JPS6024512Y2 - 鋳造品バリのトリミング用刃具 - Google Patents
鋳造品バリのトリミング用刃具Info
- Publication number
- JPS6024512Y2 JPS6024512Y2 JP242281U JP242281U JPS6024512Y2 JP S6024512 Y2 JPS6024512 Y2 JP S6024512Y2 JP 242281 U JP242281 U JP 242281U JP 242281 U JP242281 U JP 242281U JP S6024512 Y2 JPS6024512 Y2 JP S6024512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting tool
- cast product
- tool
- trimming
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims description 18
- 238000009966 trimming Methods 0.000 title claims description 8
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 12
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の目的)
鋳造品のパリ仕上げに於いて、その加工基準面に刃具を
倣わせ、高精度にパリのトリミングを行うことを目的と
する鋳造品パリのトリミング用刃具に関するものである
。
倣わせ、高精度にパリのトリミングを行うことを目的と
する鋳造品パリのトリミング用刃具に関するものである
。
(従来技術)
従来、異形の鋳造品のパリ取り作業はハンマーによるた
たき折りや、グラインダーによる手作業が殆どで手間の
掛るものであり、又、鋳造品の形状に合せて組型刃具を
プレス等により押し当て、パリを切落すトリミング法が
あるが鋳造品の鋳型ずれ及び歪みによる寸法不揃いのた
め余裕をとって刃具を作るので、精度を上げることが出
来なかった。
たき折りや、グラインダーによる手作業が殆どで手間の
掛るものであり、又、鋳造品の形状に合せて組型刃具を
プレス等により押し当て、パリを切落すトリミング法が
あるが鋳造品の鋳型ずれ及び歪みによる寸法不揃いのた
め余裕をとって刃具を作るので、精度を上げることが出
来なかった。
(考案の構成)
本考案は上記の不具合点を解消し、主要部の加工基準面
に倣い機構を取り入れ、迅速且つ高精度のパリのトリミ
ングを可能としたもので従来技術にない新規なものであ
る。
に倣い機構を取り入れ、迅速且つ高精度のパリのトリミ
ングを可能としたもので従来技術にない新規なものであ
る。
本考案の構成を実施例の図により説明する。
第1図より第11図に示すように本考案の主体となる金
型は上型1 (第4図及び第5図)と下型2(第1図及
び第2図)よりなり、下型2のガイドピン29に沿い上
型1が重なるようにプレス等にセットされ、下型2には
鋳造品3の受座のある基台4が取付けられ、受座には円
形部分を受けるv製産6と平面部分を受ける平圧7があ
り、又切落されたパリ8(第10図及び第11図)を排
出する穴9があけられいる。
型は上型1 (第4図及び第5図)と下型2(第1図及
び第2図)よりなり、下型2のガイドピン29に沿い上
型1が重なるようにプレス等にセットされ、下型2には
鋳造品3の受座のある基台4が取付けられ、受座には円
形部分を受けるv製産6と平面部分を受ける平圧7があ
り、又切落されたパリ8(第10図及び第11図)を排
出する穴9があけられいる。
上型1にはほぼ組型刃具10が取付けられていて、鋳造
品3の主要部即ち加工基準面11 (第11図)のある
部分に倣い機構12を備えた倣い刃具13が取付けられ
る。
品3の主要部即ち加工基準面11 (第11図)のある
部分に倣い機構12を備えた倣い刃具13が取付けられ
る。
簡単な倣い機構12として第11図の如き実施例がある
。
。
上型1に取付けられた支持器14にシリンダー15を取
付け、そのシリンダー15の口ラド16の先端に倣い刃
具13を回動自在に軸着し、左右に振らせ、加工基準面
11に倣うようになっている。
付け、そのシリンダー15の口ラド16の先端に倣い刃
具13を回動自在に軸着し、左右に振らせ、加工基準面
11に倣うようになっている。
しかし支点軸17が加工基準面11に近いため対応範囲
が狭い欠点がある。
が狭い欠点がある。
第4図及び第6図乃至第8図は別の実施例にして、上型
