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JPS6047488B2 - 直接燃焼装置 - Google Patents

直接燃焼装置

Info

Publication number
JPS6047488B2
JPS6047488B2 JP58216438A JP21643883A JPS6047488B2 JP S6047488 B2 JPS6047488 B2 JP S6047488B2 JP 58216438 A JP58216438 A JP 58216438A JP 21643883 A JP21643883 A JP 21643883A JP S6047488 B2 JPS6047488 B2 JP S6047488B2
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JP
Japan
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solid fuel
particles
crushing
fuel particles
elbow
Prior art date
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Expired
Application number
JP58216438A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59104016A (ja
Inventor
リチヤ−ド・レオポルド・マスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Combustion Engineering Inc
Original Assignee
Combustion Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Combustion Engineering Inc filed Critical Combustion Engineering Inc
Publication of JPS59104016A publication Critical patent/JPS59104016A/ja
Publication of JPS6047488B2 publication Critical patent/JPS6047488B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23KFEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
    • F23K1/00Preparation of lump or pulverulent fuel in readiness for delivery to combustion apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23KFEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
    • F23K2201/00Pretreatment of solid fuel
    • F23K2201/10Pulverizing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は固体燃料の粉砕・燃焼装置に係るものであり
、更に具体的にいえば、ボイラ、キルン、炉、空気ヒー
タなど適当型式の燃焼室内で固体燃料の粉砕に続く燃焼
の目的で作動し、直接燃焼装置の望ましい特徴を保持し
ているミルリサーキユ レーシヨンシステムに係るもの
である。
今日使用されている固体燃料粉砕燃焼システムには3
つのタイプがある。
すなわち、直接燃焼シ ステム、準直接燃焼システムそ
してピンストレー ジシステムである。これらのシステ
ムのうち最も簡単てそして最も普通に使用されているの
は直接燃焼システムである。このシステムの性質は、固
体燃料、例えば湿性の石炭を高温ガスと一諸に適当な仕
方で粉砕装置に送る。固体燃料は粉砕装置内で摩砕され
、そして同時に乾燥される。固体燃料の乾燥は高温ガス
が粉砕装置を掃引するとき高温ガスにより行なわれる。
これを実施するのに使ノ用される粉砕装置はハルドミル
、リングロールミル又はボールミルである。粉砕装置を
高温ガスが掃引するとき固体燃料に含まれる水分の蒸発
