JPS6049842B2 - エンジン水温計 - Google Patents
エンジン水温計Info
- Publication number
- JPS6049842B2 JPS6049842B2 JP6999377A JP6999377A JPS6049842B2 JP S6049842 B2 JPS6049842 B2 JP S6049842B2 JP 6999377 A JP6999377 A JP 6999377A JP 6999377 A JP6999377 A JP 6999377A JP S6049842 B2 JPS6049842 B2 JP S6049842B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- water temperature
- temperature
- support shaft
- indicator
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジン水温計に関するものである。
一般にエンジンの冷却水温は、冷却系内で沸騰しないよ
うにエンジン運転中、水温計で管理しなければならない
。水の沸点は第1図の曲線Iの如く、圧力が高くなるに
つれて高温側に移る。(曲線I:水の沸点一圧力の関係
)また、ラジエータでの冷却能力は水温と気温の差が大
きいほど大となるため冷却系内圧を上げることによつて
沸点を上昇させ冷却能力を向上させる方法が一般に行な
われている。
うにエンジン運転中、水温計で管理しなければならない
。水の沸点は第1図の曲線Iの如く、圧力が高くなるに
つれて高温側に移る。(曲線I:水の沸点一圧力の関係
)また、ラジエータでの冷却能力は水温と気温の差が大
きいほど大となるため冷却系内圧を上げることによつて
沸点を上昇させ冷却能力を向上させる方法が一般に行な
われている。
(冷却系の圧力上昇はラジエータに加圧弁を設けること
によつて行なう)ところが加圧弁の故障や、系の洩れな
どがある場合もあるため常に沸点が高い状態にあるとは
言えない。
によつて行なう)ところが加圧弁の故障や、系の洩れな
どがある場合もあるため常に沸点が高い状態にあるとは
言えない。
したがつて、より信頼性を高くするため運転者は冷却系
内部の圧力と水温の両方で常に管理する必要がある。従
来上記の理由で次の2つの場合がある。
内部の圧力と水温の両方で常に管理する必要がある。従
来上記の理由で次の2つの場合がある。
1水温計のみで管理・・・・・・圧力上昇した分は安全
率となるのみで圧力上昇のメリットは半減する。
率となるのみで圧力上昇のメリットは半減する。
2水温計と圧力計の2つで管理・・・・・・運転者が判
断し難い。
断し難い。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものてあつて、その
目的とするところは、水温計と圧力計とが一つになり圧
力によつて危険水温のレンジを変化させることができて
運転者にとつて冷却系内圧と水温の両方が一目瞭然にな
り便利なエンジン水温計を提供することにある。
目的とするところは、水温計と圧力計とが一つになり圧
力によつて危険水温のレンジを変化させることができて
運転者にとつて冷却系内圧と水温の両方が一目瞭然にな
り便利なエンジン水温計を提供することにある。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図面中3は目盛板であり、目盛板3の上部には窓部aが
形成してある。また、目盛板3の裏面には背面部材3’
が取付けてあり、背面部材3’は窓部aを裏から覆つて
いて、背面部材3’は緑色に着色してある。図面中4は
支軸てあり、支軸4には目盛板3の表面に表出した第1
指針1が取付けてある。
形成してある。また、目盛板3の裏面には背面部材3’
が取付けてあり、背面部材3’は窓部aを裏から覆つて
いて、背面部材3’は緑色に着色してある。図面中4は
支軸てあり、支軸4には目盛板3の表面に表出した第1
指針1が取付けてある。
この第1指針1は温度指示部Dを構成する。また支軸J
4には第2指針2が回転可能に設けてある。第2指針2
の先部には表示部をが設けてあり、これらで圧力指示部
Cを構成している。表示部をは前記目盛板3と背面部材
3’との間に位置していて赤色に着色してあり、窓部a
より見えるようになつ5ている。前記支軸4は温度指示
作動機構Aに連結してある。
4には第2指針2が回転可能に設けてある。第2指針2
の先部には表示部をが設けてあり、これらで圧力指示部
