JPS6047442B2 - スクロ−ル機械 - Google Patents
スクロ−ル機械Info
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- JPS6047442B2 JPS6047442B2 JP10041680A JP10041680A JPS6047442B2 JP S6047442 B2 JPS6047442 B2 JP S6047442B2 JP 10041680 A JP10041680 A JP 10041680A JP 10041680 A JP10041680 A JP 10041680A JP S6047442 B2 JPS6047442 B2 JP S6047442B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0021—Systems for the equilibration of forces acting on the pump
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、相対運動を行う一対又は複数対のスクロー
ル羽根により、気体を圧縮又は膨張せしめて移送するス
クロール機械に関するものてある。
ル羽根により、気体を圧縮又は膨張せしめて移送するス
クロール機械に関するものてある。
スクロール機械においては、ケーシングに対して固定
された固定スクロール羽根と、この固定スクロール羽根
の中心のまわりに、偏心量eを以て、自転を行わずに公
転を行う回動スクロール羽根とを組み合わせ、両羽根の
相対運動により、両羽根の間に閉じ込められる気体の体
積を変化せしめて気体を圧縮又は膨張させて移送する。
機械の作動中にスクロール羽根の各部分はその両面に
作動気体の圧力を受けるが、外側の圧力に比べ、内側の
圧力は同一か又は大きくなつており、小さいことはない
。
された固定スクロール羽根と、この固定スクロール羽根
の中心のまわりに、偏心量eを以て、自転を行わずに公
転を行う回動スクロール羽根とを組み合わせ、両羽根の
相対運動により、両羽根の間に閉じ込められる気体の体
積を変化せしめて気体を圧縮又は膨張させて移送する。
機械の作動中にスクロール羽根の各部分はその両面に
作動気体の圧力を受けるが、外側の圧力に比べ、内側の
圧力は同一か又は大きくなつており、小さいことはない
。
一つのスクロール羽根の両面にかかる気体圧力を、その
スクロール羽根全体にわたつて合成すると、後述する如
くその合力はゼ川こならず、また、スクロール羽根の基
礎円の中心(以下単に「スクロール羽根の中心」と称す
る場合もある)も通らない。即ち、気体圧力の合力は、
スクロール羽根の中心に対して偏心した偏心力を与える
ことになる。スクロール羽根に変形や遊びがある場合に
は、この偏心力による気体圧力モーメントは、後述する
如く固定スクロール羽根と回動スクロール羽根との接触
点において、或る点では密着力が働くが、反対側の点で
は隙間を与える働きをし、この隙間より漏れを生じ、ス
クロール機械の効率を低下せしめる欠点があつた。従来
例として例えば特開昭50−32512号公報或いは特
開昭52−57507号公報に見られる如きものが挙げ
られるが、後述する如く、これらは何れも回動スクロー
ルの中心に対して半径方向の力を与えて遠心力対策或い
は摩耗対策を行うものであり、上記の気体圧力モーメン
トによる障害を除くことはできなかつた。
スクロール羽根全体にわたつて合成すると、後述する如
くその合力はゼ川こならず、また、スクロール羽根の基
礎円の中心(以下単に「スクロール羽根の中心」と称す
る場合もある)も通らない。即ち、気体圧力の合力は、
スクロール羽根の中心に対して偏心した偏心力を与える
ことになる。スクロール羽根に変形や遊びがある場合に
は、この偏心力による気体圧力モーメントは、後述する
如く固定スクロール羽根と回動スクロール羽根との接触
点において、或る点では密着力が働くが、反対側の点で
は隙間を与える働きをし、この隙間より漏れを生じ、ス
クロール機械の効率を低下せしめる欠点があつた。従来
例として例えば特開昭50−32512号公報或いは特
開昭52−57507号公報に見られる如きものが挙げ
られるが、後述する如く、これらは何れも回動スクロー
ルの中心に対して半径方向の力を与えて遠心力対策或い
は摩耗対策を行うものであり、上記の気体圧力モーメン
トによる障害を除くことはできなかつた。
本発明は、上記の気体圧力による偏心力による気体圧力
のモーメントに対して、逆向きに作用する逆モーメント
を、回動可能に支承した定置スクロール羽根に与えるこ
とにより、従来のものの上記の欠点を除き、偏心力によ
る気体圧力モーメントを打ち消して、スクロール羽根の
接触点における悪影響を除き、気体の漏れを阻止し、効
