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JPS6045207B2 - 水溶性ポリカルボン酸塩の製法 - Google Patents

水溶性ポリカルボン酸塩の製法

Info

Publication number
JPS6045207B2
JPS6045207B2 JP4357876A JP4357876A JPS6045207B2 JP S6045207 B2 JPS6045207 B2 JP S6045207B2 JP 4357876 A JP4357876 A JP 4357876A JP 4357876 A JP4357876 A JP 4357876A JP S6045207 B2 JPS6045207 B2 JP S6045207B2
Authority
JP
Japan
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water
unsaturated carboxylic
monomer
carboxylic acid
acid
Prior art date
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Expired
Application number
JP4357876A
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English (en)
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JPS52127993A (en
Inventor
宏 藤間
英治 館山
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Nihon Junyaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Junyaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Junyaku Co Ltd filed Critical Nihon Junyaku Co Ltd
Priority to JP4357876A priority Critical patent/JPS6045207B2/ja
Publication of JPS52127993A publication Critical patent/JPS52127993A/ja
Publication of JPS6045207B2 publication Critical patent/JPS6045207B2/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶性ポリカルホン酸塩の製法に係り、不溶
解物の少ない上記重合体の高重合度品を経済的有利にし
て且つ容易な製造操作によつて得んとするものである。
水溶性ポリカルボン酸塩、例えばポリアクリル酸ソー
ダを得る方法として、アクリル酸ソーダの水溶液重合や
、バール重合が知られているが、高重合度品を得ること
は困難であり又、単量体の水に対する溶解度が高々40
%(重量%以下同じ)であるため低濃度による重合は避
けられず、粉末品を得る場合はその後の乾燥による経済
的不利益に加えて、不溶解物生成のトラブルも多い。
一方水可溶性有機溶媒中でアクリル酸ソーダ水溶液を重
合する方法も実施されているが、重合物が餅状で反応器
壁に付着したり、含水量が大で不溶解物の多い重合物が
得られる欠点がある。
又水可溶性有機溶媒中にアクリル酸の全量を仕込みアル
カリを添加して酸の中和反応を一挙に行い重合を行うこ
とも提案されているが重合物が餅状となつて、反応器壁
や攪拌翼に付着し、製造操作が困難てある欠点は依然と
して残されている。本発明者等は、水溶性ポリカルボン
酸塩製造の上記した諸欠点を解消し極めて有利な方法で
目的物を得んとして鋭意研究を行つた結果、水可溶性有
機溶媒中にα,β一不飽和カルボン酸、又はこれを主体
とする他の共重合可能なビニル化合物との混合単量体を
逐次投入しつ)同時にアルカリの逐次投入により重合の
