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JPS6034946A - カルバゾール誘導体 - Google Patents

カルバゾール誘導体

Info

Publication number
JPS6034946A
JPS6034946A JP59151464A JP15146484A JPS6034946A JP S6034946 A JPS6034946 A JP S6034946A JP 59151464 A JP59151464 A JP 59151464A JP 15146484 A JP15146484 A JP 15146484A JP S6034946 A JPS6034946 A JP S6034946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
formula
acetic acid
solution
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59151464A
Other languages
English (en)
Inventor
レオ・バーガー
アルフレツド・ジヨン・コーラツツ
デビツド・リチヤード・パーリツシユ
ジヨン・ウイリアム・スコツト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JPS6034946A publication Critical patent/JPS6034946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/80[b, c]- or [b, d]-condensed
    • C07D209/82Carbazoles; Hydrogenated carbazoles
    • C07D209/86Carbazoles; Hydrogenated carbazoles with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/56Ring systems containing three or more rings
    • C07D209/80[b, c]- or [b, d]-condensed
    • C07D209/82Carbazoles; Hydrogenated carbazoles
    • C07D209/88Carbazoles; Hydrogenated carbazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system

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  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 a)式 の化合物を脱水剤で処理し、そして b) 得られる式 の化合物を水素添加するか、あるいは C) 弐mbの化合物を水素添加分解し、そして d)式 の工程b)またはC)の生成物を回収することからなる
6−クロロ−α−メチルカルツクソール−2−酢酸の製
造方法に関する。
工程α)および6)(6→■→V) 弐mbの6−クロロ−α−ヒドロキシ−α−メチルカル
バゾール−2−酢酸を脱水剤、たとえば、無機酸、たと
えば、塩酸または硫酸で、不活性有機溶媒、たとえば、
テトラヒドロフラン中で処理する。適当には、該脱水は
反応混合物の還流温度で行なう。引き続いて、生ずる6
−クロロ−α−メチレン−2−カルバゾール酢酸を水素
添加剤、たとえば、水素および酸化白金にて、アルカノ
ール、たとえば、メチルまたはエタノール中で処理して
、式Vの6−クロロ−α−メチルカルバゾール−2−酢
酸を生成せしめる。
工程c)(m6→■) 式l1lbの6−クロロ−α−ヒドロキシ−α−メチル
カルバゾール−2−酢酸を、たとえば、低級アルカン酸
、たとえば、氷酢酸またはプロピオン酸のような有機酸
および塩酸のような無機酸、および塩化第一スズのよう
な化合物を用いて、水素添加分解して、単一工程におい
て、6−クロロ−α−メチルカルバゾール−2−酢酸を
生成せしめることかできる。
式Vの化合物は、抗炎症鎮痛剤(αnti−inflα
−rrwruxtory analgesic age
