JPS605236A - 円板摩擦式粉砕機における粉砕歯の接触検出装置 - Google Patents
円板摩擦式粉砕機における粉砕歯の接触検出装置Info
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- JPS605236A JPS605236A JP11245183A JP11245183A JPS605236A JP S605236 A JPS605236 A JP S605236A JP 11245183 A JP11245183 A JP 11245183A JP 11245183 A JP11245183 A JP 11245183A JP S605236 A JPS605236 A JP S605236A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、円板摩擦式粉砕機にお
【ノる粉砕歯の接触
検出装置に関する。 円板摩擦式粉砕機は、対向して配置された一対の回転盤
と、各回転盤の対向面に固定され複数の粉砕歯を有する
粉砕用プレートとを備えており、両回転盤が互いに反対
方向に回転駆動されることにJ:って、両プレート間に
送られた原料を摩擦粉砕するものである。 この粉砕機は、原料を非常に細かく摩擦粉砕するために
両粉砕用プレートが非常に接近して配されるように両回
転盤間隔が調整される。両粉砕用プレートの粉砕歯の間
隔は、粉砕歯の摩耗や、摩擦熱による回転盤の駆動軸の
熱膨服などによって変化するので、粉砕機の運転中にお
いても調整することが要求される。回転盤はケース内に
収納されているので、目視による調整は不可能である。 そこで、操作者は、一般に両粉砕用プレートの間隔と相
関関係があるといわれている粉砕機の消費電力を指標と
して調整を行なっている。しかしながら、両粉砕用プレ
ートの間隔と粉砕機の消費電力とは、単位時間当りの原
料の供給■がほぼ一定であり、かつ両粉砕用プレートの
間隔が所定の範囲内にあるときには、間隔が狭(なると
消費電力が増加するといった相関関係を示すが原料の供
給量が少なくなった場合や、両粉砕用プレートの間隔が
ある幅以下となった場合には、両粉砕用プレートの間隔
が狭くなると消費電力が減少するといった現象すなわち
上記相関関係と全く反対の現象が起こる。 このため両回転盤の間隔を調整する操作は、かなりの熟
練を要するし、また熟練者でも調整中に誤って両粉砕用
プレートの粉砕歯を接触させてしまうことがある。粉砕
歯が接触すると、粉砕歯が破損するので、粉砕用プレー
1〜の−i;命を著しく縮めることになる。したがって
粉砕歯の破損防止や、安全運転を行なう上で粉砕用プレ
ートの粉砕歯の接触は避けなければならない。 この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
円板摩擦式粉砕機の粉砕歯の接触を比較的軽い時点に検
出でき、したがって粉砕歯の破損を最小限に押さえるこ
とが可能なまた両回転盤間隔の調整時の操作者の負ノロ
が軽減する円板摩擦式粉砕機の粉砕歯の接触検出装置を
提供することを目的とする。 この発明による円板M擦式粉砕機における粉砕歯の接触
検出装置は、対向して配置され、互いに反対方向に回転
される一対の回転盤と、各回転盤の対向面に設けられた
複数の粉砕歯とを備えた円板摩擦式粉砕機において両回
転盤の両部動回転軸の振動をそれぞれ検出するための振
動検出器、各振動検出器の検出信号がそれぞれ入力され
、接触時特徴周波数成分をそれぞれ通過させるフィルタ
、各フィルタの出力信号をその振幅に応じた電圧に変換
する交流/直流変換回路、交流/直流変換回路の出力を
接触検出用基準レベルでそれぞれ弁別して検知信号を出
力する比較回路、および両比較回路の検知信号の論理積
が成立したときに接触検出信号を出力するAND回路を
備えていることを特徴とする。 接触時特徴周波数とは、両回転盤の粉砕歯が接触したと
き現われる駆動回転軸の振動の周波数であり、あらかじ
め計算にJ:ってめられる、。 両部動回転軸の振動が振動検出器によってイれぞれ検出
され、この検出信号はフィルタにそれぞれ入力する。検
出信号のうら、接触時!?i徴周波周波数分がフィルタ
を通過する。そして交流/直流変換回路によって各フィ
ルタの出力信gの振幅が電圧に変換される。粉砕歯が接