間に中和反応を行わしめ、これにより反応系の水分を極
力少くした状態で容易、且つ経済的有利に水溶性ポリカ
ルボン酸塩を製造しうることを見出し、本発明を完成す
るに至つた。本発明は上記の通り水可溶性有機溶媒中で
α,β一不飽和カルボン酸単量体、又はこれを主体とす
る単量体混合物の重合と、アルカリ中和とを同時に行わ
せて水溶性の塩類重合体となすのであるが、その際の溶
媒中への単量体の投入及び中和のためのアルカリ液の添
加は、これらを重合に先立つて一挙に仕込む所謂一括仕
込ではなく、重合及び中和の反応中に連続若しくは、間
歇的に仕込む所謂逐次投入であることを要する。
抑々、α,β一不飽和カルボン酸と、これを中和したα
,β一不飽和カルボン酸の金属塩、又は.アンモニウム
塩とは、水可溶性有機溶媒に対する溶解性において著し
い差異があり、一般にα,β一不飽和カルボン酸の水可
溶性有機溶媒に対する溶解度は、高濃度乃至無限とされ
、これをアルカリ金属塩基類又はアンモニアて中和する
と不溶かI又は微量しか溶解せず、この場合、水可溶性
有機溶媒に水を適量添加することにより溶解度を向上さ
せることが出来る。
又、α,β一不飽和カルボン酸の一価アルカリ金属塩又
はアンモニウム塩単量体と、その重合体(との間にも適
量の水と水可溶性有機溶媒の混合液に対する溶解度につ
いての差異があり、単量体よりも重合体の方が溶解度は
、遥かに小さく水の混合比率を加減することにより重合
体を析出することが出来る。
本発明の前記逐次投入はこの様な知見を巧妙に利用した
もので、前記の一括投入ては重合初期において重合体に
対する水分の比率が大きいために餅状となつて装置壁や
攪拌翼等に付着する障害があるが、本発明方法により水
可溶性有機溶媒中に単量体を少量宛添加し、同時に少量
の水又は、水を含む有機溶媒に溶解したアルカリを単量
体の添加に併行して少量宛添加し、それらの添加速度を
ノコントロールすることにより、水分の供給が少量で均
一に行われて、スラリー状て重合体が析出し、上述した
厄介な障害が解消されるのである。
この様な逐次投入は、供給水分量の調節を容易としその
適正な調節により単量体を充分に溶解し.且つ重合体の
析出を確実ならしめることが出来、特に粉末品の製造に
際しては、従来単量体が40%以下という低濃度の重合
を余儀なくされ、乾燥による経済的不利益が多大てある
ことは前述のとうりであるが本発明方法によれば析出し
た重合体を遠心分離機やフィルターブレス等の固液分離
機によつて40%以上に容易にすることが出来、この点
での経済的効用は極めて大きいものがある。本発明方法
における前記水分量はアルカリの濃度調整用及び中和で
副生する水を含む量として、アルカリ中和により生成す
る塩類単量体量に対して10乃至250%の範囲である
ことが望ましく、10%未満では、塩類単量体自身の水
可溶性有機溶媒に対する溶解性が不良となり250%を
越えると過剰な水分のため餅状の重合物が生じる傾向と
なり、既述のトラブルを招く、従つて10乃至250%
の範囲内て最適条件を選定することか望ましい。又、水
可溶性有機溶媒の量は、該溶媒及び前記した水分、並び
に塩類単量体の三者の合計量に対して30乃至60%が
好適である。本発明方法に適用可能なα,β一不飽和カ
ルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、桂皮酸、、マレイン酸、フマル酸、グルタコン酸
、イタコン酸、ソルピン酸、等が挙げられ、中和のため
のアルカリ物質としては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ソーダ、アンモニア等であり、又水可溶性
有機溶媒としては、生成重合体に対して不溶性の溶媒で
あり、これにはメタノール、エタノール、プロパノール
、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、テトラヒド
ロフラン、ジメチルホルムアミド、酢酸エチル等を挙げ
ることが出来る。
本発明の中和重合反応における中和反応は、極端なアル
カリ側に偏すると、同時に進行しつつある重合反応が不
均一となり易く、又極度な酸性側での重合反応は生成重
