にリヤブ咄ンク432が取り付けられ、両
者間に断面円形のスライドロッド433が平行に2本取
り付けられている。
424の先端部425が開閉され、結束線400の端部
をつかんだり離したりすることができるのである。スラ
イドベース421の下部には、前部にフロントブロック
431、後部にリヤブ咄ンク432が取り付けられ、両
者間に断面円形のスライドロッド433が平行に2本取
り付けられている。
スライロツド433はフレーム0に取り付けられたロッ
ドガイドブロック434内に貫通して前後にスライド可
能である。フレーム0の下部には軸435が固定されて
おり、この軸にはスイングレバ436が揺動可能に取り
付けられている。
ドガイドブロック434内に貫通して前後にスライド可
能である。フレーム0の下部には軸435が固定されて
おり、この軸にはスイングレバ436が揺動可能に取り
付けられている。
スイングレバ436は図示されていないバネ等で前述の
カム軸418に取り付けられたもう一つのカム439の
外周に押し付けられるよう付勢されている。実際に前記
カム外周と接触するのは、スイングレバ436の中間部
に取り付けられたロールホロワ437で、カム軸418
の回転によつてカム439とホロワ437を介してスイ
ングレバ436は揺動する。スイングレバ436の先端
部とリヤブロック432の下部とは接続ロッド438を
介してヒンジ連結されている。
カム軸418に取り付けられたもう一つのカム439の
外周に押し付けられるよう付勢されている。実際に前記
カム外周と接触するのは、スイングレバ436の中間部
に取り付けられたロールホロワ437で、カム軸418
の回転によつてカム439とホロワ437を介してスイ
ングレバ436は揺動する。スイングレバ436の先端
部とリヤブロック432の下部とは接続ロッド438を
介してヒンジ連結されている。
今まで述べた切断装置405と引出装置420は共通の
カム軸418に取り付けられた二つのカム406,43
9によつて動かされるが、軸418には更に二つのカム
441,471が並列して取り付けられている。更に二
つのスイングレバ443と473がフレーム0に固定さ
れた共通の支軸444を支点として回動自在に取り付け
られて、それぞれスイングレバの中間にカムホロワ44
2,472を有しており、これらのカムホロワはそれぞ
れカム441,471の外周面に接触している。
カム軸418に取り付けられた二つのカム406,43
9によつて動かされるが、軸418には更に二つのカム
441,471が並列して取り付けられている。更に二
つのスイングレバ443と473がフレーム0に固定さ
れた共通の支軸444を支点として回動自在に取り付け
られて、それぞれスイングレバの中間にカムホロワ44
2,472を有しており、これらのカムホロワはそれぞ
れカム441,471の外周面に接触している。
上述のそれぞれのレバは、それぞれのバネ手段等(図示
されていない)によりカム面とカムホロワが接触を保つ
ように付勢されている。結束線保持装置440は先端部
が巻取りボビン210の内側プロフィルとほぼ一致した
形状を持つ一対の開閉翼448を有しており、その開閉
翼の下部はそれぞれ一対の平行に設置されたシャフト4
49に固定されている。
されていない)によりカム面とカムホロワが接触を保つ
ように付勢されている。結束線保持装置440は先端部
が巻取りボビン210の内側プロフィルとほぼ一致した
形状を持つ一対の開閉翼448を有しており、その開閉
翼の下部はそれぞれ一対の平行に設置されたシャフト4
49に固定されている。
一対のシャフト449はそれぞれフレーム0に固定され
た一対の支持ブロック447に回動自在に支持され、お
のおのの一端には同じ歯数の平歯車450が噛合可能に
装着される。一方のシャフト449の他端には開閉レバ
446の一端が取り付けられている。又開閉レバ446
の他端とスイングレバ443の先端部とは中間ロッド4
45を介してヒンジ結合されている。結束線押込みプレ
ート470はフレーム0に回転自在に支えられた6個の
溝付のガイドローラ474でその外側部がガイドされて
、上下にスライド移動できるようになつている。
た一対の支持ブロック447に回動自在に支持され、お
のおのの一端には同じ歯数の平歯車450が噛合可能に
装着される。一方のシャフト449の他端には開閉レバ
446の一端が取り付けられている。又開閉レバ446
の他端とスイングレバ443の先端部とは中間ロッド4
45を介してヒンジ結合されている。結束線押込みプレ
ート470はフレーム0に回転自在に支えられた6個の
溝付のガイドローラ474でその外側部がガイドされて
、上下にスライド移動できるようになつている。
押込みプレート470の上方の先端部47『は、前述の
開閉翼448同様巻取りボビン210の内側面プロフィ
ルとほぼ同形状をしていて、開閉翼448の一対のシャ
フト449の間隙を通過可能に開閉翼448の間に設置
