JPS6034996Y2 - 換気扇の防音装置 - Google Patents
換気扇の防音装置Info
- Publication number
- JPS6034996Y2 JPS6034996Y2 JP7646680U JP7646680U JPS6034996Y2 JP S6034996 Y2 JPS6034996 Y2 JP S6034996Y2 JP 7646680 U JP7646680 U JP 7646680U JP 7646680 U JP7646680 U JP 7646680U JP S6034996 Y2 JPS6034996 Y2 JP S6034996Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- ventilation
- ventilation fan
- absorbing
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は換気扇本体を通じて侵入する屋外の騒音に対処
するようにした換気扇の防音装置に関する。
するようにした換気扇の防音装置に関する。
一般に換気扇は室壁などに形成された開口部に嵌め込ま
れて換気運転時室内空気を屋外に排出するようにしてい
るが、屋外の騒音が換気扇本体を介して室内に侵入する
という問題があり、このため従来では吸音用ケーシング
内に吸音材を装着した吸音板を所謂千鳥状に互い違いに
並設して蛇行迷路状の通風路を形成しこの吸音用ケーシ
ングを換気扇に連結して屋外の騒音を吸音用ケーシング
において吸音させるようにしていたが、このものだと吸
音効果を高めるためには吸音板の枚数を増やして蛇行状
通風路の屈曲数を増加させると同時に通風路の全長をで
きるだけ長くして吸音材による吸音域の長さを長くせね
ばならず、吸音用ケーシングが必然的に大形化し取付ス
ペースを広く占めるという欠点があった。
れて換気運転時室内空気を屋外に排出するようにしてい
るが、屋外の騒音が換気扇本体を介して室内に侵入する
という問題があり、このため従来では吸音用ケーシング
内に吸音材を装着した吸音板を所謂千鳥状に互い違いに
並設して蛇行迷路状の通風路を形成しこの吸音用ケーシ
ングを換気扇に連結して屋外の騒音を吸音用ケーシング
において吸音させるようにしていたが、このものだと吸
音効果を高めるためには吸音板の枚数を増やして蛇行状
通風路の屈曲数を増加させると同時に通風路の全長をで
きるだけ長くして吸音材による吸音域の長さを長くせね
ばならず、吸音用ケーシングが必然的に大形化し取付ス
ペースを広く占めるという欠点があった。
本考案は上記欠点を除去すべくなされたもので、その目
的は小形に構成できしかも屋外の騒音を効果的に吸音で
きて室内の防音効果を大幅に高め得る換気扇の防音装置
を提供するにある。
的は小形に構成できしかも屋外の騒音を効果的に吸音で
きて室内の防音効果を大幅に高め得る換気扇の防音装置
を提供するにある。
以下本考案の第一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
説明する。
1は居間などの室壁2に開口形成された取付用開口部、
3はこの取付用開口部1に木枠2aを介して嵌め込まれ
室内A及び屋外B側の両面を共に開口した矩形状の外枠
で、この外枠3は支持枠4に固定されたモータ5及びモ
ータ5の回転軸6に嵌着された送風ファン7を内設して
換気扇本体8を構成している。
3はこの取付用開口部1に木枠2aを介して嵌め込まれ
室内A及び屋外B側の両面を共に開口した矩形状の外枠
で、この外枠3は支持枠4に固定されたモータ5及びモ
ータ5の回転軸6に嵌着された送風ファン7を内設して
換気扇本体8を構成している。
9は外枠3の室内A側に嵌着されたベルマウス、10は
外枠3の屋外B側に複数段に枢設したシャツタ片である
。
外枠3の屋外B側に複数段に枢設したシャツタ片である
。
さて、11は偏平箱状を威す吸音用ケーシングで、この
吸音用ケーシング11はこれの背面に突設した連接筒1
2を介してベルマウス9に連結されて換気扇本体8に連
なっている。
吸音用ケーシング11はこれの背面に突設した連接筒1
2を介してベルマウス9に連結されて換気扇本体8に連
なっている。
13は吸音用ケーシング11の背面中央部にベルマウス
9に連通ずるようにして開口形成した第一の通気口、1
4は吸音用ケーシング11の外周部例えば下面を開放し
て形成した第二の通気口であり、また15はグラスウー
ル、ロックウール或はウレタンフオーム等より成る吸音
材により渦巻状に形成され吸音用ケーシング11内に配
置された筒壁体であリ、吸音用ケーシング11内にはこ
の筒壁体15により渦巻状の通風路16が形成され、前
記第−及び第二の各通気口13及び14がこの通風路1
6により互いに連通されている。
9に連通ずるようにして開口形成した第一の通気口、1
4は吸音用ケーシング11の外周部例えば下面を開放し
て形成した第二の通気口であり、また15はグラスウー
ル、ロックウール或はウレタンフオーム等より成る吸音
材により渦巻状に形成され吸音用ケーシング11内に配
置された筒壁体であリ、吸音用ケーシング11内にはこ
の筒壁体15により渦巻状の通風路16が形成され、前
記第−及び第二の各通気口13及び14がこの通風路1
6により互いに連通されている。
尚、17は筒壁体15の一方の周囲に貼着した補強用の
多孔板、18は筒壁体15の他方の周面に貼着されグラ
スウール、ロックウール等の細毛の抜出防止用の織布で
ある。
多孔板、18は筒壁体15の他方の周面に貼着されグラ
スウール、ロックウール等の細毛の抜出防止用の織布で
ある。
また19は吸音用ケーシング11の第二の通気口14に
嵌着したグリルである。
