JPS60233682A - ラベル - Google Patents
ラベルInfo
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- JPS60233682A JPS60233682A JP9080484A JP9080484A JPS60233682A JP S60233682 A JPS60233682 A JP S60233682A JP 9080484 A JP9080484 A JP 9080484A JP 9080484 A JP9080484 A JP 9080484A JP S60233682 A JPS60233682 A JP S60233682A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sensitive adhesive
- label
- adhesive layer
- roller
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、ラベルに関する。
(従来技術の説明)
従来から、紙もしくはフィルム等の裏面に感圧性接着剤
を塗布し、この接着剤に剥離紙牽仮着させたいわゆるラ
ベルやレソテルが実用に供されている。この場合、塗布
される感圧性接着剤はいわゆる粘着剤である。この粘着
剤には大別してゴム系のものとアクリル共重合体を含む
ものとがある。
を塗布し、この接着剤に剥離紙牽仮着させたいわゆるラ
ベルやレソテルが実用に供されている。この場合、塗布
される感圧性接着剤はいわゆる粘着剤である。この粘着
剤には大別してゴム系のものとアクリル共重合体を含む
ものとがある。
ゴム系の粘着剤は、初期接着における粘着性に優れる反
面、いわゆる腰の弱さから塗布面や眉間からはみ出し易
く、粘着耐久性にも欠けるという欠点が知られている。
面、いわゆる腰の弱さから塗布面や眉間からはみ出し易
く、粘着耐久性にも欠けるという欠点が知られている。
これに対し、アクリル共重合体を含む粘着剤は、いわゆ
る腰の強さから塗布面や眉間からはみ出ず、粘着耐久性
にも優れる反面、初期接着における粘着性には欠ける。
る腰の強さから塗布面や眉間からはみ出ず、粘着耐久性
にも優れる反面、初期接着における粘着性には欠ける。
(発明の目的)
それゆえに、この発明の目的は、初期接着における粘着
性の接着力を十分に保持しながらも、粘着耐久性がよく
しかも粘着剤がはみ出す恐れがない新規なラベルを提供
することである。
性の接着力を十分に保持しながらも、粘着耐久性がよく
しかも粘着剤がはみ出す恐れがない新規なラベルを提供
することである。
(発明の概要)
この発明は、簡単に言えば、ラベル基材と剥離シートと
の間に順に異なった性質を有する感圧性接着剤層を多層
に積層するラベルである。
の間に順に異なった性質を有する感圧性接着剤層を多層
に積層するラベルである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は、図
面を参照して行う以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
面を参照して行う以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
(実施例の説明)
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図である。ラベ
ル100は紙もしくはフィルム等のようにラベルやレッ
テルとして使用されるラベル基材12を含む。このラベ
ル基材12の一方主面14(この実施例では裏面を示す
)には、第1の感圧性接着剤層22が形成される。この
第1の感圧性接着剤22を形成する第1の接着剤には、
比較的粘着性が劣るが粘着耐久性に優れたいわゆる腰の
強い粘着剤が選ばれ代表的には、公知のアクリル共重合
体の粘着剤が用いられる。具体例としては、生ゴムにエ
ステルガムなどを配し、ヘキサンなど溶剤に溶したタイ
プである。そして、第1の感圧性接着剤層22には第2
の感圧性接着剤層32が積層的に形成される。この第2
の感圧性接着剤層32のための第2の接着剤には、粘着
耐久性よりは比較的低温粘着性に優れた粘着剤が選ばれ
、代表的には、公知のゴム系の粘着剤が用いられる。
ル100は紙もしくはフィルム等のようにラベルやレッ
テルとして使用されるラベル基材12を含む。このラベ
ル基材12の一方主面14(この実施例では裏面を示す
)には、第1の感圧性接着剤層22が形成される。この
