JPS6054417B2 - ヘルド開口装置を備えた三軸織機 - Google Patents
ヘルド開口装置を備えた三軸織機Info
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- JPS6054417B2 JPS6054417B2 JP52055212A JP5521277A JPS6054417B2 JP S6054417 B2 JPS6054417 B2 JP S6054417B2 JP 52055212 A JP52055212 A JP 52055212A JP 5521277 A JP5521277 A JP 5521277A JP S6054417 B2 JPS6054417 B2 JP S6054417B2
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- Japan
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- heald
- loom
- healds
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C13/00—Shedding mechanisms not otherwise provided for
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D41/00—Looms not otherwise provided for, e.g. for weaving chenille yarn; Details peculiar to these looms
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S139/00—Textiles: weaving
- Y10S139/01—Bias fabric digest
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は三軸織物用織機において、たて糸がよこ糸方向
列として配置されたヘルドによつて案内され、かつ前記
ヘルドを縦方向に動かすための装置を有し、それによつ
てたて糸のひ口を形成し、該ひ口の中によこ糸を挿入す
るようになつた織機に関する。
列として配置されたヘルドによつて案内され、かつ前記
ヘルドを縦方向に動かすための装置を有し、それによつ
てたて糸のひ口を形成し、該ひ口の中によこ糸を挿入す
るようになつた織機に関する。
特に本発明は三軸織物用織機において、細長いヘルドを
有し、該ヘルドがよこ糸方向に移動せしめられ、該ヘル
ドによつて案内されたたて糸を一つのよこ糸方向位置か
ら他の位置に動かすようになつた織機に関する。
有し、該ヘルドがよこ糸方向に移動せしめられ、該ヘル
ドによつて案内されたたて糸を一つのよこ糸方向位置か
ら他の位置に動かすようになつた織機に関する。
このような普通の型の三軸織機は在来においても提案さ
れているが、このような在来の織機は縦方向ひ口形成運
動を行う場合に、ヘルドのよこ糸方向運動を調節しかつ
該ヘルドを所定の隔置関係に維持しつつこれを支持しか
つ案内することに関して種々の問題が発生する。
れているが、このような在来の織機は縦方向ひ口形成運
動を行う場合に、ヘルドのよこ糸方向運動を調節しかつ
該ヘルドを所定の隔置関係に維持しつつこれを支持しか
つ案内することに関して種々の問題が発生する。
前述の理由により本発明の目的は細長いヘルドがその縦
方向運動を行う時に該ヘルドを固定支持体と係合せしめ
、ヘルドの列を横方向に案内し、それによつて案内され
たたて糸のひ口を形成するようになすことである。
方向運動を行う時に該ヘルドを固定支持体と係合せしめ
、ヘルドの列を横方向に案内し、それによつて案内され
たたて糸のひ口を形成するようになすことである。
本発明のこの目的を達成するためには在来の三軸織物用
織機の有するいくつかの欠点を排除する必要がある。し
たがつて本発明の織機においては、ひ口形成時にヘルド
が縦方向運動を行う場合に、該ヘルドを積極的に支持し
つつ、一つのよこ糸方向位置から他の位置に至るたて糸
の運動を調節するようになつている。本発明の他の目的
は三軸織物用織機の少なくとも二つのよこ糸方向列の所
要の配列体内における複数の細長いヘルドの位置を積極
的に制御し、ひ口形成時におけるたて糸の位置を制御し
得るようになすことてある。この目的を達成するために
本発明においては固定装置がヘルドの中央部分と係合し
、かつ該ヘルドを所定の配列体として配置し同時に前記
固定装置に隣接して装架された開口棒が対応する列に共
通なヘルドと係合しかつ前記固定装置に対して動かされ
、それによつて該固定装置を横切つて前記ヘルドをその
縦方向に向つて伸長および後退開口位置に動かすように
なつている。以上本発明のいくつかの目的について記載
したが、他の目的は次に添付図面によつて説明する実施
例により明らかとなる。
織機の有するいくつかの欠点を排除する必要がある。し
たがつて本発明の織機においては、ひ口形成時にヘルド
が縦方向運動を行う場合に、該ヘルドを積極的に支持し
つつ、一つのよこ糸方向位置から他の位置に至るたて糸
の運動を調節するようになつている。本発明の他の目的
は三軸織物用織機の少なくとも二つのよこ糸方向列の所
要の配列体内における複数の細長いヘルドの位置を積極
的に制御し、ひ口形成時におけるたて糸の位置を制御し
得るようになすことてある。この目的を達成するために
本発明においては固定装置がヘルドの中央部分と係合し
、かつ該ヘルドを所定の配列体として配置し同時に前記
固定装置に隣接して装架された開口棒が対応する列に共
通なヘルドと係合しかつ前記固定装置に対して動かされ
、それによつて該固定装置を横切つて前記ヘルドをその
縦方向に向つて伸長および後退開口位置に動かすように
なつている。以上本発明のいくつかの目的について記載
したが、他の目的は次に添付図面によつて説明する実施
例により明らかとなる。
図示の如く本発明による織機はよこ糸方向の列として配
置された複数の細長いヘルドを有し、各たて糸S(第2
図)を案内し、かつそのひ口を形成するようになつてい
る。
置された複数の細長いヘルドを有し、各たて糸S(第2
