JPS6025063B2 - 高分子物質の耐放射線性難燃化処理方法 - Google Patents
高分子物質の耐放射線性難燃化処理方法Info
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- JPS6025063B2 JPS6025063B2 JP55026383A JP2638380A JPS6025063B2 JP S6025063 B2 JPS6025063 B2 JP S6025063B2 JP 55026383 A JP55026383 A JP 55026383A JP 2638380 A JP2638380 A JP 2638380A JP S6025063 B2 JPS6025063 B2 JP S6025063B2
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- condensate
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/02—Halogenated hydrocarbons
- C08K5/03—Halogenated hydrocarbons aromatic, e.g. C6H5-CH2-Cl
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Fireproofing Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可燃性の高分子物質を雛燃化すると同時に、耐
放射線性を改善せしめる方法に係るものである。
放射線性を改善せしめる方法に係るものである。
今日、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンープロ
ピレンゴムのごとき可燃性樹脂を雛燃化する目的でこれ
らの樹脂中へ種々の難燃剤を混入することが行なわれて
いる。
ピレンゴムのごとき可燃性樹脂を雛燃化する目的でこれ
らの樹脂中へ種々の難燃剤を混入することが行なわれて
いる。
灘燃剤としては、例えば塩素化パラフィン、塩素化ポリ
エチレンのようなハロゲン化脂肪族化合物、あるいはへ
キサブロモベンゼンやデカブロモジフエニル工−テルの
ごときハロゲン化芳香族化合物などが知られている。し
かしながら、前者は樹脂との相溶性に乏しくポリエチレ
ンなどのごく限られたものにしか使用し得ない。また、
後者のハロゲン化芳香族化合物は低分子量体であるため
長期使用中に樹脂表面へフルームしたりあるいは高温で
輝散することがあり、そのため樹脂の簸燃特性に変化を
生ずる鏡向がある。さらに、最近原子炉、増殖炉、ある
いはイオン化放射線発生器などに使用される電線、ケー
ブルおよび各種機器類は安全上難燃性であることが必要
欠くべからざるものとなってきている。
エチレンのようなハロゲン化脂肪族化合物、あるいはへ
キサブロモベンゼンやデカブロモジフエニル工−テルの
ごときハロゲン化芳香族化合物などが知られている。し
かしながら、前者は樹脂との相溶性に乏しくポリエチレ
ンなどのごく限られたものにしか使用し得ない。また、
後者のハロゲン化芳香族化合物は低分子量体であるため
長期使用中に樹脂表面へフルームしたりあるいは高温で
輝散することがあり、そのため樹脂の簸燃特性に変化を
生ずる鏡向がある。さらに、最近原子炉、増殖炉、ある
いはイオン化放射線発生器などに使用される電線、ケー
ブルおよび各種機器類は安全上難燃性であることが必要
欠くべからざるものとなってきている。
従って、これらに使用される電線ケーブル用被覆絶縁材
料、各種電気絶縁材料またはパッキング、シール材、枠
、ホース類など各種樹脂組成物は難燃性と同時に耐放射
線性を有することが要求される。本発明の主たる目的は
このように繁燃剤がプルームしたりあるいは揮発したり
することがなく、従って長期に亘つて安定した雛燃特性
を維持することのできる高分子物質の灘燃化方法を提供
することである。更に本発明の目的は著しく改良された
難燃性と同時に耐放射線性をも付与することのできる高
分子物質の改質方法を提供することである。而して、こ
れらの目的は難燃性と耐放射線性を付与すべき高分子物
質に一般式〔1〕あるいは〔n〕、(ここで、Xは塩素
または臭素原子を表わし、nおよびn′‘ま2〜6の整
数、Rはハロゲン原子以外の置換基でmおよびm′は0
〜4の整数を表わし、n(またはげ)十m(またはm′
)≦6、mまたはm′が2以上の場合Rは同一または異
