JPS6047159B2 - 衛星の姿勢制御装置 - Google Patents
衛星の姿勢制御装置Info
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- JPS6047159B2 JPS6047159B2 JP51120221A JP12022176A JPS6047159B2 JP S6047159 B2 JPS6047159 B2 JP S6047159B2 JP 51120221 A JP51120221 A JP 51120221A JP 12022176 A JP12022176 A JP 12022176A JP S6047159 B2 JPS6047159 B2 JP S6047159B2
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- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/24—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
- B64G1/36—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using sensors, e.g. sun-sensors, horizon sensors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/24—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
- B64G1/28—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using inertia or gyro effect
- B64G1/283—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using inertia or gyro effect using reaction wheels
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、能動的3軸姿勢制御システムを持つ宇宙航
行機の姿勢制御装置に関するものである。
行機の姿勢制御装置に関するものである。
地球に方向の合わされる衛星には、3軸反作用・輪を姿
勢制御に用いているものがある。
勢制御に用いているものがある。
センサ(感知器)から得られる姿勢誤差情報に応動する
3つの反作用輪から与えられるトルクによつて、精度の
高い姿勢制御の目的を達成することができる。それらの
3つの反作用輪(以下で単に輪といフうことがある)は
、姿勢制御の基準となる機体軸の作る1組の直交軸に平
行な3軸を持つように、機体内部に取付けるのが正統派
のやり方である。そこて、地球指向衛星においては、軌
道面法線に対して平行(名目的に)である機体のピッチ
(縦揺れ)軸に平行に、論の軸線の1つが置かれる。残
りの2つの輪の軸線は、機体のロール(速度ベクトル)
軸とヨー(局所鉛直線)軸と、それぞれ一直線をなすよ
うに置かれる。大きな外乱トルクが存在しないときは、
このような宇宙航行機系は、それぞれの軸線のまわりの
反作用輪運動量の時間平均が実質的に零であるから、実
質的に零の運動量系と呼ばれる。別の地球指向衛星とし
て、機体のピッチ軸に平行に設けられた軸を中心として
回転する反作用輪だけを用いるものがある。
3つの反作用輪から与えられるトルクによつて、精度の
高い姿勢制御の目的を達成することができる。それらの
3つの反作用輪(以下で単に輪といフうことがある)は
、姿勢制御の基準となる機体軸の作る1組の直交軸に平
行な3軸を持つように、機体内部に取付けるのが正統派
のやり方である。そこて、地球指向衛星においては、軌
道面法線に対して平行(名目的に)である機体のピッチ
(縦揺れ)軸に平行に、論の軸線の1つが置かれる。残
りの2つの輪の軸線は、機体のロール(速度ベクトル)
軸とヨー(局所鉛直線)軸と、それぞれ一直線をなすよ
うに置かれる。大きな外乱トルクが存在しないときは、
このような宇宙航行機系は、それぞれの軸線のまわりの
反作用輪運動量の時間平均が実質的に零であるから、実
質的に零の運動量系と呼ばれる。別の地球指向衛星とし
て、機体のピッチ軸に平行に設けられた軸を中心として
回転する反作用輪だけを用いるものがある。
その衛星では、機体のヨー軸を局所鉛直線と同一の線上
に保持させるために、反作用輪が平均非零あるいはバイ
アス(偏倚)運動量を持つて働き、また輪の慣性安定性
によつて、ピッチ軸が軌道面法線と同一の直線上に保持
される。このような制御系を備えるものは、バイアス運
動量で制御される衛星と呼ばれ、現在対地同期軌道動作
をしている(いわゆる静止衛星である)RCASATC
OMI(5RCASATC0A■の両衛星で実施されて
いるし、また現在軌道にある他のいくつかの衛星でも用
いられている。このバイアス運動量系の特徴は、所要の
機体の角位置−は、ロール軸とピッチ軸とのまわりにつ
いてだけ測定すればよく、より複雑なヨー軸中心につい
ての測定が不要なことにある。衛星のための、零運動量
型の3軸安定化姿勢制御方式では、3軸を所望の姿制に
保持させるため.”に、各軸(すなわち、ロールとピッ
チとヨーと)についての姿勢基準が必要である。
に保持させるために、反作用輪が平均非零あるいはバイ
アス(偏倚)運動量を持つて働き、また輪の慣性安定性
によつて、ピッチ軸が軌道面法線と同一の直線上に保持
される。このような制御系を備えるものは、バイアス運
動量で制御される衛星と呼ばれ、現在対地同期軌道動作
をしている(いわゆる静止衛星である)RCASATC
OMI(5RCASATC0A■の両衛星で実施されて
いるし、また現在軌道にある他のいくつかの衛星でも用
いられている。このバイアス運動量系の特徴は、所要の
機体の角位置−は、ロール軸とピッチ軸とのまわりにつ
いてだけ測定すればよく、より複雑なヨー軸中心につい
ての測定が不要なことにある。衛星のための、零運動量
型の3軸安定化姿勢制御方式では、3軸を所望の姿制に
保持させるため.”に、各軸(すなわち、ロールとピッ
チとヨーと)についての姿勢基準が必要である。
実際には、地球自体が(地球軌道衛星の場合)、地平線
センサを利用してピッチ誤差とロール誤差とを感知する
ための、つごうのよい基準となるが、ヨー軸情報3を入
手するには、別の手段たとえば太陽、星、ラジオビーコ
ンおよび(または)ジャイロスコープを含むものの利用
が必要になる。高速度回転するロータたとえばジャイロ
を備える運動型の機械的装置の使用あるいは星感知に伴
4なう複雑な操作を避けるために、軌道上で、太陽の見
える部分では、ヨー軸中心の誤差検出のための便利な手
段として、太陽を選ぶことができる。
センサを利用してピッチ誤差とロール誤差とを感知する
ための、つごうのよい基準となるが、ヨー軸情報3を入
手するには、別の手段たとえば太陽、星、ラジオビーコ
ンおよび(または)ジャイロスコープを含むものの利用
が必要になる。高速度回転するロータたとえばジャイロ
を備える運動型の機械的装置の使用あるいは星感知に伴
4なう複雑な操作を避けるために、軌道上で、太陽の見
える部分では、ヨー軸中心の誤差検出のための便利な手
段として、太陽を選ぶことができる。
そこで、太陽がヨー基準と呼ばれる。しかし、衛星にと
つての真昼あるいは真夜中とその近傍における期間は、
太陽と機体とを結ぶ直線(Sunllne)と機体のヨ
ー軸とがだいたい合致して、ヨー誤差検出感度が低下す
るので、太陽はヨー基準として役立ち得ない。事実上、
両線の一致する点では、ヨー信号が得られない。これら
の1無人力期間(太陽の見えない)Jについてヨー誤差