によつて高温ガスは冷やされ、そして湿らされる。通常
ファンを使用して高温ガスとそれにのせられて6いる細
かい固体燃料粒子を粉砕装置から取除く。更に、通常は
このファンは粉砕装置の放出側に酉1置されていて、そ
して高温ガスとそれにのつてじる細かい固体燃料粒子と
の混合物をバーナへ送るように働く。直接燃焼システム
の主な利点は簡単であること、低価格であること、そし
て最も安全であることにある。
潜在的に危険な固体燃料の細かい粒子は高速てバーナへ
直行し、そして集まつて自然発火するという機会は先ず
ない。従つて直接燃焼システムは安全が許すこととなる
最大温度で作動することができる。固体燃料の粉砕ハン
マーミル又はリングロールミルにより行なわれる場合で
も常にシステム内には非常に僅かな固体燃料が存在する
だけである。それ故、万−システム内で発火してもそれ
は小規模であり、そして容易に消火できる。然しながら
、直接燃焼システムの採用には一つの大きな欠点がある
それは固体燃料粒子を乾燥する目的で必要とする高温ガ
ス例えば空気と粉砕装置に入り込む空気とがバーナの主
たる空気となるという事実である。固体燃料の粒子が非
常に湿つている場合には乾燥に多量の空気がいる。従つ
て、この空気の量が燃焼を維持するに必要とされている
空気の大きなパーセンテージを形成する。更に粉砕装置
がハンマーミルとリングロールミル5の形をとる場合に
は、粉砕装置がフル作動するために粉砕装置を流れなけ
ればならない空気の量は固体燃料粒子を乾燥するに必要
とされる空気の量を越える。最後に、粉砕装置を出る空
気は低温高湿であるのが普通である。都合の悪いことに
は、5低温又は高湿の空気を使用してバーナ内の燃焼を
維持するときにはバーナの熱効率は悪い影響をうける。
要約すると、直接加熱システムの作動モードは、固体燃
料粒子を乾燥するに必要とされる高温3ガスと固体燃料
粒子を粉砕装置を通して搬送する目的で粉砕装置を掃引
するのに必要とされるガスとの総和が、固体燃料を燃焼
するバーナの燃焼室へ粉砕した固体燃料を搬送する。
更に、この搬送媒体は通常は空気であるので、その空気
は固体燃4C料の燃焼に必要とされる燃焼空気の一部と
なる。不都合なことに、粉砕装置の作動の性質上課せら
れる乾燥、摩砕、分別の要件を満足しなければならない
高温ガス例えば空気は比較的大量であり、そして比較的
低温である。これらの要因の両方が粉砕装置を流れる高
温ガスをバーナ内の燃焼空気として使用するのに好まし
くないものとする。他方、粉砕装置がバーナと一諸に使
用して粉砕した夕固体燃料をバーナへ供給する大抵の場
合十分な量の高温燃焼空気を得ることができ、その高温
燃焼空気は熱交換器の使用によりシステムの排出ガスか
ら回復させている。粉砕装置を通る高温空気の代りにシ
ステムの排出ガスから回復させられた高O温燃焼空気を
使用することによりシステムの熱効率を改善することが
でき、そしてそれにより燃料の消費を軽減できる。上に
述べた燃焼システムの3つのタイプのうちの第2のもの
、すなわち準直接燃焼システムにつ7いて考察すると、
これは上に述べた直接燃焼システムの欠点を解消しつ)
、しかも直接燃焼システムの特徴である安全性と低価格
とを保持するシステムを得たいということで開発された
ものである。
上述の準直接燃焼システムの作動態様に従えば、粉砕し
た固体燃料粒子と排乾燥ガスとの混合物をファンにより
サイクロンコレクタに搬送し、そこで分離を行なう。す
なわち、排乾燥ガスの一部分をサイクロンコレクタから
粉砕装置へ戻し、そこでその戻した排乾燥ガスを、粉砕
装置へ供給する高温の新鮮なガスと混合することにより
再熱する。サイクロンコレクタて受けとられる残りの排
乾燥ガスは排出される。排出される排乾燥ガスの部分が
粉砕装置へ送られる新鮮な高温ガスの重量、粉砕装置へ
漏出する空気の量そして蒸発させられる水に等しいのが
望ましい。一般には、大抵の場合排出される排乾燥ガス
の量は粉砕装置を効率的に作動させる目的て粉砕装置を
通つて流す必要のある全量よりもかなり少ない。排出さ
れる排乾燥ガスの量はサイクロンコレクタの固体放出区
域へ向けられ、サイクロンコレクタでその排出ガスは粉
砕された固体燃料粒子をとり上げそしてそれを空気に対
する燃料の比率が非騎に高い燃料粒子と排出ガスとの混
合物の形でバーナの燃焼室へ運ぶ。
この搬送排出ガスは例えば欠気は、バーナ内の粉砕した
燃料粒子の燃焼に必?とされる燃焼空気の全量のうちの
非常に小さなペーセンテージを占める。そこで燃焼を維
持するOに必要とする空気を回収装置からバーナへ迫加