図)を案内し、かつそのひ口を形成するようになつてい
る。
本織機はヘルドの任意の数のよこ糸方向列を有するもの
とし、前記の列の少なくとも一つが機械の各側に位置す
るようになすことができる。たとえば、第2図には四つ
のよこ糸方向ヘルド列A,A″,B,B″が示されてい
る。上方列A,A″は実質的に相対する1組の、すなわ
ち1対のよこ糸方向ヘルド列を構成し、下方列B,B″
は実質的に相対する1対のよこ糸方向ヘルド列を構成し
、これら2対のヘルドA,A″,B,B″は相互にたて
糸方向に配設されている。特に第2図においては実質的
に相対するよこ糸方向ヘルド列の下方対B,B″はフエ
ル16に近接して該フエルの方向に、すなわちよこ糸方
向ヘルド列の他の対A,A″の下流に配設されている。
説明を理解し易くするために、第1図および第2図にお
いて左方よこ糸方向ヘルド列A,Bはそれぞれ第1対お
よび第2対内の第1列と称し、かつ右方よこ糸方向ヘル
ド列A″,B″はそれぞれ第1対および第2対内の第2
列と称することとする。
とし、前記の列の少なくとも一つが機械の各側に位置す
るようになすことができる。たとえば、第2図には四つ
のよこ糸方向ヘルド列A,A″,B,B″が示されてい
る。上方列A,A″は実質的に相対する1組の、すなわ
ち1対のよこ糸方向ヘルド列を構成し、下方列B,B″
は実質的に相対する1対のよこ糸方向ヘルド列を構成し
、これら2対のヘルドA,A″,B,B″は相互にたて
糸方向に配設されている。特に第2図においては実質的
に相対するよこ糸方向ヘルド列の下方対B,B″はフエ
ル16に近接して該フエルの方向に、すなわちよこ糸方
向ヘルド列の他の対A,A″の下流に配設されている。
説明を理解し易くするために、第1図および第2図にお
いて左方よこ糸方向ヘルド列A,Bはそれぞれ第1対お
よび第2対内の第1列と称し、かつ右方よこ糸方向ヘル
ド列A″,B″はそれぞれ第1対および第2対内の第2
列と称することとする。
第1ヘルド列A,Bの双方は織製せんとする三軸織物F
のフエル16に至るたて糸Sの通路の片側に近接して支
持され、第2ヘルド列A″,B″の双方は織製せんとす
る織物のフエルに至るたて糸の通路の他の側に近接して
支持されていることが分かる。図示の実施例においては
よこ糸方向ヘルド列は実質的に水平な位置を占め、ヘル
ドはその縦方向開口運動を行う時に水平に移動する。し
たがつてよこ糸挿入装置17は、たて糸Sによつて形成
されつつあるひ口の中に、水平面内において、しかもヘ
ルド列のレベルから実質的に下方に隔置されたレベルに
おいてよこ糸を挿入する。なお、たて糸Sおよびよこ糸
によつて織製されつつある三軸織物Fのフエル16は実
質的に水平に延びかつヘルド列A,A″,B,B゛のレ
ベルの下方に隔置される。したがつて織物Fは織製が行
われる時にそのフエル16において実質的に垂直な通路
を通つて下向きに移動する。周知の如く適当なおさ打ち
装置が相次いで挿入されたよこ糸をフエル16に対して
おさ打ちし、かつヘルド列A,A″,B,B″およびよ
こ糸挿入装置の動作と同期して作動する。適当なおさ打
ち装置の例はDOW他の米国特許第37992的号に記
載されている。したがつてこのおさ打ち発明の詳細な説
明は省略する。ヘルド列、該ヘルド列を支持しかつ制御
する機・構および織物Fのフエル16は水平位置にある
状態が示されているが、これらは任意の位置を占め得る
ものと解すべきであり、たとえば織製が行われる時のフ
エル16における織物の運動方向は本発明の精神から離
れることなく上向きの方向、水平の方向または任意の方
向となすことがてきる。
のフエル16に至るたて糸Sの通路の片側に近接して支
持され、第2ヘルド列A″,B″の双方は織製せんとす
る織物のフエルに至るたて糸の通路の他の側に近接して
支持されていることが分かる。図示の実施例においては
よこ糸方向ヘルド列は実質的に水平な位置を占め、ヘル
ドはその縦方向開口運動を行う時に水平に移動する。し
たがつてよこ糸挿入装置17は、たて糸Sによつて形成
されつつあるひ口の中に、水平面内において、しかもヘ
ルド列のレベルから実質的に下方に隔置されたレベルに
おいてよこ糸を挿入する。なお、たて糸Sおよびよこ糸
によつて織製されつつある三軸織物Fのフエル16は実
質的に水平に延びかつヘルド列A,A″,B,B゛のレ
ベルの下方に隔置される。したがつて織物Fは織製が行
われる時にそのフエル16において実質的に垂直な通路
を通つて下向きに移動する。周知の如く適当なおさ打ち
装置が相次いで挿入されたよこ糸をフエル16に対して
おさ打ちし、かつヘルド列A,A″,B,B″およびよ
こ糸挿入装置の動作と同期して作動する。適当なおさ打
ち装置の例はDOW他の米国特許第37992的号に記
載されている。したがつてこのおさ打ち発明の詳細な説
明は省略する。ヘルド列、該ヘルド列を支持しかつ制御
する機・構および織物Fのフエル16は水平位置にある
状態が示されているが、これらは任意の位置を占め得る
ものと解すべきであり、たとえば織製が行われる時のフ
エル16における織物の運動方向は本発明の精神から離
れることなく上向きの方向、水平の方向または任意の方
向となすことがてきる。
各ヘルドは昭和4師5月30日付、本発明者の共願第5
82246号に記載されている型のヘルドとなすことが
できる。したがつて第5図に示される如く各ヘルドは細
長い形を有し、比較的薄い帯片状材』料によつて形成さ
れ、かつ所定の幅を有する細長い体部21と、該体部か
ら前方に延びる幅のせまい前方部分22とよりなつてい
る。幅のせまい前方部分22は体部21のほぼ半分の幅
を有し、かつその先端部分は実質的に半円形を呈し、各
ベルドの前端を画定している。各ヘルドはその先端部分
を通る糸案内孔24を有し、各たて糸Sを案内するよう
になつている。したがつて第2図に示される如くたて糸
Sは対応するヘルドを通つて織製せんとする三軸織物の
フエル16に延びている。このたて糸はヘルド列A,A
″,B,B″から離れた個所に設けられた適当な供給源
(図示せず)からヘルドに導かれる。各列A,A″,B
,B″内のヘルドは所要の隔置関係を有するように配置
することができる。
82246号に記載されている型のヘルドとなすことが
できる。したがつて第5図に示される如く各ヘルドは細