入力を持たない零運動量系の動作では、指向制御の精度
が低下することになる。複雑なヨー姿勢制御手フ段を使
用することが好ましくない長寿名で信頼度の高い、正確
度の高い姿勢制御手段としての零運動量系の全面的使用
が非難される原因は、ヨー基準を太陽に頼る零運動量3
軸制御系における上述の欠点にある。この発明による装
置は、互いに垂直な、ピッチ軸とロール軸とヨー軸とを
備える衛星のための姿勢制御装置であつて:(a)前記
衛星の互いに垂直な3つの軸に対して一定の角度関係を
持つそれぞれの軸に設けられた3個またはそれより多く
の反作用輪(例えば輪24,26,28)と;(b)衛
星の予じめ定められた基準姿勢からの角偏差を検知する
ためのもので、地球に対するロールおよびピッチ軸姿勢
誤差信号を発生する第1のセンサ(例えばセンサ34)
と太陽に対するヨー軸姿勢誤差信号を発生する太陽セン
サ(例えばセンサ30)とを含む姿勢感知装置と;(c
)前記姿勢誤差信号に応じて、それぞれの姿勢誤差信号
が零に収斂するように前記反作用輪の角速度を制御する
制御装置(例えば装置31−2,32−3,32−5)
と;を備え、さらに、前記太陽センサが、従つて姿勢感
知装置が衛星ヨー軸の基準姿勢からの偏差に不感となる
期間を指示する信号を与えるための、軌道位置推定暦に
対応するデータ信号を出力する装置(例えば第2図のブ
ロック33)と;この位置推定データ信号出力装置から
の期間指示信号に応じて、前記制御装置からヨー軸姿勢
誤差信号を除去するスイッチ装置(例えばスイッチ56
)と;を備え、前記制御装置は、ロール軸とヨー軸のそ
れぞれに沿う長期に見ての平均角運動量が事実上零とな
るように、また、ピッチ軸に沿つては、残差角運動量バ
イアスを発生して、前記ピッチ軸に沿う残差角運動量に
よつて生成されるジャイロスコープ的現状維持性が前記
期間の間衛星の正規のヨー軸姿勢を維持するように、各
反作用輪の速度を制御するように働くことが可能である
ようになされている。
つての真昼あるいは真夜中とその近傍における期間は、
太陽と機体とを結ぶ直線(Sunllne)と機体のヨ
ー軸とがだいたい合致して、ヨー誤差検出感度が低下す
るので、太陽はヨー基準として役立ち得ない。事実上、
両線の一致する点では、ヨー信号が得られない。これら
の1無人力期間(太陽の見えない)Jについてヨー誤差
入力を持たない零運動量系の動作では、指向制御の精度
が低下することになる。複雑なヨー姿勢制御手フ段を使
用することが好ましくない長寿名で信頼度の高い、正確
度の高い姿勢制御手段としての零運動量系の全面的使用
が非難される原因は、ヨー基準を太陽に頼る零運動量3
軸制御系における上述の欠点にある。この発明による装
置は、互いに垂直な、ピッチ軸とロール軸とヨー軸とを
備える衛星のための姿勢制御装置であつて:(a)前記
衛星の互いに垂直な3つの軸に対して一定の角度関係を
持つそれぞれの軸に設けられた3個またはそれより多く
の反作用輪(例えば輪24,26,28)と;(b)衛
星の予じめ定められた基準姿勢からの角偏差を検知する
ためのもので、地球に対するロールおよびピッチ軸姿勢
誤差信号を発生する第1のセンサ(例えばセンサ34)
と太陽に対するヨー軸姿勢誤差信号を発生する太陽セン
サ(例えばセンサ30)とを含む姿勢感知装置と;(c
)前記姿勢誤差信号に応じて、それぞれの姿勢誤差信号
が零に収斂するように前記反作用輪の角速度を制御する
制御装置(例えば装置31−2,32−3,32−5)
と;を備え、さらに、前記太陽センサが、従つて姿勢感
知装置が衛星ヨー軸の基準姿勢からの偏差に不感となる
期間を指示する信号を与えるための、軌道位置推定暦に
対応するデータ信号を出力する装置(例えば第2図のブ
ロック33)と;この位置推定データ信号出力装置から
の期間指示信号に応じて、前記制御装置からヨー軸姿勢
誤差信号を除去するスイッチ装置(例えばスイッチ56
)と;を備え、前記制御装置は、ロール軸とヨー軸のそ
れぞれに沿う長期に見ての平均角運動量が事実上零とな
るように、また、ピッチ軸に沿つては、残差角運動量バ
イアスを発生して、前記ピッチ軸に沿う残差角運動量に
よつて生成されるジャイロスコープ的現状維持性が前記
期間の間衛星の正規のヨー軸姿勢を維持するように、各
反作用輪の速度を制御するように働くことが可能である
ようになされている。
この発明によつて、合成されるピッチ運動量の慣性的ジ
ャイロスコープ的安定性によつて一種の記憶が形成され
、これによつて、太陽から得られるヨー誤差の無いある
いは感知されない期間においても、正規のヨー姿勢が維
持され、外乱トルク作用が最小となる。
ャイロスコープ的安定性によつて一種の記憶が形成され
、これによつて、太陽から得られるヨー誤差の無いある
いは感知されない期間においても、正規のヨー姿勢が維
持され、外乱トルク作用が最小となる。
前に述べた、太陽と地球と衛星とが同一直線上に列ぶこ
とによる1無人力期間ョの間にヨー誤差を検出する必要
がなくなり、また、これらの期間の間に、零運動量系の
開ループ(すなわち、ヨー誤差なし)を働かせるのに比
べて、ピッチ運動量で与えられるヨー制御の精度がよく
なる。好ましい実発明の詳細な説明 〔直交配列された反作用輪一第1,2,3図〕中心物体
たとえば地球14をまわる軌道12に在る宇宙航行機1
0についての大要が第1図に示されている。
とによる1無人力期間ョの間にヨー誤差を検出する必要
がなくなり、また、これらの期間の間に、零運動量系の
開ループ(すなわち、ヨー誤差なし)を働かせるのに比
べて、ピッチ運動量で与えられるヨー制御の精度がよく
なる。好ましい実発明の詳細な説明 〔直交配列された反作用輪一第1,2,3図〕中心物体
たとえば地球14をまわる軌道12に在る宇宙航行機1
0についての大要が第1図に示されている。
この宇宙航行機(以下衛星という)は、たとえば、地球
の赤道面16上にある対地同期軌道に在るものとする。
ただし、この発明は、任意の軌道に在る衛星で利用でき
る。対地同期軌道にあるとき、衛星は、地球の赤道16
の地表面の定点上に浮いているように見える。在来の基
準を用いる衛星の主機体軸としては、ピッチ軸18とロ
ール軸20とヨー軸22とがあり、これらの3軸は衛星
10の質量中心から互いに直交して伸びる。ヨー軸は、
名目上、地球表面を指す方向、すなわち局所鉛直線とも
呼ばれる方向に向けられる。ピッチ軸は、名目上、軌道
12の平面に垂直の方向に向けられ、ロール軸は、軌道
が円であるとき、名目上、速度ベクトルに平行な方向と
される。3個の反作用輪、すなわちピッチ輪2牡ロール
輪26およびヨー輪28とが衛星10に設けられている
。
の赤道面16上にある対地同期軌道に在るものとする。
ただし、この発明は、任意の軌道に在る衛星で利用でき
る。対地同期軌道にあるとき、衛星は、地球の赤道16
の地表面の定点上に浮いているように見える。在来の基
準を用いる衛星の主機体軸としては、ピッチ軸18とロ
ール軸20とヨー軸22とがあり、これらの3軸は衛星
10の質量中心から互いに直交して伸びる。ヨー軸は、
名目上、地球表面を指す方向、すなわち局所鉛直線とも
呼ばれる方向に向けられる。ピッチ軸は、名目上、軌道
12の平面に垂直の方向に向けられ、ロール軸は、軌道
が円であるとき、名目上、速度ベクトルに平行な方向と
される。3個の反作用輪、すなわちピッチ輪2牡ロール
輪26およびヨー輪28とが衛星10に設けられている
。
これらの輪の回転軸は、機体の互いに直交する軸18、
20および22の同名のものに平行に(たとえばピッチ
軸18とピッチ輪24の軸とが平行に)設けられている
。冗長度を与えるために、この分野で知られているよう
に、図の1つの輪を複数の輪で置換えてもよい。さらに
、衛星10に、2個またはより多くの太陽センサ301
