JPS6023348B2 - 2色電子写真複写方法 - Google Patents
2色電子写真複写方法Info
- Publication number
- JPS6023348B2 JPS6023348B2 JP52077658A JP7765877A JPS6023348B2 JP S6023348 B2 JPS6023348 B2 JP S6023348B2 JP 52077658 A JP52077658 A JP 52077658A JP 7765877 A JP7765877 A JP 7765877A JP S6023348 B2 JPS6023348 B2 JP S6023348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- light
- photoreceptor
- photoconductive layer
- polarity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2色電子写真複写方法に関するものである。
近来、色彩原稿を自然色で複写する、所謂カラー電子写
真複写方式が実用化されるようになった。しかし、この
カラー電子写真複写方式は、原稿上の色彩画像を色分解
を行なうため、少くとも3回、色分解された原稿像によ
る感光体の露光と、現像とを行なわねばならず、そのた
め、1枚の複写を得るに要する時間が長いという問題が
あり、また、その装置は一般に、複雑な構造となり、大
型化しやすく、コストの面でも、これを低くすることが
むずかしい。
真複写方式が実用化されるようになった。しかし、この
カラー電子写真複写方式は、原稿上の色彩画像を色分解
を行なうため、少くとも3回、色分解された原稿像によ
る感光体の露光と、現像とを行なわねばならず、そのた
め、1枚の複写を得るに要する時間が長いという問題が
あり、また、その装置は一般に、複雑な構造となり、大
型化しやすく、コストの面でも、これを低くすることが
むずかしい。
一方において、複写機が事務用に用いられている限りに
おいて、多色原稿を自然色で複写する必要が生ずること
は稀である。
おいて、多色原稿を自然色で複写する必要が生ずること
は稀である。
しかし、日常の事務処理において、2色原稿の複写を行
なう機会は甚だ多く、これを2色で複写できれば、実用
上極めて便利である。
なう機会は甚だ多く、これを2色で複写できれば、実用
上極めて便利である。
この場合、2色原稿上の画像の色と、複写された画像の
色とは、必らずしも一致する必要はなく、要は、原稿上
の情報画像の、色の異なる部分が、複写上で、異なる色
によって分離区別されれば良いのである。
色とは、必らずしも一致する必要はなく、要は、原稿上
の情報画像の、色の異なる部分が、複写上で、異なる色
によって分離区別されれば良いのである。
従って、このような複写は、カラ−電子写真複写方式に
比して、簡単なプロセスで実施でき、装置の構造も簡単
化しうろことが期待される。このような事情を反映して
、近来、多様な2色電子写真複写方法が提案されている
。
比して、簡単なプロセスで実施でき、装置の構造も簡単
化しうろことが期待される。このような事情を反映して
、近来、多様な2色電子写真複写方法が提案されている
。
日の ・とするところもまた、2色電子写真複写方法の
新規な一方法を提供することに在る。
新規な一方法を提供することに在る。
以下、図面を参照しながら、本発明を説明する。
まず、本明細書中にいう2色原稿を、次のように定義す
る。
る。
すなわち、2色原稿とは、白地に、有彩色Aと、色B(
有彩色もしくは黒色)の情報画像を記載されたものをい
う。ただし、地肌部の白色は、純白に限らず、白っぽい
色という程度に解してよい。第1図は、本発明のプロセ
スを説明図的に示している。
有彩色もしくは黒色)の情報画像を記載されたものをい
う。ただし、地肌部の白色は、純白に限らず、白っぽい
色という程度に解してよい。第1図は、本発明のプロセ
スを説明図的に示している。
図において、符号1は感光体を示しているが、この感光
体1は3層構造であって、導電性支持体11と、この上
設けられた第1の光導電層12と、その上にさらに設け
られた第2の光導電層13とにより構成されている。第
1の光導電層12は、色Bの光に対して感度を有さない
ものと用いる。
体1は3層構造であって、導電性支持体11と、この上
設けられた第1の光導電層12と、その上にさらに設け
られた第2の光導電層13とにより構成されている。第
