JPS6029360Y2 - プラシレス直流モ−タ - Google Patents
プラシレス直流モ−タInfo
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- JPS6029360Y2 JPS6029360Y2 JP1977072928U JP7292877U JPS6029360Y2 JP S6029360 Y2 JPS6029360 Y2 JP S6029360Y2 JP 1977072928 U JP1977072928 U JP 1977072928U JP 7292877 U JP7292877 U JP 7292877U JP S6029360 Y2 JPS6029360 Y2 JP S6029360Y2
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- Japan
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- transistor
- control circuit
- rotor
- circuit
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブラシレス直流モータに関し、詳しくは各別の
制御回路例えばトランジスタ式制御回路を介して直流電
源に接続した複数相例えば3相の各電機子巻線と、永久
磁石ロータとを有し、該ロータの位置検出機構をもたな
いでモータの起動および回転を行なわせるようにしたブ
ラシレス直流モータに関するものである。
制御回路例えばトランジスタ式制御回路を介して直流電
源に接続した複数相例えば3相の各電機子巻線と、永久
磁石ロータとを有し、該ロータの位置検出機構をもたな
いでモータの起動および回転を行なわせるようにしたブ
ラシレス直流モータに関するものである。
従来のこの種の直流モータとしては例えば第3図に示す
ようなものが知られている。
ようなものが知られている。
すなわち、永久磁石ロータ(図示せず)の外周域に12
0度の等間隔を存して配置した第1相、第2相および第
3相の電機子巻線11,12.13をPNP型トランジ
スタTI、T2.T3を含む制御回路を介してスイッチ
14に接続し、該スイッチ14に直流電源Bのプラス極
を接続すると共に、前記の各電機子巻線11,12,1
3にはピーク検波手段によってロータの回転速度を検出
するダイオードD1、D2.D3を接続し、これら各ダ
イオードD1〜D3のアノードを共に回転速度検出回路
15へ導びき、該回路15の出力段に回転速度制御回路
16を接続する一方、同回路16の出力側をスピードコ
ントロール用の抵抗R4,R5,R6を介して前記制御
回路に接続したものが知られている。
0度の等間隔を存して配置した第1相、第2相および第
3相の電機子巻線11,12.13をPNP型トランジ
スタTI、T2.T3を含む制御回路を介してスイッチ
14に接続し、該スイッチ14に直流電源Bのプラス極
を接続すると共に、前記の各電機子巻線11,12,1
3にはピーク検波手段によってロータの回転速度を検出
するダイオードD1、D2.D3を接続し、これら各ダ
イオードD1〜D3のアノードを共に回転速度検出回路
15へ導びき、該回路15の出力段に回転速度制御回路
16を接続する一方、同回路16の出力側をスピードコ
ントロール用の抵抗R4,R5,R6を介して前記制御
回路に接続したものが知られている。
ここで、該制御回路は環状連鎖回路を形成している。
また、抵抗R1とコンデンサC1,R2とC2,R3と
C3は前段の位相を詳しくは前段の各巻線内に誘起され
る交流電圧の位相を約60度遅らせるためのものである
。
C3は前段の位相を詳しくは前段の各巻線内に誘起され
る交流電圧の位相を約60度遅らせるためのものである
。
さらにC4,C5,C6は前段の直流分をカットするた
めのコンデンサである。
めのコンデンサである。
而して、第3図のスイッチ14をオンにするとトランジ
スタT1〜T3を含む連鎖回路によって第1相乃至第3
相の各電機子巻線11,12,13に電流が連鎖的に通
電され、これによって永久磁石ロータが励起されて、該
ロータが振動する。
スタT1〜T3を含む連鎖回路によって第1相乃至第3
相の各電機子巻線11,12,13に電流が連鎖的に通
電され、これによって永久磁石ロータが励起されて、該
ロータが振動する。
該ロータが振動すると、その誘起電圧α、β、γ(第4
図参照)が各電機子巻線11.12.13に発生し、こ
