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JPS60232058A - チヨコレ−ト - Google Patents

チヨコレ−ト

Info

Publication number
JPS60232058A
JPS60232058A JP59087471A JP8747184A JPS60232058A JP S60232058 A JPS60232058 A JP S60232058A JP 59087471 A JP59087471 A JP 59087471A JP 8747184 A JP8747184 A JP 8747184A JP S60232058 A JPS60232058 A JP S60232058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chocolate
sweetener
starch syrup
reduced maltose
powdered reduced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59087471A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hizaki
樋崎 繁
Yasuo Kurata
倉田 泰夫
Takashi Kubo
高志 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEBO SHOKUHIN KK
Kracie Foods Ltd
Original Assignee
KANEBO SHOKUHIN KK
Kanebo Foods Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANEBO SHOKUHIN KK, Kanebo Foods Ltd filed Critical KANEBO SHOKUHIN KK
Priority to JP59087471A priority Critical patent/JPS60232058A/ja
Publication of JPS60232058A publication Critical patent/JPS60232058A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、喫食しても虫歯を生じさせることがなく、
かつ砂糖のような鋭角的な甘味ではなく、まろやかな甘
味を有するチョコレートに関するものである。
〔背景技術〕
一般に、チョコレートの甘味料としては蔗糖が用いられ
てきている。しかしながら、蔗糖を甘味料として用いる
とつぎのような欠点が生じるため、蔗糖に変わる甘味料
の使用が検討されだしてきている。すなわち、蔗糖は、
日中の微生物の作用により分解されて虫歯生成物質とな
るため、虫歯の発生原因となる。また、蔗糖は甘味が鋭
角的であるため、まろやかな甘味をだしにくく、したが
って、刺激が強くなりすぎる。また蔗糖をとりすぎると
種々の病気を誘発しやすい。そこで蔗糖に代えて無水結
晶ブドウ糖を用いたチョコレートの製造法が特公昭58
−31177号公報に開示されている。無水結晶ブドウ
糖は砂糖のような鋭角的な甘味ではなくまろやかな甘味
を有するため、まろやかな甘味をチョコレートに付与す
ることができる。しかしながら、無水結晶ブドウ糖もや
はり口中の微生物の作用を受けて虫歯発生物質に変化す
るため、虫歯の発生を防ぐという目的を達成することが
できない。また、蔗糖に代えて蔗糖とマルトースを併用
したチョコレートの製造法が特公昭58−26303号
公報に開示されている。
このように蔗糖とマルトースを併用すると、まろやかな
甘味をチョコレートに付与することができる。しかしな
がら、蔗糖は前記のように虫歯発生物質に変わるもので
あり、またマルトースも微生物の作用を受けて虫歯発生
物質に変わるため、虫歯防止の目的を、達成することが
できない。
ところで、粉末還元麦芽糖水飴(マルチトール)は、蔗
糖のような鋭角的な甘味ではなくまろやかな甘味を有し
、しかも口中の微生物により虫歯発生物質に変化しない
ことが従来からよく知られている。したがって、蔗糖番
二代えて上記粉末還元麦芽糖水飴を使用すれば、蔗糖使
用による前記のような弊害を排除することができる。し
かしながら、チョコレートにおいては蔗糖がチョコレー
ト全体の30〜60重量%(以下「%」と略す)を占め
ており、この蔗糖が現わす甘味量を粉末還元麦芽糖水飴
によって発現させようとすれば、粉末還元麦芽糖水飴を
35〜70%使用しなければならなくなる。ところがこ
のような大量の粉末還元麦芽糖水飴を使用すると製造工
程中においてチョコレートに小石状または砂状の塊(こ
れは「グリッド」と呼ばれている)が無数に発生して操
業ができなくなる。この現象は、粉末還元麦芽糖水飴の
使用量を大幅に低減すれば少なくなるが、皆無になる訳
ではなく、粉末還元麦芽糖水飴を使用する限り現われる
。すなわち、チョコレートの製造では各原料を混合し、
微粒化するためにレファイナーを通し、その後、ビター
チョコレート等に微量混在している好ましくない臭等を
飛散させ各粒子を均質化するために、コンチングを行う
が、このコンチェ内で、粉末還元麦芽糖水飴を配合した
チョコレートは前記のようにグリッドが無数に発生する
のであり、操業ができなくなる。これを強制的に操業し
ても、得られる製品にはチョコレート本来のなめらかさ
が全くなく、小石や砂の入ったようなきめのあらいざら
