JPS6025470B2 - 曇り防止剤 - Google Patents
曇り防止剤Info
- Publication number
- JPS6025470B2 JPS6025470B2 JP48132483A JP13248373A JPS6025470B2 JP S6025470 B2 JPS6025470 B2 JP S6025470B2 JP 48132483 A JP48132483 A JP 48132483A JP 13248373 A JP13248373 A JP 13248373A JP S6025470 B2 JPS6025470 B2 JP S6025470B2
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- Japan
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- weight
- water
- surfactant
- glass
- polyacrylic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特にガラス質表面の結霧による曇りを防止す
るための曇り防止剤に関するものである。
るための曇り防止剤に関するものである。
一般に、ガラス板等の表面が露点温度以下になると、こ
れに接する空気中の水蒸気はもはやそのままの状態では
存在し得なくなり、前記表面に霧となって付着する。
れに接する空気中の水蒸気はもはやそのままの状態では
存在し得なくなり、前記表面に霧となって付着する。
かかる水蒸気の結霧現象は我々の日常生活に種々の支障
を惹き起こすが、特に、例えば自動車或いは電車等にお
いてこの縞霧現象が生ずると、窓ガラスが曇り、運転の
障害となるばかりでなく、時として大きな事故の原因と
なることは良く知られているところである。窓ガラスの
かかる結霧による曇りを防止するため、従来より各種の
提案がなされている。例えば、その一例として、ガラス
板を多層化することにより、或いはガラス板表面に導電
性被膜を設け通電時におけるこの被膜の発熱を利用する
ことにより、ガラス板表面の温度を露点温度以上に保つ
方法があるが、これらの方法は、いずれも製造上の困難
さとコスト高とを伴うため極〈限られた目的に使用され
る場合にのみ利用されるべきものであって、一般的な方
法とはいい難い。一方、ガラス板表面に石けん液、ワセ
リン、流動パラフィン、珪素樹脂、その他種々の界面活
性剤等の綾水性物質の被膜を形成せしめることによりガ
ラス板表面に水滴が凝縮するのを防ぎ曇りを防止する方
法や、これとは逆に、グリセリン、ポリビニールアルコ
ール等の親水性物質をガラス板表面に塗布して防曇用の
被膜を形成し、これに水滴を吸収せしめる方法も提案さ
れている。
を惹き起こすが、特に、例えば自動車或いは電車等にお
いてこの縞霧現象が生ずると、窓ガラスが曇り、運転の
障害となるばかりでなく、時として大きな事故の原因と
なることは良く知られているところである。窓ガラスの
かかる結霧による曇りを防止するため、従来より各種の
提案がなされている。例えば、その一例として、ガラス
板を多層化することにより、或いはガラス板表面に導電
性被膜を設け通電時におけるこの被膜の発熱を利用する
ことにより、ガラス板表面の温度を露点温度以上に保つ
方法があるが、これらの方法は、いずれも製造上の困難
さとコスト高とを伴うため極〈限られた目的に使用され
る場合にのみ利用されるべきものであって、一般的な方
法とはいい難い。一方、ガラス板表面に石けん液、ワセ
リン、流動パラフィン、珪素樹脂、その他種々の界面活
性剤等の綾水性物質の被膜を形成せしめることによりガ
ラス板表面に水滴が凝縮するのを防ぎ曇りを防止する方
法や、これとは逆に、グリセリン、ポリビニールアルコ
ール等の親水性物質をガラス板表面に塗布して防曇用の
被膜を形成し、これに水滴を吸収せしめる方法も提案さ
れている。
しかしこれらの方法の場合、ガラス板表面に形成される
被膜は単に付着しているに過ぎないため極〈短時間内に
ガラス表面より離脱してしまうか或いは効果が著しく減
退してしまうという致命的な欠点を有しているばかりで
なく、前記液剤の塗布使用時にプリズムに似た光の分散
を伴うため、特に自動車の前面ガラスに夜間塗布した場
合に対向車のライトが分散し舷しく危険であるという欠
点があった。特に、ワセリン或いは流動パラフィン等は
、塗布後ガラス板表面に油特有のべたつき状態を残すた
め、空気中の塵やごみを吸着して汚れ易く、又ガラス板
表面に対する洗浄効果も全くない。本発明は、かかる点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、安
