JPS6051999B2 - 電動ドライバ−のトルク調整装置 - Google Patents
電動ドライバ−のトルク調整装置Info
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- JPS6051999B2 JPS6051999B2 JP56204737A JP20473781A JPS6051999B2 JP S6051999 B2 JPS6051999 B2 JP S6051999B2 JP 56204737 A JP56204737 A JP 56204737A JP 20473781 A JP20473781 A JP 20473781A JP S6051999 B2 JPS6051999 B2 JP S6051999B2
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電動ドライバのトルク調整機構に関”する
ものである。
ものである。
従来のトルク調整装置は第9図及び第10図に示すよ
うに、伝動軸71の端部72に複数個の鋼球73を保持
するフランジ74を設け、該鋼球73に対向して山形突
起75を形成し、内径にスプライン溝76を持つラチエ
ツト 7を出力軸78に嵌合配設している。
うに、伝動軸71の端部72に複数個の鋼球73を保持
するフランジ74を設け、該鋼球73に対向して山形突
起75を形成し、内径にスプライン溝76を持つラチエ
ツト 7を出力軸78に嵌合配設している。
一方ニツ割りハウジング79、80に保持されたフレー
ム81の端部82に円板83を設け、円板83とハウジ
ング79、80との間に内側端面に階段状の案内カム8
4を持Jつ調整筒85を配設し、調整筒85に隣接して
、バネ受け86及びクラッチバネ87並びにスラストニ
ードルベアリング88を介在して、ラチエツト77の山
形突起75をフランジ74に保持された鋼球73に圧接
する。この機構における作動は、モーターの回転力によ
り伝動軸71が回転し、クラッチバネ87の支持のもと
に鋼球73が山形突起75に係止して出力軸78を回転
する。
ム81の端部82に円板83を設け、円板83とハウジ
ング79、80との間に内側端面に階段状の案内カム8
4を持Jつ調整筒85を配設し、調整筒85に隣接して
、バネ受け86及びクラッチバネ87並びにスラストニ
ードルベアリング88を介在して、ラチエツト77の山
形突起75をフランジ74に保持された鋼球73に圧接
する。この機構における作動は、モーターの回転力によ
り伝動軸71が回転し、クラッチバネ87の支持のもと
に鋼球73が山形突起75に係止して出力軸78を回転
する。
出力軸78に一定トルクが加わつた場合、伝動軸71の
回転力が鋼球73が山形突起75をクラッチバネ87の
押圧力に打ち勝つて、ラチエツト77を軸方向に移動さ
せ、これにより伝動軸71と出力軸78間の動力伝達が
断れる状態となる。設定トルクの調整は調整筒85を回
動することにより、バネ受け86が調整筒85の階段状
の案内カム84に案内され軸方向に移動して、クラッチ
バネ87の圧縮量を変えることにより押圧力が変化し、
トルク調整が行われる。また、調整筒85を最大回動さ
せ、クラッチバネ87が全圧縮し、ラチエツト77の山
形突起75が鋼球73に当接して、ラチエツト77の軸
方向の動きが阻止され、モーターの最大回転力が出力軸
78に伝達される。
回転力が鋼球73が山形突起75をクラッチバネ87の
押圧力に打ち勝つて、ラチエツト77を軸方向に移動さ
せ、これにより伝動軸71と出力軸78間の動力伝達が
断れる状態となる。設定トルクの調整は調整筒85を回
動することにより、バネ受け86が調整筒85の階段状
の案内カム84に案内され軸方向に移動して、クラッチ
バネ87の圧縮量を変えることにより押圧力が変化し、
トルク調整が行われる。また、調整筒85を最大回動さ
せ、クラッチバネ87が全圧縮し、ラチエツト77の山
形突起75が鋼球73に当接して、ラチエツト77の軸
方向の動きが阻止され、モーターの最大回転力が出力軸
78に伝達される。
以上のような機構において、出力軸78に衝撃的な荷重
が加わつた場合、前記フランジ74に保持されている鋼
球73が脱落することがある。
が加わつた場合、前記フランジ74に保持されている鋼
球73が脱落することがある。
又、調整筒85を最大回動させラチエツト77の軸方向
の動きを阻止した場合、バネ受け86及び円板83が弾
性変形したり、全圧縮されたクラッチバネ87が座屈現
象を起し、ラチエツト77の軸方向移動阻止できなくな