率の低下を防ぐことがてきるスクロール機械を提供する
ことを目白勺とするものてある。
のモーメントに対して、逆向きに作用する逆モーメント
を、回動可能に支承した定置スクロール羽根に与えるこ
とにより、従来のものの上記の欠点を除き、偏心力によ
る気体圧力モーメントを打ち消して、スクロール羽根の
接触点における悪影響を除き、気体の漏れを阻止し、効
率の低下を防ぐことがてきるスクロール機械を提供する
ことを目白勺とするものてある。
本発明は、インボリュート曲線による定置スクロール羽
根と、該定置スクロール羽根の中心のまわりに、偏心量
eを以て公転を行うが、自転は行わないインボリュート
曲線による回動スクロール羽根とより成るスクロールユ
ニットが一組又は複数組備えられているスクロール機械
において、前記スクロールユニットのうち少なくとも一
組のスクロールユニットの前記定置スクロール羽根が、
その基礎円の中心のまわりに回転可能に支えられ、スク
ロール機械の作動中に作動気体の圧力によつて前記定置
スクロール羽根が受ける気体圧力モーメントに対して逆
向きに作用する逆モーメントを前記定置スクロール羽根
に与える逆モーメント機構を備えたことを特徴とするス
クロール機械である。
根と、該定置スクロール羽根の中心のまわりに、偏心量
eを以て公転を行うが、自転は行わないインボリュート
曲線による回動スクロール羽根とより成るスクロールユ
ニットが一組又は複数組備えられているスクロール機械
において、前記スクロールユニットのうち少なくとも一
組のスクロールユニットの前記定置スクロール羽根が、
その基礎円の中心のまわりに回転可能に支えられ、スク
ロール機械の作動中に作動気体の圧力によつて前記定置
スクロール羽根が受ける気体圧力モーメントに対して逆
向きに作用する逆モーメントを前記定置スクロール羽根
に与える逆モーメント機構を備えたことを特徴とするス
クロール機械である。
本発明を実施例につき図面を用いて説明すれは、第1図
,第2図及ひ第3図において、定置スクロール羽根1は
、片側を定置スクロール板2に取り付けられている。
,第2図及ひ第3図において、定置スクロール羽根1は
、片側を定置スクロール板2に取り付けられている。
定置スクロール板2には軸3が設けられ、ケーシング4
に回転可能に支えられている。回動スクロール羽根5は
、片側を回動スクロール板6に取り付けられている。回
動スクロール板6には軸7が設けられ、駆動軸8から回
動機構9を経て回動運動が行われるようになつている。
本明細書において1回動運動ョとは、或る物体が或る固
定中心のまわりをまわる時、その物体の特定点は固定中
心のまわりに円運動の公転を行うが、その物体自体はそ
の特定点のまわりの自転を行わず、その物体の全ての点
が同じ円運動を行う運動(オービツトモーシヨン)を指
すものである。
に回転可能に支えられている。回動スクロール羽根5は
、片側を回動スクロール板6に取り付けられている。回
動スクロール板6には軸7が設けられ、駆動軸8から回
動機構9を経て回動運動が行われるようになつている。
本明細書において1回動運動ョとは、或る物体が或る固
定中心のまわりをまわる時、その物体の特定点は固定中
心のまわりに円運動の公転を行うが、その物体自体はそ
の特定点のまわりの自転を行わず、その物体の全ての点
が同じ円運動を行う運動(オービツトモーシヨン)を指
すものである。
軸3の軸心10と、軸7の軸心11は、それぞれ定置ス
クロール羽根1の中心,及び回動スクロール羽根5の中
心と一致している。
クロール羽根1の中心,及び回動スクロール羽根5の中
心と一致している。
定置スクロール羽根1及び回動スクロール羽根5の形状
は、インボリュート曲線であり、その中心は基礎円の中
心である。軸心11は軸心10と11とを結ふ線(これ
をX−X″軸と称す)に平行な接線MM″或いは接線N
N″上にある。軸心10の作用により回動スクロール羽
根5は軸心11のまわりの自転は行わない。定置スクロ
ール羽根1と回動スクロール羽根5とが組み合わせられ
ている部分は、ケーシング4と回動スクロール板6とに
囲まれた作動室12内に収容される。
は、インボリュート曲線であり、その中心は基礎円の中
心である。軸心11は軸心10と11とを結ふ線(これ
をX−X″軸と称す)に平行な接線MM″或いは接線N
N″上にある。軸心10の作用により回動スクロール羽
根5は軸心11のまわりの自転は行わない。定置スクロ
ール羽根1と回動スクロール羽根5とが組み合わせられ
ている部分は、ケーシング4と回動スクロール板6とに
囲まれた作動室12内に収容される。
作動室12の外周には低圧側の低圧流路13が設けられ
、低圧気体部又は大気に連通するようになつている。軸
3には軸心10に沿つて高圧側の高圧流路14が設けら
れ、高圧気体部に連通するようになつている。定置スク
ロール板2とケーシング4との間には加圧室15が形成