第1の感圧性接着剤22を形成する第1の接着剤には、
比較的粘着性が劣るが粘着耐久性に優れたいわゆる腰の
強い粘着剤が選ばれ代表的には、公知のアクリル共重合
体の粘着剤が用いられる。具体例としては、生ゴムにエ
ステルガムなどを配し、ヘキサンなど溶剤に溶したタイ
プである。そして、第1の感圧性接着剤層22には第2
の感圧性接着剤層32が積層的に形成される。この第2
の感圧性接着剤層32のための第2の接着剤には、粘着
耐久性よりは比較的低温粘着性に優れた粘着剤が選ばれ
、代表的には、公知のゴム系の粘着剤が用いられる。
具体例としては、酢酸エチルなどの溶剤中で、4ないし
12個の炭素原子を含むアルキルアクリレート(たとえ
ば2−エチルへキシルアクリレート)を主成分とする混
合単量体である。そしてさらに、第2の感圧性接着剤層
32には、剥離シート42が仮着される。この剥離シー
ト42は、その両生面にシリコン樹脂ないしはワックス
類等の離型剤が塗布されて、離型剤層44および46が
形成されている。なお、この実施例では、好ましくは、
剥離シート420両生面に形成された離型剤層44およ
び46が、それぞれ剥離力において異なるようにされる
。しかも、このうち剥離力の弱い離型剤層44が第2の
感圧性接着剤層32上に積層される。ただし、後述する
ような製造方法を採らない場合には、剥離シート42の
表面に塗布される両離型剤層44および46に剥離力の
差異を設けなくてもよい。また、場合によっては離型剤
N46が省略されてもよい。このようなラベル100は
色々な用途が考えられる。上述したラベルおよびレソテ
ルはもちろん、たとえばシール。
12個の炭素原子を含むアルキルアクリレート(たとえ
ば2−エチルへキシルアクリレート)を主成分とする混
合単量体である。そしてさらに、第2の感圧性接着剤層
32には、剥離シート42が仮着される。この剥離シー
ト42は、その両生面にシリコン樹脂ないしはワックス
類等の離型剤が塗布されて、離型剤層44および46が
形成されている。なお、この実施例では、好ましくは、
剥離シート420両生面に形成された離型剤層44およ
び46が、それぞれ剥離力において異なるようにされる
。しかも、このうち剥離力の弱い離型剤層44が第2の
感圧性接着剤層32上に積層される。ただし、後述する
ような製造方法を採らない場合には、剥離シート42の
表面に塗布される両離型剤層44および46に剥離力の
差異を設けなくてもよい。また、場合によっては離型剤
N46が省略されてもよい。このようなラベル100は
色々な用途が考えられる。上述したラベルおよびレソテ
ルはもちろん、たとえばシール。
ワッペンおよびステッカ−なども含まれよう。そして、
たとえばこれをラベルとして用いる場合には、このラベ
ル100のラベル基材12上に所望の形状や模様に印刷
された印刷表示層16が形成される。その後、剥離シー
ト42の部分を除いて、ラベル基材12から第2の感圧
性接着剤層32までが切截される。そして、部分18が
剥離シート42上に残される。次に剥離シート42が剥
がされれば、この部分18の第2の感圧性接着剤層32
が露出し、ラベル基材12がこの第2の感圧性接着剤層
32を介して、図示しない被貼着体にラベルとして貼り
付けられる。
たとえばこれをラベルとして用いる場合には、このラベ
ル100のラベル基材12上に所望の形状や模様に印刷
された印刷表示層16が形成される。その後、剥離シー
ト42の部分を除いて、ラベル基材12から第2の感圧
性接着剤層32までが切截される。そして、部分18が
剥離シート42上に残される。次に剥離シート42が剥
がされれば、この部分18の第2の感圧性接着剤層32
が露出し、ラベル基材12がこの第2の感圧性接着剤層
32を介して、図示しない被貼着体にラベルとして貼り
付けられる。
次に、第2図ないし第4図を参照してラベル100の製
造方法を説明する。第2図において剥離シート42は供
給ロール110から巻き戻されて、巻き取りローラ13
2により巻き取られ、その移送に沿って、移送される。
造方法を説明する。第2図において剥離シート42は供
給ロール110から巻き戻されて、巻き取りローラ13
2により巻き取られ、その移送に沿って、移送される。
移送区間40における剥離シート42は、1点鎖線で引
き出して拡大して示すように、供給ロール110から巻
き戻された状態の層構造のものである。この剥離シート
42は、すでに、その両生面がシリコン樹脂ないしはワ
ックス類等の離型剤層44および46の形成によって剥
