[go: up one dir, main page]

JPS6056999B2 - 花火 - Google Patents

花火

Info

Publication number
JPS6056999B2
JPS6056999B2 JP11529880A JP11529880A JPS6056999B2 JP S6056999 B2 JPS6056999 B2 JP S6056999B2 JP 11529880 A JP11529880 A JP 11529880A JP 11529880 A JP11529880 A JP 11529880A JP S6056999 B2 JPS6056999 B2 JP S6056999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
explosive
fireworks
firework
gunpowder
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11529880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5741598A (en
Inventor
政夫 細谷
ピエ−ル・アラン・ユベ−ル
文夫 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosoya Fireworks Co Ltd
Original Assignee
Hosoya Fireworks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosoya Fireworks Co Ltd filed Critical Hosoya Fireworks Co Ltd
Priority to JP11529880A priority Critical patent/JPS6056999B2/ja
Publication of JPS5741598A publication Critical patent/JPS5741598A/ja
Publication of JPS6056999B2 publication Critical patent/JPS6056999B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、花火に関し、特に火の粉の尾を引い、て上
昇した後、空中で火の花を開かせる花火に関するもので
ある。
花火には、打ち揚げ後火の粉の尾を引きながら上昇し
、ついで空中で菊や牡丹のような同心円状の火の花を開
かせる打ち揚げ花火や打ち揚げ後火の粉の尾を引きなが
ら上昇する飛翔物と称される玩具花火などがある。
そして、火の粉の尾を引いて上昇する打ち揚げ花火は
「昇り竜」と称され、また、空中で火の花を開かせる打
ち揚げ花火は「割物」と称されている。
ところで、従来、割物には種々の構造を有するものが
あるが、比較的簡単な割物は、第1図に示すように中央
部に花火玉1を割るための火薬2を置き、その火薬1の
周囲に、火薬、発色剤、発煙剤などを練つた塊りである
星3を密閉配置し、この星3の外側をたとえば新聞紙な
どの内皮4で包み、さらにその上面を厚くて丈夫な紙か
らなる玉皮5で包み、その玉皮5の外から火薬2まで貫
通する導火線6が差し込まれた構造となつている。
また、「昇り竜」は、前記割物に、打ち揚げの際の衝撃
に耐えることのできる強靭な取手を設け、これに小さな
花火を取り付けたり、あるいは割物の外側全体に引剤を
塗り掛けたりしてなる構造となつている。そして、「昇
り竜」であると共に「割物」である打ち揚げ花火を打ち
揚げると、打ち揚げの際に取手に取り付けた小さな花火
や引剤に着火、燃焼することにより火の粉の尾を引きな
がら打揚花火が上昇し、ついで空中で火薬2が燃焼炸裂
して星3が八方に飛散すると共に星3が燃焼することに
より菊や牡丹のような同心円状の火の花が開くのである
。 しカルながら、前記のような打揚花火のうち比較的
構造の簡単なものであつても、菊や牡丹のようにきれい
な真円を描いた火の花を開かせるには、前記星3を均一
に四方八方に火薬2で飛ばさなければならないので、前
記火薬2の周囲に前記星3を均一に配置すると共に、前
記火薬2の爆発力と玉皮5の強度とのバランスを微妙に
調節しなければならないばかりか、球状の玉皮5の強度
を玉皮5全体にわたつて均一にしなければならないとい
う問題点がある。
また、確実に火の粉の尾を引きながら打揚花火を打ち揚
げるためには、打ち揚げの際の衝撃や加速度によつて取
手に取り付けた小さな花火が破壊されないようにすると
共に、打ち揚げ時に小さな花火に確実に着火するように
しなければならない。また、飛翔物と称される玩具花火
においても、原理的には、打揚花火におけるように、玩
具花火筒内の火薬の周囲に星を密閉すれば、打ち揚げ後
火の粉の尾を引かせながら上昇させ、ついで空中で火の
花を開かせることができる。
しかしながら、玩具花火は打揚花火よりもはるかに小形
であるので、空中で火の花を開かせることのできるよう
な飛翔物の製造は困難である。本発明は、前記事情に鑑
みなされたものである。
即ち、本発明は、簡単な構造の花火てあつて、しかも、