Cを構成している。表示部をは前記目盛板3と背面部材
3’との間に位置していて赤色に着色してあり、窓部a
より見えるようになつ5ている。前記支軸4は温度指示
作動機構Aに連結してある。
この温度指示作動機構Aは水温計筐体21に固定された
圧力導入部14を備えており、この圧力導入部14の出
口側はブルドン管13を介してリンク7にピン12で連
結してあり、リンク7は支軸4に固定されたレバー5に
ピン6で連結してある。
圧力導入部14を備えており、この圧力導入部14の出
口側はブルドン管13を介してリンク7にピン12で連
結してあり、リンク7は支軸4に固定されたレバー5に
ピン6で連結してある。
圧力導入部14の入口側は感熱部16の接続管15が接
続してある。感熱部16内には揮発性液体17が入れて
ある。この感熱部16は機関冷却水の最高温度部位近く
に設けてある。前記第2指針2は圧力指示作動機構Bに
連係してある。
続してある。感熱部16内には揮発性液体17が入れて
ある。この感熱部16は機関冷却水の最高温度部位近く
に設けてある。前記第2指針2は圧力指示作動機構Bに
連係してある。
この圧力指示作動機構Bは前記水温計筐体21に設けら
れた圧力導入部20を備えており、この圧力導入部20
の出口側はブルドン管19を介してリンク11にピン1
8で連結してあり、リンク11はピン10て第2指針2
の下端部に連結してある。圧力導入部20の入口側は接
続管によりラジエータ内の空気溜りに接続してある。
れた圧力導入部20を備えており、この圧力導入部20
の出口側はブルドン管19を介してリンク11にピン1
8で連結してあり、リンク11はピン10て第2指針2
の下端部に連結してある。圧力導入部20の入口側は接
続管によりラジエータ内の空気溜りに接続してある。
しかして、揮発性液体17の飽和蒸気圧によりブルドン
管13が変位し、この変位によりリンク7、レバー5、
支軸4を介して第1指針1が変位する。
管13が変位し、この変位によりリンク7、レバー5、
支軸4を介して第1指針1が変位する。
揮発性液体17の飽和蒸気圧は第6図のようになるため
第1図の曲線■(限界水温)に対する第1指針1の変位
は第1図の曲線■の如くほぼ直線に近くなる。またラジ
エータ内圧によりブルドン管19が変、位しリンク11
を介して第2指針2が変位する。
第1図の曲線■(限界水温)に対する第1指針1の変位
は第1図の曲線■の如くほぼ直線に近くなる。またラジ
エータ内圧によりブルドン管19が変、位しリンク11
を介して第2指針2が変位する。
冷却水の限界温度は気圧のばらつきや水質の違い等を考
慮し例えば第1図の曲線■のように、沸点(曲線1)か
らある程度余裕をもつて定めることができる。従つて、
指針2の表示部b左端の圧力jによる変位を第1図の直
線■となるようにブルドン管19およびリンク11寸法
を設計すれば、常に非常に正確な水温限界を示すことに
なる。なお、前述したように温度指示作動機構Aに蒸気
圧力温度計を用いたが、これに限らず蒸気圧力3温度計
(ダイヤフラム使用)、(ベローズ使用)、熱電対温度
計を用いてもよい。更に圧力指示作動機構Bにブルドン
管圧力計を用いたが、ダイヤフラム圧力計またはベロー
ズ圧力計を用いてもよい。第7図および第8図は本発明
の他の実施例てあり、これは圧力指示部Cを安全域Sと
危険域Tを記入した目盛板そのものにし、当該目盛板3
に軸ピン10る植設し、軸ピン10に圧力指示作動機フ
構Bを連結し他の構成は上述した一実施例のものと同じ
にしたものである。
慮し例えば第1図の曲線■のように、沸点(曲線1)か
らある程度余裕をもつて定めることができる。従つて、
指針2の表示部b左端の圧力jによる変位を第1図の直
線■となるようにブルドン管19およびリンク11寸法
を設計すれば、常に非常に正確な水温限界を示すことに
なる。なお、前述したように温度指示作動機構Aに蒸気
圧力温度計を用いたが、これに限らず蒸気圧力3温度計
(ダイヤフラム使用)、(ベローズ使用)、熱電対温度
計を用いてもよい。更に圧力指示作動機構Bにブルドン
管圧力計を用いたが、ダイヤフラム圧力計またはベロー
ズ圧力計を用いてもよい。第7図および第8図は本発明
の他の実施例てあり、これは圧力指示部Cを安全域Sと
危険域Tを記入した目盛板そのものにし、当該目盛板3
に軸ピン10る植設し、軸ピン10に圧力指示作動機フ
構Bを連結し他の構成は上述した一実施例のものと同じ
にしたものである。
なお、9は支軸部材、8は軸受部材である。
本発明は以上詳述したようになり、支軸4に連結された
