JPS6023365B2 - パルス幅変調形調節計 - Google Patents
パルス幅変調形調節計Info
- Publication number
- JPS6023365B2 JPS6023365B2 JP21820282A JP21820282A JPS6023365B2 JP S6023365 B2 JPS6023365 B2 JP S6023365B2 JP 21820282 A JP21820282 A JP 21820282A JP 21820282 A JP21820282 A JP 21820282A JP S6023365 B2 JPS6023365 B2 JP S6023365B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- pulse
- amplifier
- pulse width
- jump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B11/00—Automatic controllers
- G05B11/01—Automatic controllers electric
- G05B11/26—Automatic controllers electric in which the output signal is a pulse-train
- G05B11/28—Automatic controllers electric in which the output signal is a pulse-train using pulse-height modulation; using pulse-width modulation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、入力信号と設定値との偏差とフィードバック
信号との偏差を演算する増幅器と、この増幅器の出力信
号の大きさに応じて一定振幅の出力信号を発生する跳躍
増幅器と、この跳躍増幅器の出力によって駆動される出
力スイッチング回路と、前記跳躍増幅器の出力に応じて
前記フィードバック信号を形成するフィードバック回路
とを備え、前記入力信号の大きさに比例したパルスの出
力信号を前記出力スイッチング回路から発生するパルス
幅変調形調節計に関する。
信号との偏差を演算する増幅器と、この増幅器の出力信
号の大きさに応じて一定振幅の出力信号を発生する跳躍
増幅器と、この跳躍増幅器の出力によって駆動される出
力スイッチング回路と、前記跳躍増幅器の出力に応じて
前記フィードバック信号を形成するフィードバック回路
とを備え、前記入力信号の大きさに比例したパルスの出
力信号を前記出力スイッチング回路から発生するパルス
幅変調形調節計に関する。
プロセスを制御する場合、パルス幅変調形調節計により
積分形操作機、例えば電動操作弁を操作することが多々
ある。
積分形操作機、例えば電動操作弁を操作することが多々
ある。
この場合、調節計の出力により、直接電動操作弁の電動
機を駆動することはできないので、一般に調節計と電動
機の間に補助リレーを数段設け接点増幅を行なう。この
ような補助リレーおよび電動機等は、第5図に示すよう
に、それぞれ個有の起動時間、すなわち駆動入力(たと
えば第5図Aのステップ入力)を与えてから所定動作状
態に立上るまでの動作遅れ時間(第5図Bの出力特性の
時間TI)を有し、これらの総和の時間の間は電動操作
弁は駆動入力を与えてもこれに感応せず応答しない。こ
のような操作端の動作遅れ時間町1を不感応時間と呼ぶ
ことにする。このような不感応時間の発生する原因とし
ては前記の補助リレー、電動機の起動時間のほかに電動
操作弁の機械的な駆動系のガタ、バックラッシュおよび
摩擦抵抗等がある。なお、第5図B‘こおいて、縦軸は
操作端電動機の回転数Nを表わし、機軸は時間tを表わ
す。そして、動作遅れ時間TIは約0.1秒、定格回転
数No.に達するまでの時間T2は約0.2秒である。
しかして、このような不感応時間を有する電動操作弁等
の操作端をパルス幅変調形調節計により駆動した場合、
調節計の入力に加わる制御偏差が小さくなると、出力の
パルス幅もこれに比例して小さくなり、操作端の不惑動
時間より小さくなることがある。
機を駆動することはできないので、一般に調節計と電動