長い形を有し、比較的薄い帯片状材』料によつて形成さ
れ、かつ所定の幅を有する細長い体部21と、該体部か
ら前方に延びる幅のせまい前方部分22とよりなつてい
る。幅のせまい前方部分22は体部21のほぼ半分の幅
を有し、かつその先端部分は実質的に半円形を呈し、各
ベルドの前端を画定している。各ヘルドはその先端部分
を通る糸案内孔24を有し、各たて糸Sを案内するよう
になつている。したがつて第2図に示される如くたて糸
Sは対応するヘルドを通つて織製せんとする三軸織物の
フエル16に延びている。このたて糸はヘルド列A,A
″,B,B″から離れた個所に設けられた適当な供給源
(図示せず)からヘルドに導かれる。各列A,A″,B
,B″内のヘルドは所要の隔置関係を有するように配置
することができる。
しかしながら各列内の隣接ヘルドの距離は少なくとも各
ヘルドの厚さとほぼ等しくなるようにされ、対応する各
列のヘルドと、特定のたて糸Sが通るヘルドの間とを通
るたて糸の通過に適合するようにされている。このよう
な理由により、なお上方列A,A″内のヘルドは下方列
B,B″内のヘルドに対しよこ糸方向に食い違うように
配置することが望ましい。ヘルドはなるべく薄く形成さ
れ、かつ各よこ糸方向列内の隣接ヘルドの距離は各ヘル
ドの厚さとほぼ等しくなるようにされ、細いたて糸によ
つて稠密な三軸織物を織製し得るようにされる。第1図
、第3図および第4図においては図を明瞭にするために
多くのヘルドが省略されている。図示の特定実施例にお
いては第1列A,Bのヘルドは第2列A″,B″の対応
するヘッドに対して偏倚関係を有するように配設され、
かつ第1組A,A″のヘルドは第2組B,B″のヘルド
に対して偏倚している(第6図)。
ヘルドの厚さとほぼ等しくなるようにされ、対応する各
列のヘルドと、特定のたて糸Sが通るヘルドの間とを通
るたて糸の通過に適合するようにされている。このよう
な理由により、なお上方列A,A″内のヘルドは下方列
B,B″内のヘルドに対しよこ糸方向に食い違うように
配置することが望ましい。ヘルドはなるべく薄く形成さ
れ、かつ各よこ糸方向列内の隣接ヘルドの距離は各ヘル
ドの厚さとほぼ等しくなるようにされ、細いたて糸によ
つて稠密な三軸織物を織製し得るようにされる。第1図
、第3図および第4図においては図を明瞭にするために
多くのヘルドが省略されている。図示の特定実施例にお
いては第1列A,Bのヘルドは第2列A″,B″の対応
するヘッドに対して偏倚関係を有するように配設され、
かつ第1組A,A″のヘルドは第2組B,B″のヘルド
に対して偏倚している(第6図)。
したがつてヘルドの任意の一つの列が伸長位置にある時
は、対応する−組の中の実質的に相対する列は後退位置
または伸長位置を占めるようになつている。このような
配置は種々の型の三軸織物を製造するに適している。図
示の実施例においては各列のヘルドは他の列のヘルドに
対して偏倚しているが、各列のベル.ドは本発明の精神
から離れることなく他の列のヘルドに対して前述の位置
とは異なる位置を占め得るものと解すべきである。第5
図に示される如く、ヘルドの相対する縦方向側縁は実質
的に相互に平行に延び、かつ細長い−前方部分22は実
質的に体部21より幅がせまいために該体部はヘルド上
に突出肩部分を画定し、この肩部分はヘルド作動装置の
移動棒と係合し、織機が作動する時に各ヘルド列をよこ
糸方向に移動させるようになつている。
は、対応する−組の中の実質的に相対する列は後退位置
または伸長位置を占めるようになつている。このような
配置は種々の型の三軸織物を製造するに適している。図
示の実施例においては各列のヘルドは他の列のヘルドに
対して偏倚しているが、各列のベル.ドは本発明の精神
から離れることなく他の列のヘルドに対して前述の位置
とは異なる位置を占め得るものと解すべきである。第5
図に示される如く、ヘルドの相対する縦方向側縁は実質
的に相互に平行に延び、かつ細長い−前方部分22は実
質的に体部21より幅がせまいために該体部はヘルド上
に突出肩部分を画定し、この肩部分はヘルド作動装置の
移動棒と係合し、織機が作動する時に各ヘルド列をよこ
糸方向に移動させるようになつている。
各ヘルドはなお縦方向開口運動を行う時に係合するよう
になつた装置を備えている。この目的のために各ヘルド
はその前方部分から遠い方の後方部分に横方向に開いた
切除部分25を有し、この切除部分は各ヘルドの後端に
形成された鈎形突起26によつて部分的に画定されてい
る。第2図乃至第4図に示される如く、各列A,A″,
B,B″のヘルドに形成された切除部分25・は対応す
る開口装置31の細長いリブ31aと係合し、各よこ糸
方向ヘルド列A,A″,B,B″を第2図に実線によつ
て示された後退位置と、第2図の破線によつて示された
伸長位置(列A″,Bによつて表わされた)との間で動
かすために開口装置31が設けられている。
になつた装置を備えている。この目的のために各ヘルド
はその前方部分から遠い方の後方部分に横方向に開いた
切除部分25を有し、この切除部分は各ヘルドの後端に
形成された鈎形突起26によつて部分的に画定されてい
る。第2図乃至第4図に示される如く、各列A,A″,
B,B″のヘルドに形成された切除部分25・は対応す
る開口装置31の細長いリブ31aと係合し、各よこ糸
方向ヘルド列A,A″,B,B″を第2図に実線によつ
て示された後退位置と、第2図の破線によつて示された
伸長位置(列A″,Bによつて表わされた)との間で動
かすために開口装置31が設けられている。
この点に関しては、第1列A,Bの対応するものに共通
なヘルドの基部縦方向側縁は第1固定案内板32の対応
する上面および下面に対して摺動し、かつ第2列A″,
B″の対応するものに共通なヘルドの基部縦方向側縁は
第2固定案内板32″の対応する上面および下面に対し
て摺動することが分かる。固定案内板32,32″は三
軸織物Fの幅とほぼ等しい距離にわたつてよこ糸方向に
延び、かつ相互に隔置され(第1図)そこを通るたて糸
Sおよびそのひ口形成に対して十分な隙間を形成するよ
うになつており、ヘルド内のたて糸案内孔24は案内板
32,32″の基部縁を越えて前方に位置決めされてい
る。各たて糸開口装置31はよこ糸方向に延びるヘルド
開口棒31bを有し、各開口棒31bを有し、各開口棒