価、簡便で、かつ長期に亘りガラス質表面の曇りを防止
し得る曇り防止剤を提供することにある。本発明者は、
この目的に従い種々検討の結果、洗剤等の界面活性剤と
ポリアクリル酸(C比CHCOOH)nと水とを必須成
分とする曇り防止剤が、ガラス質表面への塗布により、
その汚れ、例えば油膜等の有機物質を溶解して洗浄し得
ると共に前記ガラス質表面に強固に結合した透明な親水
性被膜を形成して、ガラス質表面の縞露による曇りを長
時間に亘つて防止し得ることを知見して本発明に至った
。
被膜は単に付着しているに過ぎないため極〈短時間内に
ガラス表面より離脱してしまうか或いは効果が著しく減
退してしまうという致命的な欠点を有しているばかりで
なく、前記液剤の塗布使用時にプリズムに似た光の分散
を伴うため、特に自動車の前面ガラスに夜間塗布した場
合に対向車のライトが分散し舷しく危険であるという欠
点があった。特に、ワセリン或いは流動パラフィン等は
、塗布後ガラス板表面に油特有のべたつき状態を残すた
め、空気中の塵やごみを吸着して汚れ易く、又ガラス板
表面に対する洗浄効果も全くない。本発明は、かかる点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、安
価、簡便で、かつ長期に亘りガラス質表面の曇りを防止
し得る曇り防止剤を提供することにある。本発明者は、
この目的に従い種々検討の結果、洗剤等の界面活性剤と
ポリアクリル酸(C比CHCOOH)nと水とを必須成
分とする曇り防止剤が、ガラス質表面への塗布により、
その汚れ、例えば油膜等の有機物質を溶解して洗浄し得
ると共に前記ガラス質表面に強固に結合した透明な親水
性被膜を形成して、ガラス質表面の縞露による曇りを長
時間に亘つて防止し得ることを知見して本発明に至った
。
すなわち本発明は、0.1〜4の重量%のポリアクリル
酸(CQCHOOH)nと、1.0〜6血重量%の界面
活性剤と、98.2重量%以下の水とを含有することを
特徴とする曇り防止剤である。
酸(CQCHOOH)nと、1.0〜6血重量%の界面
活性剤と、98.2重量%以下の水とを含有することを
特徴とする曇り防止剤である。
本発明の曇り防止剤に含有されるポリアクリル酸(CQ
CHCOOH)nは、分子量25000〜250000
のすなわちnが350〜3500のもので、曇り防止剤
中に0.1〜4の重量%を配合する。
CHCOOH)nは、分子量25000〜250000
のすなわちnが350〜3500のもので、曇り防止剤
中に0.1〜4の重量%を配合する。
このポリアクリル酸が0.1重量%未満では防雲性を長
期に維持することができなくなり、4の重量%超では曇
り防止剤をガラス面に均一に塗布することが困難となり
、塗布被膜の透明性が悪くなったり、この塗布被膜およ
びガラス面を通して見える物像に歪や曲りや虹様の着色
が生ずる。また、このポリアクリル酸の分子量が250
0氏未満では防雲効果の持続性が悪くなり、25000
0を超えると透明度が低下してガラス質表面を通して観
察される物像に歪や曲りが生じ正視し難くなる。本発明
の界面活性剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム(C,2日25C6日4S03Na)および硫
酸化油(ヒマシ油、オリーブ油、、ナタネ油等を硫酸化
したもので、別称。
期に維持することができなくなり、4の重量%超では曇
り防止剤をガラス面に均一に塗布することが困難となり
、塗布被膜の透明性が悪くなったり、この塗布被膜およ
びガラス面を通して見える物像に歪や曲りや虹様の着色
が生ずる。また、このポリアクリル酸の分子量が250
0氏未満では防雲効果の持続性が悪くなり、25000
0を超えると透明度が低下してガラス質表面を通して観
察される物像に歪や曲りが生じ正視し難くなる。本発明
の界面活性剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム(C,2日25C6日4S03Na)および硫
酸化油(ヒマシ油、オリーブ油、、ナタネ油等を硫酸化
したもので、別称。
ート油として市販されている)等や、アルコノツクス(
商品名、米国ALCONOX社製、主成分ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナリウム)ならびにラィポンF(ライオ
ン油脂株式会社製)、ワンダフルK(花王石鹸株式会社
製)、ネオベレックス(花王石鹸株式会社製)、オミロ
ン(ミヨシ油脂株式会社製)、ネオゲン(第一工業製薬
会社製)およびニツサンニューレツクス(日本油脂株式
会社製)等の商品名で市販されている家庭用洗剤等を使
用することができる。界面活性剤は曇り防止剤中に1.
