JPS603563B2 - 斜張橋塔部のケ−ブル支持工法 - Google Patents
斜張橋塔部のケ−ブル支持工法Info
- Publication number
- JPS603563B2 JPS603563B2 JP2899082A JP2899082A JPS603563B2 JP S603563 B2 JPS603563 B2 JP S603563B2 JP 2899082 A JP2899082 A JP 2899082A JP 2899082 A JP2899082 A JP 2899082A JP S603563 B2 JPS603563 B2 JP S603563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- saddle
- tower
- support beam
- stayed bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は第1図に示すように塔aと桁bとの間にケーブ
ルcを張設してなる斜張橋のケーブル支持工法に係るも
のである。
ルcを張設してなる斜張橋のケーブル支持工法に係るも
のである。
従来前記ケーブルcを塔aに支持するために、第2図に
示すように円弧状支持面を有するサドルdを塔部に固定
して、同サドルdにケーブルcを架渡すか、第3図に示
すように前記サドルdをローラeを介して塔aに装着し
て同サドルdにケーブルcを架渡すか、或いはまた第4
図に示すように、左右のケーブルcの各端部を努aに定
着部fを介して碇止する方法が提案されている。
示すように円弧状支持面を有するサドルdを塔部に固定
して、同サドルdにケーブルcを架渡すか、第3図に示
すように前記サドルdをローラeを介して塔aに装着し
て同サドルdにケーブルcを架渡すか、或いはまた第4
図に示すように、左右のケーブルcの各端部を努aに定
着部fを介して碇止する方法が提案されている。
しかしながら第2図に示す方法においては、左右のケー
ブルcの張力T,,T2の差によってサドルdが懐動し
、また第3図に示す方法においては左右のケーブルcの
張力差に基因するサドルdの移動によって努aに偏心曲
げモーメントが生起し、第4図に示す方法においては左
右のケーブルcの張力差によって繁aの榛みが生起する
。
ブルcの張力T,,T2の差によってサドルdが懐動し
、また第3図に示す方法においては左右のケーブルcの
張力差に基因するサドルdの移動によって努aに偏心曲
げモーメントが生起し、第4図に示す方法においては左
右のケーブルcの張力差によって繁aの榛みが生起する
。
本発明はこのような欠点を除去するために提案されたも
のであって、※に昇降自在に装架されたサドル支持梁に
回転自在に支承されたサドルに、メーンケーブルを架渡
して同ケーブルの両端を桁に定着し、次いで前記サドル
支持梁を塔に沿って吊上げて前記ケーブルに所要の張力
を導入したのち、前記サドル支持梁を前記塔に固着する
ことを特徴とする斜張橋塔部のケーブル支持工法に係る
ものである。本発明においては、サドルが回転自在に装
着されたサドル支持梁が塔に昇降自在に装架されている
ので、前記回転サドルにメーンケーブルを架渡してその
両端を桁に碇着した状態で、前記サドル支持梁を塔に沿
って吊上げることによって、前記メーンケーブルに所要
の緊張力を導入しうるものである。
のであって、※に昇降自在に装架されたサドル支持梁に
回転自在に支承されたサドルに、メーンケーブルを架渡
して同ケーブルの両端を桁に定着し、次いで前記サドル
支持梁を塔に沿って吊上げて前記ケーブルに所要の張力
を導入したのち、前記サドル支持梁を前記塔に固着する
ことを特徴とする斜張橋塔部のケーブル支持工法に係る
ものである。本発明においては、サドルが回転自在に装
着されたサドル支持梁が塔に昇降自在に装架されている
ので、前記回転サドルにメーンケーブルを架渡してその
両端を桁に碇着した状態で、前記サドル支持梁を塔に沿
って吊上げることによって、前記メーンケーブルに所要
の緊張力を導入しうるものである。
従ってこの状態で前記サドル支持梁を塔に固着すること
によって、桁をメーンケーブルを介して塔に確固と支承
せしめるものである。本発明においては前記したように
、サドルが、塔に昇降自在に装着されたサドル支持梁に
回転自在に支承されているので、同サドルに架渡された
メーンケーブルの左右両側部の張力は常に等しく、左右
のケーブルの張力差によって塔に鏡みを生起することが
なく、また従来のサドルのように鏡きを生じることがな
く、更にケーブルに対する張力導入はサドル支持梁を上
下動させることによって容易に調整しうるものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
によって、桁をメーンケーブルを介して塔に確固と支承
せしめるものである。本発明においては前記したように
、サドルが、塔に昇降自在に装着されたサドル支持梁に
回転自在に支承されているので、同サドルに架渡された
メーンケーブルの左右両側部の張力は常に等しく、左右
のケーブルの張力差によって塔に鏡みを生起することが
なく、また従来のサドルのように鏡きを生じることがな
く、更にケーブルに対する張力導入はサドル支持梁を上
下動させることによって容易に調整しうるものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
1は塔でその左右両側にサドル受梁固着材を兼ねるガイ
ドレール2が垂直方向に亘つて固着され、同各ガイドレ
ール2に沿ってサドル受梁3が昇降自在に装架されてい