温度指示部Dと、冷却水温度に応じて温.度指示部Dを
作動する温度指示作動機構Aと、前記支軸4に回転可能
に設けられて安全域Sと危険域Tを記入した圧力指示部
Cと、ラジエータ内圧に応じて圧力指示部Cを作動する
圧力指示作動機構Bとを備えたから、水温計と圧力計と
が一つになり圧力によつて危険水温のレンジを変化させ
ることができるのて運転者は冷却系内圧と水温の両方が
一目瞭然となり便利である。
温度指示部Dと、冷却水温度に応じて温.度指示部Dを
作動する温度指示作動機構Aと、前記支軸4に回転可能
に設けられて安全域Sと危険域Tを記入した圧力指示部
Cと、ラジエータ内圧に応じて圧力指示部Cを作動する
圧力指示作動機構Bとを備えたから、水温計と圧力計と
が一つになり圧力によつて危険水温のレンジを変化させ
ることができるのて運転者は冷却系内圧と水温の両方が
一目瞭然となり便利である。
第1図はラジエータ内圧、温度との関係図、第2図は本
発明一実施例のエンジン水温計の表示部の表示部の正面
図、第3図は第2図■一■線に沿う断面図、第4図は温
度指示機構の構成説明図、第5図は圧力指示機構の構成
説明図、第6図はエチルエーテルの飽和水蒸気圧の説明
図、第7図は本発明の他の実施例のエンジン水温計の表
示部の正面図、第8図は第7図■−■線に沿う断面図て
ある。 4は支軸、Aは温度指示作動機構、Bは圧力指示作動機
構、Cは圧力指示部、Dは温度指示部。
発明一実施例のエンジン水温計の表示部の表示部の正面
図、第3図は第2図■一■線に沿う断面図、第4図は温
度指示機構の構成説明図、第5図は圧力指示機構の構成
説明図、第6図はエチルエーテルの飽和水蒸気圧の説明
図、第7図は本発明の他の実施例のエンジン水温計の表
示部の正面図、第8図は第7図■−■線に沿う断面図て
ある。 4は支軸、Aは温度指示作動機構、Bは圧力指示作動機
構、Cは圧力指示部、Dは温度指示部。
Claims (1)
- 1 支軸4に連結された温度指示部Dと、冷却水温度に
応じて温度指示部Dを作動する温度指示作動機構Aと、
前記支軸4に回転可能に設けられて安全域Sと危険域T
を記入した圧力指示部Cと、ラジエータ内圧に応じて圧
力指示部Cを作動する圧力指示作動機構Bとを備えたこ
とを特徴とするエンジン水温計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6999377A JPS6049842B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | エンジン水温計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6999377A JPS6049842B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | エンジン水温計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS545775A JPS545775A (en) | 1979-01-17 |
JPS6049842B2 true JPS6049842B2 (ja) | 1985-11-05 |
Family
ID=13418697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6999377A Expired JPS6049842B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | エンジン水温計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049842B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6314855A (ja) * | 1986-07-07 | 1988-01-22 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 表面処理方法及び表面処理剤 |
-
1977
- 1977-06-15 JP JP6999377A patent/JPS6049842B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS545775A (en) | 1979-01-17 |
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