離処理されている。そして、この剥離シート42の他方
主面の離型剤層46は、一方主面に塗布されている離型
剤層44に比べて剥離力のより強い離型剤が塗布されて
いる。そして支持ローラ112のところでは、塗布ロー
ラ114を介して、1点鎖線で引き出して示すように、
剥離シート42の離型剤層44上に第2の感圧性接着剤
32aが塗布される。
き出して拡大して示すように、供給ロール110から巻
き戻された状態の層構造のものである。この剥離シート
42は、すでに、その両生面がシリコン樹脂ないしはワ
ックス類等の離型剤層44および46の形成によって剥
離処理されている。そして、この剥離シート42の他方
主面の離型剤層46は、一方主面に塗布されている離型
剤層44に比べて剥離力のより強い離型剤が塗布されて
いる。そして支持ローラ112のところでは、塗布ロー
ラ114を介して、1点鎖線で引き出して示すように、
剥離シート42の離型剤層44上に第2の感圧性接着剤
32aが塗布される。
なお、この塗布ローラ114は支持ローラ112と協働
して印刷塗布装置として働く。したがって、!布ローラ
114は、剥離シート42を支持ローラ112の間に比
較的ゆるやかな状態で挟圧支持する。そして、この塗布
ローラ114は、別に配置された接着剤槽116から第
2の感圧性接着剤−32aを一旦その周囲に付着させる
。次に、塗布ローラ114はその周囲に付着させた感圧
性接着剤32を回転することにより剥離シート42上に
移す。このようにして、この剥離シート42の剥離力に
おいて相対的に弱い離型剤層44上に、上述の第2の感
圧性接着剤層32が形成される。このように離型剤層4
4上に第2接着剤層32を形成するのは、この剥離シー
ト42が移送区間30に位置するとき、一度ローラ13
2に時計回りに巻き取られるからである。したがって、
このローラ132に剥離シート42が巻き取られても、
第2の感圧性接着剤層32は、相対的に剥離力の強い離
型剤Jit46側に重なる。これによってローラ132
に巻き取られた剥離シート42は次の工程において円滑
に巻き戻され得る。ただし、この移送区間30において
、このように一旦巻き取るという処理工程が設けられな
ければ、特に剥離シート42に塗布された離型剤層44
および46に剥離力の差異を設ける必要はない。なお、
第2の感圧性接着剤層32は移送区間30において乾燥
装置118により乾燥される。
して印刷塗布装置として働く。したがって、!布ローラ
114は、剥離シート42を支持ローラ112の間に比
較的ゆるやかな状態で挟圧支持する。そして、この塗布
ローラ114は、別に配置された接着剤槽116から第
2の感圧性接着剤−32aを一旦その周囲に付着させる
。次に、塗布ローラ114はその周囲に付着させた感圧
性接着剤32を回転することにより剥離シート42上に
移す。このようにして、この剥離シート42の剥離力に
おいて相対的に弱い離型剤層44上に、上述の第2の感
圧性接着剤層32が形成される。このように離型剤層4
4上に第2接着剤層32を形成するのは、この剥離シー
ト42が移送区間30に位置するとき、一度ローラ13
2に時計回りに巻き取られるからである。したがって、
このローラ132に剥離シート42が巻き取られても、
第2の感圧性接着剤層32は、相対的に剥離力の強い離
型剤Jit46側に重なる。これによってローラ132
に巻き取られた剥離シート42は次の工程において円滑
に巻き戻され得る。ただし、この移送区間30において
、このように一旦巻き取るという処理工程が設けられな
ければ、特に剥離シート42に塗布された離型剤層44
および46に剥離力の差異を設ける必要はない。なお、
第2の感圧性接着剤層32は移送区間30において乾燥
装置118により乾燥される。
移送区間30における剥離シート42は、巻き取りロー
ラ132から巻き戻されて、巻き取りローラ130によ
り巻き取られ、その移送路に沿って移送される。そして
、この剥離シート42は、第3図に示されるように、も
う一度上述と同様の処理工程を受けるため支持ローラ1
20に送られる。そして、支持ローラ120のところで
は、この支持ローラ120と協働して印刷塗布装置を構
成する塗布ローラ122を介して、剥離シート42上に
さらに第1の感圧性接着剤22aが塗布される。この塗
布ローラ122は、支持ローラ120との間で剥離シー
ト42を比較的ゆるやかな状態で挟圧保持する。すなわ
ち、この塗布ローラ122は、別に配置された接着剤槽
124から第1の感圧性接着剤22aを一旦その周囲に
付着させる。そして、塗布ローラ122は前述の塗布ロ