1に取付けられた支持器14の案内枠18の内側の摺動
面18′に案内されて摺動する摺動子19に、摺動子1
9の摺動方向に対して約50の角度θ0をもって角長孔
20を穿ち、この角長孔20に嵌合、摺動する角駒21
を前記摺動子19に摺動子19の摺動方向と直角方向に
摺動する移動杆22の前記組型刃具10と反対側の端部
に長手方向の長孔23を穿設し、その長孔23に支点軸
24を通してこの移動杆22を摺動且つ回動自在に留め
ると共に、前記移動杆22の前記組型刃具10の側の端
部(以下先端と称す)に鋳造品3の加工基準面1に倣う
倣い刃具13を軸着したことを特徴とするものである。
1に取付けられた支持器14の案内枠18の内側の摺動
面18′に案内されて摺動する摺動子19に、摺動子1
9の摺動方向に対して約50の角度θ0をもって角長孔
20を穿ち、この角長孔20に嵌合、摺動する角駒21
を前記摺動子19に摺動子19の摺動方向と直角方向に
摺動する移動杆22の前記組型刃具10と反対側の端部
に長手方向の長孔23を穿設し、その長孔23に支点軸
24を通してこの移動杆22を摺動且つ回動自在に留め
ると共に、前記移動杆22の前記組型刃具10の側の端
部(以下先端と称す)に鋳造品3の加工基準面1に倣う
倣い刃具13を軸着したことを特徴とするものである。
尚移動杆22の先端に軸着された倣い刃具13は第9図
及び第10図に示すごとく斜め当接面25の中間にバリ
の逃げ溝26を設けて、下の刃具を光力27、上の刃具
を後刃28とし、2段切落しをするようになっている。
及び第10図に示すごとく斜め当接面25の中間にバリ
の逃げ溝26を設けて、下の刃具を光力27、上の刃具
を後刃28とし、2段切落しをするようになっている。
この倣い刃具13は前述の簡易型倣い機構にも使用する
ことができる。
ことができる。
(考案の作用)
金弟12図及び第13図に示すごとく、下型2がプレス
機のベッド30に、上型1がラム31に取付けられ、被
加工物の鋳造品3は下型2の受座(V型圧6及び平圧7
)に支えられて置かれ、上型1には鋳造品3に対応する
位置にほぼ組型刃具10が取付けられ、その組型刃具1
0の一部の倣い刃具13のみが加工基準面11に当接す
るように倣い機構12を備えているものとする。
機のベッド30に、上型1がラム31に取付けられ、被
加工物の鋳造品3は下型2の受座(V型圧6及び平圧7
)に支えられて置かれ、上型1には鋳造品3に対応する
位置にほぼ組型刃具10が取付けられ、その組型刃具1
0の一部の倣い刃具13のみが加工基準面11に当接す
るように倣い機構12を備えているものとする。
組型刃具10のレベルと倣い刃具13のレベルを同一に
し、第10図1のごとく倣い刃具13を引込めておいて
、組型刃具10の一部として降下させ第10図2のごと
くバリ8の半分程を切落し、丁度先月27の厚さ分だけ
下って来て、バリ8が逃げ溝26の中心位置に来たとき
、第10図3のごとく倣い刃具13を移動杆22と共に
前進させると、倣い刃具13の両方の斜め当接面25が
鋳造品3の加工基準面11に押し付けられ、型ずれの高
い面が先に当る。
し、第10図1のごとく倣い刃具13を引込めておいて
、組型刃具10の一部として降下させ第10図2のごと
くバリ8の半分程を切落し、丁度先月27の厚さ分だけ
下って来て、バリ8が逃げ溝26の中心位置に来たとき
、第10図3のごとく倣い刃具13を移動杆22と共に
前進させると、倣い刃具13の両方の斜め当接面25が
鋳造品3の加工基準面11に押し付けられ、型ずれの高
い面が先に当る。
しかる後、第10図4のごとく後刃28で丁度鋳肌に沿
って切落しが行われ、喰い込むことがなく、2段動作で
バリ8が切落されるので型ずれ等により鋳肌面に喰い違
いがあっても正確にバリ8のみを落すことが可能である
。
って切落しが行われ、喰い込むことがなく、2段動作で
バリ8が切落されるので型ずれ等により鋳肌面に喰い違
いがあっても正確にバリ8のみを落すことが可能である
。
このときの移動杆22の動作は第6図においてシリンダ
ー15により摺動子19が案内枠18に沿って左方へ移
動すると、角駒21が角長孔20中を滑動して移動杆2
2が引込められ、右方へ移動すれば逆に移動し、加工基
準面11に倣い刃具13が押付けられる。
ー15により摺動子19が案内枠18に沿って左方へ移
動すると、角駒21が角長孔20中を滑動して移動杆2
2が引込められ、右方へ移動すれば逆に移動し、加工基
準面11に倣い刃具13が押付けられる。
この様な複雑な機構にする理由は刃具13を鋳造品3に
押し当て、切る時、移動杆22を引込める方向へ反力が
作用するので、この力を角駒21から摺動子19を経て