制御電子装置32、ロールおよびピッチセンサ34が設
けられている。次に、第2図の姿勢制御方式のブロック
線図を参照すると、ここには、衛星と姿勢制御系の種々
の構成成分の組合せが示されている。
20および22の同名のものに平行に(たとえばピッチ
軸18とピッチ輪24の軸とが平行に)設けられている
。冗長度を与えるために、この分野で知られているよう
に、図の1つの輪を複数の輪で置換えてもよい。さらに
、衛星10に、2個またはより多くの太陽センサ301
制御電子装置32、ロールおよびピッチセンサ34が設
けられている。次に、第2図の姿勢制御方式のブロック
線図を参照すると、ここには、衛星と姿勢制御系の種々
の構成成分の組合せが示されている。
衛星10の機体の力学系がブロック11で表わされてい
る。所望の基準からの衛星10の変移が機体運動の偏り
として表わされ(ルート36)、所望の基準に対する太
陽センサ誤差信号が、太陽センサ30から、これに組合
わされた変成(COOrdinatetransfOr
m)電子装置32−1へ与えられる。衛星機体の運動の
偏りは、地球センサ34でも検出され、ロール誤差とピ
ッチ誤差とを表わす信号が、ルート38と40とを通じ
て、ロール誤差に対する輪駆動電子装置32−2とピッ
チ誤差に対する輪駆動電子装置32−3とに与えられる
。ロール誤差信号に対して、輪駆動電子装置32一2が
、ロール輪26の回転の速度と向きとを制御する制御信
号を供給する。ピッチ誤差信号に応じて、輪駆動電子装
置32−2が、この型の動作ではピッチ輪の回転の向き
が変ることがないので、ピッチ輪24の速度だけを制御
する制御信号を供給する。これらの信号がルート42と
44とによつて伝送される。衛星上でのロール輪26と
ピッチ輪24とヨー輪28との回転の運動量交換効果が
、ルート46と48によつて与えられて、それらの作用
に応する衛星力学系11として描かれている。太陽セン
サ30は、衛星の乱された運動で生じる基準からの偏差
角として誤差を供給し、ヨー輪28の速度と回転の向き
とを制御させる。
る。所望の基準からの衛星10の変移が機体運動の偏り
として表わされ(ルート36)、所望の基準に対する太
陽センサ誤差信号が、太陽センサ30から、これに組合
わされた変成(COOrdinatetransfOr
m)電子装置32−1へ与えられる。衛星機体の運動の
偏りは、地球センサ34でも検出され、ロール誤差とピ
ッチ誤差とを表わす信号が、ルート38と40とを通じ
て、ロール誤差に対する輪駆動電子装置32−2とピッ
チ誤差に対する輪駆動電子装置32−3とに与えられる
。ロール誤差信号に対して、輪駆動電子装置32一2が
、ロール輪26の回転の速度と向きとを制御する制御信
号を供給する。ピッチ誤差信号に応じて、輪駆動電子装
置32−2が、この型の動作ではピッチ輪の回転の向き
が変ることがないので、ピッチ輪24の速度だけを制御
する制御信号を供給する。これらの信号がルート42と
44とによつて伝送される。衛星上でのロール輪26と
ピッチ輪24とヨー輪28との回転の運動量交換効果が
、ルート46と48によつて与えられて、それらの作用
に応する衛星力学系11として描かれている。太陽セン
サ30は、衛星の乱された運動で生じる基準からの偏差
角として誤差を供給し、ヨー輪28の速度と回転の向き
とを制御させる。
このヨ・一輪制御は、スイッチ56(図で開いた状態で
示されている)が閉じられると、協働する変成電子装置
32−1からの信号に応じる、輪駆動電子装置32−5
によつて行なわれる。地球に対する太陽の暦による推定
位置を示すデータ33を表わす・適当な信号が電子装置
32−1を通じて系統に与えられる。また、そのデータ
33により発生される信号によつてスイッチ56が操作
される。軌道の適当な点でスイッチ56が開かれ(暦に
よる推定位置データあるいは他の記憶装置から、)制御
ルート35を通じて与えられる信号で)、太陽と衛星と
を結ぶ線が局所鉛直線(すなわちヨー軸)に近づくとき
(衛星にとつての真昼と真夜中とに近い)ヨー輪制御系
から太陽センサ30に基づく信号が取除かれる。このヨ
ー誤差入力が存在しない時間の間、バイアス・ピッチ運
動量によるピッチ軸のジャイロスコープ的な現状維持性
(ステイフネス)によつて、ヨー軸の指向制御が維持さ
れる。すなわち、スイッチ56が開かれると、ヨー輪の
速度は、そのスイッチが開かれた時点での速度と同じに
一定に保持されるか、または予じめ定められた計画に従
つて変更され、ある所望のヨー率で機体のヨー動作が行
なわれる。暦による推定位置データは、衛星に積込まれ
た読出し専用メモリ(ROM)に適当に記憶させるか、
あるいは、地上制御局から与えることができる。
示されている)が閉じられると、協働する変成電子装置
32−1からの信号に応じる、輪駆動電子装置32−5
によつて行なわれる。地球に対する太陽の暦による推定
位置を示すデータ33を表わす・適当な信号が電子装置
32−1を通じて系統に与えられる。また、そのデータ
33により発生される信号によつてスイッチ56が操作
される。軌道の適当な点でスイッチ56が開かれ(暦に
よる推定位置データあるいは他の記憶装置から、)制御
ルート35を通じて与えられる信号で)、太陽と衛星と
を結ぶ線が局所鉛直線(すなわちヨー軸)に近づくとき
(衛星にとつての真昼と真夜中とに近い)ヨー輪制御系
から太陽センサ30に基づく信号が取除かれる。このヨ
ー誤差入力が存在しない時間の間、バイアス・ピッチ運
動量によるピッチ軸のジャイロスコープ的な現状維持性
(ステイフネス)によつて、ヨー軸の指向制御が維持さ
れる。すなわち、スイッチ56が開かれると、ヨー輪の
速度は、そのスイッチが開かれた時点での速度と同じに
一定に保持されるか、または予じめ定められた計画に従
つて変更され、ある所望のヨー率で機体のヨー動作が行
なわれる。暦による推定位置データは、衛星に積込まれ
た読出し専用メモリ(ROM)に適当に記憶させるか、
あるいは、地上制御局から与えることができる。
太陽センサ30からの信号で表わされるヨー誤差は、ル
ート58を通じて輪駆動電子装置32−5に与えられ、
ここで処理されて、ヨー輪28の速度と回転の向きとを
制御する信号となる。ヨー輪28の運動量効果が、ルー
ト60を通じて、衛星の力学系11に反映される。3個
の反作用輪24,26および28の動作状態が、信号ル
ート50,51および52を通じて、運動量減少(De
saturatiOn)電子装置32一4の入力部へ与
えられる。
ート58を通じて輪駆動電子装置32−5に与えられ、
ここで処理されて、ヨー輪28の速度と回転の向きとを
制御する信号となる。ヨー輪28の運動量効果が、ルー
ト60を通じて、衛星の力学系11に反映される。3個
の反作用輪24,26および28の動作状態が、信号ル
ート50,51および52を通じて、運動量減少(De
saturatiOn)電子装置32一4の入力部へ与
えられる。
そのために、各々の輪に、それらの状況を表わす信号を
生じる、適当な、回転速度と回転の向きとを検出するセ
ンサ(図示されてない)が組合わさされる。制御電子装
置32−4は、トルク発生器54に所望の制御トルクを
発生させるための適当な信号を発生する。発生した制御
トルクは(ルート56を通じて)機体力学系11に与え
られ、各々の輪速度のそれぞれの所望の基準からの偏差
を減少させるように働く。トルク発生器54は、好まし
くは、衛.星の機体に、この分野ですでに知られている
ように適当に位置決めして、機体の3個の制御軸のそれ
ぞれを中心とする所望のトルクを発生するようにされた
推力装置である。図に単一のブ殆ツクとして示されてい
る複数の!トルク発生器54は、衛星の各部分に、適当
な位置に配置され、また適当な向きを与えられ、所望の
トルク効果を生じるように、推力すなわちジェットガス