は所定のパタンにしたがつて前記案内板32,32″を
含む固定装置に対する伸長および後退位置に向つて前後
に移動し得るようになつている。
なヘルドの基部縦方向側縁は第1固定案内板32の対応
する上面および下面に対して摺動し、かつ第2列A″,
B″の対応するものに共通なヘルドの基部縦方向側縁は
第2固定案内板32″の対応する上面および下面に対し
て摺動することが分かる。固定案内板32,32″は三
軸織物Fの幅とほぼ等しい距離にわたつてよこ糸方向に
延び、かつ相互に隔置され(第1図)そこを通るたて糸
Sおよびそのひ口形成に対して十分な隙間を形成するよ
うになつており、ヘルド内のたて糸案内孔24は案内板
32,32″の基部縁を越えて前方に位置決めされてい
る。各たて糸開口装置31はよこ糸方向に延びるヘルド
開口棒31bを有し、各開口棒31bを有し、各開口棒
は所定のパタンにしたがつて前記案内板32,32″を
含む固定装置に対する伸長および後退位置に向つて前後
に移動し得るようになつている。
各棒31bはよこ糸方向に延びる細長い突起すなわちリ
ブ31aを有し、ヘルド列A,A″,B,B″の対応す
るものに共通なヘルドの切除部分25および鈎形突起2
6(第2図乃至第4図)と係合するようになつている。
ブ31aを有し、ヘルド列A,A″,B,B″の対応す
るものに共通なヘルドの切除部分25および鈎形突起2
6(第2図乃至第4図)と係合するようになつている。
列A,Bのヘルドは該ヘルドが伸長開口位置に向つて移
動せんとする時には第2図で見て左から右に動かされ、
かつ列A″,B″のヘルドは右から左に動かされること
に注意すべきである。なおヘルドが第2図の実線によつ
て示された後退開口位置に移動せんとする時は、ヘルド
は後方に動かされる。たて糸ひ口を形成する時にヘルド
を制御しかつ該ヘルドをよこ糸方向に移動させるために
通路画定装置が設けられ、各ヘルド列A,B,A″,B
″を案内するようになつている。
動せんとする時には第2図で見て左から右に動かされ、
かつ列A″,B″のヘルドは右から左に動かされること
に注意すべきである。なおヘルドが第2図の実線によつ
て示された後退開口位置に移動せんとする時は、ヘルド
は後方に動かされる。たて糸ひ口を形成する時にヘルド
を制御しかつ該ヘルドをよこ糸方向に移動させるために
通路画定装置が設けられ、各ヘルド列A,B,A″,B
″を案内するようになつている。
この通路画定装置は固定装置34a,34b,34a″
,34b″および可動装置35a,35b,35a″3
5b″を有している。各固定装置34a,34b,34
a″,34b″はヘルドが伸長位置および後退位置の一
つに向つてたて糸ひ口形成運動を行う時に該ヘルドを案
内的に受入れるための第1通路を画定し、かつ適当に支
持された細長い案内部材すなわち棒40(第1図乃至第
4図)の形を有し、対応する案内板32,32″の方に
面するその表面が該案内板から対応するヘルドのせまい
前方部分22(第5図)の幅より幾分大なる距離にわた
つて隔置されるようになつている。
,34b″および可動装置35a,35b,35a″3
5b″を有している。各固定装置34a,34b,34
a″,34b″はヘルドが伸長位置および後退位置の一
つに向つてたて糸ひ口形成運動を行う時に該ヘルドを案
内的に受入れるための第1通路を画定し、かつ適当に支
持された細長い案内部材すなわち棒40(第1図乃至第
4図)の形を有し、対応する案内板32,32″の方に
面するその表面が該案内板から対応するヘルドのせまい
前方部分22(第5図)の幅より幾分大なる距離にわた
つて隔置されるようになつている。
対応する固定案内板32,32″に隣接する各案内棒4
0の表面はよこ糸方向通路列41(第4図)を画定する
複数の突出分離部材すなわち壁部材の形をなし、所定の
開口後退位置および伸長位置に移動する各ヘルドを案内
するようになつている。固定された通路画定装置34a
,34b,34a″,34b″および板32,32″は
共に織機のよこ糸方向に延びる固定装置を形成し、ヘル
ドの中央部分と係合すると共に、係合したヘルドを案内
的に支持し、かつよこ糸方向列内に所定の配列体として
配置するようになつている。ヘルド自体は前述の如く開
口棒の動作により固定装置を横切つて縦方向に移動する
。可動装置35a,35a″,35b,35b″は第2
通路部分を画定し、ヘルドが他の伸長および後退位置に
向つて開口運動を行う時に該ヘルドを案内的に受入れ、
かつ織製が行われる時に対応するヘルド列A,A″,B
,B″およびそれと係合したたて糸Sを作動し、各列の
各ヘルドを一つの通路から他の通路に移動せしめ、それ
によつてたて糸を一つのよこ糸方向位置から他のよこ糸
方向位置に動かし、該たて糸がよこ糸に対して斜めに延
びるようにする。
0の表面はよこ糸方向通路列41(第4図)を画定する
複数の突出分離部材すなわち壁部材の形をなし、所定の
開口後退位置および伸長位置に移動する各ヘルドを案内
するようになつている。固定された通路画定装置34a
,34b,34a″,34b″および板32,32″は
共に織機のよこ糸方向に延びる固定装置を形成し、ヘル
ドの中央部分と係合すると共に、係合したヘルドを案内
的に支持し、かつよこ糸方向列内に所定の配列体として
配置するようになつている。ヘルド自体は前述の如く開
口棒の動作により固定装置を横切つて縦方向に移動する
。可動装置35a,35a″,35b,35b″は第2
通路部分を画定し、ヘルドが他の伸長および後退位置に
向つて開口運動を行う時に該ヘルドを案内的に受入れ、
かつ織製が行われる時に対応するヘルド列A,A″,B
,B″およびそれと係合したたて糸Sを作動し、各列の
各ヘルドを一つの通路から他の通路に移動せしめ、それ
によつてたて糸を一つのよこ糸方向位置から他のよこ糸
方向位置に動かし、該たて糸がよこ糸に対して斜めに延
びるようにする。
したがつて各可動装置は、よこ糸方向に延びかつよこ糸
方向に移動し得る細長いヘルド作動部材すなわち棒45
を有し、該棒は対応するヘルド案内棒40の後方に位置
しかつ該案内棒と摺動的に係合し、またはこれと近接す
るようになつている。各ヘルド作動棒45は密度に隔置
されて前方および後方に延びる分離部材すなわち壁部材
のよこ糸方向列を有し、前記固定通路41と同様なよこ
