JPS6053098B2 - 高強度および高靭性を有する耐摩耗性Cu合金 - Google Patents
高強度および高靭性を有する耐摩耗性Cu合金Info
- Publication number
- JPS6053098B2 JPS6053098B2 JP22548582A JP22548582A JPS6053098B2 JP S6053098 B2 JPS6053098 B2 JP S6053098B2 JP 22548582 A JP22548582 A JP 22548582A JP 22548582 A JP22548582 A JP 22548582A JP S6053098 B2 JPS6053098 B2 JP S6053098B2
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、高強度および高靭性を有し、かつ・耐摩耗
性にもすぐれ、特にP■(接触圧力×摩擦速度)値がき
わめて高い溶着摩耗領域、すなわちきわめて苛酷な高負
荷の摺動条件下で使用される摺動部品の製造に用いるの
に適したCu合金に関するものである。
性にもすぐれ、特にP■(接触圧力×摩擦速度)値がき
わめて高い溶着摩耗領域、すなわちきわめて苛酷な高負
荷の摺動条件下で使用される摺動部品の製造に用いるの
に適したCu合金に関するものである。
従来、一般に、例えば自動車用シンクロナイザーリング
のような高負荷の摺動条件下で使用される部品には、各
種の金属間化合物などの硬質粒子を分散させたAf系青
銅系合金や黄銅系合金が使用されている。
のような高負荷の摺動条件下で使用される部品には、各
種の金属間化合物などの硬質粒子を分散させたAf系青
銅系合金や黄銅系合金が使用されている。
一方、近年、省エネルギー化および高性能化がさければ
、これに伴い、これら部品に対する使用条件は一段と厳
しさを増し、きわめて苛酷な高負荷の摺動条件である溶
着摩耗領域での使用を余儀なくされつつある。
、これに伴い、これら部品に対する使用条件は一段と厳
しさを増し、きわめて苛酷な高負荷の摺動条件である溶
着摩耗領域での使用を余儀なくされつつある。
しかし、上記の従速Cu合金は、P■値が比較的低い機
械的破壊摩耗領域、およびP■値が中低度の酸化摩耗領
域での使用に際しては、比較的良好な耐摩耗性を示すも
のの、PV値が相対的に高い溶着摩耗領域では、強度,
靭性,および耐摩耗性のうちの少なくともいずれかの特
性が劣るために満足する耐摩耗性を示さず、さらに部品
の小型化および薄肉化が困難であるのが現状である。
械的破壊摩耗領域、およびP■値が中低度の酸化摩耗領
域での使用に際しては、比較的良好な耐摩耗性を示すも
のの、PV値が相対的に高い溶着摩耗領域では、強度,
靭性,および耐摩耗性のうちの少なくともいずれかの特
性が劣るために満足する耐摩耗性を示さず、さらに部品
の小型化および薄肉化が困難であるのが現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、強度,
靭性,および耐摩耗性を兼ね備えた材料を開発すべく研
究を行なつた結果、重量%で、Zn:22〜43%,A
e:2〜8%, ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%,Fe,Ni,およびCOのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%,SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%,を含有し、さらに必要
に応じて、VおよびCrのうちの1種または2種:0.
1〜1.2.%,P:0.003〜0.30%, Mn:0.2〜3.0%, のうちの1種または2種以上を含有し、残りがCuと不
可避不純物からなる組成を有するCu合金,は、高強度
および高靭性をもつことから、部品の小型化および薄肉
化が可能となり、さらにきわめて苛酷な高負荷の摺動条
件である溶着摩耗領域での適用に際してすぐれた耐摩耗
性を示すという知見を得たのである。
靭性,および耐摩耗性を兼ね備えた材料を開発すべく研
究を行なつた結果、重量%で、Zn:22〜43%,A
e:2〜8%, ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%,Fe,Ni,およびCOのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%,SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%,を含有し、さらに必要
に応じて、VおよびCrのうちの1種または2種:0.