り、伝動軸71と出力軸78が連結されなくなることが
ある。一方、ラチエツト77の山形突起75はラチエツ
ト77の側面に対して屈折して立ち上つているため銅球
73とは点接触となり、かみ合時や乗り越え時に衝撃を
与え動作が不安定になつたり、耐摩耗性が低下するとい
う問題がある。本発明の目的は、上記した従来技術の欠
点をなくし、併せて動作を安定し、信頼性を高めるトル
ク調整装置を提供することである。
の動きを阻止した場合、バネ受け86及び円板83が弾
性変形したり、全圧縮されたクラッチバネ87が座屈現
象を起し、ラチエツト77の軸方向移動阻止できなくな
り、伝動軸71と出力軸78が連結されなくなることが
ある。一方、ラチエツト77の山形突起75はラチエツ
ト77の側面に対して屈折して立ち上つているため銅球
73とは点接触となり、かみ合時や乗り越え時に衝撃を
与え動作が不安定になつたり、耐摩耗性が低下するとい
う問題がある。本発明の目的は、上記した従来技術の欠
点をなくし、併せて動作を安定し、信頼性を高めるトル
ク調整装置を提供することである。
すなわち、本発明は伝動軸と出力軸との断続部に山形突
起状のかみ合部を相方に設け、山形突起の斜面の摩擦力
で動力の断続を行うようにし、尚かつ、最大トルクの伝
達時における確実な結合を得るため、バネ受けのボス部
をラチエツトのボス部当接させたものである。
起状のかみ合部を相方に設け、山形突起の斜面の摩擦力
で動力の断続を行うようにし、尚かつ、最大トルクの伝
達時における確実な結合を得るため、バネ受けのボス部
をラチエツトのボス部当接させたものである。
又、インボリュートスプライン接手は、伝動軸が加わる
と自動調心性が良くなる点に着目し、差動遊星歯車減速
部の出力側フランジと出力軸との接続に用いたものであ
る。以下この発明の実施例を適用した電動ドライバーを
第1図から第8図に示す。
と自動調心性が良くなる点に着目し、差動遊星歯車減速
部の出力側フランジと出力軸との接続に用いたものであ
る。以下この発明の実施例を適用した電動ドライバーを
第1図から第8図に示す。
胴体の中間部にハンドル部3を設けたニツ割方式の外枠
であるハウジング1,2内に、第2図のようにハウジン
グ1,2後端部には電池部4を配し、ハンドル部3には
、スイッチ5を配し、下部にはチャックハンドル6を収
納している。中間部には、モータ7を配し、前端部に本
発明のトルク調整装置8と、差動遊星歯車減速部9を有
している。ニツ割方式のハウジング1,2は、2個所で
ネジ結合されさらに後端は、吊り具10の取り付もかね
たバンド11て緊締されている。差動遊星歯車減速部は
第3図及び第4図のようにモーター7の回転力は2段の
遊星歯車減速機構により出力軸14に伝達される。ピニ
オン15がモーター軸16に圧入固着されたモーター7
は、モーターブラケット17にモーター7前端面18を
ネジ19で止めている。一方モーターブラケット17は
、歯車ケース20にネジ21で固定される。歯車ケース
20内には、内歯歯車部21及び山形突起部22を形成
した太陽歯車23が回動自在に配設され、太陽歯車23
内て伝動歯車24を持つた第1の遊星歯車部25と出力
フランジ26を持つた第2の遊星歯車部27がかみ合い
、さらに出力フランジ26の内径に形成されたインボリ
ュートスプライン接手28により出力軸14が連結され
、出力軸14の前端部にドリルチャック12が装着され
る。
であるハウジング1,2内に、第2図のようにハウジン
グ1,2後端部には電池部4を配し、ハンドル部3には
、スイッチ5を配し、下部にはチャックハンドル6を収
納している。中間部には、モータ7を配し、前端部に本
発明のトルク調整装置8と、差動遊星歯車減速部9を有
している。ニツ割方式のハウジング1,2は、2個所で
ネジ結合されさらに後端は、吊り具10の取り付もかね
たバンド11て緊締されている。差動遊星歯車減速部は
第3図及び第4図のようにモーター7の回転力は2段の
遊星歯車減速機構により出力軸14に伝達される。ピニ
オン15がモーター軸16に圧入固着されたモーター7
は、モーターブラケット17にモーター7前端面18を
ネジ19で止めている。一方モーターブラケット17は
、歯車ケース20にネジ21で固定される。歯車ケース
20内には、内歯歯車部21及び山形突起部22を形成
した太陽歯車23が回動自在に配設され、太陽歯車23
内て伝動歯車24を持つた第1の遊星歯車部25と出力
フランジ26を持つた第2の遊星歯車部27がかみ合い
、さらに出力フランジ26の内径に形成されたインボリ
ュートスプライン接手28により出力軸14が連結され
