JPS6047636A - 豆乳のカルシウム強化方法 - Google Patents
豆乳のカルシウム強化方法Info
- Publication number
- JPS6047636A JPS6047636A JP58154778A JP15477883A JPS6047636A JP S6047636 A JPS6047636 A JP S6047636A JP 58154778 A JP58154778 A JP 58154778A JP 15477883 A JP15477883 A JP 15477883A JP S6047636 A JPS6047636 A JP S6047636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calcium
- soya milk
- compound
- milk
- propylene glycol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dairy Products (AREA)
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、豆乳のカルシウム強化方法に関する。
日本は火山国であるために、土壌にはミネラル分、特に
カルシウムの含有量が外国に比べて低い。従って、野菜
などに含まれるカルシウムの含有量も外国より低い。ま
た最近は、日本の食生活の洋風化が著しく進み、肉食が
普及したために体内のカルシウムがtP4¥1される。
カルシウムの含有量が外国に比べて低い。従って、野菜
などに含まれるカルシウムの含有量も外国より低い。ま
た最近は、日本の食生活の洋風化が著しく進み、肉食が
普及したために体内のカルシウムがtP4¥1される。
一般の加工食品にもリン酸塩が多く使用され、さらに飴
、菓子類の摂取量も増大しやはり体内のカルシウムを消
費する。このことが最近の骨折の増加にも現れている。
、菓子類の摂取量も増大しやはり体内のカルシウムを消
費する。このことが最近の骨折の増加にも現れている。
このことにより、あらゆる食品からカルシウムを補給す
る必要性が生している。
る必要性が生している。
豆乳には、通常カルシウムとして約14mg/ l0h
Lか含フ↑:れていない(日本食品標準成分表)ので、
豆乳にカル、・・ラムを強化することが永年の課題であ
った。通常、q7L7こカルシウムを添加する場合、最
大で28mB%迄であうことが開示されている(特開昭
57−208966号公till)。これ1.11カル
、ノウムイオンの蛋白凝固作用によって豆乳が凝固ちる
ため、豆乳のカルシウム強化は実質的に豆乳の全カルノ
ウノ・呈として40mg%位しか実施することができな
かった。
Lか含フ↑:れていない(日本食品標準成分表)ので、
豆乳にカル、・・ラムを強化することが永年の課題であ
った。通常、q7L7こカルシウムを添加する場合、最
大で28mB%迄であうことが開示されている(特開昭
57−208966号公till)。これ1.11カル
、ノウムイオンの蛋白凝固作用によって豆乳が凝固ちる
ため、豆乳のカルシウム強化は実質的に豆乳の全カルノ
ウノ・呈として40mg%位しか実施することができな
かった。
本発明者らは、これらの欠点を解決するために鋭、α検
ajの結果、豆乳に金属イオン封鎖剤としてグリレリン
又11プロピレングリコールを存在させ、リンゴ酸カル
ンウJ、 、?l乳酸カルシウム等のカルシウム化合物
を添加するとい)筒便な方法によって、豆乳の全カルシ
ウム量を約50m(H% IJ、 −j: ’3ji化
する方法を見出し本発明を完成した。
ajの結果、豆乳に金属イオン封鎖剤としてグリレリン
又11プロピレングリコールを存在させ、リンゴ酸カル
ンウJ、 、?l乳酸カルシウム等のカルシウム化合物
を添加するとい)筒便な方法によって、豆乳の全カルシ
ウム量を約50m(H% IJ、 −j: ’3ji化
する方法を見出し本発明を完成した。
本発明において、グリセリン又はプロピレングリ−1−
ルの使用量はカルシウム化合物に含まれるカルシウムを
JJI 、1にして0.6モル倍以上、好ましくは0.
6〜3.0Tニル1韻通品は約当モル倍から選ばれる。
ルの使用量はカルシウム化合物に含まれるカルシウムを
JJI 、1にして0.6モル倍以上、好ましくは0.