触しているときには、接触時特徴周波数成分が現われ、
両交流/直流変換回路の出力が基準1ノベルを越え、両
比較回路から検知信号が出力されるのでAND回路から
接触検出信号が出力される。 粉砕歯が接触していない状態においても、粉砕機の各部
の機械的振動によって検出器の出力に接触時特徴周波数
と同周波数の成分が現わ′れる。通常は1.このような
機械的振動による接触時特徴周波数と同周波数の成分は
小さいから交流/直流変換回路の出力は基準レベルを越
えないので、接触検出信号は出力されない。何らかの原
因によって一方の駆動回転軸の振動検出器の出力の機械
的振動による上記周波数成分が大ぎくなって交流/直流
変換回路の出力が基準レベルを越えると一方の比較回路
から検知信号が出力される。しかしながら、両部動回転
軸の間J′なわち両回転盤の間には原料または粉砕後の
製品が存在するので一方の回転駆動軸の振動は弱められ
て他方の出力軸に伝わるから、他方の出力軸の振動検出
器の出力の機械的振動による接触時特徴周波数と同周波
数の成分は、基準レベルを越えるほど大きくはならない
。したがつてたとえ一方の回転駆動軸の振動検出器の出
力の機械的振動が大きくなったどしても、ΔN +)回
路からは接触検出信号は出力されない。このように、こ
の考案による粉砕歯の接触検出装「1では、一方の駆動
回転軸のみの振動を検出する場合に比べて、機械的振動
による誤動作の発生を低減することができる。 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。 第1図は、円板摩擦式粉砕機おJ:びその粉11%′歯
の接触検出装置の構成を示している。 円板摩擦式粉砕機(1)は、左右一対の駆動部(2a
) (2b )と、両部動部(2a)(2b)の中間に
設けられた粉砕部(3)とからなる。駆動部(2a )
(2b )はケーシング(4)とケーシング(4)に
内蔵された駆動モータ(5)とを備えている。駆動モー
タ(5)の出ノ〕軸(6)は、その両端部がラジアル軸
受(7)とスラスト軸受(8)とによって回転自在に支
持され、その内端部がケーシング(4)から突出してい
る。右側の駆動部(2b)の出力軸(6)はケーシング
(4)の右方に設けられた油圧シリンダ(図示略)にJ
:つて駆動モータ(5)およびスラスト軸受(8)と一
体向に左右方向に移動されるようになっている。各出力
軸(6)は駆動モータ(5)によって互いに反対の方向
にかつ同じ速度で回転駆動される。 粉砕部(3)は、両部動部(2a)<2b)間において
固定部材(図示略)に固定されたケース(9)を備えて
いる。ケース(9)は2つの碗を構向きにして突き合わ
せたような形状であり、左側部には原料供給用ホッパ(
9a)が連続して形成されている。またケース(9)の
下面には、粉砕された原料の取出用ノズル(91〕)が
形成されている。そして両部vj部(2a)(2b)の
出力軸(6)がケース(9)を回転自在に貫通−して、
ケース(9)内に突出している。右側の駆動部(2a)
の出力軸(6)には、′ホッパ(9a)から供給された
原料をケース(9)内に送り込むための原利送り用スク
リコ−(6a )が固定されている。ケース(0)内に
おいて各出力軸(6)の内端部に71いに対向する回転
1(10)がそれぞれ固定されいる。両回’!’7;盤
(10)の対向面の周縁部には、複数の粉砕用プレー1
〜(11)が環状に連続して配列されて固定されている
。各粉砕用プレーl−(11) l;L、同形であって
、第2図に示すように内縁と外縁とが同心の円弧となる
ような形状であり、その片面には径方向にのびる粉砕歯
(Ila)が複数条形成されている。そして各粉砕用プ
レート(11)は、粉砕歯(11a >が対向するよう
にポル(〜(11b)によって各回転盤(10)に固定
されている。左側の回転盤(10)には、スクリコ−(
6a )によって送給される原料を両回転盤(10)間
に送り込むための貫通孔(12)があ(プられている。 検出装圓は、両側動部<2a > (2b )の各スラ
スト軸受(8)のカバー(8a)に取付けられ、釜出力
軸(6)の振動を表わす電圧を出力する振動検出器(2
1a ) (21b ) 、各振動検出器(21a )
(21b)の出力をそれぞれ増幅する増幅回路(22
a ) (22b ) 、各増幅回路(22a > (
