JPS6029544Y2 - 屋根 - Google Patents
屋根Info
- Publication number
- JPS6029544Y2 JPS6029544Y2 JP1977117468U JP11746877U JPS6029544Y2 JP S6029544 Y2 JPS6029544 Y2 JP S6029544Y2 JP 1977117468 U JP1977117468 U JP 1977117468U JP 11746877 U JP11746877 U JP 11746877U JP S6029544 Y2 JPS6029544 Y2 JP S6029544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- decorative steel
- steel plate
- roof base
- tiles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 36
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 36
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 8
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 4
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 2
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は屋根に関するものである。
屋根の重量を軽くすることが望まれているが、化粧鋼板
を葺材とした屋根や、スレート瓦等の薄い平板状の瓦を
用いた屋根では、立体感がなく豪華な外観が得られない
という問題があった。
を葺材とした屋根や、スレート瓦等の薄い平板状の瓦を
用いた屋根では、立体感がなく豪華な外観が得られない
という問題があった。
したがって、この考案の目的は、軽量化を図りながら、
立体感のある外観を得ることのできる屋根を提供するこ
とである。
立体感のある外観を得ることのできる屋根を提供するこ
とである。
この考案の一実施例を第1図ないし第7図に示す。
すなわち、この屋根は木製の複数本の平行な角材1と板
材3からなり母屋10上に並設された複数枚の屋根下地
パネル4と、各々これら各屋根下地パネル4の上面に被
着され桁行方向に沿う断面形状が波形に形成されるとと
もに、貴方向に沿う断面形状が上り傾斜部分とそり上端
から折れ曲がった短い立下り部分5aとを多数連続させ
てなる階段状に形成された複数枚の化粧鋼板5と、下向
きの半割れ円筒状に形成されて各々前記化粧鋼板5の各
波山部に被さりかつ桁行方向に隣り合う物同志は互いに
間隔を開は貴方向に隣り合う物同志は互いに一部が重な
る状態に敷設され各々下面の棟側の端部に前記化粧鋼板
5の前記立下り部分5aに係合した突部7aを有する複
数枚の瓦7とを備えたものである。
材3からなり母屋10上に並設された複数枚の屋根下地
パネル4と、各々これら各屋根下地パネル4の上面に被
着され桁行方向に沿う断面形状が波形に形成されるとと
もに、貴方向に沿う断面形状が上り傾斜部分とそり上端
から折れ曲がった短い立下り部分5aとを多数連続させ
てなる階段状に形成された複数枚の化粧鋼板5と、下向
きの半割れ円筒状に形成されて各々前記化粧鋼板5の各
波山部に被さりかつ桁行方向に隣り合う物同志は互いに
間隔を開は貴方向に隣り合う物同志は互いに一部が重な
る状態に敷設され各々下面の棟側の端部に前記化粧鋼板
5の前記立下り部分5aに係合した突部7aを有する複
数枚の瓦7とを備えたものである。
前記複数枚の屋根下地パネル4で屋根下地本体が構成さ
れている。
れている。
化粧鋼板5の波の谷部は円弧状凹断面形状に、波の山部
は平板状に形成されている。
は平板状に形成されている。
化粧鋼板5は屋根下地パネル4の上面全体に被さる大き
さである。
さである。
化粧鋼板5は貴方向に沿う両側縁に下向きに折れ曲がっ
た側板部5bを有し、側板部5bと屋根下地パネル4の
角材1とをかすがい6で接合することにより、化粧鋼板
5の固定が行なわれる。
た側板部5bを有し、側板部5bと屋根下地パネル4の
角材1とをかすがい6で接合することにより、化粧鋼板
5の固定が行なわれる。
側板部5bは下縁に内向きに折れ曲がった折曲げ部5c
を有する。
を有する。
屋根下地パネル4は断熱材2を有する。各屋根下地パネ
ル4は母屋10に固定するが、屋根下地パネル4の相互
の固定は不要である。
ル4は母屋10に固定するが、屋根下地パネル4の相互
の固定は不要である。
また、各化粧鋼板5の相互の固定も不要である。
化粧鋼板5の相互間の継ぎ目に応じて防水テープを貼付
ける等して防水処理を止す。
ける等して防水処理を止す。
棟部分は棟カバーを設ける等、通常の防水処理を施す。
軒部分は防水のために、化粧鋼板5と屋根下地パネル4
の上面との間の空間を閉蓋する板材を設けてもよいが、
必ずしも防水処理を施さなくてもよい。
の上面との間の空間を閉蓋する板材を設けてもよいが、
必ずしも防水処理を施さなくてもよい。
この屋根の施工方法につき説明する。
予め工場で屋根下地パネル4を製作してその上に化粧鋼
