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JPS604843Y2 - インテグラル型ドラムブレ−キ - Google Patents

インテグラル型ドラムブレ−キ

Info

Publication number
JPS604843Y2
JPS604843Y2 JP12179579U JP12179579U JPS604843Y2 JP S604843 Y2 JPS604843 Y2 JP S604843Y2 JP 12179579 U JP12179579 U JP 12179579U JP 12179579 U JP12179579 U JP 12179579U JP S604843 Y2 JPS604843 Y2 JP S604843Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trailing arm
anchor member
back plate
integral type
drum brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12179579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5640053U (ja
Inventor
南男 渡辺
Original Assignee
曙ブレーキ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 曙ブレーキ工業株式会社 filed Critical 曙ブレーキ工業株式会社
Priority to JP12179579U priority Critical patent/JPS604843Y2/ja
Publication of JPS5640053U publication Critical patent/JPS5640053U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS604843Y2 publication Critical patent/JPS604843Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトレーリングアーム型懸架装置と一体的に構成
されるインテグラル型ドラムブレーキに関するものであ
る。
車体の軽量化のために、トレーリングアームが鋼板から
箱形に成形されている形式の懸架装置では、ブレーキシ
ューの一端部を係合支持しかつ制動トルク反力を支持す
るアンカ部材がトレーリングアームに直接固定され、1
対のブレーキシューを案内する裏板には制動トルク反力
が作用しないようになっている。
本考案は特にアンカ部材がその部品点数が少なく、取付
が簡単で、軽量で十分な強度を備えているインテグラル
型ドラムブレーキを提案するものである。
本考案の構成を実施例に基づいて説明すると、まずトレ
ーリングアーム型懸架装置は第1図に示すように、車体
に一端を固定し、他端を回動可能に支持したトーション
バー12に対して、トレーリングアーム11の基端が固
定され、先端に車軸5をもって車輪を支持するようにな
っている。
トレーリングアーム11は鋼板から皿状に打抜かれた1
対の分割体を互いに突き合せ結合して箱形に構成され、
トレーリングアーム11の中間部分に固定した取付ピン
8と車体との間にショックアブソーバ9が結合され、路
面の突部に車輪が乗上げた場合にトレーリングアーム1
1がトーションバー12のねじれを伴って揺動し、また
ショックアブソーバ9が車体に及ぼす衝撃を緩和するよ
うになっている。
車軸5はトレーリングアーム11に固定されるものであ
り、この車軸5を取り囲んでトレーリングアーム11に
平坦な壁面が構成され、該壁面にブレーキドラムの開口
端部を覆う円形の裏板13が車軸5と同心に固定される
ようになっている。
裏板13の左側部分には液圧シリンダ装置1が固定され
る一方、右側部分にはアンカ部材10が後述する方法に
よって支持される。
液圧シリンダ装置1に嵌合した1対のピストンの端部の
溝に上下1対のブレーキシュー20のウェブ6の左端部
が係合され、またウェブ6の右端部に設けた円弧状の切
欠が前記アンカ部材10に係合される。
この係合状態はウェブ6の間に掛渡したばね3及び図示
を省略したもう1つのばねによって保持されている。
ブレーキシュー20は円弧状に湾曲した帯板からなるリ
ム4の外面にライニング7を結合する一方、内面に三日
月状の平板からなるウェブ6を結合してなるものであり
、ウェブ6の一側縁部が裏板13に沿って摺動できるよ
うに図示してない公知の案内装置によって裏板13に軽
く衝合支持されている。
第2図に示すように、アンカ部材10は比較的厚い鋼板
にプレスによる絞り加工を施すなどしてカップ状体とし
て構成される。
このカップ状体からなるアンカ部材10の外周面に前述
したブレーキシューのウェブ6の端部に設けた円弧状の
切欠が衝合されるようになっており、ウェブ6が外周面
から外れないように、アンカ部材10の開口端部は径外
方に縁曲げされてフランジ10aが一体に構成される。
アンカ部材10の底部10bはトレーリングアーム11
の壁面に衝合されるようになっており、ボルト穴19が
設けられ、ボルト穴19と連続して底部10bから軸方
向に突出する小径軸部10Cが設けられる。
そして、裏板13に設けた穴18に前記軸部10cが嵌