されている。
、低圧気体部又は大気に連通するようになつている。軸
3には軸心10に沿つて高圧側の高圧流路14が設けら
れ、高圧気体部に連通するようになつている。定置スク
ロール板2とケーシング4との間には加圧室15が形成
されている。
定置スクロール板2には、軸3より放射状にベーン16
が設けられ、ケーシング4には内方に向けて隔壁17が
設けられ、加圧室15の空間を四つの空間てある高圧室
18,19及び低圧室20,21に分けている。高圧室
18,19には高圧流路14から連通路22により高圧
気体が導かれ、低圧室20,21には、低圧流路13か
ら連通路23により低圧気体が導かれる。24はバネで
、ベーンに、第3図において時計方向のトルクを与える
ようになつている。
が設けられ、ケーシング4には内方に向けて隔壁17が
設けられ、加圧室15の空間を四つの空間てある高圧室
18,19及び低圧室20,21に分けている。高圧室
18,19には高圧流路14から連通路22により高圧
気体が導かれ、低圧室20,21には、低圧流路13か
ら連通路23により低圧気体が導かれる。24はバネで
、ベーンに、第3図において時計方向のトルクを与える
ようになつている。
次に作動につき説明する。
図示のスクロール機械を圧縮機として用いる場合につき
説明する。低圧流路13を低圧気体源又は大気に接続し
、高圧流路14を高圧気体容器に接続し、駆動軸8を駆
動して、軸心11が、軸心10のまわりを、第2図にお
いて反時計方向に公転するように回動スクロール羽根5
を回動せしめる。回動スクロール羽根5の回動につれて
、回動スクロール羽根5と定置スクロール羽根1との間
に囲まれた空間は次第にその体積を減じながら高圧流路
14に向かつて収れんするので、外周にて作動室12か
ら取り込まれた低圧の気体は次第に圧縮されて高圧流路
14に吐出される。
説明する。低圧流路13を低圧気体源又は大気に接続し
、高圧流路14を高圧気体容器に接続し、駆動軸8を駆
動して、軸心11が、軸心10のまわりを、第2図にお
いて反時計方向に公転するように回動スクロール羽根5
を回動せしめる。回動スクロール羽根5の回動につれて
、回動スクロール羽根5と定置スクロール羽根1との間
に囲まれた空間は次第にその体積を減じながら高圧流路
14に向かつて収れんするので、外周にて作動室12か
ら取り込まれた低圧の気体は次第に圧縮されて高圧流路
14に吐出される。
この圧縮過程中の作動気体の圧力の作用についてみるに
、例えば、回動スクロール羽根5の公転5位相(軸心1
1の回転角)が第4図に示す如くθ=45度の場合(第
2図の状態でθ=O度とする)について説明する。
、例えば、回動スクロール羽根5の公転5位相(軸心1
1の回転角)が第4図に示す如くθ=45度の場合(第
2図の状態でθ=O度とする)について説明する。
定置スクロール羽根1と回動スクロール羽根5とは、点
A,B,C及びDにて接触し、高圧室21.5及ひ、中
圧室26,27が形成される。
A,B,C及びDにて接触し、高圧室21.5及ひ、中
圧室26,27が形成される。
接触点A,B,C,Dは、定置スクロール羽根5及ひ回
動スクロール羽根5のそれぞれの基礎円41,42に接
し、軸心10と11とを結ふ線(これをX−X″軸と称
す)に平行な接線MM″或い1は接線NN″上にある。
動スクロール羽根5のそれぞれの基礎円41,42に接
し、軸心10と11とを結ふ線(これをX−X″軸と称
す)に平行な接線MM″或い1は接線NN″上にある。
軸心10を通りX−X″軸に直角な軸をY−Y″と称す
。このような状態で定置スクロール羽根1の各部分が作
動気体から受ける力を見るに、EB間の部分においては
外面、内面とも高圧を受け平衡にし・ている。
。このような状態で定置スクロール羽根1の各部分が作
動気体から受ける力を見るに、EB間の部分においては
外面、内面とも高圧を受け平衡にし・ている。
しかし、BFA部は内面は高圧、外面は中圧を受けるの
て平衡せす、圧力差による外向きの力が作用する。例え
はB点におけるこの圧力差力F8は図示の如くM点にお
ける接線MM″方向、A点における圧力差力FAはM2
における接線一M2N″の方向となる。この圧力差力を
BからAまで定置スクロール羽根1に沿つて積分(基礎
円41て見れは接点MからM2まて積分)すれば、X一
X″方向の成分はBF間C構,間)とFA間(Ml,M
2間)とて相殺してゼロとなり、Y−Y″方向の成分の
みか合成されて残る。この圧力差力の合力をP,とすれ
は、その方向はY−Y″軸に平行て、その着力点は基礎
円41に接するY一Y″軸に平行な接線MI,Ml″上
のF点となる。同様に、鳩部は内面、外面とも中圧を受
けて平衡しているが、DC部は内面が中圧、外面が低圧
を受け、圧力差力が作用する。DC間につき積分した圧
力差力の合力を示せはP2となり、その方向はY−Y″