打ち揚げ後火の粉の尾を引きながら上昇し、ついで空中
でモザイク状あるいは同心円状に火の花を開かせること
のできる花火を提供することを目的とするものてある。
本発明の花火は、大きさを変えることによつて玩具花火
とも打揚花火ともすることができるものである。
次に、本発明の花火の一実施例について説明する。
第2図は、本発明の花火の打ち揚げ方向の縦断断面図で
ある。
先ず、円筒7が、たとえば難燃性の厚紙などをロール状
に巻くことにより形成さ.れ、円筒7の打ち揚げ方向の
一端がたとえば難燃性の厚紙などからなる蓋板8により
封じられると共に、他の一端は開放状態にされ、さらに
円筒7の周囲には薄紙9を貼り合わせることにより円状
容器10が形成される。この円筒状容器10内に−は、
空中に火の花を開かせるように花火の頭部Hを炸裂させ
る炸裂火薬11、および火の粉の尾を引かせるための燃
焼用火薬12が充填される。炸裂火薬11は、次のよう
な形状に成型する。即ち、円柱状であつて、その円柱の
一端は平面状にすると共に、他の一端に突起14を設け
、その突起14はその頂点が円柱の中心線と一致する、
たとえば、円錐形状となるように炸裂火薬11を成型す
る。花火の頭部Hを炸裂させるためには、火薬11の形
状として、円柱の高さhと円柱の直径Dとを等しくする
のが好ましい。炸裂火薬11の円柱の高さhを円柱の直
径Dよりも大きくすると、炸裂火薬11の燃焼による爆
圧が花火の打ちJ揚げ方向の上下に抜けてしまつて花火
の頭部Hを十分に炸裂させることができず、したがつて
、空中で火の花を開かせることができないことがある。
円錐形状の突起14は炸裂火薬11の着火点となり、ま
た、゛後述するように炸裂火薬11に着火すれば瞬時に
炸裂火薬11全体が燃焼するように炸裂火薬11の成分
が配合されているので、突起14の形状として円維の底
面積をできるだけ小さくした鋭い円錐形状にしておくの
が、効率よく空中で火の花を開かせるのに都合がよい。
炸裂火薬11としては、燃焼が急激で燃焼ガスが急膨張
するものであれはよい。
特に、炸裂と同時に爆音を発する発音薬を用いることが
好ましい。発音薬として、たとえば、過塩素酸カリ、硫
横及びアルミニウム粉を成分とする公知の発音薬、ある
いは過塩素酸カリ、アルミニウム粉および二、二合金を
成分とする公知の発音薬などが挙げられる。前記形状お
よび成分を有する炸裂火薬11は、平面状である円柱の
一端を円筒状容器10の蓋板8に密着される。
次に、燃焼用火薬12は、円筒状容器10内における円
筒7、蓋板8および炸裂火薬11により形成される空間
内に炸裂火薬11を取り囲むように充填される。
花火の頭部Hに充填される燃焼用火薬12は、炸裂火薬
11の炸裂により燃焼しながら四方に飛散することによ
つて空中にモザイク状の火の花を開かせることができる
。また、花火の頭部Hよりも下方に充填される燃焼用火
薬12は、花火の上昇に際し、空中に種々の色彩を有す
る火の粉の尾を引かせることができる。したがつて、花
火の頭部Hよりも下部に充填する火薬12の量は、空中
に火の粉の尾を引かせる際の所望の火の粉の尾の長さに
応じた適宜の量である。燃焼用火薬12の成分としては
、空中に火の粉の尾を引かせることができるものであれ
ばよく、たとえば第1表に示すような配合比の成分など
が挙げられる。なお、第1表には、火の粉の色をも示す
。次に本発明の花火の打ち揚げ方法について述べる。
第3図は、本発明の花火を打揚花火として、これを発射
筒に装填した場合の縦断断面図である。発射筒15は、
本発明の花火の直径よりもわすかに大きい内径を有する
と共に、底部を有する円筒形状をなしており、発射筒1
5の底部に本発明の花火を発射させるための揚げ薬16
が詰められており、この揚げ薬16はその一端が発射筒
15の外に引きだされている導火線17と連絡している
。揚げ薬16の上には、フェルトのような介在物を有し
て又は有さすして本発明の花火が載置され、本発明の花
火の上部には厚紙などで作つた蓋18,18が設けられ
ている。第3図に示す発射筒において、先ず、導火線1
7に点火すると、導火線17を火が走り、揚げ薬16に
着火する。着火した揚げ薬16が急激に燃焼することに
よつて多量の燃焼ガスが発生する。燃焼ガスは急激に膨
張することによつて本発明の花火を押し上げる力となつ
て作用すると共に、発射筒15の内面と本発明の花火と
の間隙に発生した燃焼ガスがジェットとなつて噴出し本
発明の花火の上部に抜けることによつて本発明の花火を
引つぱり上げる力となつて作用する。また、揚げ薬16
の燃焼によつて本発明の花火の燃焼用火薬12の底面の
全面にわたつて着火する。このような発射のメカニズム
に従つて、本発明の花火は発射筒から打ち出され、空中
高く上昇する。そして、本発明の花火は、着火した燃焼
用火薬12の燃焼面が炸裂火薬11に設けた突起14の
頂点に達するまで、燃焼用火薬12の燃焼によつて燃焼
用火薬12の成分lによる色彩を有する火の粉の尾を引
くこととなる。このようにして、本発明の花火は空中に
種々の色彩を有する光条を描く。本発明の花火における
炸裂火薬11に設けた突起14の頂点に着火すると直ち
に炸裂火薬11が炸裂する。炸裂火薬11として発音薬
を用いたときには轟音を発して炸裂する。そして、本発