糸方向通路列を画定し、その中に対応する列のヘルド上
に形成された体部21によつて画定される肩部分(第2
図乃至第5図)を案内的に受入れるようになつている。
固定案内板32,32″の方に向いたヘルド移動棒45
の表面は該案内板から隔置され、該棒45および板32
,32″間の空間内における各ヘルド開口棒31bの開
口運動に適合するようになつている。第2図にブロック
の形で線図的に示された適当な制御装置47は各ヘルド
作動棒45に作動的に連結され、対応する開口棒31b
の各後退運動または伸長運動、あるいはそのあるものに
続いて各ヘルド作動棒45に活動的よこ糸方向移動、す
なわち行程を行わせるようになつている。各ヘルド作動
棒45の相次ぐ活動的よこ糸方向行程は両よこ糸方向に
選択的に行われ、これら各活動的行程は実質的に隣接通
路41の中心距離の整数倍に等しい距離にわたつて行わ
れる。ヘルド作動棒の前記よこ糸方向運動は常態では可
動第2通路部分を固定第1通路部分と整合せしめ、これ
ら部分が共働して縦方向運動を行うヘルドを案内的に受
入れるようにする。ヘルドのよこ糸方向運動に関しては
、各ヘルド作動棒45のすべての活動的よこ糸方向行程
の和が常態では任意の列の中のヘルドが該列の同じ端部
から他のヘルド列の隣接端部に転送されるようにする。
このような運動を行わせる転送装置50,5『は第1図
においてはブロックによつて表わされているが、これら
は本発明の部分をなすものではないか発明の詳細な説明
は省略する。本発明の図示の実施例においては、二つの
第1列A,B内の相次ぐヘルドは第2図の観察者に最も
近い列A,Bの端部に配送され、かつこのように相次い
で配送されたヘルドは第1転送装置50によつて、実質
的に相対した対応する第2列A″,B″の隣接端に転送
されるものと仮定されてaいる。
方向に移動し得る細長いヘルド作動部材すなわち棒45
を有し、該棒は対応するヘルド案内棒40の後方に位置
しかつ該案内棒と摺動的に係合し、またはこれと近接す
るようになつている。各ヘルド作動棒45は密度に隔置
されて前方および後方に延びる分離部材すなわち壁部材
のよこ糸方向列を有し、前記固定通路41と同様なよこ
糸方向通路列を画定し、その中に対応する列のヘルド上
に形成された体部21によつて画定される肩部分(第2
図乃至第5図)を案内的に受入れるようになつている。
固定案内板32,32″の方に向いたヘルド移動棒45
の表面は該案内板から隔置され、該棒45および板32
,32″間の空間内における各ヘルド開口棒31bの開
口運動に適合するようになつている。第2図にブロック
の形で線図的に示された適当な制御装置47は各ヘルド
作動棒45に作動的に連結され、対応する開口棒31b
の各後退運動または伸長運動、あるいはそのあるものに
続いて各ヘルド作動棒45に活動的よこ糸方向移動、す
なわち行程を行わせるようになつている。各ヘルド作動
棒45の相次ぐ活動的よこ糸方向行程は両よこ糸方向に
選択的に行われ、これら各活動的行程は実質的に隣接通
路41の中心距離の整数倍に等しい距離にわたつて行わ
れる。ヘルド作動棒の前記よこ糸方向運動は常態では可
動第2通路部分を固定第1通路部分と整合せしめ、これ
ら部分が共働して縦方向運動を行うヘルドを案内的に受
入れるようにする。ヘルドのよこ糸方向運動に関しては
、各ヘルド作動棒45のすべての活動的よこ糸方向行程
の和が常態では任意の列の中のヘルドが該列の同じ端部
から他のヘルド列の隣接端部に転送されるようにする。
このような運動を行わせる転送装置50,5『は第1図
においてはブロックによつて表わされているが、これら
は本発明の部分をなすものではないか発明の詳細な説明
は省略する。本発明の図示の実施例においては、二つの
第1列A,B内の相次ぐヘルドは第2図の観察者に最も
近い列A,Bの端部に配送され、かつこのように相次い
で配送されたヘルドは第1転送装置50によつて、実質
的に相対した対応する第2列A″,B″の隣接端に転送
されるものと仮定されてaいる。
もちろん前記相次ぐヘルドは後者の列A″,B″の他の
先導端に配送され、かつ第2転送装置5『によつて二つ
の第1ヘルド列A,Bの隣接追従端に転送されることは
明らかである。何れにしろ各ヘルド作動棒45に対する
制御装置47は対応するヘルド作動棒45に不活動的行
程を行わせ、その各活動的行程に続いて前記ヘルド作動
棒をその原位置に復帰させるようになすことが望ましい
。各ヘルド作動棒45の各活動的よこ糸方向行程に続い
て、対応する開口装置31が対応する列内のすべてのヘ
ルドを前方伸長位置に動かし、対応するヘルドの体部2
1を対応するヘルド作動棒45内の通路から前方に離し
、したがつてその不活動的行程が行われる時に、対応す
るヘルドによつてじやまされることなく、すなわち該ヘ
ルドによこ糸方向運動を与えることなく、前記ヘルド作
動棒45がそれらの原位置に復帰し得るようにする。
先導端に配送され、かつ第2転送装置5『によつて二つ
の第1ヘルド列A,Bの隣接追従端に転送されることは
明らかである。何れにしろ各ヘルド作動棒45に対する
制御装置47は対応するヘルド作動棒45に不活動的行
程を行わせ、その各活動的行程に続いて前記ヘルド作動
棒をその原位置に復帰させるようになすことが望ましい
。各ヘルド作動棒45の各活動的よこ糸方向行程に続い
て、対応する開口装置31が対応する列内のすべてのヘ
ルドを前方伸長位置に動かし、対応するヘルドの体部2
1を対応するヘルド作動棒45内の通路から前方に離し
、したがつてその不活動的行程が行われる時に、対応す
るヘルドによつてじやまされることなく、すなわち該ヘ
ルドによこ糸方向運動を与えることなく、前記ヘルド作
動棒45がそれらの原位置に復帰し得るようにする。
ヘルド作動棒45に対する適当な駆動装置および開口装
置31は第3図および第4図に示される如き形となすこ
とができ、この場合は主駆動軸51上に複数の制御カム
が装架され、対応するカム従動腕を作動するようになつ
ている。
置31は第3図および第4図に示される如き形となすこ
とができ、この場合は主駆動軸51上に複数の制御カム
が装架され、対応するカム従動腕を作動するようになつ
ている。
ヘルド作動棒45を駆動する時には、カム従動クランク
腕52(第3図)が、前記軸51に対する歯車連結によ