合物の反応器壁や攪拌機などへの付着を生ずる原因とな
り、更には凝集して収率の悪化や水不溶解物の生成など
物性面の欠点も生じてくる。
従つて中和度は重合反応中、常にα,β一不飽和カルホ
ン酸に対しC概ね30乃至100n101%の範囲に保
つことが望ましい。
又重合は通常の重合開始剤の存在下で行うが、重合開始
剤は予め水可溶性有機溶媒中に溶解しておくことが望ま
しい。次に、本発明の前記中和重合反応に際して多官能
性単量体の逐次投入を併行して行うことにより、適度に
架橋された水溶性重合体となり、準塑性流動特性をもつ
重合体を得ることが出来る。か)る準塑性流動特性を有
する重合体は、ゲル状をなし、架橋密度が一定で熱及び
強アルカリにも比較的安定なものである。これに使用す
る多官能性単量体としては、同一分子中に2個以上の活
性な炭素間二重結合を有する化合物で水可溶性有機溶媒
に溶解するものであれば、ほとんどのものが用いられ、
具体的には(1)ブタンジオールジアクリレート、ブタ
ントリオールトリメタクリレート、ブタンジオールジメ
タクリレート、ジエチレングリコールジアクリレートの
ような多価アルコールのアクリレート及びメタクリレー
ト、(2)シユガーアリルエーテル、マルトーズアリル
エーテル、ラクトーズアリルエーテル、ブタンジオール
アリルエーテル、ブタントリオールトリアリルエーテル
、グリセリントリアリルエーテルなどの多価のアルコー
ルアリルエーテル、(3)グリオギザールテトラアリル
エーテル、グリオギザールテトラメタアリルエーテル等
のグリオギザールアルケニル化合物。
(4) アクリル酸又はメタクリル酸のアルミニウム、
カルシウム、マグネシウム或は鉄塩などの多価金属塩。
(5)その他ジビニルスルホン、ジビニルベンゼン、ト
リアリルアミン、メチレンビスアクリルアミド、などを
挙げることが出来る。
これらの多官能性単量体の一般的な使用範囲としては、
α,β一不飽和カルボン酸、又はこれを主体とする他の
共重合可能なビニル化合物との混合単量体に対して概ね
0.5乃至30%であるが、多官能性単量体の種類によ
り特に最適な添加量の範囲が存在し、その主なものにつ
いて示せば次の通りである。
即ち、 (a)前記(1)に示した多価アルコールのアクリレー
ト、及びメタクリレート3乃至15%(b) (2)に
示した多価アルコールアリルエーテル0.5乃至15%
(c) (3)に示したグリオギザールアルケニル化合
物0.5乃至10%(d)(4)で示したアクリル酸又
はメタクリル酸の多価金属塩2乃至30%この様な単量
体はその使用量が過少であるときは低粘度で架橋による
準塑性流動特性が失われて多官能性単量体不使用の場合
と似た特性を持つようになり、一方過剰に使用するとき
は架橋密度が上昇して、水に対する溶解が困難となり、
不溶解物を多発する傾向を示す。
本発明によつて得られる塩類重合体は、化粧品工業にお
けるハンドクリーム、ヘヤークリーム、シェービングク
リーム、クレンジングクリーム等の増粘剤、分散剤とし
て、又ローシヨンベビーオイル等の安定剤として、医薬
品工業における液ζ剤、乳化剤、軟膏、湿布剤、ハツプ
剤等の増粘や乳化安定剤として、水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、石膏等の固体懸濁安定剤として、
繊維工業における経糸、捺染、洗濯等の糊剤として、植
毛用ラテックスの増粘、不織布用バインダ・−、ガラス
繊維の分散剤として、建築工業における繊維壁糊材、特
殊塗工材、ヘラ塗り壁材、合板用接着材、プラスターセ
メント、ゴムセメント、ポリウレタンセメント、塩化ビ
ニル樹脂セメント、リシン吹付材等の増粘剤、乳化安定
剤、懸濁ノ安定剤として、壁紙剥離剤の増粘剤として、
窯業における生地賦型剤、耐火煉亙、耐火モルタルの添
加剤として、塗料工業における水溶性塗料、エマルジョ
ン塗料の増粘剤、鋳型用ペイントの顔料分散剤として、
土木工業におけるタールアスフアルトエマルジヨンの増
粘及び伸展性向上剤、止水ゲル化剤として、農業におけ
る農薬の展着剤あるいは乳化分散安定剤として、印刷イ
ンキ工業における水性印刷インキの増粘顔料分散剤とし
て、ゴム工業及び樹脂工業における各種ラテックスエマ