機の間に補助リレーを数段設け接点増幅を行なう。この
ような補助リレーおよび電動機等は、第5図に示すよう
に、それぞれ個有の起動時間、すなわち駆動入力(たと
えば第5図Aのステップ入力)を与えてから所定動作状
態に立上るまでの動作遅れ時間(第5図Bの出力特性の
時間TI)を有し、これらの総和の時間の間は電動操作
弁は駆動入力を与えてもこれに感応せず応答しない。こ
のような操作端の動作遅れ時間町1を不感応時間と呼ぶ
ことにする。このような不感応時間の発生する原因とし
ては前記の補助リレー、電動機の起動時間のほかに電動
操作弁の機械的な駆動系のガタ、バックラッシュおよび
摩擦抵抗等がある。なお、第5図B‘こおいて、縦軸は
操作端電動機の回転数Nを表わし、機軸は時間tを表わ
す。そして、動作遅れ時間TIは約0.1秒、定格回転
数No.に達するまでの時間T2は約0.2秒である。
しかして、このような不感応時間を有する電動操作弁等
の操作端をパルス幅変調形調節計により駆動した場合、
調節計の入力に加わる制御偏差が小さくなると、出力の
パルス幅もこれに比例して小さくなり、操作端の不惑動
時間より小さくなることがある。
このため、調節計が制御偏差を零にすべ〈、出力パルス
を発生しているにもかかわらず、操作端がこれに応答せ
ず、制御偏差が残り、良好な制御結果が得られないこと
がある。第1図は一般的なパルス幅変調形調節計を使用
したプロセス制御系の1例を示すものである。
を発生しているにもかかわらず、操作端がこれに応答せ
ず、制御偏差が残り、良好な制御結果が得られないこと
がある。第1図は一般的なパルス幅変調形調節計を使用
したプロセス制御系の1例を示すものである。
この図において、1はパルス幅変調形調節計である。こ
の調節計1は設定値SVとプロセス7の制御量発信器8
を介して帰還された制御量(入力信号)PVとの偏差量
を求め、この偏差量に応じた中の出力パルスを発生する
。この出力パルスにより補助リレー3a,3bが駆動さ
れ、その接点4aまたは4bがオンする。これにより弁
6を駆動する電動機5が、正転または逆転し、弁6が関
または閉となる。弁6の開閉に応じてプロセス7が制御
され、その制御量PVが発信器8を介して調節計1の入
力に帰還され、制御量PVが設定値SVに一致し制御偏
差が零になるまで同様の制御が行なわれる。第1図にお
ける2は補助リレー3a,3bの駆動用電源である。こ
のような制御系に使用されるパルス幅変調形調節計1の
例を第2図こ示す。
の調節計1は設定値SVとプロセス7の制御量発信器8
を介して帰還された制御量(入力信号)PVとの偏差量
を求め、この偏差量に応じた中の出力パルスを発生する
。この出力パルスにより補助リレー3a,3bが駆動さ
れ、その接点4aまたは4bがオンする。これにより弁
6を駆動する電動機5が、正転または逆転し、弁6が関
または閉となる。弁6の開閉に応じてプロセス7が制御
され、その制御量PVが発信器8を介して調節計1の入
力に帰還され、制御量PVが設定値SVに一致し制御偏
差が零になるまで同様の制御が行なわれる。第1図にお
ける2は補助リレー3a,3bの駆動用電源である。こ
のような制御系に使用されるパルス幅変調形調節計1の
例を第2図こ示す。
この第2図において、1 1は設定値SVと制御量(入
力信号)PVとの偏差V,を演算する増幅器、12は偏
差V,とフィードバック信号V2との偏差を演算する増
幅器、13aおよび13bは、増幅器12の出力信号V
3の大きさおよび極性に応じて一定振幅の出力信号を発
生する跳躍増幅器、14a′1‐4bは出力トランジス
タであり、このトランジスタ14a,14bに第1図に
おける補助リレー3a,3bが駆動される。
力信号)PVとの偏差V,を演算する増幅器、12は偏
差V,とフィードバック信号V2との偏差を演算する増
幅器、13aおよび13bは、増幅器12の出力信号V
3の大きさおよび極性に応じて一定振幅の出力信号を発
生する跳躍増幅器、14a′1‐4bは出力トランジス
タであり、このトランジスタ14a,14bに第1図に
おける補助リレー3a,3bが駆動される。
また15a,15bはフィードバック信号V2を形成す
るフィードバック回路16を跳躍増幅器13a,13b
の出力信号に応じて駆動するためのスイッチング素子で
ある。次に、第2図に示したパルス幅変調形調節計の動