、出力軸14の前端部にドリルチャック12が装着され
る。
モーター軸16に圧入固着されたピニオン15は、第1
の遊星歯車25に中心位置でかみ合い、第]の遊星歯車
25の伝動歯車24は、第2の遊星歯車27に中心位置
でかみ合い、動力伝達している。尚、モーターブラケッ
ト17・と第1の遊星歯車25との間及ひ第1の遊星歯
車25の伝動歯車フランジ29と第2の遊星歯車27の
間にはそれぞれスラストプレート30,31が介在され
軸方向荷重を支持している。出力軸14の前端部は、ボ
ールベアリング32を介して調整筒33に保持され、後
端部は、太陽歯車23の前端部に圧入固着されたメタル
34により軸支される。太陽歯車23の前端面周縁に、
軸方向に山形突起部22を複数個形成し、山形突起部2
2に対向して、同じ形状の山形突起部35を面周縁に形
成するラチエツト36を配設し、クラッチバネ37の押
圧力で山形突起の形成する面を圧接する。
の遊星歯車25に中心位置でかみ合い、第]の遊星歯車
25の伝動歯車24は、第2の遊星歯車27に中心位置
でかみ合い、動力伝達している。尚、モーターブラケッ
ト17・と第1の遊星歯車25との間及ひ第1の遊星歯
車25の伝動歯車フランジ29と第2の遊星歯車27の
間にはそれぞれスラストプレート30,31が介在され
軸方向荷重を支持している。出力軸14の前端部は、ボ
ールベアリング32を介して調整筒33に保持され、後
端部は、太陽歯車23の前端部に圧入固着されたメタル
34により軸支される。太陽歯車23の前端面周縁に、
軸方向に山形突起部22を複数個形成し、山形突起部2
2に対向して、同じ形状の山形突起部35を面周縁に形
成するラチエツト36を配設し、クラッチバネ37の押
圧力で山形突起の形成する面を圧接する。
クラッチバネ37の前端部はバネ受け38に支持される
。又、歯車ケース20の前端部は、内周面にl複数個の
凹部39を形成し、凹部39に対応した外周縁部に凸部
40を形成するラチエツト36及びバネ受け38が、軸
方向に移動自在に、かつ回転不可なるように嵌合されて
いる。一方、バネ受け38と調整筒33との嵌合部にJ
は、階段状の案内カム41を形成し、双方が該案内カム
41で当接しているため、調整筒33を回動することに
より、階段状の案内カム41がバネ受け38に対し、位
相がずれバネ受け38を軸方向に移動させる。
。又、歯車ケース20の前端部は、内周面にl複数個の
凹部39を形成し、凹部39に対応した外周縁部に凸部
40を形成するラチエツト36及びバネ受け38が、軸
方向に移動自在に、かつ回転不可なるように嵌合されて
いる。一方、バネ受け38と調整筒33との嵌合部にJ
は、階段状の案内カム41を形成し、双方が該案内カム
41で当接しているため、調整筒33を回動することに
より、階段状の案内カム41がバネ受け38に対し、位
相がずれバネ受け38を軸方向に移動させる。
2歯車ケース20は、ハ
ウジング1,2にネジ42で固定され、調整筒33が歯
車ケース20の前部外周面で嵌合し、さらに調整筒33
の後端部はハウジング1,2に挾持嵌合される。尚、調
整筒33の回動は、歯車ケース20との係止部60に冫
係合して、回動範囲が抑止される。上記の機構において
、トルク調整の作動はつぎのとおりである。
ウジング1,2にネジ42で固定され、調整筒33が歯
車ケース20の前部外周面で嵌合し、さらに調整筒33
の後端部はハウジング1,2に挾持嵌合される。尚、調
整筒33の回動は、歯車ケース20との係止部60に冫
係合して、回動範囲が抑止される。上記の機構において
、トルク調整の作動はつぎのとおりである。
すなわち、モーター軸に圧入固着されたピニオン15の
回動力は、第1の遊星歯車25及び第2の遊星歯車27
を伝わり出力軸14を回転させる。この場合、出力軸1
4にあるトルクが加わると、太陽歯車23が反作用力を
受けて回転しようとするが、太陽歯車23はその前端面
に形成された山形突起22と、ラチエツト36の山形突
起35に係合し、回転出来ない。しか.し、出力軸14
のトルクが増大するにつれて、一定トルクに達すると、
山形突起22,35による係止部が、クラッチバネ37
の押圧力に打ち勝つて、ラチエツト36を軸方向に移動
させて外れ、出力軸14は一定トルクを受けながら回転
停止する。このトルクの調整は、調整筒33の回動によ
りバネ受け38を軸方向に移動させ、クラッチバネ37
の圧縮量を変えることにより押圧力が変化して調整され
る。つぎに本考案による作用効果を説明する。
回動力は、第1の遊星歯車25及び第2の遊星歯車27
を伝わり出力軸14を回転させる。この場合、出力軸1