種のいずれでもよい)で表わされるハロゲン化アセナフ
チレンが2〜7個縮合したハロゲン化アセナフチレンの
縮合体を添加混和することによって達成される。
料、各種電気絶縁材料またはパッキング、シール材、枠
、ホース類など各種樹脂組成物は難燃性と同時に耐放射
線性を有することが要求される。本発明の主たる目的は
このように繁燃剤がプルームしたりあるいは揮発したり
することがなく、従って長期に亘つて安定した雛燃特性
を維持することのできる高分子物質の灘燃化方法を提供
することである。更に本発明の目的は著しく改良された
難燃性と同時に耐放射線性をも付与することのできる高
分子物質の改質方法を提供することである。而して、こ
れらの目的は難燃性と耐放射線性を付与すべき高分子物
質に一般式〔1〕あるいは〔n〕、(ここで、Xは塩素
または臭素原子を表わし、nおよびn′‘ま2〜6の整
数、Rはハロゲン原子以外の置換基でmおよびm′は0
〜4の整数を表わし、n(またはげ)十m(またはm′
)≦6、mまたはm′が2以上の場合Rは同一または異
種のいずれでもよい)で表わされるハロゲン化アセナフ
チレンが2〜7個縮合したハロゲン化アセナフチレンの
縮合体を添加混和することによって達成される。
さて、本発明でいうハロゲン化アセナフチレン縮合体は
ハロゲン化アセナフチレンが形式的には脱水黍あるいは
脱ハロゲン化水素反応を起して縮合し、縮合度2以上の
多量体となったものをいう。
ハロゲン化アセナフチレンが形式的には脱水黍あるいは
脱ハロゲン化水素反応を起して縮合し、縮合度2以上の
多量体となったものをいう。
アセナフチレン構造単位間の結合点としては、例えば、
容易に形成されるものとして1(或2)、5′−、1 (或2)、6′− 4・4(もしくは4‐7、7・7) 、4・5(もしく は4‐6′、5・7′) 、5・6(もしく は5・6′) 等が例 示されるが、そのほかにも1・1′一、1・2一、1(
或2)、3′−、1(或2)、4′−、1(或2)、7
′−、1(或2)、8′−、3・3′−、3・4′−、
3・6′−、3・6′−、3・7′−、3・8′、4・
8一等の結合、さらに例えば5・5と6・6、4・7と
6・6のように二つの結合を介して縮合することも可能
である。
容易に形成されるものとして1(或2)、5′−、1 (或2)、6′− 4・4(もしくは4‐7、7・7) 、4・5(もしく は4‐6′、5・7′) 、5・6(もしく は5・6′) 等が例 示されるが、そのほかにも1・1′一、1・2一、1(
或2)、3′−、1(或2)、4′−、1(或2)、7
′−、1(或2)、8′−、3・3′−、3・4′−、
3・6′−、3・6′−、3・7′−、3・8′、4・
8一等の結合、さらに例えば5・5と6・6、4・7と
6・6のように二つの結合を介して縮合することも可能
である。
縮合度3以上のものはこのような結合のいずれかにより
構成単位を増大せしめたものである。なおこのような縮
合体は後述の実施例で述べるようにアリル位もしくはペ
ンジル位置にまずハロゲンを導入し、つぎにその高い反
応性を利用することができる。これらハロゲン化アセナ
フチレン縮合体と高分子物質との相漆性は特に置換基が
なくても良好であるが、さらにメチル茎、メトキシ基、
メチルヱステル基等を導入されることによって増進され
る。
構成単位を増大せしめたものである。なおこのような縮
合体は後述の実施例で述べるようにアリル位もしくはペ
ンジル位置にまずハロゲンを導入し、つぎにその高い反
応性を利用することができる。これらハロゲン化アセナ
フチレン縮合体と高分子物質との相漆性は特に置換基が
なくても良好であるが、さらにメチル茎、メトキシ基、
メチルヱステル基等を導入されることによって増進され
る。
これによって、混練成形時の加工性及び高温下、長時間
の成形物使用時に輝散、鯵出しない性質が高められる。
しかし、過度に炭素数の多い置換基は合成上困難性があ
り、また、長鏡アルキル基の場合は難燃性および耐放射
線性を低下させることから避ける必要がある。而して、
この目的で導入される置換基としては炭素数1〜4のア
ルキル基、アルコキシ基、アルキルヱステル基等が例示
される。ハロゲン化アセナフチレン単位の炭素1と炭素
2の間の2重縮合はラジカル重合性を有している。
の成形物使用時に輝散、鯵出しない性質が高められる。
しかし、過度に炭素数の多い置換基は合成上困難性があ
り、また、長鏡アルキル基の場合は難燃性および耐放射
線性を低下させることから避ける必要がある。而して、
この目的で導入される置換基としては炭素数1〜4のア