0〜60重量%含有される。この界面活性剤が1.の重
量%未満では塗布時の塗布面洗浄力が不十分になるとと
もに塗布被膜の密着性が悪くなり良好な防雲被膜を長期
に維持することができない。一方、界面活性剤が6の重
量%超の場合、塗布被膜の透明度が悪くなる。この界面
活性剤は、通常、2.0〜60重量%の水溶液として1
種または2種以上を混合して用いる。上記界面活性剤の
うちでは、アルコノックスがポリアクリル酸との親和性
が良くかつ曇り防止剤のガラス面に対する密着性が優れ
ている等の理由により最も好ましい。界面活性剤として
硫酸イQ軸のみを含有する曇り防止剤は、透明性にやや
難があるが、この硫酸化油と他の界面活性剤とを併用す
ることにより、透明性の問題を解消することができると
ともに密着性および分散性の向上を図ることができる。
これらのアルコノツクスや硫酸化油以外の界面活性剤を
用いた曇り防止剤は用いる界面活性剤の種類に応じて例
えば塗布時の洗浄性がやや劣る等の難点がある。しかし
、いずれの界面活性剤を用いるにしても、これらの界面
活性剤またはポリアクリル酸を単独もしくは水に溶解し
て塗布する場合に較べれば、透明性および防曇維持性等
の総合性能は格段に優れている。本発明の曇り防止剤は
、聡.虫重量%以下の水を含有する。もちろんこの水に
は、界面活性剤を水溶液として用いる場合の水分も含ま
れる。この曇り防止剤は、製品自体としては必ずしも水
分を必要としないが、塗布膜を薄くかつ均一に形成する
ため、および塗布時ガラス質表面を洗浄するために15
重量%以上の水分を含有せしめることが好ましい。した
がって、製品中に予め水分を含有させることが、実用的
である。また、界面活性剤を水溶液として用いる等、ポ
リアクリル酸と界面活性剤との混合時も水分が存在する
方が作業が容易であり、より均一に混合することができ
る。また、本発明にあっては、必要に応じてガラス質表
面に対する曇り防止液剤の密着性及び被膜形成能力を高
めるためにカルボキシメチルセルロースナトリウム(R
cell−OCH2COONa)を徴量、例えば曇り防
止剤に対して0.01〜0.1重量%添加するのが好ま
しい。
商品名、米国ALCONOX社製、主成分ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナリウム)ならびにラィポンF(ライオ
ン油脂株式会社製)、ワンダフルK(花王石鹸株式会社
製)、ネオベレックス(花王石鹸株式会社製)、オミロ
ン(ミヨシ油脂株式会社製)、ネオゲン(第一工業製薬
会社製)およびニツサンニューレツクス(日本油脂株式
会社製)等の商品名で市販されている家庭用洗剤等を使
用することができる。界面活性剤は曇り防止剤中に1.