1の光導電層12は、色Bの光に対して感度を有さない
ものと用いる。
この目的のためには、物性的に、色Bの光に対して感度
を持たない、光導電材料を用いても良いし、光導電層1
2と光導電層13の境界面に、色Bの光を吸収もしくは
反射する、薄膜を設けてもよい。後者の場合は、上記薄
膜を含めて、第1の光導電層と称することにする。この
薄膜は、厚さ1〜3一肌、体積固有抵抗1びo〜1び3
0肌程度のものが好適である。第2の光導電層13は、
色Aの光、色Bの光に対して感度を持たず、且つ、少く
とも色Aの光を透過させるような性質のものを用いる。
ここで、注意すべきことは、色Bが黒色の場合である。
を持たない、光導電材料を用いても良いし、光導電層1
2と光導電層13の境界面に、色Bの光を吸収もしくは
反射する、薄膜を設けてもよい。後者の場合は、上記薄
膜を含めて、第1の光導電層と称することにする。この
薄膜は、厚さ1〜3一肌、体積固有抵抗1びo〜1び3
0肌程度のものが好適である。第2の光導電層13は、
色Aの光、色Bの光に対して感度を持たず、且つ、少く
とも色Aの光を透過させるような性質のものを用いる。
ここで、注意すべきことは、色Bが黒色の場合である。
すなわち、黒色の光なるものは存在しないから、黒色の
光に対する感度なることも無意味であり、従って、上記
第1の光導電層12は、この場合、可視領域にわたって
光感度を有してさしつかえなく、第2の光導電層13は
、色Aの光に対し感度を持たず、少くとも、色Aの光を
透過させるという条件を満足するのみでよい。しかしな
がら、本明細書中においては、色Bが黒色の場合をも含
めて一般に、色Bの光、色Bの光に対する感度、という
語を用いることにする。このようにしても、説明に何の
混乱も生じないことは明らかであろう。ごて、本発明に
よる、電子写真プロセスは、この感光体1を、チャージ
ャー2によって、均一の帯電することにより始まる(第
1図1)、チャ−ジャー2による、この帯電を1次帯電
と称するが、1次帯電の極性は、光導電層13の半導体
としてのタイプにより定まる。
光に対する感度なることも無意味であり、従って、上記
第1の光導電層12は、この場合、可視領域にわたって
光感度を有してさしつかえなく、第2の光導電層13は
、色Aの光に対し感度を持たず、少くとも、色Aの光を
透過させるという条件を満足するのみでよい。しかしな
がら、本明細書中においては、色Bが黒色の場合をも含
めて一般に、色Bの光、色Bの光に対する感度、という
語を用いることにする。このようにしても、説明に何の
混乱も生じないことは明らかであろう。ごて、本発明に
よる、電子写真プロセスは、この感光体1を、チャージ
ャー2によって、均一の帯電することにより始まる(第
1図1)、チャ−ジャー2による、この帯電を1次帯電
と称するが、1次帯電の極性は、光導電層13の半導体
としてのタイプにより定まる。
該例においては、上記極性は負であるとする。なお、こ
の1次帯電は、暗中において行なっても良いが、感光体
1を、色Aの光で均一照射しつつ、行なっても良い。モ
デル的説明にあっては、光照射と同時の1次帯電を行な
う場合の方が理解しやすいと思われるので、ここでは、
色Aの光による均一照射がなされているものとして、説
明を行なう。さて、感光体1を色Aの光で均一照射しつ
つ、導電性支持体11を対向電極として1次帯電を行な
えば、チャージヤー2から付与される負電荷は、光導電
層13の表面を均一に帯電させるが、一方、照射される
色Aの光は、光導電層13に物性的変化を生ぜしめるこ
となく、これを透過し、色Aの光に対しては感度を有す
る光導電層12に吸収され、これを導体化するから、光
導電層12の、光導電層13との境界面には、1次帯電
の極性とは逆極性の正電荷が誘起し、均一に分布する。
の1次帯電は、暗中において行なっても良いが、感光体
1を、色Aの光で均一照射しつつ、行なっても良い。モ
デル的説明にあっては、光照射と同時の1次帯電を行な
う場合の方が理解しやすいと思われるので、ここでは、
色Aの光による均一照射がなされているものとして、説
明を行なう。さて、感光体1を色Aの光で均一照射しつ
つ、導電性支持体11を対向電極として1次帯電を行な
えば、チャージヤー2から付与される負電荷は、光導電
層13の表面を均一に帯電させるが、一方、照射される
色Aの光は、光導電層13に物性的変化を生ぜしめるこ
となく、これを透過し、色Aの光に対しては感度を有す
る光導電層12に吸収され、これを導体化するから、光
導電層12の、光導電層13との境界面には、1次帯電
