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JPS6037606A - 送電線用材料 - Google Patents

送電線用材料

Info

Publication number
JPS6037606A
JPS6037606A JP14381283A JP14381283A JPS6037606A JP S6037606 A JPS6037606 A JP S6037606A JP 14381283 A JP14381283 A JP 14381283A JP 14381283 A JP14381283 A JP 14381283A JP S6037606 A JPS6037606 A JP S6037606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
power transmission
strength
continuous
lightweight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14381283A
Other languages
English (en)
Inventor
恒行 金井
秋雄 千葉
大橋 正文
国谷 啓一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP14381283A priority Critical patent/JPS6037606A/ja
Publication of JPS6037606A publication Critical patent/JPS6037606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 不発8Aは軽量、高強度な導電材料に係わり、特に長径
間に好適な送電線用材料に関する。
〔発明の背景〕
高圧送1F11用材料として鋼心アルミニウムより線(
ACtS凡)が広く用いられている。純アルミニウム線
の導電率は62チlAC3であり、比重は2.71と小
さいが、引張強さが15 kg/mm” Lk g 7
m m ”以上の鋼線が心線に使われている。しかしな
がら鋼線の比重は7.9と太きいため鋼心アルミニウム
より線のみかけの比重は4.0〜5.0前後と大きくな
り、純アルミニウムの軽量性を十分発揮することができ
ない。また、熱膨張率も約20.0 X 10”/’C
と大きく、長径間を張る場合、季節による温度差のため
に、たるみを十分もたせなければならず、電線の長さの
増大をきたし不都合があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、軽量、尚強度な送電線材料で、しかも
熱膨張率が小さく、長径間に適した送電線材料を提供す
ることにある、。
〔発明の概要〕
送電線材料の構造は鋼心アルミニウムが主流であるが、
従来技術で述べたように鋼心の比重が大きく、また熱膨
張率も大きいため、長径間の送電線としては不都合であ
る。純アルミニウムの持つ導電率と軽量性を損わずに高
強度、低熱膨張の材料?得るには、鋼心のかわりに軽量
で高強度な長繊維音用いればよい。このような繊維とし
ては、炭素繊維、SIC繊維、芳香族系繊維、アルミナ
繊維、シリカ及びガラス繊維がよい。表1にこれら連続
繊維の比重、引張強度、熱膨張率全ボした。
鋼心の引張度ij: 125 k g/mrn2.比重
約1/4と小さく更に、引張強度は鋼線に比べ約2倍あ
る。
このため、これらの長繊維を芯線として送電線を製造す
れば、同じ電流容量、同じ引張強さを持つもので、心線
の重さが約1/8ですむことになる。
また、熱膨張率も鋼の11 x 10’−’/cK比べ
ると、1/2あるいはそi以下と小きく、送電勝にした
場合、たるみを小さくできる。このように上述の連続長
繊維は、軽量、高強度、低熱膨張の点から、従来の鋼心
よりも強化繊維として優れている。
炭素繊維、SiC繊維、芳香族繊維などの連続繊維は、
数千本の単繊維が一つの束になっている。
これらの連続繊維とA4とを複合して送電線とするため
の構成を第1図の(a)〜(e)に示す。
構造(a)は裸の連続繊維束をより線とし、その上にA
4線をより合わせたものである。裸の連続繊維は強度を
、またAtは電気伝導を担っており、軽量、高強度の送
電線材料となる。
構造(b)は、裸の連続繊維の表面上に電気伝導度の良
いAAk被覆し、この人tを被覆した繊維束をより合わ
せ、同心より線としたものでろる。この構造は(a) 
m造のものに比べ繊維1本1本にAA金被覆するので製
造コストはかかるが、Atと連続繊維の界面が露出して