22b )の出力信号のうち1灸触時特徴周波数[Cの
信号成分を通過させる狭帯域フィルタ(23a ) (
23b ) 、狭帯域フィルタ(23a)(23b )
)の出力をその振幅に応した電圧に変換する交流/直
流変換回路(24a > (24b )、各交流/直流
変換回路(24a ) (241i >の出力電圧が接
触検出用M準電圧(VO)をそれぞれ越えたどきに1−
ルベルの検知信号を出力Jる比較回路(25a ) (
25b ) 、および各比較回路(25a ) (25
t+ )からともに1−ルベルの検知信号が出力されI
ζどきに接触検出化8を出力づるAND回路(2G)か
ら構成されている。 接触時特徴周波数[Cは、筒回転5J(10)の粉砕歯
(11a )の接触にJ:って生じるものであり、回転
W (10) 1つ当りに固定されlζ粉砕用プレート
(11)の数を81、回転盤(10)1つ当りに固定さ
れたすべての粉砕用プレーh(11)に形成された粉砕
歯(11a )の総数を82、回転盤(10) (駆動
モータ(5))の回転数をN[rpslとすると、下記
の第(1)式または第(2)式にJこってめられる。 fc+ −2XS I XN N(Z ]−”・(1)
fc2 =2XS2XN [1−1z ]・・・・・・
(2)上記第(1)式および第(2)式において(S1
xN)または(S2XN)が2倍されているのは、回転
盤(10)が互いに反対方向に回転されているので両回
転盤(10)の相対速度が各回転盤(10)の回転速度
の2倍となるからである。 粉砕歯(11a )の総数82を用いてめられた周波数
fc2は、10に〜数10K(ト171の高い周波数帯
域の値となるが、軸受自身の固有振動の周波数もfc2
と同様の高い周波数どなるので、この実施例では、粉砕
用プレート(11)の数81を用いてめられたfc、が
接触時特徴周波数として用いられている。周波PJlf
c2を接触時特徴周波数として用いることもできる。 以上のような構成において、粉砕係(1)が運転され、
両回転盤(10)の粉砕用プレー1〜’(11)の粉砕
歯(11a)が接触していイfいどきは、各振動検出器
(21a ) (21b )の出力電圧における接触時
特徴周波pHfC(=fc、)の信号成分は小さい(後
述するようにfc、と同周波数の機械的振動がわずかに
存在する)ので、各交流/直流変換回路(24a )
(24b )の出力電圧は基準電圧(VO)以下であり
、両比較回路(25a)(251)〉の出力はルベルど
イrる。したがってAND回路(26)から接触検出信
号【ま出力されない。 両回転盤(10)の粉砕用プレー)−(11)の粉砕肉
(11a )が接触した場合には、円振動検出器(21
a’ ) (21b )の出力電圧における周波数fc
(= fc、 )の信号成分は、大きくなるから、両
交流/直流変換回路(24a ) (24b )の出力
電圧は基準電圧を越え、両比較回路(25a )(25
b)の出力はHレベルとなる。したがってAND回路(
26)から接触検出信号が出力される。 ところで上記第(2)式でめられた周波数fc2は、1
00〜2000【H2】とイッた低い周波数帯域の値と
なる。ケーシング(4)等の機械的振動の周波数も、こ
のような低い周波数である。そして、粉砕用プレー1−
(11)の粉砕歯(11a )が接触していないとぎに
、一方のケーシング(4)等たとえば右側の駆動部(2
b)の機械的振動がなんらかの原因なよって大きくなり
、交流/直流変換回路(24b )の出力電圧が基準電
圧vOを越えて比較回路(251))の出力がHレベル
となったどする。粉砕歯(11b〉が接触していないと
きには、両出力軸(6)の間すなわち両回転盤〈10)
の間には、原(′で1や粉砕後の製品が介在しており、
これがクッシ1ンとなって右側の駆動部(2b)の(震
域的振動が弱められて)1側の駆動部(2a)に伝わる
ので、交流/直流変換回路(24a)の出力電圧は基準
電圧(VO)を越えるほど大きくはイ「らず、他方の比
較回路(25a )の出力はLレベルを保持する。しが
ってAND回路(26)から接触検出信号は出力されイ
fい。この結果、一方の出力軸のみの振動にもとづいて
粉砕歯が接触したことを検出する場合に比べて、機械的
振動による誤動作の発生が低減する。 一方、粉砕用プレート(11)の粉砕歯C11a )が
接触した場合には、一方の出力軸(6)の振動は、直接