の極性とは逆極性の正電荷が誘起し、均一に分布する。
もちろん、このとき、感光体1の表面電位は均一であっ
て、負極性である。ついで、第1図ローこ示すように、
1次帯電した感光体1に、原稿の光像を照射しつつ、同
時に、1次帯電と逆極性の2次帯電を、チャージャー3
により施す。
て、負極性である。ついで、第1図ローこ示すように、
1次帯電した感光体1に、原稿の光像を照射しつつ、同
時に、1次帯電と逆極性の2次帯電を、チャージャー3
により施す。
この2次帯電の効果を、上記光像照射において、原稿の
色A部からの光により霧光された感光体部位、および色
B部からの光により露光された部位、白地部からの光に
より露光された部位のそれぞれにおいて考えてみる。
色A部からの光により霧光された感光体部位、および色
B部からの光により露光された部位、白地部からの光に
より露光された部位のそれぞれにおいて考えてみる。
まず、色Aの光により露光された部位における、2次帯
電の効果を考えるに、チャージャー3から付与される正
電荷は、感光体表面の、1次帯電による負電荷を中和し
、ついで上記表面を正に帯電しはじめる。
電の効果を考えるに、チャージャー3から付与される正
電荷は、感光体表面の、1次帯電による負電荷を中和し
、ついで上記表面を正に帯電しはじめる。
このとき、色Aの光は光導電層13を透過して、光導電
層12を導体化しているため、光導重層12における正
電荷は導電性支持体11へ逃散しやすく、このため、最
終的には、感光体表面の、1次帯電による負電荷の相当
部分が正電荷に瞳きかえられることになり、この正電荷
の影響により、感光体表面電位は、この部位において負
極性から正極性へと反転する。次に、色Bの光により露
光された感光体部位における、2次帯電の影響を考える
に、光導電層12,13ともに、色Bの光に対する感度
を持たないから、この部位においては、両光導軍層とも
に絶縁体としてふるまう。
層12を導体化しているため、光導重層12における正
電荷は導電性支持体11へ逃散しやすく、このため、最
終的には、感光体表面の、1次帯電による負電荷の相当
部分が正電荷に瞳きかえられることになり、この正電荷
の影響により、感光体表面電位は、この部位において負
極性から正極性へと反転する。次に、色Bの光により露
光された感光体部位における、2次帯電の影響を考える
に、光導電層12,13ともに、色Bの光に対する感度
を持たないから、この部位においては、両光導軍層とも
に絶縁体としてふるまう。
すなわち、光導電層12における正電荷は移動しない。
チャージャー3から付与される正電荷は、感光体上の負
電荷を中和して、感光体表面を正帯電しようとするが、
ここでは、上記光導電層12における正電気の反発作用
があるため、結果としては、感光体表面の負電荷の一部
が正電荷に置換されるにとどまる。このとき、感光体表
面には、1次帯電による負電荷が相当量残留しているが
、光導電層12における正電荷と、新たに付与された正
電荷との影響により、感光体表面電位は、この部位にお
いても、負極性から正極性へと反転する。一方、白地部
からの光、すなわち白色光で蕗光された部位においては
どうなるかというに、まず、光導電層13が、色A以外
の色の光を吸収して導体化される。
チャージャー3から付与される正電荷は、感光体上の負
電荷を中和して、感光体表面を正帯電しようとするが、
ここでは、上記光導電層12における正電気の反発作用
があるため、結果としては、感光体表面の負電荷の一部
が正電荷に置換されるにとどまる。このとき、感光体表
面には、1次帯電による負電荷が相当量残留しているが
、光導電層12における正電荷と、新たに付与された正
電荷との影響により、感光体表面電位は、この部位にお
いても、負極性から正極性へと反転する。一方、白地部
からの光、すなわち白色光で蕗光された部位においては
どうなるかというに、まず、光導電層13が、色A以外
の色の光を吸収して導体化される。
また光導電層13は少くとも色Aの光を透過させるので
あるから、光導電層12は光導電層13を透過した光を
吸収して導体化される。このようにして両光導電層12
,13ともに導体化するため、1次帯電による負電荷や
、光導電層12における正電荷は中和や散逸により消失
し、チャージャ−3により付与される正電荷も、この部
位において感光体を帯電させることはない。従って、こ
の部位においては、感光体1の表面電位は0となる。次
に、第1図皿こ示すように、光像照射後の感光体1を、
色Aの光で均一照射する。