いないので、雨等の腐食に対して強いものとなる。
構造(C)は、裸の連続繊維をよりiとし、その上IF
 J& 疎e ;t /l)白IAA / シ久稙躊市
f之1#Jml+ΔI被覆繊維束全より合わせたもので
ある。この場合Atは各単繊維1本1本に被覆されてい
ても良いし、繊維束の外表面だけに被覆されていても良
い。
このような構造にすることによって強度が高められる。
すなわち、(C)構造は(a)構造の外周部のAt線を
At一連続繊維の複合体にしたもので、(a)構造のも
のより、外周部の繊維の分だけ強度が増加する。このた
め長径間の送電線に適している。
構造(d)は、裸の連続繊維表面にAAを被覆]−たk
t被覆連続繊維束をより合わせ、その上に更にAja線
をより合わせたものである。これid (fl)構造の
内部の裸の繊維束部分2をit一連続繊維複合体にした
ものである。 (a)構造より眠気伝導特性を良くした
構造である。
構造(e)は、(d)構造の外周部1と内部3の繊維を
まぜよりにしたものである。
炭素繊維、SIC繊維、芳香族繊維などの連続繊維とA
Aとを複合して送′−線とするには、以上述べた5つの
構造がある。これらは大別すると、At線と裸の連続繊
維束を原料としてよ、り線に丁るもの(構造(a))と
、裸の連続繊維にAtk被榎したAt被覆連続繊維を用
いるものの2通りある、。
前者のものは単に裸の連続繊維とAt線と全同心より線
とすればよいのであるが、後者は、裸の連続繊維にAt
を被覆する必要がある。
連続繊維表面にAtを被覆した繊維を作るには、cvp
、イオンプンーテイング、スパフタリング等の乾式めっ
き法により連続的にAte被覆することができる。
以上の方法により従来の鋼心アルミニウムより線の鋼心
を、炭素繊維、SiC繊維、芳香族系繊維等に変更する
ことで、従来技術では達成できなかった軽知、高強度、
低熱膨張なる性質を廟する送電線材料が得られるのであ
る。。
〔発明の実施例〕
以下本発明の詳細な説明する。
実施例1 直径約7μm、12,000本の連続炭素繊維束を40
本、より込み率0.5%で同心より線とし、更にその周
囲に線径2 m’mのアルミニウム線26本會用いて、
より込み率2.7チで同心より線とし表2の構造(a)
のものを!!遺したuAAの断面積は約82 rnm”
、 C繊維の断面積は約19mm”でめった。
製造した40本の連続炭素繊維束を含む材料の引張強度
を測定すると、35 kg/mm2あった。
現用の鋼心アルミニウムより線81mm2(Act(。
8]、mmJのアルミニウムの断面積は83.10 m
m2と本実施例で製造したものとほぼ同じである。この
ときの引張強度は34.6 k g /rnm’以」二
”′c6す、現行の鋼心アルミニウム線と引張強さは同
等で、更に、Atの断面積もほぼ等しいことから電気伝
導特性もほぼ同等であることがわかる。
このときの鋼心の断面積はl 3.9 mm2であるが
、炭素繊維の場合は19.2 mm2となり、鋼線に比
べ太くなる。これは、送電線にすると、コロナ特性が改
善さ几有利となる。
このときの重量ヲ測定すると、1km当り従来材は33
5kg/kmであるのに対して、本材料−1256kg
/kmと約76%の重iKなった3、また熱膨張率を測
定すると12.5 x 10−’/℃となり、従来材の
約20X10−7℃に比べ熱膨張は半分程度になってい
るζがわかる。これは、送電線にして長径間?張る場合
にはたるみを少なくでき有利である。
更に、この材料に′直流を流し温度上昇と電流値との関
係を調べた。300Aを流すと85℃。
350Aで95℃となった。
最高許容温度な100℃、連続使用温度ヲ90℃とする
と、この131 mm2の送′妊線の屯流容窒は325
A程度であり、現行のものとほぼ同じでめった。
実施例2 直径約7μm、12,000本束になった炭素繊維束を
均一に並べAAk高周高周波励起イオングチィング法V
Cより付けた。装置内k 10−5Tor r以下まで
排気した後Arガス?導入し、2 X I Q−’TO
rr程度に装置内の圧力を保ち、高周波電界を印加し装
置全体にグロー放”[?f−起こさせた。そして蒸発源
を加熱しAtを蒸発させこれと同時にC付けた。イオン
グレーテインク時間は約1o分である。
イオンプレーテインクした材料を調べると厚さ約4.3
μmのAAが炭素繊維上に均一に付着していた。このA
t被覆した炭素繊維を1本の繊維束にした。この直径は
約1.5 m Inであった。これ全50本作り、より
込み率2チで同心より糺jとした。
このときの引張強度は約37kg/mm2であった。
比重は2.5で炭素含有量は約20%のものが得られた
。このときのAtの断面積は約94mn12ありた。こ
