JPS6033238Y2 - バルコニ−の排水構造 - Google Patents
バルコニ−の排水構造Info
- Publication number
- JPS6033238Y2 JPS6033238Y2 JP18748380U JP18748380U JPS6033238Y2 JP S6033238 Y2 JPS6033238 Y2 JP S6033238Y2 JP 18748380 U JP18748380 U JP 18748380U JP 18748380 U JP18748380 U JP 18748380U JP S6033238 Y2 JPS6033238 Y2 JP S6033238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- wall
- opening
- cavity
- girder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバルコニーのデツキ材上の雨水を排水する構造
に関するものである。
に関するものである。
従来、この種の排水構造としては実開昭54−1503
27号公報に示す如く、妻梁にデツキ材端部が臨む開口
部を形成すると共に、妻梁底部に排水口を形成してデツ
キ材上の雨水を妻梁に集中して排水するようにしたもの
が提案されている。
27号公報に示す如く、妻梁にデツキ材端部が臨む開口
部を形成すると共に、妻梁底部に排水口を形成してデツ
キ材上の雨水を妻梁に集中して排水するようにしたもの
が提案されている。
しかし、この構造であると妻梁の端部から雨氷が躯体側
に流れ易いので、妻梁の躯体側端部に特別なシール部材
を設けなければならない。
に流れ易いので、妻梁の躯体側端部に特別なシール部材
を設けなければならない。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的はデツキ材上の雨水を妻梁に集水して排水できると共
に、妻梁の躯体側端部に特別なシール部材を設けること
なく躯体側に雨水が流れることかないようにしたバルコ
ニーの排水構造を提供することである。
的はデツキ材上の雨水を妻梁に集水して排水できると共
に、妻梁の躯体側端部に特別なシール部材を設けること
なく躯体側に雨水が流れることかないようにしたバルコ
ニーの排水構造を提供することである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図はバルコニーの全体正面図、第2図は全体側面図
であり、地面Aに立設した一対の支持柱1.1間に笠木
2、桁3がそれぞれ横架固設され、笠木2、桁3間に上
下胴縁4,5を介して格子6が取付けである。
であり、地面Aに立設した一対の支持柱1.1間に笠木
2、桁3がそれぞれ横架固設され、笠木2、桁3間に上
下胴縁4,5を介して格子6が取付けである。
7は躯体Bに固着した型枠で、所定の巾と長さを有する
ものであり、型枠7と支持柱1との間に笠木8、妻梁9
が横架固設され、笠木8、妻梁9間に上下胴縁10,1
1を介して格子12が取付けである。
ものであり、型枠7と支持柱1との間に笠木8、妻梁9
が横架固設され、笠木8、妻梁9間に上下胴縁10,1
1を介して格子12が取付けである。
第3図は第2図の■−■線断面図であり、妻梁9は上下
壁9a、9bと内外壁9c、9dとにより型枠7の巾H
1より狭巾H2なる矩形断面略中空状となり、一端部が
型枠9に連結されて一端開口が型枠9で閉塞されている
と共に、内壁9cには開口部15が長手方向に亘って形
成してあり、該開口部15内にデツキ材16の端部が臨
ませである。
壁9a、9bと内外壁9c、9dとにより型枠7の巾H
1より狭巾H2なる矩形断面略中空状となり、一端部が
型枠9に連結されて一端開口が型枠9で閉塞されている
と共に、内壁9cには開口部15が長手方向に亘って形
成してあり、該開口部15内にデツキ材16の端部が臨
ませである。
該デツキ材16は、躯体Bに取付けた根太掛け17上に
設けた根太18上に取付けである。
設けた根太18上に取付けである。
該根太掛け17は第4図に示す如く、板状本体17aの
下部に折曲片17bを形成して長手方向に亘る雨樋凹溝
17′を有すると共に、折曲片17bには凹条溝17c
が形成してあり、板状本体17aが躯体Bに取付けであ
る。
下部に折曲片17bを形成して長手方向に亘る雨樋凹溝
17′を有すると共に、折曲片17bには凹条溝17c
が形成してあり、板状本体17aが躯体Bに取付けであ
る。
そして、第5図に示すように根太掛け17の板状本体1
7aと折曲片17bの一部に亘って切欠19が形成され
、板状本体17aの端面17′a及び切欠19が型枠7
に当接しかつ折曲片17bの端部が妻梁9の内壁9cに
形成した窓孔20より妻梁空洞部9′内に延出している
。
7aと折曲片17bの一部に亘って切欠19が形成され
、板状本体17aの端面17′a及び切欠19が型枠7
に当接しかつ折曲片17bの端部が妻梁9の内壁9cに
形成した窓孔20より妻梁空洞部9′内に延出している
。
これにより、妻梁空洞部9′と根太掛け17の雨樋凹溝
17′が連通している。
17′が連通している。
そして妻梁9の支持柱1側の下壁9bには排出孔21が
形成され、排出孔21の下部には雨樋22が設けである
。
形成され、排出孔21の下部には雨樋22が設けである
。
しかして、デツキ材16上の雨水は開口部15より妻梁
空洞部9′内に落下し、根太掛け17の雨樋凹溝17′
より妻梁空洞部9′内に落下して集水され、排出孔21
より雨樋22に排出される。
空洞部9′内に落下し、根太掛け17の雨樋凹溝17′
より妻梁空洞部9′内に落下して集水され、排出孔21
より雨樋22に排出される。
したがって、デツキ材16上の雨水は妻梁空洞部9′内
に集水されてから排水されるので体裁が良い。
に集水されてから排水されるので体裁が良い。
また、妻梁9の一端部は型枠7に連結されて空洞部9′