ーラ114と同様に、回転することにより、その周囲に
付着させた第1の感圧性接着剤22aをラベル基材12
上に移す。
ラ132から巻き戻されて、巻き取りローラ130によ
り巻き取られ、その移送路に沿って移送される。そして
、この剥離シート42は、第3図に示されるように、も
う一度上述と同様の処理工程を受けるため支持ローラ1
20に送られる。そして、支持ローラ120のところで
は、この支持ローラ120と協働して印刷塗布装置を構
成する塗布ローラ122を介して、剥離シート42上に
さらに第1の感圧性接着剤22aが塗布される。この塗
布ローラ122は、支持ローラ120との間で剥離シー
ト42を比較的ゆるやかな状態で挟圧保持する。すなわ
ち、この塗布ローラ122は、別に配置された接着剤槽
124から第1の感圧性接着剤22aを一旦その周囲に
付着させる。そして、塗布ローラ122は前述の塗布ロ
ーラ114と同様に、回転することにより、その周囲に
付着させた第1の感圧性接着剤22aをラベル基材12
上に移す。
そして、移送区間20では、1点鎖線で引き出して拡大
して示されるように、剥離シート42上に、第1および
第2の感圧性接着剤層22および32が積層されている
。なお、この移送区間20においても乾燥装置134が
設けられ、移送されてくるラベルlOOの第1の感圧性
接着剤層22を乾燥する。この移送区間20を経て剥離
シート42は、この後圧着ローラ126に移送される。
して示されるように、剥離シート42上に、第1および
第2の感圧性接着剤層22および32が積層されている
。なお、この移送区間20においても乾燥装置134が
設けられ、移送されてくるラベルlOOの第1の感圧性
接着剤層22を乾燥する。この移送区間20を経て剥離
シート42は、この後圧着ローラ126に移送される。
この圧着ローラ126は、別に配置された供給ロール1
28から巻き戻されて矢印方向で送られてきたラベル基
材12を受ける。ここで、ラベル基材12は第1の感圧
性接着剤N22上に圧着的に積層される。
28から巻き戻されて矢印方向で送られてきたラベル基
材12を受ける。ここで、ラベル基材12は第1の感圧
性接着剤N22上に圧着的に積層される。
そして、圧着ローラ126から巻き取りローラ130に
いたる移送区間10では、1点鎖線で引き出して拡大し
て示すように、剥離シート42上に第1および第2の感
圧性接着剤[22および32が積層され、かつその上に
ラベル基材12が積層さる。このようにして、複数の接
着剤層を介したラベル用積層構造体99が製造され、巻
き取りローラ130に巻き取られる。
いたる移送区間10では、1点鎖線で引き出して拡大し
て示すように、剥離シート42上に第1および第2の感
圧性接着剤[22および32が積層され、かつその上に
ラベル基材12が積層さる。このようにして、複数の接
着剤層を介したラベル用積層構造体99が製造され、巻
き取りローラ130に巻き取られる。
次に、巻き取りローラ130に巻き取られた積層構造体
99は、第4図に示されるように、巻き取りローラ30
から巻き戻されて、移送区間5゜、60および70を移
送され、巻き取りローラ230に至る。
99は、第4図に示されるように、巻き取りローラ30
から巻き戻されて、移送区間5゜、60および70を移
送され、巻き取りローラ230に至る。
移送区間50における積層構造体99は、印刷装置とし
て働く印刷ローラ200に送られる。そして、積層構造
体99のラベル基材12上に、この印刷ローラ200に
より所望の図形9文字などの印刷表示層16が形成され
る。なお、無地のラベルが必要とされる場合はこのよう
な印刷装置および印刷ローラ200はいらない。
て働く印刷ローラ200に送られる。そして、積層構造
体99のラベル基材12上に、この印刷ローラ200に
より所望の図形9文字などの印刷表示層16が形成され
る。なお、無地のラベルが必要とされる場合はこのよう
な印刷装置および印刷ローラ200はいらない。
移送区間60では、ラベル基材12上に印刷表示Fit
16を積層した積層構造体99が剥離ローラ210にむ
かって送られる。この剥離ローラ210のところで、積
層構造体99から剥離シート42が分離される。残った
ラベル基材12は巻き取りローラ220に送られ巻き取
られる。なお、剥離ローラ210には、それにあたって
通過していく積層構造体99の一部分を剥離シート42
を除いて所定の形状と大きさに輪転切截する切截刃(図
示せず)が備えられる。したがって、この積層構造体9
