JPS60246214A - キツシユ・グラフアイトの製造方法 - Google Patents
キツシユ・グラフアイトの製造方法Info
- Publication number
- JPS60246214A JPS60246214A JP59097512A JP9751284A JPS60246214A JP S60246214 A JPS60246214 A JP S60246214A JP 59097512 A JP59097512 A JP 59097512A JP 9751284 A JP9751284 A JP 9751284A JP S60246214 A JPS60246214 A JP S60246214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- graphite
- bath
- temperature
- iron
- Prior art date
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- Pending
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- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
CIl業上の利用分野〕
本発明はキッシュ争グラファイトの製造方法に関する。
キッシュ争グラファイトは人造黒鉛に金談れるもので、
黒鉛質耐火物の原料として多くの需要があるが、経済的
に有利な製造法がなく、従来、製鉄所のダスト中から回
収する試みがなされていた程度である。例えば、特公昭
44−13364あるいは特開昭53−88601では
製鉄所のダスト中に含まれる炭素含イ1fi110%前
後のキンンユ・グラファイトを選鉱処理によって精選間
1ゾする提案がなされている。これらの提案は発ノlし
たダストからキンシュ・グラファイトを回収するもので
あり、資源的に限られたものであった。このような実情
にあるので、従来、安価な炭素源から積極的かつ経済的
にキンシュ・グラファイトを製凸する方0;の開発が望
まれていた。
黒鉛質耐火物の原料として多くの需要があるが、経済的
に有利な製造法がなく、従来、製鉄所のダスト中から回
収する試みがなされていた程度である。例えば、特公昭
44−13364あるいは特開昭53−88601では
製鉄所のダスト中に含まれる炭素含イ1fi110%前
後のキンンユ・グラファイトを選鉱処理によって精選間
1ゾする提案がなされている。これらの提案は発ノlし
たダストからキンシュ・グラファイトを回収するもので
あり、資源的に限られたものであった。このような実情
にあるので、従来、安価な炭素源から積極的かつ経済的
にキンシュ・グラファイトを製凸する方0;の開発が望
まれていた。
溶銑中の炭素は、その溶解度曲線を第1図に小才ように
、温度により大きな溶解度差がある。したがって、通常
の製鉄過程で得られる1500’C程度の温度をもち、
炭素をほぼ飽和した溶鉱を、凝固点付近まで冷却する過
程では、該鉄浴から溶解度差に応じた炭素足がグラフア
イ]・とじて析出する。
、温度により大きな溶解度差がある。したがって、通常
の製鉄過程で得られる1500’C程度の温度をもち、
炭素をほぼ飽和した溶鉱を、凝固点付近まで冷却する過
程では、該鉄浴から溶解度差に応じた炭素足がグラフア
イ]・とじて析出する。
通常、中に炭素を溶解した鉄浴の降温を行うと、析出す
るグラファイトは鉄浴1−にIγ]、シて、これを回収
することは困難である。特に、鉄浴表面にスラグなどか
存在する場合は、汀1−17たキンシュ・グラファイト
がスラグに捕捉され純度の高いキッシュ争グラファイト
の回収は不可能であった。
るグラファイトは鉄浴1−にIγ]、シて、これを回収
することは困難である。特に、鉄浴表面にスラグなどか
存在する場合は、汀1−17たキンシュ・グラファイト
がスラグに捕捉され純度の高いキッシュ争グラファイト
の回収は不可能であった。
本発明は、安価なコークス粉あるいは石炭などの炭素材
を使用して、−ト記溶解度差を利用し、積極的にキンシ
ュ・グラファイトを製造する方法を提供することを目的
とするものである。
を使用して、−ト記溶解度差を利用し、積極的にキンシ
ュ・グラファイトを製造する方法を提供することを目的
とするものである。
[−品目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、炭素を飽和した鉄浴中にN2などの不活性ガスを吹
込みながら該鉄浴の温度を降温させ、排ガス中に析出し
たキッシュ・グラファイトを捕集することを特徴とする
キッシュ・グラファイトの装造方法にある。
は、炭素を飽和した鉄浴中にN2などの不活性ガスを吹
込みながら該鉄浴の温度を降温させ、排ガス中に析出し
たキッシュ・グラファイトを捕集することを特徴とする
キッシュ・グラファイトの装造方法にある。
本発明者らは種々の実験から、次の知見を得た。すなわ
ち、鉄浴を降温する際に、鉄浴中にN2.Arなどの不
活性ガスを001〜0.2Nm’/1−Fe吹込むと、
鉄浴表面に存在するスラグに開[1面が生じ、これによ
りスラグによるキッシュグラファイトの浮上を妨げられ
ることなく、かつスラグを巻き込むことなく、不純物の
少ないキッシュ・グラファイトを不活性カスと共に鉄浴
から分離することができる。これを捕集することによっ
て容易に高濃度のキッシュ・グラフアイ]、を回収する
ことができる。
ち、鉄浴を降温する際に、鉄浴中にN2.Arなどの不
活性ガスを001〜0.2Nm’/1−Fe吹込むと、
鉄浴表面に存在するスラグに開[1面が生じ、これによ
りスラグによるキッシュグラファイトの浮上を妨げられ
ることなく、かつスラグを巻き込むことなく、不純物の
少ないキッシュ・グラファイトを不活性カスと共に鉄浴
から分離することができる。これを捕集することによっ
て容易に高濃度のキッシュ・グラフアイ]、を回収する
ことができる。
また、このような方法でグラファイトを連続的に回収す
るには、常に炭素を飽和した新しい鉄浴が必要となるが
、これは降温した鉄浴トにコークス、炭素などの炭素材
を投入し、炭素材面りに酸素を吹きつけることによって
、炭素材を燃焼させ、この酸化熱によって鉄浴の温度上