つきのある状態になり、そのざらつきが風味にも悪影響
を及ぼす。したがって、粉末還元麦芽糖水飴を用いてチ
ョコレートを製造するということは実際上不可能視され
ているのが実情である。
〔発明の目的〕
この発明は、上記のような事情に鑑みなされたもので、
まろやかな甘味を有し、虫歯の発生原因となることがな
く、しかも通常操業で製造しうるチョコレートの提供を
目的とするものである。
〔発明の開示〕
上記の目的を達成するため、この発明のチョコレートは
、蔗糖の少なくとも一部に代えて、下記の甘味料(A)
および(B)を配合するものである。
(A)粉末還元麦芽糖水飴 (B)ラクトース、マルトースおよびマンニットからな
る群から選ばれた少なくとも一つの甘味料 すなわち、本発明者らは、粉末還元麦芽糖水飴を使用し
た場合における上記のようなグリッドの発生を防止する
ために一連の研究を重ねた結果、グリッド分と正常のチ
ョコレート部分との分析比較ではグリッド分には糖類、
水分が多く脂肪分が少ないこと、そしてこの糖類の多く
はカラメル化していることを見いだした。これはコンチ
ェを通す際に、糖類に熱と攪拌時の力とが加わり糖がカ
ラメル化するものと考えられる。そこで本発明者らはこ
のような糖類のカラメル化を防止するためにさらに研究
を重ねた結果、粉末還元麦芽糖水飴を単独で使用するの
ではな(、粉末還元麦芽糖水飴と、ラクトース、マルト
ース、マンニットの1種もしくは2種以上とを併用する
とグリッドの発生が防止されるようになることを見いだ
した。この場合、グリッドの発生防止効果は粉末還元麦
芽糖水飴と、ラクトース、マルトース、マンニットの1
種もしくは2種以上とを併用することにより始めて得ら
れるものであり、粉末還元麦芽糖水飴と上記の糖以外の
糖、例えばブドウ糖、果糖等を併用しても上記のような
効果は得られない。ラクトース、マルトース、マンニッ
トの1種もしくは2種以上(以下「甘味料(B)」と略
す)と、粉末還元麦芽糖水飴との併用により始めて前記
のような効果が得られるのである。
上記のように、甘味料(B)と粉末還元麦芽糖水飴とを
併用することによりグリッドの発生が防止される機構に
ついては明らかではないが、甘味料(B)と粉末還元麦
芽糖水飴とを併用すると粉末還元麦芽糖水飴が甘味料(
B)によってチョコレート生地中に均一分散するように
なるため、コンチェ内で加熱攪拌を受けてもグリッドが
発生しなくなるものと考えられる。
このように、粉末還元麦芽糖水飴と甘味料(B)とを併
用する場合において、粉末還元麦芽糖水飴と甘味料(B
)との合計配合量は、それらの合計がチョコレート生地
全体の30〜70%を占めるように設定することが好ま
しく、最も好ましいのは35〜60%の範囲内である。
そして、そのうちの粉末還元麦芽糖水飴の配合量は、1
0〜40%の範囲内に設定することが好ましく、最も好
ましいのは20〜35%の範囲内である。甘味料<B)
の配合量は、甘味料(B)が粉末還元麦芽糖水飴の配合
量の30〜100%になるように設定することが好まし
い。
粉末還元麦芽糖水飴と甘味料(B)との合計配合量がチ
ョコレート生地全体の30〜70%の範囲を下まわると
甘味度が不足するようになり、逆に上記範囲を上まわる
と甘味が強くなりすぎそれによって風味が悪くなるとい
う傾向がみられる。
また粉末還元麦芽糖水飴の配合量が10〜40%の範囲
を下まわると粉末還元麦芽糖水飴の使用による特徴が失
われるようになり、逆に上記範囲を上まわるとグリッド
が発生しやすくなるという傾向がみられる。また、甘味
料(B)の配合量が、粉末還元麦芽糖水飴に対し30〜
100%の範囲を下まわると、グリッド発生防止効果が
低くなり、逆に上記範囲を上まわると甘味の質が悪くな
り、風味が悪化する傾向がみられる。
なお、上記のような粉末還元麦芽糖水飴と甘味料(B)
の使用だけでは甘味の質および甘味の度合が不充分なと
きには、チョコレートに通常使用されている甘味料、例
えば蔗糖、ソルビット、ブドウ糖等を適宜に配合しても
よいのである。
この発明に用いる前記粉末還元麦芽糖水飴は、澱粉から
生成した液化澱粉に麦芽酵素を作用させたのち、水素添
加結晶化して得られるものであり、還元麦芽糖の含有量
が通常85%以上になっている。また前記ラクトース、
マルトース、マンニットは一般に食品用甘味料として広
く使用されているものである。
この発明のチョコレートは、上記の原料を用い、例えば
つぎのようにして製造される。すなわち、カカオビター
、カカオ脂、全脂粉乳等、通常のチョコレートにおいて
使用されている原料と、粉末還元麦芽糖水飴および甘味
料(B)をニーグー中において50℃前後の温度で混合
してチョコレート生地をつくる。ついで得られたチョコ
レート生地を、5本ローラのレファイナーにかけて摩砕
し、続いて約60℃に加温されたコンチェへ徐々に投入
し、レシチンを添加したのちコンチングを行い、香料を
添加して均質化する。つぎに、テンパリングを施したの
ち冷却成形固化する。このようにしてチョコレートが得
られる。得られたチョコレートは、包装工程を経由して
最終製品となる。
〔発明の効果〕
このように、この発明のチョコレートは、通常用いられ
ているチョコレート設備を何ら変更することなく製造し
うるちのであり、しかも甘味料として、まろやかな甘味
を有し虫歯発生物質に変わることのない粉末還元麦芽糖
水飴を用いているため、甘味がまろやかであって、虫歯
の発生原因となることがない。そのうえ、砂糖の過剰摂
取による病気の誘発原因となるということもなく、健康
状態の悪化をもたらすことがないのである。したがって