0〜60重量%含有される。この界面活性剤が1.の重
量%未満では塗布時の塗布面洗浄力が不十分になるとと
もに塗布被膜の密着性が悪くなり良好な防雲被膜を長期
に維持することができない。一方、界面活性剤が6の重
量%超の場合、塗布被膜の透明度が悪くなる。この界面
活性剤は、通常、2.0〜60重量%の水溶液として1
種または2種以上を混合して用いる。上記界面活性剤の
うちでは、アルコノックスがポリアクリル酸との親和性
が良くかつ曇り防止剤のガラス面に対する密着性が優れ
ている等の理由により最も好ましい。界面活性剤として
硫酸イQ軸のみを含有する曇り防止剤は、透明性にやや
難があるが、この硫酸化油と他の界面活性剤とを併用す
ることにより、透明性の問題を解消することができると
ともに密着性および分散性の向上を図ることができる。
これらのアルコノツクスや硫酸化油以外の界面活性剤を
用いた曇り防止剤は用いる界面活性剤の種類に応じて例
えば塗布時の洗浄性がやや劣る等の難点がある。しかし
、いずれの界面活性剤を用いるにしても、これらの界面
活性剤またはポリアクリル酸を単独もしくは水に溶解し
て塗布する場合に較べれば、透明性および防曇維持性等
の総合性能は格段に優れている。本発明の曇り防止剤は
、聡.虫重量%以下の水を含有する。もちろんこの水に
は、界面活性剤を水溶液として用いる場合の水分も含ま
れる。この曇り防止剤は、製品自体としては必ずしも水
分を必要としないが、塗布膜を薄くかつ均一に形成する
ため、および塗布時ガラス質表面を洗浄するために15
重量%以上の水分を含有せしめることが好ましい。した
がって、製品中に予め水分を含有させることが、実用的
である。また、界面活性剤を水溶液として用いる等、ポ
リアクリル酸と界面活性剤との混合時も水分が存在する
方が作業が容易であり、より均一に混合することができ
る。また、本発明にあっては、必要に応じてガラス質表
面に対する曇り防止液剤の密着性及び被膜形成能力を高
めるためにカルボキシメチルセルロースナトリウム(R
cell−OCH2COONa)を徴量、例えば曇り防
止剤に対して0.01〜0.1重量%添加するのが好ま
しい。
かくして得られた曇り防止剤は、製品自体が水分を含ん
でいればそのまま或いは適宜の水を加え、また、製品自
体に水分を含んでいない場合は適宜の水、好ましくは1
5〜85重量%の水を加えたものをガラス質表面に滴下
し、或いは布に含浸させて塗布した後乾いた布で拭いて
ガラス質表面の油成分又はその他の有機質分の汚れを取
除くと共に透明な親水性被膜を形成してガラス質表面の
曇りを防止するものである。
でいればそのまま或いは適宜の水を加え、また、製品自
体に水分を含んでいない場合は適宜の水、好ましくは1
5〜85重量%の水を加えたものをガラス質表面に滴下
し、或いは布に含浸させて塗布した後乾いた布で拭いて
ガラス質表面の油成分又はその他の有機質分の汚れを取
除くと共に透明な親水性被膜を形成してガラス質表面の
曇りを防止するものである。
以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
実施例 1
■ ポリアクリル酸(分子量80000)4の重量%■
界面活性剤(アルコノックス) 6の重量%の混合液
を水にぬらした布に含浸させガラス板の表面に塗った後
、乾いた布で更に拭き、空気中へ放置した状態でガラス
板表面の曇り防止効果を評価した。
界面活性剤(アルコノックス) 6の重量%の混合液
を水にぬらした布に含浸させガラス板の表面に塗った後
、乾いた布で更に拭き、空気中へ放置した状態でガラス
板表面の曇り防止効果を評価した。
評価方法は呼気法により行ない10の×10肌の正方形
のガラスに息を吹き付け、肉眼で見てまったく曇りを生
じないものを優、ほとんど曇りを生じないものを良、曇
りを生じるものを不可とする3段階の評価を経時に亘つ
て室温(18〜2500)で行なった。結果を以下に示
す。塗布直後 優2独特
間後 優4競馬間後
優12脚時間後
顔24加持間後更に水洗
良実施例 2■ ポリアクリル酸
(分子量80000)2匹重量%■界面活性剤(アルコ
ノツクス) 1.亀重量%(2%水溶液使用)■ 水
78.4重量%(アルコノ
ックス水溶液中含有分)からなる曇り防止剤を調整して
実施例1に準じて曇り度を評価した。