nt )として有用であシ、反応混合物から、沖過のよ
うな普通の分離法によって回収することができる。
本発明はさらに、 α)式 式中、R1は低級アルキルである、 の化合物を塩素化し、そして b)得られる式 式中、R1は上記のとおシである、 の化合物をメチルグリニヤール試薬またはメチルリチウ
ムで処理し、そして C) 得られる式 式中、RIは上記のとおシでるる、 の化合物を塩基で処理するか、あるいはd) 弐ncの
エステルを塩基で処理し、そして e) 得られる式 の酸をメチルグリニヤール試薬でまたはメチルリチウム
で処理することからなる、上記式mbの化合物の製造方
法に関する。
工程cL)(Ib−+IIC) 太田すのカルバゾール−2−シュウ酸低級アルキルエス
テルを塩素化する、すなわち、塩素化剤、たとえば、塩
化スルフリルにて、不活性有機溶媒、たとえば、ジメチ
ルホルムアミドまたは1,2−ジクロロエタンで処理す
る。この塩素化は反応混合物の還流温度またはこれよシ
低い温度、たとえば−70℃から還流温度までの範囲、
好ましくは約−40℃〜約−6ロー60囲の温度におい
て行なうことができる。低温において、6−位置の選択
的塩素化が起こる。
工程b)およびc)(Ic→■α→ll1b)式mc(
D6−クロロカルバゾール−2−シュウ酸低級アルキル
エステルを、メチルグリニヤール試薬、たとえば、メチ
ルマグネシウムハライド、たとえば、ヨウ化メチルマグ
ネシウム、臭化メチルマグネシウム、またはメチルリチ
ウムと、不活性有機溶媒、たとえば、テトラヒドロフラ
ンまたはエーテルの存在下に、好ましくは低温、たとえ
ば、0〜10℃の範囲の温度において反応させる。
生ずる式■αの6−クロロ−α〜ヒドロキシーα−メチ
ルカルバゾール−2−酢酸低級アルキルエステルを、塩
基、たとえば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム
のようなアルカリ金属水酸化物にて、不活性有機溶媒、
たとえば、エタノールまたはメタノールのようなアルカ
ノール中で加水分解して、式mbの6−クロロ−α−ヒ
ドロキシ−α−メチルカルバゾール−2−酢酸を生成せ
しめる。適当には、この加水分解は反応混合物の還流温
度において行なう。
工程d)およびg)(mC−+nd−+mb)式XIG
の6−クロロカルバゾール−2−シュウ酸低級アルキル
エステルをまず、式mαの化合物について前述したよう
に、加水分解に付して、式vtdの6−クロロカルバゾ
ール−2−シュウ酸ヲ生成させ、このものを次いでメチ
ルグリニヤール試薬またはメチルリチウムで、式1cの
化合物の弐■αの化合物への転化について前述したよう
に処理することができる。得られた弐mbの6−クロロ
−α−ヒドロキシ−α−メチルカルバゾール−2−酢酸
は、普通の方法で分離することができ、あるいは次の反
迭工程においてその場で使用することができる。
前記式u6の化合物は、 α) カルバゾールを低級アルカノイル化し、b) 得
られる式 %式% 式中、Rは低級アルカノイルでおる、 の9−低級アルカノイルカルバゾールを対応する9−低
級アルカノイルカルバゾール−2−シュウ酸低級アルキ
ルエステルに変え、そしてC) 得られる式 式中、Rは上記のとお9でラシ、そしてR1は低級アル
キルでおる、 の化合物を脱−低級アルカノイル化することからなる方
法によって製造することができる。
工程α) (カルバゾール→1) カルバゾールを低級アルカノイル化剤、たとえば、無水
アルカン酸、たとえば、無水酢酸または無水プロピオ/
酸にて、不活性有機溶媒、たとえば、ハロゲン化アルカ
ン、たとえば、塩化メチレンまたはクロロホルム中で、
無機酸、たとえば、塩酸、臭化水素酸または硫酸の存在
下に処理する。
この反応は適当には反応混合物の還流温度で行なう。
工程6)(1−+1α) 式Iの9−低級アルカノイルカルバゾールの対応する式
■αのオキサレートへの転化は、たとえば、低級アルキ
ルオキサリルノ・ライド、たとえば、エチルオキサリル
クロライドを用い、不活性有機溶媒、たとえば、ハロゲ
ン化アルカン、たとえば、塩化メチレン中でルイス酸、
たとえば、塩化アルミニウム、四塩化チタンまたは三フ
ッ化ホウ素の存在下に行なう。この工程の反応温度は好
ましくは約θ〜50℃、最も好ましくは約θ〜約25℃
の範囲内の温度である。