あるから、光導電層12は光導電層13を透過した光を
吸収して導体化される。このようにして両光導電層12
,13ともに導体化するため、1次帯電による負電荷や
、光導電層12における正電荷は中和や散逸により消失
し、チャージャ−3により付与される正電荷も、この部
位において感光体を帯電させることはない。従って、こ
の部位においては、感光体1の表面電位は0となる。次
に、第1図皿こ示すように、光像照射後の感光体1を、
色Aの光で均一照射する。
すると、光像照射の際、色Aの光で露光された部位にお
いては、光導電層13は絶縁体としてふるまい、光導電
層13表裏の電荷はバランスしているから、この部位に
おいて、電気的変化は略ど生じない。しかるに、色Bの
光で露光された部位においては、光導電層12が導体化
されると、過剰の正電荷が導電性支持体11へ散逸する
ことによって、、光導電層12における正電荷の残りと
、光導重層13表面の電荷とがバランスする。するとこ
れによって、感光体表面に残留する、1次帯電による負
電荷の影響が、感光体表面電位に対して再び支配的とな
り、この部位においては、感光体表面電位は正極性から
負極性へと再度反転する。もちろん、白地部に対応する
部位においては、何ら電気的変化は生じない。すると、
この状態において、色Aに対応する部位において、感光
体表面の電位は正極性であり、色8に対応する部位にお
いて上記同位の極性は負であって、白地部に対応する部
位において0電位である。
いては、光導電層13は絶縁体としてふるまい、光導電
層13表裏の電荷はバランスしているから、この部位に
おいて、電気的変化は略ど生じない。しかるに、色Bの
光で露光された部位においては、光導電層12が導体化
されると、過剰の正電荷が導電性支持体11へ散逸する
ことによって、、光導電層12における正電荷の残りと
、光導重層13表面の電荷とがバランスする。するとこ
れによって、感光体表面に残留する、1次帯電による負
電荷の影響が、感光体表面電位に対して再び支配的とな
り、この部位においては、感光体表面電位は正極性から
負極性へと再度反転する。もちろん、白地部に対応する
部位においては、何ら電気的変化は生じない。すると、
この状態において、色Aに対応する部位において、感光
体表面の電位は正極性であり、色8に対応する部位にお
いて上記同位の極性は負であって、白地部に対応する部
位において0電位である。
かくして、感光体1に原稿の2色情織画像に対応する静
竜潜像が形成された訳である。そこで、第1図Wに示す
ように、色AIに着色され負帯電したトナーT,により
、色A部に対応する静亀潜像部分を可視像化し、色B部
に対応する静亀潜綾部分を、色BIに着色され正帯電し
たトナーT2により可視化すれば、色A,Bにより構成
される2色情報画像が、色AI,BIにより分離区別さ
れて再現される。色AとAI、色BとBIは、もちろん
同色とすることができるが、異色であっても何らさしつ
かえない。また、現像方式で全く任意で良い。あとは、
このようにして得られた可視像を、感光体1に直接定着
するか(感光体1がシート状である場合)、あるいは、
適当な記録シートに転写したのち、この記録シートに定
着すれば良い。
竜潜像が形成された訳である。そこで、第1図Wに示す
ように、色AIに着色され負帯電したトナーT,により
、色A部に対応する静亀潜像部分を可視像化し、色B部
に対応する静亀潜綾部分を、色BIに着色され正帯電し
たトナーT2により可視化すれば、色A,Bにより構成
される2色情報画像が、色AI,BIにより分離区別さ
れて再現される。色AとAI、色BとBIは、もちろん
同色とすることができるが、異色であっても何らさしつ
かえない。また、現像方式で全く任意で良い。あとは、
このようにして得られた可視像を、感光体1に直接定着
するか(感光体1がシート状である場合)、あるいは、
適当な記録シートに転写したのち、この記録シートに定
着すれば良い。
第2図に、本発明による2色電子写真複写プロセスの、
静軍潜像形成にいたる各工程による、感光体表面電位の
変遷を示してある。なお、導電性支持体11と第1の光
導電層12との間に、絶縁層もしくは整流層を介設する
ことによって、感光体を4層構造としても、上記プロセ
スによって、全く同一の結果が得られる。
静軍潜像形成にいたる各工程による、感光体表面電位の
変遷を示してある。なお、導電性支持体11と第1の光
導電層12との間に、絶縁層もしくは整流層を介設する
ことによって、感光体を4層構造としても、上記プロセ