を発生する。
生じる、適当な、回転速度と回転の向きとを検出するセ
ンサ(図示されてない)が組合わさされる。制御電子装
置32−4は、トルク発生器54に所望の制御トルクを
発生させるための適当な信号を発生する。発生した制御
トルクは(ルート56を通じて)機体力学系11に与え
られ、各々の輪速度のそれぞれの所望の基準からの偏差
を減少させるように働く。トルク発生器54は、好まし
くは、衛.星の機体に、この分野ですでに知られている
ように適当に位置決めして、機体の3個の制御軸のそれ
ぞれを中心とする所望のトルクを発生するようにされた
推力装置である。図に単一のブ殆ツクとして示されてい
る複数の!トルク発生器54は、衛星の各部分に、適当
な位置に配置され、また適当な向きを与えられ、所望の
トルク効果を生じるように、推力すなわちジェットガス
を発生する。
もし希望するなら、この分野で知られているように、地
球の磁場の作用に反4応する磁気トルク発生器を衛星上
に設けて、所望のトルクを得てもよい。このような磁気
トルク発生器の一例は、ムールフエルダ(Ludwig
Muhlfelder)氏その他による米国特許出願第
606273号に記載されている。上述の、輪とトルク
発生器とを働かせるための電子装置32(ブロック32
−1と32−2など)は、この分野で周知の設計手法に
よる在来の回路装置で実現される。
球の磁場の作用に反4応する磁気トルク発生器を衛星上
に設けて、所望のトルクを得てもよい。このような磁気
トルク発生器の一例は、ムールフエルダ(Ludwig
Muhlfelder)氏その他による米国特許出願第
606273号に記載されている。上述の、輪とトルク
発生器とを働かせるための電子装置32(ブロック32
−1と32−2など)は、この分野で周知の設計手法に
よる在来の回路装置で実現される。
3軸制御系のための典型的な制御回路の詳細は、ピステ
イナ(J.S.Pistiner)氏による米国特許出
願第557318号とムールフエルダ氏その他による米
国特許出願第460361号に述べられている。ノ 簡
単に言えば、在来の3軸零運動量方式では、地球センサ
34と太陽センサ30とから与えられる誤差制御信号に
応じて、時間平均として零角運動量を目標として働かさ
れるロールとピッチとヨーの各輪によつて、衛星10が
第1図に示される・所望の向きと姿勢で維持される。
イナ(J.S.Pistiner)氏による米国特許出
願第557318号とムールフエルダ氏その他による米
国特許出願第460361号に述べられている。ノ 簡
単に言えば、在来の3軸零運動量方式では、地球センサ
34と太陽センサ30とから与えられる誤差制御信号に
応じて、時間平均として零角運動量を目標として働かさ
れるロールとピッチとヨーの各輪によつて、衛星10が
第1図に示される・所望の向きと姿勢で維持される。
しかし、衛星の局所鉛直線上に太陽と地球とが在る間は
、太陽センサがヨー姿勢誤差に対して不感であり、従つ
て、在来方式では信頼できる正確度でヨー輪28を制御
するための信号を太陽センサから得ること”はできない
。この発明によつて、衛星に、軌道を回る全期間を通じ
て、ピッチ軸に沿う残差角運動量が与えられる。
、太陽センサがヨー姿勢誤差に対して不感であり、従つ
て、在来方式では信頼できる正確度でヨー輪28を制御
するための信号を太陽センサから得ること”はできない
。この発明によつて、衛星に、軌道を回る全期間を通じ
て、ピッチ軸に沿う残差角運動量が与えられる。
この残差角運動量によつて衛星に運動量の現状維持性(
ステイフネス)が与えられ、時間平均零運動量型での3
反作用輪の安定化動作に頼ることなく、制御された所望
の向きで、衛星がバイアスされる。ジャイロスコープ的
な現状維持性の原理はよく知られており、たとえば前述
のRCASATCOMIと■のような在来衛星ですでに
実施されている。しかし、在来のバイアスされた運動量
を持つ衛星では、角運動量を充分に大きくする必要があ
る。その理由は、ヨーの制御は、周知の軌道の4分の1
ごとのヨーとロールの交換を利用して行なわれるので、
ロールの連続的な制御をすればピッチ軸のジャイロスコ
ープ的現状維持性に基いて実効的にヨーの制御が行なわ
れて、ヨーを測定する必要がないようにするためである
。この発明によれば、ジャイロスコープ的現状維持性を
、短期間すなわち太陽と衛星とを結ふ線と局所鉛直線と
が一致する前後を含む真昼と真夜中だけに利用するから
、所要のピッチ角運動量の大きさが遥かに小さくてよい
。たとえば、RCASATCOM級の衛星で、衛星を安
定化された状態に維持するのに要する、ピッチ軸に沿う
角運動量は、150インチ−ボンド秒(In−1b−S
ec)(11n−1b−Secは約1150y−ATl
/秒)の程度である。
ステイフネス)が与えられ、時間平均零運動量型での3
反作用輪の安定化動作に頼ることなく、制御された所望
の向きで、衛星がバイアスされる。ジャイロスコープ的
な現状維持性の原理はよく知られており、たとえば前述
のRCASATCOMIと■のような在来衛星ですでに
実施されている。しかし、在来のバイアスされた運動量
を持つ衛星では、角運動量を充分に大きくする必要があ
る。その理由は、ヨーの制御は、周知の軌道の4分の1
ごとのヨーとロールの交換を利用して行なわれるので、
ロールの連続的な制御をすればピッチ軸のジャイロスコ
ープ的現状維持性に基いて実効的にヨーの制御が行なわ
れて、ヨーを測定する必要がないようにするためである
。この発明によれば、ジャイロスコープ的現状維持性を
、短期間すなわち太陽と衛星とを結ふ線と局所鉛直線と
が一致する前後を含む真昼と真夜中だけに利用するから
、所要のピッチ角運動量の大きさが遥かに小さくてよい
。たとえば、RCASATCOM級の衛星で、衛星を安
定化された状態に維持するのに要する、ピッチ軸に沿う
角運動量は、150インチ−ボンド秒(In−1b−S
ec)(11n−1b−Secは約1150y−ATl
/秒)の程度である。
別の級の衛星たとえばNASAのITOSNOAA衛星
では、バイアス角運動量は2101n−1b−Secの
程度である。この発明によれば、残差角運動量バイアス
の代表的な例は、約15jn−1b−Secの程度であ
る。ピッチ輪で与えられるバイアス角運動量の大きさは
、ヨー制御についての所望の正確度と、ヨー制御ループ
が1開かれている(スイッチ56によつて)J状態にあ
る時間とに左右される。そこで、この発明を実施して、
系統を働かせ制御して、ある残差角運動量を生じさせる
には、ピッチ輪をロール輪とヨー輪とに協働して働かせ
て、在来の3軸、時間平均零角運動量型の動作に要する
角運動量を生じさせるだけでなく、さらに、衛星に連続
的残差角運動量を与えるようピッチ論を制御する。より
具体的に言えば、ピッチ論は、バイアス角運動量をもつ
て連続的に動作して、太陽センサが有効な太陽信号を得
られずそのために不作動である間、ジャイロスコープ的
現状維持性がヨー制御を行なう。このようなヨー不感性
状態が衛星の真昼と真夜中で現われる。これらの期間に
ある間、第2図のブロック33からのデータ信号に応じ
て、スイッチ56が開かれるように構成される。この発
明の制御システムの動作の詳細について述べるのに先立
つて、第3図について説明する。
では、バイアス角運動量は2101n−1b−Secの
程度である。この発明によれば、残差角運動量バイアス
の代表的な例は、約15jn−1b−Secの程度であ
る。ピッチ輪で与えられるバイアス角運動量の大きさは
、ヨー制御についての所望の正確度と、ヨー制御ループ
が1開かれている(スイッチ56によつて)J状態にあ
る時間とに左右される。そこで、この発明を実施して、
系統を働かせ制御して、ある残差角運動量を生じさせる
には、ピッチ輪をロール輪とヨー輪とに協働して働かせ