されている。
開閉翼448同様巻取りボビン210の内側面プロフィ
ルとほぼ同形状をしていて、開閉翼448の一対のシャ
フト449の間隙を通過可能に開閉翼448の間に設置
されている。
また押込みプレート470の下部とスイングレバ473
の先端部とは中間軸475でヒンジ結合されている。次
に結束線供給位置での割出し固定装置320の構成並に
これに関連する部材の構成について説明する。
の先端部とは中間軸475でヒンジ結合されている。次
に結束線供給位置での割出し固定装置320の構成並に
これに関連する部材の構成について説明する。
前述のように、円板ブラケット11には巻取り位置から
見て両隣の位置と一番遠い位置の三ケ所つまり結束線供
給位置4、結束位置7並に端末処理位置8には、巻取り
ボビン113ずつ回転させるための割出しとその回転を
阻止すべく固定する装置とが設けられている。円板ブラ
ケット11には、L型ブラケット321が設けられ、そ
の先端部にブロック322が取り付けられている。
見て両隣の位置と一番遠い位置の三ケ所つまり結束線供
給位置4、結束位置7並に端末処理位置8には、巻取り
ボビン113ずつ回転させるための割出しとその回転を
阻止すべく固定する装置とが設けられている。円板ブラ
ケット11には、L型ブラケット321が設けられ、そ
の先端部にブロック322が取り付けられている。
ブロック322には貫通軸323と軸324がそれぞれ
一対の軸受325と326で回転自在に支えられている
。貫通軸323の先端には大ギヤ328と噛合している
小ギヤ327が設けられる。又大ギヤ328にはレバ3
29が固定されており、このレバ329の先端には切欠
き330が設けられ、更にその切欠き330には板カム
14に取り付けられた伝動ピン331が嵌合されている
。
一対の軸受325と326で回転自在に支えられている
。貫通軸323の先端には大ギヤ328と噛合している
小ギヤ327が設けられる。又大ギヤ328にはレバ3
29が固定されており、このレバ329の先端には切欠
き330が設けられ、更にその切欠き330には板カム
14に取り付けられた伝動ピン331が嵌合されている
。
また貫通軸323の小ギヤ327と反対側にはその先端
部に突起332を有する揺動レバ333が固定され、こ
の揺動レバ333の先端部に設けられたピン335を中
心として揺動可能に取り付けられているラッチ334の
先端部にはフック゛338が取り付けられており、フッ
ク338の後端部は揺動レバ上に立設したピン336に
当接している。ラッチ334の中間部と揺動レバの突起
332との間にバネ337が張り勝手に設けられている
。また円板ブラケット11に取り付けたブラケット33
9にはピン340が設けられている。
部に突起332を有する揺動レバ333が固定され、こ
の揺動レバ333の先端部に設けられたピン335を中
心として揺動可能に取り付けられているラッチ334の
先端部にはフック゛338が取り付けられており、フッ
ク338の後端部は揺動レバ上に立設したピン336に
当接している。ラッチ334の中間部と揺動レバの突起
332との間にバネ337が張り勝手に設けられている
。また円板ブラケット11に取り付けたブラケット33
9にはピン340が設けられている。
このピン340には、その先端に突起342を有するス
トツプレバ341が回動自在に取り付けられている。ス
トツプレパ341の後端に回動自在に取り付けられてい
るローラ343には板カムの凹部面に当接されている。
ブラケット339とストツプレバ341との間にはねじ
りバネ344がピン340を取り囲むように取り付けら
れて、ストツプレバを第8図矢印Aの方向に付勢してい
る。ターレツト円板1の駆動軸310の外側に設けたブ
ラケット10には、制御部270に設けた第1フランジ
272が通常時に位置する場所に対応して、円板ブラケ
ット11がターレツト軸線と直交する平面を形成するよ
うに固定される。円板ブラケット11と同一外径を具え
たリング状補助ブラケット12がリングスペーサ39を
介して円板ブラケットに取付けられる。この円板ブラケ
ット11と補助ブラケット12の外周に挾まれて、第1
フランジ272の軸方向への移動を規制される。又円板
ブラケット11には前記補助ブラケット12の外に、第
1柱状ブラケット13第2柱状ブラケット15がそれぞ
れターレツト円板駆動軸310の中心線より等距離に各
々3本設置される。前記第1ブラケット15は第2柱状
ブラケットより長さが短い。前記両ブラケットは、ドー
ナツ状の板カム16,14を、それぞれガイド溝38,
37により回転移動可能に保持している。又板カム16
,14は、本体フレーム0に取付けら.れた共通ブラケ
ット40に揺動可能に取付けられたシリンダ24,23
のそれぞれれのロッド26,25の先端に設けたピース
30,29とヒンジ結合されたピン28,27を具えて
いる。巻取りボビンの回転軸251は一端部に巻取り.