の一端開口を型枠7で閉塞しているので、特別なシール
部材を設けることなく妻梁9の端部から躯体側に雨水が
流れることを防止できる。
の一端開口を型枠7で閉塞しているので、特別なシール
部材を設けることなく妻梁9の端部から躯体側に雨水が
流れることを防止できる。
本考案は以上の様になり、デツキ材16上の雨水を妻梁
9に集水した後に排水するので体裁が良いと共に、特別
なシール部材を設けることなく妻梁9の端部から躯体側
に雨氷が流れることを防止できる。
9に集水した後に排水するので体裁が良いと共に、特別
なシール部材を設けることなく妻梁9の端部から躯体側
に雨氷が流れることを防止できる。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図はバル
コニーの全体正面図、第2図は全体側面図、第3図は第
2図の■−■線断面図、第4図は根太掛は取付部分の断
面図、第5図は要部拡大斜視図である。 7は型枠、9は妻梁、9cは内壁、9′は空洞部、15
は開口部、16はデツキ材、17は根太掛け、17′は
雨樋凹溝、20は窓孔、21は排出孔。
コニーの全体正面図、第2図は全体側面図、第3図は第
2図の■−■線断面図、第4図は根太掛は取付部分の断
面図、第5図は要部拡大斜視図である。 7は型枠、9は妻梁、9cは内壁、9′は空洞部、15
は開口部、16はデツキ材、17は根太掛け、17′は
雨樋凹溝、20は窓孔、21は排出孔。
Claims (1)
- 所定の巾と長さを有する型枠7を躯体Bに固着し、上壁
9aと下壁9bと内壁9cど外壁9dとによって前記型
枠7の巾より狭山で空胴部9′を有する略矩形断面中空
形状で、かつ内壁9cに開口部15を有する妻梁9の一
端部を、前記型枠7に突き当て連結して前記空胴部9′
の一端開口を前記型枠7で閉塞すると共に、雨樋凹溝1
7′を有する根太掛け17の端部を、前記妻梁9の内壁
9Cに形成した窓孔20内に臨ませて雨樋凹溝17′を
空胴部9′に連通し、前記開口部15内にデツキ材16
の端部を臨ませると共に、前記妻梁9の底部に排水孔2
1を形成したことを特徴とするバルコニーの排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18748380U JPS6033238Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | バルコニ−の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18748380U JPS6033238Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | バルコニ−の排水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57110229U JPS57110229U (ja) | 1982-07-07 |
JPS6033238Y2 true JPS6033238Y2 (ja) | 1985-10-03 |
Family
ID=29990325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18748380U Expired JPS6033238Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | バルコニ−の排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033238Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3488956B2 (ja) * | 1996-02-27 | 2004-01-19 | Ykk Ap株式会社 | デッキ状構造物 |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP18748380U patent/JPS6033238Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57110229U (ja) | 1982-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3205858B2 (ja) | サッシの下横枠材取付構造 | |
JPS6033238Y2 (ja) | バルコニ−の排水構造 | |
CN219863280U (zh) | 一种预制阳台板的防水结构 | |
JP3129393U (ja) | 組立式建築物 | |
JPS6246615Y2 (ja) | ||
JPS6024862Y2 (ja) | 仮設ハウス用窓枠 | |
JPS603841Y2 (ja) | テラス屋根のコ−ナ継手 | |
JPS6122094Y2 (ja) | ||
JP3488956B2 (ja) | デッキ状構造物 | |
CN214939462U (zh) | 金属声屏障单元板 | |
JPH0748837Y2 (ja) | 組立家屋の樋構造 | |
JP7130099B2 (ja) | 屋根体の止水構造 | |
JPH0210163Y2 (ja) | ||
JPS6032262Y2 (ja) | 壁・屋根接合部の水切構造 | |
JPH0113190Y2 (ja) | ||
JPS6348737Y2 (ja) | ||
JP4703900B2 (ja) | 建物付設物の床構造 | |
JPS6346584Y2 (ja) | ||
JPS5838820Y2 (ja) | カ−テンウオ−ルにおける排水構造 | |
JP2580189Y2 (ja) | カーテンウォールの等圧目地構造 | |
JPS63915Y2 (ja) | ||
JPH033684Y2 (ja) | ||
JP3772297B2 (ja) | バルコニー | |
JPH0118729Y2 (ja) | ||
JPH0118727Y2 (ja) |