て、在来の3軸、時間平均零角運動量型の動作に要する
角運動量を生じさせるだけでなく、さらに、衛星に連続
的残差角運動量を与えるようピッチ論を制御する。より
具体的に言えば、ピッチ論は、バイアス角運動量をもつ
て連続的に動作して、太陽センサが有効な太陽信号を得
られずそのために不作動である間、ジャイロスコープ的
現状維持性がヨー制御を行なう。このようなヨー不感性
状態が衛星の真昼と真夜中で現われる。これらの期間に
ある間、第2図のブロック33からのデータ信号に応じ
て、スイッチ56が開かれるように構成される。この発
明の制御システムの動作の詳細について述べるのに先立
つて、第3図について説明する。
第3図は、このシステムの動作に関連する速度と角運動
量とのそれぞれのベクトルの関係を示す図てある。ベク
トル62と64とは、衛星が軌道上の種々の部分にある
間の、ロール輪の速度(等価的に角運動量)の範囲を表
わしている。ベクトル62の符号の正の向きが、ロール
輪20の正の向きに対応している。ロール論26の一方
の向きの回転によつて、角運動量ベクトルのその向きが
定まり、角運動量の大きさはその輪の速度に関係する。
ベクトル64は、同様に、ロール論26の逆向きの回転
から生じる角運動量を表わす。ロール輪26の回転の向
きは、この分野で知られているように、機体に与えられ
る外部トルクの全体から生じる結果の要求に従つて反転
される。同様に、ベクトル66と68とによつて、ヨー
輪28の速度(および等価的に角運動量)が表わされて
いる。ピッチ輪24は、系統の残差角運動量を発生する
。ピッチ輪24は、ピッチ軸が軌道面に対して常に垂直
であるから、全軌道を通じて、同じ向きに回りつづける
。ピッチ輪24の速度(と角運動量)はベクトル70と
72とで表わされている。ピッチ輪の動作範囲がベクト
ル70と72との差で表わされ、この差の大きさが、ピ
ッチ軸を中心とする機体への外力によるトルクの変化に
従つて変動する。ピッチ輪の角運動量の平均値が寸法7
4で表わされている。ベクトル74がここではピッチ●
オフセット◆バイアス輪速度(あるいは角運動量)と呼
ばれる。前に述べたように、在来の能動的3軸姿勢制御
方式では、ピッチ軸・ロール軸・ヨー軸のそれぞれの輪
を、長期的平均ベースで時間平均零角運動量とするよう
に制御することによつて、衛星の安定性が維持される。
量とのそれぞれのベクトルの関係を示す図てある。ベク
トル62と64とは、衛星が軌道上の種々の部分にある
間の、ロール輪の速度(等価的に角運動量)の範囲を表
わしている。ベクトル62の符号の正の向きが、ロール
輪20の正の向きに対応している。ロール論26の一方
の向きの回転によつて、角運動量ベクトルのその向きが
定まり、角運動量の大きさはその輪の速度に関係する。
ベクトル64は、同様に、ロール論26の逆向きの回転
から生じる角運動量を表わす。ロール輪26の回転の向
きは、この分野で知られているように、機体に与えられ
る外部トルクの全体から生じる結果の要求に従つて反転
される。同様に、ベクトル66と68とによつて、ヨー
輪28の速度(および等価的に角運動量)が表わされて
いる。ピッチ輪24は、系統の残差角運動量を発生する
。ピッチ輪24は、ピッチ軸が軌道面に対して常に垂直
であるから、全軌道を通じて、同じ向きに回りつづける
。ピッチ輪24の速度(と角運動量)はベクトル70と
72とで表わされている。ピッチ輪の動作範囲がベクト
ル70と72との差で表わされ、この差の大きさが、ピ
ッチ軸を中心とする機体への外力によるトルクの変化に
従つて変動する。ピッチ輪の角運動量の平均値が寸法7
4で表わされている。ベクトル74がここではピッチ●
オフセット◆バイアス輪速度(あるいは角運動量)と呼
ばれる。前に述べたように、在来の能動的3軸姿勢制御
方式では、ピッチ軸・ロール軸・ヨー軸のそれぞれの輪
を、長期的平均ベースで時間平均零角運動量とするよう
に制御することによつて、衛星の安定性が維持される。
それぞれの輪が、軌道を回る間、回転の速度と向きとを
変化して、零またはそれに近い名目平均運動量となる。
予じめ定められた限界値を輪運動量が超えると、その変
化が輪(24,26,28)に設けられた速度センサに
検出され、スラスタあるいは磁気ダイボールのような機
体にトルクを与えるトルク発生器54によつて運動量の
減少(゜“ダンピング゛)が行なわれて、システム全体
の運動量が変化させられる。衛星にとつての真昼あるい
は真夜中の近くでは、太陽センサはヨー誤差に対して不
感となるので、ヨー輪輪御ループに有効な信号が与えら
れなくなる。この問題が、この発明によつて、前に述べ
たように、ピッチ軸に沿う角運動量バイアスを与えその
バイアスの大きさを、ピッチ軸に従つてその衛星の運動
量が長期間平均として零でなくなり、さらに、衛星の運
動量現状維持性を生じるのに充分な値のものとすること
で解決される。この同じ期間の間、ロール輪は在来の零
運動量方式の場合と同様に働き続け、またピッチ輪は在
来のバイアス運動量方式の場合のように働きつづける。
ヨー輪は1開ループョ状態で制御されて、スイッチ56
が開かれている間、一定のあるいは予じめ定められた速
度で働かされる。スイッチ56が閉じられると、太陽セ
ンサ30がヨー輪のための1閉ループョに制御信号を供
給する。軌道面に対する法線に事実上平行な方向を与え
られた、すなわちピッチ軸18(第1図)に平行な軸線
を中心とする正味角運動量(第3図のベクトル70と7
2)の慣性的安定性が、在来の運動量バイアス3軸制御
方式のヨー感知の所望の独立性を衛星10に与え、同時
に、ロール輪26とヨー輪28の可変動作によつて、零
運動量方式の制御の柔軟性が与えられる。軌道上ての真
昼と真夜中とにある期間中、ヨー姿勢に関する情報は得
られないけれども、ピッチ・バイアス角運動量を加える
ことで与えられるジャイロスコープ的記憶によつて、正
規のヨー姿勢が維持され、外乱による作用が最小に保た
れる。所要のピッチ角運動量バイアスの大きさは、ヨー
の1開ループ(スイッチ56の開)J期間(すなわち、
軌道上で太陽(ヨー)センサの働かない期間)の持続時
間と、そのシステムに許されるヨー誤差と外乱との関数
である。
変化して、零またはそれに近い名目平均運動量となる。
予じめ定められた限界値を輪運動量が超えると、その変
化が輪(24,26,28)に設けられた速度センサに
検出され、スラスタあるいは磁気ダイボールのような機
体にトルクを与えるトルク発生器54によつて運動量の
減少(゜“ダンピング゛)が行なわれて、システム全体
の運動量が変化させられる。衛星にとつての真昼あるい
は真夜中の近くでは、太陽センサはヨー誤差に対して不
感となるので、ヨー輪輪御ループに有効な信号が与えら
れなくなる。この問題が、この発明によつて、前に述べ
たように、ピッチ軸に沿う角運動量バイアスを与えその
バイアスの大きさを、ピッチ軸に従つてその衛星の運動
量が長期間平均として零でなくなり、さらに、衛星の運
動量現状維持性を生じるのに充分な値のものとすること
で解決される。この同じ期間の間、ロール輪は在来の零
運動量方式の場合と同様に働き続け、またピッチ輪は在
来のバイアス運動量方式の場合のように働きつづける。
ヨー輪は1開ループョ状態で制御されて、スイッチ56
が開かれている間、一定のあるいは予じめ定められた速
度で働かされる。スイッチ56が閉じられると、太陽セ
ンサ30がヨー輪のための1閉ループョに制御信号を供
給する。軌道面に対する法線に事実上平行な方向を与え
られた、すなわちピッチ軸18(第1図)に平行な軸線
を中心とする正味角運動量(第3図のベクトル70と7
2)の慣性的安定性が、在来の運動量バイアス3軸制御
方式のヨー感知の所望の独立性を衛星10に与え、同時
に、ロール輪26とヨー輪28の可変動作によつて、零
