JPS6029376Y2 - 無端走行帯体の過緊張防止装置付テンシヨン調整装置 - Google Patents
無端走行帯体の過緊張防止装置付テンシヨン調整装置Info
- Publication number
- JPS6029376Y2 JPS6029376Y2 JP1462281U JP1462281U JPS6029376Y2 JP S6029376 Y2 JPS6029376 Y2 JP S6029376Y2 JP 1462281 U JP1462281 U JP 1462281U JP 1462281 U JP1462281 U JP 1462281U JP S6029376 Y2 JPS6029376 Y2 JP S6029376Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- frame
- screw shaft
- adjustment screw
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sawing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテンションロールに無端走行帯体をかけ、テン
ション調整ねじ軸の回転により前記ロールの軸を移動し
て無端走行帯体の緊張の程度を加減するようにしたテン
ション調整装置において、テンション調整ねじ軸の過回
転により無端走行帯体が過緊張を生ずる直前に、前記の
調整ねじ軸を回転不能にするように構成した無端走行帯
体の過緊張防止装置付テンション調整装置に係り、その
目的とするところは無端走行帯体の過緊張による破断事
故を有効に防止するようにしたテンション調整装置を提
供するにある。
ション調整ねじ軸の回転により前記ロールの軸を移動し
て無端走行帯体の緊張の程度を加減するようにしたテン
ション調整装置において、テンション調整ねじ軸の過回
転により無端走行帯体が過緊張を生ずる直前に、前記の
調整ねじ軸を回転不能にするように構成した無端走行帯
体の過緊張防止装置付テンション調整装置に係り、その
目的とするところは無端走行帯体の過緊張による破断事
故を有効に防止するようにしたテンション調整装置を提
供するにある。
本考案の一実施例を添付図面について説明する。
第1図は本考案を施したパイプ切断機1を示し、据付台
2の軸3によって可動フレーム4を揺動可能に支持し、
該フレーム4の一側にモータ5によって駆動される積極
回転ロール6を軸支し、他側には本考案のテンションロ
ール7を装置して無端走行帯体の一種である無端金鋸帯
8を緊張状に掛渡し、その露出走行部9によりパイプa
を切断する。
2の軸3によって可動フレーム4を揺動可能に支持し、
該フレーム4の一側にモータ5によって駆動される積極
回転ロール6を軸支し、他側には本考案のテンションロ
ール7を装置して無端走行帯体の一種である無端金鋸帯
8を緊張状に掛渡し、その露出走行部9によりパイプa
を切断する。
前記テンションロール7はフレーム4に取付けた金具1
0に形成した長孔11に一部を摺動自由に通した軸体1
2の軸13にベアリング16を介して回転自由に嵌めた
ものであって、該ロール7の中心部側面と軸13の大径
部の段との間にスラストベアリング17をも介装する。
0に形成した長孔11に一部を摺動自由に通した軸体1
2の軸13にベアリング16を介して回転自由に嵌めた
ものであって、該ロール7の中心部側面と軸13の大径
部の段との間にスラストベアリング17をも介装する。
軸体12の外側には長孔11の孔縁に接して移動する角
形部14を設けてこれに長孔11の長手方向と平行なね
じ孔15を透設する。
形部14を設けてこれに長孔11の長手方向と平行なね
じ孔15を透設する。
フレーム4の一部には長孔11の長手方向と直角をなす
ロック金具18を一体をなさせて取付け、その透孔19
に、フレーム4の外側からテンション調整ねじ軸20を
ほぼ緊密状に遊挿し、内端の調整ねじ21を前記角形部
14のねじ孔15に螺合して貫通させる。
ロック金具18を一体をなさせて取付け、その透孔19
に、フレーム4の外側からテンション調整ねじ軸20を
ほぼ緊密状に遊挿し、内端の調整ねじ21を前記角形部
14のねじ孔15に螺合して貫通させる。
テンション調整ねじ軸20にはロック金具18の外側に
おいて拡径部22と鍔23とハンドル24の一体構成体
を嵌めて固定し、ロック金具18と鍔23とに前記ねじ
軸20の外周で拡径部22に緩やかに巻装したばね25
を介装する。
おいて拡径部22と鍔23とハンドル24の一体構成体
を嵌めて固定し、ロック金具18と鍔23とに前記ねじ
軸20の外周で拡径部22に緩やかに巻装したばね25
を介装する。
またロック金具18には第2のばね26の弾力により外
側に突出するストップ係合子27を設け、テンション調
整ねじ軸20の拡径部22の内端面にばね25の圧縮と
ともに前記ストップ係合子27に嵌まり込む係合大部2
8を設ける。
側に突出するストップ係合子27を設け、テンション調
整ねじ軸20の拡径部22の内端面にばね25の圧縮と
ともに前記ストップ係合子27に嵌まり込む係合大部2
8を設ける。
ストップ係合子27と係合大部28にはその何れか一方
又は両方に、テンション調整ねじ軸20のテンション減