1〜1.2.%,P:0.003〜0.30%, Mn:0.2〜3.0%, のうちの1種または2種以上を含有し、残りがCuと不
可避不純物からなる組成を有するCu合金,は、高強度
および高靭性をもつことから、部品の小型化および薄肉
化が可能となり、さらにきわめて苛酷な高負荷の摺動条
件である溶着摩耗領域での適用に際してすぐれた耐摩耗
性を示すという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであつ
て、以下に成分組成範囲を上記の通りに限定した理由を
説明する。
て、以下に成分組成範囲を上記の通りに限定した理由を
説明する。
(a)ZnおよびAf
ZnとA′は本質的に合金の素地組織を決定?する成分
であつて、その含有量および含有比率によつて、その組
織はα+β型,β型,およびβ+γ型に変化するが、そ
の組織がα+β型あるいはβ型てある場合にすぐれた靭
性を示すものである。
であつて、その含有量および含有比率によつて、その組
織はα+β型,β型,およびβ+γ型に変化するが、そ
の組織がα+β型あるいはβ型てある場合にすぐれた靭
性を示すものである。
このα+β型あるいはβ型の素地組!織は、それぞれZ
n:22〜43%およびAe:2〜8%を含有する場合
に得られるものてある。また、ZnおよびAeの含有量
が前記の範囲からそれぞれ外れると、合金に強度低下や
γ相析出による脆化現象が現われるようになる。これ.
らの理由から、ZnおよびAeの含有量をそれぞれZn
:22〜43%,Ae:2〜8%と定めた。(b)Zr
およびTiと、Fe,Ni,およびCOZrおよびTi
成分は、Fe,Ni,およびCOと結.合して金属間化
合物を形成し、この金属間化合物は素地中に均一微細に
分散することから、靭性が損なわれることなく、合金の
強度および耐摩耗性が著しく向上するようになるが、そ
の含有量が、それぞれZrおよびTi:0.1%未満、
並びにFe,NilおよびCO:0.2%未満では金属
間化合物の形成が不十分で所望の高強度およびすぐれた
耐摩耗性を確保することができず、一方ZrおよびTi
:3.0%,並びにFe,Ni,およびCO:4.5%
をそれぞれ越えて含有させると、金属間化合物の量が多
くなりすぎて、切削加工時における切削工具の摩耗が増
大するようになることから、その含有量を、それぞれZ
rおよびTi:0.1〜3.0%,Fe,Ni,および
CO:0.2〜4.5%と定めた。
n:22〜43%およびAe:2〜8%を含有する場合
に得られるものてある。また、ZnおよびAeの含有量
が前記の範囲からそれぞれ外れると、合金に強度低下や
γ相析出による脆化現象が現われるようになる。これ.
らの理由から、ZnおよびAeの含有量をそれぞれZn
:22〜43%,Ae:2〜8%と定めた。(b)Zr
およびTiと、Fe,Ni,およびCOZrおよびTi
成分は、Fe,Ni,およびCOと結.合して金属間化
合物を形成し、この金属間化合物は素地中に均一微細に
分散することから、靭性が損なわれることなく、合金の
強度および耐摩耗性が著しく向上するようになるが、そ
の含有量が、それぞれZrおよびTi:0.1%未満、
並びにFe,NilおよびCO:0.2%未満では金属
間化合物の形成が不十分で所望の高強度およびすぐれた
耐摩耗性を確保することができず、一方ZrおよびTi
:3.0%,並びにFe,Ni,およびCO:4.5%
をそれぞれ越えて含有させると、金属間化合物の量が多
くなりすぎて、切削加工時における切削工具の摩耗が増
大するようになることから、その含有量を、それぞれZ
rおよびTi:0.1〜3.0%,Fe,Ni,および
CO:0.2〜4.5%と定めた。
なお、上記のようにZrおよびTiと、Fe,Ni,お
よびCOの含有量が上記の範囲内にある場合、金属間化
合物は素地中にきわめて均一微細に分散することから、
切削加工に際して、切削工具の摩耗は著しく小さく、工
具寿命の延命化が可能となるのである。
よびCOの含有量が上記の範囲内にある場合、金属間化
合物は素地中にきわめて均一微細に分散することから、
切削加工に際して、切削工具の摩耗は著しく小さく、工
具寿命の延命化が可能となるのである。
c)SnおよびPn
これらの成分には、特にPV値が相対的に高い溶着摩耗
領域、すなわち苛酷な高負荷の摺動条件下での適用に際
して、すぐれた耐焼付性を示し、もつて耐摩耗性を著し
く向上させる作用があるが、その含有量が0.1%未満
では前記作用に所望の効果が得られず、一方1.5%を
越えて含有させると、熱間加工性が劣化するようになる
ことから、その含有量を0.1〜1.5%と定めた。
領域、すなわち苛酷な高負荷の摺動条件下での適用に際