ルキル基、アルコキシ基、アルキルヱステル基等が例示
される。ハロゲン化アセナフチレン単位の炭素1と炭素
2の間の2重縮合はラジカル重合性を有している。
したがって、高分子物質中に縮合物を混和して成形した
後、遊離基発生処理を施すことによって、高分子物質中
でこれらを相互に反応させて高分子量体としたり、また
高分子物質にグラフトさせることが可能である。これら
は最終成形物の雛燃耐放射線性の向上にとつて好ましい
効果をもたらす。さらに、遊離基発生処理を施したとき
の反応収率を上げるため、重合性官能基を縮合物中に置
換基として導入するか、適切なラジカル重合性化合物と
の共存下に共重合または共グラフトさせることも有効で
ある。なお、前者の場合で、導入し易い置換基としては
プロベニル基、p−ビニルベンジル基等が例示される。
しかし、上述の遊離基発生処理は本発明にとって必ずし
も必須な要件ではなく、このような処理を行なわなくて
もハロゲン化アセナフチレン縮合体を配合した高分子物
質は十分な耐放射線性と難燃性を示す。
後、遊離基発生処理を施すことによって、高分子物質中
でこれらを相互に反応させて高分子量体としたり、また
高分子物質にグラフトさせることが可能である。これら
は最終成形物の雛燃耐放射線性の向上にとつて好ましい
効果をもたらす。さらに、遊離基発生処理を施したとき
の反応収率を上げるため、重合性官能基を縮合物中に置
換基として導入するか、適切なラジカル重合性化合物と
の共存下に共重合または共グラフトさせることも有効で
ある。なお、前者の場合で、導入し易い置換基としては
プロベニル基、p−ビニルベンジル基等が例示される。
しかし、上述の遊離基発生処理は本発明にとって必ずし
も必須な要件ではなく、このような処理を行なわなくて
もハロゲン化アセナフチレン縮合体を配合した高分子物
質は十分な耐放射線性と難燃性を示す。
本発明により耐放射線性・難燃性を改良される高分子物
質としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンーェチルァクリレート共重合体、エチレンープロピレ
ン共重合体、エチレンープロピレンージェン共重合体、
エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル
ーグラフト塩化ビニル共重合体、エチレンーェチルアク
リレートーグラフト塩化ビニル共重合体、エチレン−プ
ロピレンーグラフト塩化ビニル共重合体、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリエチレンーグラフト塩化ビニル共重
合体、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、アク
リル樹脂、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴ
ム、天然ゴム、シリコンゴム、ク。
質としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ンーェチルァクリレート共重合体、エチレンープロピレ
ン共重合体、エチレンープロピレンージェン共重合体、
エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル
ーグラフト塩化ビニル共重合体、エチレンーェチルアク
リレートーグラフト塩化ビニル共重合体、エチレン−プ
ロピレンーグラフト塩化ビニル共重合体、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリエチレンーグラフト塩化ビニル共重
合体、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、アク
リル樹脂、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴ
ム、天然ゴム、シリコンゴム、ク。
ロスルホン化ポリエチレン、スチレン−ブタジエンゴム
、スチレンーブタジヱンーアクリロニトリル共重合体、
アクリロニトリルースチレン共重合体、ポリエステルー
ェーテルヱラストマ一などが例示される。これら高分子
物質に対するハロゲン化アセナフチレン縮合体の混入量
は下限においては良好な難燃性確保のため、上限におい
ては高分子物質の伸び特性、可とう性等確保のため高分
子物質100重量部に対し、5〜15の重量部程度の範
囲にあることが好ましい。
、スチレンーブタジヱンーアクリロニトリル共重合体、
