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JPS60243149A - 常温アスフアルト混合物の製造方法 - Google Patents

常温アスフアルト混合物の製造方法

Info

Publication number
JPS60243149A
JPS60243149A JP9823284A JP9823284A JPS60243149A JP S60243149 A JPS60243149 A JP S60243149A JP 9823284 A JP9823284 A JP 9823284A JP 9823284 A JP9823284 A JP 9823284A JP S60243149 A JPS60243149 A JP S60243149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
polyisobutylene
aggregate
polybutene
days
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9823284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0129385B2 (ja
Inventor
Masahiro Kondo
近藤 正広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUNAGA KENSETSU KK
Original Assignee
MATSUNAGA KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUNAGA KENSETSU KK filed Critical MATSUNAGA KENSETSU KK
Priority to JP9823284A priority Critical patent/JPS60243149A/ja
Publication of JPS60243149A publication Critical patent/JPS60243149A/ja
Publication of JPH0129385B2 publication Critical patent/JPH0129385B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の技術分野 本発明は、従来の加熱混合式アスファルト混合物を用い
て通常のアスファルト舗装の出来ない気象条件下すなわ
ち主に寒冷地方において、舗設個所の大小、深浅に応じ
て一定の凝固状態を得られ、且つ保存期間の長短に応じ
て使用時には確実な凝固状態を得ることができる常温ア
スファルト混合物の製造方法に関するものである。
(2)技術の背景 近年、我国に於ける道路舗装は、急速な進歩を遂げ、そ
の普及率は拡大した。しかし増加の一途をたどる交通量
、重交通化に伴い、高温時に於いては道路表面に凹凸を
生じるいわゆるわだち掘れや、コルゲーションを、又低
温下に於いては道路表面の亀裂現象スパイクタイヤやタ
イヤチェーンによる摩耗現象が発生している。かかる現
象に対する道路保全対策として、まず第一に従来通りの
加熱式アスファルト混合物を用いる方法が存在する。
しかしながら該方法は、気象条件により一般地域と積雪
寒冷地域に二分される我国に於いて、一般地域に於いて
は年間を通じて施工できるが積雪寒冷地域に於いては制
限を受ける。
即ち舗装要綱によると外気温度5度C以下となった場合
には、舗装工事は施工されてはならないとされているの
である。その理由はアスファルト混合物の結合材すなわ
ちアスファルトが外気温による急速な温度低下によって
凝固作用が生して締固め作業において期待される凝固機
能を発揮せず、密度不足を生じ破損へとつながるからで
ある。
したがって積雪寒冷地域においては低温時期(11月中
下末〜3月末)加熱式アスファルト混合1勿の生産は中
止され、それによる舗装工事及び道路保全工事も中止さ
れる。
しかしながら、積雪寒冷地域においては、この時期こそ
スパイクタイヤ及びチェーンによる破損、摩耗が甚だし
いのであって、ポットホールが数多く発生し道路は著し
く破損し、交通事故や其の他の道路公害が生じる原因と
なっている。
(3)従来技術と問題点 この様な積雪寒冷地域においては、第2の道路保全対策
として常温アスファルト混合物を用いる方法がある。
該アスファルト混合物は、通常100〜120度Cに加
熱された骨材に石粉を投入攪拌し続いて添加剤をスプレ
ー約3〜5秒後に所定量のアスファルトをスプレー混練
する。
しかる後貯蔵し、常温下において凝固する事なく一定期
間保存され、応急舗装工事及び維持修繕工事に使用され
るものである。しかしながら、従来の常温アスファルト
混合物はカントバンクアスファルトを用いて製造され、
骨相粒度もバラツキが多くて施工個所、深浅等により充
分な結合状態が得られない短所がありその解決策が待た
れた。
(4)発明の目的 本発明は従来常温アスファルHn合物に用いられてきた
