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JPS6030970Y2 - 線材コイルの搬送装置 - Google Patents

線材コイルの搬送装置

Info

Publication number
JPS6030970Y2
JPS6030970Y2 JP1979181943U JP18194379U JPS6030970Y2 JP S6030970 Y2 JPS6030970 Y2 JP S6030970Y2 JP 1979181943 U JP1979181943 U JP 1979181943U JP 18194379 U JP18194379 U JP 18194379U JP S6030970 Y2 JPS6030970 Y2 JP S6030970Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
wire
coil
ring
conveying device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979181943U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56100210U (ja
Inventor
浩 金田
洋 佐藤
勝宣 梨本
忠士 松井
Original Assignee
新日本製鐵株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日本製鐵株式会社 filed Critical 新日本製鐵株式会社
Priority to JP1979181943U priority Critical patent/JPS6030970Y2/ja
Priority to GB8029026A priority patent/GB2064594B/en
Priority to DE3034528A priority patent/DE3034528C2/de
Priority to BE2/58743A priority patent/BE885202A/fr
Publication of JPS56100210U publication Critical patent/JPS56100210U/ja
Priority to US06/362,841 priority patent/US4397449A/en
Application granted granted Critical
Publication of JPS6030970Y2 publication Critical patent/JPS6030970Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱間圧延された線材を引き続き移送しながら
毎秒0.1℃〜毎秒約20℃の間の任意の冷却速度で均
一冷却するときに使用する、線材コイルの搬送装置に関
するものである。
熱間圧延された鋼線材を捲取機のレイングヘッドからコ
イル状にして直後に設けた移送コンベア上に載置し、該
移送コンベアにて線材コイルを一定間隔づつずらせて互
いに重なり合う状態で移送しつつ冷却する方法、装置は
公知である。
しかしながら従来の冷却方法および装置は、線材コイル
の重合密度の相違に基づく温度偏差を充分解消できず、
冷却の均一性を計ることは困難であった。
そこで本考案者等は、従来の鋼線材の冷却(0,1℃/
SeC〜約20℃/5ec)方法、装置を改良するもの
として、線材コイルの移送に複数の段差部を有するコン
ベアを用い、且つその移送単位長さ当りの線材リングを
重合数を多くした層厚コイル状の状態で線材を移送しな
がら冷却する方法、装置(以下、方法、装置を方式と称
す)を開発し、所望の効果が得られることを確認した。
ここで、層厚コイルとは、移送コンベア(段差部を有す
るコンベア)上に載置される線材が、一定間隔すらし相
重なり合った状態で線材コイル移送方向1″′当り50
〜550のリング数が存在するものを意味する。
この冷却方式の概要を第1図に基づいて説明する。
第1図において、1は熱間圧延機および冷却装置(図示
せず)に続いて設けた捲取機のレイングヘッド、2は該
レイングヘッド1からリング状に連続して送られてくる
線材リング3を載置して移送スるローラコンベア、4は
該ローラコンベア2に続く段差コンベア(昇降コンベア
)、5は該段差コンベア4と共に線材リング3を包囲す
る保熱カバーであり、該保熱カバー5は複数のゾーンに
区分され、その内部を通過する線材リング3を段階的に
所望の冷却曲線にそって冷却し変態を行なわせるもので
ある。
また6は保熱カバー5から出て冷却を終えた線材リング
3を移送するコンベアで、図示しない急冷する衝風冷却
部を有する。
7は線材の集束装置である。
前記保熱カバー5内の段差コンベア4上の線材リング3
は非同心の互いに重なり合った層厚コイル形状で移送さ
れ、段差コンベア4の段差個所でいったんほぐされて密
度の高いコイル両側部中心近傍からの抜熱(放熱促進)
を図っている。
第2図は、上記段差ローラコンベア4における段差個所
の詳細を示すもので、段差位置に到達した層厚コイル状
の線材リング3は、その上方側コンベア4aから下方側
コンベア4bへ落下し、このときリングは1本づつほぐ
され、図示しない冷媒吹付ノズルからの冷媒(空気、不
活性ガス、ミスト、水等で温度は、大気温度以上乃至保
熱カバー5内の雰囲気温度未満)により冷却される。
この線材リング3の落下のときには、リングの最先端が
3aに示すように下方側コンベア4bのローラ間に突込