の誘起電圧によって一定方向へのロータの回転が起り、
ダイオードD1〜D3によるピーク検波で以って回転速
度を検出し、次段の回転速度制御回路16によりロータ
の回転を制御するものである。
図参照)が各電機子巻線11.12.13に発生し、こ
の誘起電圧によって一定方向へのロータの回転が起り、
ダイオードD1〜D3によるピーク検波で以って回転速
度を検出し、次段の回転速度制御回路16によりロータ
の回転を制御するものである。
しかしながら、上記従来構成のブラシレス直流モータに
おいては、該モータの回転軸と慣性をもった負荷(たと
えばテープレコーダのフライホイール等)とをベルトで
互いに連結した際、モータの励振と負荷とが互いに釣合
って該モータが起動しないという不祥事が発生する欠点
があった。
おいては、該モータの回転軸と慣性をもった負荷(たと
えばテープレコーダのフライホイール等)とをベルトで
互いに連結した際、モータの励振と負荷とが互いに釣合
って該モータが起動しないという不祥事が発生する欠点
があった。
然るに本考案は、永久磁石ロータと、出力トランジスタ
により順次作動する複数相の各電機子巻線を備え、各巻
線の誘起電流印加による誘導起電力によって前記ロータ
を回転させる一方、前記各巻線に回転速度検出回路を介
して回転速度制御回路を接続すると共に、前記出力トラ
ンジスタの何れか一つにスイッチング回路を介してスイ
ッチング制御回路を接続させ、前記回転速度検出回路の
出力に基づいて前記スイッチング制御回路を介してスイ
ッチング制御回路に接続した出力トランジスタを作動制
御すべく構成したものである。
により順次作動する複数相の各電機子巻線を備え、各巻
線の誘起電流印加による誘導起電力によって前記ロータ
を回転させる一方、前記各巻線に回転速度検出回路を介
して回転速度制御回路を接続すると共に、前記出力トラ
ンジスタの何れか一つにスイッチング回路を介してスイ
ッチング制御回路を接続させ、前記回転速度検出回路の
出力に基づいて前記スイッチング制御回路を介してスイ
ッチング制御回路に接続した出力トランジスタを作動制
御すべく構成したものである。
したがって本考案によれば、起動時にはロータがある回
転数に至るまで1相分の出力トランジスタへの通電を遮
断することによって正確にロータの回転軸と慣性をもっ
た負荷との間の均衡を強制的に崩し、以ってロータを確
実に起動させ得るようにしたものである。
転数に至るまで1相分の出力トランジスタへの通電を遮
断することによって正確にロータの回転軸と慣性をもっ
た負荷との間の均衡を強制的に崩し、以ってロータを確
実に起動させ得るようにしたものである。
以下、本考案の理解をさらに深めるために、図示の実施
例に基づい詳述する。
例に基づい詳述する。
第1図は本考案に係るブラシレス直流モータの電気回路
図で、同図中、1は第1相の電機子巻線、2は第2相の
電機子巻線、3は第3相の電機子巻線で、これらの各電
機子巻線1,2.3は永久磁石ロータ(図示せず)の外
周域に120度の等間隔を存して配置したものである。
図で、同図中、1は第1相の電機子巻線、2は第2相の
電機子巻線、3は第3相の電機子巻線で、これらの各電
機子巻線1,2.3は永久磁石ロータ(図示せず)の外
周域に120度の等間隔を存して配置したものである。
また、前記の電機子巻線1.2.3の一側は制御回路を
構成するPNP型の出力トランジスタQ1、Q2.Q3
の各コレクタ電極に、他側はアースにそれぞれ接続して
いる。
構成するPNP型の出力トランジスタQ1、Q2.Q3
の各コレクタ電極に、他側はアースにそれぞれ接続して
いる。
さらに、前記トランジスタQlt Q2t Q3の各エ
ミッタ電極は共にスイッチ4を介して直流電源Bに接続
している。
ミッタ電極は共にスイッチ4を介して直流電源Bに接続
している。
前記トランジスタQl、Q2.Q3の各ベース電極には
PNP型の前置トランジスタQ4.Q5゜Q6の各エミ
ッタ電極を接続し、トランジスタQ2のコレクタ電極と
トランジスタQ4のベース電極とをコンデンサC4およ
び抵抗R1で、またトランジスタQ3のコレクタ電極と
トランジスタQ5のベース電極とをコンデンサC5およ
び抵抗R2で、さらにトランジスタQ1のコレクタ電極
トランジスタQ6のベース電極とをコンデンサC6およ
び抵抗R3でそれぞれ接続して環状連鎖回路を構成して
いる。
PNP型の前置トランジスタQ4.Q5゜Q6の各エミ
ッタ電極を接続し、トランジスタQ2のコレクタ電極と
トランジスタQ4のベース電極とをコンデンサC4およ
び抵抗R1で、またトランジスタQ3のコレクタ電極と
