JPS6031519Y2 - 吸殻収集缶を附帯させた消火装置付灰皿 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は吸殻の清掃および火災の未然防止等に関する
ものである。

従来喫煙に使用される灰皿には注性にして吸殻が満杯の
まま、放置され、甚だしくは塵捨代用にもされていて甚
だ見苦しくかっ、不清潔である、特に野外においては吸
殻を火付けのままポイ捨てし野火率を惹起原因を生じさ
せている殊に集団的行動においては、この傾向が激しい
現況が見受けられる等の欠点がある。

この考案は上記の点等について簡単な方法で改善させる
ことを目的としたものである。

以下、本考案を図によって説明すると、第１図は平面図
で、第３図は縦断面を表示する、即ち、両図より、先づ
梯型の円錐筒で底面部に向って側辺を斜切した梯円錐筒
１．・、・、・、 、を第１図に示す如く等分して短円
筒２の周囲に横状にろう付置定着する、この場合様円錐
筒１の頂面部は水平より若干下向となる。

また、頂面部の揺れ防止のため固定用丸捧環３を梯円錐
筒１を相互にろう付にて第１図に示す如く連着する。

つぎに梯円錐筒１をろう行固定した短円筒２を受皿４に
嵌合させるが受皿４は中央より下側の底面側を径小とす
る段差部５を作設し、上側には螺旋を刻する、さらに、
段差部５に係合する状態の内径を有する無天の円筒缶６
を係挿させる円筒缶６の開天上側には受皿４と収容時に
螺着するための螺旋を刻する、７，７′は円筒缶６を吊
下げるための係止環で、円筒缶６の外周面に対称に第１
図の如く二箇所に取りつける。

また同時に吊下げ用の中鎖８を設ける。

この考案は上記の構造を有する。

この考案の使用法を説明すると屋内外何れの場所におい
て先づ火付巻煙草を梯円錐筒１内挿入することに梯円錐
筒１内で自然消火する、また、受皿４に溜った吸殻は、
受皿４を円筒缶６より取り外し、円筒缶６内に投入する
ことにより受皿は常に清掃されている状態となる、特に
野外においては個人または集団行為の場合その都度消火
装置に火付巻煙草を挿入するこを面倒さよりついポイ捨
てか多くなるによって、この場合円筒缶６内に投捨させ
る。

このように円筒缶６内に溜った塵殻は、受皿４の上側の
螺旋部を円筒缶６の螺旋部とに螺入させて閉缶し持ち去
ることによって常に周囲は清潔さを保つことができ、か
つ、火災発生の原因を未然防止できる等の効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例を示す平面図であり、第２図は
側面図、第３図は第１図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・・・・梯円錐筒、２・・・・・・短円筒、３・
・・・・・丸棒環、 ４・・・・・・受皿、 ５・・・・・・段差部、 ６・・・・・・円筒缶、 ７゜ ７′・・・・・・係止環、 訃・・・・・不備。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 固在面方向に斜切した梯円錐筒の底面部を短円筒周囲に
   、適宜数等間に固着させ、つぎに、受皿内部に短円筒を
   嵌合させるとともに、受皿には環周囲に段差を作設し段
   差上側には螺旋を刻し、さらに、無天の円筒缶に受皿を
   螺設したことを特徴とする吸殻収集缶を附帯させた消火
   装置付灰皿。