アクリロニトリルースチレン共重合体、ポリエステルー
ェーテルヱラストマ一などが例示される。これら高分子
物質に対するハロゲン化アセナフチレン縮合体の混入量
は下限においては良好な難燃性確保のため、上限におい
ては高分子物質の伸び特性、可とう性等確保のため高分
子物質100重量部に対し、5〜15の重量部程度の範
囲にあることが好ましい。
なお、耐放射線性に関しては縮合体0.5重量部以上添
加の組成物においてすでに認められ、その量が多くなれ
ばなるほど効果は有効である。また、三酸化アンチモン
、水酸化アルミニウム、タルク等の無機充てん剤を加え
ることは難燃特性上好ましいことであり、更には補強剤
、増量剤、顔料、滑剤、熱あるいは光安定剤、耐放射線
性助剤等を加えることは何等差支えない。ハロゲン化ア
セナフチレン存在下で遊離基発生処理を行なう場合は、
ジクミルパーオキサィド、ジーt−ブチルパーオキサィ
ド等の有機過酸化物を混入して加熱するか、8線、y線
、加速電子線等の電離性放射線を照射するのが作業効果
上好ましい。次に本発明を実施例および参考例によって
より具体的に説明する。
加の組成物においてすでに認められ、その量が多くなれ
ばなるほど効果は有効である。また、三酸化アンチモン
、水酸化アルミニウム、タルク等の無機充てん剤を加え
ることは難燃特性上好ましいことであり、更には補強剤
、増量剤、顔料、滑剤、熱あるいは光安定剤、耐放射線
性助剤等を加えることは何等差支えない。ハロゲン化ア
セナフチレン存在下で遊離基発生処理を行なう場合は、
ジクミルパーオキサィド、ジーt−ブチルパーオキサィ
ド等の有機過酸化物を混入して加熱するか、8線、y線
、加速電子線等の電離性放射線を照射するのが作業効果
上好ましい。次に本発明を実施例および参考例によって
より具体的に説明する。
尚、下記各例における各成分の配合量単位は重量部であ
る。又、遊離基発生剤以外の全成分は120ooの熱ロ
ールにて均一に混練された後、さらに遊離基発生剤が2
0〜70ooにて添加された。さらに、これらは160
00の熱プレスにて30分間加圧下に加熱され、1肋あ
るいは3肋厚のシートに成形された。また、各実施例で
使用したハロゲン化アセナフチレンの縮合度はゲルパー
ミェーションクロマトグラフ法(GPC)により測定し
た。参考例 1 1・2・3・5ーテトラブロモアセナフテン(C,2日
6Br4)1モルのベンゼン(500夕)溶液と臭化カ
リウム2モル、臭素酸カリウム0.2モルの水(600
夕)溶液を三ッロフラスコに取り、階所にて激しく額梓
混合した。
る。又、遊離基発生剤以外の全成分は120ooの熱ロ
ールにて均一に混練された後、さらに遊離基発生剤が2
0〜70ooにて添加された。さらに、これらは160
00の熱プレスにて30分間加圧下に加熱され、1肋あ
るいは3肋厚のシートに成形された。また、各実施例で
使用したハロゲン化アセナフチレンの縮合度はゲルパー
ミェーションクロマトグラフ法(GPC)により測定し
た。参考例 1 1・2・3・5ーテトラブロモアセナフテン(C,2日
6Br4)1モルのベンゼン(500夕)溶液と臭化カ
リウム2モル、臭素酸カリウム0.2モルの水(600
夕)溶液を三ッロフラスコに取り、階所にて激しく額梓
混合した。
これに濃硫酸2モルを同容積の水で希釈し、蝿杵下、1
0午0近傍にて滴下し、3時間反応させた。反応終了後
、ベンゼン層を水、カセィソーダ水溶液(2%)、再び
水の順で洗浄し、シリカゲルにて乾燥した。つぎに、乾
燥ベンゼン溶液を三ッロフラスコに移し、側管より約2
モルの水酸化カリウムを溶解させた温エタノール液を滴
下させ、脱臭化水素反応を行なった。反応終了後ベンゼ
ン層を水洗し乾燥した。さらに減圧下でベンゼンを留去
し、残留物を熱ァセトンにて充分洗浄乾燥して、ブロモ
ァセナフチレン縮合物を得た。縮合物の元素分析値より
推定された組成式は(C,2日3.7Br2.9)・で
あった。
0午0近傍にて滴下し、3時間反応させた。反応終了後
、ベンゼン層を水、カセィソーダ水溶液(2%)、再び
水の順で洗浄し、シリカゲルにて乾燥した。つぎに、乾
燥ベンゼン溶液を三ッロフラスコに移し、側管より約2
モルの水酸化カリウムを溶解させた温エタノール液を滴
下させ、脱臭化水素反応を行なった。反応終了後ベンゼ
ン層を水洗し乾燥した。さらに減圧下でベンゼンを留去
し、残留物を熱ァセトンにて充分洗浄乾燥して、ブロモ
ァセナフチレン縮合物を得た。縮合物の元素分析値より
推定された組成式は(C,2日3.7Br2.9)・で
あった。