作について説明する。
るフィードバック回路16を跳躍増幅器13a,13b
の出力信号に応じて駆動するためのスイッチング素子で
ある。次に、第2図に示したパルス幅変調形調節計の動
作について説明する。
増幅器1 1の設定値SVと制御量PVの偏差に応じた
出力信号V,が正であるとすると、最初はフィードバッ
ク信号V2は零であるので、増幅器12の出力信号V3
も正となる。信号V3が正である場合には、跳躍増幅器
13aが動作し、Hレベルの出力信号Voaを発生する
。これに応じて、スイッチング素子15aがオンし、フ
ィードバック回路16に正の一定電圧Eaが加わる。フ
ィードバック回路16が1次遅れ回路であるとすれば、
このフィードバック回路16は1次遅れ回路の時定数に
応じて、時間とともに増加するフィードバック信号V2
を発生する。したがって、増幅器12の出力信号V3は
次第に減少し、V2がV,と等しい大きさになる時点で
V3は零となり、これにより跳躍増幅器13aの出力信
号VQはLレベルに戻り、スイッチング素15aがオフ
される。したがって跳躍増幅器13aのHレベルの出力
信号Voaの継続時間は、設定値SVと制御量PVとの
偏差量V,の大きさに比例し、跳躍増幅器13aからは
正の偏差量V,の大きさに比例したパルス幅を有する出
力パルスが得られる。偏差量V,の極性が負となる場合
は、跳躍増幅器13bが同様に動作し、これより負の偏
差量V,の大きさに比例したパルス幅を有する出力パル
スVのが得られる。しかして、このような一般のパルス
幅変調形調節計であれば、偏差量V.が小さい場合には
、出力パルスのパルス幅がこれに応じて小さくなり、調
節計に接続された操作端の不感応時間よりも小さくなる
ことがある。
出力信号V,が正であるとすると、最初はフィードバッ
ク信号V2は零であるので、増幅器12の出力信号V3
も正となる。信号V3が正である場合には、跳躍増幅器
13aが動作し、Hレベルの出力信号Voaを発生する
。これに応じて、スイッチング素子15aがオンし、フ
ィードバック回路16に正の一定電圧Eaが加わる。フ
ィードバック回路16が1次遅れ回路であるとすれば、
このフィードバック回路16は1次遅れ回路の時定数に
応じて、時間とともに増加するフィードバック信号V2
を発生する。したがって、増幅器12の出力信号V3は
次第に減少し、V2がV,と等しい大きさになる時点で
V3は零となり、これにより跳躍増幅器13aの出力信
号VQはLレベルに戻り、スイッチング素15aがオフ
される。したがって跳躍増幅器13aのHレベルの出力
信号Voaの継続時間は、設定値SVと制御量PVとの
偏差量V,の大きさに比例し、跳躍増幅器13aからは
正の偏差量V,の大きさに比例したパルス幅を有する出
力パルスが得られる。偏差量V,の極性が負となる場合
は、跳躍増幅器13bが同様に動作し、これより負の偏
差量V,の大きさに比例したパルス幅を有する出力パル
スVのが得られる。しかして、このような一般のパルス
幅変調形調節計であれば、偏差量V.が小さい場合には
、出力パルスのパルス幅がこれに応じて小さくなり、調
節計に接続された操作端の不感応時間よりも小さくなる
ことがある。
本発明はこのような操作端の不感応時間にもとづく不都
合を除くために、操作端の不感応時間を補償し、操作端
に不感応帯が発生しないようにしたパルス幅変調形調節
計を得ることを目的とする。
合を除くために、操作端の不感応時間を補償し、操作端
に不感応帯が発生しないようにしたパルス幅変調形調節
計を得ることを目的とする。
本発明は、このような目的の達成のため、冒頭で述べた
種類のパルス幅調節計において、この調節計の出力信号
のパルス幅の下限値が調節計の出力側に接続される操作
端の不感応時間より下回わらないようにするために、前
記跳躍増幅器の出力パルスの発信されている間クロック
パルスを計数して設定計数値に達すると計数出力を発生
する力ゥンタと、このカゥンタの計数出力によって駆動
される定パルス幅パルス発生回路とを設け、このパルス
発生回路の出力パルスの設定時間7を前記操作端の不感
応時間よりも大きく設定し、かつ、前記クロツクパルス
発生器のクロツクパルス周期をTとした際に前記カゥン
タの設定計数値NをN=7/Tにて設定し、そして、前
記パルス発生回路の出力パルスによって前記出力スイッ