つて駆動されるカム54の表面と係合する。従動腕52
の揺振運動(第3図の矢印)は連接棒55を駆動し、か
つ織機の固定部分に装架されたベルクランク56を駆動
させる(第3図の矢印)。−棒55に対する連結点から
遠い方のベルクランク56の端部はヘルド列A″に対す
る棒45と適当に連結されている。第4図に示される如
くカム従動腕62、カム6牡連接棒65およびベルクラ
ンク66はヘルド列B″に対するヘルド作動棒45を駆
動する。ヘルドの縦方向運動はカム71,72,73,
74の対が作動することによつて行われ、該カムは対応
する従動クランク76,77と共働し、開口棒31bと
適当に連結された駆動リンク78,79を往復動させる
。
腕52(第3図)が、前記軸51に対する歯車連結によ
つて駆動されるカム54の表面と係合する。従動腕52
の揺振運動(第3図の矢印)は連接棒55を駆動し、か
つ織機の固定部分に装架されたベルクランク56を駆動
させる(第3図の矢印)。−棒55に対する連結点から
遠い方のベルクランク56の端部はヘルド列A″に対す
る棒45と適当に連結されている。第4図に示される如
くカム従動腕62、カム6牡連接棒65およびベルクラ
ンク66はヘルド列B″に対するヘルド作動棒45を駆
動する。ヘルドの縦方向運動はカム71,72,73,
74の対が作動することによつて行われ、該カムは対応
する従動クランク76,77と共働し、開口棒31bと
適当に連結された駆動リンク78,79を往復動させる
。
本発明は以上に説明した実施例に制限されることなく特
許請求の範囲内において種々の変型を行うことができる
。
許請求の範囲内において種々の変型を行うことができる
。
第1図は本発明による三軸織物の略平面図である。
第2図は第1図に示された織機の一部截欠せる端面図で
ある。第3図は第1図および第2図に示された織機の一
部分の、一部切除した拡大透視図で、特にその駆動機の
あるものを示す。第4図は第3図と同様な図であるが、
別の駆動機構を示す。第5図は第1図乃至第4図に示さ
れた装置に使用されるヘルドの透視図である。第6図は
第2図の線6−6に沿つて取られた拡大立面図で、一部
を断面で表わしたものである。図において、16はフエ
ル、21は体部、22は前方部分、24は糸案内孔、2
5は切除部分、26は鈎形突起、31は開口装置、31
aはリブ、31bはヘルド開口棒、32は第1固定案内
板、32″は第2固定案内板、34a,34b,34a
″,34b″は固定装置、35a,35b,35a″,
35b″は可動装置、40はヘルド案内棒、41はよこ
糸方向通路列、45はヘルド作動棒、47は制御装置、
50,5『は転送装置、51は主駆動軸、52はカム従
動クランク腕、54はカム、55は連接棒、56はベル
クランク、62はカム従動腕、64はカム、65は連接
棒、66はベルクランク、71,72,73,74はカ
ム、76,77は従動クランク、78,79は駆動リン
クである。
ある。第3図は第1図および第2図に示された織機の一
部分の、一部切除した拡大透視図で、特にその駆動機の
あるものを示す。第4図は第3図と同様な図であるが、
別の駆動機構を示す。第5図は第1図乃至第4図に示さ
れた装置に使用されるヘルドの透視図である。第6図は
第2図の線6−6に沿つて取られた拡大立面図で、一部
を断面で表わしたものである。図において、16はフエ
ル、21は体部、22は前方部分、24は糸案内孔、2
5は切除部分、26は鈎形突起、31は開口装置、31
aはリブ、31bはヘルド開口棒、32は第1固定案内
板、32″は第2固定案内板、34a,34b,34a
″,34b″は固定装置、35a,35b,35a″,
35b″は可動装置、40はヘルド案内棒、41はよこ
糸方向通路列、45はヘルド作動棒、47は制御装置、
50,5『は転送装置、51は主駆動軸、52はカム従
動クランク腕、54はカム、55は連接棒、56はベル
クランク、62はカム従動腕、64はカム、65は連接
棒、66はベルクランク、71,72,73,74はカ
ム、76,77は従動クランク、78,79は駆動リン
クである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 三軸織物を製造する織機において、たて糸を案内す
るようによこ糸方向の列として配置された複数の細長い
ヘルドにして、各ヘルドが縦方向運動を行うために係合
されるようになつた切除係合装置を有しているヘルドと
、前記ヘルドをよこ糸方向に移動させる装置と、前記織
機のよこ糸方向に延び、前記ヘルドを前記よこ糸方向の
列として案内支持する固定装置と、前記固定装置に対す
る伸長位置および後退位置に移動し得る可動装置にして
、前記ヘルドの切除係合装置と係合し、前記固定装置を
横切つて前記ヘルドをその縦方向に向つて伸長位置およ
び後退位置に動かし、たて糸を案内してたて糸ひ口を形
成するようになつた可動装置とを有していることを特徴
とする織機。 2 特許請求の範囲第1項記載の織機において、前記固
定装置が前記ヘルドと共働し、該ヘルドを少なくとも二
つの実質的に相対する列として配置するようになつてい
る織機。 3 特許請求の範囲第1項記載の織機において、前記固
定装置が前記ヘルドと共働し、該ヘルドを相互にたて糸
方向に隔置された少なくとも二つの列として配置するよ
うになつている織機。 4 特許請求の範囲第1項記載の織機において、前記固
定装置が前記ヘルドと共働し、該ヘルドを少なくとも二
つの列として配置するようになつており、かつよこ糸方
向に延びる第1および第2案内装置を有し、それぞれ第
1列に共通なヘルドおよび第2列に共通なヘルドと係合
するようになつており、さらに前記切除係合装置がよこ
糸方向に延びる第1および第2開口棒部材を有し、該棒
部材が前記案内装置の対応するものに隣接して移動し、
それぞれ第1列に共通なヘルドおよび第2列に共通なヘ
ルドと係合するようになつている織機。 5 特許請求の範囲第1項記載の織機において、前記各
ヘルドが縦方向側縁を有しており、さらに前記固定装置
がよこ糸方向に延びる細長い板装置を有し、共通よこ糸
方向列内のヘルドの前記縦方向側縁と摺動的に係合し得
るようになつている織機。 6 特許請求の範囲第1項記載の織機において、前記各
ヘルドに肩装置が形成されており、さらに前記固定装置
