JPS603358Y2 - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPS603358Y2 JPS603358Y2 JP3065379U JP3065379U JPS603358Y2 JP S603358 Y2 JPS603358 Y2 JP S603358Y2 JP 3065379 U JP3065379 U JP 3065379U JP 3065379 U JP3065379 U JP 3065379U JP S603358 Y2 JPS603358 Y2 JP S603358Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- motor
- air guide
- air
- exhaust passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は真空掃除機等に使用する電動送風機に関するも
のである。
のである。
真空掃除機等に使用する電動送風機は、従来より高速回
転整流子モータに遠心形ファン用インペラを直結したも
のが用いられている。
転整流子モータに遠心形ファン用インペラを直結したも
のが用いられている。
この整流子モータを用いるここにより、誘導モータに較
べてモータの小型化、高速度化ができるという特徴が出
てくる。
べてモータの小型化、高速度化ができるという特徴が出
てくる。
しかし、整流子モータの場合運転時のモータ温度の上昇
が大きいので、インペラの排気を用いてモータを冷却す
る必要がある。
が大きいので、インペラの排気を用いてモータを冷却す
る必要がある。
その為、一般にインペラより吐出された気流はモータ内
部に導かれるように構成された通路を通るような構造と
なっている。
部に導かれるように構成された通路を通るような構造と
なっている。
遠心形の電動送風機においては、インペラにて運動のエ
ネルギ、即ち、動圧と、圧力エネルギ、即ち、静圧を発
生し、この動圧を静圧に変換することにより効率を高く
している。
ネルギ、即ち、動圧と、圧力エネルギ、即ち、静圧を発
生し、この動圧を静圧に変換することにより効率を高く
している。
この動圧を静圧に変換する手段として、インペラの外周
部に複数個のボリュートがあり、モータ冷却の手段とし
てボリュートに続く気流通路として排気通路がある。
部に複数個のボリュートがあり、モータ冷却の手段とし
てボリュートに続く気流通路として排気通路がある。
これら2つの目的のため、ボリュート部と排気通路部が
一体となったエアガイドを設けている。
一体となったエアガイドを設けている。
第1〜3図に従来のファンを示す。
1はケーシングで、中央に吸気口2が開けてあり、モー
タフレーム3に空気漏れめ無いように取り付けられてい
る。
タフレーム3に空気漏れめ無いように取り付けられてい
る。
4はインペラ、5はインペラ4の動圧を静圧に変換する
ためのボリュート部5aと排気ヲモータ内部へ導く排気
通路部6bを一体に有するエアガイド、6はモ=りであ
る。
ためのボリュート部5aと排気ヲモータ内部へ導く排気
通路部6bを一体に有するエアガイド、6はモ=りであ
る。
インペラ4を回転させることにより、空気はケーシング
吸気口2、インペラ内部、エアガイド5を通ってモータ
6の内部を通過後、外部へ排出される。
吸気口2、インペラ内部、エアガイド5を通ってモータ
6の内部を通過後、外部へ排出される。
今、騒音について考えてみる。
騒音の原因となる要素としては、様々なものが考えられ
るが、その中で最も大きな要因として、インペラからの
吐出気流と、ボリュート部先端との衝突により発生する
音が考えられる。
るが、その中で最も大きな要因として、インペラからの
吐出気流と、ボリュート部先端との衝突により発生する
音が考えられる。
このボリュート部先端で発生した音は排気通路8、モー
タ6内を通り外部に騒音として漏出するものである。
タ6内を通り外部に騒音として漏出するものである。
インペラからの吐出流は、インペラ内部に設けられた羽
根により分割されたパルス状気流となっているのである
が、上記の騒音の対策としては、従来よりこのパルス状
気流が一度にボリュート部先端7に衝突せぬように、先
端形状を傾斜させたものが用いられていた。
根により分割されたパルス状気流となっているのである
が、上記の騒音の対策としては、従来よりこのパルス状
気流が一度にボリュート部先端7に衝突せぬように、先
端形状を傾斜させたものが用いられていた。
この対策によっても騒音はまだ高く、より一層の改良が
必要とされていた。
必要とされていた。
その改良策の一つとして排気通路に吸音材を貼付けるも
のが考えらでいるが。
のが考えらでいるが。
しかしこのものでは送風機組立時に吸音材を貼付けなけ
ればならず、非常にめんどうな作業となっていた。
ればならず、非常にめんどうな作業となっていた。
本発明はこのような従来の欠点を除去したもので、騒音
低減を合理的に行うことを目的とする。
低減を合理的に行うことを目的とする。
本考案の電動送風機は、インペラの外周に位置し、かつ
同インペラより送出された空気の動圧を静圧に変換する
ためのボリュート部と、このボリュート部の終端に連ら
なり、排気空気を上記インペラ駆動用のモータに導びく
排気通路とによりエアガイドを構成し、かつ上記排気通
路にはその通路壁面より複数の突起を突設して、これら