4にあるトルクが加わると、太陽歯車23が反作用力を
受けて回転しようとするが、太陽歯車23はその前端面
に形成された山形突起22と、ラチエツト36の山形突
起35に係合し、回転出来ない。しか.し、出力軸14
のトルクが増大するにつれて、一定トルクに達すると、
山形突起22,35による係止部が、クラッチバネ37
の押圧力に打ち勝つて、ラチエツト36を軸方向に移動
させて外れ、出力軸14は一定トルクを受けながら回転
停止する。このトルクの調整は、調整筒33の回動によ
りバネ受け38を軸方向に移動させ、クラッチバネ37
の圧縮量を変えることにより押圧力が変化して調整され
る。つぎに本考案による作用効果を説明する。
1)太陽歯車23とラチエツト36の断続部に、山形突
起状のかみ合部を設け、突起の斜面43で係止及び作動
するようにしたため、動作が安定し、耐摩耗性が向上す
る。
起状のかみ合部を設け、突起の斜面43で係止及び作動
するようにしたため、動作が安定し、耐摩耗性が向上す
る。
併せて、山形突起面の立ち上り角度を正転方向と逆転方
向で異なわせることにより、切転時と逆転時の伝達トル
クを変えることが出来る。2)調整筒33の回動によつ
てバネ受け38を最大量ラチエツト36側に移動させる
と、バネ受け38のボス部端面44とラチエツト35の
ボス部端面45との透き間46がほとんどなくなるよう
に前記ボス部47,48を突出したため、出力軸14の
トルクが増大しても、ラチエツト36は軸方に移動出来
ない。
向で異なわせることにより、切転時と逆転時の伝達トル
クを変えることが出来る。2)調整筒33の回動によつ
てバネ受け38を最大量ラチエツト36側に移動させる
と、バネ受け38のボス部端面44とラチエツト35の
ボス部端面45との透き間46がほとんどなくなるよう
に前記ボス部47,48を突出したため、出力軸14の
トルクが増大しても、ラチエツト36は軸方に移動出来
ない。
したがつて太陽歯車23も回転出来ずトルク調整不可の
状態を達成出来る。3)太陽歯車23を軸支する部分4
9と、ラチエツト36及びバネ受け38が嵌合し回転不
可なるように内周面に凹部39を形成した部分をもつ一
体成形した歯車ケース20の内側に、遊星歯車減速部9
及びトルク調整機構部8を配設し、さらに駆動軸後端部
50の軸支を太陽歯車前端小内径部51に圧入固着され
たメタル34で支持させたため、駆動軸14の保持精度
が向上し、ドリルチャック12の振れが小さくなると共
に、トルク調整機構部8の外径が小さく出来るので、作
業時にドリルチャック12先端に把持されたビット13
の先端が硬認し易すく使い勝手が良いという効果がある
。4) 遊星歯車減速部9の出力フランジ26と出力軸
14との接続を、インボリュートスプライン接手により
結合したため、遊星歯車減速部9とトルク調整機構部8
の分割が出来るので、組立時にはそれぞれ部分組立が可
能となり組立し易すくなる。
状態を達成出来る。3)太陽歯車23を軸支する部分4
9と、ラチエツト36及びバネ受け38が嵌合し回転不
可なるように内周面に凹部39を形成した部分をもつ一
体成形した歯車ケース20の内側に、遊星歯車減速部9
及びトルク調整機構部8を配設し、さらに駆動軸後端部
50の軸支を太陽歯車前端小内径部51に圧入固着され
たメタル34で支持させたため、駆動軸14の保持精度
が向上し、ドリルチャック12の振れが小さくなると共
に、トルク調整機構部8の外径が小さく出来るので、作
業時にドリルチャック12先端に把持されたビット13
の先端が硬認し易すく使い勝手が良いという効果がある
。4) 遊星歯車減速部9の出力フランジ26と出力軸
14との接続を、インボリュートスプライン接手により
結合したため、遊星歯車減速部9とトルク調整機構部8
の分割が出来るので、組立時にはそれぞれ部分組立が可
能となり組立し易すくなる。
又、組立費用も部分組立出来るので低減できる。尚分解
修理においても同様の効果を期特出来る。さらにインボ
リュートスプライン接手の採用により、自動調心性が働
き、第2の遊星歯車27は太陽歯車23と円滑にかみ合
い、歯面の片当りが防止出来るため、寿命が長くなると
共に、かみ合騒音が低くなるという効果がある。(5)
調整筒33の後端外径部52にハウジング1,2前端部
53と枢着する部分を設け、該ハウジング1,2に挟持
されるように支持したので、調整筒33取り付け部品点
数削減及びコスト低減を計れる。
修理においても同様の効果を期特出来る。さらにインボ
リュートスプライン接手の採用により、自動調心性が働
き、第2の遊星歯車27は太陽歯車23と円滑にかみ合