工程C’)(nα→nb) 式■αの9−低級プルカメイルカルバゾール−2−シュ
ウ酸低級アルキルエステルは、たとえば、硫酸または塩
酸のような無機酸を使用し、アルカノール、たとえば、
メタノールまたはエタノール中で脱アシル化して、式n
bの対応するカルバゾール−2−シュウ酸低級アルキル
エステルを生成せしめる。乙の脱アシル化は好ましくは
約10〜約80℃の範囲内の温度において行なう。
式Ilb、mbおよびVの化合物を製造するための上記
の方法の反応工程のおのおのにおいて、製造される中間
体は分離することができ、あるいは次の反応工程におい
てその場で反応させることができる。また、反応成分の
比は臨界的でない。しかしながら、好ましくは、等モル
比を用いる。
本発明は、さらに、式IIb、TicX ndX II
Iαおよびmbの新規な中間体、および中間体、6−ク
ロロ−α−メチレンカルバソール−2−酢酸に関する。
4001n!、の塩化メチレン中の1fi7.2#のカ
ルバゾールの攪拌された懸濁液に、103m(!の無水
酢酸と2.0コの濃硫酸を加えた。この混合物を脱気し
、窒素雰囲気下に置き、20時間還流加熱した。化スル
溶液を、20°Cに冷却後、1600m1!の水中の1
75Jの重炭酸ナトリウムの攪拌された溶液に注ぎ入れ
た。この混合物を30分間攪拌し、次いで水層を200
−の塩化メチレンで抽出した。合わせた有機溶液を20
0−の飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗い、硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。硫酸ナトリウムを濾過により除去し、ろ
液を1.0時間塩化カルシウムおよび1(lのカーボン
ブラックと一緒に攪拌した。この混合物を沖過し、40
0dの新らしい塩化メチレンで洗って、合計100’0
1n19−アセチルカルバゾールの1モルの溶液のp液
を得た。このような溶液は無限に安定−PihスrらI
F農、4.7−、− 2000m6の塩化メチレン中の600gの塩化アルミ
ニウムの攪拌された懸濁液を脱気し、窒素雰囲気下に置
き、水浴中で3℃に冷却した。前記の9−アセチルカル
バゾール溶液と134−のエチルオキサリルクロライド
との混合物を、内部温度が5°CK維持されるようにし
て、2.0時間以内に加えた。窒素の入口を分離し、こ
の系をガススクラバー(gαs 5crubber )
へ排気して塩化水素ガスを除去した。水浴を25℃の水
浴と置き換えた。浴温を45℃に上げ、攪拌を15分間
にわたって円滑に維持した。内部温度は35°Cの還流
温度に上昇し、これを1.0時間維持した。
2000 mlのエタノールを1.0時間以内に加えて
、還流を維持した。次いでこの混合物を4000−の6
N塩酸で1.0時間以内に処理して、還流を続けた。こ
の2相の混合物を1.0時間還流加熱し、冷却した。水
層を500m/の塩化メチレンで抽出し、合わせた有機
溶液を濾過した。溶媒を除去すると、粗製の結晶性の9
−アセチルカルバゾール−2−7ユウ酸エチルが得られ
た。
上記粗製9−アセチルカルバゾール−2−シュウ酸エチ
ル、1000−のエタノールおよび100づの6N硫酸
の混合物を脱気し、窒素雰囲気中に置き、1.5時間還
流加熱した。この均質混合物を20℃に冷却し、300
0 meの水で1.0時間の間処理した。生ずる懸濁液
をさらに30分間攪拌し、濾過した。固体を30001
nlの水で洗い、乾燥した。生ずる粉末を3000−の
クロロホルムと一緒に加熱した。少量の不溶性物質と少
量の水相が観察された。この混合物を濾過し、2000
1nI!の0.5Nの重炭酸ナトリウム溶液で抽出した
。クロロホルム溶液を硫酸ナトリウムおよび25I!の
カーボンブラックと一緒に10分間攪拌し、濾過し、6
0℃で800−の体積に蒸発した。この混合物を加温し
て溶解し、次いで3200wl!のn−ヘキサンと共に
攪拌しながら周囲温度で加えた。生ずる懸濁液を周囲温
度で16時間攪拌し、濾過した。
固体を1000fnlの4:1のn−ヘキサン−クロロ
ホルムで洗った。乾燥すると、181.Pのカルバゾー
ル−2−シュウ酸エチル、8点130.5〜131、5
℃が得られた。
実施例2 2000−のジメチルホルムアミド中の267.28I
のカルバゾール−2−シュウ散エチルの溶液を脱気し、
窒素雰囲気中に置き、−42℃に冷却した。95−の塩