9は、剥離ローラ210のところで、ラベル基材12の
残滓部分12−1とその他の部分に分かれる。そして、
残滓12−1だけが巻き取りローラ220に送られる。
16を積層した積層構造体99が剥離ローラ210にむ
かって送られる。この剥離ローラ210のところで、積
層構造体99から剥離シート42が分離される。残った
ラベル基材12は巻き取りローラ220に送られ巻き取
られる。なお、剥離ローラ210には、それにあたって
通過していく積層構造体99の一部分を剥離シート42
を除いて所定の形状と大きさに輪転切截する切截刃(図
示せず)が備えられる。したがって、この積層構造体9
9は、剥離ローラ210のところで、ラベル基材12の
残滓部分12−1とその他の部分に分かれる。そして、
残滓12−1だけが巻き取りローラ220に送られる。
その他の部分は、移送区間70において、所定の形状と
大きさに型抜きされた部分(ラベルとして貼付される部
分)18と剥離シート42である。
大きさに型抜きされた部分(ラベルとして貼付される部
分)18と剥離シート42である。
この部分18は順に剥離シート42上に配列される。そ
して、この部分18を配列した剥離シート42は巻き取
りローラ230に巻き取られる。なお、切截刃は、ラベ
ル基材12上の印刷表示層16の外側を切截する。した
がって、ラベル100は印刷表示層16の輪郭と近似形
に型抜きされており、剥離シート42上に配置される。
して、この部分18を配列した剥離シート42は巻き取
りローラ230に巻き取られる。なお、切截刃は、ラベ
ル基材12上の印刷表示層16の外側を切截する。した
がって、ラベル100は印刷表示層16の輪郭と近似形
に型抜きされており、剥離シート42上に配置される。
この製造方法によれば、特に第2図および第3図に示さ
れる各工程において剥離シート上に第1の感圧性接着剤
層(アクリル共重合体を含む粘着剤)より先行して第2
の感圧性接着剤w1(ゴム系の粘着剤)が積層される。
れる各工程において剥離シート上に第1の感圧性接着剤
層(アクリル共重合体を含む粘着剤)より先行して第2
の感圧性接着剤w1(ゴム系の粘着剤)が積層される。
このため、粘着剤成分がはみ出す恐れのある第2の感圧
性接着剤は、次に第1の感圧性接着剤が塗布されるので
、その塗布量などが減量調整され得る。第2の感圧性接
着剤が少なくてすむということは、製造過程の段階から
も粘着剤成分のはみ出し等を抑えることができる。しか
も、第2の感圧性接着剤の減量に伴う接着能力の低下は
第1の感圧性接着剤により十分に補うことができる。ま
た、この第1の感圧性接着剤層は第2の感圧性接着剤層
により保護されているので、その粘着耐久性がさらに向
上する。さらにまた、この製造方法では、第2の感圧性
接着剤の塗布工程と第1の感圧性接着剤の塗布工程との
間で、一旦巻き取りローラにより巻き取られ、かつ容易
に巻き戻しできるので、一連のものに比べ設備装置の小
型化や分離化が図られる。
性接着剤は、次に第1の感圧性接着剤が塗布されるので
、その塗布量などが減量調整され得る。第2の感圧性接
着剤が少なくてすむということは、製造過程の段階から
も粘着剤成分のはみ出し等を抑えることができる。しか
も、第2の感圧性接着剤の減量に伴う接着能力の低下は
第1の感圧性接着剤により十分に補うことができる。ま
た、この第1の感圧性接着剤層は第2の感圧性接着剤層
により保護されているので、その粘着耐久性がさらに向
上する。さらにまた、この製造方法では、第2の感圧性
接着剤の塗布工程と第1の感圧性接着剤の塗布工程との
間で、一旦巻き取りローラにより巻き取られ、かつ容易
に巻き戻しできるので、一連のものに比べ設備装置の小
型化や分離化が図られる。
つぎに、第5図を参照して、上述の第2図および第3図
で示された製造方法とはまた別の製造方法を説明する。
で示された製造方法とはまた別の製造方法を説明する。
この例では上述の製造方法に比べ剥離シート42上にで
はなく、ラベル基材12上に第1および第2の感圧性接
着剤層22および32が形成される。しかもこの場合、
第1および第2の感圧性接着剤層22および32の積層
順序も異なる。ここではまず、ラベル基材12は、供給
ロール110から巻き戻されて、巻き取りローラ130
により巻き取られる一連の移送路に沿って移送される。
はなく、ラベル基材12上に第1および第2の感圧性接
着剤層22および32が形成される。しかもこの場合、
第1および第2の感圧性接着剤層22および32の積層
順序も異なる。ここではまず、ラベル基材12は、供給
