JPS6034231B2 - 導電性ゴムを利用した電気コネクタ並びに導電性ゴムを利用した電気コネクタの製造方法 - Google Patents
導電性ゴムを利用した電気コネクタ並びに導電性ゴムを利用した電気コネクタの製造方法Info
- Publication number
- JPS6034231B2 JPS6034231B2 JP50005438A JP543875A JPS6034231B2 JP S6034231 B2 JPS6034231 B2 JP S6034231B2 JP 50005438 A JP50005438 A JP 50005438A JP 543875 A JP543875 A JP 543875A JP S6034231 B2 JPS6034231 B2 JP S6034231B2
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- JP
- Japan
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- conductive rubber
- electrical connector
- rubber
- insulating rubber
- insulating
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Description
【発明の詳細な説明】
− 本発明は、導電性ゴムと絶縁性ゴムとを交互に配列
したところの導電性ゴムを利用する電気コネクタ並びに
その製造方法に関する。
したところの導電性ゴムを利用する電気コネクタ並びに
その製造方法に関する。
従来、かかる導電性ゴムを利用した電気コネクタは、導
電性ゴムの両端が絶縁性ゴムの端面と同一の平面内にあ
る為、援続端子と導電性ゴムとの電気的な接触が良好に
行ない得ない欠点があった。
電性ゴムの両端が絶縁性ゴムの端面と同一の平面内にあ
る為、援続端子と導電性ゴムとの電気的な接触が良好に
行ない得ない欠点があった。
かかる欠点を解決するものとして、絶縁性ゴムシートに
貫通孔を穿り、この貫通孔内に導電性ゴムを保持させ、
そして、この導電性ゴムの両端部を前記絶縁性ゴムシー
トの面より突出させたものが存在する。しかし、かかる
従来のものにあっても、絶縁性シートに貫通孔を穿った
り、また、この貫通孔内に導電性ゴムを挿入したりする
等の多くの工程を必要とし、製作が極めて困難であり、
コストが高くなる欠点があった。本発明は、かかる点に
鑑みて、電気的な接続を良好に行ない得ると共に、容易
に製作し得るところの電気コネクタ並びにその製造方法
を提供せんとするものである。
貫通孔を穿り、この貫通孔内に導電性ゴムを保持させ、
そして、この導電性ゴムの両端部を前記絶縁性ゴムシー
トの面より突出させたものが存在する。しかし、かかる
従来のものにあっても、絶縁性シートに貫通孔を穿った
り、また、この貫通孔内に導電性ゴムを挿入したりする
等の多くの工程を必要とし、製作が極めて困難であり、
コストが高くなる欠点があった。本発明は、かかる点に
鑑みて、電気的な接続を良好に行ない得ると共に、容易
に製作し得るところの電気コネクタ並びにその製造方法
を提供せんとするものである。
以下例示図に基づき本発明の電気コネクタの製造方法に
つき説明する。
つき説明する。
第1図にて、1は絶縁性ゴムシートであり、2は導電性
ゴムシートである。
ゴムシートである。
これら絶縁性ゴムシートーと導電性ゴムシート2とを交
互に積層状に配列する。これら積層状に配列された絶縁
性ゴムシ−トー・・・と導電性ゴムシート2…とを接着
するに、この絶縁性ゴムシートの弾性限度内の大なる引
張力をこれら絶縁性ゴムシートー・・・に対して作用さ
せた状態にて接着材等にて接着する。かかる接着が完了
するまで前記引張力は保持しておき、接着完了後解除す
る。これにて第2図に示すごとき、絶縁性ゴムシート1
と導電性ゴムシート2とを交互に配列した積層ブロック
3を得る。この積層ブロック3を第2図の破線にて示す
ごとく、使用状況に応じて適宜の薄さに縦方向に切断す
ると、第3図に示すごとき電気コネクタ4を得る。この
電気コネク夕4は、絶縁性ゴム部5と導雷性ゴム部6と
が交互に配列されている。絶縁性ゴム部は、前記引張力
の解除により、弾性変形した状態より初期状態に復元し
ようとして、導電性ゴム部6に対して縮小する。これに
より、導電性ゴム部6の両端部7,8が絶縁性ゴム部5
より相対的に突出した形状となっている。この導電性ゴ