トランジスタQ5のベース電極とをコンデンサC5およ
び抵抗R2で、さらにトランジスタQ1のコレクタ電極
トランジスタQ6のベース電極とをコンデンサC6およ
び抵抗R3でそれぞれ接続して環状連鎖回路を構成して
いる。
また、出力トランジスタのエミッタ共通ライン/!1と
各前置トランジスタQ4.Q5.Q6のベース電極との
間にはコンデンサC1,C2,C3を接続し、該コンデ
ンサと先に述べた抵抗R1゜R2,R3とによって、つ
まり各要素CI、R1、C2,R2,C3,R3によっ
て前段の各巻線3. 1.2内に誘起される交流電圧の
位相を約60度遅らせるように構成している。
各前置トランジスタQ4.Q5.Q6のベース電極との
間にはコンデンサC1,C2,C3を接続し、該コンデ
ンサと先に述べた抵抗R1゜R2,R3とによって、つ
まり各要素CI、R1、C2,R2,C3,R3によっ
て前段の各巻線3. 1.2内に誘起される交流電圧の
位相を約60度遅らせるように構成している。
前記各トランジスタQ4.Q5の各コレクタ電極は共に
ラインで2に接続し、該ライン12と各点PI、P2.
P3との間にはスピードコントロール用の抵抗R4,R
5,R6をそれぞれ接続している。
ラインで2に接続し、該ライン12と各点PI、P2.
P3との間にはスピードコントロール用の抵抗R4,R
5,R6をそれぞれ接続している。
一方、前記各電機子巻線1.2.3の一側にはピーク検
波手段によってロータの回転速度を検出するダイオード
DI、D2.D3のカソードを接続し、これら各ダイオ
ードD1〜D3のアノードは共に回転速度検出回路5に
接続している。
波手段によってロータの回転速度を検出するダイオード
DI、D2.D3のカソードを接続し、これら各ダイオ
ードD1〜D3のアノードは共に回転速度検出回路5に
接続している。
そして、該回路5の出力段には回転速度制御回路6とス
イッチング制御回路7とを接続し、速度制御回路6の出
力側は前記ライン12に接続している。
イッチング制御回路7とを接続し、速度制御回路6の出
力側は前記ライン12に接続している。
しかも、第3相の制御回路中には起動時に該回路をオフ
制御するスイッチング回路8を組込んでいる。
制御するスイッチング回路8を組込んでいる。
このスイッチング回路8は例えばPNP型トランジスタ
Q7によって回路構成したもので、該トランジスタQ7
のベース電極はスイッチング制御回路7に、またコレク
タ電極はラインで2に、さらにエミッタ電極は先に述べ
た前置トランジスタQ6のコレクタ電極にそれぞれ接続
している。
Q7によって回路構成したもので、該トランジスタQ7
のベース電極はスイッチング制御回路7に、またコレク
タ電極はラインで2に、さらにエミッタ電極は先に述べ
た前置トランジスタQ6のコレクタ電極にそれぞれ接続
している。
ここで、前記トランジスタQ7はロータの停止時にはス
イッチング制御回路7から出力信号が得られないので非
導通状態を維持し、またロータの回転数が予め設定した
初期回転数たとえば2000rpmに達するとスイッチ
ング制御回路7からの出力信号によって導通しロータが
定速回転数たとえば5000rl)mに達してもこの導
通状態を維持するように設定したものである。
イッチング制御回路7から出力信号が得られないので非
導通状態を維持し、またロータの回転数が予め設定した
初期回転数たとえば2000rpmに達するとスイッチ
ング制御回路7からの出力信号によって導通しロータが
定速回転数たとえば5000rl)mに達してもこの導
通状態を維持するように設定したものである。
なお、前記各要素R1〜R3,C1〜C3,R4−R6
およびC4〜C6の総合の定数によって起動時の発振周
波数を決定することができるものである。
およびC4〜C6の総合の定数によって起動時の発振周
波数を決定することができるものである。
本考案は、上記の如く構成するものにして、以下、モー
タの回転軸と慣性を有する負荷(たとえばテープレコー
ダのフライホイール等)とをベルトを連結した場合の作
動について説明する。
タの回転軸と慣性を有する負荷(たとえばテープレコー
ダのフライホイール等)とをベルトを連結した場合の作
動について説明する。
いま、スイッチ4をオンにすると、トランジスタQ4も
しくはQ5が導通制御される。
しくはQ5が導通制御される。
たとえば、前記スイッチ4の投入によってトランジスタ
Q5が導通したとすると、これによってトランジスタQ
2がオンになる。
Q5が導通したとすると、これによってトランジスタQ
2がオンになる。