6〜3.0Tニル1韻通品は約当モル倍から選ばれる。
グリセリン又はプロピレングリコールは過剰すぎても効
果はなく、経路的で1.1)、rい。
果はなく、経路的で1.1)、rい。
なお、グリセリン又はプロピレングリコールし、1、シ
ープガーエステル等の通常用いられるポリオールよりり
1児がある。
ープガーエステル等の通常用いられるポリオールよりり
1児がある。
本発明に使用し得るカルシウム化合物番J、食用がii
J能ζあり、水溶性のものが好ましく、原則として有聞
又GJ無間の化合物であってもよい。特に、塩類が好ま
しい。有機の化合物としては、例えばリンゴ酸、乳酸、
グJl−XIン酸、n1酸等の有機酸のカルシウム塩が
あげられる。無機の化合物としては、例えば塩化カルシ
ウム、硫酸カルシウム等の無機酸のカルシウム塩があげ
られる。
J能ζあり、水溶性のものが好ましく、原則として有聞
又GJ無間の化合物であってもよい。特に、塩類が好ま
しい。有機の化合物としては、例えばリンゴ酸、乳酸、
グJl−XIン酸、n1酸等の有機酸のカルシウム塩が
あげられる。無機の化合物としては、例えば塩化カルシ
ウム、硫酸カルシウム等の無機酸のカルシウム塩があげ
られる。
炭酸力ルシウJ、等の不溶性の化合物を使用する場合は
、グリセリンの存在している豆ILに炭酸力ルシウJえ
と上記の塩に対応する有機又は無機の酸を添加し溶解さ
−H,pHを所定の値(例えば6〜8)に調整すること
も可能である。
、グリセリンの存在している豆ILに炭酸力ルシウJえ
と上記の塩に対応する有機又は無機の酸を添加し溶解さ
−H,pHを所定の値(例えば6〜8)に調整すること
も可能である。
本発明において豆乳とは、例えば一般に規格化されてい
るような豆乳、即ちΦ大豆から熱水等により、蛋白その
他の成分を溶出させ、繊維物質を除去して得られる乳状
の飲料で、大豆固形分8%以上の大豆豆乳液、■大豆豆
乳であり、大豆固形分が6%以上8%未満:大豆豆乳に
大豆油その他の植物油脂及び糖類、食塩等の調味料を加
えた乳状の飲料のもので、大豆固形分が6%以上;脱脂
大豆から熱水等により、蛋白その他の成分を流出させ、
繊維質を除去してえられるものに、大豆油その他の植物
油、糖類、食塩等の調味料を加えた乳状の飲料で、大豆
固形分が6%以上のいわゆる開整豆乳■豆乳又は調整豆
乳に果実、野菜等の搾汁、穀類、乳等の風味原料を加え
た飲料であって、大豆固形分2シロ以上、かつ、風味原
料の固形分が2%未満のいわゆる豆乳飲料があげられる
。
るような豆乳、即ちΦ大豆から熱水等により、蛋白その
他の成分を溶出させ、繊維物質を除去して得られる乳状
の飲料で、大豆固形分8%以上の大豆豆乳液、■大豆豆
乳であり、大豆固形分が6%以上8%未満:大豆豆乳に
大豆油その他の植物油脂及び糖類、食塩等の調味料を加
えた乳状の飲料のもので、大豆固形分が6%以上;脱脂
大豆から熱水等により、蛋白その他の成分を流出させ、
繊維質を除去してえられるものに、大豆油その他の植物
油、糖類、食塩等の調味料を加えた乳状の飲料で、大豆
固形分が6%以上のいわゆる開整豆乳■豆乳又は調整豆
乳に果実、野菜等の搾汁、穀類、乳等の風味原料を加え
た飲料であって、大豆固形分2シロ以上、かつ、風味原
料の固形分が2%未満のいわゆる豆乳飲料があげられる
。
本発明において、グリセリン又はプロピレンリコール及
びカルシウム化合物を含有せしめる豆乳としては、上記
の大豆豆乳液、調整豆乳又は豆乳飲料のいずれであって
もよい。又、大豆磨砕抽出液を用いてもよい。
びカルシウム化合物を含有せしめる豆乳としては、上記
の大豆豆乳液、調整豆乳又は豆乳飲料のいずれであって
もよい。又、大豆磨砕抽出液を用いてもよい。
カルシウム化合物を添加する場合、その方法としこは、
わ)体、スラリー又は要すれば液状での添加のいずれで
あってもよいが、添加に際しては急激な面も局13的な
添加をさけるため、豆乳を攪t↑しながら徐々に添加す
るのが好まし・い。添加後は豆乳の品質を安定化さ−U
乙ためにホむゲノ“・イザー等により均質化する必要が
ある。
わ)体、スラリー又は要すれば液状での添加のいずれで
あってもよいが、添加に際しては急激な面も局13的な
添加をさけるため、豆乳を攪t↑しながら徐々に添加す
るのが好まし・い。添加後は豆乳の品質を安定化さ−U
乙ためにホむゲノ“・イザー等により均質化する必要が