GPC測定による縮合度はー=2〜5の範囲であった。
参考例 2 1・2・3・5−テトラブロモアセナフテンのクロロホ
ルム溶液に触媒量の塩化第2錫を添加し、約3時間しず
かに沸とう環流させた。
参考例 2 1・2・3・5−テトラブロモアセナフテンのクロロホ
ルム溶液に触媒量の塩化第2錫を添加し、約3時間しず
かに沸とう環流させた。
反応終了後、水洗、乾燥し、クロロホルムを蟹去した。
つぎに残留物をベンゼンに溶解し、実施例1と同様の方
法により、脱臭化水素反応を行った。ベンゼン層を水洗
後、乾燥し、ついでベンゼンを蟹去し熱アセトンにて充
分洗浄した。得られたブロモァセナフチレン縮合物の組
成式は(C,2比.,Br2.3),であり、OPC測
定による縮合度は1=2〜7の範囲であった。
つぎに残留物をベンゼンに溶解し、実施例1と同様の方
法により、脱臭化水素反応を行った。ベンゼン層を水洗
後、乾燥し、ついでベンゼンを蟹去し熱アセトンにて充
分洗浄した。得られたブロモァセナフチレン縮合物の組
成式は(C,2比.,Br2.3),であり、OPC測
定による縮合度は1=2〜7の範囲であった。
参考例 3
溶媒を除去して得た粉末状の中間体のベンゼン溶液を作
り参考例1と同様の方法により脱塩化水素反応を行なっ
た。
り参考例1と同様の方法により脱塩化水素反応を行なっ
た。
得られたクロロアセナフチレン縮合体の組成式は(C,
2比CL3.8),であり、CPC測定による縮合度は
1=2〜6の範囲であった。第1図にそのGPC図を示
す。溶出体積26.5のピークは縮合度3以上の縮合多
量体、同28.5のピークは縮合度2重体によるもので
同30.9のピークは単量体のそれである。参考例 4 アセナフテン154夕を約350叫の四塩化炭素に溶解
し、温度loo0に保持しつつ、塩化亜鉛136夕、ト
リクルオル酢酸200夕を加えた。
2比CL3.8),であり、CPC測定による縮合度は
1=2〜6の範囲であった。第1図にそのGPC図を示
す。溶出体積26.5のピークは縮合度3以上の縮合多
量体、同28.5のピークは縮合度2重体によるもので
同30.9のピークは単量体のそれである。参考例 4 アセナフテン154夕を約350叫の四塩化炭素に溶解
し、温度loo0に保持しつつ、塩化亜鉛136夕、ト
リクルオル酢酸200夕を加えた。
これに良く燈拝しながら四塩化炭素で希釈した臭素80
0夕を滴下した。滴下終了後反応系を45〜55qoと
し、反応を完結させた。つぎに触媒をろ別し、溶液を水
洗し、四塩化炭素を留去して中間体である臭素化アセナ
フテン縮合体1′を得た。また、別に上記と同様の規模
で塩化亜鉛、トリフルオル酢酸の代りに塩化第2鉄15
4夕・を用いる方法により中間体0′を得た。つぎに、
1′あるし、はロ′のベンゼン溶液を作り参考例1と同
様の方法より脱臭化水素反応を行なって、臭素化アセナ
フチレン縮合体1あるいはDを得た。
0夕を滴下した。滴下終了後反応系を45〜55qoと
し、反応を完結させた。つぎに触媒をろ別し、溶液を水
洗し、四塩化炭素を留去して中間体である臭素化アセナ
フテン縮合体1′を得た。また、別に上記と同様の規模
で塩化亜鉛、トリフルオル酢酸の代りに塩化第2鉄15
4夕・を用いる方法により中間体0′を得た。つぎに、
1′あるし、はロ′のベンゼン溶液を作り参考例1と同
様の方法より脱臭化水素反応を行なって、臭素化アセナ
フチレン縮合体1あるいはDを得た。
第2図は、1および0のゲルパーミヱーションクロマト
グラムである。
グラムである。
溶出体積26.5のピークは3量体及び縮合度3以上の
縮合多量体、28.7〜29.1のピークは縮合2量体
によるもので、30.8〜31のピーク単量体のそれで
ある。触媒として塩化第2鉄を用いると高縮合体の生成
量が多くなることがわかる。第3図は0′および0のN
MRスペクトルである。
縮合多量体、28.7〜29.1のピークは縮合2量体
によるもので、30.8〜31のピーク単量体のそれで
ある。触媒として塩化第2鉄を用いると高縮合体の生成
量が多くなることがわかる。第3図は0′および0のN
MRスペクトルである。
8;7.0〜8.0のピーク群はナフタレン環に結合す
る水素によるものである。
る水素によるものである。
0′の6=5.6〜5.9のピークはアセナフテン骨格
の1及び/或は2の位置の炭素に結合する水素によるも
のであり、このピークは脱臭化水素処理により6=6.
8〜6.9の位置に移動する。
の1及び/或は2の位置の炭素に結合する水素によるも
のであり、このピークは脱臭化水素処理により6=6.
