JPS6046860A - 繊維強化複合金属からなる鋳造品の製造方法 - Google Patents
繊維強化複合金属からなる鋳造品の製造方法Info
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- JPS6046860A JPS6046860A JP15523083A JP15523083A JPS6046860A JP S6046860 A JPS6046860 A JP S6046860A JP 15523083 A JP15523083 A JP 15523083A JP 15523083 A JP15523083 A JP 15523083A JP S6046860 A JPS6046860 A JP S6046860A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/14—Casting in, on, or around objects which form part of the product the objects being filamentary or particulate in form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D18/00—Pressure casting; Vacuum casting
- B22D18/02—Pressure casting making use of mechanical pressure devices, e.g. cast-forging
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、小型の遠心圧縮機のインペラのような複雑
な形状で、かつ高い強度を必要とする鋳造品を、繊維強
化複合金属で造るための製造方法に関するものである。
な形状で、かつ高い強度を必要とする鋳造品を、繊維強
化複合金属で造るための製造方法に関するものである。
(従来技術)
一般に、機械部品においては、部分的に特別な機械的性
質が要求されることが多い。たとえば、ガスタービンの
遠心圧縮機のインペラにおいて、そのボス部に高剛性、
高靭性が要求される場合などがこれに該当する。このよ
うな高剛性、高@性を部分的に付加する手段として、そ
の部分だけを繊維強化させることが考えられる。
質が要求されることが多い。たとえば、ガスタービンの
遠心圧縮機のインペラにおいて、そのボス部に高剛性、
高靭性が要求される場合などがこれに該当する。このよ
うな高剛性、高@性を部分的に付加する手段として、そ
の部分だけを繊維強化させることが考えられる。
ところで、上記遠心圧縮機のインペラは複雑な形状の翼
を多数有することから、一般に、ロストワックス法で鋳
造される。このロストワックス法は、第1図(A)に示
すように、分割金型からなる雌型11にろう材Aを注入
してろう製の雄型12金造シ、第1図(B)に示すよう
に、上記ろう製の雄型12を用いて七うミック製の一体
型である雌型13を造シ、第1図(C)に示すように、
この雌型13を加熱して雄型12を消失させたのち、第
1図(D)に示すように、上記雌型13にステンレスの
溶湯14を注入して鋳造を行ない、鋳造後に雌型13を
壊して内部の鋳造品15を取9出す。
を多数有することから、一般に、ロストワックス法で鋳
造される。このロストワックス法は、第1図(A)に示
すように、分割金型からなる雌型11にろう材Aを注入
してろう製の雄型12金造シ、第1図(B)に示すよう
に、上記ろう製の雄型12を用いて七うミック製の一体
型である雌型13を造シ、第1図(C)に示すように、
この雌型13を加熱して雄型12を消失させたのち、第
1図(D)に示すように、上記雌型13にステンレスの
溶湯14を注入して鋳造を行ない、鋳造後に雌型13を
壊して内部の鋳造品15を取9出す。
ここで、軽量化のために上記H?a品(インペラ)15
f:アルミニュウムで造シ、その際の強度不足を補なう
ために、il述した部分的に繊維強化することが考えら
れるのである。つまシ、アルミニュウムを母材とする繊
維強化複合金属(以下「FRM」という。)製の鋳造品
15を造ることが考えられる。
f:アルミニュウムで造シ、その際の強度不足を補なう
ために、il述した部分的に繊維強化することが考えら
れるのである。つまシ、アルミニュウムを母材とする繊
維強化複合金属(以下「FRM」という。)製の鋳造品
15を造ることが考えられる。
そこで、上記ロストワックス法でFRM製の鋳造品を得