rる。すなわち、この追加分の空気は全装置の排出ガス
から回収された高温空気である。最後に、3つのタイプ
の燃焼システムの残りの一つはピンストレージシステム
である。
このシステムによれば、粉砕装置の作動に関連している
高温ガス流回路は、バーナが受けとる高温ガス流から絶
縁している。更に具体的にいえば、ピンストレージシス
テムの動作においては粉砕した燃料粒子と排乾燥ガスと
の混合物をサイクロンコレクタへ運んで、そこでその粉
砕した燃料粒子をストレージ・ピン又は貯蔵部内へ放出
し、そして乾燥ガスを2次コレクタへそしてそこから大
気へ放出する。必要とされると、粉砕された固体燃料の
粒子の量を比較的少量の空気と一諸にストレージピンか
ら取出し、それによりバーナ内で固体燃料粒子を燃焼す
る目的で燃焼空幾として使用されることのてきる加熱し
回収された空気の量を最大限度まで増大する。従つて、
ピンストレージシステムは既に説明した3つの燃焼シス
テム、すなわち直接燃焼システム、準直接燃焼システム
そしてピンストレージシステムのうちで最も熱効率が高
い。3つの燃焼システムを比較する限り、準直接燃焼シ
ステムとピンストレージシステムとで達成されている熱
効率の増大は、あまり望ましくない作動特性を有しそし
て複雑であるシステムでのみ得られるのである。
これについて例を挙げると、粉砕された固体燃料の粒子
は、それの取扱いと貯蔵とに関する限りかなり危険であ
る。粉砕した固体燃料粒子は自然発火し易いことが知ら
れている。他方、直接燃焼システムの主な利点は簡単で
あること、低価格てあることそして動作が安全てあるこ
とである。これらの利点は、直接燃焼システムの作動態
様によれば潜在的に危険な粉砕した固体燃料の粒子を比
較的高速でバーナの燃焼室に直接運びそこで燃焼すると
いう事実に主として由来しているのである。従つて、粉
砕した燃料粒子の取扱いと貯蔵とに関連する問題は回避
される。同様に、このような作動態様では粉砕した燃料
粒子が集まつて自然発火するという機会はない。準直接
燃焼システムの作動態様は直接燃焼システムに比較して
余り望ましいものではない。サイクロンコレクタに入る
とき粉砕した固体燃料粒子は高温ガスをそれから分離し
ているとき爆発範囲の両限界を通るからである。それ故
、粉砕した燃料粒子は温度に非常に鋭敏であり、そして
比較的高い出口温度に触れるとき発火することがある。
更に、準直接燃焼システムにおいて通常サイクロトロン
コレクタは比較的高い負圧で作動し、他方サイクロンコ
レクタから放出される粉砕した固体燃料の粒子が燃焼室
へ運ばれるときに通るラインは非常に高い正圧にある。
従つて、サイクロンコレクタからこの搬送ラインへ粉砕
した燃料粒子を放出するのに使用される弁は非常に圧力
差の高いところて作動し、そのため弁は急速に摩損する
。この弁の摩損はラインからサイクロンコレクタ内への
搬送ガスの漏出を生じる。更に、この漏出はサイクロン
コレクタの作動効率に悪い影響を与え、そして爆発性の
固体燃料粒子と高温ガスとの混合物が粉砕装置へ戻され
てくるという状態をつくり出すことがある。他の2つの
型式の燃焼システムと比較するとき、そして特に直接燃
焼システムと比較するとき、ピンストレージシステムは
少なくとも次の2つの欠点を有する。
第1として、ピンストレージシステムの作動態様による
ことであが、ストレージピン内に粉砕された燃料粒子が
貯蔵されなければならないということがある。粉砕した
燃料粒子を貯蔵すると自然発火することがある。更に、
万一そのような自然発火が生じるとストレージピンから
その発火した粒子を消火しそして取出すことはかなりの
問題であることは予想されよう。この問題を最少限とす
るためそのような粉砕した燃料粒子を貯蔵するストレー
ジピンを密封しそして不活性ガスで加圧する。然しこれ
をするにはかなり”費用がかかる。更にストレージピン
について述べると、粉砕した燃料粒子を一定の調整した
速さでストレージピンから放出することを確実にしよう
とすると、構造も複雑で費用もか)る装置をストレージ
ピンに・装備しなければならない。
粉炭のようなある種の粉砕した固体燃料の流れ特性は水
によく似ており、他方粉砕した樹皮又は木材のような他
の種類の粉砕した固体燃料は集まつてストレージピンの
出口を塞ぐ傾向があり、そのためそのような傾向)をな
くすことのできる手段を講じなければならなくなる。ピ
ンストレージシステムの第2の欠点はそれから大気への
ガス放出をするということである。
すなわち、サイクロンコレクタでは、それが受けとつた
