JPS6034479Y2 - ドラム形ベルトプレスの加圧装置 - Google Patents
ドラム形ベルトプレスの加圧装置Info
- Publication number
- JPS6034479Y2 JPS6034479Y2 JP12629181U JP12629181U JPS6034479Y2 JP S6034479 Y2 JPS6034479 Y2 JP S6034479Y2 JP 12629181 U JP12629181 U JP 12629181U JP 12629181 U JP12629181 U JP 12629181U JP S6034479 Y2 JPS6034479 Y2 JP S6034479Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic cylinder
- type belt
- belt press
- cylinder
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ドラム形ベルトプレスの加圧装置の改良に
関するものである。
関するものである。
一般に、ドラム形ベルトプレスは、第1図に示すように
、大径のドラム1と該ドラム1の外周囲に所定のギャッ
プtで接するベルト(キャタピラ)2とを備え、電動機
3によるドラムの回転と、これに接して動くベルト2と
により、投入口4からギャップtに投入した汚泥5を、
油圧シリンダ6.6で作動される油圧ユニット7の加圧
ローラ8.・・・・・・、8により圧搾して、水分9と
ケーキ10とに分離し、剥離機構11でベルト2から剥
離されたケーキ10をシュート12から排出するように
なっている。
、大径のドラム1と該ドラム1の外周囲に所定のギャッ
プtで接するベルト(キャタピラ)2とを備え、電動機
3によるドラムの回転と、これに接して動くベルト2と
により、投入口4からギャップtに投入した汚泥5を、
油圧シリンダ6.6で作動される油圧ユニット7の加圧
ローラ8.・・・・・・、8により圧搾して、水分9と
ケーキ10とに分離し、剥離機構11でベルト2から剥
離されたケーキ10をシュート12から排出するように
なっている。
ところで、従来の加圧ユニット7は、第2図、第3図及
び第4図に示す如く、プレス本体14にピン15で枢着
した支持板16のブラケット17に、油圧シリンダ18
のシリンダ本体19を固定する一方、該油圧シリンダ1
8のピストン20のストローク調節ねじ21に、調節ナ
ツト22を螺合スると共に、ピストン20のピストンロ
ッド23に、加圧ユニットシャフト24のシャフトホル
ダー25をナツト26で固定して、該シャフトホルダー
25に固定のキー付ガイドレール27を、支持板16に
固定のキー溝付ガイドレール28に嵌合し、油圧源29
からの油圧シリンダ18への油圧給排制御により、回動
軸30を中心に加圧ユニット7を回動させて、ギャップ
tの保持と、粗大物などの異物混入時に損壊を防止すた
めの退避とを図っている。
び第4図に示す如く、プレス本体14にピン15で枢着
した支持板16のブラケット17に、油圧シリンダ18
のシリンダ本体19を固定する一方、該油圧シリンダ1
8のピストン20のストローク調節ねじ21に、調節ナ
ツト22を螺合スると共に、ピストン20のピストンロ
ッド23に、加圧ユニットシャフト24のシャフトホル
ダー25をナツト26で固定して、該シャフトホルダー
25に固定のキー付ガイドレール27を、支持板16に
固定のキー溝付ガイドレール28に嵌合し、油圧源29
からの油圧シリンダ18への油圧給排制御により、回動
軸30を中心に加圧ユニット7を回動させて、ギャップ
tの保持と、粗大物などの異物混入時に損壊を防止すた
めの退避とを図っている。
しかしながら、上記従来の加圧ユニット7にはつぎのよ
うな欠点がある。
うな欠点がある。
■ ピン15で枢着する構成であるから、自由度は支持
板16の揺動力向のみであり、シリンダ18に引張荷重
以外のねじれ荷重も作用して損壊させる恐れが大きい。
板16の揺動力向のみであり、シリンダ18に引張荷重
以外のねじれ荷重も作用して損壊させる恐れが大きい。
■ 加圧ユニットシャフト24がたわむとピン15、ガ
イドレール27.2B、シリンダ18に無理な力がかか
る。
イドレール27.2B、シリンダ18に無理な力がかか
る。
■ 油圧シリンダ18はストローク調節ねじ21等を設
けた特殊型を必要とする。
けた特殊型を必要とする。
■ ガイドレール27,28の防錆を必要とする。
■ 構造が複雑で保守管理が困難である。