がよこ糸方向に隔置された複数の分離装置を有し、それ
らの間に共通よこ糸方向列内のヘルドの前記肩装置を受
入れ、かつ該ヘルドをよこ糸方向に平行に隔置された配
列体として配置するようになつている織機。 7 三軸織物を製造する織機において、たて糸を案内す
るための複数の細長いヘルドにして、その各個がたて糸
案内孔を有する先端部分と、縦方向側縁および前記ヘル
ドに縦方向運動を行わせるために係合するようになつた
切除係合装置を有する少なくとも一つの中央部分とを備
えたヘルドと、前記織機のよこ糸方向に延び前記ヘルド
の前記中央部分と案内係合し、かつ前記ヘルドを少なく
とも二つのよこ糸方向列として配置するようになつた固
定装置と、前記固定装置に隣接して装架された第1およ
び第2棒を有し、それぞれ第1列内のヘルドの前記切除
係合装置および第2列内のヘルドの前記切除係合装置と
係合するようになつた開口棒装置と、前記開口棒装置を
前記固定装置に対して移動せしめ、それによつて前記固
定装置を横切つて前記ヘルドをその縦方向に向つて、伸
長および後退開口位置に動かすと共に、それによつて案
内されたたて糸のひ口を形成するようになつた駆動装置
とを有している織機。 8 特許請求の範囲第7項記載の織機において、前記固
定装置がよこ糸方向に延びる細長い板装置にして、共通
よこ糸方向列内のヘルドと摺動的に係合するようになつ
た板装置と、前記板装置からたて糸方向に隔置され、か
つよこ糸方向に隔置された分離装置にして、それらの間
に共通よこ糸方向列内のヘルドを案内的に受入れるよう
になつた分離装置とを有し、前記固定装置が共通よこ糸
方向列内のヘルドをよこ糸方向に隔置された平行配列体
として配置するようになつている織機。 9 特許請求の範囲第7項記載の織機において、前記第
1および第2棒の各個が前記列の対応するものに共通な
すべてのヘルドと係合するようになつている織機。 10 特許請求の範囲第7項記載の織機において、さら
に前記列の対応するものに共通なヘルドを前記第1およ
び第2棒の対応するものに沿つてよこ糸方向に一致して
動かすための装置を有し、前記開口棒装置および前記ヘ
ルドをよこ糸方向に動かす装置が、ヘルドの一致よこ糸
方向運動が行われる時に前記棒および前記切除係合装置
の係合状態を維持するようになつている織機。 11 特許請求の範囲第10項記載の織機において、ヘ
ルドをよこ糸方向に動かす前記装置が前記駆動装置と作
動的に連結され、前記ヘルドが後退開口位置にある時に
ヘルドのよこ糸方向運動を前記開口棒装置の運動と同期
させるようになつている織機。 12 三軸織物を製造する織機において、たて糸を案内
するための複数の細長いヘルドにして、その各個がたて
糸案内孔を有する先端部分および前記先端部分から遠い
方に位置し、かつ横方向に開く切除部分を画定する鈎状
突起を備えた後方部分を有するヘルドと、前記先端部分
および前記後方部分の中間において前記ヘルドと係合し
、かつ前記ヘルドを実質的に相対する少なくとも二つの
よこ糸方向列として配置するようになつた固定装置と、
前記固定装置に隣接して装架された第1および第2リブ
付き棒を有し、それぞれ第1列内のヘルドの前記切除部
分および第2列内のヘルドの前記切除部分と係合するよ
うになつた開口棒装置と、前記開口棒装置を前記固定装
置に対して移動せしめ、それによつて前記ヘルドを縦方
向に向つて伸長および後退開口位置に動かすと共に、そ
れによつて案内されたたて糸のひ口を形成するようにな
つた第1の移動装置と、前記ヘルドが後退開口位置にあ
る時に、該ヘルドを前記固定装置に対してよこ糸方向に
、前記開口棒装置の運動と同期して運動させるようにな
つた第2の移動装置と、前記ヘルドを前記リブ付き棒の
一つの一端から前記リブ付き棒の他のものの隣接端に転
送するための転送装置とを有している織機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/687,012 US4046173A (en) | 1976-05-17 | 1976-05-17 | Triaxial weaving machine with heddle shedding means |
US687012 | 1996-07-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52140664A JPS52140664A (en) | 1977-11-24 |
JPS6054417B2 true JPS6054417B2 (ja) | 1985-11-29 |
Family
ID=24758656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52055212A Expired JPS6054417B2 (ja) | 1976-05-17 | 1977-05-13 | ヘルド開口装置を備えた三軸織機 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4046173A (ja) |
JP (1) | JPS6054417B2 (ja) |
BE (1) | BE854671A (ja) |
CH (1) | CH617468A5 (ja) |
CS (1) | CS214743B2 (ja) |
DE (1) | DE2722121A1 (ja) |
FR (1) | FR2352085A1 (ja) |
GB (1) | GB1570456A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03126135U (ja) * | 1990-03-31 | 1991-12-19 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5224519A (en) * | 1991-09-26 | 1993-07-06 | The United States Of America As Represented By The United States National Aeronautics And Space Administration | Method and apparatus for weaving a woven angle ply fabric |