8〜6.9の位置に移動する。
この事実により山ま臭素化アセチレンを構成単位とする
ものであることがわかる。なお、1および0の元素分析
値は各々(C,2日3.8Br3.7)および(C,2
日,Br3.3)であった。実施例 1 ポリエチレン(三菱油化KKZF−30) 100
塩素化ポリエチレン(塩素含量40%) 35参考
例1より得られた縮合2〜5量体 30三酸化ア
ンチモン 202.6ージー
tーブチルフエノール 0.5ジクミルパーオ
キサイド 3実施例 2エチレン−酢
酸ビニル共重合体(三菱油化KK.ュ力ロンェバ2弧)
100参考例2より得られた
縮合2〜7量体 35三酸化アンチモン
152・6ージ−t−ブチルフヱ
ノール 0.5ジクミルパーオキサイド
3タルク
50実施例 3エチレンープロピレンージェン
共重合体(日本合成ゴムKK.EP−21)
100参考例1により得られた縮合2〜5
量体 45三酸化アンチモン
202・6−ジーt−ブチルフエノール
0.5ジクミル/ぐーオキサイド
4.5タルク
100実施例 4エチレンープロピレンージェ
ン共重合体(日本合成ゴムKK.Ep−21)
100参考例1において3−メチル−1・
2−ジクロル−6・8−ジブロムアセナフテンを原料と
して合成した縮合多量体(縮合度2〜7) 30
三酸化アンチモン 102・
6−ジーt−ブチルフエノール 0.5ジク
ミルパーオキサイド 3タルク
100比較例
1ポリエチレン(三菱油化KK.ZF−30) 1
00塩素化ポリエチレン(塩素舎量40%) 3
52・4・3・5−テトラプロモサリチルアニライド3
0 三酸化アンチモン 202・
6ージーt−プチルフエノール 0.5ジクミ
ル/ぐーオキサイド 3比較例 2
エチレンープロピレンージェン共重合体(日本合成ゴム
KK.EP−21) 1003
・5・3・5ーテトラプロモジフエニル三酸化アンチモ
ン 102.6ージ−tーブチ
ルフエノール 0.5ジクミル/ぐーオキサイ
ド 3タルク
100比較例 3エチレンープロピレ
ンージヱン共重合体(日本合成ゴムKK.EP−21)
100デ・カブロムジフエニルエ
ーテル30 三酸化アンチモン 152・
6ージ−tープチルフエノール 0.5ジクミ
ル/ぐーオキサイド 3タルク
100上記各組
成のシート試料の特性を以下に示す。
ものであることがわかる。なお、1および0の元素分析
値は各々(C,2日3.8Br3.7)および(C,2
日,Br3.3)であった。実施例 1 ポリエチレン(三菱油化KKZF−30) 100
塩素化ポリエチレン(塩素含量40%) 35参考
例1より得られた縮合2〜5量体 30三酸化ア
ンチモン 202.6ージー
tーブチルフエノール 0.5ジクミルパーオ
キサイド 3実施例 2エチレン−酢
酸ビニル共重合体(三菱油化KK.ュ力ロンェバ2弧)
100参考例2より得られた
縮合2〜7量体 35三酸化アンチモン
152・6ージ−t−ブチルフヱ
ノール 0.5ジクミルパーオキサイド
3タルク
50実施例 3エチレンープロピレンージェン
共重合体(日本合成ゴムKK.EP−21)
100参考例1により得られた縮合2〜5
量体 45三酸化アンチモン
202・6−ジーt−ブチルフエノール
0.5ジクミル/ぐーオキサイド
4.5タルク
100実施例 4エチレンープロピレンージェ
ン共重合体(日本合成ゴムKK.Ep−21)
100参考例1において3−メチル−1・
2−ジクロル−6・8−ジブロムアセナフテンを原料と
して合成した縮合多量体(縮合度2〜7) 30
三酸化アンチモン 102・
6−ジーt−ブチルフエノール 0.5ジク
ミルパーオキサイド 3タルク
100比較例
1ポリエチレン(三菱油化KK.ZF−30) 1
00塩素化ポリエチレン(塩素舎量40%) 3
52・4・3・5−テトラプロモサリチルアニライド3
0 三酸化アンチモン 202・
6ージーt−プチルフエノール 0.5ジクミ
ル/ぐーオキサイド 3比較例 2
エチレンープロピレンージェン共重合体(日本合成ゴム
KK.EP−21) 1003
・5・3・5ーテトラプロモジフエニル三酸化アンチモ
ン 102.6ージ−tーブチ
ルフエノール 0.5ジクミル/ぐーオキサイ
ド 3タルク
100比較例 3エチレンープロピレ
ンージヱン共重合体(日本合成ゴムKK.EP−21)
100デ・カブロムジフエニルエ
ーテル30 三酸化アンチモン 152・
6ージ−tープチルフエノール 0.5ジクミ
ル/ぐーオキサイド 3タルク
100上記各組
成のシート試料の特性を以下に示す。
(備考){1’ 「着火までの後炎回数」はUL−94
に準拠した試験により測定した。
に準拠した試験により測定した。
ただし、いずれの試料もUL−94V−○試験(2回の
袋炎によって合否を判定する)に合格するので、上記試
験では試料が持続的に燃焼し始めるまでの薮炎回数を求
めた。なお、持続的燃焼とはバナーの炎を離しても試料
の鞍炎部分全体が1分以上燃焼しつづける場合をいう。
■ 酸素指数はJISK7201にしたがって測定した
。
袋炎によって合否を判定する)に合格するので、上記試
験では試料が持続的に燃焼し始めるまでの薮炎回数を求
めた。なお、持続的燃焼とはバナーの炎を離しても試料
の鞍炎部分全体が1分以上燃焼しつづける場合をいう。
■ 酸素指数はJISK7201にしたがって測定した
。
実施例 5及び6
実施例1の組成の難燃化ポリエチレンおよび実施例3の
組成の灘燃化エチレンープロピレンージェン共重合体の
2肌厚シートに対して、空気中、室温にて10加地ad
のッ線を照射した。
組成の灘燃化エチレンープロピレンージェン共重合体の
2肌厚シートに対して、空気中、室温にて10加地ad
のッ線を照射した。
照射前後の機械特性を測定して各試料の耐放射線性を評
価した。結果は下表の通りであった。各々比較例1およ
び3の組成の試料により得られた結果との比較から明ら
かなように、本発明の方法によれば伸び率の残存が大き
く、耐放射線性に優れた難燃性樹脂組成物が得られるこ
とがわかる。
価した。結果は下表の通りであった。各々比較例1およ
び3の組成の試料により得られた結果との比較から明ら
かなように、本発明の方法によれば伸び率の残存が大き
く、耐放射線性に優れた難燃性樹脂組成物が得られるこ
とがわかる。
以上の特性からも明らかなように、本発明は特定の難燃