い、歯面の片当りが防止出来るため、寿命が長くなると
共に、かみ合騒音が低くなるという効果がある。(5)
調整筒33の後端外径部52にハウジング1,2前端部
53と枢着する部分を設け、該ハウジング1,2に挟持
されるように支持したので、調整筒33取り付け部品点
数削減及びコスト低減を計れる。
さらに、調整筒33の内径と歯車ケース20の前側部外
径との嵌合部分54か軸方向に長くとれるので、調整筒
33の保持精度が向上し、ガタが少なくなることにより
出力軸14のガタ付きが抑止出来る。又、調整筒33で
トルク調整部8全体をおおうようにしたため、トルク調
整部8の防じん性が向上するという効果がある。
径との嵌合部分54か軸方向に長くとれるので、調整筒
33の保持精度が向上し、ガタが少なくなることにより
出力軸14のガタ付きが抑止出来る。又、調整筒33で
トルク調整部8全体をおおうようにしたため、トルク調
整部8の防じん性が向上するという効果がある。
第1図は本発明の実施例を適用した電動ドライバーの外
観側面図、第2図はその一部縦断側面図、第3図は第2
図のトルク調整部及び差動遊星歯車減速部の詳細な縦断
側面図で締付トルクが1番弱い状態を示す。 第4図は第3図のトルク調整部及び差動遊星歯車減速部
の詳細な縦断側面図でトルク調整不可の状態を示す、第
5図はトルク調整部及び差動遊星歯車減速部の分解斜視
図、第6 ψIn図は第
3図及び第4図のA−A線断面図、第7図は太陽歯車及
びラチエツトの山形突起部のかみ合状態を示す拡大側面
図、第8図は出力フランジと出力軸の嵌合部を示す拡大
断面図、第9図は従来のトルク調整部の縦断側面図、第
10図は第9図の分解斜視図である。 図においては、1,2はハウジング(外枠)、7はモー
ター、8はトルク調整部、9は差動遊星歯車減速部、1
4は出力軸、20は歯車ケース、22は山形突起部、2
3は太陽歯車、26は出力フランジ、28はインボリュ
ートスプライン接手、32はボールベアリング、33は
調整筒、34はメタル、35は山形突起、36はラチエ
ツト、37はクラッチバネ、38はバネ受け、39は凹
部、40は凸部、41は案内カム、46は透き間、47
はバネ受けのボス部、48はラチエツトのボス部、49
は太陽歯車の外径部、55は太陽歯車の前端面周縁部、
56はラチエツトの後端面周縁部、57は調整筒とバネ
受けの嵌合部である。
観側面図、第2図はその一部縦断側面図、第3図は第2
図のトルク調整部及び差動遊星歯車減速部の詳細な縦断
側面図で締付トルクが1番弱い状態を示す。 第4図は第3図のトルク調整部及び差動遊星歯車減速部
の詳細な縦断側面図でトルク調整不可の状態を示す、第
5図はトルク調整部及び差動遊星歯車減速部の分解斜視
図、第6 ψIn図は第
3図及び第4図のA−A線断面図、第7図は太陽歯車及
びラチエツトの山形突起部のかみ合状態を示す拡大側面
図、第8図は出力フランジと出力軸の嵌合部を示す拡大
断面図、第9図は従来のトルク調整部の縦断側面図、第
10図は第9図の分解斜視図である。 図においては、1,2はハウジング(外枠)、7はモー
ター、8はトルク調整部、9は差動遊星歯車減速部、1
4は出力軸、20は歯車ケース、22は山形突起部、2
3は太陽歯車、26は出力フランジ、28はインボリュ
ートスプライン接手、32はボールベアリング、33は
調整筒、34はメタル、35は山形突起、36はラチエ
ツト、37はクラッチバネ、38はバネ受け、39は凹
部、40は凸部、41は案内カム、46は透き間、47
はバネ受けのボス部、48はラチエツトのボス部、49
は太陽歯車の外径部、55は太陽歯車の前端面周縁部、
56はラチエツトの後端面周縁部、57は調整筒とバネ
受けの嵌合部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外枠に内装されたモータの回転力を差動遊星歯車減
速装置の太陽歯車を抑止し、前記減速装置の出力側に取
りつけられた出力軸に一定トルクを与えるクラッチ機構
付電動ドライバーにおいて、前記太陽歯車23の前端面
周縁部55に複数個の山形突起部22,22,・・・を
形成し、これに対向して、前記山形突起部22,22,
・・・と噛合する突起部35,35,・・・を後端面周
縁部56に備え、複数個の放射状凸部40,40,・・
・を外周縁部に形成したラチエツト36を配設し、該ラ
チエツト36に隣接して前記突起部22,35を圧接付
勢するクラッチバネ37を配設すると共に、前記外枠の
先端部には、前記クラッチバネ37を支持するバネ受け
38を介して前記クラッチバネ37の付勢力を調整する
調整筒33を枢着し、前記バネ受け38と前記調整筒3
