JPS6048982B2 - コンミテ−タとコンダクタとの結線方法 - Google Patents
コンミテ−タとコンダクタとの結線方法Info
- Publication number
- JPS6048982B2 JPS6048982B2 JP10848076A JP10848076A JPS6048982B2 JP S6048982 B2 JPS6048982 B2 JP S6048982B2 JP 10848076 A JP10848076 A JP 10848076A JP 10848076 A JP10848076 A JP 10848076A JP S6048982 B2 JPS6048982 B2 JP S6048982B2
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- JP
- Japan
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- conductor
- commutator
- fusing
- heat
- groove
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主としてスタータのごとく高速回転し温度
上昇の高い回転電機に使用されるコンミテータとコンダ
クタとの結線方法、特にコンダクタが耐熱絶縁膜を有す
る場合該コンダクタをコンミテータに対して電気的かつ
機械的に結合する結線方法に関するものである。
上昇の高い回転電機に使用されるコンミテータとコンダ
クタとの結線方法、特にコンダクタが耐熱絶縁膜を有す
る場合該コンダクタをコンミテータに対して電気的かつ
機械的に結合する結線方法に関するものである。
従来より、回転電機におけるコンミテータとコンダク
タとの結線方法としは種々なものが開発され、実用に共
されている。
タとの結線方法としは種々なものが開発され、実用に共
されている。
しかるに近年、電気絶縁技術のめざましい発展により
、例えはスタータのごとく高速回転し温度 f ロー→
←、、ォi±−ヨヨ、日シ【、゛、1、づ一、ュ 、は
1目【す+kR七3L等の対策としてコンダクタの絶縁
被膜として例えばポリアミドイミド樹脂被膜のごとき高
熱に耐える耐熱絶縁膜が用いられるに至り、このような
耐熱絶縁膜を有するコンダクタを使用するものにあつて
は、該コンダクタを周知の方法でコンミテータに結線し
た場合、コンダクタとコンミテータとの間には常に良好
な電気的かつ機械的結合を得難い。
、例えはスタータのごとく高速回転し温度 f ロー→
←、、ォi±−ヨヨ、日シ【、゛、1、づ一、ュ 、は
1目【す+kR七3L等の対策としてコンダクタの絶縁
被膜として例えばポリアミドイミド樹脂被膜のごとき高
熱に耐える耐熱絶縁膜が用いられるに至り、このような
耐熱絶縁膜を有するコンダクタを使用するものにあつて
は、該コンダクタを周知の方法でコンミテータに結線し
た場合、コンダクタとコンミテータとの間には常に良好
な電気的かつ機械的結合を得難い。
即ち、ろう付法として一般によく知られている、コン
ダクタを半田のごとき低融点う材でコンミテータに接合
する結線方法では、コンミテータとコンダクタとの間に
前述耐熱絶縁膜が介在したままとなり、ろう材による両
者間の電気的かつ機械的結合はわずかな部分にしか起こ
らない。
ダクタを半田のごとき低融点う材でコンミテータに接合
する結線方法では、コンミテータとコンダクタとの間に
前述耐熱絶縁膜が介在したままとなり、ろう材による両
者間の電気的かつ機械的結合はわずかな部分にしか起こ
らない。
また、コンミテータとコンダクタとを加圧および電気的
抵抗加熱によつて冶金学的に結合する所謂フユージング
法もよく知られている結線方法の一つであり能率がよい
点で賞用されているが、この電気的抵抗加熱によつても
前述耐熱絶縁膜を良好にJ除去できない。 しかしなが
ら、上記の問題のために、コンダクタの結線すべき箇所
における耐熱絶縁被膜を予め除去したのちに前述各方法
を実施したのでは、それだけ煩雑な作業を伴ないかつ多
くの工数を要し門下経済である。
抵抗加熱によつて冶金学的に結合する所謂フユージング
法もよく知られている結線方法の一つであり能率がよい
点で賞用されているが、この電気的抵抗加熱によつても
前述耐熱絶縁膜を良好にJ除去できない。 しかしなが
ら、上記の問題のために、コンダクタの結線すべき箇所
における耐熱絶縁被膜を予め除去したのちに前述各方法
を実施したのでは、それだけ煩雑な作業を伴ないかつ多
くの工数を要し門下経済である。
従つて、耐熱絶縁被膜を有するコンダクタを、コンミテ