、継続摂取しても砂糖を甘味料としたチョコレート摂取
時のような弊害を何ら生じない。
なお、上記の製造例では粉末還元麦芽糖水飴と甘味料(
B)とをニーグーに同時に入れて混合しているが予め両
者を混合粉砕して用いるようにしてもよいことはいうま
でもない。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〕 カカオビター30重量部(以下「部」と略す)、カカオ
脂5部、全脂粉乳20部、粉末還元麦芽糖水飴30部お
よびマルトース15部を、ニーダ−に入れてチョコレー
ト生地化した。そして、得られたチョコレート生地を5
本ローラのレファイナーにかけて約25μの微粒子化し
、ついで約60℃に加温されたコンチェへ徐々に投入し
、レシチン0.3部を添加し約18時間コンチングを行
った。そして、バニリン0.05部とチョコレート香料
0.1部を添加し、充分均質化したのち、テンパリング
を施し、ついでモールドに入れて冷却成形固化しチョコ
レートを得た。
〔比較例1〕 実施例1のマルトースに代えて蔗糖粉末を用いた。それ
以外は実施例1と同様にしてチョコレートを得た。
〔比較例2〕 マルトースを用いず粉末還元麦芽糖水飴のみを45部用
いた。それ以外は実施例1と同様にしてチョコレートを
得た。
〔実施例2〕 マルトースに代えてラクトースを用いた。それ以外は実
施例1と同様にしてチョコレートを得た。
〔実施例3〕 マルトースに代えてマンニットを用いた。それ以外は実
施例1と同様にしてチョコレートを得た。
〔実施例4.5,6) 糖類の配合のみを第1表に示すように代えた。
それ以外は実施例1と同様にしてチョコレートを得た。
(以下余白) 芽−一り一表 以上のようにして得られた実施例および比較例のチョコ
レートについてグリッドの有無をみるとともにパネルテ
ストを行ってその風味を見た。その結果は第2表のとお
りであり、実施例で得られたチョコレートはいずれも甘
味の質が良くてまろやかな甘味を有しており、しかもざ
らつきの全くない優れた製品であることがわかる。これ
に対して比較例1および2で得られたチョコレートは、
グリッドが無数に発生し、操業が極めて困難であるとと
もに、喫食に際して非常にざらつきが感じられ、商品価
値の全くないものであった。
特許出願人 カネボウ食品株式会社 代理人 弁理士 西 藤 征 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11 蔗糖の少なくとも一部に代えて、下記の甘味料
    (A)および(B)が配合されていることを特徴とする
    チョコレート。 (A)粉末還元麦芽糖水飴 (B)ラクトース、マルトースおよびマンニットからな
    る群から選ばれた少なくとも一つの甘味料 (2)上記甘味料(A)が、全体の10〜40重量%を
    占めるように配合され、甘味料(B)が甘味料(A)の
    配合量の30〜100重量%になるように配合されてい
    る特許請求の範囲第1項記載のチョコレート。
JP59087471A 1984-04-27 1984-04-27 チヨコレ−ト Pending JPS60232058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59087471A JPS60232058A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 チヨコレ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59087471A JPS60232058A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 チヨコレ−ト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60232058A true JPS60232058A (ja) 1985-11-18

Family

ID=13915820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59087471A Pending JPS60232058A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 チヨコレ−ト

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JP (1) JPS60232058A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62143638A (ja) * 1985-12-13 1987-06-26 Fuji Oil Co Ltd 焼菓子の製造法
US5709903A (en) * 1992-10-30 1998-01-20 Derry, Inc. Reduced fat confectionery products and process
US7867544B2 (en) 2004-07-12 2011-01-11 Archer Daniels Midland Company Food compositions and related methods
JP2017018096A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 サンスター株式会社 低カロリーチョコレート組成物

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