スによって、全く同一の結果が得られる。
ただし、整流層とは、正負いずれか一方の電荷のみを選
択的に通過させうるような性質を有する層である。以下
、具体的な実施例を記する。
択的に通過させうるような性質を有する層である。以下
、具体的な実施例を記する。
実験例 1
導電性支持体としてのアルミニウム板に、純度0.99
99のセレンを、下地温度75o0で、50一の厚さに
真空蒸着して第1の光導電層とし、その上にさらに、樹
脂のモノマー・ユニット0.1モルのモノニトロフルオ
レノンで糟感したブロムパィレン樹脂を10〆の厚さに
コーティングして第2の光導電層として、感光体を構成
した。
99のセレンを、下地温度75o0で、50一の厚さに
真空蒸着して第1の光導電層とし、その上にさらに、樹
脂のモノマー・ユニット0.1モルのモノニトロフルオ
レノンで糟感したブロムパィレン樹脂を10〆の厚さに
コーティングして第2の光導電層として、感光体を構成
した。
第3図は、ブロパィレン樹脂による、第2の光導電層の
、分光感度を示している。このようにして作製された感
光体の表面を、1次帯電により負に帯電させた。
、分光感度を示している。このようにして作製された感
光体の表面を、1次帯電により負に帯電させた。
このとき、チャージャーには、一6.狐Vの放電電圧を
印加した。次に、白色普通紙に、赤インク、赤鉛筆、赤
インクボールペンで赤色情報画像を記入し、黒インク、
黒鉛筆および黒インクボールペンで黒色情報画像を記入
した2色原稿を、白色光で照明し、その反射光を結像レ
ンズ系で感光体上に結像させることにより原稿の光像を
照射しつつ、上記感光体に2次帯電を行った。このとき
チャージャーには、4.班Vの放電電圧を印力0した。
この状態において、感光体の表面電位は、赤色対応部位
において十200V、黒色対応部位において十260V
、白地部対応部位において、略OVとなつた。
印加した。次に、白色普通紙に、赤インク、赤鉛筆、赤
インクボールペンで赤色情報画像を記入し、黒インク、
黒鉛筆および黒インクボールペンで黒色情報画像を記入
した2色原稿を、白色光で照明し、その反射光を結像レ
ンズ系で感光体上に結像させることにより原稿の光像を
照射しつつ、上記感光体に2次帯電を行った。このとき
チャージャーには、4.班Vの放電電圧を印力0した。
この状態において、感光体の表面電位は、赤色対応部位
において十200V、黒色対応部位において十260V
、白地部対応部位において、略OVとなつた。
次いで、上記感光体に対し、lOWの赤色蛍光灯による
均一照射を行った結果、感光体表面電位の分布は、赤色
対応部位において十200V、黒色対応部位において−
550V、白地対応部位においてOVとなった。
均一照射を行った結果、感光体表面電位の分布は、赤色
対応部位において十200V、黒色対応部位において−
550V、白地対応部位においてOVとなった。
このようにして形成された静電潜像を、正帯電した黒色
トナーと、負帯電した赤色トナーとを混合して、分散媒
中に分散させた現像液により可視化し、得られた可視像
を記録シート上に転写・定着したところ、明度の高い、
涙色のない、鮮明な赤・黒2色像が得られた。
トナーと、負帯電した赤色トナーとを混合して、分散媒
中に分散させた現像液により可視化し、得られた可視像
を記録シート上に転写・定着したところ、明度の高い、
涙色のない、鮮明な赤・黒2色像が得られた。
実験例 2
上記実験例1における、第2の光導電層に替えて、Cu
をドープしたCdS(二光社製)をシリコーン樹脂KR
251(信越化学製)に分散したものを用い、1次帯電
、2次帯電、およびトナーの極性を逆転して、上記実験
例1と同一条件で実験を行ったところ、実験例1におけ
ると同様の結果が得られた。
をドープしたCdS(二光社製)をシリコーン樹脂KR
251(信越化学製)に分散したものを用い、1次帯電
、2次帯電、およびトナーの極性を逆転して、上記実験
例1と同一条件で実験を行ったところ、実験例1におけ
ると同様の結果が得られた。
第4図に、本発明を実施するための装置の1例を示す。
ただし、繁雑を避けるべく、混同のおそれのないものに
ついては、第1図におけると同一の符号を用いているこ
とを付記しておく。図において、符号4は露光光学系、
符号5は、光照射用ランプ、符号6は現像装置、符号7
はプレチャージャー、符号8は記録シート、符号9は転
写チャージャー、符号10は除電チャージャー、符号2
川まクリーニング装置、符号30は除亀ランプをそれぞ
れ示している。
ついては、第1図におけると同一の符号を用いているこ