■ 調節ナツト22でギャップtを調節すると、シリ
ンダ18のストロークが変わる。
ンダ18のストロークが変わる。
この考案は、上記従来の諸問題に鑑みてなされたもので
、油圧シリンダのシリンダ本体を、加圧ユニットシャフ
トのシャフトホルダーに固定する一方、該油圧シリンダ
のピストンロッドを、プレス本体に球面軸受を介して支
承して構成腰自由度の拡大化、標準型油圧シリンダの使
用化、構造の簡単化、ガイドレール等の不要化、シリン
ダストロークの不変化等を一挙に図ろうとするものであ
る。
、油圧シリンダのシリンダ本体を、加圧ユニットシャフ
トのシャフトホルダーに固定する一方、該油圧シリンダ
のピストンロッドを、プレス本体に球面軸受を介して支
承して構成腰自由度の拡大化、標準型油圧シリンダの使
用化、構造の簡単化、ガイドレール等の不要化、シリン
ダストロークの不変化等を一挙に図ろうとするものであ
る。
以下、この考案に実施例を添付図面について詳細に説明
する。
する。
第5図及び第6図に示すドラム形ベルトプレスは、基本
的には第1図の従来のものと同一であるから、同一の構
成は同一の番号を付して説明を省略する。
的には第1図の従来のものと同一であるから、同一の構
成は同一の番号を付して説明を省略する。
加圧ユニット33は、第7図及び第8図に示すように、
油圧シリンダ゛34のシリンダ本体35をシャフトホル
ダ36のボルト(図示せず。
油圧シリンダ゛34のシリンダ本体35をシャフトホル
ダ36のボルト(図示せず。
)で締結固定する一方、ピストン37のピストンロッド
38を、プレス本体14に溶接固定したブラケット39
の半球凹軸受40を挿通させ、半球凸軸受41を嵌合し
て、上部のストローク調節ねじ部42に調節ナツト43
を螺合して構成する。
38を、プレス本体14に溶接固定したブラケット39
の半球凹軸受40を挿通させ、半球凸軸受41を嵌合し
て、上部のストローク調節ねじ部42に調節ナツト43
を螺合して構成する。
加圧ユニット33が上記の構成であれば、油圧シリンダ
34は球面軸受40.41で支承されるので、自由度は
矢印で示すようにピストンロッド38の軸方向を除くあ
らゆる方向に拡大する。
34は球面軸受40.41で支承されるので、自由度は
矢印で示すようにピストンロッド38の軸方向を除くあ
らゆる方向に拡大する。
従って、加圧ユニットシャフト24がたわんでも球面軸
受40.41により油圧シリンダ34が逃げて無理な力
がかからない。
受40.41により油圧シリンダ34が逃げて無理な力
がかからない。
また、油圧シリンダ34のピストン37には従来のよう
な別体のストローク調節ねじ21を設ける必要がないの
で、標準型の油圧シリンダ34を使用できる。
な別体のストローク調節ねじ21を設ける必要がないの
で、標準型の油圧シリンダ34を使用できる。
さらに、調節ナツト22でギャップtを調節する場合、
油圧シリンダ34全体で加圧ユニット33を回動させる
ので、シリンダストロークが変わることもない。
油圧シリンダ34全体で加圧ユニット33を回動させる
ので、シリンダストロークが変わることもない。
以上のように、この考案は、油圧シリンダのピストンロ
ッドを固定側としシリンダ本体を可動側とすると共に、
球面軸受を組合わせたものであるから、加圧ユニットの
自由度は大幅に拡大して、加圧ユニットシャフトのたわ
み等に起因する引張荷重以外のねじれ荷重も吸収するこ
とができ、油圧シリンダが損壊される恐れがなくなる。
ッドを固定側としシリンダ本体を可動側とすると共に、
球面軸受を組合わせたものであるから、加圧ユニットの
自由度は大幅に拡大して、加圧ユニットシャフトのたわ
み等に起因する引張荷重以外のねじれ荷重も吸収するこ
とができ、油圧シリンダが損壊される恐れがなくなる。
また、油圧シリンダに別体のストローク調節ねじを設け
る必要がないので標準型を使用でき、コスト安になると
共に、ガイドレール等が不要で構造が簡単となり保守管
理も容易に行なえるようになる。
る必要がないので標準型を使用でき、コスト安になると
共に、ガイドレール等が不要で構造が簡単となり保守管
理も容易に行なえるようになる。
さらに、調節ナツトによるギャップの調節時にもシリン
ダストロークが変わることもなくなる。
ダストロークが変わることもなくなる。
第1図は従来のドラム形ベルトプレスの正面図、第2図
は従来の加圧ユニットの側面断面図、第3図は第2図の
正面断面図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図