み、リングの移送に支障を来たす恐れがある。
線材は所定の速度で移送しながら冷却されることが必要
であるので、このような突込み現象はラインの中断を招
き、生産性を低下させるため好ましくない。
また、この突込み現象が要因の一つとなって線材リング
(線材コイル)の形状が不良となり品質を左右するので
好ましくない。
さらにこの突込み現象による線材リング(線材コイル)
の形状不良が発生すると、線材リング(線材コイル)温
度を全体に亘って均一化することができがたくなる。
本考案は上記難点を解決し、イ搬送中の線材コイル(線
材リング)の突掛けを防止すること、ロコイルはぐしに
よる形状不良の発生を防止すること、へ線材コイル温度
を全体に亘って均一化することができる等の効果を得る
ことができる線材コイルの搬送装置を提供することを目
的とするものである。
すなわち本考案は、上記目的を実現するため、熱間圧延
された線材を捲取機によってコイル状に巻取って一定間
隔ずらした互に重なり合ったリング群の状態で移送する
線材コイルの搬送装置において、該搬送装置を段差コン
ベアとし、該コンベアの上方側の乗り継ぎ部に線材リン
グ径よりも大きい平坦部を設けたことを特徴とする。
本考案において段差個所の下方側コンベアのコイル落下
位置近傍にコイル突込み防止具を設けたりすることは、
特に制約されない。
このコイル突込み防止具を設けることについては、本願
出願人は既に出願済みである。
而して、段差コンベア4は例えばチルチングチ−プル方
式のように昇降自在であれば、段差値を被冷却線材の品
質目標に応じて適宜選択できる効果がある。
しかし本考案において段差コンベア4は、昇降自在か、
固定式であるかは制限されない 次に本考案の一実施例を図面に基づき説明すると共に、
比較例についても説明する。
第3図は、第1図の複数の段差コンベア4のうちの一つ
を線図で拡大示した本考案の一例を示す。
この段差コンベア4は、線材リング3の径を1100m
/mとしたものである。
上方側コンベア4aと下方側コンベア4bとの段差個所
8の段差は、400rrI/mとし段差個所の乗り継ぎ
部に15oom/mの平坦部9を設け、この平坦部9と
段差個所8の傾斜面10の角度θを5°として構成しで
ある。
この段差コンベア4は、便宜的に線図で拡大示している
が、第2図に示すローラによって構成されていることは
言及するまでもない。
この本考案に係る段差コンベア4を用いて、線材搬送試
験を行った結果を、第4図イ〜ホに経時的に示す。
このときの試験条件は次の通りである。
〈試験条件〉 線材リング径:1100m/mφ 500kg/コンベアm コンベア速度: 2.5m/分 段差値: 400m/m なお、これらの図において11はコイルはぐしのときに
冷媒を吹き付ける冷媒吹付はノズルを示す。
先ず第4図イに示す如く、圧延された線材は層厚コイル
状3となって上方側段差コンベア4aにより搬送され、
1番目の線材リング3Aが平坦部9に案内されて平行に
なりつつ同図口のように進み最先端が同図への様に下方
側コンベア4bの傾斜面10へ当接しつつ案内されて矢
印方向へ進み、リング3の最終端が上方側コンベア4a
の平坦部9と外れて第4図二の如く傾斜面10ヘリング
1本づつ順次落下し、同図ホ、への如く搬送される。
本考案では、この状態(現象)を、コイルはぐしと称し
、このコイルはぐしのときにリングで最高温度の個所へ
冷媒を冷媒吹付はノズルで吹付け、リング全体の温度を
均一化する。
上記において第4図へに示すように、リング3の最先端
の傾斜面10に対する着地点Rを平坦部9より遠く離す
ことが本考案の意図であり、その達成手段として、段差
コンベア4の乗り継ぎ部に平坦部9を設けて構成するこ
とを特徴とする。
この平坦部9は、線材リング3の径によって長さが左右
されるが、当業者における線材リング3の径は、100
0m/m以上であるから、平坦部9の長さは1500m
/m以上が好ましい。
すなわち、上記のように線材リング4線材コイル)3の
着地点Rを遠くすることにより、段差個所8での突掛け
を防止することができ、またこれにより線材リング(線
材コイル)3の形状を第4図ホ、への如く形状よく下方
側コンベア4aへ搬送することができる。
而して、これらが実現できることにより、例えば冷媒吹
付ノズル11の吐出口と線材リング3の距離、位置、吹
付方向などを適正にできるので、最適条件のもとて線材
リング3を冷却することができる。
従って、線材リング3の温度を全体に亘って均一化でき
る効果もある。
一方、第5図イルへに本考案の平坦部9を全く設けない
段差コンベア4′(この例では、上方側コンベア4a′
、下方側コンベア4b’で示す)による試験結果を示す
試験条件は本考案の場合と同様であり、段差コンベア4
′の構成条件は、段差間距離4.5m、、傾斜面角度5
°である。
線材リング3は、コンベア4a’の傾斜面10′に案内
されて同図49口の如く搬送され、1番目の線材リング
3の最先端は下方側コンベア4b’の傾斜面10′に対
して同図への如く着地点R′が近くなる。
このため、下方側コンベア4b’の傾斜面10′に突掛
けたりまた線材リング3は、同図へ〜へに示す如く、上
方乗り継ぎ部と、接続する線材リングとの作用でリング
曲りTが必然的に発生する。
このリング曲りTは、同図ホ、への如く順次発生するた
め、結局は線材コイル全体の形状を不良なものとする。
このコイル曲りTが発生することにより、冷媒吹付はノ
ズル11の吐出口を線材リングとの距離、位置、吹付は
方向などは不適当な条件となる。
従って、線材リング(線材コイル)3の温度を全体に亘
って均一化することは困難となり、目標品質を安定して
得ることはできない。