他方の出力軸(6)に伝達されるため、両検出器(21
a ) (21b )の出力電圧の周波数fc(=fc
2)の信号成分は同じように大きくイrるので、両比較
器(25a ) (25b、 )の出力はともに]」レ
ベルとなり、A、ND回路(2G)から接触検出信号が
出力されるので確実に粉砕歯が接触したことを検出する
ことができる。
検出装置に関する。 円板摩擦式粉砕機は、対向して配置された一対の回転盤
と、各回転盤の対向面に固定され複数の粉砕歯を有する
粉砕用プレートとを備えており、両回転盤が互いに反対
方向に回転駆動されることにJ:って、両プレート間に
送られた原料を摩擦粉砕するものである。 この粉砕機は、原料を非常に細かく摩擦粉砕するために
両粉砕用プレートが非常に接近して配されるように両回
転盤間隔が調整される。両粉砕用プレートの粉砕歯の間
隔は、粉砕歯の摩耗や、摩擦熱による回転盤の駆動軸の
熱膨服などによって変化するので、粉砕機の運転中にお
いても調整することが要求される。回転盤はケース内に
収納されているので、目視による調整は不可能である。 そこで、操作者は、一般に両粉砕用プレートの間隔と相
関関係があるといわれている粉砕機の消費電力を指標と
して調整を行なっている。しかしながら、両粉砕用プレ
ートの間隔と粉砕機の消費電力とは、単位時間当りの原
料の供給■がほぼ一定であり、かつ両粉砕用プレートの
間隔が所定の範囲内にあるときには、間隔が狭(なると
消費電力が増加するといった相関関係を示すが原料の供
給量が少なくなった場合や、両粉砕用プレートの間隔が
ある幅以下となった場合には、両粉砕用プレートの間隔
が狭くなると消費電力が減少するといった現象すなわち
上記相関関係と全く反対の現象が起こる。 このため両回転盤の間隔を調整する操作は、かなりの熟
練を要するし、また熟練者でも調整中に誤って両粉砕用
プレートの粉砕歯を接触させてしまうことがある。粉砕
歯が接触すると、粉砕歯が破損するので、粉砕用プレー
1〜の−i;命を著しく縮めることになる。したがって
粉砕歯の破損防止や、安全運転を行なう上で粉砕用プレ
ートの粉砕歯の接触は避けなければならない。 この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
円板摩擦式粉砕機の粉砕歯の接触を比較的軽い時点に検
出でき、したがって粉砕歯の破損を最小限に押さえるこ
とが可能なまた両回転盤間隔の調整時の操作者の負ノロ
が軽減する円板摩擦式粉砕機の粉砕歯の接触検出装置を
提供することを目的とする。 この発明による円板M擦式粉砕機における粉砕歯の接触
検出装置は、対向して配置され、互いに反対方向に回転
される一対の回転盤と、各回転盤の対向面に設けられた
複数の粉砕歯とを備えた円板摩擦式粉砕機において両回
転盤の両部動回転軸の振動をそれぞれ検出するための振
動検出器、各振動検出器の検出信号がそれぞれ入力され
、接触時特徴周波数成分をそれぞれ通過させるフィルタ
、各フィルタの出力信号をその振幅に応じた電圧に変換
する交流/直流変換回路、交流/直流変換回路の出力を
接触検出用基準レベルでそれぞれ弁別して検知信号を出
力する比較回路、および両比較回路の検知信号の論理積
が成立したときに接触検出信号を出力するAND回路を
備えていることを特徴とする。 接触時特徴周波数とは、両回転盤の粉砕歯が接触したと
き現われる駆動回転軸の振動の周波数であり、あらかじ
め計算にJ:ってめられる、。 両部動回転軸の振動が振動検出器によってイれぞれ検出
され、この検出信号はフィルタにそれぞれ入力する。検
出信号のうら、接触時!?i徴周波周波数分がフィルタ
を通過する。そして交流/直流変換回路によって各フィ
ルタの出力信gの振幅が電圧に変換される。粉砕歯が接
触しているときには、接触時特徴周波数成分が現われ、
両交流/直流変換回路の出力が基準1ノベルを越え、両
比較回路から検知信号が出力されるのでAND回路から
接触検出信号が出力される。 粉砕歯が接触していない状態においても、粉砕機の各部
の機械的振動によって検出器の出力に接触時特徴周波数
と同周波数の成分が現わ′れる。通常は1.このような
機械的振動による接触時特徴周波数と同周波数の成分は
小さいから交流/直流変換回路の出力は基準レベルを越
えないので、接触検出信号は出力されない。何らかの原