ム部6の両端部7,8が、絶縁性ゴム部5より突出した
形状となっていることにより、導電性ゴム部6と接続端
子との接触を良好に行ない得、もって、電気的な接続を
良好に行ない得る。第4図に、前記電気コネクタ4の使
用状態を示す。
互に積層状に配列する。これら積層状に配列された絶縁
性ゴムシ−トー・・・と導電性ゴムシート2…とを接着
するに、この絶縁性ゴムシートの弾性限度内の大なる引
張力をこれら絶縁性ゴムシートー・・・に対して作用さ
せた状態にて接着材等にて接着する。かかる接着が完了
するまで前記引張力は保持しておき、接着完了後解除す
る。これにて第2図に示すごとき、絶縁性ゴムシート1
と導電性ゴムシート2とを交互に配列した積層ブロック
3を得る。この積層ブロック3を第2図の破線にて示す
ごとく、使用状況に応じて適宜の薄さに縦方向に切断す
ると、第3図に示すごとき電気コネクタ4を得る。この
電気コネク夕4は、絶縁性ゴム部5と導雷性ゴム部6と
が交互に配列されている。絶縁性ゴム部は、前記引張力
の解除により、弾性変形した状態より初期状態に復元し
ようとして、導電性ゴム部6に対して縮小する。これに
より、導電性ゴム部6の両端部7,8が絶縁性ゴム部5
より相対的に突出した形状となっている。この導電性ゴ
ム部6の両端部7,8が、絶縁性ゴム部5より突出した
形状となっていることにより、導電性ゴム部6と接続端
子との接触を良好に行ない得、もって、電気的な接続を
良好に行ない得る。第4図に、前記電気コネクタ4の使
用状態を示す。
この第4図にて、9は、液晶セル(図外)の電極と電気
的に接続した一方の接続様子10・・・をコーティング
したネサガラスである。11は、電子回路(図外)と電
気的に接続した他方の接続端子12・・・を形成したプ
リント基盤である。
的に接続した一方の接続様子10・・・をコーティング
したネサガラスである。11は、電子回路(図外)と電
気的に接続した他方の接続端子12・・・を形成したプ
リント基盤である。
これらネサガラス9とプリント基盤11との間に前記電
気コネクタを配置してある。この電気コネクタ4は、前
述のごとく、導電性ゴム部・・・の両端部7,8が絶縁
性ゴム部5・・・よりも突出する形状となっているので
、前記ネサガラス9とプリント基盤11との二枚の板間
に侠持されたとしても、絶縁性ゴム部5・・・によって
、導電性ゴム部6と接続端子lo…、12…との接触が
阻害されることがない。これにて、導電性ゴム部6・・
・と各接続端子10…,12・・・とは確実に接触し、
ネサガラス9とプリント基盤11との電気的接続を良好
に行ない得る。要するに、本発明に於ける電気コネク夕
は、絶縁性ゴムに収縮力を保持させて、前記導電性ゴム
の両端部を各々絶縁性ゴムより相対的に突出すべく構成
してあるので、導電性ゴム部と接続端子との接触を絶縁
性ゴム部にて阻害されることなく良好に行ない得、もっ
て、確実な電気的接続を行ない得る。
気コネクタを配置してある。この電気コネクタ4は、前
述のごとく、導電性ゴム部・・・の両端部7,8が絶縁
性ゴム部5・・・よりも突出する形状となっているので
、前記ネサガラス9とプリント基盤11との二枚の板間
に侠持されたとしても、絶縁性ゴム部5・・・によって
、導電性ゴム部6と接続端子lo…、12…との接触が
阻害されることがない。これにて、導電性ゴム部6・・
・と各接続端子10…,12・・・とは確実に接触し、
ネサガラス9とプリント基盤11との電気的接続を良好
に行ない得る。要するに、本発明に於ける電気コネク夕
は、絶縁性ゴムに収縮力を保持させて、前記導電性ゴム
の両端部を各々絶縁性ゴムより相対的に突出すべく構成
してあるので、導電性ゴム部と接続端子との接触を絶縁
性ゴム部にて阻害されることなく良好に行ない得、もっ
て、確実な電気的接続を行ない得る。
又、かかる電気コネクタは、導電性ゴムシートと絶縁性
ゴムシートとを交互に積層状に配列し、これら絶縁性ゴ
ムシートにのみ引張力を作用させた状態にて、導電性ゴ
ムシートと絶縁性ゴムシートとを接着し、この接着が完
了した後、前記張力を除去して、積層ブロックを形成し
、この積層ブロックを切断して製造することができるの
で、極めて容易に構成し得る。もって、電気的接続を良
好かつ確実に行ない得る電気コネクタを容易に構成し得
るに至った。
ゴムシートとを交互に積層状に配列し、これら絶縁性ゴ
ムシートにのみ引張力を作用させた状態にて、導電性ゴ
ムシートと絶縁性ゴムシートとを接着し、この接着が完
了した後、前記張力を除去して、積層ブロックを形成し