ロール110から巻き戻されて、巻き取りローラ130
により巻き取られる一連の移送路に沿って移送される。
移送区間10におけるラベル基材12は、1点鎖線で引
き出して拡大して示すように、供給ロール110から巻
き戻された状態のものである。そして支持ローラ112
のところでは、塗布ローラ114を介して、1点鎖線で
引き出して拡大して示すように、ラベル基材12上に第
1の感圧性接着剤22aが塗布される。そして、この塗
布ローラ114は、別に配置された接着剤槽116から
第1の感圧性接着剤22aを一旦その周囲に付着させる
。次に、塗布ローラ114はその周囲に付着させた感圧
性接着剤22aを回転することによりラベル基材12上
に移す。 ゛ 移送区間20では、1点鎖線で引き出して拡大して示さ
れるように、ラベル基材12上に第1の感圧性接着剤層
2゛2が積層されている。なお、この移送路20におい
ても、第1の感圧性接着剤層22を乾燥させるための乾
燥装置11Bがおかれる。この移送区間20におけるラ
ベル基材12は、もう一度上述と同様の処理工程を受け
るため支持ローラ120に移送される。ここで、ラベル
基材12上には塗布ローラ122を介して、第2の感圧
性接着剤32aが塗布される。この塗布ローラ122は
、別に配置された接着剤槽124から第2の感圧性接着
剤h2aを一旦その周囲に付着させる。そして、塗布ロ
ーラ122は前述の塗布ローラ114と同様に、回転す
ることによりその周囲に付着させた第2の感圧性接着剤
32aをラベル基材12上に移す。
き出して拡大して示すように、供給ロール110から巻
き戻された状態のものである。そして支持ローラ112
のところでは、塗布ローラ114を介して、1点鎖線で
引き出して拡大して示すように、ラベル基材12上に第
1の感圧性接着剤22aが塗布される。そして、この塗
布ローラ114は、別に配置された接着剤槽116から
第1の感圧性接着剤22aを一旦その周囲に付着させる
。次に、塗布ローラ114はその周囲に付着させた感圧
性接着剤22aを回転することによりラベル基材12上
に移す。 ゛ 移送区間20では、1点鎖線で引き出して拡大して示さ
れるように、ラベル基材12上に第1の感圧性接着剤層
2゛2が積層されている。なお、この移送路20におい
ても、第1の感圧性接着剤層22を乾燥させるための乾
燥装置11Bがおかれる。この移送区間20におけるラ
ベル基材12は、もう一度上述と同様の処理工程を受け
るため支持ローラ120に移送される。ここで、ラベル
基材12上には塗布ローラ122を介して、第2の感圧
性接着剤32aが塗布される。この塗布ローラ122は
、別に配置された接着剤槽124から第2の感圧性接着
剤h2aを一旦その周囲に付着させる。そして、塗布ロ
ーラ122は前述の塗布ローラ114と同様に、回転す
ることによりその周囲に付着させた第2の感圧性接着剤
32aをラベル基材12上に移す。
移送区間30では、1点鎖線で引き出して拡大して示さ
れるように、ラベル基材12上に第1および第2の感圧
性接着剤1ii22および32が積層されている。なお
、この移送区間30においても、第2の感圧性接着剤7
ii32を乾燥させるための乾燥装置134がおかれる
。この移送区間30を経てラベル基材12は、この後圧
着ローラ126に移送される。この圧着ローラ126は
、別に配置され−た供給ロール12Bから巻き戻され、
矢印方向で送られてきた剥離シート42を受ける。ここ
で前述の製造方法で用いられた剥離シート42が第2の
感圧性接着剤層32上に仮着される。この剥離シート4
2の他方主面は、前にも示したように、一方主面に形成
されている離型剤層44に対し、剥離力において、より
強い離型剤層46が形成されている場合もある。ここで
は、この剥離シート42が第2の感圧性接着剤層32に
圧着される際に、圧着ローラ126等から円滑に離れる
ようにしておくためである。
れるように、ラベル基材12上に第1および第2の感圧
性接着剤1ii22および32が積層されている。なお
、この移送区間30においても、第2の感圧性接着剤7
ii32を乾燥させるための乾燥装置134がおかれる
。この移送区間30を経てラベル基材12は、この後圧
着ローラ126に移送される。この圧着ローラ126は
、別に配置され−た供給ロール12Bから巻き戻され、
矢印方向で送られてきた剥離シート42を受ける。ここ
で前述の製造方法で用いられた剥離シート42が第2の
感圧性接着剤層32上に仮着される。この剥離シート4
2の他方主面は、前にも示したように、一方主面に形成