昇を図るとともに、この炭素材の一部を鉄浴に吸戻させ
ることによって、鉄浴中の炭素濃度をLAさせ、新しい
鉄浴を供給することなしに、キッシュ拳グラファイトの
回収を継続して行うことができる。
るには、常に炭素を飽和した新しい鉄浴が必要となるが
、これは降温した鉄浴トにコークス、炭素などの炭素材
を投入し、炭素材面りに酸素を吹きつけることによって
、炭素材を燃焼させ、この酸化熱によって鉄浴の温度上
昇を図るとともに、この炭素材の一部を鉄浴に吸戻させ
ることによって、鉄浴中の炭素濃度をLAさせ、新しい
鉄浴を供給することなしに、キッシュ拳グラファイトの
回収を継続して行うことができる。
5tの底吹き転炉を用いて第1表に示す「稈により本発
明を実施した。
明を実施した。
281表
第2表は捕集したキッシュ−グラファイトの分析値であ
る。キッシュ・グラファイトは捕集後。
る。キッシュ・グラファイトは捕集後。
通常天然黒鉛の精製の場合に行われている粉砕−浮選の
選鉱を繰り返すことで、96%以ト曲内度に精製でき、
キッシュ・グラファイト製品として充分な品質のものを
得ることができる。
選鉱を繰り返すことで、96%以ト曲内度に精製でき、
キッシュ・グラファイト製品として充分な品質のものを
得ることができる。
第2表 回収したキッシュ・グラファイトの組成と回収
量(溶銑5を使用) 〔発明の効果〕 以1−説明した本発明によるキンシュ・グラファイトの
回収には、製鉄所にて一般的に使用されている取鍋や製
鋼用の転炉(望ましくはl二底吹転炉)を流用すること
ができ、ざらにA温時の排ガスは一般にCOを多量に含
み燃ネ4として有用なガスであるから、これを回収しつ
つ、経済的に有利にキ・ンシュ・グラファイトを製造す
ることができる。
量(溶銑5を使用) 〔発明の効果〕 以1−説明した本発明によるキンシュ・グラファイトの
回収には、製鉄所にて一般的に使用されている取鍋や製
鋼用の転炉(望ましくはl二底吹転炉)を流用すること
ができ、ざらにA温時の排ガスは一般にCOを多量に含
み燃ネ4として有用なガスであるから、これを回収しつ
つ、経済的に有利にキ・ンシュ・グラファイトを製造す
ることができる。
第1図は鉄浴の炭素溶解度と温度との関係を示したグラ
フである。 出 願 人 川崎製鉄株式会社 代 理 人 弁理士 小 杉 佳 男 弁理士 齋 藤 和 則 第1図 鉄濤弗LJ* <’c > Q−
フである。 出 願 人 川崎製鉄株式会社 代 理 人 弁理士 小 杉 佳 男 弁理士 齋 藤 和 則 第1図 鉄濤弗LJ* <’c > Q−
Claims (1)
- ■ 炭素を飽和した鉄浴中に不活性カスを吹込みながら
該鉄浴の温度を降温させ、排ガス中に析出したキッシュ
争グラファイトを捕集することを特徴とするキ・ンシュ
・グラファイトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59097512A JPS60246214A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | キツシユ・グラフアイトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59097512A JPS60246214A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | キツシユ・グラフアイトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60246214A true JPS60246214A (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=14194308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59097512A Pending JPS60246214A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | キツシユ・グラフアイトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60246214A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280312A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-03-20 | Hoogovens Groep Bv | 鱗片状黒鉛の製造方法及び装置 |
WO2012164577A1 (en) | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Council Of Scientific & Industrial Research | A process for the preparation of kish graphitic lithium-insertion anode materials for lithium-ion batteries |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP59097512A patent/JPS60246214A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280312A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-03-20 | Hoogovens Groep Bv | 鱗片状黒鉛の製造方法及び装置 |
WO2012164577A1 (en) | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Council Of Scientific & Industrial Research | A process for the preparation of kish graphitic lithium-insertion anode materials for lithium-ion batteries |
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