ある。
大豆に砕抽出液を使用する場合には、約1〜4%のi+
I+ JIff類、ンユガーエステル・レンチン等の乳
IE 7III 、砂1乃 果糖等の糖類、食塩、麦芽
エキス、蜂蜜、ビタミン、へ゛オ′1等の副原料を加え
、得られる製品を常法により短時間殺菌処理する等の必
要な手段を予め実施するのが好ましい。
I+ JIff類、ンユガーエステル・レンチン等の乳
IE 7III 、砂1乃 果糖等の糖類、食塩、麦芽
エキス、蜂蜜、ビタミン、へ゛オ′1等の副原料を加え
、得られる製品を常法により短時間殺菌処理する等の必
要な手段を予め実施するのが好ましい。
カルシウム化合物の添加量は、カルシウム、イオンとし
ζ一般に約50mg%以下、好ましくは約45mg%以
下、さらにbrましくは約45mg%以下であり、通常
は10m1%以ト好ましくは30m8%以上、さらに好
ましくは35mg%以」二である。
ζ一般に約50mg%以下、好ましくは約45mg%以
下、さらにbrましくは約45mg%以下であり、通常
は10m1%以ト好ましくは30m8%以上、さらに好
ましくは35mg%以」二である。
しかして、本発明は極めて節Wな方法にd、っ゛ζ凝隼
を起さずに従来より豆乳のカルシウムを強化することの
幼31!:を奏することができる。
を起さずに従来より豆乳のカルシウムを強化することの
幼31!:を奏することができる。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例 1
調整豆乳(三菱化成株式会社rM:マプロン・スル−1
)1001111をビーカーに採り、室温下で、グリセ
リンの所定量及びカルシウム化合物としてリンゴ酸カル
シウム又lJ: 7L mカルシウムの所定量をlit
11:しながら添加し、均質化したのち、70’cま
で昇温し、同温度の恒温槽で静置し、蛋白の凝固状態を
観察した。その結果を、第1表に示す。
)1001111をビーカーに採り、室温下で、グリセ
リンの所定量及びカルシウム化合物としてリンゴ酸カル
シウム又lJ: 7L mカルシウムの所定量をlit
11:しながら添加し、均質化したのち、70’cま
で昇温し、同温度の恒温槽で静置し、蛋白の凝固状態を
観察した。その結果を、第1表に示す。
第 1 表
*カルシウムイオンとしての量。
注、−:凝集が認められない。
+:凝集気味又は一部1L
++:全面的に凝集が認められる。
+1+−ρ集分離している。
なj5、リンゴ酸カルシウムをカルシウムイオンとして
36mg%添加した上記と同様に調製した均質化液を1
0’(: C2週間保持したが凝集は起らなかった。
36mg%添加した上記と同様に調製した均質化液を1
0’(: C2週間保持したが凝集は起らなかった。
特許出願人 川崎化成工業株式会社
代表者 丸 川 博
Claims (5)
- (1)豆乳に、グリセリン又はプロピレングリコールの
存在下カルシウム化合物を含有せしめることを特徴とす
る豆乳のカルシウム強化方法。 - (2)カルシウム化合物が、水溶性である特許請求の範
囲第1項記載の方法。 - (3)カルシウム化合物が、食用可能なカルシウム化合
物である特許請求の範囲第1項記載の方法。 - (4)カルシウム化合物が、有機酸のカルシウム塩であ
る特許請求の範囲第3項記載の方法。 - (5)カルシウム化合物が、無機酸のカルシウム塩であ
る特許請求の範囲第3項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58154778A JPS6047636A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 豆乳のカルシウム強化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58154778A JPS6047636A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 豆乳のカルシウム強化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047636A true JPS6047636A (ja) | 1985-03-15 |
Family