突起間に共鳴による消音空間を形成したものであり、排
気空気中の騒音エネルギーをこの消音空間で減衰するよ
うにしたものである。
同インペラより送出された空気の動圧を静圧に変換する
ためのボリュート部と、このボリュート部の終端に連ら
なり、排気空気を上記インペラ駆動用のモータに導びく
排気通路とによりエアガイドを構成し、かつ上記排気通
路にはその通路壁面より複数の突起を突設して、これら
突起間に共鳴による消音空間を形成したものであり、排
気空気中の騒音エネルギーをこの消音空間で減衰するよ
うにしたものである。
以下その実施例を第4,5図にもとづき説明する。
なお、電動送風機全体およびエアガイドのボリュート部
の構成は第1図のものと同じで、説明はエアガイドの排
気側についてのみ行う。
の構成は第1図のものと同じで、説明はエアガイドの排
気側についてのみ行う。
すなわち、11はエアガイドであって、その排気通路1
2に突出するごとく、その両路壁から空気流れ方向に傾
斜した複数の突起13が設けである。
2に突出するごとく、その両路壁から空気流れ方向に傾
斜した複数の突起13が設けである。
この突起13を設けることにより、ボリュート先端部で
発生した音は、この排気通路12を通過する時に、壁へ
の衝突、あるいは、壁と壁とで構成される空間での共鳴
により、その音のエネルギが減少され、結果として外部
へ流出する騒音が低下するという効果が得られる。
発生した音は、この排気通路12を通過する時に、壁へ
の衝突、あるいは、壁と壁とで構成される空間での共鳴
により、その音のエネルギが減少され、結果として外部
へ流出する騒音が低下するという効果が得られる。
このように本考案によれば効率的な騒音低減が図れるも
のである。
のである。
ちなみに従来エアガイドの場合Bと、本考案によるエア
ガイドを用いた場合Aの騒音レベルを第6図に示す。
ガイドを用いた場合Aの騒音レベルを第6図に示す。
この時、インペラ外径は、φ97.5.エアガイド外径
はφ1259回転数は23000rpm 〜31000
rpmである。
はφ1259回転数は23000rpm 〜31000
rpmである。
これにより、i dB(A)の騒音が低減できることが
わかる。
わかる。
また本考案によればエアガイド成形時に突起を同時に形
成できるため、組立特性は従来と変らず良いものが得ら
れ、コスト面でもきわめて有利である。
成できるため、組立特性は従来と変らず良いものが得ら
れ、コスト面でもきわめて有利である。
第1図は電動送風機の要部断面図、第2図は従来のエア
ガイドの上面図、第3図は同下面図、第4図は本考案の
実施例におけるエアガイドの裏面図、第5図は要部拡大
斜視図、第6図は騒音レベル比較図である。 11・・・・・・エアガイド、12・・・・・・排気通
路、13・・・・・・突起。
ガイドの上面図、第3図は同下面図、第4図は本考案の
実施例におけるエアガイドの裏面図、第5図は要部拡大
斜視図、第6図は騒音レベル比較図である。 11・・・・・・エアガイド、12・・・・・・排気通
路、13・・・・・・突起。
Claims (1)
- インペラの外周に位置し、かつ同インペラより送出され
た空気の動圧を静圧に変換するためのボリュート部と、
このボリュート部の終端に連らなり、排気空気を上記イ
ンペラ駆動用のモータに導びく排気通路とによりエアガ
イドを構成し、かつ上記排気通路にはその通路壁面より
複数の突起を突設して、これらの突起間に共鳴による消
音空間を形成した電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065379U JPS603358Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3065379U JPS603358Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | 電動送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55130096U JPS55130096U (ja) | 1980-09-13 |
JPS603358Y2 true JPS603358Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=28880715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3065379U Expired JPS603358Y2 (ja) | 1979-03-09 | 1979-03-09 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603358Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2583221Y2 (ja) * | 1989-11-24 | 1998-10-22 | 松下電器産業株式会社 | 自吸式ポンプ |
-
1979
- 1979-03-09 JP JP3065379U patent/JPS603358Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55130096U (ja) | 1980-09-13 |
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