因によって一方の駆動回転軸の振動検出器の出力の機械
的振動による上記周波数成分が大ぎくなって交流/直流
変換回路の出力が基準レベルを越えると一方の比較回路
から検知信号が出力される。しかしながら、両部動回転
軸の間J′なわち両回転盤の間には原料または粉砕後の
製品が存在するので一方の回転駆動軸の振動は弱められ
て他方の出力軸に伝わるから、他方の出力軸の振動検出
器の出力の機械的振動による接触時特徴周波数と同周波
数の成分は、基準レベルを越えるほど大きくはならない
。したがつてたとえ一方の回転駆動軸の振動検出器の出
力の機械的振動が大きくなったどしても、ΔN +)回
路からは接触検出信号は出力されない。このように、こ
の考案による粉砕歯の接触検出装「1では、一方の駆動
回転軸のみの振動を検出する場合に比べて、機械的振動
による誤動作の発生を低減することができる。 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。 第1図は、円板摩擦式粉砕機おJ:びその粉11%′歯
の接触検出装置の構成を示している。 円板摩擦式粉砕機(1)は、左右一対の駆動部(2a
) (2b )と、両部動部(2a)(2b)の中間に
設けられた粉砕部(3)とからなる。駆動部(2a )
(2b )はケーシング(4)とケーシング(4)に
内蔵された駆動モータ(5)とを備えている。駆動モー
タ(5)の出ノ〕軸(6)は、その両端部がラジアル軸
受(7)とスラスト軸受(8)とによって回転自在に支
持され、その内端部がケーシング(4)から突出してい
る。右側の駆動部(2b)の出力軸(6)はケーシング
(4)の右方に設けられた油圧シリンダ(図示略)にJ
:つて駆動モータ(5)およびスラスト軸受(8)と一
体向に左右方向に移動されるようになっている。各出力
軸(6)は駆動モータ(5)によって互いに反対の方向
にかつ同じ速度で回転駆動される。 粉砕部(3)は、両部動部(2a)<2b)間において
固定部材(図示略)に固定されたケース(9)を備えて
いる。ケース(9)は2つの碗を構向きにして突き合わ
せたような形状であり、左側部には原料供給用ホッパ(
9a)が連続して形成されている。またケース(9)の
下面には、粉砕された原料の取出用ノズル(91〕)が
形成されている。そして両部vj部(2a)(2b)の
出力軸(6)がケース(9)を回転自在に貫通−して、
ケース(9)内に突出している。右側の駆動部(2a)
の出力軸(6)には、′ホッパ(9a)から供給された
原料をケース(9)内に送り込むための原利送り用スク
リコ−(6a )が固定されている。ケース(0)内に
おいて各出力軸(6)の内端部に71いに対向する回転
1(10)がそれぞれ固定されいる。両回’!’7;盤
(10)の対向面の周縁部には、複数の粉砕用プレー1
〜(11)が環状に連続して配列されて固定されている
。各粉砕用プレーl−(11) l;L、同形であって
、第2図に示すように内縁と外縁とが同心の円弧となる
ような形状であり、その片面には径方向にのびる粉砕歯
(Ila)が複数条形成されている。そして各粉砕用プ
レート(11)は、粉砕歯(11a >が対向するよう
にポル(〜(11b)によって各回転盤(10)に固定
されている。左側の回転盤(10)には、スクリコ−(
6a )によって送給される原料を両回転盤(10)間
に送り込むための貫通孔(12)があ(プられている。 検出装圓は、両側動部<2a > (2b )の各スラ
スト軸受(8)のカバー(8a)に取付けられ、釜出力
軸(6)の振動を表わす電圧を出力する振動検出器(2
1a ) (21b ) 、各振動検出器(21a )
(21b)の出力をそれぞれ増幅する増幅回路(22
a ) (22b ) 、各増幅回路(22a > (
22b )の出力信号のうち1灸触時特徴周波数[Cの
信号成分を通過させる狭帯域フィルタ(23a ) (
23b ) 、狭帯域フィルタ(23a)(23b )
)の出力をその振幅に応した電圧に変換する交流/直
流変換回路(24a > (24b )、各交流/直流
変換回路(24a ) (241i >の出力電圧が接
触検出用M準電圧(VO)をそれぞれ越えたどきに1−
ルベルの検知信号を出力Jる比較回路(25a ) (
25b ) 、および各比較回路(25a ) (25
t+ )からともに1−ルベルの検知信号が出力されI