チング回路を駆動することにより達成される。
種類のパルス幅調節計において、この調節計の出力信号
のパルス幅の下限値が調節計の出力側に接続される操作
端の不感応時間より下回わらないようにするために、前
記跳躍増幅器の出力パルスの発信されている間クロック
パルスを計数して設定計数値に達すると計数出力を発生
する力ゥンタと、このカゥンタの計数出力によって駆動
される定パルス幅パルス発生回路とを設け、このパルス
発生回路の出力パルスの設定時間7を前記操作端の不感
応時間よりも大きく設定し、かつ、前記クロツクパルス
発生器のクロツクパルス周期をTとした際に前記カゥン
タの設定計数値NをN=7/Tにて設定し、そして、前
記パルス発生回路の出力パルスによって前記出力スイッ
チング回路を駆動することにより達成される。
次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第3図は本発明の一実施例の回路図を示す。
この第3図において、第2図の従来例と同一機能を有す
る部分には同一符号が付されている。従って、重複部分
の説明は省略する。しかして、この第3図において、2
2はクロツクパルス発生器、21aおよび21bはクロ
ックパルス発生器22のクロック出力および跳躍増幅器
13a,13bの出力が与えられるカウンタ、19aお
よび19bはこのカウンタ21aおよび21bによって
それぞれ駆動される単安定マルチパイプレータである。
これらの単安定マルチパイプレータ19a,19b、カ
ウンタ21a,21bおよびクロツクパルス発生器22
は、本発明にしたがって設けた出力パルス幅の下限値を
制限するためのパルス幅制御手段PLを構成する。カウ
ンタ21aおよび21bは入力に与えられる跳躍増幅器
13aおよび13bの出力パルスが加わっている間、ク
ロツクパルス発生器22からのクロックパルスを計数し
、所定計数値に達すると計数出力を発生し、単安定マル
チバイブレーター9aおよび19bを起動するとともに
自己をリセットするように動作する。したがって、カウ
ンタ21a,21bは、入力に加わる跳躍増幅器13a
,13bの出力パルスの継続時間を積算する作用を行な
う。ここで、カウンタ21a,21bの計数設定値Nを
時間↑に相当する値に設定し、単安定マルチパイプレー
タ19a,19bの設定時間を丁に設定したものとする
。
る部分には同一符号が付されている。従って、重複部分
の説明は省略する。しかして、この第3図において、2
2はクロツクパルス発生器、21aおよび21bはクロ
ックパルス発生器22のクロック出力および跳躍増幅器
13a,13bの出力が与えられるカウンタ、19aお
よび19bはこのカウンタ21aおよび21bによって
それぞれ駆動される単安定マルチパイプレータである。
これらの単安定マルチパイプレータ19a,19b、カ
ウンタ21a,21bおよびクロツクパルス発生器22
は、本発明にしたがって設けた出力パルス幅の下限値を
制限するためのパルス幅制御手段PLを構成する。カウ
ンタ21aおよび21bは入力に与えられる跳躍増幅器
13aおよび13bの出力パルスが加わっている間、ク
ロツクパルス発生器22からのクロックパルスを計数し
、所定計数値に達すると計数出力を発生し、単安定マル
チバイブレーター9aおよび19bを起動するとともに
自己をリセットするように動作する。したがって、カウ
ンタ21a,21bは、入力に加わる跳躍増幅器13a
,13bの出力パルスの継続時間を積算する作用を行な
う。ここで、カウンタ21a,21bの計数設定値Nを
時間↑に相当する値に設定し、単安定マルチパイプレー
タ19a,19bの設定時間を丁に設定したものとする
。
その場合に、カウンタ21a,21bの計数設定値Nは
、クロックパルス発生器22のクロックパルス周期をT
とすると、N=丁/Tにて設定される。
、クロックパルス発生器22のクロックパルス周期をT
とすると、N=丁/Tにて設定される。
次に、第4図に基づいて、パルス幅制限回路PLの動作
を説明する。
を説明する。
第4図において、Aはたとえば跳躍増幅器13aの出力
パルスの波形図、Bはクロツクパルス発生器22の出力
クロツクパルスの波形図、Cはたとえばカウンタ21a
の計数状態を説明するための波形図、Dはカゥンタ21
aの計数出力を示す波形図、Eはたとえば単安定マルチ