して、すぐれた耐焼付性を示し、もつて耐摩耗性を著し
く向上させる作用があるが、その含有量が0.1%未満
では前記作用に所望の効果が得られず、一方1.5%を
越えて含有させると、熱間加工性が劣化するようになる
ことから、その含有量を0.1〜1.5%と定めた。
j)Crおよび■
これらの成分には合金の耐摩耗性をさらに向上させる作
用があるので、特にすぐれた耐摩耗性が要求される場合
に必要に応じて含有されるが、その含有量が0.1%未
満では所望の耐摩耗性向上効果が得られず、一方1.2
%を越えて含有させると切削加工時の切削工具摩耗が著
しくなることから、その含有量を0.1〜1.2%,と
定めた。
用があるので、特にすぐれた耐摩耗性が要求される場合
に必要に応じて含有されるが、その含有量が0.1%未
満では所望の耐摩耗性向上効果が得られず、一方1.2
%を越えて含有させると切削加工時の切削工具摩耗が著
しくなることから、その含有量を0.1〜1.2%,と
定めた。
e)P
P成分は、素地中に分散する金属間化合物をさらに一段
と微細化して、合金の強度と耐摩耗性をよソー層向上さ
せると共に、切削工具の摩耗を著しく低減する作用を有
するきわめて有用な成分であり、したがつて、これらの
特性が要求される場合に必要に応じて含有される成分で
あるが、その含有量が0.003%未満では前記作用に
所望の効果が得られず、一方0.30%を越えて含有さ
せると、合金の加工性が劣化するようになることから、
その含有量を0.003〜0.30%,と定めた。
と微細化して、合金の強度と耐摩耗性をよソー層向上さ
せると共に、切削工具の摩耗を著しく低減する作用を有
するきわめて有用な成分であり、したがつて、これらの
特性が要求される場合に必要に応じて含有される成分で
あるが、その含有量が0.003%未満では前記作用に
所望の効果が得られず、一方0.30%を越えて含有さ
せると、合金の加工性が劣化するようになることから、
その含有量を0.003〜0.30%,と定めた。
f)Mn
Mn成分には、合金の強度を一段と向上させ、かつ熱履
歴に対して合金組織を安定化する作用があるので、これ
らの特性が要求される場合に必要に応じて含有されるが
、その含有量が0.2%未満では前記作用に所望の改善
効果が得られず、二方3.0%を越えて含有せると、合
金溶製時に酸化物スラグを発生し、鋳塊の健全性が害さ
れるようになることから、その含有量を0.2〜3.0
%と定めた。
歴に対して合金組織を安定化する作用があるので、これ
らの特性が要求される場合に必要に応じて含有されるが
、その含有量が0.2%未満では前記作用に所望の改善
効果が得られず、二方3.0%を越えて含有せると、合
金溶製時に酸化物スラグを発生し、鋳塊の健全性が害さ
れるようになることから、その含有量を0.2〜3.0
%と定めた。
つぎに、この発明のCu合金を実施例により具体的に説
明する。
明する。
実施例
通常の高周波炉を用い、黒鉛るつぼにて、大気中、木炭
被覆下で、それぞれ第1表に示される成分組成をもつた
本発明Cu合金1〜36および比較Cu合金1〜12を
それぞれ溶製し、金型に鋳造して、上端面直径:70T
WLφ×下端面直径:60rfrmφ×高さ:160m
の寸法をもつたインゴットとし、ついでこのインゴット
に面削を施した後、温度“:750℃にて熱間分塊鍛造
を行なつて直径:60Tf0nφのビレツトとし、再び
面削を施して直径:55wnφのビレツトとした。
被覆下で、それぞれ第1表に示される成分組成をもつた
本発明Cu合金1〜36および比較Cu合金1〜12を
それぞれ溶製し、金型に鋳造して、上端面直径:70T
WLφ×下端面直径:60rfrmφ×高さ:160m
の寸法をもつたインゴットとし、ついでこのインゴット
に面削を施した後、温度“:750℃にて熱間分塊鍛造
を行なつて直径:60Tf0nφのビレツトとし、再び
面削を施して直径:55wnφのビレツトとした。
つぎに、この結果得られた本発明Cu合金1〜36およ
び比較Cu合金1〜12のビレツトについて、これらC
u合金の切削工具に及ぼす影響をみる目的で、切削工具
:WC基超硬合金製、 切削速度:220TL/Minl 切込み:0.5m1 送りニ0.08m/Rev.、 切削時間:15T1n1 油剤:なし、 の条件で連続切削試験を行ない、工具刃先のブランク摩
耗幅を測定した。
び比較Cu合金1〜12のビレツトについて、これらC
u合金の切削工具に及ぼす影響をみる目的で、切削工具
:WC基超硬合金製、 切削速度:220TL/Minl 切込み:0.5m1 送りニ0.08m/Rev.、 切削時間:15T1n1 油剤:なし、 の条件で連続切削試験を行ない、工具刃先のブランク摩
