JPS6032503Y2 - 換気扇の運転制御装置 - Google Patents
換気扇の運転制御装置Info
- Publication number
- JPS6032503Y2 JPS6032503Y2 JP2182480U JP2182480U JPS6032503Y2 JP S6032503 Y2 JPS6032503 Y2 JP S6032503Y2 JP 2182480 U JP2182480 U JP 2182480U JP 2182480 U JP2182480 U JP 2182480U JP S6032503 Y2 JPS6032503 Y2 JP S6032503Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- drive motor
- manual switch
- ventilation fan
- control device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は手動スイッチのオフ操作後に一定時間換気運転
を行なえるようにした換気扇の運転制御装置に関する。
を行なえるようにした換気扇の運転制御装置に関する。
従来のこの種の換気扇例えば便所における換気扇におい
ては、室壁に取付けられて連動して開閉する第1及び第
2のスイッチを有する手動スイッチと、換気扇内に組込
まれて傍熱ヒータ及びこの傍熱ヒータの発熱により閉成
作動するバイメタルスイッチを有するサーマルリレーと
を用いたものがあり、これは、第1のスイッチを介して
ファンを回転駆動させる駆動モータへ通電する電路と、
第2スイツチを介して傍熱ヒータへ通電する電路と、前
記手動スイッチのオフ操作後にバイメタルスイッチを介
して駆動モータへ通電を行なう電路と、これら傍熱ヒー
タ及び駆動モータに共通接続される共通電路との四本の
電路により回路構成されており、結線すべき電路が四本
もあるのでその結線作業が面倒であるばかりか、手動ス
イッチとして連動式の二つのスイッチを有する高価なぞ
のを使用しなければならない不具合があった。
ては、室壁に取付けられて連動して開閉する第1及び第
2のスイッチを有する手動スイッチと、換気扇内に組込
まれて傍熱ヒータ及びこの傍熱ヒータの発熱により閉成
作動するバイメタルスイッチを有するサーマルリレーと
を用いたものがあり、これは、第1のスイッチを介して
ファンを回転駆動させる駆動モータへ通電する電路と、
第2スイツチを介して傍熱ヒータへ通電する電路と、前
記手動スイッチのオフ操作後にバイメタルスイッチを介
して駆動モータへ通電を行なう電路と、これら傍熱ヒー
タ及び駆動モータに共通接続される共通電路との四本の
電路により回路構成されており、結線すべき電路が四本
もあるのでその結線作業が面倒であるばかりか、手動ス
イッチとして連動式の二つのスイッチを有する高価なぞ
のを使用しなければならない不具合があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、結線すべき電路を三本にすることができてその結線作
業を簡単にすることができるとともに、換気運転を行な
う手動スイッチとして高価な連動式のものを使用する必
要がない換気扇の運転制御装置を提供するにある。
、結線すべき電路を三本にすることができてその結線作
業を簡単にすることができるとともに、換気運転を行な
う手動スイッチとして高価な連動式のものを使用する必
要がない換気扇の運転制御装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
1は便所の換気口(いずれも図示せず)に取付けられた
換気扇であり、ファン2及びこれを回転駆動する隈取コ
イル形の駆動モータ3を有し、この駆動モータ3のモー
タコイル4の一端部からはタップ5が導出されることに
より該モータコイル4が主コイル4aとインピーダンス
素子たる補助コイル4bとに分けられている。
換気扇であり、ファン2及びこれを回転駆動する隈取コ
イル形の駆動モータ3を有し、この駆動モータ3のモー
タコイル4の一端部からはタップ5が導出されることに
より該モータコイル4が主コイル4aとインピーダンス
素子たる補助コイル4bとに分けられている。
6は前記換気扇1内に組込まれた熱動式タイマーであり
、これは正特性サーミスタ7とこの正特性サーミスタ7
の発熱により所定時間後に閉成作動する熱動スイッチた
るバイメタルスイッチ8とからなる。
、これは正特性サーミスタ7とこの正特性サーミスタ7
の発熱により所定時間後に閉成作動する熱動スイッチた
るバイメタルスイッチ8とからなる。
9及び10は夫々独立してオン、オフ操作される手動ス
イッチであり、これらは便所の入口近傍の室壁に取付け
られている。
イッチであり、これらは便所の入口近傍の室壁に取付け
られている。
而して、11.12は交流電源に接続された電源端子で
あり、一方の電源端子11は三分岐され、その第1の分
岐端は前記手動スイッチ9、第1の電路A及び正特性サ
ーミスタ7を介して前記駆動モータ3のタップ5に接続
され、又第2の分岐端は第2の電路B及びバイメタルス
イッチ8を介して駆動モータ3の補助コイル4bに接続
され、更に、第3の分岐端は前記手動スイッチ10及び