案内枠18の面X−Xで受けるためである。
押し当て、切る時、移動杆22を引込める方向へ反力が
作用するので、この力を角駒21から摺動子19を経て
案内枠18の面X−Xで受けるためである。
故に角長孔20の傾斜角θ0は角駒21と摺動子19間
の滑り角度より充分小さくしておく必要がある。
の滑り角度より充分小さくしておく必要がある。
角度θ0は約5°程度が望ましい。以上のような構成で
あるから、プレス機の動作と移動杆22の動作を連動さ
せれば自動的にバリの切落しができる。
あるから、プレス機の動作と移動杆22の動作を連動さ
せれば自動的にバリの切落しができる。
(考案の効果)
本考案は被加工物の一部の加工基準面に刃具を倣わせる
機構を設け、且つ型ずれ及び歪みを補正する倣い刃具を
用いたので、高精度のパリ仕上げができ、且つ組型刃具
のため工程も簡単で迅速な仕上げができるなど多量生産
面に対する効果は極めて大きい。
機構を設け、且つ型ずれ及び歪みを補正する倣い刃具を
用いたので、高精度のパリ仕上げができ、且つ組型刃具
のため工程も簡単で迅速な仕上げができるなど多量生産
面に対する効果は極めて大きい。
第1図は本考案の一実施例の金型の下型の平面図、第2
図は同じく正面図、第3図は同じく受座と被加工物との
関係を表わす左側面図、第4図は本考案の倣い機構を備
えた刃具を取付けた上型の底面図、第5図は同じく側面
図、第6図は同じく倣い機構の詳細平面図、第7図は同
じく正面図、第8図は同じく一部断面を示す側面図、第
9図は本考案の倣い刃具の斜視図、第10図1,2゜3
.4は第6図A−A線断面図にして被加工物の加工基準
面と倣い刃具の斜め当接面との関係を示す説明図、第1
1図は簡易型の倣い機構の平面図、第12図は本考案の
鋳造品バリのトリミング用刃具を取付けたプレス機の正
面図、第13図は同じく側面図を示す。 主要部分の符号の説明、1・・・・・・上型、2・・・
・・・下型、3・・・・・・鋳造品、8・・・・・・パ
リ、10・・・・・・総型刃具、11・・・・・・加工
基準面、12・・・・・・倣い機構、13・・・・・・
倣い刃具、15・・・・・・シリンダー、17・・・・
・・支点軸、18・・・・・・案内枠、18′・・・・
・・摺動面、19・・・・・・摺動子、20・・・・・
・角長孔、21・・・・・・角駒、22・・・・・・移
動杆、26・・・・・・逃げ溝、27・・・・・・光力
、28・・・・・・後刃。
図は同じく正面図、第3図は同じく受座と被加工物との
関係を表わす左側面図、第4図は本考案の倣い機構を備
えた刃具を取付けた上型の底面図、第5図は同じく側面
図、第6図は同じく倣い機構の詳細平面図、第7図は同
じく正面図、第8図は同じく一部断面を示す側面図、第
9図は本考案の倣い刃具の斜視図、第10図1,2゜3
.4は第6図A−A線断面図にして被加工物の加工基準
面と倣い刃具の斜め当接面との関係を示す説明図、第1
1図は簡易型の倣い機構の平面図、第12図は本考案の
鋳造品バリのトリミング用刃具を取付けたプレス機の正
面図、第13図は同じく側面図を示す。 主要部分の符号の説明、1・・・・・・上型、2・・・
・・・下型、3・・・・・・鋳造品、8・・・・・・パ
リ、10・・・・・・総型刃具、11・・・・・・加工
基準面、12・・・・・・倣い機構、13・・・・・・
倣い刃具、15・・・・・・シリンダー、17・・・・
・・支点軸、18・・・・・・案内枠、18′・・・・
・・摺動面、19・・・・・・摺動子、20・・・・・
・角長孔、21・・・・・・角駒、22・・・・・・移
動杆、26・・・・・・逃げ溝、27・・・・・・光力
、28・・・・・・後刃。
Claims (2)
- (1)上型1の組型刃具10の一部に設けられた支持器
14の案内枠18の内側の摺動面18′を摺動する摺動
子19に、これの摺動方向に対して約5°の角度θ0を
もって角長孔20を穿ち、その角長孔20に嵌合摺動す
る角駒21を、摺動子19にこれの摺動力向と直角方向
に摺動自在に嵌設した移動杆22の上下面に回動自在に
軸着し、この移動杆22の前記組型刃具10と反対側の
端部に長孔23を穿設し、その長孔23に支点軸24を
穿設し、その長孔23に支点軸24を通して前記移動杆
22を摺動及び回動自在に挟着すると共に、前記移動杆
22の前記総型刃具10側の端部に鋳造品3の加工基準
面11に倣う倣い刃具13を軸着したことを特徴とする
鋳造品パリのトリミング用刃具。 - (2)鋳造品3の加工基準面11に当接する倣い刃、具
13の斜め当接面25のほぼ中央にパリ8の逃げ溝26