軸、着力点は接線Ml,Ml゛上のH点となる。しかし
て、定置スクロール1に作用する圧力差力の総和の全圧
力差力PはP1とP2のベクトル和となるが、P1もP
2も同一の作用線Ml,M2″上にあるので、全圧力差
力Pも同じ作用線Ml,M2″上にある。
て平衡せす、圧力差による外向きの力が作用する。例え
はB点におけるこの圧力差力F8は図示の如くM点にお
ける接線MM″方向、A点における圧力差力FAはM2
における接線一M2N″の方向となる。この圧力差力を
BからAまで定置スクロール羽根1に沿つて積分(基礎
円41て見れは接点MからM2まて積分)すれば、X一
X″方向の成分はBF間C構,間)とFA間(Ml,M
2間)とて相殺してゼロとなり、Y−Y″方向の成分の
みか合成されて残る。この圧力差力の合力をP,とすれ
は、その方向はY−Y″軸に平行て、その着力点は基礎
円41に接するY一Y″軸に平行な接線MI,Ml″上
のF点となる。同様に、鳩部は内面、外面とも中圧を受
けて平衡しているが、DC部は内面が中圧、外面が低圧
を受け、圧力差力が作用する。DC間につき積分した圧
力差力の合力を示せはP2となり、その方向はY−Y″
軸、着力点は接線Ml,Ml゛上のH点となる。しかし
て、定置スクロール1に作用する圧力差力の総和の全圧
力差力PはP1とP2のベクトル和となるが、P1もP
2も同一の作用線Ml,M2″上にあるので、全圧力差
力Pも同じ作用線Ml,M2″上にある。
そして、この全圧力差力Pは定置スクロール1の軸心1
0から、基礎円41の半径aだけ偏つている偏心力であ
るので、定置スクロール1に対しては、M=Pa なる反時計方向のモーメント(これを気体圧力モーメン
トと称す)を与えることになる。
0から、基礎円41の半径aだけ偏つている偏心力であ
るので、定置スクロール1に対しては、M=Pa なる反時計方向のモーメント(これを気体圧力モーメン
トと称す)を与えることになる。
この、aだけ偏心した全圧力差力Pの作用を分解すれば
、囚 軸心10に、Y−Y″軸方向に作用する気体圧力
中心力P″(大きさはP″=P)と、(B)反時計方向
に作用するM=P″a(=Pa)なる気体圧力モーメン
トと、になる。
、囚 軸心10に、Y−Y″軸方向に作用する気体圧力
中心力P″(大きさはP″=P)と、(B)反時計方向
に作用するM=P″a(=Pa)なる気体圧力モーメン
トと、になる。
ここで、この中心力P″と気体圧力モーメントMの影響
についてみるに、中心力P″はY−Y″軸の方向、即ち
接触点A,B,C,Dにおける接線方向に作用するので
、定置スクロール羽根1が中心力P″により変形しても
接線方向の変形てあり、接触状態にはあまり影響がない
。
についてみるに、中心力P″はY−Y″軸の方向、即ち
接触点A,B,C,Dにおける接線方向に作用するので
、定置スクロール羽根1が中心力P″により変形しても
接線方向の変形てあり、接触状態にはあまり影響がない
。
しかしながら気体圧力モーメントMが作用すると、定置
スクロール羽根1は反時計方向に回転しその結果接触点
A,Cにおいては強く圧着されるが、その反対側の接触
点B,Cにおいては隙間を生ずる。
スクロール羽根1は反時計方向に回転しその結果接触点
A,Cにおいては強く圧着されるが、その反対側の接触
点B,Cにおいては隙間を生ずる。
従来のものにおいては、このような、気体圧力モーメン
トに基づく接触点の隙間に対する対策がなされていない
ので、この隙間により流体が漏洩1し、効率の低下を招
く欠点があつた。
トに基づく接触点の隙間に対する対策がなされていない
ので、この隙間により流体が漏洩1し、効率の低下を招
く欠点があつた。
例えは、特開昭50−3251?公報の第22図、第3
1図に示された例においては、本願第4図で説明すれば
、回動スクロール羽根5の軸心11に、遠心力に対抗す
るため、X−X″軸方向の、711からXに向かう向き
の力を与えようとするものてあり、回動スクロール羽根
5には中心力しか作用せずモーメントは作用しない。
1図に示された例においては、本願第4図で説明すれば
、回動スクロール羽根5の軸心11に、遠心力に対抗す
るため、X−X″軸方向の、711からXに向かう向き
の力を与えようとするものてあり、回動スクロール羽根
5には中心力しか作用せずモーメントは作用しない。
従つて気体圧力モーメントを相殺することはできない。
また、別の従来として特開昭52−57507号公報O
の第7図、第9図に示された例においては本願第4図て
説明すれば、回動スクロール羽根5の軸心11に、摩耗
に追従するために、11からNに向かう向き、方向の力
を与えるようにしたものてあり、回動スクロール羽根5
には中心力しか作用せずモーメントは作用しない。
また、別の従来として特開昭52−57507号公報O
の第7図、第9図に示された例においては本願第4図て