ボビン210、他端に制御部270が装置され、その中
間部は軸受部250で回転自在に支承される。制御部2
70の構成について説明すれば、ローラ271の両側に
第1フランジ272、第2フラーンジ273が設けられ
、第1フランジ272には、その外径部の円周を3等分
する位置に三ケ所末広がりの三角状切欠276が設けら
れる。
トツプレバ341が回動自在に取り付けられている。ス
トツプレパ341の後端に回動自在に取り付けられてい
るローラ343には板カムの凹部面に当接されている。
ブラケット339とストツプレバ341との間にはねじ
りバネ344がピン340を取り囲むように取り付けら
れて、ストツプレバを第8図矢印Aの方向に付勢してい
る。ターレツト円板1の駆動軸310の外側に設けたブ
ラケット10には、制御部270に設けた第1フランジ
272が通常時に位置する場所に対応して、円板ブラケ
ット11がターレツト軸線と直交する平面を形成するよ
うに固定される。円板ブラケット11と同一外径を具え
たリング状補助ブラケット12がリングスペーサ39を
介して円板ブラケットに取付けられる。この円板ブラケ
ット11と補助ブラケット12の外周に挾まれて、第1
フランジ272の軸方向への移動を規制される。又円板
ブラケット11には前記補助ブラケット12の外に、第
1柱状ブラケット13第2柱状ブラケット15がそれぞ
れターレツト円板駆動軸310の中心線より等距離に各
々3本設置される。前記第1ブラケット15は第2柱状
ブラケットより長さが短い。前記両ブラケットは、ドー
ナツ状の板カム16,14を、それぞれガイド溝38,
37により回転移動可能に保持している。又板カム16
,14は、本体フレーム0に取付けら.れた共通ブラケ
ット40に揺動可能に取付けられたシリンダ24,23
のそれぞれれのロッド26,25の先端に設けたピース
30,29とヒンジ結合されたピン28,27を具えて
いる。巻取りボビンの回転軸251は一端部に巻取り.
ボビン210、他端に制御部270が装置され、その中
間部は軸受部250で回転自在に支承される。制御部2
70の構成について説明すれば、ローラ271の両側に
第1フランジ272、第2フラーンジ273が設けられ
、第1フランジ272には、その外径部の円周を3等分
する位置に三ケ所末広がりの三角状切欠276が設けら
れる。
又第2フランジ273には、その側面の円周を3等分す
る位置にロールピン277が各々回転自在に設けられて
いる。又前記ロールピンの外側の第2フランジ277の
外周には各々末広がり三角状切欠き278も三ケ設けら
れている。
る位置にロールピン277が各々回転自在に設けられて
いる。又前記ロールピンの外側の第2フランジ277の
外周には各々末広がり三角状切欠き278も三ケ設けら
れている。
次に本発明の装置により結束線が供給される対象となる
巻取りボビン210の構成について説明する。
巻取りボビン210の構成について説明する。
巻取りボビンは小フランジ211、大フランジ213、
これらの接続部をなす円筒部215とよりなる。
これらの接続部をなす円筒部215とよりなる。
前記大フランジ213の翼220には同一円周上に3等
分した点に三つの穴233が穿設され、この穴の中心軸
線はボビンの中心軸線と平行である。巻取りボビンの円
筒部215、小フランジ211、大フランジ213で形
成する面と、前記穴233の中心軸線およびボビン中心
軸線を含む3枚の半平面との交線上には巾が狭い浅い溝
234a,234b,234cが小フランジ211の最
外部から大フランジ213の最外部まで連続的に穿設さ
れてなり、従つて、前記溝234は大、小フランジ上に
各3ケ所放射状に設けられると共に3分割された円筒部
215の曲面部216にもそれぞれ1ケ所づつ設けられ
る。而して小フランジ211、円筒部215、大フラン
ジ213が組合されてーケの巻取りボビン210を構成
するとき3本の連続溝234a,234b,234cが
巻取りボビンの内周面に等間隔に形成される。更に円筒
部215にはその巾が不等間隔な溝237が曲面部21
6に設けられる。これらの溝237a,237b,23
7cは巻線を巻取りボビンに巻き始める際にその端部を
引掛ける役割をなすものである。又前記溝234は本発
明の装置により結束線400を押込んでその結束線を係
止するためのものである。本発明の結束線供給装置の作
用について、結束線供給工程との関連において説明する
。
分した点に三つの穴233が穿設され、この穴の中心軸
線はボビンの中心軸線と平行である。巻取りボビンの円
筒部215、小フランジ211、大フランジ213で形
成する面と、前記穴233の中心軸線およびボビン中心
軸線を含む3枚の半平面との交線上には巾が狭い浅い溝
234a,234b,234cが小フランジ211の最
外部から大フランジ213の最外部まで連続的に穿設さ
れてなり、従つて、前記溝234は大、小フランジ上に
各3ケ所放射状に設けられると共に3分割された円筒部
215の曲面部216にもそれぞれ1ケ所づつ設けられ