少方向への回転を自由にする案内斜面27’、2B’を
第6図のとおりに設ける。
又は両方に、テンション調整ねじ軸20のテンション減
少方向への回転を自由にする案内斜面27’、2B’を
第6図のとおりに設ける。
本実施例の作用を説明するに、バンドル24を例へば時
計方向に回転し、テンション調整ねじ軸20の調整ねじ
21により軸体12を長孔11内で第2図矢線方向に移
動して行う。
計方向に回転し、テンション調整ねじ軸20の調整ねじ
21により軸体12を長孔11内で第2図矢線方向に移
動して行う。
無端金鋸帯8の調整テンションが適正である間はばね2
5の弾力によりテンション調整ねじ軸20と軸体12と
テンションロール7とが引かれて同図のとおりに拡径部
22の係合大部28をストップ係合子27に嵌めること
はなく、回転は自由である。
5の弾力によりテンション調整ねじ軸20と軸体12と
テンションロール7とが引かれて同図のとおりに拡径部
22の係合大部28をストップ係合子27に嵌めること
はなく、回転は自由である。
テンションロール7をテンション調整ねシ軸20により
最大テンション圧力程度まで引くと無端金鋸帯8にやや
過緊張を生じ、テンションロール7と軸体12とが第2
図矢線方向に移動し得なくなる。
最大テンション圧力程度まで引くと無端金鋸帯8にやや
過緊張を生じ、テンションロール7と軸体12とが第2
図矢線方向に移動し得なくなる。
その状態でテンション調整ねじ軸20をハン!゛ル24
により廻し続けると、調整ねじ軸20がjまね25を圧
縮しながら角形部14のねじ孔15内を矢線と反対方向
に進み、拡径部22の端面でストップ係合子27を第2
のばね26に抗して押し、終には係合大部28が前記係
合子27を探り当て嵌入させるから、バンドル24及び
テンション調整ねじ軸20のテンション増加調整方向へ
の回転が不能になる。
により廻し続けると、調整ねじ軸20がjまね25を圧
縮しながら角形部14のねじ孔15内を矢線と反対方向
に進み、拡径部22の端面でストップ係合子27を第2
のばね26に抗して押し、終には係合大部28が前記係
合子27を探り当て嵌入させるから、バンドル24及び
テンション調整ねじ軸20のテンション増加調整方向へ
の回転が不能になる。
本考案装置は、テンション調整ねじ軸20の拡径部22
の端面がフレーム4から弾出するストップ係合子27に
接触しない範囲でテンション調整ねじ軸20を自由に回
転してテンションロール7により無端金鋸帯などの無端
走行帯体8のテンションを調整する構成をもつものであ
って、前記ねじ軸20をテンション増加方向に過剰回転
すると、ばね25が圧縮され、フレーム4側から弾出さ
せたストップ係合子27とテンション調整ねじ軸の拡径
部22の端面に設けた係合大部の嵌まり合いで前記ねじ
軸20の回転を不能にして、無端走行帯体8が破断する
までの過緊張を有効に防止すると同時に、前記調整ねじ
軸20のテンション増加方向への回転が不能になったこ
とにより無端走行帯体8が過緊張気味であることを警告
できる効果をもつ。
の端面がフレーム4から弾出するストップ係合子27に
接触しない範囲でテンション調整ねじ軸20を自由に回
転してテンションロール7により無端金鋸帯などの無端
走行帯体8のテンションを調整する構成をもつものであ
って、前記ねじ軸20をテンション増加方向に過剰回転
すると、ばね25が圧縮され、フレーム4側から弾出さ
せたストップ係合子27とテンション調整ねじ軸の拡径
部22の端面に設けた係合大部の嵌まり合いで前記ねじ
軸20の回転を不能にして、無端走行帯体8が破断する
までの過緊張を有効に防止すると同時に、前記調整ねじ
軸20のテンション増加方向への回転が不能になったこ
とにより無端走行帯体8が過緊張気味であることを警告
できる効果をもつ。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は概要側面
図、第2図は要部の拡大正面図、第3図は第2図A−A
線切断面図、第4図は第3図B −B線切断面図、第5
図は拡径部22等の正面図、第6図は一部の斜視図であ
る。 4・・・・・・フレーム、6・・・・・・積極回転ロー
ル、7・・・・・・テンションロール、8・・・・・・
無端走行帯体(無端金鋸帯)、11・・・・・・長孔、
12・・・・・・軸体、15・・・・・・ねじ孔、16
・・・・・・ベアリング、18・・・・・田ツク金具、
19・・・・・・透孔、20・・・・・・テンション調
整ねじ軸、21・・・・・・調整ねじ、22・・・・・
・拡径部、23・・・・・・鍔、25・・・・・・ばね
、26・・・・・・第2のばね、27・・・・・・スト
ップ係合子、28・・・・・・係合大部。
図、第2図は要部の拡大正面図、第3図は第2図A−A
線切断面図、第4図は第3図B −B線切断面図、第5
図は拡径部22等の正面図、第6図は一部の斜視図であ
る。 4・・・・・・フレーム、6・・・・・・積極回転ロー
ル、7・・・・・・テンションロール、8・・・・・・
無端走行帯体(無端金鋸帯)、11・・・・・・長孔、
12・・・・・・軸体、15・・・・・・ねじ孔、16
・・・・・・ベアリング、18・・・・・田ツク金具、
19・・・・・・透孔、20・・・・・・テンション調
整ねじ軸、21・・・・・・調整ねじ、22・・・・・