該トランジスタQ2の導通によりそのコレクタ電位が上
がり、トランジスタQ4はカットオフ状態になるが、制
御回路のタイムコンスタントによる放電に起因してトラ
ンジスタQ4のベース電極が下がると、該トランジスタ
Q4が導通し、これによってトランジスタQ1が導通ず
る。
がり、トランジスタQ4はカットオフ状態になるが、制
御回路のタイムコンスタントによる放電に起因してトラ
ンジスタQ4のベース電極が下がると、該トランジスタ
Q4が導通し、これによってトランジスタQ1が導通ず
る。
このようにして、第1相乃至第2相の各電機子巻線1,
2に電流が流れる。
2に電流が流れる。
このため、永久磁石ロータが励起されて、該ロータが振
動する。
動する。
該ロータが振動すると、その誘起電圧が各電機子巻線1
、 2. 3に発生し、この誘起電圧によって一定方向
へのロータの回転が起こるものである。
、 2. 3に発生し、この誘起電圧によって一定方向
へのロータの回転が起こるものである。
この時の励振は均衡を失っているので、慣性をもった負
荷との間で釣合うことはない。
荷との間で釣合うことはない。
したがって、ロータは確実に起動される所定の方向への
回転を始めるものである。
回転を始めるものである。
このようにして起動されたロータの回転数が予め設定し
た初期回転数たとえば2000rpmに達すると、回転
速度検出回路5で検出した電位によって該トランジスタ
Q7は導通制御されるものである。
た初期回転数たとえば2000rpmに達すると、回転
速度検出回路5で検出した電位によって該トランジスタ
Q7は導通制御されるものである。
該トランジスタQ7がこのようにしてオンになると環状
連鎖回路が構成されるので、各電機子巻線1.2.3に
発生した誘起電圧a、 b、 c (第2図参照)によ
って永久磁石ロータは定速回転するものである。
連鎖回路が構成されるので、各電機子巻線1.2.3に
発生した誘起電圧a、 b、 c (第2図参照)によ
って永久磁石ロータは定速回転するものである。
つまり、各誘起電圧a、b、cのプラス側ピーク部分a
′、b′、C′によってロータを一定方向へ回転させ、
第1相の電機子巻線1に生ずる誘起電圧aのマイナス側
ピーク部分a“によって前置トランジスタQ6を介して
出力トランジスタQ3をドライブし第2相の電機子巻線
2に生ずる誘起電圧すのマイナス側ピーク部分b“によ
って前置トランジスタQ4を介して出力トランジスタQ
1をドライブし、第3相の電機子巻線3に生ずる誘起電
圧Cのマイナス側ピーク部分C“によって前置トランジ
スタQ5を介して出力トランジスタQ2をドライブする
。
′、b′、C′によってロータを一定方向へ回転させ、
第1相の電機子巻線1に生ずる誘起電圧aのマイナス側
ピーク部分a“によって前置トランジスタQ6を介して
出力トランジスタQ3をドライブし第2相の電機子巻線
2に生ずる誘起電圧すのマイナス側ピーク部分b“によ
って前置トランジスタQ4を介して出力トランジスタQ
1をドライブし、第3相の電機子巻線3に生ずる誘起電
圧Cのマイナス側ピーク部分C“によって前置トランジ
スタQ5を介して出力トランジスタQ2をドライブする
。
要するに出力トランジスタQ3−Ql−Q2−Q3−Q
lの順に導通され、各電機子巻線は3−1−2−3−1
の順に電流が流れるものであり、ダイオードD1〜D3
によるピーク検波で以って回転速度を検出し、次段の速
度制御回路6によりロータの回転を制御するものである
。
lの順に導通され、各電機子巻線は3−1−2−3−1
の順に電流が流れるものであり、ダイオードD1〜D3
によるピーク検波で以って回転速度を検出し、次段の速
度制御回路6によりロータの回転を制御するものである
。
以上実施例から明らかなように本考案は、永久磁石ロー
タと、出力トランジスタQl、Q2.Q3により順次作
動する複数相の各電機子巻線1゜2.3を備え、各巻線
1.2.3の誘起電流印加による誘導起電力によって前
記ロータを回転させる一方、前記各巻線1,2.3に回
転速度検出回路5を介して回転速度制御回路6を接続す
ると共に、前記出力トランジスタQ3にスイッチング回
路8を介してスイッチング制御回路7を接続させ、前記
回転速度検出回路5の出力に基づいて前記スイッチング
制御回路7を介して出力トランジスタQ3を作動制御す
べく構成したものであるから、起動時にはロータの回転
数が例エバ2000rpmに至るまで1相分の出力トラ
ンジスタQ3への通電を遮断することによって正確にロ
ータの回転軸と慣性をもった負荷(例えばテープレコー