説明すれば、回動スクロール羽根5の軸心11に、摩耗
に追従するために、11からNに向かう向き、方向の力
を与えるようにしたものてあり、回動スクロール羽根5
には中心力しか作用せずモーメントは作用しない。
従つて気体圧力モーメントを相殺することはてきない。
以上の如く、気体圧力モーメントにより生ずる隙間発生
という従来の欠点を除くことが本発明の解決すべき問題
点である。
以上の如く、気体圧力モーメントにより生ずる隙間発生
という従来の欠点を除くことが本発明の解決すべき問題
点である。
本発明は、この問題点を解決するために定置スクロール
羽根に、この偏心力による気体圧力モーメントに対して
逆向きに作用する逆モーメントを与えて相殺することに
より、従来のものの欠点を除いて、この隙間の発生を防
いて効率の低下を防ぐものである。
羽根に、この偏心力による気体圧力モーメントに対して
逆向きに作用する逆モーメントを与えて相殺することに
より、従来のものの欠点を除いて、この隙間の発生を防
いて効率の低下を防ぐものである。
第1,2,3図において、加圧室15においては、高圧
室18,19には高圧が導かれ、低圧室20,21には
低圧が導かれ、さらにバネ24の作用も伴ない、ベーン
16は時計方向のモーメントを与える。
室18,19には高圧が導かれ、低圧室20,21には
低圧が導かれ、さらにバネ24の作用も伴ない、ベーン
16は時計方向のモーメントを与える。
従つて定置スクロール羽根1は時計方向のモーメント、
即ち、気体圧力モーメントと逆向きの逆モーメントを、
ベーン16を介して受けることになる。前記の偏心力の
方向は、回動スクロール羽根5の公転位相により変化す
る(軸心10より軸心11に達する動径にほぼ直角)が
、気体圧力モーメントの向きは常に反時計方向であるの
で、ベーン16を介して与えられる逆モーメントは気体
圧力モーメントに対して常に逆向きになる。
即ち、気体圧力モーメントと逆向きの逆モーメントを、
ベーン16を介して受けることになる。前記の偏心力の
方向は、回動スクロール羽根5の公転位相により変化す
る(軸心10より軸心11に達する動径にほぼ直角)が
、気体圧力モーメントの向きは常に反時計方向であるの
で、ベーン16を介して与えられる逆モーメントは気体
圧力モーメントに対して常に逆向きになる。
気体圧力モーメントの大きさは、高圧、中圧、低圧の圧
力差に応じて変化するが、逆モーメントも高圧、低圧の
差圧に応じて変化するのでベーン16の面積を適宜選択
することにより、作動工程中ほぼ気体圧力モーメントに
対抗せしめることができる。しかして、この逆モーメン
トを、気体圧力モーメントに僅か打ち勝つように選べば
、回動スクロール羽根5に対して定置スクロール羽根1
を僅か回転せしめて、押し付けて接触力を与え、接触点
A,B,C,Dにおいて隙間が生するのを阻止すこるこ
とができ、効率の低下を防ぐことができる。逆モーメン
トは、ベーン16の圧力差のみによつて、又はバネ24
のみによつて発生させてもよい。バネ24はコイル状の
バネ、うずまきバネなどを用いることができる。バネ2
4は、ケーシン4グ4より外側の軸3の部に装着しても
よい。第5図は別の実施例て、定置及ひ回動スクロール
羽根を組み合わせたスクロールユニットを二組、一つの
ケーシング4内に、流体的に直列に並べて収容したもの
である。一般にスクロール羽根間に閉じ込められた容積
室の容積変化比(膨張比又は圧縮比)は、渦巻内端径,
渦巻外端径,偏心量,渦巻ピッチなどで決5定され、一
般に膨張比あるいは圧縮比を大きくとるためには、渦巻
外端径を他に比して大きく設計せねばならない。
力差に応じて変化するが、逆モーメントも高圧、低圧の
差圧に応じて変化するのでベーン16の面積を適宜選択
することにより、作動工程中ほぼ気体圧力モーメントに
対抗せしめることができる。しかして、この逆モーメン
トを、気体圧力モーメントに僅か打ち勝つように選べば
、回動スクロール羽根5に対して定置スクロール羽根1
を僅か回転せしめて、押し付けて接触力を与え、接触点
A,B,C,Dにおいて隙間が生するのを阻止すこるこ
とができ、効率の低下を防ぐことができる。逆モーメン
トは、ベーン16の圧力差のみによつて、又はバネ24
のみによつて発生させてもよい。バネ24はコイル状の
バネ、うずまきバネなどを用いることができる。バネ2
4は、ケーシン4グ4より外側の軸3の部に装着しても
よい。第5図は別の実施例て、定置及ひ回動スクロール
羽根を組み合わせたスクロールユニットを二組、一つの
ケーシング4内に、流体的に直列に並べて収容したもの
である。一般にスクロール羽根間に閉じ込められた容積
室の容積変化比(膨張比又は圧縮比)は、渦巻内端径,
渦巻外端径,偏心量,渦巻ピッチなどで決5定され、一
般に膨張比あるいは圧縮比を大きくとるためには、渦巻
外端径を他に比して大きく設計せねばならない。