る。而して小フランジ211、円筒部215、大フラン
ジ213が組合されてーケの巻取りボビン210を構成
するとき3本の連続溝234a,234b,234cが
巻取りボビンの内周面に等間隔に形成される。更に円筒
部215にはその巾が不等間隔な溝237が曲面部21
6に設けられる。これらの溝237a,237b,23
7cは巻線を巻取りボビンに巻き始める際にその端部を
引掛ける役割をなすものである。又前記溝234は本発
明の装置により結束線400を押込んでその結束線を係
止するためのものである。本発明の結束線供給装置の作
用について、結束線供給工程との関連において説明する
。
供給ボビン401に巻回された結束線400は予め手作
業により引き出されて、調整ローラ402、ガイドブロ
ック404間をへて、刃付レバ407,408が開いた
状態の切断装置まで達した際に、本発明の供給装置を作
動させると、カム軸418に取付けたカム439が、前
記カム軸の回転に伴いスイングアーム436に設けたカ
ムホロワ437に当接するので、前記スイングアームは
軸435を芯として左方向(第4図に向つて)移動する
から接続ロッド438、リヤブロック432を介して、
前記スイングバ436に連結されたスライドバ433は
、スライドブロック434内を左方向(第4図に向つて
)に摺動をなしこのスライドバの端部のフロントブロッ
ク431並にリヤブロック432と連結しているスライ
ドベース421と共に同一方向に移動する。と同時スラ
イドベース421上に設けられたグリツパ422も同一
方向に移動して、前記のように切断装置405まで到達
している結束線400の端部は、グリツパ422の一対
の開閉リンク424の先端部425が閉じることにより
、グリツパ422に挾持される。前記開閉リンク先端部
425の開閉は、シリンダ423の作動により、開閉ロ
ッド429がスライドベース421に設けたガイドブロ
ック430内を前後に摺動することにより行われる。グ
リツパ422の先端部425で結束線400を挾持する
と、スイングバ436は、カム439とホロワ437と
の当接作用により、軸435を芯として前記と反対方向
に(第4図に向つて右方向)に傾動し、スイングレバ4
36に接続している関連部材を右方向に移動させるから
、結束線400は、供給ボビン401より引き出され巻
取りボビン210の下方に緊張状態で配設される。
業により引き出されて、調整ローラ402、ガイドブロ
ック404間をへて、刃付レバ407,408が開いた
状態の切断装置まで達した際に、本発明の供給装置を作
動させると、カム軸418に取付けたカム439が、前
記カム軸の回転に伴いスイングアーム436に設けたカ
ムホロワ437に当接するので、前記スイングアームは
軸435を芯として左方向(第4図に向つて)移動する
から接続ロッド438、リヤブロック432を介して、
前記スイングバ436に連結されたスライドバ433は
、スライドブロック434内を左方向(第4図に向つて
)に摺動をなしこのスライドバの端部のフロントブロッ
ク431並にリヤブロック432と連結しているスライ
ドベース421と共に同一方向に移動する。と同時スラ
イドベース421上に設けられたグリツパ422も同一
方向に移動して、前記のように切断装置405まで到達
している結束線400の端部は、グリツパ422の一対
の開閉リンク424の先端部425が閉じることにより
、グリツパ422に挾持される。前記開閉リンク先端部
425の開閉は、シリンダ423の作動により、開閉ロ
ッド429がスライドベース421に設けたガイドブロ
ック430内を前後に摺動することにより行われる。グ
リツパ422の先端部425で結束線400を挾持する
と、スイングバ436は、カム439とホロワ437と
の当接作用により、軸435を芯として前記と反対方向
に(第4図に向つて右方向)に傾動し、スイングレバ4
36に接続している関連部材を右方向に移動させるから
、結束線400は、供給ボビン401より引き出され巻
取りボビン210の下方に緊張状態で配設される。
この状態においては、切断装置405並に開閉保持装置
440は開いた状態にあり、且押込みプレート470は
開閉保持装置440の下方に位置する。(第4図参照)
。次に開いた状態にある開閉保持装置440の閉鎖が行
われ結束線400の保持が行われる。別のスイングレバ
443は、回転するカム441とカムホロワ442との
接触により、支軸444を芯として上方に押上げられる
と、このスイングレバ443と端部において連結してい
る中間ロッド445並に開閉保持装置440のシャフト
449と連結されている開閉レバ446を介して、一対
のシャフト449を回動させるので、これらのシャフト
端部に装着された一対の平歯車450は互に噛合しつ)
相反する方向に回動するので、開閉保持装置の一対の開
閉翼448を閉の状態となり、結束線400を、その内
側両面でだきか)える。次に切断装置405の刃付レバ
407,408が互に内側方向に(第2図Bに向つて)
作動し、前記のように開閉保持装置の開閉翼448に保