JP3011251B2 (ja) * | 1992-06-05 | 2000-02-21 | 三菱重工業株式会社 | 面内多軸厚手織物の製織方法及び織機 |
US5472020A (en) * | 1993-09-08 | 1995-12-05 | Howa Machinery, Ltd. | Multi-axial fabric with triaxial and quartaxial portions |
US5375627A (en) * | 1993-09-08 | 1994-12-27 | Howa Machinery, Ltd. | Method and weaving machine for producing multi-axial fabric |
EP0736624B1 (en) * | 1995-04-07 | 2000-02-09 | Danilo Jaksic | Triaxial weaving machine |
BE1015819A3 (nl) * | 2003-12-16 | 2005-09-06 | Wiele Michel Van De Nv | Aandrijfinrichting. |
RU173703U1 (ru) * | 2016-12-30 | 2017-09-06 | Общество с ограниченной ответственностью "Фирма "Раноком" | Зевообразовательный механизм для формирования трехосной ткани |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US550068A (en) * | 1895-11-19 | Loom for weaving cane | ||
FR489923A (fr) * | 1918-04-30 | 1919-03-22 | Andre Huet | Perfectionnements aux métiers à tisser en vue de fabriquer un tissu avec tour anglais à tous les fils de chaine |
US1368215A (en) * | 1920-08-21 | 1921-02-08 | Frank H Stewart | Woven fabric |
US3042081A (en) * | 1959-08-27 | 1962-07-03 | Fieldcrest Mills Inc | High speed carpet loom and method of weaving |
US3799209A (en) * | 1972-04-19 | 1974-03-26 | Doweave Inc | Machine for forming triaxial fabrics |
US3965939A (en) * | 1975-07-18 | 1976-06-29 | Karol Kulczycki | Heddle with guide means thereon for use in a weaving machine for making triaxial fabrics |
US4013103A (en) * | 1975-08-11 | 1977-03-22 | Barber-Colman Company | Triaxial weaving machine with heddle transfer and method |
US3999578A (en) * | 1975-08-11 | 1976-12-28 | Barber-Colman Company | Triaxial weaving machine with heddle shifting means and method |
-
1976
- 1976-05-17 US US05/687,012 patent/US4046173A/en not_active Expired - Lifetime
-
1977
- 1977-03-15 CH CH317877A patent/CH617468A5/de not_active IP Right Cessation
- 1977-04-19 FR FR7711730A patent/FR2352085A1/fr active Granted
- 1977-05-13 JP JP52055212A patent/JPS6054417B2/ja not_active Expired
- 1977-05-16 CS CS773207A patent/CS214743B2/cs unknown
- 1977-05-16 DE DE19772722121 patent/DE2722121A1/de not_active Ceased
- 1977-05-16 BE BE177600A patent/BE854671A/xx not_active IP Right Cessation
- 1977-05-17 GB GB20638/77A patent/GB1570456A/en not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03126135U (ja) * | 1990-03-31 | 1991-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4046173A (en) | 1977-09-06 |
BE854671A (fr) | 1977-09-16 |
CH617468A5 (ja) | 1980-05-30 |
DE2722121A1 (de) | 1977-12-01 |
FR2352085A1 (fr) | 1977-12-16 |
FR2352085B1 (ja) | 1983-07-22 |
GB1570456A (en) | 1980-07-02 |
CS214743B2 (en) | 1982-05-28 |
JPS52140664A (en) | 1977-11-24 |
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