ζどきに接触検出化8を出力づるAND回路(2G)か
ら構成されている。 接触時特徴周波数[Cは、筒回転5J(10)の粉砕歯
(11a )の接触にJ:って生じるものであり、回転
W (10) 1つ当りに固定されlζ粉砕用プレート
(11)の数を81、回転盤(10)1つ当りに固定さ
れたすべての粉砕用プレーh(11)に形成された粉砕
歯(11a )の総数を82、回転盤(10) (駆動
モータ(5))の回転数をN[rpslとすると、下記
の第(1)式または第(2)式にJこってめられる。 fc+ −2XS I XN N(Z ]−”・(1)
fc2 =2XS2XN [1−1z ]・・・・・・
(2)上記第(1)式および第(2)式において(S1
xN)または(S2XN)が2倍されているのは、回転
盤(10)が互いに反対方向に回転されているので両回
転盤(10)の相対速度が各回転盤(10)の回転速度
の2倍となるからである。 粉砕歯(11a )の総数82を用いてめられた周波数
fc2は、10に〜数10K(ト171の高い周波数帯
域の値となるが、軸受自身の固有振動の周波数もfc2
と同様の高い周波数どなるので、この実施例では、粉砕
用プレート(11)の数81を用いてめられたfc、が
接触時特徴周波数として用いられている。周波PJlf
c2を接触時特徴周波数として用いることもできる。 以上のような構成において、粉砕係(1)が運転され、
両回転盤(10)の粉砕用プレー1〜’(11)の粉砕
歯(11a)が接触していイfいどきは、各振動検出器
(21a ) (21b )の出力電圧における接触時
特徴周波pHfC(=fc、)の信号成分は小さい(後
述するようにfc、と同周波数の機械的振動がわずかに
存在する)ので、各交流/直流変換回路(24a )
(24b )の出力電圧は基準電圧(VO)以下であり
、両比較回路(25a)(251)〉の出力はルベルど
イrる。したがってAND回路(26)から接触検出信
号【ま出力されない。 両回転盤(10)の粉砕用プレー)−(11)の粉砕肉
(11a )が接触した場合には、円振動検出器(21
a’ ) (21b )の出力電圧における周波数fc
(= fc、 )の信号成分は、大きくなるから、両
交流/直流変換回路(24a ) (24b )の出力
電圧は基準電圧を越え、両比較回路(25a )(25
b)の出力はHレベルとなる。したがってAND回路(
26)から接触検出信号が出力される。 ところで上記第(2)式でめられた周波数fc2は、1
00〜2000【H2】とイッた低い周波数帯域の値と
なる。ケーシング(4)等の機械的振動の周波数も、こ
のような低い周波数である。そして、粉砕用プレー1−
(11)の粉砕歯(11a )が接触していないとぎに
、一方のケーシング(4)等たとえば右側の駆動部(2
b)の機械的振動がなんらかの原因なよって大きくなり
、交流/直流変換回路(24b )の出力電圧が基準電
圧vOを越えて比較回路(251))の出力がHレベル
となったどする。粉砕歯(11b〉が接触していないと
きには、両出力軸(6)の間すなわち両回転盤〈10)
の間には、原(′で1や粉砕後の製品が介在しており、
これがクッシ1ンとなって右側の駆動部(2b)の(震
域的振動が弱められて)1側の駆動部(2a)に伝わる
ので、交流/直流変換回路(24a)の出力電圧は基準
電圧(VO)を越えるほど大きくはイ「らず、他方の比
較回路(25a )の出力はLレベルを保持する。しが
ってAND回路(26)から接触検出信号は出力されイ
fい。この結果、一方の出力軸のみの振動にもとづいて
粉砕歯が接触したことを検出する場合に比べて、機械的
振動による誤動作の発生が低減する。 一方、粉砕用プレート(11)の粉砕歯C11a )が
接触した場合には、一方の出力軸(6)の振動は、直接
他方の出力軸(6)に伝達されるため、両検出器(21
a ) (21b )の出力電圧の周波数fc(=fc
2)の信号成分は同じように大きくイrるので、両比較
器(25a ) (25b、 )の出力はともに]」レ
ベルとなり、A、ND回路(2G)から接触検出信号が
出力されるので確実に粉砕歯が接触したことを検出する
ことができる。
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2図は粉砕