るには、まず、第1図(A)の雌型11内に、長繊維を
結合剤で固めた長繊維成形体16を入れておき、第1図
(B)で上記長繊維成形体16を含有した雄型12を造
シ、第1図(C)で雄型12を消失させて長繊維成形体
16を残し、第1図(D)で雌型13に溶湯14を注入
して鋳造を行なう。このように長繊維成形体16を最初
の工程、つまシ第1図(A)の工程で雌型11内に入れ
たのは、第1図(D)の工程で溶湯14を注入する直前
に雌型13内に長繊維成形体16を入れようとしても、
雌型13が一体型であるために不可能だからである。と
ころが、長繊維成形体16の内部に溶湯を十分含浸させ
るには高い圧力が必要であるにもかかわらず、上記ロス
トワックス法は常圧鋳造なので、上記含浸が不十分にな
り、所望の高強度が得られない。また、第1図(C)の
工程で雄型12を消失させたとき、長繊維成形体16を
支持するものがなくなるので、長繊維成形体16が位置
すれを起こしてしまう不具合もある。
るには、まず、第1図(A)の雌型11内に、長繊維を
結合剤で固めた長繊維成形体16を入れておき、第1図
(B)で上記長繊維成形体16を含有した雄型12を造
シ、第1図(C)で雄型12を消失させて長繊維成形体
16を残し、第1図(D)で雌型13に溶湯14を注入
して鋳造を行なう。このように長繊維成形体16を最初
の工程、つまシ第1図(A)の工程で雌型11内に入れ
たのは、第1図(D)の工程で溶湯14を注入する直前
に雌型13内に長繊維成形体16を入れようとしても、
雌型13が一体型であるために不可能だからである。と
ころが、長繊維成形体16の内部に溶湯を十分含浸させ
るには高い圧力が必要であるにもかかわらず、上記ロス
トワックス法は常圧鋳造なので、上記含浸が不十分にな
り、所望の高強度が得られない。また、第1図(C)の
工程で雄型12を消失させたとき、長繊維成形体16を
支持するものがなくなるので、長繊維成形体16が位置
すれを起こしてしまう不具合もある。
そこで、複雑な形状のFRM製鋳造品を高圧鋳造で得る
手段として、多数に分割した雌型内に長繊維成形体16
を入れ、溶湯鍛造法で鋳造することが考えられるが、こ
うすると、雌型の分割した隙間から浴場が流出して品質
を損なううえに、鋳型費も高くなる欠点がある。
手段として、多数に分割した雌型内に長繊維成形体16
を入れ、溶湯鍛造法で鋳造することが考えられるが、こ
うすると、雌型の分割した隙間から浴場が流出して品質
を損なううえに、鋳型費も高くなる欠点がある。
なお、ロストワックス法と同様な常圧鋳造で繊維強化鋳
造品を得る製造方法が、特開昭55−103924号公
報に記載されている。
造品を得る製造方法が、特開昭55−103924号公
報に記載されている。
(発明の目的)
この発明は上記諸問題に鑑みてなされたもので、繊維強
化によって軽址で面強度を有し、かつ、品質にも優れた
複雑形状の鋳造品が得られ、しかも鋳型費も安いFRM
製鋳造品の製造方法を提供することを目的とする。
化によって軽址で面強度を有し、かつ、品質にも優れた
複雑形状の鋳造品が得られ、しかも鋳型費も安いFRM
製鋳造品の製造方法を提供することを目的とする。
(発明の↑構成)
上記目的を達成するために、この発明は、yjfス部の
外周に複雑な翼を多数備えた遠心圧縮機のインペラのよ
うに、基部に連続して複雑形状部を備えた鋳造品を製造
するにあたシ、鋳型内における上記基部の強化すべき部
分に相当する空間位置に、長繊維を結合剤で固めた長繊
維成形体を固定するとともに、鋳型内における上記複雑
形状部に相当する空間位置に消失中子を配置し、鋳型内
に溶湯を注入して、高圧力下で溶湯鍛造を行ない、鋳造
後に上記消失中子を溶融除去することによシ、高圧鋳造
でFRMg鋳造品を得ている。
外周に複雑な翼を多数備えた遠心圧縮機のインペラのよ
うに、基部に連続して複雑形状部を備えた鋳造品を製造
するにあたシ、鋳型内における上記基部の強化すべき部
分に相当する空間位置に、長繊維を結合剤で固めた長繊
維成形体を固定するとともに、鋳型内における上記複雑
形状部に相当する空間位置に消失中子を配置し、鋳型内
に溶湯を注入して、高圧力下で溶湯鍛造を行ない、鋳造
後に上記消失中子を溶融除去することによシ、高圧鋳造
でFRMg鋳造品を得ている。
ここで、上記長繊維成形体を構成する長繊維とは、直径
数μm〜士数戸数μm程度長さ数十自以上の繊維をいう
。その材質としては、炭素、アルミナ、ガラス、シリコ
ンカーバイト、ポロンなどがよく、このような材質の長
繊維を強化したい方向にそろえて結合剤で固めたシート
