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JPS6041574B2 - 食品の保存方法 - Google Patents

食品の保存方法

Info

Publication number
JPS6041574B2
JPS6041574B2 JP55076202A JP7620280A JPS6041574B2 JP S6041574 B2 JPS6041574 B2 JP S6041574B2 JP 55076202 A JP55076202 A JP 55076202A JP 7620280 A JP7620280 A JP 7620280A JP S6041574 B2 JPS6041574 B2 JP S6041574B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
confectionery
moisture
retaining
bean paste
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55076202A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS572638A (en
Inventor
恭博 櫛田
浩三 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP55076202A priority Critical patent/JPS6041574B2/ja
Publication of JPS572638A publication Critical patent/JPS572638A/ja
Publication of JPS6041574B2 publication Critical patent/JPS6041574B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、餡入り生八ツ橋、くりまんじゆう、むしまん
じゆう、どら焼、さくら餅、もなか等の餡を外皮でくる
んだ菓子製品の保存性の改良を目的としたものである。
さらに詳しく言えば、本発明は餡や外皮が乾燥すること
なく、又、餡から外皮へ水分が移行することなく、しか
も長期間腐敗しない製品を得ることを目的とするもので
ある。従来、餡入り生八ツ橋、まんじゆう等の餡を外皮
でくるんだ菓子製品は非密封包装形態で流通販売される
ことが多く、微生物の汚染により夏場で一目−、i−F
−【山1Lj−′ ≠巾L 、、Lフ ルが大きかつた
り、また販売地域が限定されるという問題があつた。
本発明者は、上記の現状に鑑み、餡菓子製品の保存性を
改善する方法につき研究の結果、餡に還元澱粉加水分解
物を添加して、餡に保湿性をもたせることによつて餡の
乾燥を防止し、且つ脱酸素剤と共に菓子製品を微生物に
よる腐敗や酸化、乾燥等の化学的な品質の劣化を防止し
、且つ、味覚を保つた状態で保存することが可能となる
ことを見い出し、かかる知見にもとづいて本発明を完成
したものである。
即ち、本発明の要旨は還元澱粉加水分解物を5〜3踵量
%含む餡を外皮でくるんだ菓子を製造し、次に該菓子の
1ないし複数個を脱酸素剤の存在下でバリヤー性に富む
合成樹脂製フィルムで密封包装することを特徴とする食
品の保存方法である。
上記の本発明について更に詳しく説明する。
先ず、本発明において、餡としては、練り餡、゜こしあ
ん、つぶしあん等通常の種類、加工程度のものを使用す
ることがでる。次に、本発明において還元澱粉加水分解
物として例えばオリゴ糖以上のグルコース鎖長を有する
デキストリンを還元して得られる還元澱粉加水分解物を
適用することがてきる。
次に本発明において還元澱粉加水分解物の添加方法とし
ては、望ましくは、鮎を作るときに添加する砂糖と置換
して添加するのがよい。
その添加量は、5〜3呼量%位が好ましく、5重量%以
下であると、保湿効果がなく、保存中に餡が乾燥したり
、餡の水分が外皮に移行してしまう。又、3唾量%以上
であると、餡が水アメ状となり餡独特の食感が失なわれ
てしまう。
次に又、上記の本発明において、外皮としては、公知の
もの、例えば生八ツ橋或は、通常のまんじゆう等を構成
する生地等を使用することができる。
而して、本発明においては、外皮には、シヨ糖脂肪酸エ
ステル、モノグリセライド、プロピレングリコール等を
0.2〜1呼量%添加すれば外皮の主成分であるデンプ
ンの老化及び乾燥等を防止することが出来る。
次に又、本発明において、上記のような餡、外皮等を作
製して菓子製品を作る方式は通常のどの方式でもよい。
次に又、本発明において、上記のように製造した菓子製
品の1ないし複数個を必要に応じて和紙でオーバーラッ
プし、しかる後脱酸素剤とともにバリヤー性に富む合成
樹脂製フィルムで密封してもよい。ここにおいて和紙は
密封袋内で菓子製品等から出る水分が結露し外観が損な
われるのを防止する効果を奏するものであり、通常のも
のを適用することができる。次に又、本発明において、
脱酸素剤としては密封包装体内に同封使用することによ
り、包装体内.の酸素を除去し、菓子製品の品質劣化を
防止するものであり、公知のものを使用することができ
る。
次に又、上記の本発明において、バリヤー性に富む合成
樹脂製フィルムとしては、例えば、空.気、酸素等の透
過を遮断、防止する性質を有するものを使用することが