パイプレータ19aの出力パルスの波形図である。しか
して、跳躍増幅器13aの出力パルスの時間中が、第4
図Aに示すように丁より小さい間は、カウンタ21aは
1個の出力パルスでは設定計数値Nに達しないので、計
数出力は発生しない。しかして、このような出力パルス
が複素個71、丁2、73加わり、その合計のパルス継
続時間が7=71十?2十丁3に達すると、カウンタ2
1aが計数出力Dを発生するので、これにより単安定マ
ルチパイプレータ19aが起動される。このため、単安
定マルチバイブレータ19aから出力トランジスタ14
aに第4図Eに示すように時間幅↑のパルスが与えられ
る。このように、カウンタ21aは跳躍増幅器13aの
出力パルスの持続時間を計時し、その計時時間がクロッ
クパルスを計数設定値Nに達するまで計数するに要する
時間7に等しくなったら、計数出力を発生する。よって
、跳躍増幅器13aの出力パルスの3つの持続時間(丁
1十丁2十丁3)が時間丁に等しくなったら計数出力を
発生し、4つ目のパルスの持続時間74についてはカウ
ンタ21aの蓄積内容として蓄積しておく。そして、次
に5つ目のパルスが与えられたら、その蓄積内容をベー
スとして5つ目のパルス持続時間を計時し始め、計時時
間が時間7になったら計数出力を発生する。このような
動作を繰返して行うことにより、長期的に見た場合には
、単安定マルチバイブレーター9aの出力パルスの時間
幅の合計は、跳躍増幅器21aの出力パルスの時間幅の
合計と等しくなる。このことは、跳躍増幅器13b、カ
ウン夕21b、単安定マルチバイブレータ19bについ
てもあてはまることである。しかして、本発明によれば
、カウンタ21a,21bおよび単安定マルチバイブレ
ータ19a,19bの設定時間7より小さい時間幅のパ
ルスは発生されないので、設定時間7を操作端の不感応
時間より大きく設定すれば、操作端の不感応時間を完全
に補償することができる。
パルスの波形図、Bはクロツクパルス発生器22の出力
クロツクパルスの波形図、Cはたとえばカウンタ21a
の計数状態を説明するための波形図、Dはカゥンタ21
aの計数出力を示す波形図、Eはたとえば単安定マルチ
パイプレータ19aの出力パルスの波形図である。しか
して、跳躍増幅器13aの出力パルスの時間中が、第4
図Aに示すように丁より小さい間は、カウンタ21aは
1個の出力パルスでは設定計数値Nに達しないので、計
数出力は発生しない。しかして、このような出力パルス
が複素個71、丁2、73加わり、その合計のパルス継
続時間が7=71十?2十丁3に達すると、カウンタ2
1aが計数出力Dを発生するので、これにより単安定マ
ルチパイプレータ19aが起動される。このため、単安
定マルチバイブレータ19aから出力トランジスタ14
aに第4図Eに示すように時間幅↑のパルスが与えられ
る。このように、カウンタ21aは跳躍増幅器13aの
出力パルスの持続時間を計時し、その計時時間がクロッ
クパルスを計数設定値Nに達するまで計数するに要する
時間7に等しくなったら、計数出力を発生する。よって
、跳躍増幅器13aの出力パルスの3つの持続時間(丁
1十丁2十丁3)が時間丁に等しくなったら計数出力を
発生し、4つ目のパルスの持続時間74についてはカウ
ンタ21aの蓄積内容として蓄積しておく。そして、次
に5つ目のパルスが与えられたら、その蓄積内容をベー
スとして5つ目のパルス持続時間を計時し始め、計時時
間が時間7になったら計数出力を発生する。このような
動作を繰返して行うことにより、長期的に見た場合には
、単安定マルチバイブレーター9aの出力パルスの時間
幅の合計は、跳躍増幅器21aの出力パルスの時間幅の
合計と等しくなる。このことは、跳躍増幅器13b、カ
ウン夕21b、単安定マルチバイブレータ19bについ
てもあてはまることである。しかして、本発明によれば
、カウンタ21a,21bおよび単安定マルチバイブレ
ータ19a,19bの設定時間7より小さい時間幅のパ
ルスは発生されないので、設定時間7を操作端の不感応
時間より大きく設定すれば、操作端の不感応時間を完全
に補償することができる。
したがって、本発明の調節計によれば、操作端が不感応
時間を有するものであっても、この不感応時間がもとで
残る制御差を除くことができプロセスを良好に制御する
ことができる。