とを付記しておく。図において、符号4は露光光学系、
符号5は、光照射用ランプ、符号6は現像装置、符号7
はプレチャージャー、符号8は記録シート、符号9は転
写チャージャー、符号10は除電チャージャー、符号2
川まクリーニング装置、符号30は除亀ランプをそれぞ
れ示している。
感光体1は、ドラム状に形成されており、矢印方向へ回
動可能である。
動可能である。
複写プロセスは、感光体1を矢印方向へ回動させつつ、
複写プロセスに従って各部を順次作動させることにより
行なわれる。すなわち、感光体1の、回動により移動す
る周面はチャージヤー2により均一に1次帯電され、1
次帯電された上記周面には、露光光学系4による光像照
射と、チャージャ−3による2次帯電とが同時に行なわ
れる。
複写プロセスに従って各部を順次作動させることにより
行なわれる。すなわち、感光体1の、回動により移動す
る周面はチャージヤー2により均一に1次帯電され、1
次帯電された上記周面には、露光光学系4による光像照
射と、チャージャ−3による2次帯電とが同時に行なわ
れる。
次いで、色Aの光を発光する光照射用ランプ5により、
上記周面が均一に照射されると、感光体1に静亀潜像が
形成される。
上記周面が均一に照射されると、感光体1に静亀潜像が
形成される。
この静露潜像は、現像装置6において、可視像化される
。該例においては、現像剤Dとして、互いに異なる色A
I,BIに着色され、摩擦帯電系列上互いに逆極性に摩
擦帯電する2種の磁性トナーの混合系を用いる。感光体
1の周面上に形成されたトナー可視像は、転写に先だっ
て、プレチヤージャー7により同一極性に帯電されなお
されたのち、転写チャージャ−9により、記録シート8
上に転写され、図示されない定着装置により、記録シー
ト8上へ定着される。トナー可視像転写後の感光体1は
、除電チャージヤー10、除軍ランプ30により除電さ
れる間に、クリーニング装置20‘こよりクリーニング
される。
。該例においては、現像剤Dとして、互いに異なる色A
I,BIに着色され、摩擦帯電系列上互いに逆極性に摩
擦帯電する2種の磁性トナーの混合系を用いる。感光体
1の周面上に形成されたトナー可視像は、転写に先だっ
て、プレチヤージャー7により同一極性に帯電されなお
されたのち、転写チャージャ−9により、記録シート8
上に転写され、図示されない定着装置により、記録シー
ト8上へ定着される。トナー可視像転写後の感光体1は
、除電チャージヤー10、除軍ランプ30により除電さ
れる間に、クリーニング装置20‘こよりクリーニング
される。
以上が、該装置の作動の概略である。
以上、本発明によれば、簡単な装置で実施でき、温色の
ない良好な2色複写が可能な、2色電子写真複写方法を
提供できる。
ない良好な2色複写が可能な、2色電子写真複写方法を
提供できる。
第1図乃至第3図は、本発明を説明するための図、第4
図は、本発明を実施するための装置の1例を要部のみ略
示する正面図である。 1・・・・・・感光体、11・・・…導電性支持体、1
2・・・・・・第1の光導電層、13…・・・第2の光
導電層、2・・・・・・1次帯電用のチャージャー、3
・・・・・・2次帯電用のチャージヤー、T,,T2・
・・・・・トナー。 猪イ図俗2図 俗5図 係4図
図は、本発明を実施するための装置の1例を要部のみ略
示する正面図である。 1・・・・・・感光体、11・・・…導電性支持体、1
2・・・・・・第1の光導電層、13…・・・第2の光
導電層、2・・・・・・1次帯電用のチャージャー、3
・・・・・・2次帯電用のチャージヤー、T,,T2・
・・・・・トナー。 猪イ図俗2図 俗5図 係4図
Claims (1)
- 1 白地に、有彩色Aと色B(有彩色もしくは黒)の情
報画像を有する原稿の、上記情報画像を色ちがいで再現
する複写方法であつて、導電性支持体と、この導電性支
持体上に直接、または、絶縁層もしくは整流層を介して
積層され、色Bの光に対して感度を持たない第1の光導
電層と、この第1の光導電層上に積層され、色Aの光、
色Bの光に対して感度をもたず、少くとも色Aの光を透
過させる第2の光導電層とにより構成される感光体の表
面を、暗中にて、もしくは色Aの光により均一露光しつ
つ、所定の極性に1次帯電させ、次いで、原稿の光像を
照射しつつ、感光体表面に、第1次帯電と逆極性の2次
帯電を行ない、感光体表面における表面電位の極性を、
色Aに対応する部位および色Bに対応する部位で反転せ
しめ、白地部に対応する部位においては略0電位とし、