板5を被着しておき、この化粧鋼板5の被着された屋根
下地パネル4を、建築現場で第3図、第6図および第7
図のように、粱9、母屋10.けた11および棟木12
等からなる小屋組上に複数枚並設する。
板5を被着しておき、この化粧鋼板5の被着された屋根
下地パネル4を、建築現場で第3図、第6図および第7
図のように、粱9、母屋10.けた11および棟木12
等からなる小屋組上に複数枚並設する。
そして、各部の防水処理や棟カバーの取付けを行ない、
かつ化粧鋼板5の上に第4図および第5図のように瓦7
を敷設し、施工が完完了する。
かつ化粧鋼板5の上に第4図および第5図のように瓦7
を敷設し、施工が完完了する。
なお、化粧鋼板5は予め工場で屋根下地パネル4に取付
ける代りに、現場で取付けを行なってもよい。
ける代りに、現場で取付けを行なってもよい。
その場合、屋根下地パネル4の相互間に防水テープの貼
付けが行なえる。
付けが行なえる。
このように施工が行なわれるが、予め上場で生産される
屋根下地パネル4を用いているので、従来のように多数
のたる木と野地板を現場で設けるものに比べて現場施工
が簡単である。
屋根下地パネル4を用いているので、従来のように多数
のたる木と野地板を現場で設けるものに比べて現場施工
が簡単である。
また、瓦7は桁行方向には重ね合さすに隙間をあけて並
べているため、屋根の重量を軽くすることができる。
べているため、屋根の重量を軽くすることができる。
しかも、半割れ円筒状の瓦7を用いているため、化粧鋼
板のみを葺材として用いた屋根や、平板状のスレート瓦
を用いた屋根に比して立体感が得られる。
板のみを葺材として用いた屋根や、平板状のスレート瓦
を用いた屋根に比して立体感が得られる。
なお、化粧鋼板5は、これのみで葺材となり得るもので
あり、その化粧鋼板5を全体に葺いた上に、さらに瓦7
を敷設しているが、瓦は一般に葺材として用いる化粧鋼
板に比して厚くてかなり重量が重いので、立体感のある
和瓦等の瓦を全体に葺いた屋根に比べると、前述のよう
に瓦7を部分的に敷設することにより軽量化が可能であ
る。
あり、その化粧鋼板5を全体に葺いた上に、さらに瓦7
を敷設しているが、瓦は一般に葺材として用いる化粧鋼
板に比して厚くてかなり重量が重いので、立体感のある
和瓦等の瓦を全体に葺いた屋根に比べると、前述のよう
に瓦7を部分的に敷設することにより軽量化が可能であ
る。
このように、立体感を得ながら、屋根の軽量化を遠戚す
ることができる。
ることができる。
しかも、瓦7の重ね合せが妻方向のみでよいことから、
瓦7の敷設作業が簡単に行なえる。
瓦7の敷設作業が簡単に行なえる。
また、化粧鋼板5に立下り部分5aを設けて瓦7の突部
7aを係合させているため、瓦7がずれ落ちることがな
い。
7aを係合させているため、瓦7がずれ落ちることがな
い。
前記立下り部分5aは化粧鋼板5の桁行方向幅全体に亘
って設けたものであるため、例えば瓦7ごとに係合用の
凹部を設けるものと異なり、形状が単純であり、簡単に
成形することができる。
って設けたものであるため、例えば瓦7ごとに係合用の
凹部を設けるものと異なり、形状が単純であり、簡単に
成形することができる。
さらに、化粧鋼板5の桁行方向に沿う断面形状を波形と
しているため、瓦7の桁行方向の位置決めが得られるう
え、化粧鋼板5と屋根下地パネル4の上面との間に通気
空間8が得られ、そのため良好な通気性が得られて冬期
の屋根下地パネル4の下面における結露が防止され、か
つ夏期における太陽熱の遮熱効果が得られる。
しているため、瓦7の桁行方向の位置決めが得られるう
え、化粧鋼板5と屋根下地パネル4の上面との間に通気
空間8が得られ、そのため良好な通気性が得られて冬期
の屋根下地パネル4の下面における結露が防止され、か
つ夏期における太陽熱の遮熱効果が得られる。
また、このように化粧鋼板5が波形であるため、雨水の
流れを良くすることができる。
流れを良くすることができる。
以上のように、この考案の屋根は次の各効果がある。
■半円筒状の瓦を敷設したものであるため、立体感があ
る。
る。
また、瓦を桁行方向に重ね合せずに隙間をあけて並べて
いるので、屋根の重量を軽くすることができる。
いるので、屋根の重量を軽くすることができる。
すなわち、立体感を得ながら屋根の軽量化を遠戚するこ
とができる。
とができる。
■瓦の重ね合せが妻方向のみでよいことから、瓦の敷設
作業が簡単に行なえる。
作業が簡単に行なえる。
■化粧鋼板に妻方向適当間隔おきに立下り部分を設けて
瓦のずり落ち防止を図っているが、前記立下り部分は化
粧鋼板の桁行方向幅全体に亘って設けたものであるため
、例えば瓦ごとに係合用の凹部を設けたうえに段部も形
成するものと異なり、形状が単純であり、化粧鋼板であ
っても簡単に成形することができる。
瓦のずり落ち防止を図っているが、前記立下り部分は化
粧鋼板の桁行方向幅全体に亘って設けたものであるため
、例えば瓦ごとに係合用の凹部を設けたうえに段部も形
成するものと異なり、形状が単純であり、化粧鋼板であ
っても簡単に成形することができる。
■化粧鋼板の桁行方向に沿う断面形状を波形としている
ため、瓦の桁行方向の位置決めが得られる。
ため、瓦の桁行方向の位置決めが得られる。
■化粧鋼板を波形としたものであるため、化粧鋼板の下
面と下地パネルの上面との間に通気性が得られ、そのた