時間を有するものであっても、この不感応時間がもとで
残る制御差を除くことができプロセスを良好に制御する
ことができる。
以上説明したように、本発明のパルス幅変調形調節計に
よれば、操作端の起動時間、機械的ガ夕およびバックラ
ッシュ等にもとづく不感応時間を補償することができる
ので、この調節計を使用することによりプロセス制御系
に操作端の不感応時間にもとづく制御偏差が残るような
ことがなく′なり、プロセス制御系を安定にかつ良好に
制御できるようになる。
よれば、操作端の起動時間、機械的ガ夕およびバックラ
ッシュ等にもとづく不感応時間を補償することができる
ので、この調節計を使用することによりプロセス制御系
に操作端の不感応時間にもとづく制御偏差が残るような
ことがなく′なり、プロセス制御系を安定にかつ良好に
制御できるようになる。
したがって、本発明の実用上の利用価値は大である。
第1図はパルス幅変調形調節計を使用するプロセス制御
系の例を示すブロック構成図、第2図は従来のパルス幅
変調調節計の回路構成図、第3図は本発明の一実施例を
示す回路構成図、第4図は本発明の作用解説に用いる信
号波形図、第5図は操作端電動機の入出力特性図である
。 1:パルス幅変調形調節計、5:酸作電動機、6:弁、
7:プロセス、8:制御量発信器、11,12:増幅器
、13a,13b:跳躍増幅器、15a,15b:スイ
ッチング素子、16:フィードバック回路、19a,1
9b:単安定マルチパイプレータ、21a,21b:力
ウンタ、22:クロツクパルス発生器、PL:パルス幅
制限手段。 多1図 ゲZ図 が3凶 才4楓 夕5凶
系の例を示すブロック構成図、第2図は従来のパルス幅
変調調節計の回路構成図、第3図は本発明の一実施例を
示す回路構成図、第4図は本発明の作用解説に用いる信
号波形図、第5図は操作端電動機の入出力特性図である
。 1:パルス幅変調形調節計、5:酸作電動機、6:弁、
7:プロセス、8:制御量発信器、11,12:増幅器
、13a,13b:跳躍増幅器、15a,15b:スイ
ッチング素子、16:フィードバック回路、19a,1
9b:単安定マルチパイプレータ、21a,21b:力
ウンタ、22:クロツクパルス発生器、PL:パルス幅
制限手段。 多1図 ゲZ図 が3凶 才4楓 夕5凶
Claims (1)
- 1 入力信号と設定値との偏差とフイードバツク信号と
の偏差を演算する増幅器と、この増幅器の出力信号の大
きさに応じて一定振幅の出力信号を発生する跳躍増幅器
と、この跳躍増幅器の出力によつて駆動される出力スイ
ツチング回路と、前記跳躍増幅器に出力の応じて前記フ
イードバツク信号を形成するフイードバツク回路とを備
え、前記入力信号の大きさに比例したパルスの出力信号
を前記出力スイツチング回路から発生するパルス幅変調
形調節計において、この調節計の出力信号のパルス幅の
下限値が調節計の出力側に接続される操作端の不感応時
間より下回らないようにするために、クロツクパルス発
生器と、前記跳躍増幅器の出力パルスの発信されている
間前記クロツクパルス発生器から発生されたクロツクパ
ルスを計数して設定計数値Nに達すると計数出力を発生
すると共に自己リセツトするカウンタと、このカウンタ
の計数出力によつて駆動される定パルス幅パルス発生回
路とを設け、このパルス発生回路の出力パルスの設定時
間γを前記操作端の不感応時間よりも大きく設定し、か
つ、前記クロツクパルス発生器のクロツクパルス周期を
Tとした際に前記カウンタの設定計数値NをN=γ/T
にて設定し、そして、前記パルス発生回路の出力パルス
によつて前記出力スイツチング回路を駆動することを特
徴とするパルス幅変調形調節計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21820282A JPS6023365B2 (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | パルス幅変調形調節計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21820282A JPS6023365B2 (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | パルス幅変調形調節計 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15546976A Division JPS5379177A (en) | 1976-12-23 | 1976-12-23 | Pulse width modulator type adjustor meter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58181101A JPS58181101A (ja) | 1983-10-22 |