カントハックアスファルトを用いることなく、アスファ
ルトプラントにおいて節単に常温アスファルト混合物が
製造でき、且つ添加剤の混入比を変化させることにより
保存期間をたとえば当日用〜9゛0日用の如(任意に設
定できる常温アスファルト混合物の製造方法を提供する
ことにより、12月、1月、2月、3月と4力月も中止
すると舗装道路の維持は全くできなくなるというゆゆし
き社会問題を解決し、11月中下旬に製造して4ケ月も
の間貯蔵し道路保全に役立てようとするものである。
(5)発明の構成 本発明は、所定温度に加熱乾燥されてなる骨材にA重油
、灯油、ポリイソブチレン、ポリブチンからなる添加剤
をスプレーして混練し、前記添加剤中のポリイソブチレ
ン、ポリブチンが前記骨材の表面に被膜を生ぜしめて後
、結合材のアスファルトをスプレーして成ることを特徴
とする。
(6)発明の実施例 まず本発明における保存期間の相違による添加剤につい
て説明する。
添加剤は第−表に示す如くである。
(第−表) 即ちへ重油と灯油の二種の有機温材と結合材の耐候性の
向上、骨材把握力の増強(飛散防止)剥離防止(iIl
水性の向上)を図るため、ポリイソブチレン及びポリブ
チンを混合するものである。
無給ポリイソブチレン及びポリブチンの混入率を増す事
によりなお良好な製品となる事は確実であり、これはそ
の一実施例である。
次に保存期間と添加剤使用率について説明する。
骨材の粒度分布により違いが生じるがおおむね第二表の
通りである。
(第二表) この第2表に示したものは標準タイプである密粒型の例
である。
即ら添加剤中の有機溶剤によって、結合材であるアスフ
ァルトの粘度を低下させ保存期間を長期化させるもので
あり、舗設後は外気温より添加剤の有機溶剤の揮発現象
によって粘度は上昇し、通常の加熱混合式アスファルト
混合物の如く物理的効果を発揮するものである。従来の
常温アスファルト混合物と最も大きな相違は結合材のア
スファルトをあらかじめカットハックして使用しない事
であり、いわゆるプラントミックスである点である。
この相違は、施工後に大きな差違を生ずる。即ち従来の
カットハックアスファルトを使用した場合は施工後フラ
ッシュ現象を生じ施工路面に凹凸を生しるかごの方法で
施工すると施工後の安定性が良好である。
次にこのプラントミックスで製造された常温合Hの室内
試験であるが、当1.1用は製造したHの午後、20〜
90L1用は90日経過後にモールドを作り、24時間
室内に放置した後水温30度Cで30分加熱して行った
。其の結果は別表のマーシャル安定度試験結果表の通り
である。
次に本発明の実施に供される装置及び製造過程について
、図面に従って説明する。第一図においてIは乾燥装置
であり乏のバーナーにより反対側からバスケントコンヘ
アー14により移送される骨材3を加熱し該骨材の水分
を蒸発させるものである。4はへゲットコンベアーであ
り水分を除去された骨材を移送する。5はスクリーンで
あり骨材をフルイに分けて次の粒径別にするものである
13−20 mm、 5−13 m、2.5−5m、2
.5+n以下の4種類に分類し、6のポットビンに収納
される。7は計量装置であり、予定粒度に合成する為に
備えである。8は添加剤9を収納するタンクである。1
0は調節装置であり添加剤の配分量を調節しこれを11
のミキサーに移送する。ミキサ−11は計量装置7に計
量配分された骨材が投入され、次いで調節装W10より
移送された添加剤と混合され次いでアスファルト13が
計量スプレーされる。混練された混合物はダンプカー1
24.二より、貯蔵する場所へ移送し保存される。
(7)発明の効果 次に従来の常温アスファルI・混合物との違い及びこの
−1,法による常?Ili&アスファルト混合物の特徴
につき述べる。
従来の常温アスファルト混合物は、あらかじめ結合41
を自機溶料でカットバックし°ζ使用し、ている。結合
材であるアスファルトは有機熔材でカントハックしL7
た場合、なかなかもとへ返らない。
理由は明瞭である。すなわちアスファルトは石油製品で
あり、カットバックに使用される灯油、重油等も石油製
品である。いわば兄弟であり、一度一緒にするとなかな
かもとの姿にならない。その為に施工後フラッシュ現象
を生しる等の問題点がある。又従来の常温アスファルト
混合物に於いては春夏秋冬同一カントバックアスファル
トを同一量使用している。その為冬期低温時期に於いて
は保存期間中凝固し、使用上大変な困難を生じ又、夏期
高温時期には所定の凝固状態とならず飛散することがあ
る。本発明は添加剤の量を増減することにより春夏秋冬
気候に応した混合物を製造することができるため前述の
問題点を解消している。
しかしながら本発明にあっては灯油、重油、ポリイソブ
チレン、ポリブテンの混合物をカットハックするのでは
なく添加剤として使用するため、従来のtθ温アスファ
ルト混合物の製造と根本的に違っている。すなわち所定
の温度に加f′!)乾燥されたり!1′材に前述した添
加剤をスプレーして混練し添加剤中のポリイソブチレン
、ポリブテンが骨Hの表面に被膜を生じせしめζ後、結