されている離型剤層44に対し、剥離力において、より
強い離型剤層46が形成されている場合もある。ここで
は、この剥離シート42が第2の感圧性接着剤層32に
圧着される際に、圧着ローラ126等から円滑に離れる
ようにしておくためである。
次に、圧着ローラ126から巻き取りローラ130にい
たる移送区間40では、1点鎖線で引き出して拡大して
示されるように、ラベル基材12上に第1および第2の
感圧性接着剤層22および32が積層され、かつ剥離シ
ート42が仮着される。そして、このような方法をとっ
ても、第2図、第3図で示された製造工程と同様に、複
数の接着剤層を介したラベル用積層構造体99が得られ
る。
たる移送区間40では、1点鎖線で引き出して拡大して
示されるように、ラベル基材12上に第1および第2の
感圧性接着剤層22および32が積層され、かつ剥離シ
ート42が仮着される。そして、このような方法をとっ
ても、第2図、第3図で示された製造工程と同様に、複
数の接着剤層を介したラベル用積層構造体99が得られ
る。
この後、この積層構造体99は第4図に示される製造工
程に移され、各移送区間50.60および70に至る。
程に移され、各移送区間50.60および70に至る。
この製造方法によっても、表面基材上に形成された第1
の感圧性接着剤層(アクリル共重合体を含む粘着剤)に
第2の感圧性接着剤層(ゴム系の粘着剤)が積層される
。このため、前述の製造方法において示されたのと同様
に、粘着剤成分がはみ出す恐れのある第2の感圧性接着
剤層は、その塗布量などが減量され得る。そして、それ
による効果は前述にて示された効果と同じである。
の感圧性接着剤層(アクリル共重合体を含む粘着剤)に
第2の感圧性接着剤層(ゴム系の粘着剤)が積層される
。このため、前述の製造方法において示されたのと同様
に、粘着剤成分がはみ出す恐れのある第2の感圧性接着
剤層は、その塗布量などが減量され得る。そして、それ
による効果は前述にて示された効果と同じである。
なお、この明細書で「剥離シート」とは所定形状に切断
された状態のものだけでなく、ロール状に巻かれた状態
のものも指称する場合があることに留意されたい。
された状態のものだけでなく、ロール状に巻かれた状態
のものも指称する場合があることに留意されたい。
(発明の効果)
以上のように、この発明によれば、性質の異なった複数
の感圧性接着剤層が順に積層されるので、初期接着にお
いては、粘着性の接着力を十分に保持することができ、
一旦接着されれば、粘着耐久性がよく、しかも粘着剤が
はみ出す恐れはなくなる。
の感圧性接着剤層が順に積層されるので、初期接着にお
いては、粘着性の接着力を十分に保持することができ、
一旦接着されれば、粘着耐久性がよく、しかも粘着剤が
はみ出す恐れはなくなる。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図である。
第2図ないし第4図はこの発明の実施例を製造するため
の製造工程図である。 第5図は、この発明の実施例を製造するための他の製造
工程図を示す。 図において、12はラベル基材、22は第1の感圧性接
着剤、32は第2の感圧性接着剤、42は剥離シート、
100はラベルを示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ばか1名) 第1図 16 .1 00 第2図 第4図 jU
の製造工程図である。 第5図は、この発明の実施例を製造するための他の製造
工程図を示す。 図において、12はラベル基材、22は第1の感圧性接
着剤、32は第2の感圧性接着剤、42は剥離シート、
100はラベルを示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ばか1名) 第1図 16 .1 00 第2図 第4図 jU
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ ラベル基材の一方主面側に形成された接着剤層を介
して剥離シートに仮着されたラベルにおいて、 前記接着剤層は、 前記ラベル基材の一方主面側に積層された第1の感圧性
接着剤層、および 前記第1の感圧性接着剤層上に積層された第2の感圧性
接着剤層を含む、ことを特徴とするラベル。 2 前記第1の感圧性接着剤層は、比較的粘着性は劣る
が粘着耐久性に優れた感圧性接着剤を含み、 前記第2の感圧性接着剤層は、粘着耐久性よりは比較的
低温粘着性に優れた感圧性接着剤を含む、特許請求の範
囲第1項記載のラベル。 3 前記第1の感圧性接着剤層はアクリル共重合体の感