持されている結束線の一端部を剪断する。
440は開いた状態にあり、且押込みプレート470は
開閉保持装置440の下方に位置する。(第4図参照)
。次に開いた状態にある開閉保持装置440の閉鎖が行
われ結束線400の保持が行われる。別のスイングレバ
443は、回転するカム441とカムホロワ442との
接触により、支軸444を芯として上方に押上げられる
と、このスイングレバ443と端部において連結してい
る中間ロッド445並に開閉保持装置440のシャフト
449と連結されている開閉レバ446を介して、一対
のシャフト449を回動させるので、これらのシャフト
端部に装着された一対の平歯車450は互に噛合しつ)
相反する方向に回動するので、開閉保持装置の一対の開
閉翼448を閉の状態となり、結束線400を、その内
側両面でだきか)える。次に切断装置405の刃付レバ
407,408が互に内側方向に(第2図Bに向つて)
作動し、前記のように開閉保持装置の開閉翼448に保
持されている結束線の一端部を剪断する。
剪断作動は次の様に行われる。
カム軸418に装着されたカム406が前記軸418の
回転に伴い、レバ415に設けたカムホロワ415″に
接触して、レバ415を上方に押上げると、この上昇運
動はロッド417、レバ414を介して回転シャフト4
09の回動運動となり、この回転シャフト409の端部
に設けたギヤ412と、もう一つの回転シャフト410
の端部に設けたギヤ413とは互に相反する方向に回動
する。従つて前記一対の回転シャフト409,410に
装着された一対の刃付レバ407,408が内側方向に
作動し、結束線400を剪断する。
回転に伴い、レバ415に設けたカムホロワ415″に
接触して、レバ415を上方に押上げると、この上昇運
動はロッド417、レバ414を介して回転シャフト4
09の回動運動となり、この回転シャフト409の端部
に設けたギヤ412と、もう一つの回転シャフト410
の端部に設けたギヤ413とは互に相反する方向に回動
する。従つて前記一対の回転シャフト409,410に
装着された一対の刃付レバ407,408が内側方向に
作動し、結束線400を剪断する。
前記剪断作業が完了すると、押込みプレート470に連
動するスイングレバ473が、カム471とカムホロワ
472との接触により、支軸444を軸として上方に押
上げられると、押込みプレ”一ト470はガイド474
に案内されて上昇し、プレートの上端部47『で、その
一端がグリツパ422により挾着された結束線400を
押上げて、この結束線を巻取りボビン210の小フラン
ジ211、円筒部215、大フランジ213に連設した
溝例えば234aの中に下方より押込む。押込まれた結
束線は菖状に上記溝内に係止される。切断された結束線
400が押込みプレート470で前記溝内に押込まれる
寸前に引き出し装置420のグリツパ442は、開閉ロ
ッド429の前進作動により、開閉リンク先端部425
が開き、結束線400の挾持は解放される。
動するスイングレバ473が、カム471とカムホロワ
472との接触により、支軸444を軸として上方に押
上げられると、押込みプレ”一ト470はガイド474
に案内されて上昇し、プレートの上端部47『で、その
一端がグリツパ422により挾着された結束線400を
押上げて、この結束線を巻取りボビン210の小フラン
ジ211、円筒部215、大フランジ213に連設した
溝例えば234aの中に下方より押込む。押込まれた結
束線は菖状に上記溝内に係止される。切断された結束線
400が押込みプレート470で前記溝内に押込まれる
寸前に引き出し装置420のグリツパ442は、開閉ロ
ッド429の前進作動により、開閉リンク先端部425
が開き、結束線400の挾持は解放される。
押込みプレート470はスイングレバ473の下降に伴
い前記上昇時と反対の運動を繰り返えし元の位置まで下
降復帰する。
い前記上昇時と反対の運動を繰り返えし元の位置まで下
降復帰する。
更に開閉保持装置の開閉翼448、スイングレバ443
の下降運動により中間ロッド445を介して、開閉レバ
446を下降せしめるので、上昇時と反対の運動を繰り
返し元の開にいた状態に復・帰する。
の下降運動により中間ロッド445を介して、開閉レバ
446を下降せしめるので、上昇時と反対の運動を繰り
返し元の開にいた状態に復・帰する。
この様にして一定長に切断された結束線400は、巻取
りボビン210の連続溝例えば234aに菖状に係止さ
れる。
りボビン210の連続溝例えば234aに菖状に係止さ
れる。
上記一連の作用が完了すると、巻取りボビンは、別に設
けた割り出し固定装置の作用により、所定角度回転し、
更に新しい連続溝例えば234bを開閉保持装置440
の上方位置に移動させるので、結束装置は、前記説明と
同様に、この新しい連続溝234bに結束線400を供
給することができる。
けた割り出し固定装置の作用により、所定角度回転し、
更に新しい連続溝例えば234bを開閉保持装置440
の上方位置に移動させるので、結束装置は、前記説明と