運動量方式の制御の柔軟性が与えられる。軌道上ての真
昼と真夜中とにある期間中、ヨー姿勢に関する情報は得
られないけれども、ピッチ・バイアス角運動量を加える
ことで与えられるジャイロスコープ的記憶によつて、正
規のヨー姿勢が維持され、外乱による作用が最小に保た
れる。所要のピッチ角運動量バイアスの大きさは、ヨー
の1開ループ(スイッチ56の開)J期間(すなわち、
軌道上で太陽(ヨー)センサの働かない期間)の持続時
間と、そのシステムに許されるヨー誤差と外乱との関数
である。
直交輪構成(第1,2,3図)のシステムの動作正常動
作において、スイッチ56が閉じられている間、衛星1
0は所望の向きに維持され、ヨー軸22は地球を指向す
る局所鉛直線と一致している。
作において、スイッチ56が閉じられている間、衛星1
0は所望の向きに維持され、ヨー軸22は地球を指向す
る局所鉛直線と一致している。
この所望の向きからの衛星の姿勢偏差として現われるロ
ールまたはピッチ誤差があれば、地球センサ34がこれ
を検出する。センサ34から出力される誤差信号に基づ
いて、輪駆動電子装置(32−2,32−3)は、ロー
ル輪26とピッチ輪24とのそれぞれの速度と必要によ
つてはロール輪26の回転の向きとを変更させる信号を
出力する。ロール論とヨー輪とは、長期平均として平均
零またはこれに近い運動量を持つように制御しなければ
ならないから、その目的を達成するために、運動量が蓄
積されれば、それを減少させる必要がある。また、ピッ
チ輪を平均バイアス運動量で維持するための運動量減少
制御も必要である。これらの運動量制御は、2つのセン
サ30と34から与えられる信号に応じて、電子装置3
2−.2,32−3,32−4,32−5て行なわれる
計算に基づいて適当な信号を発生する適当な論理演算手
段によつて行なわれる。
ールまたはピッチ誤差があれば、地球センサ34がこれ
を検出する。センサ34から出力される誤差信号に基づ
いて、輪駆動電子装置(32−2,32−3)は、ロー
ル輪26とピッチ輪24とのそれぞれの速度と必要によ
つてはロール輪26の回転の向きとを変更させる信号を
出力する。ロール論とヨー輪とは、長期平均として平均
零またはこれに近い運動量を持つように制御しなければ
ならないから、その目的を達成するために、運動量が蓄
積されれば、それを減少させる必要がある。また、ピッ
チ輪を平均バイアス運動量で維持するための運動量減少
制御も必要である。これらの運動量制御は、2つのセン
サ30と34から与えられる信号に応じて、電子装置3
2−.2,32−3,32−4,32−5て行なわれる
計算に基づいて適当な信号を発生する適当な論理演算手
段によつて行なわれる。
それぞれの軸の運動量は、この分野で知られている適当
な制御則に従つて変更される。後出の表1と■とに、第
4図一に示される実施例についての詳細な制御則が示さ
れている。運動量減少電子装置32−4は、ロール輪2
6とピッチ輪24のそれぞれの速度に応動し、所定値を
超える速度に対して、トルク発生器54を始動させる信
号を発生するように構成されている。
な制御則に従つて変更される。後出の表1と■とに、第
4図一に示される実施例についての詳細な制御則が示さ
れている。運動量減少電子装置32−4は、ロール輪2
6とピッチ輪24のそれぞれの速度に応動し、所定値を
超える速度に対して、トルク発生器54を始動させる信
号を発生するように構成されている。
トルク発生器54は、その信号を受けると、それぞれの
輪輪の速度の変化で表わされる衛星機体の運動量を減少
させるのに適するトルクを発生する。スイッチ56が閉
じられると、同時に、ヨー輪28が、長期的に見て平均
零またはこれに近い運動量を維持するのに必要な向きと
速度の回転を持1つように制御される。
輪輪の速度の変化で表わされる衛星機体の運動量を減少
させるのに適するトルクを発生する。スイッチ56が閉
じられると、同時に、ヨー輪28が、長期的に見て平均
零またはこれに近い運動量を維持するのに必要な向きと
速度の回転を持1つように制御される。
このヨー輪は、太陽センサ30から得られる信号に応じ
て制御される。すなわち、ヨー誤差が現われると、ヨー
誤差信号がセンサ30から出力され、この信号が電子装
置32一1で処理され制御信号として、輪駆動電子装置
32−5へ与えられる。電子装置32−5は、ヨー輪2
8の回転の向きと速度とを制御する信号を出力する。衛
星の真昼と真夜中との近くで現われる太陽に対するヨー
不感期の間、スイッチ56は第2図に・示されるように
開かれる。そこで、暦から推定されるデータを表わす信
号によつて、輪28の速度が予じめ定められた計画に従
つて制御され、衛星の安定性が太陽センサの出力信号と
独立して維持される。次にスイッチ56が閉じられると
、ヨー輪28が再び太陽センサ30からの信号に応じて
働かされることになる。斜めに配列された反作用輪一第
4,5,6図第1図に示された直交配列の反作用輪は、
上で述べたように、ピッチ軸に沿う残差角運動量をもつ
て、衛星のジャイロスコープ的現状維持性を発生する。
て制御される。すなわち、ヨー誤差が現われると、ヨー
誤差信号がセンサ30から出力され、この信号が電子装
置32一1で処理され制御信号として、輪駆動電子装置
32−5へ与えられる。電子装置32−5は、ヨー輪2
8の回転の向きと速度とを制御する信号を出力する。衛
星の真昼と真夜中との近くで現われる太陽に対するヨー
不感期の間、スイッチ56は第2図に・示されるように
開かれる。そこで、暦から推定されるデータを表わす信
号によつて、輪28の速度が予じめ定められた計画に従
つて制御され、衛星の安定性が太陽センサの出力信号と
独立して維持される。次にスイッチ56が閉じられると
、ヨー輪28が再び太陽センサ30からの信号に応じて
働かされることになる。斜めに配列された反作用輪一第
4,5,6図第1図に示された直交配列の反作用輪は、
上で述べたように、ピッチ軸に沿う残差角運動量をもつ
て、衛星のジャイロスコープ的現状維持性を発生する。
第4図に示された実施例の反作用輪は、機体の各主軸に
対して斜めに配置された、3個より多くの反作用輪を持
つている。このような斜め配置の好ましいことの理由は
、たとえば以下て述べる4輪システムにおいて、4輪中
の任意の3輪の動作によつて、前述の残差運動量の原理
に基づく完全な制御が行なえるように、冗長度が増すこ
とにある。こうして、衛星制御システムの信頼性が、そ
の軌道における長い、孤独な生涯に亘つて強化される。
ここで述べられる4輪方式の第2の特徴でありかつ現実
的な利点は、それらの輪のどの1つも回転の向きを逆に
する必要がなく、あるいは零に近い速度領域で働かせる
必要もなく、3個の働いている輪が長期平均バイアス速
度を維持し、同時に、それらの角運動量のベクトル和が
制御則とこの発明の思想に従うことにある。第4図には
、衛星の機体100に、ピラミツド形の台110に取付
けられた4個の反作用輪102と104,106と10
8とが設けられた形態が示されている。
対して斜めに配置された、3個より多くの反作用輪を持
つている。このような斜め配置の好ましいことの理由は
、たとえば以下て述べる4輪システムにおいて、4輪中
の任意の3輪の動作によつて、前述の残差運動量の原理
に基づく完全な制御が行なえるように、冗長度が増すこ
とにある。こうして、衛星制御システムの信頼性が、そ
の軌道における長い、孤独な生涯に亘つて強化される。
ここで述べられる4輪方式の第2の特徴でありかつ現実
的な利点は、それらの輪のどの1つも回転の向きを逆に
する必要がなく、あるいは零に近い速度領域で働かせる
必要もなく、3個の働いている輪が長期平均バイアス速
度を維持し、同時に、それらの角運動量のベクトル和が
制御則とこの発明の思想に従うことにある。第4図には
、衛星の機体100に、ピラミツド形の台110に取付