ータに対して、いかにして経済的にかも電気的かつ機械
的に強固に結合するかが当業者の課題である。
ータに対して、いかにして経済的にかも電気的かつ機械
的に強固に結合するかが当業者の課題である。
本発明は、フユージングの一過程を巧みに利用してコン
ダクタの耐熱絶縁被膜を破ることにより、経済的にコン
ダクタとコンミテータとの良好な電気的かつ機械的結合
を得、上記問題を解決することを目的とするものである
。
ダクタの耐熱絶縁被膜を破ることにより、経済的にコン
ダクタとコンミテータとの良好な電気的かつ機械的結合
を得、上記問題を解決することを目的とするものである
。
本発明によれば、コンミテータの導電部においてコンダ
クタと、フユージング箇所に予め突起を設けておき、フ
ユージングの加圧時に前記突起を前記コンダクタに食込
ませる。
クタと、フユージング箇所に予め突起を設けておき、フ
ユージングの加圧時に前記突起を前記コンダクタに食込
ませる。
これにより、コンダクタは耐熱絶縁被膜が破れてコンミ
テータと前述突起部分で確実に電気的かつ機械的に結合
する。また、本発明は、導電部が銅を基材とする電気良
導材料よりなるコンミテータ(銅コンミテータ)と、心
線が銅より融点が低く柔らかいアルミニウムを基材とす
る電気良導材料よりなるコンダクタ(アルミニウム線)
とを用い、銅コンミテータ●アルミニウム線の組合せに
したのであつて、コンミテータに設けた突起がコンダク
タに容易に食い込み、一層良好な電気的かつ機械的結合
を得ることができる。
テータと前述突起部分で確実に電気的かつ機械的に結合
する。また、本発明は、導電部が銅を基材とする電気良
導材料よりなるコンミテータ(銅コンミテータ)と、心
線が銅より融点が低く柔らかいアルミニウムを基材とす
る電気良導材料よりなるコンダクタ(アルミニウム線)
とを用い、銅コンミテータ●アルミニウム線の組合せに
したのであつて、コンミテータに設けた突起がコンダク
タに容易に食い込み、一層良好な電気的かつ機械的結合
を得ることができる。
加えて、アルミニウム線は銅線に比して安価であり、コ
スト低減を図ることができる。以下本発明を図面に示す
実施例について説明する。
スト低減を図ることができる。以下本発明を図面に示す
実施例について説明する。
第1図において、スタータのごとき回転電機の回転子R
は、回転軸1上に、ブラシ2が摺接す.るコンミテータ
3と、アーマチュアコイル4を巻装した鉄心5とを具備
しており、前記コンミテータ3と前記アーマチュアコイ
ル4とが本発明方法によつて電気的かつ機械的に結合さ
れ、ブラシ2がコンミテータ3の表面を摺接することに
より整j流作用がなされる。コンミテータ3は第2図お
よび第3図に示すごとく、ライザー部6aを一体形成し
た導電部をなす複数個の片6と、該各片6を環状に保持
する絶縁材料よりなるモールド部7と、該モールド部7
クに固着され回転軸1に圧入れるブッシュ8とから構成
されており、前記の各片6は銅を基材とする電気良導材
料よりなり、一体的に折曲形成した爪6bによりモール
ド部7に担持されている。
は、回転軸1上に、ブラシ2が摺接す.るコンミテータ
3と、アーマチュアコイル4を巻装した鉄心5とを具備
しており、前記コンミテータ3と前記アーマチュアコイ
ル4とが本発明方法によつて電気的かつ機械的に結合さ
れ、ブラシ2がコンミテータ3の表面を摺接することに
より整j流作用がなされる。コンミテータ3は第2図お
よび第3図に示すごとく、ライザー部6aを一体形成し
た導電部をなす複数個の片6と、該各片6を環状に保持
する絶縁材料よりなるモールド部7と、該モールド部7
クに固着され回転軸1に圧入れるブッシュ8とから構成
されており、前記の各片6は銅を基材とする電気良導材
料よりなり、一体的に折曲形成した爪6bによりモール
ド部7に担持されている。
前記各片6のライザー部6aには結線用溝9が設けてあ
り、前述アーマチュアコイル4からの2本の導線(コン
ダクタ)4a,4bが前記溝9に挿入並置してある。こ
の両コンダクタ4a,4bとライザー部6aとの電気的
かつ機械的結合により、前述のコンミテータ3とアーマ
チュアコイル4との電気的かつ機械的結合が達成される
わけであるが、ここで注目すべきことは各コングクタ4
a,4bが、アルミニウムを基材とする電気良導フ材料
よりなる心線10a,10bおよび該心線の外周面を被
覆する耐熱絶縁被膜11a,11bから構成されており
、各結線用溝9の底面にはコンダクタの本数に合わせて
それぞれのコンダクタに食い込ませる突起9a,9bが
設けてある。この7突起9a,9bは断面略三角形状で
、コンダクタ4a,4bに対して耐熱絶縁膜11a,1