便所の天井に設けられた照明用のランプ13を介して他
方の電源端子12に接続されている。
あり、一方の電源端子11は三分岐され、その第1の分
岐端は前記手動スイッチ9、第1の電路A及び正特性サ
ーミスタ7を介して前記駆動モータ3のタップ5に接続
され、又第2の分岐端は第2の電路B及びバイメタルス
イッチ8を介して駆動モータ3の補助コイル4bに接続
され、更に、第3の分岐端は前記手動スイッチ10及び
便所の天井に設けられた照明用のランプ13を介して他
方の電源端子12に接続されている。
そして、前記駆動モータ3の主コイル4aは第3の電路
Cを介して電源端子12に接続されている。
Cを介して電源端子12に接続されている。
次に上記構成による本実施例の作用について述べる。
先ず、使用者が便所を使用する場合には手動スイッチ9
,10をオン操作すると、手動スイッチ9.正特性サー
ミスタ7及びタップ5を介して駆動モータ3の主コイル
4aが通電される第1の通電路14が形成され、該駆動
モータ3はファン2を回転駆動し、以って換気運転が開
始されるとともに、手動スイッチ10を介してランプ1
3が通電されて便所内を照明する。
,10をオン操作すると、手動スイッチ9.正特性サー
ミスタ7及びタップ5を介して駆動モータ3の主コイル
4aが通電される第1の通電路14が形成され、該駆動
モータ3はファン2を回転駆動し、以って換気運転が開
始されるとともに、手動スイッチ10を介してランプ1
3が通電されて便所内を照明する。
この時、正特性サーミスタ7は通電されることにより発
熱して温度上昇し自己の抵抗値が増大するものであり、
特に本実施例における正特性サーミスタ7は自己発熱温
度が上昇した後は最高温度の約180℃に保たれるよう
になっており、この時には10〜IC!Ω程度の抵抗値
となるように設定されている。
熱して温度上昇し自己の抵抗値が増大するものであり、
特に本実施例における正特性サーミスタ7は自己発熱温
度が上昇した後は最高温度の約180℃に保たれるよう
になっており、この時には10〜IC!Ω程度の抵抗値
となるように設定されている。
そして、正特性サーミスタ7の発熱によりバイメタルス
イッチ8が加熱されて所定時間後に閉威し駆動モータ3
の主コイル4aに補助コイル4bを介して通電する第2
の通電路15が形成される。
イッチ8が加熱されて所定時間後に閉威し駆動モータ3
の主コイル4aに補助コイル4bを介して通電する第2
の通電路15が形成される。
この場合、バイメタルスイッチ8の閉成によって手動ス
イッチ9及び正特性サーミスタフの直列回路に対してバ
イメタルスイッチ8及び補助コイル4b直列回路による
側路回路が形成されるが、この時には補助コイル4bに
よるインピーダンスによって補助コイル4bの両端子間
に電位差が生じるものであり、正特性サーミスタ7には
その電位差により小電流が流れるようになって、該正特
性サーミスタフの温度がそれほど降下することはなく、
バイメタルスイッチ8は閉威しつづける。
イッチ9及び正特性サーミスタフの直列回路に対してバ
イメタルスイッチ8及び補助コイル4b直列回路による
側路回路が形成されるが、この時には補助コイル4bに
よるインピーダンスによって補助コイル4bの両端子間
に電位差が生じるものであり、正特性サーミスタ7には
その電位差により小電流が流れるようになって、該正特
性サーミスタフの温度がそれほど降下することはなく、
バイメタルスイッチ8は閉威しつづける。
その後、使用者が便所の使用後に手動スイッチ9.10
をオフ操作すると、正特性サーミスタ及びバイメタルス
イッチ8が自然冷却されるようになり、その後バイメタ
ルスイッチ8が自然冷却により開放するまでの一定時間
は換気運転が続行される。
をオフ操作すると、正特性サーミスタ及びバイメタルス
イッチ8が自然冷却されるようになり、その後バイメタ
ルスイッチ8が自然冷却により開放するまでの一定時間
は換気運転が続行される。
このように本実施例によれば、手動スイッチ9のオン操
作により正特性サーミスタ7及びタップ5を介して駆動
モータ3の主コイル4aに通電する第1の電路Aと、バ
イメタルスイッチ8及びインピーダンス素子としての補
助コイル4bを介して主コイル4aに通電する第2の電
路Bと、主コイル4aを電源端子12に接続する第3の
電路Cとの三本の電路を換気扇1から導出する回路構成
であるので、従来に比し換気扇1に対する結線作業が簡
単になり、又、前述したようにバイメタルスイッチ8の
傍熱ヒータとして作用する正特性サーミスタ7を介して
駆動モータ3のタップ5に通電するようにしたので、正
特性サーミスタ7に専用に通電させる手動スイッチは不
要であり、手動スイッチ9としては従来のような連動式
のものは必要なく安価なものを用いることができる。
作により正特性サーミスタ7及びタップ5を介して駆動
モータ3の主コイル4aに通電する第1の電路Aと、バ
イメタルスイッチ8及びインピーダンス素子としての補
助コイル4bを介して主コイル4aに通電する第2の電
路Bと、主コイル4aを電源端子12に接続する第3の
電路Cとの三本の電路を換気扇1から導出する回路構成
であるので、従来に比し換気扇1に対する結線作業が簡
単になり、又、前述したようにバイメタルスイッチ8の