、この積層ブロックを切断して製造することができるの
で、極めて容易に構成し得る。もって、電気的接続を良
好かつ確実に行ない得る電気コネクタを容易に構成し得
るに至った。
第1図、第2図は本発明の電気コネクタの製造過程を示
す斜視図、第3図は本発明の電気コネクタを示す斜視図
、第4図は第3図の電気コネクタの使用状態を示す断面
図である。 1・・…・絶縁性ゴムシート、2・・・・・・導電性ゴ
ムシート、3……積層ブロック、4……電気コネクタ、
5・・・・・・絶縁性ゴム部、6・・・・・・導電性ゴ
ム部、9・・・・・・ネサガラス、11・・・・・・プ
リント基板。 第2図寿l図 第3‐図 第4図
す斜視図、第3図は本発明の電気コネクタを示す斜視図
、第4図は第3図の電気コネクタの使用状態を示す断面
図である。 1・・…・絶縁性ゴムシート、2・・・・・・導電性ゴ
ムシート、3……積層ブロック、4……電気コネクタ、
5・・・・・・絶縁性ゴム部、6・・・・・・導電性ゴ
ム部、9・・・・・・ネサガラス、11・・・・・・プ
リント基板。 第2図寿l図 第3‐図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導電性ゴム部と絶縁性ゴム部とが交互に一体的に配
列され液晶セルの端子とプリント基板の端子とを電気的
に接続する電気コネクタに於いて、前記導電性ゴム部の
前記両端子側端部の中央部を前記絶縁性ゴム部より突出
させ、前記導電性ゴム部の中央部が前記両端子に夫々接
触するように構成されてなることを特徴とする電気コネ
クタ。 2 導電性ゴムシートと絶縁性ゴムシートとを交互に積
層状に配列し、前記絶縁性ゴムシートのみに引張力を作
用させた状態にて、前記導電性ゴムシートと前記絶縁性
ゴムシートとを接着し、この接着が完了した後、前記引
張力を除去して、積層ブロツクを形成し、この積層ブロ
ツクを切断して導電性ゴム部の両端部が絶縁性ゴム部よ
り相対的に突出した電気コネクタを製造する電気コネク
タの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50005438A JPS6034231B2 (ja) | 1975-01-09 | 1975-01-09 | 導電性ゴムを利用した電気コネクタ並びに導電性ゴムを利用した電気コネクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50005438A JPS6034231B2 (ja) | 1975-01-09 | 1975-01-09 | 導電性ゴムを利用した電気コネクタ並びに導電性ゴムを利用した電気コネクタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5180983A JPS5180983A (ja) | 1976-07-15 |
JPS6034231B2 true JPS6034231B2 (ja) | 1985-08-07 |
Family
ID=11611188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50005438A Expired JPS6034231B2 (ja) | 1975-01-09 | 1975-01-09 | 導電性ゴムを利用した電気コネクタ並びに導電性ゴムを利用した電気コネクタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034231B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54146166U (ja) * | 1978-03-31 | 1979-10-11 | ||
JPS6233352Y2 (ja) * | 1981-02-12 | 1987-08-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547577Y2 (ja) * | 1974-09-25 | 1979-04-09 |
-
1975
- 1975-01-09 JP JP50005438A patent/JPS6034231B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5180983A (ja) | 1976-07-15 |
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