固体燃料粒子と搬送ガスとの混合物から粒状物質のすべ
てを取除く効率は100パーセント以下であるので、サ
イクロンコレクタから排出されるガスと一諸に若干粒状
物質が放出される。更に、そのような粒状物質の排出の
程度がそのピンストレージシステムを使用している地域
での大気汚染の規制に抵触するということもあり得る。
更に、ガス流から粒状物質を除去する目的で高圧のドロ
ツプウエツトスクラバを使用している場合に別の問題が
生じる。すなわち、高圧のドロツプウエツトスクラバの
作動の性格上比較的大量の水を使わなければ粒状物質を
所望の程度に取除くことはできない。然しながら、その
ような大量の水を必要とすることは水それ自体の処理が
問題となる。スクラバからの排水は粉砕した固体燃料粒
子を1ないし2パーセントまで含んでいるからである。
通常、これらの固体燃料の粒子は水が下水路へ放出され
る前に取除かれていなければならない。このため、ビツ
ストレージシステムで最も普通に使用される2次コレク
タは布袋ダストコレクタである。「バッグハウス」とし
ばしば呼ばれているこの布袋ダストコレクタは大気中へ
放出されるガスに含まれている粒状物質を効果的に回収
し、そしてその回収した粒状物質を適当な場所に戻す。
然しながら、比較的高温の排ガスから粒状物質を回収す
るのに布袋を使用するのはわずられしいことである。す
なわち、ダストコレクタに入る粒状物質は非常に細かく
、そしてその粒状物質が常時動いていないと非常に容易
に自然発火する。ダストコレクタを使つて回収しようと
している粒.状物質を含むガスの温度を少しだけ上げる
だけで粒状物質は自然に発火する。そこで、簡単さと低
価格と安全性とに関する限り直接燃焼システムの長所を
維持している燃焼システムでありながら、一層望ましい
燃料/空気の.比率をバーナで確立できるよう作動する
新しい改良された燃焼システムが必要となることは明ら
かである。
更に具体的にいえば、そのような新しい改良された燃料
システムでは、バーナで確立される一層望ましい燃料/
空気の比率は分別装置を出・るガスの一部を粉砕装置へ
戻すようにした結果として確立される。本発明の目的は
、燃焼前に固体燃料の粉砕を行なう型式の燃焼システム
の新規な改良型を提供することである。
本発明の別の目的は本質的に直接燃焼システムである燃
焼システムを提供することである。本発明の更に別の目
的は、簡単であること、低価格であることそして安全で
あることに関する限り直接燃焼システムの長所を保持す
る直接燃焼システムを提供することである。本発明の更
に別の目的は、その作動によりバーナで一層望ましい燃
料/空気の比率を確立する利ノ点を有する直接燃焼シス
テムを提供することである。
本発明の更に別の目的は、分別装置を出るガスの一部分
を粉砕装置へ戻すようにした結果としてバーナで一層望
ましい燃料/空気の比率を確立・し、サイクロンコレク
タ又は放出弁を使用する必要のない直接燃焼システムを
提供することである。
発明の要約 固体燃料を粉砕し、それから燃焼する目的で作・動する
新規な改良型の直接燃焼システムが本発明により提供さ
れる。
本発明の装置は、粉砕装置、分別装置そしてバーナ装置
を含み、流路を介して粉砕装置と分別装置とはバーナ装
置と流通関係に接続している。本発明の装置の分別装置
は分別エルボである。このエルボは、粉砕装置を出てい
くとき固体燃料の粒子が通る導管の一部分として形成さ
れている。すなわち、分別エルボは偏向ブレード手段で
協働する導管の分岐部てある。この偏向ブレードは導管
の分岐部に取付けられていて、それに対して2つの面の
各々の面内で動けるようになつている。更に、固体燃料
粒子の流路に対し偏向ブレードの位置を変えることによ
り固体燃料の粒子が分別エルボを通るときに生じる粒子
選別の粒子の細かさの粒度を調整する。すなわち、粉砕
した固体燃料粒子をのせたガスの一部と一諸に大きな粒
子は分別エルボに到達すると、その分別エルボの分岐部
の方の分路を通り、そして粉砕装置へ戻される。他方、
小さい固体燃料粒子はガスの残部と一諸になつて分別エ
ルボの分岐部の他方の分路を通り、そしてバーナ装置へ
流れ、そこでその細かい固体燃料の粒子は燃焼される。
好まい実施例の説明 第1図は本発明に従つてつくられた直接燃焼装置42を
示す。
更に詳しくいえばこの直接燃焼装置42は分別装置44
を含み、この分別装置は後て言及する粉砕装置48と協
働する。更に、分別装置44と粉砕装置48とはバーナ
装置68と流通関係に接続されている。第1図の直接燃
焼装置42は固体燃料の粉砕とその後の燃焼を行なうよ