嵌着したグリルである。
次に上記構成の作用を説明する。
いま、モータ5に通電すると、シャツタ片10が風圧に
より上方に回動され、送風ファン7の回転により室内A
の空気がグリル19、従って第二の通気口14から通風
路16内に吸引されその後第−の通気口13を介して外
枠3内に吸引されて屋外Bに排出されるといった換気運
転が行なわれる。
より上方に回動され、送風ファン7の回転により室内A
の空気がグリル19、従って第二の通気口14から通風
路16内に吸引されその後第−の通気口13を介して外
枠3内に吸引されて屋外Bに排出されるといった換気運
転が行なわれる。
ところで、特にシャツタ片10が開放される換気運転時
には屋外Bの騒音がそのまま外枠3内に侵入するが、そ
の騒音は通風路16を通じて室内Aに至るまでの間に吸
音材より戊る筒壁体15の吸音作用により吸収され、結
果的には屋外Bの騒音が室内Aに侵入することはほとん
どなくなる。
には屋外Bの騒音がそのまま外枠3内に侵入するが、そ
の騒音は通風路16を通じて室内Aに至るまでの間に吸
音材より戊る筒壁体15の吸音作用により吸収され、結
果的には屋外Bの騒音が室内Aに侵入することはほとん
どなくなる。
しかも吸音用ケーシング11の通風路16を渦巻状に形
成したので蛇行状の迷路に形成した従来の通風路に比べ
て吸音用ケーシング11の小形化を図っても通風路16
の長さを飛躍的に増長でき、従って吸音材製の筒壁体1
5の吸音域の長さを大幅に増大でき、この結果小形であ
りながらも屋外Bの騒音を効果的に減殺し得る。
成したので蛇行状の迷路に形成した従来の通風路に比べ
て吸音用ケーシング11の小形化を図っても通風路16
の長さを飛躍的に増長でき、従って吸音材製の筒壁体1
5の吸音域の長さを大幅に増大でき、この結果小形であ
りながらも屋外Bの騒音を効果的に減殺し得る。
また、殊に本実施例では吸音用ケーシング11を連接筒
12を介してベルマウス9に連結するだけの操作で換気
扇本体8に取り付は得るので、吸音用ケーシング11を
別部品として従来の換気扇にも取り付は得て好都合であ
る。
12を介してベルマウス9に連結するだけの操作で換気
扇本体8に取り付は得るので、吸音用ケーシング11を
別部品として従来の換気扇にも取り付は得て好都合であ
る。
尚、本実施例ではシャツタ片10を備えたものに適用し
たが、シャツタ片を備えていないものにも適用できる。
たが、シャツタ片を備えていないものにも適用できる。
この場合騒音は換気運転時及び停止時に無関係に外枠を
介して室内に侵入しようとするが、上記第一実施例と同
様に室内が防音されることは勿論である。
介して室内に侵入しようとするが、上記第一実施例と同
様に室内が防音されることは勿論である。
次に本考案の第二実施例を第一実施例と同一部分には同
一符号を付して示す第3図を参照して異なる部分のみ説
明する。
一符号を付して示す第3図を参照して異なる部分のみ説
明する。
第3図において、筒壁体20を吸音用ケーシング11の
第二の通気口14から第一の通気口13に向かって9唆
ずつ内側に順次折曲して、通風路16を角形の渦巻状に
形成している。
第二の通気口14から第一の通気口13に向かって9唆
ずつ内側に順次折曲して、通風路16を角形の渦巻状に
形成している。
このように構成すれば騒音は通風路16の屈曲する角部
に略90度といった大きな入射角で到達するので、角部
に到達する度毎に略幾何級数的といった程度に大幅に吸
音されより一層高い室内の防音効果が得られる。
に略90度といった大きな入射角で到達するので、角部
に到達する度毎に略幾何級数的といった程度に大幅に吸
音されより一層高い室内の防音効果が得られる。
尚、本実施例では吸音用ケーシング11をベルマウス9
に連結するようにしたが、これに限られず吸音用ケーシ
ング11を外枠3の室外B側に連結してもよく、またベ
ルマウス9或は外枠3と一体成形してもよい。
に連結するようにしたが、これに限られず吸音用ケーシ
ング11を外枠3の室外B側に連結してもよく、またベ
ルマウス9或は外枠3と一体成形してもよい。
本考案は以上述べたように、通風路を渦巻状に形成した
ので吸音用ケーシングひいては全体の小形化を図っても
通風路の長さを大きくでき、またこれによって吸音材に
よる吸音域も長くなるので、小形でありながら屋外の騒
音を高能率に吸音でき、室内の防音効果を大幅に高め得
る換気扇の防音装置を提供できる。
ので吸音用ケーシングひいては全体の小形化を図っても
通風路の長さを大きくでき、またこれによって吸音材に
よる吸音域も長くなるので、小形でありながら屋外の騒
音を高能率に吸音でき、室内の防音効果を大幅に高め得
る換気扇の防音装置を提供できる。
第1図及び第2図は本考案の第一実施例を示すもので、
第1図は全体の縦断面図、第2図は吸音用ケーシングの
縦断面図であり、第3図は本考案の他の実施例を示す第
2図相当図である。 図中、7は送風ファン、8は換気扇本体、11は吸音用
ケーシング、13は第一の通気口、14は第二の通気口
、15.20は筒壁体(吸音材)、16は通風路である
。
第1図は全体の縦断面図、第2図は吸音用ケーシングの
縦断面図であり、第3図は本考案の他の実施例を示す第
2図相当図である。 図中、7は送風ファン、8は換気扇本体、11は吸音用
ケーシング、13は第一の通気口、14は第二の通気口
、15.20は筒壁体(吸音材)、16は通風路である
。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 送風ファンを内設した換気扇本体に吸音用ケーシン
グを連設し、該吸音用ケーシングの中央部に前記換気扇
本体に連通ずる第一の通気口を形成すると共に吸音用ケ
ーシングの外周部に第二の通気口を形成して両通見目間