はこの考案に係るドラム形ベルトプレスの正面図、第6
図は第5図の側面図、第7図はこの考案に係る加圧ユニ
ットの側面断面図、第8図は第7図の正面断面図である
。 1・・・・・・ドラム、2・・・・・・ベルト、4・・
・・・・投入口、5・・・・・・汚泥、9・・・・・・
水分、10・・・・・・ケーキ、14・・・・・・プレ
ス本体、29・・・・・・油圧源、30・・・・・・回
動軸、33・・・・・・加圧ユニット、34・・・・・
・油圧シリンダ、35・・・・・・シリンダ本体、36
・・・・・・シャフトホルダ、37・・・・・・ピスト
ン、38・・・・・・ピストンロッド、39・・・・・
・ブラケット、40・・・・・・半球、凹軸受、41・
・・・・・半球凸軸受、42・・・・・・ストローク調
節ねじ部、43・・・・・・調節ナツト、t・・・・・
・ギャップ。
は従来の加圧ユニットの側面断面図、第3図は第2図の
正面断面図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図
はこの考案に係るドラム形ベルトプレスの正面図、第6
図は第5図の側面図、第7図はこの考案に係る加圧ユニ
ットの側面断面図、第8図は第7図の正面断面図である
。 1・・・・・・ドラム、2・・・・・・ベルト、4・・
・・・・投入口、5・・・・・・汚泥、9・・・・・・
水分、10・・・・・・ケーキ、14・・・・・・プレ
ス本体、29・・・・・・油圧源、30・・・・・・回
動軸、33・・・・・・加圧ユニット、34・・・・・
・油圧シリンダ、35・・・・・・シリンダ本体、36
・・・・・・シャフトホルダ、37・・・・・・ピスト
ン、38・・・・・・ピストンロッド、39・・・・・
・ブラケット、40・・・・・・半球、凹軸受、41・
・・・・・半球凸軸受、42・・・・・・ストローク調
節ねじ部、43・・・・・・調節ナツト、t・・・・・
・ギャップ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転するドラムとこれに接して動くベルトとのギャップ
に投入した汚泥を、油圧シリンダで作動される加圧ユニ
ットにより圧搾して、水分とケーキとにとに分離するド
ラム形ベルトプレスにおいて、 上記油圧シリンダのシリンダ本体を、加圧ユニットシャ
フトのシャフトホルダに固定する一方、該油圧リングの
ピストンロッドを、プレス本体に球面軸受を介して支承
して成ることを特徴とするドラム形ベルトプレスの加圧
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12629181U JPS6034479Y2 (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | ドラム形ベルトプレスの加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12629181U JPS6034479Y2 (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | ドラム形ベルトプレスの加圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5833195U JPS5833195U (ja) | 1983-03-04 |
JPS6034479Y2 true JPS6034479Y2 (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=29920083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12629181U Expired JPS6034479Y2 (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | ドラム形ベルトプレスの加圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034479Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP12629181U patent/JPS6034479Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5833195U (ja) | 1983-03-04 |
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