化スルフリルを1,25時間かけて加え、その時温度を
一42°C〜−45°Cに維持する。温度を約θ℃に1
時間かけて上昇させ、この溶液を5000 mlの水で
1.0時間処理する。生ずる懸濁液を30分間攪拌し、
濾過する。固体を2 o o Om/!の水で洗い、1
6時間乾燥した。粗製6−クロロカルバゾール−2−シ
ュウ酸エチルを9500mAのクロロホルム中に還流下
に取り、75gのカーボンブラックで処理し、濾過し、
2500tnl(7)iクロロホルムで洗った。合わせ
た涙液を蒸留して7600a!!の体積にした。この溶
液を7600−のn−ヘキサンで希釈し、周囲温度で1
6時間攪拌し、濾過した。固体を600−の1:1のク
ロロホルム−n−ヘキサンで洗イ、乾燥すると、22E
lの6−クロロカルバゾール−2−シュウ酸エチル、融
点172.5〜173°Cが得られた。
実施例3 75、439の6−クロロカルバゾール−2−シュウ酸
エチルと25−メタノールとの混合物を、375 ml
の水中の19.6.9の水酸化カリウムの溶液で処理し
た。この懸濁液を脱気し、窒素雰囲気中に置き、攪拌し
、1.0時間加熱還流してオレンジ色の溶液を得た。加
熱を停止し、溶液を200m1の水で処理し、次いで5
Z5艷の6N塩酸で処理した。この懸濁液を10分間還
流加熱してスラリーを形成し、これを水浴中で30分間
冷却した。
固体を集め、150meの水で洗い、乾燥すると、粗製
の6−クロロ−α−オキシカルパゾールー2−酢酸が6
7.5 #の赤−オレンジ色の固体として得られた。
1125mのテトラヒドロフラン中の27.2 #のマ
グネシウムの懸濁液を脱気し、窒素雰囲気中に置いた。
80rnlの臭化メチルを1.0時間かけてフラスコへ
蒸留して入れた。約10分後、フラスコを水浴中で冷却
し、臭化メチルの流れを調節して内部温度を20〜28
℃に維持した。次いでこの混合物を冷却せずにさらに1
時間攪拌した。
750ゴのテトラヒドロフラン中の粗6−クロローα−
オキソカルバゾール−2−酢酸のにごった溶液を脱気し
、窒素雰囲気中に置き、水浴中で冷却し、その間臭化メ
チルマグネシウムの溶液を1.5〜2.0時間かけて、
内部温度を8℃に維持するような速度で加えた(気体の
発生)。水浴をそのまま放置して、反応混合物をゆっく
シー夜室温になるようにした。この混合物を水浴中で再
冷却し、温度が15℃であるような速度で250−の6
N塩酸で30分間かけて処理した。この混合物を500
−の飽和プラインで処理し、冷却せずに30分間攪拌し
、濾過し、200fnlのテトラヒドロフランで洗った
。p液の水層を200 mlのテトラヒドロフランで抽
出した。合わせた有機溶液を60℃でテトラヒドロフラ
ンがなくなるまで蒸発させた。残留物を1000−の水
中に感温した。
この懸濁液を1.0時間攪拌して、微細な懸濁液を形成
せしめ、これを濾過した。この固体を4000−の水で
洗い、乾燥すると、728.Pの生成物が得られ、これ
は94.1 %の6−クロロ−α−ヒドロキシ−α−メ
チルカルバソール−2−酢e、5.4%の6−クロロ−
α−メチレン−2−カルバゾール−酢酸および0.5チ
の未知の構造の化合物を含有していた。
1685mの氷酢酸中の粗製6−クロロ−α−ヒドロキ
シ−α−メチルカルバソール−2−酢2および6−クロ
ロ−α−メチレン−2−カルバゾール酢酸の懸濁液に、
225.9の塩化第一スズニ水和物を加えた。この混合
物を脱気し、窒素雰囲気下に置き、470tdの濃塩酸
で処理し、40’Cに22時間加熱した。4〜5時間後
、実質的にすべての6−クロロ−α−ヒドロキシ−α−
メチルカtvハフ”−/l/−2−酢酸1r1.粗iJ
 6−クロロ−α−メチルカルバゾール−2−酢酸に変
わった。6−クロロ−α−メチレン−2−カルバゾール
酢酸オよび粗製6−クロロ−α−メチルカルバゾール−
2−酢酸の溶液に1851vの酸化白金を加えた。
生ずる溶液を50−の酢酸の助けによシガラスライナー
(glass 1iner )に入れ、水素で500p
siに加圧し、40℃で振動しながら22時間加熱した
。この溶液をライナーから50−の酢酸の助けによシ除
去し、3750mの水で希釈した。
生ずる懸濁液を冷却しながら2.0時間攪拌し、濾過し
た。固体を2000−の2N塩酸、次いで6000rn
lの水で洗い、乾燥すると、6579の粗ff6−クロ
ローα−メチルカルバゾール−2−酢酸、融点207.