合材のアスファルトをスプレーするのである。本発明は
骨材の表面に添加剤の被膜を作るのが狙いであり、その
ため骨材とアスファルトとの剥離防止や骨材把握力を増
強させると同時に添加量の変化によるオールシーズン用
のアスファルト混合物としての特徴がある。したがって
カントバックアスファルト用のタンクを用意する必要も
なく、如何なるアスファルトプラントに於いても容易に
製造することができる。又、添加剤中の有機溶剤もその
大部分が気化するので施工後フランシフーシないという
利点をも有する。しかして本発明によれば春・夏・秋期
においては勿論のこと、11月末に製造して翌年3月ま
で施工することができ、所定の安定度を有する好適な當
温アスファルト混合物を容易に製造でき、したがって特
に寒冷地にあっては効果的であり、寒冷地における冬期
間の@1装道路の維持保全に寄与することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の常温アスファル]・混合物の製造に供さ
れる装置の概略正面図である。 ■ 乾燥装置 8 添加剤タンク 2 バーナー 9 添加剤 3 骨 材 10 調整装置 4 バケットコンベアー 11 ミキサー5 スクリー
ン 12 ダンプカー 6 ホットビン 13 アスファルト 7 計量装置 14 パケットコンヘアー特許出願人 
マッナガ建設株式会社 代理人弁理士田辺敏部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 所定温度に加熱乾燥されてなる骨材にA重油、灯
    油、ポリイソブチレン、ボリブテンからなる添加剤をス
    プレーして混練し、前記添加剤中のポリイソブチレン、
    ボリブテンが前記骨材の表面に被膜を生せしめて後、結
    合材のアスファルトをスプレーして成ることを特徴とす
    る常温アスファルト混合物の製造方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の添加剤ばA重油約80
    %、灯油的10%、ポリイソブチレン約2%、ポリブテ
    ン約8%としたことを特徴とする常温アスファルト混合
    物の製造方法。 3) 特許請求の範囲第1項記載の添加剤は、保存期間
    により使用率を異にし、当日用は約5%、2〜7日用は
    約10%、7〜20日用は約25%、20〜90日用は
    約33%としたことを特徴とする常温アスファルト混合
    物の製造方法。
JP9823284A 1984-05-16 1984-05-16 常温アスフアルト混合物の製造方法 Granted JPS60243149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9823284A JPS60243149A (ja) 1984-05-16 1984-05-16 常温アスフアルト混合物の製造方法

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JP9823284A JPS60243149A (ja) 1984-05-16 1984-05-16 常温アスフアルト混合物の製造方法

Publications (2)

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JPS60243149A true JPS60243149A (ja) 1985-12-03
JPH0129385B2 JPH0129385B2 (ja) 1989-06-09

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ID=14214210

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JP9823284A Granted JPS60243149A (ja) 1984-05-16 1984-05-16 常温アスフアルト混合物の製造方法

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JP (1) JPS60243149A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137959A (ja) * 1986-11-28 1988-06-09 Taisei Doro Kk 常温瀝青質物舗装用合材の製造方法並びに装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137959A (ja) * 1986-11-28 1988-06-09 Taisei Doro Kk 常温瀝青質物舗装用合材の製造方法並びに装置

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JPH0129385B2 (ja) 1989-06-09

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