を造り、これを多数重ねて長繊維成形体として用いるの
が好ましい。
数μm〜士数戸数μm程度長さ数十自以上の繊維をいう
。その材質としては、炭素、アルミナ、ガラス、シリコ
ンカーバイト、ポロンなどがよく、このような材質の長
繊維を強化したい方向にそろえて結合剤で固めたシート
を造り、これを多数重ねて長繊維成形体として用いるの
が好ましい。
上記消失中子は、溶剤で容易に溶かされ、しかも、高圧
鋳造に際して十分な耐熱強度、優れた表面粗度および変
形しにくい性質を有し、かつ、鋳造後の型抜きの際に、
鋳造品を損傷させないような低硬度の材料で造るのがよ
い。このような材料として、たとえば、銅、銅合金もし
くは鉄の各焼結体、または、これら焼結体の表面にニッ
ケルめっきもしくはクロームめっきを施したものがある
。
鋳造に際して十分な耐熱強度、優れた表面粗度および変
形しにくい性質を有し、かつ、鋳造後の型抜きの際に、
鋳造品を損傷させないような低硬度の材料で造るのがよ
い。このような材料として、たとえば、銅、銅合金もし
くは鉄の各焼結体、または、これら焼結体の表面にニッ
ケルめっきもしくはクロームめっきを施したものがある
。
溶湯鍛造は一般によく知られたもので、この発明では、
100〜1.000気圧程度の圧力で行なうのがよい。
100〜1.000気圧程度の圧力で行なうのがよい。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第2図は小型ガスタービンの遠心圧縮機のインペラ20
を示し、このインペラ20がこの発明の製造方法によっ
て鋳造される鋳造品21である。
を示し、このインペラ20がこの発明の製造方法によっ
て鋳造される鋳造品21である。
この鋳造品21は、ボヌである基部22の外周に連続し
て、翼である複雑形状部23を有している。
て、翼である複雑形状部23を有している。
上記基部22は、遠心力に基づく大きな荷重を負担する
ので、特に高剛性、高靭性が要求される。
ので、特に高剛性、高靭性が要求される。
第3図は上記鋳造品21を製造するためにこの発明で用
いる溶湯鍛造法の概略を示す。同図において、貯溜槽2
5から溶湯26を金属製の鋳型27内に注入し、油圧式
のプランジャ28を押し込んで加圧鋳造する。第4図に
その詳細を示す。
いる溶湯鍛造法の概略を示す。同図において、貯溜槽2
5から溶湯26を金属製の鋳型27内に注入し、油圧式
のプランジャ28を押し込んで加圧鋳造する。第4図に
その詳細を示す。
第4図において、まず、所定の形状に成形した長繊維成
形体29を別途製作する。その製作手順は、繊維径8μ
mのアルミナ長繊維を、応力解析によ請求めた基部22
の応力分布図に基づいて配列してシートを造シ、このシ
ートを重ね合わせて、アクリロイドのような有機バイン
ダ(結合剤)を介在させ、プレス成形して固定する。上
記シートを重ね合わせる際、後から注入される溶湯が含
浸したときに、繊維含有率(容積比)が50%となるよ
うに極力密に重ね合わせたうえでプレスする。
形体29を別途製作する。その製作手順は、繊維径8μ
mのアルミナ長繊維を、応力解析によ請求めた基部22
の応力分布図に基づいて配列してシートを造シ、このシ
ートを重ね合わせて、アクリロイドのような有機バイン
ダ(結合剤)を介在させ、プレス成形して固定する。上
記シートを重ね合わせる際、後から注入される溶湯が含
浸したときに、繊維含有率(容積比)が50%となるよ
うに極力密に重ね合わせたうえでプレスする。
こうして得られた長繊維成形体29を、鋳型27内にお
ける上記基部220強化すべき部分に相当する空間位置
に配置し、ねじ棒30とナラ)31.32で鋳型27に
固定する。鋳型27は、左右1対の上型27A、27B
と、下型27Cとからなシ、テーパ状のナツト31を上
m27A、27B間に挾み込むことによシ、長繊維成形
体29を上型27A、27Bに対して固定している。
ける上記基部220強化すべき部分に相当する空間位置
に配置し、ねじ棒30とナラ)31.32で鋳型27に
固定する。鋳型27は、左右1対の上型27A、27B
と、下型27Cとからなシ、テーパ状のナツト31を上
m27A、27B間に挾み込むことによシ、長繊維成形
体29を上型27A、27Bに対して固定している。
ついで、翼33に挾まれた空間位置、すなわち鋳型27
内における上記複雑形状部23に相当する空間位置に、
翼33の枚数に応じて分割された消失中子34を組み立
てて配置する。この例では、消失中子34を下型27C
に載置している。上記消失中子34は、銅合金(Cu−