5〜208℃、が得られた。
実施例4 5Iiのカルバゾール、50−のクロロホルム、5 m
lの無水酢酸および3滴の濃硫酸の攪拌された溶液を還
流下に(乾燥窒素雰囲気中で)5時間加熱した。この反
応混合物を減圧下に濃縮乾固し、残留物をエーテルと水
との間に分配した。水の分離後、有機相を水、右型炭酸
す) IJウム、再び水を用いる抽出によシ洗った。エ
ーテル溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、吸湿
剤を濾過によシ除去し、そしてエーテルを蒸発したi 
6.1.9の9−アセチルカルバゾール、融点76〜7
7℃、が得られた。
2時間かけて、20gの9−アセチルカルバゾール、1
6Sのエチルオキサリルクロライドおよび120−の塩
化メチレンの溶液を、60yの無水塩化アルミニウムお
よび200−の塩化メチレンの攪拌された冷却した(+
3°C)混合物に乾燥窒素雰囲気中で滴々加えた。添加
後、反応混合物を1時間攪拌し、その時温度は+3℃か
ら+10℃となり、30分間還流加熱し氷と濃塩酸との
混合物上に注いだ。合わせた抽出液を1600m1の水
で抽出して洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。吸
湿剤を濾過し、塩化メチレンを乾燥すると、28.3.
9の残留物が得られた。この残留物をエーテルとともに
粉砕し、濾過し、乾燥して、21.2y(71,4%)
の9−アセチルカルバゾール−2−シュウ酸エチルエス
テル、融点1.01〜107℃、を得た。
実施例5 6Iの9−アセチルカルバゾール−2−シュウ酸エチル
エステル、150−のメタノールおよび2−の濃塩酸(
1,2N )の攪拌された溶液を5時間還流加熱し、減
圧濃縮乾固した。残留物をメタノールから結晶化させる
と、4.6.9(93,6チ)のカルバゾール−2−シ
ュウ酸メチルエステル、融点191〜193℃が得られ
た。
実施例6 1、1 vJlの塩化スルフリルと60〃Iの1,2−
ジクロロエタンとの溶液を、300−の1,2−ジクロ
ロエタン中の2.8gのカルバゾール−2−シュウ酸メ
チルエステルの攪拌された還流溶液へ滴々加え′fC,
(乾燥窒素の雰囲気中)。添加後、反応混合物を20分
間還流し、攪拌した。この反応混合物を減圧濃縮乾固し
た。残留物をエーテルと水との間に分配した。エーテル
層を分離した後、水、右型炭酸す) IJウムおよび再
び水を用いる抽出により洗浄した。エーテル溶液を無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、吸湿剤を濾過によシ除
去し、エーテルを蒸発して、3.OIIを得た。クロロ
ホルムから再結晶すると、1.r5g (54,8%)
が得られた。メタノールから第2回目の再結晶を行うと
、1.3.pの6−クロロカルバゾール−2−シュウ酸
メチルエステル、融点191〜193℃、が得られた。
実施例7 1時間かけて、0.4211のマグネシウムと4.29
のヨウ化メチル(過剰)とからつくった2−9Iのヨウ
化メチルマグネシウムの40−のエーテル中の溶液を冷
却した(+2°C)かきまぜた100−のテトラヒドロ
フラン中の29の6−クロロカルバゾール−2−シュウ
酸メチルエステルノ溶液に滴々加えた。添加後、反応混
合物を冷却せずに1時間攪拌し、30分間還流加熱し、
再び氷水浴中で冷却した。4ゴの濃塩酸を含有する水(
60d)を滴々加えた。この混合物を塩化ナトリウムで
飽和し、エーテル(sxxoornl)で抽出した。
合わせたエーテル抽出液を水の抽出によシ洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。吸湿剤を濾過し、エーテ
ルを蒸発した後、15gの残留物が得られた。この残留
物を100m1のエタノール中に溶かし、20m1!の
3N水酸化ナトリウムを加えた。
1時間還流加熱した後、反応溶液を減圧濃縮乾固した。
残留物を900艷の水に溶かし、濾過した。
わずかに過剰の濃塩酸をろ液に加え、遊離した酸をエー
テル(3X 20 omg)で抽出した。合わせたエー
テル抽出液を水の抽出によシ洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。吸湿剤を濾過し、エーテルを蒸発した
後、1.5gの固体が残った。
固体をクロロホルムとともに粉砕し、濾過すると、1.