のガラスに息を吹き付け、肉眼で見てまったく曇りを生
じないものを優、ほとんど曇りを生じないものを良、曇
りを生じるものを不可とする3段階の評価を経時に亘つ
て室温(18〜2500)で行なった。結果を以下に示
す。塗布直後 優2独特
間後 優4競馬間後
優12脚時間後
顔24加持間後更に水洗
良実施例 2■ ポリアクリル酸
(分子量80000)2匹重量%■界面活性剤(アルコ
ノツクス) 1.亀重量%(2%水溶液使用)■ 水
78.4重量%(アルコノ
ックス水溶液中含有分)からなる曇り防止剤を調整して
実施例1に準じて曇り度を評価した。
結果を以下に示す。塗布直後
優2畑寺間後 磯
4棚時間後 援12斑時
間後 優24餌時間後
更に水洗 長実施例 3■ ポ
リアクリル酸(分子量80000)2.の重量%■ 界
面活性剤(アルコノツクス)0.75重量%(5%水溶
液使用)■ 界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム) 1.の重量%■
界面活性剤(日本油脂株式会社製ロート油)
3.値重量%■ 水
93.25重量%(アルコノックス
水溶液中含有分を含む) からなる曇り防止剤を調整し、この曇り防止剤をガラス
表面に滴下してから乾いた布でガラス表面に均等になる
ように拭き、空気中へ放置した状態で実施例1と同様の
呼吸法を用いて曇り度を評価した。
優2畑寺間後 磯
4棚時間後 援12斑時
間後 優24餌時間後
更に水洗 長実施例 3■ ポ
リアクリル酸(分子量80000)2.の重量%■ 界
面活性剤(アルコノツクス)0.75重量%(5%水溶
液使用)■ 界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム) 1.の重量%■
界面活性剤(日本油脂株式会社製ロート油)
3.値重量%■ 水
93.25重量%(アルコノックス
水溶液中含有分を含む) からなる曇り防止剤を調整し、この曇り防止剤をガラス
表面に滴下してから乾いた布でガラス表面に均等になる
ように拭き、空気中へ放置した状態で実施例1と同様の
呼吸法を用いて曇り度を評価した。
結果を以下に示す。塗布直後
優2独時間後 優
4錨時間後 優12独時
間後 優24の時間後
優48畑時間後更に
水洗 良実施例 4■ ポリア
クリル酸 2の重量%■ 界面活性剤(
アルコノツクス)0.75重量%(5%水溶液使用)■
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
) 1.の重量%■ 界面活性
剤(日本油脂株式会社製ロート油)
0.5重量%■ カルボキシルメチルセ
ルロースソーダ0.1重量% ■ 水 95.65重量%
(アルコノックス水溶液中含有分を含む) からなる曇り防止剤を調整して実施例1に準じて曇り度
を評価した。
優2独時間後 優
4錨時間後 優12独時
間後 優24の時間後
優48畑時間後更に
水洗 良実施例 4■ ポリア
クリル酸 2の重量%■ 界面活性剤(
アルコノツクス)0.75重量%(5%水溶液使用)■
界面活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
) 1.の重量%■ 界面活性
剤(日本油脂株式会社製ロート油)
0.5重量%■ カルボキシルメチルセ
ルロースソーダ0.1重量% ■ 水 95.65重量%
(アルコノックス水溶液中含有分を含む) からなる曇り防止剤を調整して実施例1に準じて曇り度
を評価した。
結果を以下に示す。塗布直後
優2岬時間後 優
4斑時間後 度12畑時
間後 優24凪時間後
暖48凪時間後更に
水洗 良実施例 2一2〜2一
6上記実施例2において、界面活性剤として、それぞれ
オミロン(実施例2一2)、ニッサンニューレックス(
実施例2一3)、ラィポンF(実施例2一4)、ネオベ
レツクス(実施例2一5)およびネオゲン(実施例2−
6)を用いた他は上記実施例2と同様にして曇り度を評
価した。
優2岬時間後 優
4斑時間後 度12畑時
間後 優24凪時間後
暖48凪時間後更に
水洗 良実施例 2一2〜2一
6上記実施例2において、界面活性剤として、それぞれ
オミロン(実施例2一2)、ニッサンニューレックス(
実施例2一3)、ラィポンF(実施例2一4)、ネオベ
レツクス(実施例2一5)およびネオゲン(実施例2−