る。
ドレール2が垂直方向に亘つて固着され、同各ガイドレ
ール2に沿ってサドル受梁3が昇降自在に装架されてい
る。
同受梁3には回転軸4を介して円筒形のサドル5が回転
自在に装着されている。なお同サドル5の外周にはケー
ブルの接合用凹条溝が設けられている。而して第6図及
び第7図に示すように、メーンケーブル6をサドル5に
架渡しこれを利用して送り出し、両端部を桁7に碇着す
る。
自在に装着されている。なお同サドル5の外周にはケー
ブルの接合用凹条溝が設けられている。而して第6図及
び第7図に示すように、メーンケーブル6をサドル5に
架渡しこれを利用して送り出し、両端部を桁7に碇着す
る。
図中8はウインチ、9は碇着部である。次いで繁頂より
、ウィンチ、ヒッパラー、ジャッキ等の江上装置10を
利用してサドル支持梁3をガイドレール2に沿って吊上
げ、かくしてメーンケーブル6に所要の緊張力を導入し
、(第8図参照)この状態でサドル支持梁3を高張力ボ
ルト11を介してガイドレール2に固着するものである
。
、ウィンチ、ヒッパラー、ジャッキ等の江上装置10を
利用してサドル支持梁3をガイドレール2に沿って吊上
げ、かくしてメーンケーブル6に所要の緊張力を導入し
、(第8図参照)この状態でサドル支持梁3を高張力ボ
ルト11を介してガイドレール2に固着するものである
。
(第9図参照)以上本発明を実施例について説明したが
、本発明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設
計の改変を施しうるものである。
、本発明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設
計の改変を施しうるものである。
第1図は斜張橋の側面図、第2図乃至第4図は夫々従来
における塔側のケーブル支持装置を示す正面図、第5図
は第2図に示すサドルの作用説明図、第6図乃至第9図
は本発明の工法の一実施例の工程を示す正面図、第10
図は本発明の方法に使用されるサドル部分の正面図、第
11図はその側面図、第12図はその平面図である。 1……塔、2……ガイドレール、3……サドル支持梁、
5・・・・・・サドル、6……メーンケーブル、11…
・・・高張力ボルト。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第ブ図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図
における塔側のケーブル支持装置を示す正面図、第5図
は第2図に示すサドルの作用説明図、第6図乃至第9図
は本発明の工法の一実施例の工程を示す正面図、第10
図は本発明の方法に使用されるサドル部分の正面図、第
11図はその側面図、第12図はその平面図である。 1……塔、2……ガイドレール、3……サドル支持梁、
5・・・・・・サドル、6……メーンケーブル、11…
・・・高張力ボルト。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第ブ図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図
Claims (1)
- 1 塔に昇降自在に装架されたサドル支持梁に回転自在
に支承されたサドルに、メーンケーブルを架渡して同ケ
ーブルの両端を桁に定着し、次いで前記サドル支持梁を
塔に沿って吊上げて前記ケーブルに所要の張力を導入し
たのち、前記サドル支持梁を前記塔に固着することを特
徴とする斜張橋塔部のケーブル支持工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2899082A JPS603563B2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 斜張橋塔部のケ−ブル支持工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2899082A JPS603563B2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 斜張橋塔部のケ−ブル支持工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58146606A JPS58146606A (ja) | 1983-09-01 |
JPS603563B2 true JPS603563B2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=12263846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2899082A Expired JPS603563B2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 斜張橋塔部のケ−ブル支持工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603563B2 (ja) |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP2899082A patent/JPS603563B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58146606A (ja) | 1983-09-01 |
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