性化合物を混入したことにより、優れた難燃性と同時に
耐放射線性を有する樹脂成形体を提供し得るものであり
、その工業的価値は極めて大なるものがある。
性化合物を混入したことにより、優れた難燃性と同時に
耐放射線性を有する樹脂成形体を提供し得るものであり
、その工業的価値は極めて大なるものがある。
実施例 7
実施例3のなかで参考例1によって得られた縮合体の代
りに、参考例3によって得られたクロロアセナフチレン
縮合体を用いた時の試料の難燃性は着火までの回数が7
回、酸素指数は26.5であった。
りに、参考例3によって得られたクロロアセナフチレン
縮合体を用いた時の試料の難燃性は着火までの回数が7
回、酸素指数は26.5であった。
実施例 8
下の表の高分子物質に対し参考例4の(ロ)の臭素化ア
セナフチレン縮合体および三酸化アンチモンを表に示す
割合にて溶融渡練し、さらに溶融温度にて射出成形する
ことによりシートを作成して簸燃特性を測定した。
セナフチレン縮合体および三酸化アンチモンを表に示す
割合にて溶融渡練し、さらに溶融温度にて射出成形する
ことによりシートを作成して簸燃特性を測定した。
比較例 4
実施例8の各高分子物質に対し、3・5・3・5−テト
ラブロモジフェニル(TBP)および二酸化アンチモン
を配合して実施例8と同様の測定を行なった。
ラブロモジフェニル(TBP)および二酸化アンチモン
を配合して実施例8と同様の測定を行なった。
その結果を下に表示す。※1)この糸のみ160℃で池
紬し、160℃で15分間加圧成形した。
紬し、160℃で15分間加圧成形した。
第1図は本発明の参考例で製造したクロロアセナフチレ
ン縮合体のGPCチャートであり、そして第2図および
第3図は同じくブロモアセナフチレンのGPCチャート
とNMRチャートである。 寄る/図参る2 図 繁3図
ン縮合体のGPCチャートであり、そして第2図および
第3図は同じくブロモアセナフチレンのGPCチャート
とNMRチャートである。 寄る/図参る2 図 繁3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔I〕もしくは〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Xは塩素または臭素原子を表わし、nおよび
n′は2〜6の整数、Rはハロゲン原子以外の置換基で
mおよびm′は0〜4の整数を表わし、n(またはn′
)+m(またはm′)≦6、mまたはm′が2以上の場
合Rは同一または異種のいずれでもよい)で表わされる
ハロゲン化アセナフチレンが2〜7個縮合したハロゲン
化アセナフチレン縮合体を高分子物質100重量部に対
して5〜100重量部配合することを特徴とする高分子
物質の耐放射線性・難燃化処理方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55026383A JPS6025063B2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | 高分子物質の耐放射線性難燃化処理方法 |
US06/233,134 US4373046A (en) | 1980-03-03 | 1981-02-10 | Flame-retardant and radiation-resistant polymer composition and a resin molded product prepared therefrom |
DE3106954A DE3106954C2 (de) | 1980-03-03 | 1981-02-25 | Feuerhemmende und strahlungsbeständige Polymermischung und ein daraus hergestelltes Polymer-Formprodukt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55026383A JPS6025063B2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | 高分子物質の耐放射線性難燃化処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56122862A JPS56122862A (en) | 1981-09-26 |
JPS6025063B2 true JPS6025063B2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=12191996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55026383A Expired JPS6025063B2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | 高分子物質の耐放射線性難燃化処理方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4373046A (ja) |
JP (1) | JPS6025063B2 (ja) |
DE (1) | DE3106954C2 (ja) |
Families Citing this family (11)
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---|---|---|---|---|
JPS5931513A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-20 | 古河電気工業株式会社 | 難燃性電線・ケ−ブルの製造方法 |
CA1240340A (en) * | 1982-09-30 | 1988-08-09 | Masashige Kubo | Process for producing condensed bromoacenaphthylene |
US4898998A (en) * | 1983-06-01 | 1990-02-06 | Toyo Soda Manufacturing Co., Ltd. | Process for producing brominated acenaphthylene condensates |