1bを突き破りかつ心線10a,10bに突き刺さるの
に好都合な形状をなしており、溝9の軸方向幅全域にわ
たつて横たわつている。従つて、フユージBング前の状
態では、2本のコンダクタ4a,4bは溝9内において
各突起9a,9b上に載置され、一部が前記溝9より外
径方向に突出している。しかして第3図にはフユージン
グ装置の一部である。
り、前述アーマチュアコイル4からの2本の導線(コン
ダクタ)4a,4bが前記溝9に挿入並置してある。こ
の両コンダクタ4a,4bとライザー部6aとの電気的
かつ機械的結合により、前述のコンミテータ3とアーマ
チュアコイル4との電気的かつ機械的結合が達成される
わけであるが、ここで注目すべきことは各コングクタ4
a,4bが、アルミニウムを基材とする電気良導フ材料
よりなる心線10a,10bおよび該心線の外周面を被
覆する耐熱絶縁被膜11a,11bから構成されており
、各結線用溝9の底面にはコンダクタの本数に合わせて
それぞれのコンダクタに食い込ませる突起9a,9bが
設けてある。この7突起9a,9bは断面略三角形状で
、コンダクタ4a,4bに対して耐熱絶縁膜11a,1
1bを突き破りかつ心線10a,10bに突き刺さるの
に好都合な形状をなしており、溝9の軸方向幅全域にわ
たつて横たわつている。従つて、フユージBング前の状
態では、2本のコンダクタ4a,4bは溝9内において
各突起9a,9b上に載置され、一部が前記溝9より外
径方向に突出している。しかして第3図にはフユージン
グ装置の一部である。
接地電極(負)12と可動電極12とか模式的に示して
ある。接地電極12はコンミテータ3の片6のブラシ摺
動面上に当接されており、可動電極13は前記片6に対
し、ライザー部6aの軸方向幅より若干長く、かその円
周方向幅より若干短かい寸法関係を有し、ライザー部6
aの上方に位置している。フユージングに際しては可動
電極13を片6のライザー部6aに押し付ける。
ある。接地電極12はコンミテータ3の片6のブラシ摺
動面上に当接されており、可動電極13は前記片6に対
し、ライザー部6aの軸方向幅より若干長く、かその円
周方向幅より若干短かい寸法関係を有し、ライザー部6
aの上方に位置している。フユージングに際しては可動
電極13を片6のライザー部6aに押し付ける。
可動電極13がライザー部6aの外周面に当接するまで
の期間は、電極12,13間が非導通であり、コンダク
タ4a,4bに押圧力が加わるのみである。このフユー
ジングの加圧工程により、第4図に示すごとく、各コン
ダクタ4a,4bは溝9内で圧縮され、該溝9の内壁に
適合して変形すると共に、溝9底部の各突起9a,9b
が各コンダクタ4a,4bに対して耐熱絶縁膜11a,
11bを突き破つて心線10a,10bに突き刺さる。
の期間は、電極12,13間が非導通であり、コンダク
タ4a,4bに押圧力が加わるのみである。このフユー
ジングの加圧工程により、第4図に示すごとく、各コン
ダクタ4a,4bは溝9内で圧縮され、該溝9の内壁に
適合して変形すると共に、溝9底部の各突起9a,9b
が各コンダクタ4a,4bに対して耐熱絶縁膜11a,
11bを突き破つて心線10a,10bに突き刺さる。
また、心線10a,10bの塑性変形によつても耐熱絶
縁被膜11a,11bが局部的に破れる。可動電極13
が片6のライザー部6aの外周面に当接したのは、電極
12,13間に通電が起こり、片6およびコンダクタ4
a,4bに電気的抵抗加熱が加わる。これにより、片6
のライザー部6aとコンダクタ4a,4bとが突起9a
,9bと心線10a,10bとで直接圧着状態にあるた
め、少なくともこの境界部分に良好に拡散帯が形成され
る。可動電極13は最終的には片6のライザー部6aに
食い込むまでに押し下げられ、このためライザー部6a
(7)溝9入口付近の両肩部分が内側に変形してコンダ
クタ4a,4b0溝壁側肩部分に覆いかぶさる。
縁被膜11a,11bが局部的に破れる。可動電極13
が片6のライザー部6aの外周面に当接したのは、電極
12,13間に通電が起こり、片6およびコンダクタ4
a,4bに電気的抵抗加熱が加わる。これにより、片6
のライザー部6aとコンダクタ4a,4bとが突起9a
,9bと心線10a,10bとで直接圧着状態にあるた
め、少なくともこの境界部分に良好に拡散帯が形成され
る。可動電極13は最終的には片6のライザー部6aに
食い込むまでに押し下げられ、このためライザー部6a
(7)溝9入口付近の両肩部分が内側に変形してコンダ
クタ4a,4b0溝壁側肩部分に覆いかぶさる。
この覆いかぶさる部分を第5図において符号9cで示し
てある。かくして、第5図に示すごときコンミテータ3