うに設計されている。
このため、直接燃焼装置の作動態様は簡単にいえば、適
量の固体燃料を粉砕装置48に送つてそこで固体燃料を
摩砕しそして乾燥する。それから、その摩砕しそして乾
燥した固体燃料粒子は分別装置44に運はれ、そこて固
体燃料の粒子はその細かさに応じて分類され、そして粒
の大き過ぎるものは排除され粉砕装置48へ戻されても
う一度摩砕される。
あらかじめ定めた粒の細かさに合致した固体燃料粒子は
バーナ装置68へ運はれ、そしてその中て燃やされる。
本発明の教示に従つて粉砕装置48は固体燃料として燃
焼てきる固体物質の粉砕を実施する目的で普通使用され
る粉砕装置の適当なものてよい。
例えばハンマーミル、リングロールミル、ボール.ミル
がある。これらの粉砕装置の構造と作動とは当業者には
よく知られているので本文て詳述する必要もないし、図
面に示す必要もないものと考える。本発明の要旨を理解
する上では粉砕装置48の作用は固体燃料を粉砕し乾燥
することてあるということを述べるだけで足りる。この
目的のため、必要とされる量を必要とされる速さで固体
燃料を適当な供給源(図示せず)から適当な搬送装置に
より粉砕装置48へ送る。この搬送装置は固体燃料供給
源(図示せず)を粉砕装置48と相互に接続するもので
あり、例えは導管46である。固体燃料の乾燥と粉砕装
置48を通しての搬送とは、粉砕装置48の内部を掃引
する高温ガス流によりよく知られている仕方て実施され
る。好ましくは空気から成るこの高温ガスは粉砕装置4
8へ適当な手段により供給される。第1図ではこの高温
ガスは導管46により粉砕装置48へ供給される。粉砕
装置48を出てから固体燃料粒子の流れはガス流にのつ
て導管50を上昇し、そして分別装置44に入る。
更に具体的にいえば第1図の実施例ては、この分別装置
44は分別エルボとして当業者に知られている型式の分
離器を備えている。更に第1図を参照すると、導管50
から粉砕した固体燃料粒子の流れがわん曲部50aを通
つて分別手段44に入る。第2図から最もよく理解され
るように、分別装置44である分別エルボは導管50の
下流端、すなわちわん曲部50aに位置決めされていて
それと流れ関係にあり、それにより粉砕装置48から放
出された粉砕されそして乾燥した固体燃料粒子が分別エ
ルボを通るようにしている。
分別エルボは分岐ダクトの分路52,54とそして分岐
導管と協働する偏向ブレード装置56とを含んでいる。
更に詳しくいえば、偏向ブレード装置56は分別エルボ
を構成している導管部分内で位置を調整されるようにな
つており、そして以下に説明するように分別エルボを流
れる固体燃料粒子を偏向するように働く。
すなわち、偏向ブレード装置56のブレード58は第2
図で矢印60で示すように土下動して2本の分路52,
54への固体燃料粒子の分流を調整するばかりでなく、
第2図て矢印62で示すように出し入れして選別粒子の
粒度にわたつて更に良好な調整を行なう。すなわち、導
管の分岐部内からブレード58を引込めるとその分割区
域内の速度を低下させ、そして一層細かい粒子がつくら
れるようになる。他方、ブレード58を導管の分岐部の
内部に更に挿入すると分割区域を通るガスの流れの速度
は増大し、粗い粒子がつくられるようになる。更に、分
岐部に突入するブレード58の長さを変えることにより
得られる粒子の細かさの限界は、ブレード58をそれの
回〔動点の周りで上下動することにより延ばすことがで
きる。ブレード58を下降させると粒子を細かくするこ
とができ、そして後で詳しく述べるように、粉砕装置4
8へ再循環される固体燃料粒子の量を増大する。ブレー
ド58を上昇させると粒子・を粗くすることができ、そ
して粉砕装置48へ再循環させる固体粒子の量を減少さ
せ、再循環させられる固体燃料粒子の量を零にさえでき
る。第1,2図の直接燃焼装置42の分別装置44を構
成している分別エルポの動作は次の通りてあフる。粉砕
装置48を出るとき細かい固体燃料粒子と粗い固体燃料
粒子とは相互にでたらめに配置されている。しかしなが
ら、これらの固体燃料粒子の混合が導管50のわん曲部
50aを通るとき、すべての粒子は遠心力をうけてわん
曲部50aの半径方向外方の境界部に向かい、粗い粒子
は境界層を構成し、そして細かい粒子はその境界層から
半径方向内方の領域を占める。最も密度の小さい、それ
故遠心力の影響を最もうけない気相流体は半径方向に移
動しない。わん曲部50aを出るとき、高温ガスの流れ
にのつている固体燃料粒子は分別エルボに入る。
導管の分岐部内のブレード58の位置決めにより定まる