用プレートを示す平面図である。 (1)・・・円板摩擦式粉砕機、(6)・・・出力軸、
(8)・・・ラジアル軸受、(10)・・・回転盤、(
11)・・・粉砕用プレート、(11a )・・・粉砕
歯、(21a )(21b )−=振動検出器、(23
a ) (23b ) −・・狭帯域フィルタ・・・、
(25a ) (25b )・・・比較回路、(2G)
・・・AND回路、fc、 fcl、fc2 用接触時
特徴周波数。 jス 上 外4名
用プレートを示す平面図である。 (1)・・・円板摩擦式粉砕機、(6)・・・出力軸、
(8)・・・ラジアル軸受、(10)・・・回転盤、(
11)・・・粉砕用プレート、(11a )・・・粉砕
歯、(21a )(21b )−=振動検出器、(23
a ) (23b ) −・・狭帯域フィルタ・・・、
(25a ) (25b )・・・比較回路、(2G)
・・・AND回路、fc、 fcl、fc2 用接触時
特徴周波数。 jス 上 外4名
Claims (1)
- 対向し°て配置され、互いに反対方向に回転される一対
の回転盤と、各回転盤の対向面に設けられた複数の粉砕
歯とを備えた円板、摩擦式粉砕機において両回転盤の両
駆動回転軸の振動をそれぞれ検出するための振動検出器
、各振動検出器の検出信号がそれぞれ人ツノされ、接触
時特徴周波数成分をそれぞれ通過させるフィルタ、各フ
ィルタの出力信号をその振幅に応じた電圧に変換する交
流/直流変換回路、交流/直流変換回路の出力を接触検
出用基準レベルでそれぞれ弁別して検知信号を出力する
比較回路、および両比較回路の検知信号の論理積が成つ
したどきに接触検出信号を出力するAND回路を備えて
いる円板摩擦式粉砕機における粉砕歯の接触選出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11245183A JPS605236A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 円板摩擦式粉砕機における粉砕歯の接触検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11245183A JPS605236A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 円板摩擦式粉砕機における粉砕歯の接触検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605236A true JPS605236A (ja) | 1985-01-11 |
JPH0118778B2 JPH0118778B2 (ja) | 1989-04-07 |
Family
ID=14586956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11245183A Granted JPS605236A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 円板摩擦式粉砕機における粉砕歯の接触検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605236A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS558890A (en) * | 1978-06-07 | 1980-01-22 | Pulp Paper Res Inst | Refiner plate collision detector |
-
1983
- 1983-06-21 JP JP11245183A patent/JPS605236A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS558890A (en) * | 1978-06-07 | 1980-01-22 | Pulp Paper Res Inst | Refiner plate collision detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0118778B2 (ja) | 1989-04-07 |
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