とコングクタ4a,4bとの結合状態を得、コンミテー
タとコンダクタ4a,4bとを電気的かつ機械的に強固
に結合することができる。
てある。かくして、第5図に示すごときコンミテータ3
とコングクタ4a,4bとの結合状態を得、コンミテー
タとコンダクタ4a,4bとを電気的かつ機械的に強固
に結合することができる。
なお、コンダクタ4a,4bとして特に心線10a,1
0bが銅より柔かいアルミニウムを基材とする電気良導
材料よりなるものを用いているため突起9a,9bが銅
製であることにより、フユージングの加圧時に前記突起
9a,9bが耐熱絶縁被膜11a,11bを突き破つて
心線10a,10bに容易に突き刺さり、良好な結合を
得ることができる。
0bが銅より柔かいアルミニウムを基材とする電気良導
材料よりなるものを用いているため突起9a,9bが銅
製であることにより、フユージングの加圧時に前記突起
9a,9bが耐熱絶縁被膜11a,11bを突き破つて
心線10a,10bに容易に突き刺さり、良好な結合を
得ることができる。
また、前記突起9a,9bの形状は図示例の三角形状に
何ら限定されるものでなく、コンダクタ4a,4bに対
して耐熱絶縁被膜11a,11bを突き破つて心線10
a,10bに食い込む能力を有するものであればいかな
る形状でもよい。
何ら限定されるものでなく、コンダクタ4a,4bに対
して耐熱絶縁被膜11a,11bを突き破つて心線10
a,10bに食い込む能力を有するものであればいかな
る形状でもよい。
更に、突起9a,9bは溝9作製時に容易に形成するこ
とができる。以上述べたように、本発明においては、特
に耐熱絶縁被膜を有するコンダクタをコンミテータの導
電部に対してフユージングにより結線するにあたり、前
記導電部の前記コングクタとのフユージング箇所に、予
め突起を設けておき、フユージングの加圧時に前記突起
を前記コンダクタに食い込ませると共に、上記突起をコ
ンミテータの結線用溝の底面に形成し、かつ上記フユー
ジングの外周方向よりの加圧により溝入日付近の両肩部
分を内側に変形させてコンダクタの溝壁肩部分に覆いか
ぶせるから、突起は溝の作成時に容易に形成することが
でき、かつフユージング時の外周方向よりの加■のみで
突起がコンダクタに食い込むと同時に溝入口付近の両肩
部分がコンダクタの溝壁側肩部分に覆いかぶされ、これ
によつて、コンミテータとコンダクタとが少なくとも前
記突起部分で良好に結合し、コンミテータとコンダクタ
とを電気的かつ機械的に強固に結合することができると
いう優れた効果があり、しかも耐熱絶縁被膜を予め除去
する煩雑な工程を要しなく、能率よくかつ経済的にコン
ミテータとコンダクタとの電気的かつ機械的結合を得る
ことができるという優れた効果がある。
とができる。以上述べたように、本発明においては、特
に耐熱絶縁被膜を有するコンダクタをコンミテータの導
電部に対してフユージングにより結線するにあたり、前
記導電部の前記コングクタとのフユージング箇所に、予
め突起を設けておき、フユージングの加圧時に前記突起
を前記コンダクタに食い込ませると共に、上記突起をコ
ンミテータの結線用溝の底面に形成し、かつ上記フユー
ジングの外周方向よりの加圧により溝入日付近の両肩部
分を内側に変形させてコンダクタの溝壁肩部分に覆いか
ぶせるから、突起は溝の作成時に容易に形成することが
でき、かつフユージング時の外周方向よりの加■のみで
突起がコンダクタに食い込むと同時に溝入口付近の両肩
部分がコンダクタの溝壁側肩部分に覆いかぶされ、これ
によつて、コンミテータとコンダクタとが少なくとも前
記突起部分で良好に結合し、コンミテータとコンダクタ
とを電気的かつ機械的に強固に結合することができると
いう優れた効果があり、しかも耐熱絶縁被膜を予め除去
する煩雑な工程を要しなく、能率よくかつ経済的にコン
ミテータとコンダクタとの電気的かつ機械的結合を得る
ことができるという優れた効果がある。
さらに、突起は軸方向に延びているから、コンダクタの
軸方向に沿つて突起が食い込み、この食い込んだ部分で
の強度低下もほとんどなく、コングクタの断線の恐れも
ないと共に、溝入口付近の両肩部分の発熱のみならず、
溝底部の突起がコンダクタの絶縁被膜を機械的に突切る
と同時に新たな溶接発熱部となつて、これがひいては両
肩部分から遠い溝底部の被膜の焼去をも容易に行つて、
コンミテータとコンダクタとの間に、必要かつ充分な導
通面積を確保することができるという優れた効果がある
。
軸方向に沿つて突起が食い込み、この食い込んだ部分で
の強度低下もほとんどなく、コングクタの断線の恐れも
ないと共に、溝入口付近の両肩部分の発熱のみならず、