ルジョンの増粘、冷加硫性シリコーンゴムペーストの増
粘剤として、洗剤工業における液体洗剤、ジャンプーの
増粘や固型石鹸の賦型剤として、消火液の増粘剤、気泡
安定剤として、その他多くの分野における増粘剤、ゲル
化剤、分散剤及び接着剤として有用である。
そして、特に多官能性単量体の使用て架橋された塩類重
合体にあつては、その水溶液が透明なゲル状の高粘度準
塑性流動体であり、多官能性単量体を使用しないで得た
重合体に比較して著しく高粘度であるにも拘らず、低応
力による流動性に優れ賦型力が高く、広い濃度範囲で前
述した各種の用途に利用出来るものである。以下に実施
例及び比較例を掲げて説明するがこれらの中で1部ョ及
び1%ョとあるのは重量基準によるものであり、又これ
等の中で実施した物性測定方法は次の通りである。
(1)粘度、B型粘度計25゜C (2)流動特性、肉眼観察。
実施例1 アクリル酸18部と48%苛性ソーダ水溶液20.8部
を夫々イソプロパノール6唱に過酸化ベンゾイル0.1
部を溶解した液中に80℃で3時間かけて連続的に添加
した。
1時間エージング後、冷却し、固液を分離した。
ポリアクリル酸ソーダは3時間の連続添加の間に逐次粉
末状で析出し、最後はスラリー状なつた。分離した粉末
を150゜Cで1時間乾燥すると98%以上のポリマー
粉末となつた。尚、重合操作中重合物が器壁等に付着す
るトラブルは皆無であつた。実施例2 メタアクリル酸21.5部と苛性カリの50%メタノー
ル溶液28部をメタノール印部にアゾビスイソブチロニ
トリル0.05部を溶解した液中に65ソCで5時間か
けて連続的に添加した。
ポリメタクリル酸カリウムの粉末が重合中逐次析出し、
重合物の付着障害は生じなかつた。比較例1 実施例1におけると同様の処方で溶媒に各原料を一挙に
投入して重合させたところ、除熱不充分により反応液の
突沸が起り餅状の重合物が反応容器壁及び攪拌翼に付着
した。
実施例3 0.2dのオートクレーブにメタノールを56.9k9
添加し、これに過酸化ベンゾイル粉末を0.1k9溶解
して65℃に温度を維持しながら別にアクリル酸20k
9とグリセリントリアリレエーテル0.3k9の混合単
量体及び48%水酸化ナトリウム水溶液23.1k9を
用意しこれをそれぞれ2紛割にし1紛間隔で該メタノー
ル中に添加して中和重合反応を行うと約9時間で中和重
合反応が完結した。
メタノール水浴中に生成したポリアクリル酸ナトリウム
を主成分とする重合体は微粒でありスラリー状を形成し
ていた。このスラリー状重合物は遠心分離機によつて沖
別され、重合体は45乃至55%の沖塊として得られた
。次いで該■塊を100乃至120゜Cで20乃至4紛
間通風乾燥機中で乾燥すると揮発分2%以下の白色微粉
末重合体が得られ収率は約95%であつた。此の重合体
は水への分散膨潤や、アルカリ物質による中和反応等な
んら煩瑣な作業なしに単に水に溶解するだけで透明な高
粘度準塑性液を得ることが出来、例えば0.5%の水溶
液は25゜Cで7,00(′PSであつた。
比較例2実施例3においてアクリル酸20k9、グリセ
リントリアリルエーテル0.3k9、48%水酸化ナト
リウム23.1kgを一括して反応器に添加した。
その結果a急激な中和反応によつて除熱が円滑に行われ
ず反応液が突沸し更に重合においても未反応単量体が著
しく残存したものしか得ることが出来ないばかりでなく
、重合物の反応器壁や攪拌翼への付着が激しく事実上工
業的製造方法とはなり得なかつ・た。実施例4 実施例3において使用したオオートクレーブにエタノー
ルを66kg、アゾビスイソブチロニトリルを0.3k
gを入れ、75℃に温度を維持しながらアクノリル酸1
8k9、スチレン2k9、アクリル酸マグネシウム2k
9の混合単量体及び28%アンモニア水7.5k9を連
続的に該エタノール浴に添加して、アクリル酸をアンモ
ニアで中和しながら重合反応を同時に行つた。
尚、該混合単量体とアンモニアの添加速度は反応系内で
はアクリル酸に対して65m01%中和度て進行する様
に工夫され、6時間で全量を連続的に添加した。次いで
2時間重合反応を継続すると約99%が重合物に転換し
、乳白色の微粒子分散型スラリー重合液が得られた。こ
れを直に冷却し、遠心分離機によつて重合物を戸塊とな