渦巻外端径を大きくすると、側板あるいはケーシングな
どに働らく軸方向の力が大きくなり、こθれに対するバ
ランス方法や強度を考慮するために、機械の重量は膨張
比(または圧縮比)が小さい場合に比し、いちじるしく
大きくなる。
どに働らく軸方向の力が大きくなり、こθれに対するバ
ランス方法や強度を考慮するために、機械の重量は膨張
比(または圧縮比)が小さい場合に比し、いちじるしく
大きくなる。
これを防ぐために本実施例においては、膨張比又は圧縮
比が3〜4程度以上のものに適するよう52段のスクロ
ールユニットを直列に配備している。
比が3〜4程度以上のものに適するよう52段のスクロ
ールユニットを直列に配備している。
このとき、各段の偏心量を厳しくしておけば、構造的に
はさして複雑にはならない。
はさして複雑にはならない。
また、渦巻内端径および外端径も、各段とも同じ程度に
設計ノした方がコンパクトな設計ができる。本実施例は
必ずしもこれらの設計条件が各段一致していなくてよい
のてあるが、説明の都合上、1段目と2段目のスクロー
ルは、羽根高さ以外は同一般計である場合について述べ
るものとする。また、低圧側の段では容積室が大きく、
高圧側の段では容積室が小さく設計されねばならないが
、上記のように渦巻曲線を各段ともほS゛厳しい設計を
するときには、スクロール羽根高さは、低圧側段ではい
ちじるしく高く設計されなければならない。
設計ノした方がコンパクトな設計ができる。本実施例は
必ずしもこれらの設計条件が各段一致していなくてよい
のてあるが、説明の都合上、1段目と2段目のスクロー
ルは、羽根高さ以外は同一般計である場合について述べ
るものとする。また、低圧側の段では容積室が大きく、
高圧側の段では容積室が小さく設計されねばならないが
、上記のように渦巻曲線を各段ともほS゛厳しい設計を
するときには、スクロール羽根高さは、低圧側段ではい
ちじるしく高く設計されなければならない。
このとき、低圧側段において、側板の両面にスクロール
羽根を設けたダブル形を使用すれは、その高さは半減さ
れ、低圧側羽根強度の低下を避けることができる。以下
、膨張機として使用する場合の例につき説明する。
羽根を設けたダブル形を使用すれは、その高さは半減さ
れ、低圧側羽根強度の低下を避けることができる。以下
、膨張機として使用する場合の例につき説明する。
高圧段の構成は、前述の実施例とほぼ類似しているが、
定置スクロール羽根1を支える軸3は、ケーシング4を
貫通せす、シール28に支えられ、定置スクロール羽根
1を軸心10のまわりに回転可能に支えている。また、
高圧流路14は、軸心10を含ます、ケーシング4、加
圧室15、定置スクロール板2を貫通して第1段(高圧
段)のスクロールユニットの内部に連通している。さら
に回動スクロール板6は、軸心10に対しeなれる時の
容積室の大きさを■,圧力をPs,高圧段スクロールユ
ニットから吐出される時の容積室の大きさを■M,圧力
P..,低圧段スクロールユニットに吸い込まれる時の
容積室の大きさをV″.(圧力はPm)、低圧段スクロ
ールユニットから吐出される時の容積室の大きさを■D
,圧力をPdとする。前述の如く、定置スクロール羽根
1,1A,1B及び回動スクロール羽根5,5A,5B
は、高圧段,低圧段とも、高さの他は同じ寸法にしてあ
るので、次の関係が成り立つ。
定置スクロール羽根1を支える軸3は、ケーシング4を
貫通せす、シール28に支えられ、定置スクロール羽根
1を軸心10のまわりに回転可能に支えている。また、
高圧流路14は、軸心10を含ます、ケーシング4、加
圧室15、定置スクロール板2を貫通して第1段(高圧
段)のスクロールユニットの内部に連通している。さら
に回動スクロール板6は、軸心10に対しeなれる時の
容積室の大きさを■,圧力をPs,高圧段スクロールユ
ニットから吐出される時の容積室の大きさを■M,圧力
P..,低圧段スクロールユニットに吸い込まれる時の
容積室の大きさをV″.(圧力はPm)、低圧段スクロ
ールユニットから吐出される時の容積室の大きさを■D
,圧力をPdとする。前述の如く、定置スクロール羽根
1,1A,1B及び回動スクロール羽根5,5A,5B
は、高圧段,低圧段とも、高さの他は同じ寸法にしてあ
るので、次の関係が成り立つ。
しかるに、
であるから、
となり従つて
なる関係がある。
ここに、膨張機ては、Ps>Pdてあり、圧縮機におい
ては、Ps<Pdとなるる(P5は吸込側、Pdは吐出
側圧力)が、膨張機の場合につき説明する。
ては、Ps<Pdとなるる(P5は吸込側、Pdは吐出
側圧力)が、膨張機の場合につき説明する。
高圧段における吸い込み、吐き出しの差圧ΔP5は、
−となり、低圧段における吸
い込み、吐き出しの差圧ΔPdは、となる。
−となり、低圧段における吸
い込み、吐き出しの差圧ΔPdは、となる。