JPS6023365B2 true JPS6023365B2 (ja) | 1985-06-07 |
Family
ID=16716216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21820282A Expired JPS6023365B2 (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | パルス幅変調形調節計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023365B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63106801A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-11 | Nec Corp | デイジタル設定器 |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP21820282A patent/JPS6023365B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58181101A (ja) | 1983-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4051421A (en) | Braking mode control for a chopper controlled d-c electric motor | |
JPS6023365B2 (ja) | パルス幅変調形調節計 | |
JPS5541122A (en) | Controller for synchronous motor | |
JPS605361Y2 (ja) | パルス幅変調形調節計 | |
JPS6023364B2 (ja) | パルス幅変調形調節計 | |
JPH08286759A (ja) | 静摩擦を補償するロボット駆動制御方法 | |
JPS61157288A (ja) | サ−ボモ−タ制御装置 | |
JPH08140381A (ja) | モータのサーボ制御方法及びそのサーボ制御装置 | |
JPH10271895A (ja) | モータ駆動装置 | |
JP2001103776A (ja) | モータ回転数制御装置及びモータ回転数制御方法 | |
JPS6132120A (ja) | 位置決め制御方式 | |
JPS60261378A (ja) | 交流モ−タの制御装置 | |
JPS634434B2 (ja) | ||
JP2831751B2 (ja) | 電動機制御装置 | |
JPH07118931B2 (ja) | 直流サーボモータ | |
JP2778709B2 (ja) | インタラプタ式電動機制御装置 | |
KR20040031851A (ko) | 스텝모터 제어장치 | |
JP2663416B2 (ja) | 材料試験機 | |
JPS635438Y2 (ja) | ||
SU1372567A1 (ru) | Вентильный электропривод посто нного тока | |
SU1159140A1 (ru) | Устройство дл релейного регулировани тока электродвигател | |
JPH06195118A (ja) | 定位置停止制御装置 | |
JPH1115531A (ja) | サーボ制御方法およびサーボ制御装置 | |
JP2704424B2 (ja) | 直流ブラシレスモータの速度制御方法 | |
JP2575165B2 (ja) | 直流モータの駆動制御装置 |