6)を用いた他は上記実施例2と同様にして曇り度を評
価した。
結果を下表に示す。
実施例 2−2 2−3 2‐4 2‐5 2−6塗布
直後優 優 優 像 優24時間後 優 懐 優
優 優48時間後 優 懐 優 綾 優1
20時断髪 良 良 優 優 良2
4餌時間後 不可 不可 良 良 不可480
時間後更に水洗 不可 不可 実施例 3−2〜3一6 上記実施例3において、界面活性剤として、それぞれオ
ミロン(実施例3一2)、ニツサンニュ−レックス(実
施例3−3)、ラィポンF(実施例3−4)、ネオベレ
ックス(実施例3−5)およびネオゲン(実施例3一6
)を用いた他は上記実施例3と同様にして曇り度を評価
した。
直後優 優 優 像 優24時間後 優 懐 優
優 優48時間後 優 懐 優 綾 優1
20時断髪 良 良 優 優 良2
4餌時間後 不可 不可 良 良 不可480
時間後更に水洗 不可 不可 実施例 3−2〜3一6 上記実施例3において、界面活性剤として、それぞれオ
ミロン(実施例3一2)、ニツサンニュ−レックス(実
施例3−3)、ラィポンF(実施例3−4)、ネオベレ
ックス(実施例3−5)およびネオゲン(実施例3一6
)を用いた他は上記実施例3と同様にして曇り度を評価
した。
結果を下表に示す。
実施例 3‐2 3‐3 3‐4 3−5 3−6塗布
直後優 優 濠 優 優24時間後 優 擬 優
便 優48時間後 良 良 倭 優 良1
20時間後 不可 不可 良 良 不可24
0時間後 不可 不可比較例 1 比較のため、実施例1で用いたものと同じポリアクリル
酸を単独で水にぬらした布に含浸させガラス板の表面に
塗った後、乾いた布で更に拭いた。
直後優 優 濠 優 優24時間後 優 擬 優
便 優48時間後 良 良 倭 優 良1
20時間後 不可 不可 良 良 不可24
0時間後 不可 不可比較例 1 比較のため、実施例1で用いたものと同じポリアクリル
酸を単独で水にぬらした布に含浸させガラス板の表面に
塗った後、乾いた布で更に拭いた。
この場合、塗布面が一様、平坦かつ均一とならず、肉眼
で観察した場合透明度が低下し或いは物像の歪や曲りが
生じて正視できなかった。比較例 1一2分子量800
00のポリアクリル酸20重量%を水80重量%に熔解
した液を実施例1に準じてガラス板表面に塗布した。
で観察した場合透明度が低下し或いは物像の歪や曲りが
生じて正視できなかった。比較例 1一2分子量800
00のポリアクリル酸20重量%を水80重量%に熔解
した液を実施例1に準じてガラス板表面に塗布した。
この溶液は、粘度(べたつき)があり、ガラスに塗布し
た場合、透明度が悪く、透過光が乱反射して目に舷しか
った。これは、例えば自動車のフロントガラス等に用い
るには危険な程であった。比較例 2 アルコノックスの2%および5%水溶液をそれぞれにつ
いて実施例3に準じて曇り度を評価した。
た場合、透明度が悪く、透過光が乱反射して目に舷しか
った。これは、例えば自動車のフロントガラス等に用い
るには危険な程であった。比較例 2 アルコノックスの2%および5%水溶液をそれぞれにつ
いて実施例3に準じて曇り度を評価した。
結果はいずれも下記の通りであった。塗布直後
良2岬時間後
不可塗布直後更に水洗
不可このように界面活性剤単独では、防曇効果の
持続性がないことがわかる。
良2岬時間後
不可塗布直後更に水洗
不可このように界面活性剤単独では、防曇効果の
持続性がないことがわかる。
以上述べたように、ポリアクリル酸
(CQCHOOH)nと界面活性剤と水とを主成分とす
る本発明の曇り防止剤は、ガラス質表面に極めて密着性
のある透明な親水性被膜を形成することができ、塗布被
膜を肉眼検査した結果、透明で何等の着色も認められな
いばかりでなくこの被膜は極めて薄く均一に形成し得る
ためガラス等の透明体に塗布しても何等像の歪みや光の
散乱又は乱反射等による光さも見られず、しかも塗布後
1カ月以上放置しても従来の曇り防止剤のような異質物
の析出による白濁もみられないというすぐれた効果を備
えている。
る本発明の曇り防止剤は、ガラス質表面に極めて密着性
のある透明な親水性被膜を形成することができ、塗布被
膜を肉眼検査した結果、透明で何等の着色も認められな
いばかりでなくこの被膜は極めて薄く均一に形成し得る