め結露の問題が緩和され、かつ優れた遮熱効果が得られ
る。
面と下地パネルの上面との間に通気性が得られ、そのた
め結露の問題が緩和され、かつ優れた遮熱効果が得られ
る。
第1図はこの考案の一実施例における屋根下地パネルと
化粧鋼板との関係を示す部分斜視図、第2図はその部分
側面図、第3図は同じくその屋根下地パネルと化粧鋼板
の現場施工状態斜視図、第4図は同実施例の施工完成状
態の斜視図、第5図は第4図の断面図、第6図は同じく
屋根下地パネルと化粧鋼板の現場施工状態の概略側面図
、第7図は同じく屋根下地パネルの並設状態を示す平面
図である。 1・・・・・・角材、2・・・・・・断熱材、3・・・
・・・板材、4・・・・・・屋根下地パネル、5・・・
・・・化粧鋼板、5a・・・・・・立下り部分、6・・
・・・・かすがい、7・・・・・・瓦、7a・・・・・
・突部。
化粧鋼板との関係を示す部分斜視図、第2図はその部分
側面図、第3図は同じくその屋根下地パネルと化粧鋼板
の現場施工状態斜視図、第4図は同実施例の施工完成状
態の斜視図、第5図は第4図の断面図、第6図は同じく
屋根下地パネルと化粧鋼板の現場施工状態の概略側面図
、第7図は同じく屋根下地パネルの並設状態を示す平面
図である。 1・・・・・・角材、2・・・・・・断熱材、3・・・
・・・板材、4・・・・・・屋根下地パネル、5・・・
・・・化粧鋼板、5a・・・・・・立下り部分、6・・
・・・・かすがい、7・・・・・・瓦、7a・・・・・
・突部。
Claims (1)
- 母屋上に設けられた屋根下地本体そ、この屋根下地本体
の上面に桁行方向に並べて配置されてそれぞれ貴方向に
沿う両側縁が前記屋根下地本体に固定され桁行方向に沿
う断面形状が波形に形成されるとともに貴方向に沿う断
面形状が上り傾斜部分とその上端から折れ曲がった短い
立下り部分とを多数連続させてなる階段状に形成された
複数枚の化粧鋼板と、下向きの半割れ円筒状に形成され
て各々前記化粧鋼板の各波山部に被さりかつ桁行方向に
隣り合う物同志は互いに間隔を開は貴方向に隣り合う物
同志は互いに一部が重なる状態に敷設され各々下面の棟
側の端部に前記化粧鋼板の前記立下り部分に係合した突
部を有する複数枚の瓦とを備えた屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977117468U JPS6029544Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | 屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977117468U JPS6029544Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | 屋根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5443219U JPS5443219U (ja) | 1979-03-24 |
JPS6029544Y2 true JPS6029544Y2 (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=29070941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977117468U Expired JPS6029544Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | 屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029544Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6021514U (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-14 | 防衛庁技術研究本部長 | オイルパン |
JPS62142818A (ja) * | 1986-12-05 | 1987-06-26 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | オイルパンのバツフルプレ−ト取付方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039925U (ja) * | 1973-07-14 | 1975-04-23 | ||
JPS5114571U (ja) * | 1974-07-19 | 1976-02-02 |
-
1977
- 1977-08-31 JP JP1977117468U patent/JPS6029544Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039925U (ja) * | 1973-07-14 | 1975-04-23 | ||
JPS5114571U (ja) * | 1974-07-19 | 1976-02-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5443219U (ja) | 1979-03-24 |
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