傍熱ヒータとして作用する正特性サーミスタ7を介して
駆動モータ3のタップ5に通電するようにしたので、正
特性サーミスタ7に専用に通電させる手動スイッチは不
要であり、手動スイッチ9としては従来のような連動式
のものは必要なく安価なものを用いることができる。
更に、本実施例によれば、手動スイッチ9とは独立して
開閉される手動スイッチ10によってランプ13を通断
電する構成であるので、換気運転の必要のない時にラン
プ13による照明のみを行なわせることができ、使用上
便利である。
開閉される手動スイッチ10によってランプ13を通断
電する構成であるので、換気運転の必要のない時にラン
プ13による照明のみを行なわせることができ、使用上
便利である。
尚、上記実施例ではインピーダンス素子としてモータコ
イル4の一部たる補助コイル4bを用いるようにしたが
、これに限らず例えは抵抗素子等を用いてもよい。
イル4の一部たる補助コイル4bを用いるようにしたが
、これに限らず例えは抵抗素子等を用いてもよい。
又、上記実施例では手動スイッチ9,10を設けるよう
にしたが、手動スイッチ10を省略し代りにランプ13
を電路A、 C間に接続するようにしてもよい。
にしたが、手動スイッチ10を省略し代りにランプ13
を電路A、 C間に接続するようにしてもよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示される実施例のみ
に限定されるものではなく、例えば便所のみに使用され
る換気扇に限らず換気扇全般に適用し得る等、要旨を逸
脱しない範囲で適宜変形して実施できるこは勿論である
。
に限定されるものではなく、例えば便所のみに使用され
る換気扇に限らず換気扇全般に適用し得る等、要旨を逸
脱しない範囲で適宜変形して実施できるこは勿論である
。
本考案は以上説明したように、結線すべき電路を三本に
することができてその結線作業を簡単にすることができ
るとともに、換気運転を行なう手動スイッチとして高価
な連動式のものを使用する必要ない換気扇の運転制御装
置を提供できる。
することができてその結線作業を簡単にすることができ
るとともに、換気運転を行なう手動スイッチとして高価
な連動式のものを使用する必要ない換気扇の運転制御装
置を提供できる。
図面は本考案の一実施例を示す電気回路図である。
図面中、1は換気扇、2はファン、3は駆動モータ、4
はモータコイル、4aは主コイル、4bは補助コイル(
インピーダンス素子)、7は正特性サーミスタ、8はバ
イメタルスイッチ(熱動スインチ)、 9は手動スイッチ、 14及び15は第 1及び第2の通電路を示す。
はモータコイル、4aは主コイル、4bは補助コイル(
インピーダンス素子)、7は正特性サーミスタ、8はバ
イメタルスイッチ(熱動スインチ)、 9は手動スイッチ、 14及び15は第 1及び第2の通電路を示す。
Claims (1)
- オン、オフ操作される手動スイッチと、ファンを回転駆
動させる駆動モータと、前記手動スイッチのオン操作に
より前記駆動モータの第1の通電路を形成する正特性サ
ーミスタと、この正特性サーミスタの発熱により所定時
間後に作動して前記駆動モータの第2の通電路を形成す
る熱動スイッチと、前記第2の通電路に介在されたイン
ピーダンス素子とを具備してなる換気扇の運転制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2182480U JPS6032503Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 換気扇の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2182480U JPS6032503Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 換気扇の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56123926U JPS56123926U (ja) | 1981-09-21 |
JPS6032503Y2 true JPS6032503Y2 (ja) | 1985-09-28 |
Family
ID=29617973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2182480U Expired JPS6032503Y2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 換気扇の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032503Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-21 JP JP2182480U patent/JPS6032503Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56123926U (ja) | 1981-09-21 |
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