圧性接着剤層を含む、特許請求の範囲第2項記載のラベ
ル。 4 前記第2の感圧性接着剤層はゴム系の感圧性接着剤
層を含む、特許請求の範囲第2項記載のラベル。 5 前記剥離シートの両生面にそれぞれ形成される離型
剤層を含み、 前記それぞれの離型剤層の剥離力は相互に異なる、特許
請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のラベ
ル。 6 前記離型剤層のうち前記第2の感圧性接着剤層に積
層される離型剤層は他の離型剤層に比べてその剥離力が
弱く選ばれている、特許請求の範囲第5項記載のラベル
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080484A JPS60233682A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080484A JPS60233682A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | ラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60233682A true JPS60233682A (ja) | 1985-11-20 |
Family
ID=14008774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9080484A Pending JPS60233682A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60233682A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014026019A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Nippon Dam Kk | 布製装飾体の製造法 |
JP2023516691A (ja) * | 2020-03-02 | 2023-04-20 | ド イ,キョン | ラベル製造装置、及びこのラベル製造装置によって製造されるラベル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423015A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-21 | Boliden Ab | Method of making additives for use in crude iron production |
JPS54139946A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-30 | Minnesota Mining & Mfg | Pressure sensitive adhesive tape |
-
1984
- 1984-05-04 JP JP9080484A patent/JPS60233682A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423015A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-21 | Boliden Ab | Method of making additives for use in crude iron production |
JPS54139946A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-30 | Minnesota Mining & Mfg | Pressure sensitive adhesive tape |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014026019A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Nippon Dam Kk | 布製装飾体の製造法 |
JP2023516691A (ja) * | 2020-03-02 | 2023-04-20 | ド イ,キョン | ラベル製造装置、及びこのラベル製造装置によって製造されるラベル |
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