を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載の鋳造品パリのトリミング用刃具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP242281U JPS6024512Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | 鋳造品バリのトリミング用刃具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP242281U JPS6024512Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | 鋳造品バリのトリミング用刃具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57118127U JPS57118127U (ja) | 1982-07-22 |
JPS6024512Y2 true JPS6024512Y2 (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=29800858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP242281U Expired JPS6024512Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | 鋳造品バリのトリミング用刃具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024512Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-12 JP JP242281U patent/JPS6024512Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57118127U (ja) | 1982-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6024512Y2 (ja) | 鋳造品バリのトリミング用刃具 | |
JPH0692011B2 (ja) | スライドカムを備えた金型 | |
US4495398A (en) | Machine for working flat workpieces by cutting | |
JP2790964B2 (ja) | 形材のスライス切断用治具装置 | |
KR100397989B1 (ko) | 시제차량을 위한 소재가공용 지그 | |
GB1590170A (en) | Method for manufacturing diamond tipped tools | |
US4195675A (en) | Shaving wood | |
US3012314A (en) | Method of making a work holder | |
JP3860517B2 (ja) | パイプ材の切込溝加工方法およびその装置 | |
CN214079841U (zh) | 一种激光切割机工作平台定位装置 | |
JP4862214B2 (ja) | カム装置の工具取付け面に加工工具を固定するための方法及びカム装置を具備したプレス金型装置の製造方法 | |
CN212445485U (zh) | 一种海绵修边的调整机构 | |
CN211250462U (zh) | 一种雕刻机正装辅助件 | |
JP2711460B2 (ja) | 鋸加工機の厚さ調節装置 | |
JP2546425Y2 (ja) | 工作機械の被加工材固定装置 | |
JP2545176B2 (ja) | パンチングマシンの成形用金型 | |
JPH029928Y2 (ja) | ||
US5283987A (en) | Saw blade clamp unit | |
JPH11170113A (ja) | 自動きさげ器 | |
US5290988A (en) | Method for machining a precision conformed hold-down pressure shoe | |
JPS5931366Y2 (ja) | フインガ加工機 | |
JPH06209Y2 (ja) | 鋳物ゲートの切断装置 | |
JPH035386Y2 (ja) | ||
CN205926849U (zh) | 一种模具导向装置 | |
SU1623827A1 (ru) | Устройство дл формообразовани фасок на зубь х зубчатых колес |