・拡径部、23・・・・・・鍔、25・・・・・・ばね
、26・・・・・・第2のばね、27・・・・・・スト
ップ係合子、28・・・・・・係合大部。
Claims (1)
- フレーム4に設けた長孔11に、該長孔11の長手方向
への移動を自由にした軸体12を通し、その軸体12に
回転自由に支持したテンションロール7に嵌め、そのテ
ンションロール7に、無端走行帯体8を掛けると共に、
前記フレームに外側から摺動自由に挿通したテンション
調整ねじ軸20を前記軸体12に対して直交状に螺合し
、前記調整ねじ軸20のフレーム4の外側に設けた鍔2
3と、フレーム4との間に、該調整ねじ軸20に捲装し
たばね25を介装し、さらにフレームには第2のばね2
6の弾力で外側に弾出するストップ係合子27を設け、
前記ねじ軸20のフレーム外側面に対応する拡径部22
に前記のばね25の圧縮とともにストップ係合子27に
嵌まり込む係合天部28を設けたことを特徴とする無端
走行帯体の過緊張防止装置付テンション調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1462281U JPS6029376Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | 無端走行帯体の過緊張防止装置付テンシヨン調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1462281U JPS6029376Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | 無端走行帯体の過緊張防止装置付テンシヨン調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57126996U JPS57126996U (ja) | 1982-08-07 |
JPS6029376Y2 true JPS6029376Y2 (ja) | 1985-09-05 |
Family
ID=29812659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1462281U Expired JPS6029376Y2 (ja) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | 無端走行帯体の過緊張防止装置付テンシヨン調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029376Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645356Y2 (ja) * | 1987-04-15 | 1994-11-24 | 日本フル−ト株式会社 | シート状体の熱溶着および切断装置 |
-
1981
- 1981-02-04 JP JP1462281U patent/JPS6029376Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57126996U (ja) | 1982-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5482307A (en) | Footrest assembly for motorcycle | |
US5467497A (en) | Adjustable drywall corner tool | |
EP0204802A1 (en) | PIPE CUTTER. | |
JPS6029376Y2 (ja) | 無端走行帯体の過緊張防止装置付テンシヨン調整装置 | |
JPH077726Y2 (ja) | 釣り用ガイド | |
CA2145433C (en) | Fishing reel | |
JPH0530015Y2 (ja) | ||
EP0337864A1 (fr) | Porte-monture de lunettes perfectionné pour machine à réproduire | |
JPS6137844Y2 (ja) | ||
JP3444076B2 (ja) | チェーンバイス装置 | |
JPH0223794Y2 (ja) | ||
JP2002001613A (ja) | エンジンカッター | |
JPS6325164Y2 (ja) | ||
JPS6130730Y2 (ja) | ||
JPS606457Y2 (ja) | 織機の織布巻取装置 | |
JPH0568775U (ja) | ステアリングコラムの支持装置 | |
KR960007068A (ko) | 척 장치 | |
JPH079695Y2 (ja) | 位置調整装置 | |
JPH0539244Y2 (ja) | ||
JPS6021134Y2 (ja) | 帯鋸盤用鋸刃逃し装置 | |
KR890003803Y1 (ko) | 현미기의 탈부로울러 간격 조절장치 | |
JPH0138106Y2 (ja) | ||
JPH01170523U (ja) | ||
JPH0442106U (ja) | ||
JPS58157526U (ja) | 管材切断器機の切込圧力調節装置 |