10%Sn合金)の焼結体で形成されている。
内における上記複雑形状部23に相当する空間位置に、
翼33の枚数に応じて分割された消失中子34を組み立
てて配置する。この例では、消失中子34を下型27C
に載置している。上記消失中子34は、銅合金(Cu−
10%Sn合金)の焼結体で形成されている。
l この状態で、鋳型27の型締めを行ない、鋳型27
全体を250〜500℃に予熱して、注湯の際に溶湯の
凝固が早く進み過ぎないように調整するとともに、鋳型
27内を減圧して、長繊維成形体29内のアクリロイド
をガス化して消失させる。
全体を250〜500℃に予熱して、注湯の際に溶湯の
凝固が早く進み過ぎないように調整するとともに、鋳型
27内を減圧して、長繊維成形体29内のアクリロイド
をガス化して消失させる。
つづいて、Al−8i−Cu合金(JIs記号AC4D
)の溶湯26を鋳型27内に注入し、プランジャ28で
約700〜1.000気圧に加圧して鋳造する。
)の溶湯26を鋳型27内に注入し、プランジャ28で
約700〜1.000気圧に加圧して鋳造する。
こうして、長繊維成形体29および消失中子34ともど
も一体に鋳ぐるむ。
も一体に鋳ぐるむ。
凝固したのち鋳造品21を鋳型27から取シ出してナツ
ト31を外し、濃硝酸中に浸漬して、消失中子34がそ
の一部を消失してばらばらに壊れるまで浸漬し続ける。
ト31を外し、濃硝酸中に浸漬して、消失中子34がそ
の一部を消失してばらばらに壊れるまで浸漬し続ける。
そののち、炭酸ソーダのような中和液で中和して乾燥す
る。乾燥後に、上記壊れた消失中子34の他部を手作業
で取り除く。
る。乾燥後に、上記壊れた消失中子34の他部を手作業
で取り除く。
この状態では、鋳造品21の内部にねじ棒30およびナ
ツト32が残ったままである。つぎに、軸孔の機械加工
とパフンシングを行なって第2図に示した形状のインペ
ラ20に仕上げる。上記機械加工によシ、第3図の残さ
れたねじ棒30とナツト32の除去もなされる。
ツト32が残ったままである。つぎに、軸孔の機械加工
とパフンシングを行なって第2図に示した形状のインペ
ラ20に仕上げる。上記機械加工によシ、第3図の残さ
れたねじ棒30とナツト32の除去もなされる。
上記製造方法によれば、高圧によ如溶湯26が長繊維成
形体29の内部に十分含浸するので、長繊維で強化され
た強度の高い第2図のインペラ20が得られる。実際に
、このインペラ20を高速回転試験機に取シ付け、真空
中で回転させて、空気圧縮力を作用させないで遠心力の
みを作用させるコールドスピンテヌトを行なったところ
、バーストが発生する周速度は約65 Q 即伝であっ
た。
形体29の内部に十分含浸するので、長繊維で強化され
た強度の高い第2図のインペラ20が得られる。実際に
、このインペラ20を高速回転試験機に取シ付け、真空
中で回転させて、空気圧縮力を作用させないで遠心力の
みを作用させるコールドスピンテヌトを行なったところ
、バーストが発生する周速度は約65 Q 即伝であっ
た。
これに対し第1図に示したロストワックス法で製造され
た従来のステンレス製インペラでは、バーストが発生す
る周速度は約550ル敬であり、この発明によるインペ
ラ20の強度が高いことを示している。つまシ、この発
明では、インペラ20の材質をアルミニュウムとして軽
量化を図υながらも、従来の重いステンレス製インペラ
よシもさらに高い強度が得られているのであシ、このよ
うに軽量化と高強度化を同時に実現できる点で極めて大
きな意義を有している。
た従来のステンレス製インペラでは、バーストが発生す
る周速度は約550ル敬であり、この発明によるインペ
ラ20の強度が高いことを示している。つまシ、この発
明では、インペラ20の材質をアルミニュウムとして軽
量化を図υながらも、従来の重いステンレス製インペラ
よシもさらに高い強度が得られているのであシ、このよ
うに軽量化と高強度化を同時に実現できる点で極めて大
きな意義を有している。
さらに、第3図の鋳型27は多数に分割した金型ではな
いので、型の隙間から溶湯26が流出してば)などの原
因となり品質を損なうという不具合がないうえに、型費
も安価になる。
いので、型の隙間から溶湯26が流出してば)などの原
因となり品質を損なうという不具合がないうえに、型費
も安価になる。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明によれば、複雑な形状の
鋳造品を繊維強化によって軽量化および高強度化するこ