ダのフライホイールとをベルトで連結した場合)との間
の均衡を強制的に崩すことができ、以ってロータを確実
に起動させることができる等の顕著な効果を奏するもの
である。
タと、出力トランジスタQl、Q2.Q3により順次作
動する複数相の各電機子巻線1゜2.3を備え、各巻線
1.2.3の誘起電流印加による誘導起電力によって前
記ロータを回転させる一方、前記各巻線1,2.3に回
転速度検出回路5を介して回転速度制御回路6を接続す
ると共に、前記出力トランジスタQ3にスイッチング回
路8を介してスイッチング制御回路7を接続させ、前記
回転速度検出回路5の出力に基づいて前記スイッチング
制御回路7を介して出力トランジスタQ3を作動制御す
べく構成したものであるから、起動時にはロータの回転
数が例エバ2000rpmに至るまで1相分の出力トラ
ンジスタQ3への通電を遮断することによって正確にロ
ータの回転軸と慣性をもった負荷(例えばテープレコー
ダのフライホイールとをベルトで連結した場合)との間
の均衡を強制的に崩すことができ、以ってロータを確実
に起動させることができる等の顕著な効果を奏するもの
である。
第1図は本考案に係るブラシレス直流モータの電気回路
図、第2図はロータ回転中において各巻線1.2.3に
生ずる誘起電圧の波形図、第3図は従来構造のブラシレ
ス直流モータの電気回路図、第4図は各巻線11,12
.13に生ずる誘起電圧の波形図である。 1.2,3・・・・・・電機子巻線、8・・・・・・ス
イッチング回路、Q7・・・・・・トランジスタ、B・
・・・・・直流電源。
図、第2図はロータ回転中において各巻線1.2.3に
生ずる誘起電圧の波形図、第3図は従来構造のブラシレ
ス直流モータの電気回路図、第4図は各巻線11,12
.13に生ずる誘起電圧の波形図である。 1.2,3・・・・・・電機子巻線、8・・・・・・ス
イッチング回路、Q7・・・・・・トランジスタ、B・
・・・・・直流電源。
Claims (1)
- 永久磁石ロータと、出力トランジスタQl、Q2、Q3
により順次作動する複数相の各電機子巻線1.2. 3
を備え、各巻線1.2.3の誘起電流印加による誘導起
電力によって前記ロータを回転させる一方、前記各巻線
1,2.3に回転速度検出回路5を介して回転速度制御
回路6を接続すると共に、前記出力トランジスタQ3に
スイッチング回路8を介してスイッチング制御回路7を
接続させ、前記回転速度検出回路5の出力に基づいて前
記スイッチング制御回路7を介して出力トランジスタQ
3を作動制御すべく構成したことを特徴とするブラシレ
ス直流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977072928U JPS6029360Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | プラシレス直流モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977072928U JPS6029360Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | プラシレス直流モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54615U JPS54615U (ja) | 1979-01-05 |
JPS6029360Y2 true JPS6029360Y2 (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=28985081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977072928U Expired JPS6029360Y2 (ja) | 1977-06-03 | 1977-06-03 | プラシレス直流モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029360Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-03 JP JP1977072928U patent/JPS6029360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54615U (ja) | 1979-01-05 |
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