耗幅を測定した。
また、上記の切削試験後のビレツトから、平行部長さ:
30顛,平行部直径:6T!r!nの引張試験片,およ
びJIS4号の衝撃試験片を切出し、引張試験および衝
撃試験を行なうと共に、同じく先端部直径が2Tfnφ
のピン試験片を切出し、ピン・オン・ディスク型摩耗試
験機を用い、ディスク材:浸炭焼入れしたSCM−21
(Cr−MO鋼,硬さ:HRC:63)、摩擦速度:4
Tr1./Secl 接触圧力ニ30k9/Cltl すベリ距離:1−、 の苛酷な高負荷の摺動条件(溶着摩耗領域)て乾式摩耗
試験を行ない、単位圧力,単位すベリ距離当りの摩耗体
積(比摩耗量)を測定した。
30顛,平行部直径:6T!r!nの引張試験片,およ
びJIS4号の衝撃試験片を切出し、引張試験および衝
撃試験を行なうと共に、同じく先端部直径が2Tfnφ
のピン試験片を切出し、ピン・オン・ディスク型摩耗試
験機を用い、ディスク材:浸炭焼入れしたSCM−21
(Cr−MO鋼,硬さ:HRC:63)、摩擦速度:4
Tr1./Secl 接触圧力ニ30k9/Cltl すベリ距離:1−、 の苛酷な高負荷の摺動条件(溶着摩耗領域)て乾式摩耗
試験を行ない、単位圧力,単位すベリ距離当りの摩耗体
積(比摩耗量)を測定した。
これらの測定結果を第1表に示した。第1表に示される
結果から、本発明Cu合金1〜36は、いずれも高強度
および高靭性を有し、かつ高負荷の摺動条件下(溶着摩
耗領域)ですぐれた耐摩耗性を示し、さらに切削工具の
摩耗もきわめて少ないものであるのに対して、比較Qu
合金1〜12に見られるように、構成成分のうちのいず
れかの含有量(第1表に※印を付したもの)がこの発明
の範囲から外れると、上記の特性のうち少なくともいず
れかの特性が劣つたものになることが明らかである。
結果から、本発明Cu合金1〜36は、いずれも高強度
および高靭性を有し、かつ高負荷の摺動条件下(溶着摩
耗領域)ですぐれた耐摩耗性を示し、さらに切削工具の
摩耗もきわめて少ないものであるのに対して、比較Qu
合金1〜12に見られるように、構成成分のうちのいず
れかの含有量(第1表に※印を付したもの)がこの発明
の範囲から外れると、上記の特性のうち少なくともいず
れかの特性が劣つたものになることが明らかである。
上述のように、この発明のCu合金は、高強度および高
靭性,並びにすぐれた耐摩耗性をすべて兼ね備えており
、したがつて特に溶着摩耗領域での使用に際して著しく
摺動性能を発揮するのであ“る。
靭性,並びにすぐれた耐摩耗性をすべて兼ね備えており
、したがつて特に溶着摩耗領域での使用に際して著しく
摺動性能を発揮するのであ“る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、残りがCu
と不可避不純物からなる組成(以上重量%)を有するこ
とを特徴とする高強度および高靭性を有する耐摩耗性C
u合金。 2 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、さらに、 VおよびCrのうちの1種または2種:0.1〜1.2
%、を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成
(以上重量%)を有することを特徴とする高強度および
高靭性を有する耐摩耗性Cu合金。 3 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、さらに、 P:0.003〜0.30%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする高強度および高靭
性を有する耐摩耗性Cu合金。 4 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、さらに、 Mn:0.2〜3.0%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする高強度および高靭
性を有する耐摩耗性Cu合金。 5 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、さらに、 VおよびCrのうちの1種または2種:0.1〜1.2
%、P:0.003〜0.30%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする高強度および高靭
性を有する耐摩耗性Cu合金。 6 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、さらに、 VおよびCrのうちの1種または2種:0.1〜1.2