けられた4個の反作用輪102と104,106と10
8とが設けられた形態が示されている。
この機体には、太陽センサ30−1と30−2,30−
3と30−4の組合せ30と地球センサ34とが設けら
れている。太陽センサの数と位置とは、一部は、軌道上
にあつてそのセンサから見える太陽を含む視野によつて
定まる。ピツチ軸とロール軸とヨー軸とのそれぞれは、
第1図での軸と同様に符号18,20および22で示さ
れている。第4図に示されるように構成された斜めの輪
からなるシステムの種々の構成成分の組織と構成が第5
図に示されている。
3と30−4の組合せ30と地球センサ34とが設けら
れている。太陽センサの数と位置とは、一部は、軌道上
にあつてそのセンサから見える太陽を含む視野によつて
定まる。ピツチ軸とロール軸とヨー軸とのそれぞれは、
第1図での軸と同様に符号18,20および22で示さ
れている。第4図に示されるように構成された斜めの輪
からなるシステムの種々の構成成分の組織と構成が第5
図に示されている。
衛星力学系11は4個の輪102から108までの影響
を受け、これらの輪は、それぞれの駆動電子装置112
,114,116,118によつて制御される。運動量
制御電子装置120は、地球センサ34の発生するロー
ル誤差信号とピッチ誤差信号と、太陽センサ30の発生
するヨー誤差信号とに応じて、輪の制御に必要な信号を
出力する。太陽センサ30の出力信号は変成電子装置3
2−1で処理されたのち、スイツチ56を通じて電子装
置120へ与えられる。適当なデータ源33たとえばR
OM記憶装置ォ“から暦による推定データが供給される
。運動量減少電子装置122は、4輪のそれぞれの速度
を表わす信号に応じて、トルク発生器54に与える信号
を発生する。トルク発生器54は衛星の機体100に働
く適当な外部トルクを発生して、働いているいくつかの
輪の運動量を減少させる。斜め反作用論システムについ
ての角運動量ベクトルが第6図に示されている。
を受け、これらの輪は、それぞれの駆動電子装置112
,114,116,118によつて制御される。運動量
制御電子装置120は、地球センサ34の発生するロー
ル誤差信号とピッチ誤差信号と、太陽センサ30の発生
するヨー誤差信号とに応じて、輪の制御に必要な信号を
出力する。太陽センサ30の出力信号は変成電子装置3
2−1で処理されたのち、スイツチ56を通じて電子装
置120へ与えられる。適当なデータ源33たとえばR
OM記憶装置ォ“から暦による推定データが供給される
。運動量減少電子装置122は、4輪のそれぞれの速度
を表わす信号に応じて、トルク発生器54に与える信号
を発生する。トルク発生器54は衛星の機体100に働
く適当な外部トルクを発生して、働いているいくつかの
輪の運動量を減少させる。斜め反作用論システムについ
ての角運動量ベクトルが第6図に示されている。
4個の輪のそれぞれの角運動量(H,,h。,h。,h
,)を表わすベクトルが、ベクトル124,126,1
28,130で示されている。これらの4個のベクトル
のベクトル和が、ロール軸HRとヨー軸HYとピツチ軸
HPITCHとに沿う合成角運動量のそれぞれに対応す
るベクトル132,134,136で示されている。そ
れぞれの制御軸に沿う3成分へのベクトル124の分力
がベクトル138,140,142で示されている。こ
のベクトル124の分解は他の3個の輪についての代表
例であり、それらの輪については省略されている。4個
の輪のそれぞれの角運動量に所要の変化を生じさせるた
めの制御則が次の表Iに示されている。
,)を表わすベクトルが、ベクトル124,126,1
28,130で示されている。これらの4個のベクトル
のベクトル和が、ロール軸HRとヨー軸HYとピツチ軸
HPITCHとに沿う合成角運動量のそれぞれに対応す
るベクトル132,134,136で示されている。そ
れぞれの制御軸に沿う3成分へのベクトル124の分力
がベクトル138,140,142で示されている。こ
のベクトル124の分解は他の3個の輪についての代表
例であり、それらの輪については省略されている。4個
の輪のそれぞれの角運動量に所要の変化を生じさせるた
めの制御則が次の表Iに示されている。
表I
代表的な斜め反作用輪構成(第4図)のための角運動量
のベクトル組合せここに、たとえば、Hlpは、輪NO
.l(第4図の輪102)の、ピツチ軸18に沿う角運
動量成分に等しい。
のベクトル組合せここに、たとえば、Hlpは、輪NO
.l(第4図の輪102)の、ピツチ軸18に沿う角運
動量成分に等しい。
表Iは、4輪中の3輪から成る組のそれぞれの衛星への
寄与を表わしており、可能な4つの組合せのすべてが示
されている。働いている輪の1つが不作動になると、4
つの斜めの輪の1つだけが、そのとき動作状態とされる
常時は不作動の支援輪として役立つ。その支援輪とされ
る輪は、4個のうちの輪のどれであつてもよい。制御則
は、さらに具体的に言えば、次の表で示される式で表わ
されるように、衛星のそれぞれの主軸に沿う角運動量の
制御を要求する。表は、第4図の斜めに置かれた輪から
成るシステムの、輪1,2,3が働いており、輪4が待
機すなわち不作動状態にある場合についての関係式を示
す。他の3輪の組合せについての同様の関係式が容易に
得られよう。表 角運動量制御例(第4図の輪1,2,3を使用)(a)
Hpf!− Hp′に変化させるには、輪1と3との
角運動量だけを、それぞれの軸に沿つて、等しい量だけ
変化させよ。
寄与を表わしており、可能な4つの組合せのすべてが示
されている。働いている輪の1つが不作動になると、4
つの斜めの輪の1つだけが、そのとき動作状態とされる
常時は不作動の支援輪として役立つ。その支援輪とされ
る輪は、4個のうちの輪のどれであつてもよい。制御則
は、さらに具体的に言えば、次の表で示される式で表わ
されるように、衛星のそれぞれの主軸に沿う角運動量の
制御を要求する。表は、第4図の斜めに置かれた輪から
成るシステムの、輪1,2,3が働いており、輪4が待
機すなわち不作動状態にある場合についての関係式を示
す。他の3輪の組合せについての同様の関係式が容易に
得られよう。表 角運動量制御例(第4図の輪1,2,3を使用)(a)
Hpf!− Hp′に変化させるには、輪1と3との
角運動量だけを、それぞれの軸に沿つて、等しい量だけ
変化させよ。
Hp’= (H,p+ΔH,p)+ H2p+(Hsp
+ΔHlp)= Hp+ΔHここに、ΔH=2ΔHp HR’: (HlR+ΔHlR)+H2R−(H3R+
ΔH3R)= HR゜・゜ΔHlR:ΔH3R HY’= (HlY+ΔHlY)−H2Y− (H3Y
+ΔH3Y)= HY゜.゜ΔHlY=ΔH3Y (b) HRを変化させるには、輪2と3との角運動量
だけを、それぞれの軸に沿つて、互いに逆向きに等しい
量だけ変化させよ。
+ΔHlp)= Hp+ΔHここに、ΔH=2ΔHp HR’: (HlR+ΔHlR)+H2R−(H3R+
ΔH3R)= HR゜・゜ΔHlR:ΔH3R HY’= (HlY+ΔHlY)−H2Y− (H3Y
+ΔH3Y)= HY゜.゜ΔHlY=ΔH3Y (b) HRを変化させるには、輪2と3との角運動量
だけを、それぞれの軸に沿つて、互いに逆向きに等しい
量だけ変化させよ。
Hp’::Hlp+ (H2p+ΔH2p)+ (H3
p−ΔH3p)= Hp゜.’ΔH2p=ΔH3. HR’=HlR+ (H2R+ΔH2R)− (H3R
−ΔH3R)=HR+ΔHここに、ΔHR= 2ΔHR H.,’=H,Y− (H。
p−ΔH3p)= Hp゜.’ΔH2p=ΔH3. HR’=HlR+ (H2R+ΔH2R)− (H3R
−ΔH3R)=HR+ΔHここに、ΔHR= 2ΔHR H.,’=H,Y− (H。
Y+ΔH2Y)− (H3Y−△H3Y)= HY゜.