ΔPsとΔPdとの大小関係を見るに、故に即ち、高圧
段(1段目)の差圧の方か低圧段(2段目)の差圧より
大きくなる。
段(1段目)の差圧の方か低圧段(2段目)の差圧より
大きくなる。
圧縮機においては吸込側(1段目)と吐出側(2段目)
とは入れ替るが、やはり高圧段(2段目)の差圧の方が
低圧段(1段目)の差圧より大きくなる。例えば、膨張
機において、P9=9kgf/Cd,となり、その差は
著しい。
とは入れ替るが、やはり高圧段(2段目)の差圧の方が
低圧段(1段目)の差圧より大きくなる。例えば、膨張
機において、P9=9kgf/Cd,となり、その差は
著しい。
差圧が小さいときはスクロール羽根間の洩れは少ないの
で、多少隙間を有する構造とした方が機械損失がなく効
率がよくなるが、差圧が大きいときには洩れによる容積
損失が大であり、効率が悪くなる。
で、多少隙間を有する構造とした方が機械損失がなく効
率がよくなるが、差圧が大きいときには洩れによる容積
損失が大であり、効率が悪くなる。
これを防ぐため、本実施例においては、その高圧段のス
クロールユニットにおいて、前述の実施例と同様、定置
スクロール羽根1を回動可能となし、ベーン16などに
よる逆モーメント機構を用いて、気体圧力モーメントに
対抗せしめ、羽根の接触をはかつている。低圧段のスク
ロールユニットにおいては定置スクロール羽根1A,1
Bは固定としてある。なお図面上、気体の流れを矢印て
示してあるが、圧縮機として用いる場合は逆向きとなる
。
クロールユニットにおいて、前述の実施例と同様、定置
スクロール羽根1を回動可能となし、ベーン16などに
よる逆モーメント機構を用いて、気体圧力モーメントに
対抗せしめ、羽根の接触をはかつている。低圧段のスク
ロールユニットにおいては定置スクロール羽根1A,1
Bは固定としてある。なお図面上、気体の流れを矢印て
示してあるが、圧縮機として用いる場合は逆向きとなる
。
本発明により、作動気体の気体圧力モーメントに基づく
羽根間の隙間を小となし、作動気体の漏洩を抑制し、効
率の低下を防止することができるスクロール機械を提供
することができ、実用上極めて大なる効果を有するもの
である。
羽根間の隙間を小となし、作動気体の漏洩を抑制し、効
率の低下を防止することができるスクロール機械を提供
することができ、実用上極めて大なる効果を有するもの
である。
図面は本発明の実施例に関するものて、第1図は第2図
のI−1線縦断面図、第2図及び第3図は第1図のそれ
ぞれ■−■線及び■−■線横断面図、第4図はθ=45
度におけるスクロール羽根の配置図。 第5図は別の実施例の縦断面図てある。1,1A,1B
・・・・・・定置スクロール羽根、2,2A,2B・・
・・・定置スクロール板、3・・・・・・軸、4・・・
・ケーシング、5,5A,5B・・・・・・回動スクロ
ール羽根、6,6A・・・・・・回動スクロール板、7
・・・・・・軸、8・・・・・・駆動軸、9・・・・・
・回動機構、10・・軸心、11・・・・・・軸心、1
2,12A・・・・・・作動室、13・・・・・・低圧
流路、14・・・・・・高圧流路、15・・加圧室、1
6・・・・・・ベーン、17・・・・・・隔室、18・
・・・・高圧室、19・・・・・・高圧室、20・・・
・・・低圧室、21・・・・・・低圧室、22・・・・
・連通路、23・・・・・連通路、24・・・・・・バ
ネ、25・・・・・・高圧室、26・・・・・・中圧室
、27・・・・中圧室、28・・・・・ウール、29・
・・・・偏心軸、30・・・・・・軸受、31・・・・
・・軸、32・・・軸受、33・・・・・・スラスト軸
受、34・・・・・・スラスト軸受、35・・・・中間
室、36・・・・・流路、37・・・中間圧流路、38
・・・・・・軸受、39・・・・・・軸受、40・・・
・出力軸、41,42・・・・・基礎円。
のI−1線縦断面図、第2図及び第3図は第1図のそれ
ぞれ■−■線及び■−■線横断面図、第4図はθ=45
度におけるスクロール羽根の配置図。 第5図は別の実施例の縦断面図てある。1,1A,1B
・・・・・・定置スクロール羽根、2,2A,2B・・
・・・定置スクロール板、3・・・・・・軸、4・・・
・ケーシング、5,5A,5B・・・・・・回動スクロ
ール羽根、6,6A・・・・・・回動スクロール板、7
・・・・・・軸、8・・・・・・駆動軸、9・・・・・
・回動機構、10・・軸心、11・・・・・・軸心、1
2,12A・・・・・・作動室、13・・・・・・低圧
流路、14・・・・・・高圧流路、15・・加圧室、1
6・・・・・・ベーン、17・・・・・・隔室、18・
・・・・高圧室、19・・・・・・高圧室、20・・・
・・・低圧室、21・・・・・・低圧室、22・・・・
・連通路、23・・・・・連通路、24・・・・・・バ
ネ、25・・・・・・高圧室、26・・・・・・中圧室