同様に、この新しい連続溝234bに結束線400を供
給することができる。
次に順次残りの連続溝234cにも同様に結束線を供給
して、全巻取りボビンへの結束線供給作用を完了する。
巻取りボビン210の割り出し固定装置作用は次のとお
りである。
して、全巻取りボビンへの結束線供給作用を完了する。
巻取りボビン210の割り出し固定装置作用は次のとお
りである。
先づ第一に、板カム16,14の揺動運動について説明
する。
する。
フレームに設けたブラケット40上に立設したシリンダ
24,23が作動し、これらに連結されたロッド26,
25をそれぞれ上下動させると、ロッドの先端のピース
30,29に枢着されたピース28,27を介して板カ
ム16,14がそれぞれ所定角度揺動運動をなす。先づ
板カム14の左方向(第11図に向つて)への移動に応
じてこのカム14に設けたピン331に、その切欠部3
30で嵌合しているレバ329が回動し、このレバーに
、軸324を介して固定された大ギヤ328が回転する
。貫通軸323の一端部に固定された小ギヤ327が前
記大ギヤ328に噛合しつ)反対方向に回動すると、こ
の貫通軸323の他端に取付けた揺動レバ333も同一
方向に貫通軸323を芯として回動するので、揺動レバ
333の回動に応じて、このレバのピン335に枢着さ
れたフック338もバネ337に支持されたま)上方へ
(第11図に向つて)押上げられ、そのフック338は
上方位置にある制御装置の第2フランジ273に立設し
た三つのロールピン277の一つに引掛けられる。次に
、板カム14が前記の反対方向すなわち右方向へと移動
すると、前述と全く反対の作用により、関係部材が元の
位置に復帰する。
24,23が作動し、これらに連結されたロッド26,
25をそれぞれ上下動させると、ロッドの先端のピース
30,29に枢着されたピース28,27を介して板カ
ム16,14がそれぞれ所定角度揺動運動をなす。先づ
板カム14の左方向(第11図に向つて)への移動に応
じてこのカム14に設けたピン331に、その切欠部3
30で嵌合しているレバ329が回動し、このレバーに
、軸324を介して固定された大ギヤ328が回転する
。貫通軸323の一端部に固定された小ギヤ327が前
記大ギヤ328に噛合しつ)反対方向に回動すると、こ
の貫通軸323の他端に取付けた揺動レバ333も同一
方向に貫通軸323を芯として回動するので、揺動レバ
333の回動に応じて、このレバのピン335に枢着さ
れたフック338もバネ337に支持されたま)上方へ
(第11図に向つて)押上げられ、そのフック338は
上方位置にある制御装置の第2フランジ273に立設し
た三つのロールピン277の一つに引掛けられる。次に
、板カム14が前記の反対方向すなわち右方向へと移動
すると、前述と全く反対の作用により、関係部材が元の
位置に復帰する。
従つてフック338はロールピン277の一つを引掛け
たまま元の位置に戻るので、ロールピン277と共に制
御部270を所定角度(本実施例では1200回転させ
る。この様にして前記フック338の作動により、制御
部270は、ロールピン277の数だけ(本実施例にお
いては3回)順次間欠的に回動する。従つて、この制御
部270と軸251を介して連結している巻取りボビン
210も所定角度づつ同一方向に間欠的に回転する。前
述の如く制御部で巻取りボビンの所定角度回転を実施す
る以前に、制御部270で巻取りボビンを所定位置に係
止するよう割出す装置が必要である。
たまま元の位置に戻るので、ロールピン277と共に制
御部270を所定角度(本実施例では1200回転させ
る。この様にして前記フック338の作動により、制御
部270は、ロールピン277の数だけ(本実施例にお
いては3回)順次間欠的に回動する。従つて、この制御
部270と軸251を介して連結している巻取りボビン
210も所定角度づつ同一方向に間欠的に回転する。前
述の如く制御部で巻取りボビンの所定角度回転を実施す
る以前に、制御部270で巻取りボビンを所定位置に係
止するよう割出す装置が必要である。
この目的は、カム16の凹凸状面を摺動するストッパ3
41によつて達成される。すなわち、カム14が揺動運
動を起し、フック338がロールピン227に引掛けら
れる以前に、別のカム16が左方向(第8図に向つて)
移動すれば、ストッパ341のローラ343はカム16
の凹面上より凸面上に乗り上げるので、ピン340に巻
着されてA方向に付勢されているねじりバネ344の作
用と共働して、ストップ341は、ピン340を芯とし
て上方に立起り、その突起342は制御部270の第2
フランジ273に立設したロールピン2774の外側に
位置するよう第2フランジの外周面に穿設した三つの溝
278の一つに係合して、第2フランジの回転を規制す
る。従つてこの規制を通じて巻取りボビン210の定位
置停止が実施できる。前記溝278へのストッパ341
の突起342の係止状態は、前述の如くカム14の揺動
により、揺動レバ333のフック338が、ロールピン