とができ、しかも、品質が向上する。さらに、鋳イ1す
費も安くて済む。
鋳造品を繊維強化によって軽量化および高強度化するこ
とができ、しかも、品質が向上する。さらに、鋳イ1す
費も安くて済む。
第1図は従来における鋳造方法の一例を示す工程図、第
2図はこの発明の製造方法によシ造られる鋳造品の一例
を示す縦断面図、第3図はこの発明の製造方法を実施す
るのに用いられる鋳造装置を示す縦断面図、第4図は第
3図の要部を示す縦断面図である。 21・・・鋳造品、22・・・基部、23・・・複雑形
状部、26・・・溶湯、27・・・鋳型、29・・・長
繊維成形体、34・・・消失中子。
2図はこの発明の製造方法によシ造られる鋳造品の一例
を示す縦断面図、第3図はこの発明の製造方法を実施す
るのに用いられる鋳造装置を示す縦断面図、第4図は第
3図の要部を示す縦断面図である。 21・・・鋳造品、22・・・基部、23・・・複雑形
状部、26・・・溶湯、27・・・鋳型、29・・・長
繊維成形体、34・・・消失中子。
Claims (1)
- (υ基部に連続して複雑形状部を備えた鋳造品を製造す
る方法であって、鋳型内における上記基部の強化すべき
部分に相当する空間位置に、長繊維を結合剤で固めた長
繊維成形体を固定し、上記鋳型内における上記複雑形状
部に相当する空間位置に消失中子を配置し、上記鋳型内
に溶湯を注入して、高圧力下で溶湯鋳造を行ない、鋳造
後に上記消失中子を溶解除去してなる繊維強化複合金属
からなる鋳造品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15523083A JPS6046860A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 繊維強化複合金属からなる鋳造品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15523083A JPS6046860A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 繊維強化複合金属からなる鋳造品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6046860A true JPS6046860A (ja) | 1985-03-13 |
Family
ID=15601370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15523083A Pending JPS6046860A (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 繊維強化複合金属からなる鋳造品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6046860A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4755437A (en) * | 1985-07-04 | 1988-07-05 | Michele Sabatie | Castings and their production process |
JP2009525878A (ja) * | 2006-02-09 | 2009-07-16 | オトクリトエ・アクツィオネルノエ・オブシェストヴォ・“ノボシビルスキー・ザヴォド・キムコンツェントラトヴ” | 消失鋳造型を使い圧力下で凝固させて鋳造する方法およびそれを実施する装置 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP15523083A patent/JPS6046860A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4755437A (en) * | 1985-07-04 | 1988-07-05 | Michele Sabatie | Castings and their production process |
JP2009525878A (ja) * | 2006-02-09 | 2009-07-16 | オトクリトエ・アクツィオネルノエ・オブシェストヴォ・“ノボシビルスキー・ザヴォド・キムコンツェントラトヴ” | 消失鋳造型を使い圧力下で凝固させて鋳造する方法およびそれを実施する装置 |
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