明の花火の頭部Hに充填された燃焼用火薬12が燃焼し
ながら飛散するので空中に第6図に示すようなモザイク
状の火の花が開くこととなる。以上、本発明の花火の一
実施例について説明したのであるが、本発明の花火は前
記一実施例に限定されるものではなく種々の変形例をも
包含するものである。
たとえば、第4図に示すように円筒状容器10にロケッ
トの羽根のような板状体19を適宜設けるように構成す
れば打ち揚げの際の指向性を高めることができる。また
炸裂火薬11として、突起14は前記円錐状のほか三角
錐状にしてもよい。燃焼用火薬12に関しては、第5図
に示すように、前記円筒状容器10内の炸裂火薬11の
周辺部分の燃焼用火薬12に、同心円状に等間隔の複数
の切り込み部20を設けてもよい。このような切り込み
部20を燃焼用火薬12に設けると、炸裂火薬11の炸
裂により空中に開く火の花を第7図に示すように同心円
状にすることができる。切り込み部20は、これに炸裂
火薬11の爆圧を集中させて燃焼用火薬12を略同等の
大きさを有する破片にするために設けるものであるから
、切れ目としてもよいし凹陥部を有する切り欠き部とし
てもよい、なお、他の発射方法を彩る場合には、必ずし
も発射筒を要しないが、本発明の花火を安全確実に打ち
揚けるためには、本発明の花火を発射筒の中に収納して
おくのが好ましい。以上、本発明の花火は、花火の頭部
を炸裂させる炸裂火薬の成型形状として突起を設けたの
て花火の頭部を炸裂させるに十分な爆圧を得ることがで
きる。そして、炸裂火薬として発音薬を用いたときには
、花火の炸裂と共に爆音を鳴りひびかせることができ、
花火の面白さが一段と増加する。また、火の花を開かせ
るために花火の頭部に充填された燃焼用火薬に切り込み
部を設けることによつて、夜空に同心円状の火の花を開
かせることができる。しかも、適宜の数の該切り込み部
を設けることによつて、所望の数の光が同心円状に並ん
だ火の花を開かせることができる。さらに、本発明の花
火は、花火の頭部よりも下部に充填される火薬の量を任
意に調節することによつて所望の長さの火の粉の尾を引
かせながら花火を打ち揚げることができる。したがつて
、夜空に本発明の花火を打ち揚げると所望の長さの光条
を描くことができる。本発明の花火は、従来の打揚花火
におけるような星や薄紙を何枚も貼り重ねた玉皮を用い
ることもないきわめて簡単な構造でありながら、しかも
、従来の打揚花火と同様に菊や牡丹のような同心円状の
火の花を開かせることができる。
そして、前記詳述のように本発明の花火の構造が簡単で
あるから、製造工程を従来の打揚花火の製造工程よりは
るかに簡略にすることができ、したがつて本発明の花火
の製造原価を低廉にすることができる。さらに、本発明
の花火は星を用いることがないので、小型化することに
より、従来の玩具花火にはなかつた火の花を開かせるこ
とのできる玩具花火としても適用することができる。さ
らに、本発明の花火は円筒形をなくしているために、積
み重ねて保管するなどの取扱いが容易となるばかりか、
打ち揚げの際の弾道が球状の従来の打揚花火よりも安定
することにより、安全となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の打揚花火のうぢ比較的簡単な構造を有す
る割物の断面図、第2図は本発明の花火の一実施例の縦
断断面図、第3図は本発明の花火を打揚花火としてこれ
を発射筒に装填した場合の縦断断面図、第4図は本発明
の花火の一変形例を示す斜視図、第5図は第2図のVV
線における横断平面図、第6図および第7図は本発明の
花火を打ち揚げてから火の花を開かせるまでの光跡を示
す図である。 8・・・・・・蓋板、10・・・・・・円筒状容器、1
1・・・・・・炸裂火薬、12・・・・・・燃焼用火薬
、14・・・・・・突起、15・・・・・・発射筒、2
0・・・・・切り込み部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端開口部に蓋板が取付けられた円筒状容器と、こ
    の円筒状容器内に同心円状に収容配置され、一端が前記
    蓋板に密着され、他端の中心部に突起を有する如く成型
    された炸裂火薬と、この炸裂火薬を取囲むように前記円
    筒状容器内に充填された燃焼用火薬とを有し、発射装置
    によつて打揚げると同時に前記燃焼用火薬に点火し、こ
    の燃焼用火薬の燃焼によつて火の粉の尾を引かせ、炸裂
    火薬への点火によつて炸裂火薬の周囲の燃焼用火薬を飛
    散させて火の花を開かせることを特徴とする花火。 2 前記円筒状容器内の炸裂火薬周辺部分の燃焼用火薬
    に、同心円状に等間隔の複数の切り込み部を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の花火。
JP11529880A 1980-08-20 1980-08-20 花火 Expired JPS6056999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11529880A JPS6056999B2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 花火