277の一つの位置まで上昇して、このピンに引掛けら
れるまて継続する。
41によつて達成される。すなわち、カム14が揺動運
動を起し、フック338がロールピン227に引掛けら
れる以前に、別のカム16が左方向(第8図に向つて)
移動すれば、ストッパ341のローラ343はカム16
の凹面上より凸面上に乗り上げるので、ピン340に巻
着されてA方向に付勢されているねじりバネ344の作
用と共働して、ストップ341は、ピン340を芯とし
て上方に立起り、その突起342は制御部270の第2
フランジ273に立設したロールピン2774の外側に
位置するよう第2フランジの外周面に穿設した三つの溝
278の一つに係合して、第2フランジの回転を規制す
る。従つてこの規制を通じて巻取りボビン210の定位
置停止が実施できる。前記溝278へのストッパ341
の突起342の係止状態は、前述の如くカム14の揺動
により、揺動レバ333のフック338が、ロールピン
277の一つの位置まで上昇して、このピンに引掛けら
れるまて継続する。
その後板カム16の右方向への移動が行われると、スト
ッパ341のローラ343はカム16の凸面上により凹
面上に入り込み、ストッパ341はねじりバネ344の
弾性力に抗して下方に傾動するから(第12図参照)ス
トッパ341の突起342は溝278より外れる。
ッパ341のローラ343はカム16の凸面上により凹
面上に入り込み、ストッパ341はねじりバネ344の
弾性力に抗して下方に傾動するから(第12図参照)ス
トッパ341の突起342は溝278より外れる。
本発明の装置、方法によれば、巻取りボビンに、線材を
巻取る以前に、適宜な数の結束線を自動的に供給できる
もので、従来例の如く、巻取りボビンに線材を巻回後こ
れを結束するものに比較し、結束線による結束作業を容
易且迅速に実施できるものてあると共に手作業等により
実施する等の非能率的作業を除去する等の効果がある。
巻取る以前に、適宜な数の結束線を自動的に供給できる
もので、従来例の如く、巻取りボビンに線材を巻回後こ
れを結束するものに比較し、結束線による結束作業を容
易且迅速に実施できるものてあると共に手作業等により
実施する等の非能率的作業を除去する等の効果がある。
図面の簡単な説明添付図面は本発明の実施例を図示する
ものである。
ものである。
第1図は本発明の結束機の正面図、第2図Aは切断装置
の側面図、第2図Bは切断装置の正面図、第3図は切断
装置部分詳図、第4図は結束線引出し装置、結束線保持
装置、結束線押込み装置の側面図。第5図は第4図の矢
印Aの方向に見た結束線引出し装置のグリツパの平面図
、第6図は第5図の一部断面を示す側面図、第7図は第
5図のB−Bに沿つた断面図、第8図は結束線引出し装
置の正面図、第9図は結束線保持装置、押込み装置の正
面図。第10図Aは割出し固定装置の断面詳図、第10
図Bは制御部第2フランジの正面図、第11図は回転割
出し部分路線図、第12図は回転規制部分路線図、第1
3図Aは巻取りボビン側面図、同Bは正面図、同Cは大
フランジ円筒部の部分図。0はフレーム、2はターレツ
ト円板、4は結束線供給装置、5は線掛け装置、8は端
末処理装置、9は巻線物取出し装置、10はシリンダブ
ラケット、11は円板ブラケット、14,16は板カム
、210は巻取りボビン、211は小フランジ、213
は大フランジ、215は円筒部、234は連続溝、23
7は溝、270は制御部、272は第1フランジ、27
3は第2フランジ、277はロールピン、278は切欠
き、320は割出し固定装置、327は小ギヤ、328
は大ギヤ、329はレバ、332は突起、333は揺動
レバ、341はストッパ、400は結束線、405は切
断装置、407,408は刃付レバ、409はシャフト
、414,415はレバ、417はロッド、420は引
出し装置、422はグリツパ、423はシリンダ、43
3はスライドブロック、436はスイングレバ、440
は開閉保持装置、443はスイングレバ、445は罎ン
ド、446は開閉レバ、448は開閉翼、449はシャ
フト、470は押込みプレート、473はスイングレバ
、474はガイドローラ、475は中間軸。
の側面図、第2図Bは切断装置の正面図、第3図は切断
装置部分詳図、第4図は結束線引出し装置、結束線保持
装置、結束線押込み装置の側面図。第5図は第4図の矢
印Aの方向に見た結束線引出し装置のグリツパの平面図
、第6図は第5図の一部断面を示す側面図、第7図は第
5図のB−Bに沿つた断面図、第8図は結束線引出し装
置の正面図、第9図は結束線保持装置、押込み装置の正
面図。第10図Aは割出し固定装置の断面詳図、第10
図Bは制御部第2フランジの正面図、第11図は回転割
出し部分路線図、第12図は回転規制部分路線図、第1
3図Aは巻取りボビン側面図、同Bは正面図、同Cは大
フランジ円筒部の部分図。0はフレーム、2はターレツ
ト円板、4は結束線供給装置、5は線掛け装置、8は端
末処理装置、9は巻線物取出し装置、10はシリンダブ
ラケット、11は円板ブラケット、14,16は板カム