ID=15591686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58154778A Pending JPS6047636A (ja) | 1983-08-26 | 1983-08-26 | 豆乳のカルシウム強化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047636A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6811800B2 (en) | 1998-09-29 | 2004-11-02 | The Procter & Gamble Co. | Calcium fortified beverages |
-
1983
- 1983-08-26 JP JP58154778A patent/JPS6047636A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6811800B2 (en) | 1998-09-29 | 2004-11-02 | The Procter & Gamble Co. | Calcium fortified beverages |
US6994877B2 (en) | 1998-09-29 | 2006-02-07 | The Procter + Gamble Co. | Calcium fortified beverages |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4838786B2 (ja) | 豆乳組成物 | |
WO2002037976A1 (fr) | Laits acides contenant de l'epa et/ou de la dha | |
US20070292591A1 (en) | Bean curd and manufacturing method thereof | |
Kaharso et al. | Quality improvement of soymilk as influenced by anaerobic grinding method and calcium addition | |
KR20170060196A (ko) | 미강 발효물을 이용한 연육소스 및 그 제조방법 | |
CN104957696B (zh) | 益生菌发酵型饮料的生产工艺 | |
JP2001149049A (ja) | ミネラル高含有牡蠣エキスおよびその製造方法 | |
CN106418523B (zh) | 一种稳定型软枣猕猴桃功能保健凝乳 | |
CN106173742B (zh) | 一种酒香大豆乳清饮料及其生产工艺 | |
JPS6047636A (ja) | 豆乳のカルシウム強化方法 | |
JPS60256372A (ja) | 酸性蛋白飲料の製造法 | |
KR102326118B1 (ko) | 고추장 제조 방법 및 이에 의해 제조된 고추장 | |
KR101408293B1 (ko) | 수용성 칼슘을 함유하는 칼슘 두부 및 그의 제조방법 | |
JP2875672B2 (ja) | 味噌飲料及びその製造方法 | |
JPS63169973A (ja) | 飲料の製造法 | |
JPS6047635A (ja) | 豆乳の製造法 | |
RU2290818C2 (ru) | Способ получения обогащенного пастеризованного молока | |
JPS59102355A (ja) | 酸性ひまわり乳飲食品およびその製法 | |
RU2332034C1 (ru) | Майонез | |
KR20120134308A (ko) | 천연 발효의 고칼슘이 함유된 기능성 김치의 제조방법 및 상기 방법으로 제조된 김치 | |
JP3616965B2 (ja) | 飲食品 | |
KR100535706B1 (ko) | 분리대두단백질을 이용한 녹차두유 조성물 및 그 제조방법 | |
JPS6127034B2 (ja) | ||
JP7271582B2 (ja) | 豆臭が減少した低カロリー豆乳 | |
RU2289935C2 (ru) | Способ приготовления напитка из молочной сыворотки |