次いで色Aの光により感光体を均一照射して、上記色B
に対応する部位における感光体表面電位の極性を再度反
転せしめることにより、白地部に対応する部位における
表面電位が略0で、色Aに対応する部位における表面電
位と色Bに対応する部位における表面電位とが互いに逆
極性である静電潜像を形成し、この静電潜像を色A1,
B1に着色され、互いに逆極性に帯電した2種のトナー
により可視化することを特徴とする、2色電子写真複写
方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52077658A JPS6023348B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 2色電子写真複写方法 |
US05/912,273 US4250239A (en) | 1977-06-09 | 1978-06-05 | Color electrostatographic process and material |
DE2825385A DE2825385C3 (de) | 1977-06-09 | 1978-06-09 | Elektrophotographisches Verfahren zur Herstellung von zweifarbigen Aufzeichnungen |
DE19822857807 DE2857807C2 (de) | 1977-06-09 | 1982-07-08 | Elektrophotographisches Verfahren zur Herstellung von zweifarbigen Aufzeichnungen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52077658A JPS6023348B2 (ja) | 1977-06-29 | 1977-06-29 | 2色電子写真複写方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5412739A JPS5412739A (en) | 1979-01-30 |
JPS6023348B2 true JPS6023348B2 (ja) | 1985-06-07 |
Family
ID=13639970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52077658A Expired JPS6023348B2 (ja) | 1977-06-09 | 1977-06-29 | 2色電子写真複写方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023348B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6314107B2 (ja) * | 1984-05-10 | 1988-03-29 | Gunze Kk |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5622443A (en) * | 1979-07-31 | 1981-03-03 | Ricoh Co Ltd | Latent image forming method |
JPS63248530A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-14 | Nippon Concrete Ind Co Ltd | コンクリートポール用鉄筋篭の製造方法および装置 |
US5078574A (en) * | 1990-11-19 | 1992-01-07 | Olsen George D | Device for minimizing room temperature gradients |
-
1977
- 1977-06-29 JP JP52077658A patent/JPS6023348B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6314107B2 (ja) * | 1984-05-10 | 1988-03-29 | Gunze Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5412739A (en) | 1979-01-30 |
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