゜ΔHW=△H3Y (c) HYを変化させるには、輪1と2との角運動量
だけを、それぞれの軸に沿つて、互いに逆向きに等しい
量だけ変化させよ。
゜ΔHW=△H3Y (c) HYを変化させるには、輪1と2との角運動量
だけを、それぞれの軸に沿つて、互いに逆向きに等しい
量だけ変化させよ。
Hp′ =( Hlp+ΔHlp)+ (H2p−ΔH
2p) +H3p= Hp゜.゜ΔHlp=ΔH2p HR’: (HlR+ΔHlR)+(H2R−Δ2R)
− H3R= HR゜.゜ΔHlR。
2p) +H3p= Hp゜.゜ΔHlp=ΔH2p HR’: (HlR+ΔHlR)+(H2R−Δ2R)
− H3R= HR゜.゜ΔHlR。
ΔH2RHY’= (HlY+ΔHlY)− (H2Y
−ΔH2Y)一H3Y=HY+ΔHここに、ΔH= 2
ΔHY 表の式の中で、プライム(’)の付けられたパラメータ
たとえばHp′は、主軸に沿う角運動量であつて、所望
の変化によつて影響されるものを示す便宜上で用いられ
ている。
−ΔH2Y)一H3Y=HY+ΔHここに、ΔH= 2
ΔHY 表の式の中で、プライム(’)の付けられたパラメータ
たとえばHp′は、主軸に沿う角運動量であつて、所望
の変化によつて影響されるものを示す便宜上で用いられ
ている。
しかし、角運動量変更操作の後では、変更を望まれる角
運動量だけが変化して新しい値を持ち、他の2つの軸の
角運動量が元のままで変らないことがわかるであろう。
第5図の運動量制御電子装置120は、地球センサと太
陽センサとからの信号に応じて、前に述べた3直交軸輪
構成の場合と同様に、表Iの制御則に従つて、働いてい
る輪のそれぞれの速度の変更に要する計算を行なうよう
に構成される。
運動量だけが変化して新しい値を持ち、他の2つの軸の
角運動量が元のままで変らないことがわかるであろう。
第5図の運動量制御電子装置120は、地球センサと太
陽センサとからの信号に応じて、前に述べた3直交軸輪
構成の場合と同様に、表Iの制御則に従つて、働いてい
る輪のそれぞれの速度の変更に要する計算を行なうよう
に構成される。
そこで、正常時の、スイツチ56が閉じられている状態
の動作では、ロール軸とヨー軸とを中心とする事実上零
の運動量とピツチ軸に沿う差引残差角運動量(第6図の
ベクトル136)とを発生し、太陽センサから得られる
ヨー誤差信号によつてヨ一運動量が制御されるように、
このシステムが働く。衛星での真昼と真夜中との期間で
は、ルート35を通じて与えられるデータ信号に応じて
スイツチ56が開かれ、暦によるデータ33に基づく予
じめ定められた計画に従つてヨー運動量が制御される。
ピツチ軸に沿う残差角運動量によつて角運動量バイアス
が与えられ、衛星に働く外的あるいは内的トルクによつ
て安定性が失なわれないで、所望の向きに衛星が維持さ
れる。システムにロールおよびピツチ誤差信号を供給す
る地球センサ34は、地平線センサ、1個またはそれ以
上の加速度計あるいは地球から送られる単相または多相
ラジオビーコン信号の受信装置のような任意周知の装置
とすることができる。
の動作では、ロール軸とヨー軸とを中心とする事実上零
の運動量とピツチ軸に沿う差引残差角運動量(第6図の
ベクトル136)とを発生し、太陽センサから得られる
ヨー誤差信号によつてヨ一運動量が制御されるように、
このシステムが働く。衛星での真昼と真夜中との期間で
は、ルート35を通じて与えられるデータ信号に応じて
スイツチ56が開かれ、暦によるデータ33に基づく予
じめ定められた計画に従つてヨー運動量が制御される。
ピツチ軸に沿う残差角運動量によつて角運動量バイアス
が与えられ、衛星に働く外的あるいは内的トルクによつ
て安定性が失なわれないで、所望の向きに衛星が維持さ
れる。システムにロールおよびピツチ誤差信号を供給す
る地球センサ34は、地平線センサ、1個またはそれ以
上の加速度計あるいは地球から送られる単相または多相
ラジオビーコン信号の受信装置のような任意周知の装置
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、姿勢制御を受ける衛星の1例を示す図、第2
図は、第1図の衛星のためのこの発明による姿勢制御装
置の1実施例のフ伯ツク線図、第3図は、第1図の衛星
の輪速度と角運動量のベクトル図、第4図は、姿勢制御
を受ける衛星の他の例であつて、輪が主機軸に沿つて設
けられないで、角運動量のベクトル和が機体の主軸に沿
うようにされたものを示す要図、第5図は、第4図の衛
星のためのこの発明による姿勢制御装置の他の実施例の
ブロック線図、第6図は、第4図の衛星のための、主軸
に沿うベクトル和を生じる斜めにされた輪の角運動量の
ベクトル図である。
図は、第1図の衛星のためのこの発明による姿勢制御装
置の1実施例のフ伯ツク線図、第3図は、第1図の衛星
の輪速度と角運動量のベクトル図、第4図は、姿勢制御
を受ける衛星の他の例であつて、輪が主機軸に沿つて設
けられないで、角運動量のベクトル和が機体の主軸に沿
うようにされたものを示す要図、第5図は、第4図の衛
星のためのこの発明による姿勢制御装置の他の実施例の
ブロック線図、第6図は、第4図の衛星のための、主軸
に沿うベクトル和を生じる斜めにされた輪の角運動量の
ベクトル図である。
Claims (1)
- 1 互いに垂直な、ピッチ軸とロール軸とヨー軸とを備
える衛星のための姿勢制御装置であつて;(a)前記衛
星の互いに垂直な3つの軸に対して一定の角度関係を持
つそれぞれの軸に設けられた3個またはそれより多くの
反作用輪と;(b)衛星の予じめ定められた基準姿勢か
らの角偏差を検知するためのもので、地球に対するロー
ルおよびピッチ軸姿勢誤差信号を発生する第1のセンサ
と太陽に対するヨー軸姿勢誤差信号を発生する太陽セン
サとを含む姿勢感知装置と;(c)前記姿勢誤差信号に
応じて、それぞれの姿勢誤差信号が零に収斂するように
前記反作用論の角速度を制御する制御装置と;を備え、
さらに前記太陽センサが、従つて姿勢感知装置が衛星ヨ
ー軸の基準姿勢からの偏差に不感となる期間を指示する
信号を与えるための、軌道位置推定暦に対応するデータ
信号を出力する装置と;この位置推定データ信号出力装
置からの期間指示信号に応じて、前記制御装置からヨー
軸姿勢誤差信号を除去するスイッチ装置と;を備え、前
記制御装置は、ロール軸とヨー軸のそれぞれに沿う長期
に見ての平均角運動量が事実上零となるように、また、
ピッチ軸に沿つては、残差角運動量バイアスを発生して
、前記ピッチ軸に沿う残差角運動量によつて生成される
ジャイロスコープ的現状維持性が前記期間の間衛星の正
規のヨー軸姿勢を維持するように、各反作用輪の速度を
制御するように働くことが可能であるようになされてい
る、衛星の姿勢制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/724,577 US4071211A (en) | 1976-09-23 | 1976-09-23 | Momentum biased active three-axis satellite attitude control system |
US724577 | 1976-09-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5341000A JPS5341000A (en) | 1978-04-13 |
JPS6047159B2 true JPS6047159B2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=24910985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51120221A Expired JPS6047159B2 (ja) | 1976-09-23 | 1976-10-05 | 衛星の姿勢制御装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4071211A (ja) |
JP (1) | JPS6047159B2 (ja) |
CA (1) | CA1100605A (ja) |
DE (1) | DE2644777C2 (ja) |
GB (1) | GB1554203A (ja) |
Families Citing this family (94)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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