ある速度が分別エルボの選択区域を通して存在する。既
に説明したように、分別エルボの選別区域内で生じる固
体燃料粒子の選別の粒度の細かさは、選別区域を通る速
度の関数である。すなわち、分別エルボの選別区域を通
る速度が小さければ小さい程分路52を流れる粒子は細
かくなり、そして分路54を流れる粒子の量は大きくな
る。逆に、分別エルポの選別区域を通る速度が大きくな
ればなる程分路52を流れる粒子は粗くなり、そして分
路54を流れる粒子の量は少なくなる。これらの速度は
2つのファン64,70がつくる相対的ガス流れを変化
することにより調整される。本発明の新規性という観点
で最も重要なことは、ファン70は分別装置44を流れ
る空気の流れの一部を粉砕装置48へ戻すようにしても
いるということである。
すなわち、ファン70は分別装置44から放出された導
管72を流れる粗大粒子が再度摩砕のため粉砕装置48
へ戻るようにするばかりてなく、ファン70は分別装置
44と組合せたバーナ装置へ分別装置44から通常流れ
るであろう空気の多くを粗大粒子と一諸に戻すよう.に
働く。ファン70の作用による空気流の一部分の分別装
置44から粉砕装置48へのこの再循環は、導管72を
通つて分別装置44を出る空気の量を減少するという効
果を生ずる。
第1図に示すよう!に、導管72はファン64と流れ関
係に接続されており、このファン64を通して適当なバ
ーナ装置68へ至る。バーナ装置68は分別装置44に
より所望の細かい粒度を有するものと認められた固体の
粒子を燃焼する。要約すると、第1,2図に示す本発明
による直接燃焼装置42の作動は次のようである。
空気であるのが好ましい高温ガス流が粉砕装置48で粉
砕した固体燃料粒子をのせて粉砕装置48から分別装置
44へ流れる。この高温ガス流の通る導管50へ分別装
置44の一端は接続されている。分別装置44に入つて
から上に述べたように分別エルボは粗大粒子が分岐部5
4に流れ込むようにし、他方所望の細かさの粒子は分岐
部52を通つて分別エルボから出る。一次空気ファン6
4の影響下で粉砕装置48から分別エルボへ流れる空気
の一部と一緒に所望の細かさの粒子は導管、すなわち導
管66を通つてバーナ装置68へ流されフる。バーナ装
置68の燃焼室(図示せず)内で粒子は燃焼され、他方
そこへ流れる空気はバーナ手段68内で粒子を燃焼する
のに必要とされる燃焼空気の一部として使用される。他
方では、第2図のファン70の影響下で粗大粒子は分路
54から門導管72を通つて粉砕装置48へ再循環され
る。粉砕装置48から分別装置44に到達した空気の残
りの部分は、粗大粒子と一緒になつて導管72を通つて
粉砕装置48へ戻される。叙上から明らかなように第1
,2図の実施例において、減少しlた空気の流れが分別
装置44からバーナ装置68へつくられ、それによりバ
ーナ装置68内に一層望ましい燃料対空気比を確立する
こととなる。燃料の価格が絶えす高騰していくので、直
接燃焼装置の利点をなお保持している燃焼装置の熱効率
を上述のように改善したということの意義は大きい。す
なわち、燃料価格の高騰の結果として、他の固体燃料と
一緒に低品質の石炭の消費が増大している。これらの固
体燃料は摩砕しにくいため粉砕装置の粉砕能力はかなり
低下してしまう。更に、粉砕装置の作動に必要とする粉
砕装置を通る空気流を容量の減少に比例して減少するこ
とはできないので、空気に対する燃料の比率は直接燃焼
装置の場合粉砕装置を通して非常に低い。然しながら、
本発明の教示による直接燃焼装置では、粉砕装置に関す
る限りすなわち摩砕されにくい燃料を粉砕するときそれ
により必要とされる限り、空気に対する燃料の比率を高
く保つことができ、しかも直接燃焼装置の有利な特徴は
維持したま)である。要約すると本発明は、固体燃料の
粉砕とそれに続く燃焼の目的で作動する型式の新しい改
良された燃焼装置を提供している。更に、本発明の燃焼
装置は直接燃焼装置である。更に、本発明に従う直接燃
焼装置は、簡単さ、低価格そして安全性に関する限り直
接燃焼装置の利点を保持している。更に、本発明の直接
燃焼装置の有利な特徴は、それの作動態様に従えば一層
望ましい燃料/空気の比率がバーナで確立される。更に
、本発明の直接燃焼装置においてバーナにおける一層望
ましい燃料/空気の比率の確立は、分別装置を流れるガ
スの一部分を粉砕装置へ戻させる結果として達成される
。本発明の実施例を説明したが、当業者ならばこれらの
実施例を容易に変更し得るものであり、そしてそのよう