、210は巻取りボビン、211は小フランジ、213
は大フランジ、215は円筒部、234は連続溝、23
7は溝、270は制御部、272は第1フランジ、27
3は第2フランジ、277はロールピン、278は切欠
き、320は割出し固定装置、327は小ギヤ、328
は大ギヤ、329はレバ、332は突起、333は揺動
レバ、341はストッパ、400は結束線、405は切
断装置、407,408は刃付レバ、409はシャフト
、414,415はレバ、417はロッド、420は引
出し装置、422はグリツパ、423はシリンダ、43
3はスライドブロック、436はスイングレバ、440
は開閉保持装置、443はスイングレバ、445は罎ン
ド、446は開閉レバ、448は開閉翼、449はシャ
フト、470は押込みプレート、473はスイングレバ
、474はガイドローラ、475は中間軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 巻取りボビンに巻線物を形成し複数ケ所結束する装
置において、巻取りホビンに線材を巻きとる以前に予め
前記線材を結束するための結束線を供給するに際し、供
給ボビンより引出されて一定長に切断された結束線を巻
取りボビンの内周面に軸方向に連続的に形成した複数本
の溝の一つに対向するように配設された保持装置で保持
し、この保持装置に摺動可能に装着され、前記ボビンの
内周面に形成された連続溝と同一形状の先端部を有する
押込板を前進させて、その先端部で結束線を前記溝に押
込み、次に巻取りボビンを回動せしめて、隣接する他の
溝を前記保持装置の位置に臨ましめることを特徴とする
結束線の供給方法。 2 巻取りボビンが線材を巻取つて巻線物を形成し、複
数ケ所結束する前にあらかじめ前記巻取りボビンに結束
線を供給する装置において、開閉自在のグリップとこの
グリップを所定距離水平往復動可能な機構とを具えた結
束線引出し装置と、駆動レバ機構に連動された開閉可能
な一対の刃物からなる結束線切断装置と、駆動レバ機構
に連結された一対のシャフトに、先端部が巻取りボビン
の内側プロフィルとほぼ一致した形状の一対の開閉翼を
回動自在に装着し、この開閉翼を巻取りボビンの内周面
に近接して設けた結束線保持装置と、先端部が前記開閉
翼先端部と同一形状の押込プレートが、前記一対の開閉
翼の間隙を上下に摺動し、その上昇位置において、巻取
りボビンの内側面にボビン回転中心から等角度に設けた
複数の連続溝に嵌合するよう作動する駆動レバ機構と、
前記連続溝の一つと隣接するそれとのなす角度だけずつ
ボビンを間欠的に回転するラチエツト機構による結束線
供給位置割出し装置とを有する結束線押込み装置とを具
えた結束線供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16122780A JPS6058150B2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 結束線供給方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16122780A JPS6058150B2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 結束線供給方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5785766A JPS5785766A (en) | 1982-05-28 |
JPS6058150B2 true JPS6058150B2 (ja) | 1985-12-18 |
Family
ID=15731040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16122780A Expired JPS6058150B2 (ja) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | 結束線供給方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058150B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW225020B (ja) * | 1992-08-11 | 1994-06-11 | Nisca Corp | |
CN106218993A (zh) * | 2016-08-26 | 2016-12-14 | 赣州金信诺电缆技术有限公司 | 一种线缆自动剪裁捆扎装置 |
-
1980
- 1980-11-15 JP JP16122780A patent/JPS6058150B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5785766A (en) | 1982-05-28 |
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