2.!i’(59,6係)が得られた。400■のこの
粗製酸を再結晶すると、206■の6−クロロ−α−ヒ
ドロキシ−α−メチルカルバゾール−2−酢酸、融点2
18〜220℃、が得られた。
実施例8 0.4gの6−クロロ−α−ヒドロキシ−α−メチルカ
ルバゾール−2−酢f41.20 mlのテトラヒドロ
フランおよび0.8−の濃硫酸のかきまぜた溶液を22
時間還流加熱した。この反応混合物を氷と水との混合物
上に注ぎ、300mのエーテルで抽出した。エーテル抽
出液を水の抽出によシ洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。吸湿剤を濾過し、エーテルを蒸発し、酢酸エ
チルから結晶化すると、o、1g(12,0%)の生成
物が得られた。メタノールから再結晶すると、45rR
9の6−クロロ−α−メチレンカルバゾール−2−酢I
L融点233〜234℃(分解)、が得られた。
実施例9 40mgの6−クロロ−α−メチレンカルバソール−2
−酢酸、50mgのエタノールおよび30〜の酸化白金
の混合物を水素雰囲気中で室温において振とうした。7
時間後、結晶を混合物から濾過し、エタノールを蒸発し
た後、残留物をクロロホルムから結晶化すると、13m
p (32,’3%)の6−クロロ−α−メチルカルバ
ゾール−2−酢酸、融点184〜186°C(分解)が
得られた。
第1頁の続き 0発 明 者 アルフレッド・ジョ アン・コーラツツ
 ユ 0発 明 者 デビット・リチャー アト・パーリッシ
ュ フ 0発 明 者 ジョン・ウィリアム・ アスコット ア メリカ合衆国ニュージャーシイ州・ウニイン・バレイビ
ーテラス17 メリカ合衆国ニュージャーシイ州・クレンリッジ・ステ
エンストリート40 メリカ合衆国ニュージャーシイ州・アッパーモントクレ
ー拳エツジモントロード81

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 式中、Xlは水素または塩素であり、Yl及びY2は一
    緒になってオキソでラシ、そしてZlは水素または低級
    アルキルであるか、或いは Xlは塩素であシ、Ylはヒドロキシでh I) XY
     ”はメチルでアシ、そしてZlは水素または低級アル
    キルで必るか、或いはxlは塩素であシ、Yl及びY2
    は一緒になってメチレンでアシ、そしてZlは水素であ
    る、 の化合物。 2式 式中、Xは水素または塩素でアシ、そしてZは水素また
    は低級アルキルである、 の化合物である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、 カルバゾール−2−シュウ酸エチルエステル、6
    −クロロカルバゾール−2−シュウ酸エチルエステル、
    6−クロロ−α−オキソカルバソール−2−酢酸、カル
    バゾール−2−シュウ酸メチルエステル、または6−ク
    ロロカルバソー/l/−2−シュウ酸メチルエステルで
    ある特許請求の範囲第2項記載の化合物。 4、式 式中、Zは水素または低級アルキルである、の化合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5、 6−poo−α−ヒドロキシ−α−メチルカルバ
    ゾール−2−酢酸でらる特許請求の範囲第4項記載の化
    合物。 6.6−10ローα−メチレンカルツクソール−2−酢
    酸。
JP59151464A 1978-06-26 1984-07-23 カルバゾール誘導体 Pending JPS6034946A (ja)

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