ためガラス等の透明体に塗布しても何等像の歪みや光の
散乱又は乱反射等による光さも見られず、しかも塗布後
1カ月以上放置しても従来の曇り防止剤のような異質物
の析出による白濁もみられないというすぐれた効果を備
えている。
更に、本発明による曇り防止剤を冬期車両等の窓ガラス
外側に塗布しておくことにより、霜或いは雪の付着を防
止し得る効果もある。なお、本発明による曇り防止剤は
、車両窓ガラスのみならず建物の窓ガラス、鏡、眼鏡レ
ンズ、その他ガラス質表面の曇り防止剤として適用し得
ることはいうまでもない。
外側に塗布しておくことにより、霜或いは雪の付着を防
止し得る効果もある。なお、本発明による曇り防止剤は
、車両窓ガラスのみならず建物の窓ガラス、鏡、眼鏡レ
ンズ、その他ガラス質表面の曇り防止剤として適用し得
ることはいうまでもない。
Claims (1)
- 1 分子量が25000〜250000のポリアクリル
酸(CH_2CHCOOH)n(n=350〜3500
)0.1〜40重量%と、1.0〜60重量%の界面活
性剤と、98.9重量%以下の水とを必須成分とする曇
り防止剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48132483A JPS6025470B2 (ja) | 1973-11-26 | 1973-11-26 | 曇り防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48132483A JPS6025470B2 (ja) | 1973-11-26 | 1973-11-26 | 曇り防止剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5081985A JPS5081985A (ja) | 1975-07-03 |
JPS6025470B2 true JPS6025470B2 (ja) | 1985-06-18 |
Family
ID=15082418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48132483A Expired JPS6025470B2 (ja) | 1973-11-26 | 1973-11-26 | 曇り防止剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025470B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5191920A (en) * | 1975-02-12 | 1976-08-12 | Garasutono kumoriboshizai | |
JPS52101680A (en) * | 1976-02-23 | 1977-08-25 | Hoya Lens Co Ltd | Clouddproofing agents for glasses e*t*c* |
JPS55125181A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-26 | Wako Pure Chem Ind Ltd | Antifreezing agent |
JPS56139955A (en) * | 1980-04-03 | 1981-10-31 | Toppan Printing Co Ltd | Anti-dim film |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3488215A (en) * | 1968-06-21 | 1970-01-06 | Nat Patent Dev Corp | Nonfogging transparent material |
JPS5039160B2 (ja) * | 1972-06-09 | 1975-12-15 |
-
1973
- 1973-11-26 JP JP48132483A patent/JPS6025470B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5081985A (ja) | 1975-07-03 |
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