%、Mn:0.2〜3.0%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする高強度および高靭
性を有する耐摩耗性Cu合金。 7 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、さらに、 P:0.003〜0.30%、 Mn:0.2〜3.0%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする高強度および高靭
性を有する耐摩耗性Cu合金。 8 Zn:22〜43%、 Al:2〜8%、 ZrおよびTiのうちの1種または2種:0.1〜3.
0%、Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種
以上:0.2〜4.5%、SnおよびPbのうちの1種
または2種:0.1〜1.5%、を含有し、さらに、 VおよびCrのうちの1種または2種:0.1〜1.2
%、P:0.003〜0.30%、 Mn:0.2〜3.0%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする高強度および高靭
性を有する耐摩耗性Cu合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22548582A JPS6053098B2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 高強度および高靭性を有する耐摩耗性Cu合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22548582A JPS6053098B2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 高強度および高靭性を有する耐摩耗性Cu合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59116348A JPS59116348A (ja) | 1984-07-05 |
JPS6053098B2 true JPS6053098B2 (ja) | 1985-11-22 |
Family
ID=16830059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22548582A Expired JPS6053098B2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 高強度および高靭性を有する耐摩耗性Cu合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053098B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635635B2 (ja) * | 1984-08-11 | 1994-05-11 | アイシン精機株式会社 | ギヤ駆動式オイルポンプ |
KR910009871B1 (ko) * | 1987-03-24 | 1991-12-03 | 미쯔비시마테리얼 가부시기가이샤 | Cu계 합금제 변속기용 동기링 |
KR900006104B1 (ko) * | 1987-04-10 | 1990-08-22 | 풍산금속공업 주식회사 | 고강도 내마모성 동합금 |
JPH01252743A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Mitsubishi Metal Corp | Cu系焼結合金製変速機用同期リング |
JPH03291342A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-20 | Chuetsu Gokin Chuko Kk | 耐摩耗性銅合金 |
CN104046839B (zh) * | 2014-05-19 | 2016-04-13 | 安徽金大仪器有限公司 | 一种耐磨防腐蚀阀门的制备方法 |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP22548582A patent/JPS6053098B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59116348A (ja) | 1984-07-05 |
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