溝底部の突起がコンダクタの絶縁被膜を機械的に突切る
と同時に新たな溶接発熱部となつて、これがひいては両
肩部分から遠い溝底部の被膜の焼去をも容易に行つて、
コンミテータとコンダクタとの間に、必要かつ充分な導
通面積を確保することができるという優れた効果がある
。
第1図は本発明による結線方法て結線した回転子の斜視
図、第2図乃至第5図は本発明方法の過・程説明に供す
るもので、第2図はコンミテータとコンダクタと電極と
の配置関係を示す要部断面図、第3図は第2図示のA−
A線に沿う切断面図、第4図はフユージングの加圧時に
おける状態を示す要部断面図、第5図はコンミテータと
コン・ダクタとの最終結合状態を示す斜視図である。 3・・・・・コンミテータ、4a,4b・・・・コンダ
クタ、6・・・・・・導電部をなす片、9a,9b・・
・・・・突起、10a,10b・・・・心線、11a,
11b・・・・・耐熱絶縁被膜。
図、第2図乃至第5図は本発明方法の過・程説明に供す
るもので、第2図はコンミテータとコンダクタと電極と
の配置関係を示す要部断面図、第3図は第2図示のA−
A線に沿う切断面図、第4図はフユージングの加圧時に
おける状態を示す要部断面図、第5図はコンミテータと
コン・ダクタとの最終結合状態を示す斜視図である。 3・・・・・コンミテータ、4a,4b・・・・コンダ
クタ、6・・・・・・導電部をなす片、9a,9b・・
・・・・突起、10a,10b・・・・心線、11a,
11b・・・・・耐熱絶縁被膜。
Claims (1)
- 1 銅を基材とするコンミテータの導電部に対して耐熱
絶縁膜を有し心線がアルミニウムを基材とするコンダク
タをフユージングにより電気的かつ機械的に結線する方
法において、前記導電部の前記コンダクタとのフユージ
ング箇所である結線用溝の底面に予め軸方向に延びる起
を設けておき、フユージングの周方向よりの加圧時に機
械的突起を前記コンダクタに食い込ませると共に、前記
溝入口付近の両肩部分を内側に変形させて前記コンダク
タの前記溝壁側肩部分に覆いかぶせるコンミテータとコ
ンダクタとの結線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10848076A JPS6048982B2 (ja) | 1976-09-09 | 1976-09-09 | コンミテ−タとコンダクタとの結線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10848076A JPS6048982B2 (ja) | 1976-09-09 | 1976-09-09 | コンミテ−タとコンダクタとの結線方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5333304A JPS5333304A (en) | 1978-03-29 |
JPS6048982B2 true JPS6048982B2 (ja) | 1985-10-30 |
Family
ID=14485810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10848076A Expired JPS6048982B2 (ja) | 1976-09-09 | 1976-09-09 | コンミテ−タとコンダクタとの結線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048982B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5145103A (en) * | 1990-05-18 | 1992-09-08 | Alfred Teves Gmbh | Partial elimination of copper plate from steel strip by mechanical means |
DE102013005627A1 (de) * | 2013-04-04 | 2014-10-09 | SIEVA d.o.o. - poslovna enota Idrija | Rotor einer dynamoelektrischen Maschine |
-
1976
- 1976-09-09 JP JP10848076A patent/JPS6048982B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5333304A (en) | 1978-03-29 |
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