し90乃至100゜Cの棚型乾燥機で2時間乾燥すると
97%の高収率て揮発分1%以下の白色微粉末重合物が
得られた。此のポリアクリル酸アンモニウムを主成分と
する重合物は0.2%水溶液粘度1,500CPS/2
5℃の透明な準塑性流動液となつた。実施例50.2m
3のオートクレーブにメタノール56.9kgを添加し
これに過酸化ベンゾイル粉末を0.1k9溶解して65
℃に温度を維持しながら、別に48%水酸化ナトリウム
水溶液23.1k9及び表−1に示したアクリル酸とグ
リオギザールテトラアリルエーテルの混合単量体を用意
し、此の48%水酸化ナトリウム水溶液及び混合単量体
をそれぞれ2吟割にし1紛間隔で該メタノール中に逐次
投入し中和及び重合反応を行つた。
その結果約9時間で反応が完結し、ポリアクリル酸ナト
リウムを主成分とする重合体はスラリー状で得られた。
此のスラリー状重合物は遠心分離機によつて戸別され、
重合体濃度は45〜55%の沖塊として得られた。
次いで100〜120℃の通風乾燥機中で30〜50分
間乾燥すると揮発分2%以下の白色微粉末重合体が高収
率で得られた。此の白色微粉末の1%水溶液は粘度及び
流動特性において表−1に示す結果となつた。実施例6 0.2界のオートクレーブにメタノール56.9k9、
過酸化ベンゾイル粉末0.1kgを添加、65゜Cに温
度を維持しながら、別に48%水酸化ナトリウム水溶液
23.1k9及び表−2に示すアクリル酸とアクリル酸
シユガーエステルの混合単量体を用意しこれを100y
/T$tの速度で該メタノール浴中に連続的に投入した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水可溶性有機溶媒中に、α,β−不飽和カルボン酸
    、又はこれを主体とする他の共重合可能なビニル化合物
    との混合単量体を逐次投入し重合させつゝ、同時にアル
    カリの逐次投入により、重合の間に中和反応を行わしめ
    ることを特徴とする水溶性ポリカルボン酸の製法。 2 水可溶性有機溶媒中に、α,β−不飽和カルボン酸
    、又はこれを主体とする他の共重合可能なビニル化合物
    との混合単量体と、多官能性単量体を逐次投入し重合さ
    せつゝ、同時にアルカリの逐次投入により重合の間に中
    和反応を行わせしめることを特徴とする水溶性ポリカル
    ボン酸塩の製法。 3 多官能性単量体として、グリオギザールアルケニル
    化合物より選ばれた1種又は2種以上をα,β−不飽和
    カルボン酸又はこれを主体とする他の共重合可能なビニ
    ル化合物との混合単量体に対して0.5乃至10重量%
    の範囲で使用する特許請求の範囲第2項記載の製法。 4 多官能性単量体として、多価アルコールのアクリレ
    ート及びメタクリレートより選ばれた1種又は2種以上
    をα,β−不飽和カルボン酸、又はこれを主体とする他
    の共重合可能なビニル化合物との混合単量体に対して3
    乃至15重量%の範囲で使用する特許請求の範囲第2項
    記載の製法。 5 多官能性単量体として、多価アルコールアリルエー
    テルの1種又は2種以上をα,β−不飽和カルボン酸、
    又はこれを主体とする他の共重合可能なビニル化合物と
    の混合単量体に対して0.5乃至15重量%の範囲で使
    用する特許請求の範囲第2項記載の製法。 6 多官能性単量体として、アクリル酸、メタクリル酸
    メタクリル酸の多価金属塩の1種又は2種以上をα,β
    −不飽和カルボン酸又はこれを主体とする他の共重合可
    能なビニル化合物との混合単量体に対して、2乃至30
    重量%の範囲で使用する特許請求の範囲第2項記載の製
    法。
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JP2005097630A (ja) * 2004-12-07 2005-04-14 Nippon Junyaku Kk 水溶性架橋共重合体粉末の製造方法

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