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11529880A JPS6056999B2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 花火

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5741598A JPS5741598A (en) 1982-03-08
JPS6056999B2 true JPS6056999B2 (ja) 1985-12-12

Family

ID=14659169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11529880A Expired JPS6056999B2 (ja) 1980-08-20 1980-08-20 花火

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6056999B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5741598A (en) 1982-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10775139B2 (en) Debris-free combustible aerial shell with improved pyrotechnic dispersion
US4505202A (en) Multi source cartridge for dispersing a riot control agent
US4779534A (en) Rocket firecrackers giving out smoke before flying up
US1773197A (en) Amusement bomb
JP5236666B2 (ja) 花火発射物の打上げ用燃焼室
US7104199B2 (en) Method and apparatus for smokeless pyrotechnic display
US3264985A (en) Anti-personnel bomb
RU2288428C2 (ru) Способ формирования временных атмосферных изображений
US6324981B1 (en) Pyrotechnic projectile for producing continuous patterns in the sky
US3056351A (en) Self-propelled illuminating missile with device for releasing a parachute at a selected point of its trajectory
US2821922A (en) Rocket toy and launcher therefor
JPS6056999B2 (ja) 花火
JP3057594U (ja) 玩具打上花火
JPS6057000B2 (ja) 打揚花火
US1194363A (en) Baltasar fargas de casanovas and ramon rubio y roger
JPS6314238Y2 (ja)
KR200276960Y1 (ko) 행사용연막탄
JPH11257895A (ja) 打揚げ玩具煙火用星および打揚げ玩具煙火
JPH0523998Y2 (ja)
JPH10306999A (ja) 散骨方法及び散骨のための打上煙火部材
KR200224855Y1 (ko) 주간 행사용 연막탄
JPH0419355Y2 (ja)
JP2525666Y2 (ja) 玩具用打上花火
JPH0419354Y2 (ja)
CN87103607A (zh) 用枪、炮发射的礼花弹