でき、例えば、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリ塩化
ビニリデンコートフィルム、(例:ポリ塩化ビニリデン
コートポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニリデンコー
トポリプロピレンフィルム)、ポリアミド/ポリエチレ
ン積層フィルム、ポリ塩化ビニリデンコートポリプロピ
レン/ポリエチレン積層フィルム、ポリエステル/アル
ミ箔/ポリエチレン積層フィルム、アルミ箔/ポリエチ
レン積層フィルム等を使用することができる。
而して、本発明において、上記のフィルムを使用密封包
装する方法としては、菓子製品の形状等によつて任意で
あるが、例えば、上記のフィルムから袋を作り、その中
に菓子製品を入れてヒートシール密封する方式、プリス
ター或はストレッチ包装方式、収縮包装方式、その他等
の方式て行う”ことができる。
具体的には、例えば、ポリ塩化ビニリデンコートポリプ
ロピレン/ポリエチレン積層フィルムよりパウチを製造
し、内容物と共に脱酸素剤を封入し、ヒートシールによ
り密封を行なう。
シール条件は150゜C11秒、30PSI(POnd
/In2)である。上記の発明によれば、下記のような
利点がある。すなわち、餡入り生八ツ橋、まんじゆうの
ような餡を外皮でくるんだ菓子製品において、餡に5〜
3唾量%の還元澱粉加水分解物を添加し、必要に応じて
和紙でオーバーラップして脱酸素剤と共にバリヤー性に
富む合成樹脂性フィルムで密封包装することにより、微
生物による腐敗や酸化、乾燥等の化学的な品質の劣化を
防止することができる。
この結果、腐敗等による製品の損出はなく、又、販売地
域を拡大することもでき、一方製品を購入して食用に供
する消費者は安全で衛生的な餡菓子製品を得ることがで
きる。次に実施例をあけて更に本発明について説明する
実施例 餡に添加する砂糖を餡に対して1呼量%、グルコース鎖
長3〜6の還元澱粉加水分解物に置換したまんじゆうw
個を、和紙でオーバーラップし、脱酸素剤とともにポリ
塩化ビニリデンコートポリプロピレン20μ/ポリエチ
レン40μ製のフィルムから成るパウチに充填密封し、
しかる後このパウチ詰めまんじゆうを35℃、相対湿度
80%の恒温室に入れ保存した。
20日後に取り出してパウチを開封したが、アルコール
臭はなく、カビの繁殖も認められず、又、餡の水分の蒸
発あるいは外皮への移行による乾燥もなく、製造時とほ
とんど味覚的に変化のないまんじゆうが得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 還元澱粉加水分解物を5〜30重量%含む保湿性を
    有する餡を、シヨ糖脂肪酸エステル、モノグリセラード
    、またはプロピレングリコール等のデンプンの老化ない
    し乾燥を防止する老化抑制剤を0.2〜10重量%添加
    した保湿性を有する外皮でくるんで菓子を製造し、次に
    該保湿性を有する菓子を、密封包装内に存在する酸素を
    吸収する脱酸素剤の存在下でバリヤー性に富む合成樹脂
    製フィルムで密封包装して、上記保湿性を有する菓子の
    カビ発生を防止することを特徴とする食品の保存方法。
JP55076202A 1980-06-06 1980-06-06 食品の保存方法 Expired JPS6041574B2 (ja)

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JP55076202A JPS6041574B2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 食品の保存方法

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JP55076202A JPS6041574B2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 食品の保存方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572638A JPS572638A (en) 1982-01-08
JPS6041574B2 true JPS6041574B2 (ja) 1985-09-18

Family

ID=13598566

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JP55076202A Expired JPS6041574B2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 食品の保存方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03155751A (ja) * 1989-11-13 1991-07-03 Tokyo Food Kk 白玉だんご

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Publication number Publication date
JPS572638A (en) 1982-01-08

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