US4816519A (en) * | 1985-06-11 | 1989-03-28 | Nippon Zeon Co., Ltd. | High strength-high modulus rubber composition comprising a mixture of rubbery copolymers of an acenaphthalene copolymer and another rubber |
JPS6272635A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-03 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 臭素化アセナフチレン縮合体を製造する方法 |
US4900766A (en) * | 1986-09-22 | 1990-02-13 | Toyo Soda Manufacturing Co. | Radiation-resistant high molecular composition |
US5079283A (en) * | 1990-03-26 | 1992-01-07 | Ferro Corporation | Free-radical modified fire-retardant polypropylenes |
US5341862A (en) * | 1991-11-14 | 1994-08-30 | Bridgestone Corporation | Flame-retardant rubber tires |
JP4746738B2 (ja) * | 2000-10-10 | 2011-08-10 | リンテック株式会社 | 耐放射線性粘着剤及びこれを用いた粘着製品 |
TWI317365B (en) * | 2002-07-31 | 2009-11-21 | Jsr Corp | Acenaphthylene derivative, polymer, and antireflection film-forming composition |
JP2005048129A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Japan Atom Energy Res Inst | 耐放射線架橋高分子組成物および耐放射線高分子製品 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7002442A (ja) * | 1969-02-26 | 1970-08-28 | ||
ZA718662B (en) * | 1971-02-12 | 1972-09-27 | Cities Service Co | Fire retardant compositions |
US3929939A (en) * | 1972-01-20 | 1975-12-30 | Monsanto Res Corp | Large void-free polyethylene castings comprising high density polyethylene in a low density polyethylene matrix |
US3830779A (en) * | 1972-06-06 | 1974-08-20 | Michigan Chem Corp | Polystyrene plastic compositions containing naphthyl ether flame retardants |
US3932321A (en) * | 1973-06-18 | 1976-01-13 | Japan Synthetic Rubber Company Limited | Flame-retardant polymer composition |
US4049727A (en) * | 1973-09-28 | 1977-09-20 | Hooker Chemicals & Plastics Corporation | Polyhaloindene compounds |
US4041016A (en) * | 1974-01-17 | 1977-08-09 | Standard Oil Company (Indiana) | Fire retardants |
US3908067A (en) * | 1974-09-12 | 1975-09-23 | Gen Electric | Flame resistant polyolefin, method of producing same, and insulated product |
US4093678A (en) * | 1976-04-26 | 1978-06-06 | Union Carbide Corporation | Crystalline co-and terpolymers of ethylene and acenaphthylene |
DE2727483A1 (de) * | 1977-06-18 | 1979-01-11 | Basf Ag | Selbstverloeschende thermoplastische formmassen |
-
1980
- 1980-03-03 JP JP55026383A patent/JPS6025063B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-02-10 US US06/233,134 patent/US4373046A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-02-25 DE DE3106954A patent/DE3106954C2/de not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56122862A (en) | 1981-09-26 |
DE3106954A1 (de) | 1981-11-26 |
DE3106954C2 (de) | 1985-01-31 |
US4373046A (en) | 1983-02-08 |
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