3との係合部57には階段状の案内カム41,41を成
形し、前記バネ受け38の外周部には複数個の放射状凸
部40,40,・・・を成形して成り、前記調整筒33
の回動操作により前記クラッチバネ37の付勢力を調整
可能に構成したことを特徴とするトルク調整装置。 2 前記太陽歯車23の外周部49を軸支すると共に、
前記ラチエツト36とバネ受け38の放射状凸部40に
嵌合する凹部39を内径に一体成形した歯車ケース20
で前記太陽歯車23,ラチエツト36,クラッチバネ3
7,バネ受け38とを把持してなる特許請求の範囲第1
項記載のトルク調整装置。 3 前記出力軸14の前端部は、ボールベアリング32
を介して調整筒33に保持され、後端部は前記太陽歯車
23の内周面に圧入固着されたメタル34で軸支され、
かつ前記差動遊星歯車減速装置の出力フランジ26とは
インボリュートスプライン接手28により嵌着してなる
特許請求の範囲第1項記載のトルク調整装置。 4 前記調整筒33とバネ受け38の階段状の案内カム
41により、前記バネ受け38を軸方向に移動し前記ク
ラッチバネ37の押圧力を調整する場合において、モー
ター7の最大回転力を前記出力軸14に伝達するため、
上記最大回転力が加わつた時前記太陽歯車23とラチエ
ツト36の山形突起部22、35が離脱不可となるよう
に、前記バネ受け38のボス部47に対向した前記ラチ
エツト36のボス部48を当接してなる特許請求の範囲
第1項記載のトルク調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56204737A JPS6051999B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 電動ドライバ−のトルク調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56204737A JPS6051999B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 電動ドライバ−のトルク調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109275A JPS58109275A (ja) | 1983-06-29 |
JPS6051999B2 true JPS6051999B2 (ja) | 1985-11-16 |
Family
ID=16495472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56204737A Expired JPS6051999B2 (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 電動ドライバ−のトルク調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051999B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016121460A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 日立工機株式会社 | ねじ締め機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136315U (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-18 | ||
JPS5656313A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Electric tool |
-
1981
- 1981-12-17 JP JP56204737A patent/JPS6051999B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136315U (ja) * | 1974-09-10 | 1976-03-18 | ||
JPS5656313A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Electric tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58109275A (ja) | 1983-06-29 |
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