な変更はすべて本発明の技術的思想の範囲内において行
なわれるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は粉砕装置、分別装置そしてバーナ装置を含み、
分別装置は分別エルボから構成されていることを特徴と
する、本発明による直接燃焼装置の実施例を示す略図で
ある。 第2図は、第1図の直接燃焼装置から分別エルホを取出
して拡大して示す略図である。42・・・・・直接燃焼
装置、44・・・・・分別装置、48・・・・・・粉砕
装置、68・・・・・・バーナ装置、46,50,66
,72・・・・導管、64,70・・・・・・ファン、
52,54・・・・・・分路、56・・・・・・偏向ブ
レード装置、58・・・・・・ブレード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固体燃料を粉砕する装置、規定の粒度を越える粉砕
    された固体燃料粒子を排除し、その排除した粗大粒子を
    更に粉砕するため粉砕装置へ戻す分別装置、適正粒度の
    燃料粒子を燃焼するバーナ装置、そして粉砕装置から分
    別装置へそして分別装置からバーナ装置への高温ガス流
    と粉砕した固体燃料粒子との流路を確立する手段を備え
    、固体燃料を粉砕し、それに続いて燃焼する直接燃焼装
    置において、分別装置は分別エルボから成り、このエル
    ボは第1の分路と第2の分路とを有するダクト部分を含
    み、この第1の分路は粉砕装置へ接続され、分別エルボ
    に入る高温ガス流の一部分を粉砕装置へ戻すのと一諸に
    その中でもう一度粉砕するため粉砕装置へ固体燃料の粗
    大粒子を戻し、前記第2の分路はバーナ装置へ接続され
    ていて、分別エルボに入つてくる高温ガスの残りの部分
    と一諸に規定の細かい固体燃料粒子をバーナ装置へ搬送
    し、そして前記の分別エルボは前記のダクト部分に対し
    動けるように取付けた偏向ブレードを含み、この偏向ブ
    レードは前記の分別エルボに入つてくる固体燃料粒子を
    規定の細かい固体燃料粒子と規定の粒度を越える固体燃
    料粒子とに選別することを特徴とする、固体燃料を粉砕
    しそれに続いて燃焼する直接燃焼装置。
JP58216438A 1982-11-18 1983-11-18 直接燃焼装置 Expired JPS6047488B2 (ja)

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US442557 1982-11-18
US06/442,557 US4454825A (en) 1982-11-18 1982-11-18 Mill recirculation system

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Publication Number Publication Date
JPS59104016A JPS59104016A (ja) 1984-06-15
JPS6047488B2 true JPS6047488B2 (ja) 1985-10-22

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ID=23757256

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JP58216438A Expired JPS6047488B2 (ja) 1982-11-18 1983-11-18 直接燃焼装置

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US (1) US4454825A (ja)
JP (1) JPS6047488B2 (ja)
BR (1) BR8306298A (ja)
CA (1) CA1204026A (ja)

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Publication number Publication date
BR8306298A (pt) 1984-06-19
US4454825A (en) 1984-06-19
JPS59104016A (ja) 1984-06-15
CA1204026A (en) 1986-05-06

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