を壁部が吸音材により形成された渦巻状の通風路によっ
て連通したことを特徴とする換気扇の防音装置。 2 通風路は角形の渦巻状に形成されていることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の換気扇の
防音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7646680U JPS6034996Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | 換気扇の防音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7646680U JPS6034996Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | 換気扇の防音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS579027U JPS579027U (ja) | 1982-01-18 |
JPS6034996Y2 true JPS6034996Y2 (ja) | 1985-10-18 |
Family
ID=29439099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7646680U Expired JPS6034996Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | 換気扇の防音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034996Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008020483A1 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-02-21 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de palier pour une installation de production de puissance de turbine à gaz, et installation de production de puissance de turbine à gaz |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934877U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-03 | 日野自動車株式会社 | スポツト溶接装置 |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP7646680U patent/JPS6034996Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008020483A1 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-02-21 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de palier pour une installation de production de puissance de turbine à gaz, et installation de production de puissance de turbine à gaz |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS579027U (ja) | 1982-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05106893A (ja) | 換気扇 | |
JPH09229409A (ja) | 送風装置及び送風装置を用いた天井埋込型空気調和機 | |
JPS6034996Y2 (ja) | 換気扇の防音装置 | |
JP2925851B2 (ja) | 天井用換気扇 | |
JPH05248397A (ja) | 送風装置、送風機及び空気調和機の室内ユニット | |
JPH08334033A (ja) | 防音型エンジン発電機用吸気ダクト | |
JP2543237B2 (ja) | 天井埋込形換気扇 | |
JPS6027855Y2 (ja) | 換気扇 | |
JPS6022259Y2 (ja) | 吸排気換気扇 | |
JPS6128974Y2 (ja) | ||
JP2618133B2 (ja) | ダクト用換気扇 | |
JP3308430B2 (ja) | 主として浴室に使用される換気扇 | |
JPS587Y2 (ja) | 空気調和機 | |
JPS637777Y2 (ja) | ||
JPS5926188Y2 (ja) | 換気扇 | |
JP2528953Y2 (ja) | 逆流防止ダンパ付ファンユニット | |
JPS5937626Y2 (ja) | レンジ用換気扇 | |
JPH02110235A (ja) | 換気扇 | |
JP2543250B2 (ja) | 天井埋込形換気扇 | |
JPH0541301Y2 (ja) | ||
JPH0596497U (ja) | 送風機の吸気騒音防止装置 | |
JPS5849771Y2 (ja) | 集塵装置 | |
JPS6120447Y2 (ja) | ||
JPS637776Y2 (ja) | ||
JPS6128975Y2 (ja) |