合されるようになっている。
トレーリングアーム11の内壁面には予め溶接などによ
りナツト17が固定されており、このねじ穴へトレーリ
ングアーム11に設けた穴16を通じてボルト14がね
じ込まれるようになっている。
すなわち、アンカ部材10は予め裏板13の穴18へ小
径軸部10cを嵌合したうえ、裏板13をトレーリング
アーム11の外壁面に衝撃し、カップ状体からなるアン
カ部材10の内部から座板15、穴19.16を経てボ
ルト14を挿通し、ナツト17へねじ込んで固定する。
このようにしてアンカ部材10は裏板13の穴18へ位
置決めされ、トレーリングアーム11に固定されたナツ
ト17との位置の公差は、ボルト穴19とボルト14と
の隙間さらに軸部10cと穴16との間の隙間で解消さ
れる。
上述のように構成したドラムブレーキにおいて、液圧シ
リンダ装置1の中央の室へ圧液を供給すると、1対のピ
ストンが互いに外方へ押出され、1対のブレーキシュー
20をアンカ部材10に係合する左端部を支点として押
拡げ、図示してないブレーキドラムの内周面へ押付けて
制動力を発生する。
一方のブレーキシュー20が受ける制動トルク反力はア
ンカ部材10によって支えられ、直接トレーリングアー
ム11へ伝達され、裏板13には作用しない。
従って、裏板13はブレーキシュー20を案内し、液圧
シリンダ装置1を支持し、またブレーキドラムの内部へ
埃などが入らないように開口端部を覆うだけのものであ
るから、比較的薄い鋼板などで構成することができ、軽
量化に役立つ。
また、アンカ部材10は、ウェブ6の相対向する一端部
を揺動可能に支持するに十分な直径と、裏板13とから
の長さを備えるものでありながら、中空体としたので重
量が軽減され、さらにアンカ部材10の底部10bでト
レーリングアーム11に固定されるので、固定のための
ボルト14も短かくてすみ、重量の軽減に役立つ。
また、ボルト14の締付力によってアンカ部材10の円
筒部に圧縮力が生じないので、アンカ部材としてスリー
ブをボルトで固定する場合に比べて強度的にも有利であ
る。
なお、上述の実施例では、ボルト14によって直接アン
カ部材10を固定するようにしたが、第4図に示すよう
にボルト14の頭部側にセレーション29を設けてナツ
ト17に代わる取付板17aに予め結合し、このボルト
14の先端をトレーリングアーム11の穴16からアン
カ部材10の内部へ突出させ、ナツト21によって締付
けて固定するようにしても同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインテグラル型ドラムブレーキの
トレーリングアームに装着された状態を示す正面図、第
2図は第1図の線■−■による側面断面図、第3図は第
2図の要部拡大図、第4図は本考案の部分的変更実施例
に係る第2図と同様の側面断面図である。 1:液圧シリンダ装置、6:ウェブ、10:アンカ部材
、11:トレーリングアーム、14:ボルト、17:ナ
ツト、20ニブレーキシユー、21:ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対のブレーキシューの相対向する基端部を係合支持す
    るアンカピンをカップ状体として構成し、該カップ状体
    の底部を裏板と共に懸架装置のトレーリングアームの側
    面に衝合し、かつボルトによって固定したことを特徴と
    するインテグラル型ドラムブレーキ。
JP12179579U 1979-09-05 1979-09-05 インテグラル型ドラムブレ−キ Expired JPS604843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12179579U JPS604843Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 インテグラル型ドラムブレ−キ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12179579U JPS604843Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 インテグラル型ドラムブレ−キ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5640053U JPS5640053U (ja) 1981-04-14
JPS604843Y2 true JPS604843Y2 (ja) 1985-02-13

Family

ID=29353908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12179579U Expired JPS604843Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 インテグラル型ドラムブレ−キ

Country Status (1)

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JP (1) JPS604843Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5640053U (ja) 1981-04-14

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