さらに、上記のコイル曲りTが発生すること、突掛けが
発生することは、ラインの中断を招き、生産性を悪くす
ることは言及するまでもない。
。以上のように段差コンベア4の乗に継ぎ部に平坦部9
を設けて構成することは、実操業上、格別の技術的意義
をもち、この平坦部9を設けた段差コンベアで線材コイ
ルの搬送装置を構成することを本考案の特徴とする。
本考案は、以上のように0.1℃/sec〜約20℃/
secの冷却速度の線材直接熱処理方式に採用できるの
で、上記した■突掛は防止、■コイルはぐしによる形状
不良の発生防止、■線材コイル温度の全体に亘っての均
一化を図れる効果は、更に有益になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用する線材冷却ラインの概略図、第
2図は第1図の段差コンベアの拡大側面図、第3図は本
考案の一例を示す側面図、第4図イルへは本考案による
コイル搬送状態を示す経時的説明図、第5図は比較例に
よるコイル搬送状態を示す経時的説明図である。 符号の説明、1・・・・・・レイングヘッド、2・・・
・・・ローラコンベア、3・・・・・・線材コイル、4
・・・・・・段差コンベア、4a・・・・・・上方側コ
ンベア、4b・・・・・・下方側コンベア、5・・・・
・・保熱カバー、6・・・・・・コンベア、7・・・・
・・集束装置、8・・・・・・段差個所、9・・・・・
・平坦部、10・・・・・・傾斜面、11・・・・・・
冷媒吹付ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱間圧延された線材を捲取機によってコイル状に巻取っ
    て一定間隔ずらした互に重なり合ったリング群の状態で
    移送する線材コイルの搬送装置において、 該搬送装置を段差付移送コンベア4と腰且つ該コンベア
    エの上方側コンベアhの乗り継キ部に線材リング3の径
    よりも大きい平坦部9を設けて構成したことを特徴とす
    る、線材コイルの搬送装置。
JP1979181943U 1979-09-13 1979-12-29 線材コイルの搬送装置 Expired JPS6030970Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979181943U JPS6030970Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 線材コイルの搬送装置
GB8029026A GB2064594B (en) 1979-09-13 1980-09-09 Method and apparatus for cooling hotrolled wire rods
DE3034528A DE3034528C2 (de) 1979-09-13 1980-09-12 Verfahren und Vorrichtung zum Abkühlen von warmgewalztem Draht
BE2/58743A BE885202A (fr) 1979-09-13 1980-09-12 Procede et appareil de refroidissement de fils-machines lamines a chaud
US06/362,841 US4397449A (en) 1979-09-13 1982-03-29 Apparatus for cooling hot-rolled wire rods

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979181943U JPS6030970Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 線材コイルの搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56100210U JPS56100210U (ja) 1981-08-07
JPS6030970Y2 true JPS6030970Y2 (ja) 1985-09-17

Family

ID=29692292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979181943U Expired JPS6030970Y2 (ja) 1979-09-13 1979-12-29 線材コイルの搬送装置

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JP (1) JPS6030970Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1161375A (en) * 1967-02-11 1969-08-13 Schloemann Ag Improvements relating to the Cooling of Fanned-out Turns of Wire

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1161375A (en) * 1967-02-11 1969-08-13 Schloemann Ag Improvements relating to the Cooling of Fanned-out Turns of Wire

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56100210U (ja) 1981-08-07

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