れは、鋼心アルミニウム線のg 5 mm” (−1−
なわちAC8几95m1T12)に相当し、このときの
引張強度は29kg/mm2でめる。AAの断面積が等
しいから電気伝導特性は等しく、引張強度は約1.3倍
になっている。また、このときの重さは、従来材では3
83kg/kmでめったのに対し、308kg/kmと
なり約80%の重重になっている。熱膨張率の値は実施
例1とほぼ同じllX10−’/℃であり従来材の20
 X 10−/’Cに比べ約以上−例として炭素繊維を
用いた場合について述べたが、全く同じ方法によって衣
1に示した他の繊維についてもAt’i被俊した電線憂
得ることができる。この場合にも、製造した送電線の性
質は、炭素繊維の場合と同様引張強さに優れ、比重が小
さく、pIA#張率も小さいものができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、鋼心アルミニウム線に比べ約20%軽
量で、引張強さの大きな高圧送電線用ケーブルが得ら几
る。このため、本発明の゛電線を送′電線として使えば
約20%軽量であることから、鉄塔の数を約20チ減ら
丁ことかできる。更に、熱膨張率も従来の送゛−線に比
べ1/2程度小さいので、季節の気温変動による鉄塔に
かかる応力変動が小さくなるので、鉄塔の構造全簡単に
することもできる。また、従来の鋼心の代わりに、繊維
を用いるので送゛ilL線がフンキシプルになる利点も
める。
更にこれら繊維を用いると直径が太くなるため導体表面
の′電位の傾きが低くなってコロナ損失が少なくなると
いった利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は送電線に用いる場合のAtと繊維の配列方法を
示した図である。 1・・・At線、2・・・連続繊維束、3・・・At被
覆連続竿10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素繊維、炭化けい素繊維等の軽量高強度繊維とA
    t’、Cu 、Ag等の高導電性金属またはその合金と
    を複合したこと全特徴とする送電線用材料。 2、特許請求の範囲第1項において、繊維としては、炭
    素繊維、SIC繊維、芳香族繊維、アルミナ繊維、シリ
    カ繊維、ガラス繊維を用いることを特徴とする送電線用
    材料。 3、特許請求の範囲第2項において、軽量高強度な裸の
    連続繊維束をより線とし、その上にAt線をより合わせ
    たことを特徴とする送電線用材料。 4、特許請求の範囲第2項において、軽量高強度な裸の
    連続繊維の表面にAt’に被覆し、このAAを被覆した
    繊維をより合わせ、より線としたことを特徴とする送電
    線用材料。 5、特許請求の範囲第2項において、軽量高強度連続繊
    維束をより合わせたことを特徴とする送電線用材料。 6、特許請求の範囲第2項において、軽量高強度な裸の
    連続繊維表面にAtk被覆したA4被覆連続繊維束全よ
    り合わせ、更にその上にAt線をより合わせたことを特
    徴とする送電線用材料。 7、特許請求の範囲第2項において、軽量高強度な裸の
    連続繊維表面に1.全被覆したAt被覆連続繊維束と、
    At線とをまぜよりにしたことr特徴とする送電線用材
    料。
JP14381283A 1983-08-08 1983-08-08 送電線用材料 Pending JPS6037606A (ja)

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JP (1) JPS6037606A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62184629U (ja) * 1986-05-15 1987-11-24
JPH0371509A (ja) * 1989-08-09 1991-03-27 Hitachi Cable Ltd 架空送電線
JPH04110588A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Kokuyo Co Ltd 扉密閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62184629U (ja) * 1986-05-15 1987-11-24
JPH0371509A (ja) * 1989-08-09 1991-03-27 Hitachi Cable Ltd 架空送電線
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