、27・・・・中圧室、28・・・・・ウール、29・
・・・・偏心軸、30・・・・・・軸受、31・・・・
・・軸、32・・・軸受、33・・・・・・スラスト軸
受、34・・・・・・スラスト軸受、35・・・・中間
室、36・・・・・流路、37・・・中間圧流路、38
・・・・・・軸受、39・・・・・・軸受、40・・・
・出力軸、41,42・・・・・基礎円。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 インボリュート曲線による定置スクロール羽根と、
該定置スクロール羽根の中心のまわりに、偏心量eを以
て公転を行うが、自転は行わないインボリュート曲線に
よる回動スクロール羽根とより成るスクロールユニット
が一組又は複数組備えられているスクロール機械におい
て、前記スクロールユニットのうち少なくとも一組のス
クロールユニットの前記定置スクロール羽根が、その基
礎円の中心のまわりに回転可能に支えられ、スクロール
機械の作動中に作動気体の圧力によつて前記定置スクロ
ール羽根が受ける気体圧力モーメントに対して逆向きに
作用する逆モーメントを前記定置スクロール羽根に与え
る逆モーメント機構を備えたことを特徴とするスクロー
ル機械。 2 前記定置スクロール羽根が、放射状のベーンを有し
、該ベーンの両側に、高圧側及び低圧側の作動気体をそ
れぞれ導き、その差圧によつて前記定置スクロール羽根
に前記逆モーメントを与えるように前記逆モーメント機
構が構成されている特許請求の範囲第1項記載のスクロ
ール機械。 3 前記逆モーメント機構が、バネにより前記定置スク
ロール羽根に前記逆モーメントを与える機構である特許
請求の範囲第1項又は第2項記載のスクロール機械。 4 前記スクロールユニットが複数組備えられ、前記逆
モーメント機構が高圧段側のスクロールユニットに設け
られている特許請求の範囲第1項記載のスクロール機械
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10041680A JPS6047442B2 (ja) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | スクロ−ル機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10041680A JPS6047442B2 (ja) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | スクロ−ル機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5726202A JPS5726202A (en) | 1982-02-12 |
JPS6047442B2 true JPS6047442B2 (ja) | 1985-10-22 |
Family
ID=14273372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10041680A Expired JPS6047442B2 (ja) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | スクロ−ル機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047442B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS624285Y2 (ja) * | 1984-05-23 | 1987-01-30 | ||
WO1994008140A1 (en) * | 1992-10-01 | 1994-04-14 | Hideo Kaji | Compressor |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314399Y2 (ja) * | 1985-09-10 | 1991-03-29 |
-
1980
- 1980-07-22 JP JP10041680A patent/JPS6047442B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS624285Y2 (ja) * | 1984-05-23 | 1987-01-30 | ||
WO1994008140A1 (en) * | 1992-10-01 | 1994-04-14 | Hideo Kaji | Compressor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5726202A (en) | 1982-02-12 |
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